- 392 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/22(月) 23:57:35 ID:/BnrZ5bA0
――在りし日のおもひで
__ -――-
／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヾﾉ
／.::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::::::::::＼
ｰ=彡.:::::::::::::／:::::／／)/ }从:::::::::::.
//.::／／//／／ ／ 八j:::::::::.
//.:/:://'-―- ､ ） （ ,／⌒ヽ从j:::::}
ｲ / :::/j x====ミ〈 〉彡===x }::::: {
И:::::「 （ : : f;j: : q} {p: :f;j : : )j:::}: ﾄ わあすごい！
八从 ｀¨¨¨¨´/ ',｀¨¨¨¨´ }厶ﾘ
{'＾ .ゞ ／ ｀^ ^´ー- ､ ⌒Y 義姉さんがイチャモンつけてきた帝愛の下部組織ぶっ飛ばしたら、
'. ﾞ.、 r ‐───┐ しﾉ
ヽﾊ Ｖ´￣￣｀Ｖ .ﾊ,r' 地形が変わっちゃった！
八 ﾞｉ .' 八
ﾉ|＼ ｀ 二 ´ ／|(,
r┤ ｀ヽ ,r'´ ├r
r=≧x､、 ￣ ￣ ,.､x≦=r
若き日のゲンドウ
､,,,_ ﾞi, ﾞi ;/ i'ヽ, / ヽ
ﾆ､'ﾞ'ヾ､ |//,r''ﾞ｀'i, .!. ｀! ./ /
ﾉ ｀ﾞ''ｰ 'ﾞ ﾞヽ､_ l l, ,/ /
／ ﾉ ｀ﾞﾞl, l, ,/ ./
/（ .ノ , i , i l, iﾉ. 'ﾞ｀l-､
ﾞi､｀'ー'ﾞ´ ／./ /| .ﾄ、 .|, ＼ ヽj' _,,,､;ｫ .| .!
｀ﾞﾞﾞﾌ´ /, .l /-ﾞl, .!.ヽ,‐''iヽ、 ヽ, L ＿,,（ﾞ' ./.,ｨﾞ
／ /ｲ ./!'"!,,. ヽ、ﾞi,, ＼,ヽ,.＼.／｀ﾞ. ｀ ,ニ.ヽ'v'ﾞ l 再開発が捗るよ！
/ /lﾞ /. 〉.|.r､' ヽゝ ﾞ'ヽゝi'ﾞ ＿,, -､- ,､-_,,ｲﾞ
.〈 i | ﾞ'ﾒ-/ﾞ'!i il, /r=v'ノﾞT'i, l,ﾞ''‐i:ィﾞ _,,, |ﾞヽ､-――-､ やったねゲンちゃん！
ﾞi .| .| '十''l, .ﾞﾄ'ﾞ| ., '´ ｀ヾ.K.ﾞl .|ﾞ'i,.|,ノ‐i /_ ﾞヽ､,,__ノ
.| i, .! .|'ﾞ´ﾞ.､,,ジﾞ ﾞ'_,,､-‐. |-:| iﾞ''ﾞl//::::｀ヾ ｀!｀ヽ,
l .iヽ, ﾄ､ L|. ´ F-‐'''´| .／ j;ハ:/::::::;r;;ﾆ:＼, | .ﾞﾄ､
, l､. l,ﾉヾVヽ,ﾞi,ヽ,, ヽ, ,l ／ ヽ､,,,,ノ/;rシ''ﾞ::::::::／ﾞiヽ-―,,.ｨ / ＼
,ｲヾ'''''''''''ヽゞﾞﾞﾞﾞi, .ノ::｀ﾞ'ヽ､,,ヽ､ﾉ,／|::::::::::::::／:ﾞ´:::::::::::／ .／｀ゞﾞ´_,,､--ﾞ ＼
/ .l,/'ﾞヾ;､;:::::::::::::::::｀ﾞﾞﾞ´:::::::::::::::l,.＞‐''r-,l;:::::::／:::::::::::::;r''´_,／:::／ ｀ ＼,. ノ
l,. / /::ヾ;‐-､;:::::::::::::::::::::::::::i:::j | .| .ﾘ::/:::ノﾞ'''''''ﾞ´_,､r'ﾞ:::::／| ,､-''ﾞ´
>L,､ﾉ‐''ﾞ´.｀ﾞヾ二'''''''''ヽ;:::::::ﾚiﾞ,r‐-､jﾞ ﾚﾞ;;:/ﾞ'''''7'7ﾞ´::::::::::;ｲ i、 _,,､-'´
ヤンチャ時代のリナさん（当社比２００％増し）
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
┃ ┃
┃ やる実のスチャラカ冒険者生活 第６話（後編） ┃
┃ ┃
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
- 393 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/22(月) 23:58:13 ID:/BnrZ5bA0
――夕方、シロウ邸
[]ﾆ立ﾆﾆ立ﾆﾆ立ﾆﾆ立ﾆﾆ立ﾆﾆ立ﾆﾆ立ﾆ[]
／ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ＼
ｒzzz_ｒzzz_ｒzzz_ｒzzz┐ ／ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼ ┌zzz_ｒzzz_ｒzzz_ｒzzz_ｒｚｚｚ
||‐─||‐─||‐─||‐─|／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼ ||‐─||‐─||‐─||‐─||‐─
d‐─d‐─d‐─d‐─V二二ﾌ二二二ﾌ二二二ﾌ二二二ﾌ二二二ﾌ二二二ﾌ二二ﾌ;d‐─d‐─d‐─d‐─d‐─
￣￣ ||￣ ￣￣ ￣;| |￣| ￣| ￣|￣￣|￣| ￣| ￣|￣| ￣| ￣|￣ |￣| |￣|￣|￣| ￣￣ ￣ ||￣￣￣￣||￣
|| |_|＿|＿_|＿_|＿＿|＿|＿_|＿_|＿|＿_|＿_|＿_|＿|_|＿|＿|＿| || ||
＿＿|| ＿＿＿＿_;|| ｒzzzzzzｚｚ |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ |||| ||;;＿＿＿＿||＿＿＿＿||＿
ΠΠΠΠΠΠΠΠ|| || ;;; ;;;;;;; ||| |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ ||||ﾆﾆﾆﾆﾆｌl; ||ΠΠΠΠΠΠΠΠΠΠ
ヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ;;ゞ ;;||| |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ ||||;;;;;|;;;;;|;;;;|| ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ
; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ;;||| |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ ||||;;;;;|;;;;;|;;;;|| ヾ; ;ゞ |￣| ヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞ
ヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞ;;||| |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ ||||;;;;;|;;;;;|;;;;|| ; ;ゞヾ | ll | ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ
; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ;;;;ゞヾ ||| |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ ||||;;;;;|;;;;;|;;;;|| ヾ; ;ゞ | li | ヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞ
ヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞ;;||| |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ ||||;;;;;|;;;;;|;;;;|| ; ;ゞヾ | il | ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ
; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ;;||| |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ ||||;;;;;|;;;;;|;;;;|| ヾ; ;ゞ | ll | ヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞヾ; ;ゞ
从 从 从 从 从 从 从 从;;||| |||| ｜｜｜ || ｜｜｜ ||||;;;;;|;;;;;|;;;;|| ;;从 | li | 从 从从 从 从|
Ｘ⌒Ｘ⌒Ｘ⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ||| |||| ￣￣￣ || ￣￣￣ ||||;;;;;|;;;;;|;;;;|| Ｘ⌒Ｘ⌒Ｘ⌒Ｘ⌒Ｘ⌒Ｘ⌒Ｘ⌒Ｘ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣- 394 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/22(月) 23:58:42 ID:35Xun9ro0
- リナさん歳とってな・・・い、イエ ナンデモアリマセン（ｶｸｶｸ
- 395 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/22(月) 23:58:57 ID:/BnrZ5bA0
――報告会。
＜￣｀ヽ
. ｀ヽ !_.... -─- .._
, -一, 、｀''ヽ,,_, へ
／ ／ ／ﾊ i ､i ヽ ＼ ﾞi
／ / / ハ ! 、 ﾞ| ! ヽ人
/ 〃 ,.ィ´/ 小ｘ.、 ｜! ∥ ﾞ､ 冫
i /i ｋ=ﾚ 弌ヽ､＼ | i ｜ レ'、
Ｖ ！ 芹j 乍≡气､`| ! |＿ -─ i }
/ ∨ﾋﾝ ！しﾞ ﾉ 〉| ! |-─ ´ /_ノ ……驚いた。
/ ﾉｒ｀ ┴─''´ | ! iへ_ ／ /´!
,' , { u | i | /,彡 ／__｣ リナってば、そんな計画立てていたんですか。
i / ﾊ i ⌒ヽ | i ト'彡／ ´/
｜i 人 ヽ 丿 ｲ i /／:::::＼´
卜 i ヽ _ /, ﾘ'::::::::::::::::::ヽ
,ﾊ ! ｀一 7´1r‐ /,' ノ'¨｀ヾ:::::::r､::::::',
ヽゝ'⌒''ｰ∠ｲ::::ﾍ ' '"´ ヾ:::｣ ｀一′
/, ／::::::ﾉr:::ﾍヽ ／￣｀＼
! i ぐ:::::／ |::::::::ヽ＼／ ｀ヽ
|, l / 〈:::/ ﾄ:::::r┘ / |
/！ﾉ V !＿｣ ﾞ,,! ! ｲ
／ 冫 ヽ / ./
. / / ￣ヽ、.. ヽ ./ ヾ ./
/ ./ / ゝﾐ- 、ヽ / ,／￣ｿ
./ , - 、 l 〈 rjふヾヾ冫 〉 レ'rfﾐｿ ヽ /
. ／/ / ヽ ソ ヽ弋うソ_, 、弋.ソ / /
/ l ﾊ. , ｀´ l
.| .| / U , l
.レ'リヽ ヽ__ヽ / ﾑ
| ﾍ、 / リンはともかく、サクラやガウリィは納得しているのか？
.| Y ﾊ , -===、 /
. ヽ . | ﾊ ' ----- ' /
ヽ人 .| ヘ ｲ
.ヽ| .∧ ＼ / .|
ﾘ ∧. ヘ / |
| ∧ ヽ ---__' ---＝＝──┐
┌ '￣￣￣￣￣| | | .│- 396 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:00:02 ID:OhA4nYOM0
ｲ
/:.:| -‐ｧ 〟
{:.:.:V／:.:.:/厶 〝
厂＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:ヽ 〟
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:＼} }》
.:.:.:/:.:|:.:.:.:.:.:.:.ト:.:.:.:.:.:.:..､ }i
/:.:.:.:.:.ハ:|l:.:.:.:.:|,ハ:.:.:.:.:.:.:＼_ l㌧、
ｲ ／{:.:.:.:.:|:|⌒ヽ:.:.:.ﾊ¨ﾋｱ:.:.:.:ﾊ「 ｢㍊{ ガウリィは説明したって理解できないわ。
|:l ヽ:.:.:ﾊ斤ﾋハ/ u.ﾊ:.:./ |l } ㍉ｿ
|:l -=tﾍ:.:.小、" __ ィ.ｲ(}:/)＼＿ _ノ 「 「色々あったで」で納得してもらうから。
__＞イ: : //i:i:/:::::父トゝ イ:::::::::::::Vi:i//ヽ |│
／i:i:i:i:i:i乂//i:i:〈:::::::::::､7￢=彡､::::::／i://: : /⌒ヽ |
＼ ゝ ニニニニニイ≧==γ⌒Y-==彡i:ｉ〈 ≧ﾍ '|、 サクラには前もって話をしておいたわ。
￢==彳:./:i:i:i:i∧:.:.:/ .乂_ソ¨¨ゝ ニニニニj.Y⌒ヾｿ
/:.:/i／¨.イ｣:.:.| |/:.／ }:i:i∨¨乂_ノ やる実を囲い込みたいのは事実だけど
/:.:/}′〈:::::'::::::::|=- . 厂ヽ.／＼/＼ ！
/:.:/i:i| ∨:::::::::|:.:.:.:.:.:.≧=‐- /::::::∧ 人0 {) まず優先すべきは娘の気持ちだったしね。
/:.:.:}i:iハ／ 0}::::::: |:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:./::::::::::::::::..、 `7¨l＼
.:.:.:./i/:::(l 0 ∧:／`:.:.:.:| |:.:.:.:.:.ヘ ::::::::::::::::::＼ /:::::|i:i:}
i:.:./i/:::::::::::¨Y⌒ヽィ:三(:_:_)三≧彳::::::::::::::::::::::::::::::: |У
|:/i/:::::::::::::::::乂_ノ }:.:_:_:.| |:.:.:.:.:.:.ｌ|:::::::::::､::::::::::::::::::／- 397 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:00:33 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
――説明中。
＿＿_ ／´￣｀ヽ、
／ ｀＼ _,/
＿＿, --∨ ／´￣｀ヽ、
, r'´￣r ' ﾍ、 / , へ. ＼
_,／ .／ / , ヘ.y /-―=z. 、 ＼
. ／ r ― 、/ ./ -' ' ＼ ＼ヽ.
{ i ./ i'／ ヽ. ヽ!
／`人 ＿-,! Y ! i i! ! i. i. ﾘ
/ 〃 i. i. , ! !.il ! } }. }
./! }! i ,ｲ | _} !i ﾉ7:! ! ,ﾊ.ノ
ハ. / ∧! i. / ﾊ ﾉ´! ﾉ ル.'r'ﾊり ﾉ
＼.!ノ i ヽ! / /なr `Y {ﾋ{!,イ! やる実さんがきょうだいになるの？
＼ i i i Y. 〃 { :ヒｶ! じ! !.!
＼ Y八i i i` ヽ! ゝ､:ソ ,''"}、!| んーと……シロウさんのおうちで何度か会っただけだし……
∨ （ ＼ ∧ ' " _, / !|'ﾘ
＞ ` .`,八 , ｲ !|ﾉ 悪い人じゃないと思うけど……
／ i ヽ_! i＼ゝ、,ｰ-,- - ' !ル'i|
／ i i .r '´ ｀ヽ ﾉ
. ／ ヾ、/＿＿。 ｝ ,／
. /、 。―― ﾟ、 .}
/ ヽ i ヽ._ ﾉi
ヽ | 。 i ,/ !
i i 。＿＿_。― ￣ .i/ .!
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 398 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:01:03 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
_
〃´⌒ヾ ､ } !
,. ´ ￣ ｀ヽj j l
,. ―／ ／ ￣￣｀ヽﾉﾉ― 、
_ ／ ／ ／ - r⌒ヽ ＼
<ヽ | l ／/ / ／ ヽ ヽ
_..... ＼| | / / // / !ヽ ､ ヽ ヽ
rf´Yヽヽ | l / / ｲ/!＿_／/ / /|｜ヽヽ 、 !
Ｎｔj j ! }ﾉﾉ_l | //'´! ∠／／／/|｜l | l |l ∨ ……お母さん。
｀ｰ'--'--く ! l N ｨ7´ ｨ1 ／／ !/､lｲ l |l l
l ヽ! ｀ｰゝ L irｿ 7ｨ1/／ ハ ﾉ やる実さんって、お母さんがそこまでしないといけないほど
ヽ /l l ｀￣ trｿ厶イ!｀´｀j}
ヽt_ヽ ヽ ' ! ! !l ふくざつな事情抱えているの？
ヽ |ﾄ､ ､ゝ ´ 人 | ﾘ
ヽ|| ヽﾄ イ／ﾚ ｲ!
||｀ー| ｀ ‐┬ ´ !| ――うん、だって。
ゞ∠ ヽ__／丁丁丁!_ ﾘ
r―‐‐┴r‐r―┴┴┤ ＞ _ お母さんが、理由もなくわたしに無茶ぶりする訳ないもん。
ｲ三三三{ { 三三三 |／ ＞ 、
／! !＿＿／!￣!＼＿＿_j ／／ ＼ いつだって、わたしの事を第一に考えてくれたお母さんだから。
/| | | | | ｜| | イ / / / ／⌒ヽ
∧| | | | | ｜| |／ |/ / / / ／⌒ i
! ヽ | | | ヽ / ! | ! !/ |
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 399 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:01:34 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
/ ／:.:.:://:.: ::.::.:..:.:.: :.:. :.:. :.:＼:..: :.:.: :.:. :.::.:.＼|
. ' ,.:..: :.:.:..l:.: ::.: ::.:. :.: ::..:: :: ::.:.: :.:.:＼:.: ::..: :.:.: ::..::.＼
l ..:.:.: :.:.:.:|:..: :.:.: :.:.: ::..: :: .: ::.ヽ:.: :.:..: ＼:..:::.:ﾊ:.:.:. :.:.:ﾄ
| |:.: :.:. :.:.:i:..:.:...i:.:..:.:: :.:.::.:ヽ:.: :..:.ヽ:.:. :ﾊ:ヽ:.:. :i:.:.:. :.:.:} ＼
l |:.:. :..:.: :.:i:l:.:l:.:l ＼| ＼:.:.:.:.ヽ:..:.:.ﾄ:.:i:.:.:}:.:.}:.i.:l::. :...:..:l
| |:.: :.:. :.:.:.i:l:..l:.:| ＼.:. :|ヽ:.:「ヽ:.:/イ::.i:.!:..: :.::.ﾘ
l l:.: :.:. :.:.:.:.V:}!:|, -‐ ￣ ＼l ﾉ ノ l:.:i:ﾉ:.:.:.／
:. :.:..: :.:.: :.ヽV'´ z==z lV:.: :..く
ヽ ｖ:.: :.:.: :.:..:.ﾐ ,z=＝ u:.:. :..::.:＼
ヽ ヽ:.: :..: :.:.::.V' , l:.: .::. :.:.ヽ.ﾊ なら、やる実さんを助けてあげて。
. ＼ ﾊ:.: :.: :.:.:.::.､ __ ﾌ ,小.ハ: :.: :}ﾉ}
＼ ヽ｝:.: :..::.:.:..:.＼ ／}:.:::ﾊ:.}:.::ﾉﾉ それは、きっと、お母さんにしか出来ないこと。
／ > ﾄ:.i:.: :. :..::ヽ::.ミ=‐- ／ l:ノ ムィ
-─==＝'(__／ // ﾉ }:l::.ﾄ､ﾄﾄﾐﾊヽ __ - ´
ゝ //厂￣l::.| ＼ ＼､ / やる実さん、リンお姉ちゃんとも上手くやっているんでしょ？
ノ / ヽ 丶/
ー─…''' ´ / ｀=┐ だったら、大丈夫だよ――――きっと何とかなるよ。
. / _ -─- _ |
/＿_ -‐ ヽ. |ﾄ
7 ヽ.l ハ
/ ／ i ＼ ,｝
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 400 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:02:10 ID:OhA4nYOM0
/| :| / / ／ ／ .／| ｝ | ＼＼
〈 | :| / / //―/ 、／ ﾉ ./ | | | ） ）
.ハ.} | i ./! /斗王ミ '｀ ／, / /! | | .! ﾉノ
. 〈 :｝ /| | Ⅳ ﾚ《んﾍハ ﾘ ' / ,/.≠-| /! ! :| "
＞-ｔ {.｜ ﾞ. | `＜ソ /_.. ノf＿' .ﾚ/ /. │
冫八 Y 丶 .| ,'んハﾐ / / /
ヽ ＼:| ∧. | 弋Zｿ ﾉ ｲ_ ／
》=.| | v. ﾉ `¨./ｲ
/: : | | ＿ ' / | 相変わらずの菩薩メンタルですね、サクラは。
/: : : ;| ﾄ. U `ｰ ゝ / |
/ : : : ∧ .|. ＼ . ｲ | シロノが嫁と公言して憚らないわけです。
/: : : : :/: :,, |. ＞ . _ .. ＜ l |
＼: : :/: :／ﾞ、 | | | .|
.:ヾ ／ ＼|＼ ﾄ、 | .ﾉ
＞―‐'‐＜ ＼ ｀ ｀ ｔ_, -´ ゝ， .| ／
/ ` , j: : } i >、＿
ヽ ├-t＼ .| ￣｀´⌒ヽ
,、 ,、
＿ｌ ｀ﾞ゛‐-' ｀ヽ、. 、
-=≦"´ ｀ヽｌ＼
／ ﾄ、._
'"> ト'/
. ／ ,、r、 /
. ＼ __ __ｌ. Y
/ /-、｀v" ＼ l
ム_ ｌ ｌ ' ヾｌ
彡 〉、 ミミｌ まあ……万一何か問題起きても
,rヘ＜ｌ, -‐,-‐'" u. ｌ
／;;;;;;;;/::::::｀ヽ、 ｌ いずれこっちに嫁入りするだろ。
／｀ﾞ゛＜::::::::::::::::::::＼_,,＿＿＿＿_ノ
、 /::::::::::::::::::::::::::ヽ、
;;;|ヽ _/:::::::::::::::::::::::::::｀i'" サクラのことは心配しなくていいぞ、リナ。
;;;|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i _／ヽ
;;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ" ） r!
;;;|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|/＼ /
;;;|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ":ヽ〉- 401 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:02:49 ID:OhA4nYOM0
/ ＼ ,. ´ ￣￣ ￣ ｀`＜ヽ.
| ,. -ｧ'´ ヽ ヽ.
! ／／ ハ !
/ / / ヽ、 / iﾒ.
/ / / i l 、 ＼ ／ ハ ﾒ.
! i li l i ヽ ヽ ヽ、 ／ / ﾊ く
!ハi il i l 、 ヽヽヽ ＼／ / / i!ｲ
从ハ iハ,. -‐-ハ i / / /i 〉 今回の一件、リナのファインプレーと言っていいでしょう。
ﾍ ´ |「｀ヾ.| ﾚ'⌒ヽ ' / / i〈
ﾉ _K__ｿ | |、 l / /ﾉ 色々思惑があろうと、やる実にとって悪い話ではありません。
〈 ´ | | 〉 /.ｲ ./ /く
ヽ一 | |ーく ／／ｌハ.＼
ｌ.ヽ ヽ | | そ' ／/ ｌ ｌ ヽ この先どのような道を選ぶにしても
| |. ＼ __ ,. ＜! i /く / /i | }
| | ,.ヽ〉 .ｌ / ／＼ iんﾍ L__!___/ リナも都督殿もよい支えになってくれますよ。
| | ／´/ / | |‐' 〉. / /ー〈
,.-く＼ i ／´) /／r‐ｧ ! i| ／ ヽ/ /. /
/ヽヽ 〉 〉`ー' ／ ／|_/＼从ﾙ'´ ￣ /´￣｀ヽ／
i しし^´ ／ ／ / i ヽ / i
ヽ / / / ∧ i / i
,‐'´￣￣￣｀ヽ､
／ ＼
/ ／"" ｀ヽヽ ヽ ,
/// ,'/ ヽﾊ ､ヽ ヽ -
〃 {_{ ─ ─ ,ﾘ| ｌ | i| `
ﾚ小ｌ （ ●） （ ●） 从 |i|
Ｖ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾉノ どのような道を選ぶにしても……ですか？
ヘ,､ __, イ／
ｒ-ヽ:::::|ヽ ,1ｰ:::::ヽ、
ノ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1- 402 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:03:23 ID:OhA4nYOM0
__
__ｆﾞ＞｀＝- = - ﾐ. ___
. _ 「／ ｀／⌒ ＼
「／ ′ ／ ⌒ ＼ ＼
. /{ /. / ヽ i}
{ | {! / l ､ }
. 〉! l. ! |! | ｌ | |
ヽ! l. l /|!__. ! , -┼ ' | |
. ∧ !. {!／. |! ｀ / ／__ ミi|｜ 堅気の人間として働くにしても
／ミ ＼_ｉ !化 示 /／化示 ｌ/.
. ／:. :∧. :. !| {!癶ﾘｿ ゞ≠ ﾄ、! 冒険者を続けるにしても、という意味です。
《:. .／. !|:. / ｌ 八 ' / } |
｀ /: / l } - 一／l. | |
/／ ／ヽ、 i ＞_ -_'_ . 从/ﾚ
. ／＿,, '::／/:へ ＼/＿＿__＼:::ヾ::::≧ ､
／:::::::／／:::::::::} / (、 ′ }::::::＼::::::::ヽ
〈:::::::::〈 〈::::::::::::ﾉ / λソ ) |::::::::::: 〉::::::::〉
i:::::::::::＼ ＼:::/ ﾊﾉ￣￣￣ﾊ_｣:::::::::/:::::::::/
, ＜ ⌒ ヽ , -ー= ¨￣￣ ﾞ ヽ、___
ﾉ´ , ＼ ヽ ヽ ヽt--,
／ / , i ヽ ヽ ｿ ヽ〈丶
， / i } } ; ∨丿ヽ｀ｊ
./ .{ { | } ; , ﾉ ヽ〈
./, { , { .}.〉 .i , , ; ; } )
i , { , li : } A | ﾉ. ', ;、; }冫 市民として生きるなら、政庁での就職は約束されたようなもの。
.{ , ， x , li : y _卜ﾉ从 : i ヽv:.＼
乂 v仆__|ヽ} ヽ ﾉ彡てぅミゝリ |ｹ )ﾞ、:.:.:＼ 冒険者を続けるなら、リナの経験とデバイスづくりの腕は
′ヽ ヽヾ弋tぅ｀ ｿ 乂vﾉ | ﾉ ﾚ:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ
ﾘヽ).ヽゝｿ ´´ ﾚ .| |:.:.:.:.ヽ:.:.／ やる実の大きな助けとなるでしょう。
: }ヽ:. 、 | .|:..{:.:.:.:.:.:.:.:冫
.| 、 、-―ｧ | .i:.:〉´￣￣ヽ
| 、 丶 ノ ／:| リ:.:.} }:.:.:.:.:.:.:＼
{ 乂 :..... .:::ﾍ彡i i ﾉ":.:.:.:} }.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
', i ﾉ:.:.:.:i-= ..＿:》ノ .i ノi´:.:.:.:.:.:.} }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉
,;ノ:.:.:.:.:.:ゝ }／ i|:.:.:.:.:.:.:.:} }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:- 403 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:03:55 ID:OhA4nYOM0
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u. ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ 、／ ﾘ|ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）.从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |.ノ えーと……でも
ヽ、 ゝ._） j /
ｒ "ヽ ∩ノ ⊃イヽ、 冒険者としてやる実にこれ以上の伸びしろは――
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／ ＿＿| |
＼ ／ ＿＿＿ ／
＿______ _,. --- .,_ ＿＿_
ヽ、 ＼／⌒ヽ ／⌒＼/´,. ／
/＼___/ , /〃､ ,､ヽヽ.､∨_,ノ｀ヽ
l ＜ｧ ｌ / /! l l^ー^l l ｌ !l l l ヽ＞ }
| {ノ{ {`ト{､lﾊ ﾉ リ斗j }､_{/７/
| / ﾑ<"{刃ド ´イ刃`>厶j｜{ {
ﾉ／ 人_､､込ﾘ __ 込ﾘ､､,.ｒ‐┘l ヽ. あんたの成長に常識は通用しない！
／ ／ ／ ,i＼ （ ） ,.ｲ{ { ｝ ＼
. ／, ' ／ /｜ ｉi＞ ニ ＜!! 「込.___∧＼ ）
（ (｛ i／ i j !!／{{:}}＼ll | ＼__ ハ ） /
））/ __ ＿,ハ. く_,.イol＼_ゝﾊ 〈 ∨ ｛
／´ハ ´￣ ＼}、 j｣.o|｣ ,{ !＼ヽ. ﾉ､ ヽ
{ ,.ｲ{ /＼ __人〉 ､ o 〈人 ﾉ 厂丁!ヽ ヽ ）
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ 、／,ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ 一） （一）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
. ヽ u ゝ._） j /／ そーなんですけどね。
ヘ,､ __, イ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |- 404 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:04:38 ID:OhA4nYOM0
ﾄ､ ノ .:.:.:.:.: :.:.:.|:.:.:.. ＼:.:.＼
ヽ ｀二..ィ / :.:.:.:.:.:ト､ :.,斗‐- ヽ. :.:. ヽ:.:.:ヽ
／ ｉ , :.:.:.:.:{!{ ／ヽ≧z、ノ|:.:.:.:ヽ:. :.:.:.. }:ﾄ､ }
／ ／ .:.:/ .:l_:.:;ﾑ :.:.:.:.Vヽ 〃 ' :ﾊヾ廾:.:.:. ':.:. : :.:.:ノ=| j/ ゲンドウもずいぶんとお悩みの様子よ？
/ ,〃 .:.:.:' .:.レト､＼:.:.:.:.:', ﾄJ::l〃 }:.:.: }:.:..: /.:. |
,' // .:.:.:.{ :.:.{´ ｀ ｀ ‐-`- __廴⊥__/.: ﾑ:. }ノ:.:.:. ! いまでも十分利益を出してくれるけど
|/ { :.:.:.: '、:.:.:.ヽ ゞ=ミ |/.:.: ／ :} /≧z､_ ゝ.
, ‐ ヽ‐-､{ : :.:ﾄ、.:.:! } く _.. v┐ ､_.ノ _／..:::ノ'.::::::::::::::::7 ＼ この先、冒険者として成長すれば、
{ ヽ. レ‐┐＼{〈 ＜ } ￣}::::::::::::::::::::::::::::::::/ :.:. ヽ
／＼ '⌒ ﾚ' ,.ィ____Y 丶、 ヽ._ノ ｲ.::::::::::::::::::::::::::::_/:.:. :.:. さらなる恩恵を与えてくれるかもしれないってね。
} ヽ. { /ヽ{ ゝ. __ノ ＞､ ／,ィ:::::::::::::::::::::::::::::L. --─…
,ｨ´ ヾ l-┘ !＞､ __ ｀千≦ノ.::::::::::::::::::::::: ..::::::::::::::::::::::::
ﾉ ヽ ヽ { |:::::..＼ //￣ |:::::::::::::::::::::::::::::::／..::::::::::::::::::::::::::::- 405 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:05:11 ID:OhA4nYOM0
ｲ
/:.:| -‐ｧ 〟
{:.:.:V／:.:.:/厶 〝
厂＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:ヽ 〟
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:＼} }》
.:.:.:/:.:|:.:.:.:.:.:.:.ト:.:.:.:.:.:.:..､ }i
/:.:.:.:.:.ハ:|l:.:.:.:.:|,ハ:.:.:.:.:.:.:＼_ l㌧、
ｲ ／{:.:.:.:.:|:|⌒ヽ:.:.:.ﾊ¨ﾋｱ:.:.:.:ﾊ「 ｢㍊{
|:l ヽ:.:.:ﾊ斤ﾋハ/ "ﾊ:.:./ |l } ㍉ｿ かと言って、討伐中に死なれたら元も子もない。
|:l -=tﾍ:.:.小、" __ ィ.ｲ(}:/)＼＿ _ノ 「
__＞イ: : //i:i:/:::::父トゝ イ:::::::::::::Vi:i//ヽ |│ 欲と実益の痛みばさみよ。
／i:i:i:i:i:i乂//i:i:〈:::::::::::､7￢=彡､::::::／i://: : /⌒ヽ |
＼ ゝ ニニニニニイ≧==γ⌒Y-==彡i:ｉ〈 ≧ﾍ '|、
￢==彳:./:i:i:i:i∧:.:.:/ .乂_ソ¨¨ゝ ニニニニj.Y⌒ヾｿ 正直、わたしもメイジの端くれとして
/:.:/i／¨.イ｣:.:.| |/:.／ }:i:i∨¨乂_ノ
/:.:/}′〈:::::'::::::::|=- . 厂ヽ.／＼/＼ ！ やる実がどんな成長するのか見てみたいわ。
/:.:/i:i| ∨:::::::::|:.:.:.:.:.:.≧=‐- /::::::∧ 人0 {)
/:.:.:}i:iハ／ 0}::::::: |:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:./::::::::::::::::..、 `7¨l＼
.:.:.:./i/:::(l 0 ∧:／`:.:.:.:| |:.:.:.:.:.ヘ ::::::::::::::::::＼ /:::::|i:i:}
ｍ ｎ _∩ ,. -一''´￣｀ヽ、 ∩_ ｎ ｍ
⊂二⌒ __） + ／ ／" ､ u.＼ （__ ⌒二⊃
＼ ＼ ノソ/⌒ ⌒＼ ､ ヽ. ／ ／
＼ ＼ ﾚ'(＝) (＝)从ﾊ 、 i.／ ／
＼ ＼/⊃ 、,､_, ⊂⊃｣ | | ／ 貴殿の今後の活躍にご期待します、ですか。
＼弋 ﾗ ﾙ .ｿ／
｀ヽ.. ＿／彡'"ﾉ／
/7＿/.:::/´ﾊ/(｀／
／ .:.::::::::::ｲ /
( . ..:.:::::::::::::::::;;;;i|- 406 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 00:06:07 ID:MhxX0BQs0
- つーかここにいる面子で（菩薩メタルのサクラ含めて）常識通用する人間いるのかと小一時間
- 407 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:06:08 ID:OhA4nYOM0
,/.'´￣￣｀ ｰ- 、
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ
|i │ ｌ |ﾘ ノ ' ヽ }_}ハヽ
|i｜!小 （ ●） （●）小N とは言っても、市民権取った後になんとなく討伐続けても
（| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ノ
V j ⌒ Jﾉ 上に行けるとは限りませんお。
/⌒ヽヘ,､ __, イｨヽ
/ rｰ'ゝ::::::ヽノ::::::ヽ〆ヽ やる実ひとりじゃスライムすら倒せるかどうか……
/,ﾉヾ ,>::::::::::ヽ:::::::::ヾ_ノ,|
| ヽ〆::::::::::::::::::::::::::::::::`ｙ|
, - 、 _ _ _ ,. - ､
/ 《_, '´ ｀ヾ_》 ヽ
ｌ / i i＾'＾i i ', }
ｌ |,.ﾍAﾍ}- -{ﾍＡﾍ} l
ｌ 〔i ≡≡ ≡≡ !〕 ｌ
ｊ { j l〉 ｊ （あ、徒党から離れるのが大前提なのね）
{ ｛{ ｀ ｰ ,- - ､‐ ' i ｌ ｛
} } l r' † ヽノ) ﾄ､ Ｙ
｛_ノ l_(（::{ ｆi i | ￣ ! 〕
ﾀ/ｿヽ／じ､ （ ら
く/_/_l!_l_ゝゞ' ｀¨
|::::l Y:::|
ﾋ:::! ﾋ::!
､ッ､
＿.≠=―Z~::::::ｖ/ｊ,､
＞:::::＿Σ::ヽ:::::::/::::|
／::::::::::::::::::::::::: ｒｗ､:::::=､
Ｚ::::::::::::::ｆ7/￣!/ i=彡
`Ｖ:::::::: !{:ｉ ＝=彡 -ァ!
ヽ:::ｒ-ｉ -‐す ~ ﾄﾍ
Y| { ` u. 丶 人ﾊ （律儀な奴だなー）
_,={_スﾆH ｔ- -ァ/￣ ﾉヽ
／::::,イ Y'i」Y ≧t- ' ／ i （コンゴトモヨロシクの一言があれば、やぶさかじゃねーのに）
/::::::?亳 | ∧ 入 ヽ ∧
∧::,ｲ ＼￣７∧ ∧. ∨ .∧
ｉ:::/ .| x└‐∧/ .〉 ∨ .ﾍ
|:/ ｲ ヽ ヾ. 〉 ヽ￣､
i} ハ ／､ .ﾊ ヽ }
/ └‐ｔ‐'´ ヽ. ／ 丶 ｝ |- 408 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:06:43 ID:OhA4nYOM0
,‐'´￣￣￣｀ヽ､
／ ＼
/ ／"" ｀ヽヽ ヽ
/// ,'/ u. ヽﾊ ､ヽ ヽ （――――それに）
〃 {_{ _ ノ ヽ､ _ﾘ| ｌ | i|
ﾚ小ｌ （ ●） （ ●） ,从 |i| （「みんながこう言ってるから」なんて理由で討伐続けても……）
Ｖ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾉノ
ヘ,､ __, イ／ （モチベーションの低下は避けて通れないお）
ｒ-ヽ:::::|ヽ ,1ｰ:::::ヽ、
ノ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" 〉 （前世で親の言われるがまま進路を選んで、どうなった？）
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
,‐'´￣￣￣｀ヽ､
／ ＼
/ ／"" ｀ヽヽ ヽ
/// ,'/ u. ヽﾊ ､ヽ ヽ （後悔と恨み、自己嫌悪しか残らない人生だった）
〃 {_{ _ ノ ヽ､ _ﾘ| ｌ | i|
ﾚ小ｌ （ ー） （ ー） ,从 |i| （３０過ぎて、もう何もかも取り返しがつかないと気づいて……）
Ｖ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾉノ
ヘ,､ __, イ／ （人生を頑張るより、今を楽に生きる事しか考えなくなったお）
ｒ-ヽ:::::|ヽ ,1ｰ:::::ヽ、
ノ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" 〉
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ- 409 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:08:02 ID:OhA4nYOM0
,‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／ ヾ ＼
// ﾊ, ' ヽ､ ヽ （ちゃんと、決めなきゃ）
〃/,ヽ､ ｿ,/, ｌ i|
ﾚ! （ ー）ノ ｌﾉ 从 ﾉ 、 i| （でないと、また……上手くいかないことがあるたび）
⊂⊃ ｿ ﾉ ノ＼ ﾘ |ﾉ
ヽ、 iﾉ ｌﾉ/ j ,/ （誰かのせいにして、逃げてばかりの人生になる）
ゝ .__ . -‐/イ ヾﾉ
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1 （他人任せで生きたツケは、巡り巡って自分にのしかかるお――）
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /- 410 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:09:01 ID:OhA4nYOM0
＿ｚ｀=-￣￣入 ,-‐___
＞:::::::::::::::::::::::::::::ヽ':::::::ゝｨ
, ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼__
＜_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜￣
_.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ
Z:::::::::::::,':::::::::j:::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::ト _、
ﾙ:::::::/ヾ 、::i＼:::::.}ヽ::::,ｨﾄ ,:::::::::::::::ゞ ｀
N::::ﾘiーﾄﾑ.L__'ﾍﾉ }/_,!i/土‐ト,ﾙ'
_,Y＾f＾ﾞ.7≧ﾇ’ く,ｨえ下-,ル-、 ――――冒険者は「なんとなく」で続けるものじゃない
/ぇ.!ハ 5:り:} ５:i :ﾘ.ﾑ/と }
ゝ｀ﾊ ゛.ゝ -.′ ﾞ-‐ ´ l /
丶八 , , , j, .レ′ 人に言われたからなんて、もってのほかだ。
´＼ ＿＿ .／
ト 、´ ｀イ
| ＞‐-‐＜. l
l i !. l
ノ ゞ ﾉ 八__
-―'√ ー- 、_ , ｀二7ェー-
/.'´￣￣｀ ｰ-
／ 〃"｀ヽ､ ヽ
/ / ﾊ/ ヽﾊ
|i │ ｌ |ﾘ ＼ .}ﾘ|
|i ｜ 从 （● ） ｌ从
V （ | |⊂⊃ ､_,､_,) えっ！？
＼ V j u 〈_/ﾉ
へ「ヽ----､ __ノ （心の中読まれてた！？）
/_/::::::::´::´::''´/´￣`l
Y::::::::::::::::::::::::::| |
∧::::::::::::::::::::::::::|--'┬'
∧:::::::::::::::::::::::::| |- 411 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:09:42 ID:OhA4nYOM0
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/≧i、|/Ｖ _ゝ-≦::z´
《-i ゞ少:｀ {心ﾘ i ソ どれだけ取り繕ろっても、死と隣合わせの世界。
ﾍ , ,'
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、 いつ、どこで取り返しの付かない事態に巻き込まれるか、
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、 誰にも分かりはしないんだ。
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |
./::::::;;;;;;;) ::... .... {i;l;;;i::::::::::: |
/:::::::::;;;;λ ::.. . ヾ.!;;i::::::::::: |- 412 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:10:35 ID:OhA4nYOM0
. :.:.:.:.:.:.:/.:.:/.:.:./:／/Ｘ. ／／i/:.:.: /.:/:.:.:.:.:.:ミ⌒ヾ
. :.:.:.:.:.:.:./.:.:/.:.:.// _/／/＼/:/|!:.:.:/.:/'|:.:.:.:.:.:.:＼
. : .:.:.／゛｀Ｙ从／/く 芹圷癶へ|／ |/ |:.:.:.:. トミ=─
. : .:.:｛ ｛そ）ハ 戈::::り ／ ／ ／|ﾄ、: :|
. : .:.:.:∧∨( ￣｀ んﾘ从＼|
. :.:.:.:.:.ヽ｀ヾ 弋乂八 穏やかで代わり映えのない日々は、尊い。
ノハ.:.:.:.:.:`ｰ ´ ／|
:.:.:.:./ i ∠ニニ７ ﾉ
:.:./ ヽ `ー=ﾆ/
j/ ＼ ｀¨' ／ 戦いのない世界で生きられるのは――幸せな事なんだ。
/ ｉ ＼ ／
. / :| ＞┬一′
イ | /
ィ/! '. 厶、
'/∧ ＼ {＼/＼､__＿
,/.'´￣￣｀ ｰ- 、
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ
|i │ ｌ |ﾘ ノ ' ヽ }_}ハヽ
|i｜!小 （ ●） （●）小N
（| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ノ
V j ⌒ Jﾉ （…………シロウさん？）
/⌒ヽヘ,､ __, イｨヽ
/ rｰ'ゝ::::::ヽノ::::::ヽ〆ヽ
/,ﾉヾ ,>::::::::::ヽ:::::::::ヾ_ノ,|
| ヽ〆::::::::::::::::::::::::::::::::`ｙ|- 413 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:11:05 ID:OhA4nYOM0
从／￣/／ヽ ￣ミヽ
ヽ l ヽ
∨ , _ ￣ヽ、
ヽ , 、、、,r '´ l ミ=-
∨ ,｀ﾐ ,z- 、
∧ __ ,r',ﾆﾆ、 〈 }
ﾑ,ｨﾆヽ / ソ ――ほう？
ﾑ | Y.W
ヽ ヽ , ｲ .|ﾉ 言うようになったな、シロウ。
ヽ ￣ ／ |
,、__ ,--= ー r===='ﾆl
ム: : : : :.≧=--=': ヽ| ﾄ----+=ﾆﾆ==-￣ヽ_
／: | |: : : : : : : : : : : :ヽ〈!.| |: : : : : : :＜: :｀=-. . .
/: : : :| |: : : : : : : : : : { i }/ .ﾏﾆ=---|: : : : : : : : : : : : : : : : : : ≧=-
/: : : : :l l : : : : : : : :{三※ミ= ﾆ彡ﾆ/{ i }: : : : : : : : : : : : : : :／: : : : ヽ
/∨ ＼ ,／ ｉ
. ﾄ/／ /. ‘,. |
`/ ／/ ／ /| ﾊ :}ｉ: ﾘ
厶イ / / ,／/ : / :| ,/│ ハ /|
/ ｉ{:‐／}/}／‐-{ / ﾉｲ 斗匕. ' / |
/ ∨ ,rf芥圷ﾐ､∨ ｨf刈¨7 }/ |
/ ∧弋ｔrリ ﾋｚﾀ / | 私達の気持ち、少しは理解出来ましたか？
. / / ,/ｰ '. ｀¨´ _| i|
. ′ / l/｀¨ﾞヽ ' ｲ│ i|
i ／/ j ヽ/`o。 ｰ ' ／ヽ | / |
| /{ ′ ＼｀ o。__ イ ﾉｲ| ,
|,/ { i ﾍ、 ‘, V´ ／ ／￣ | ,/
-──-|′ ‘ V ＼ ─‐=彡 ／ .ﾉｲ ヽ
＼| | ｀¨¨¨¨¨¨|: / ‘,
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/≧i、|/Ｖ _ゝ-≦::z´
《-i ゞ少:｀ {心ﾘ i ソ
ﾍ , u.,' …………む
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |- 415 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:12:10 ID:OhA4nYOM0
／l
∧ ,ィ ﾅ====フ___
/ Y ≦
∧' ／ ＼
弋` l / , -, ＞ シロウの言い分はもっともだが、
ヽ!ﾍ. | / , '´ ' ミ､ ミ
ﾏヽ,_l／ , .イ __ ｀ミ ＼ やる実の人生はやる実のものだ。
∨ ／ r くツ} ミr' ヽ ﾑ￣
l, -､ ヽ '´ } ﾑ
Yﾏj〉 ム ﾘ 今後も討伐を続ける意志があるのならば
∨ r' ﾘ lヾ'
ヽ , -‐ 从リ 納得行くまで話し合いたまえ。
＼ ／ ヽ
〉ﾆﾃﾑ､
ｰ≦ /, ィﾆニﾑｲ: : : ﾍ
__∧ ｨﾆﾆﾆｧ'.´: : : : : : ; ｲヽ
--‐ |ｌ ‐ -､
. : ´ ゛ ⌒ ＼。。
／ ／ , ＼ﾟ％
〃 ﾊ 〃､ ヽ ﾊ ', ％
,' / ｉ / ﾊﾊ ｉ | '', ﾊ 8
ﾊ リ__|i/ ｌi| .ハ l | l} | β
八. 〃心 ﾘ¨| ｀iヽ ﾉ ,,' :|β
{ 人_ﾘ ,＝=､ W, / 二 ﾉ 「危ないからダメ」なんて言い分、まかり通りませんよ。
{l´{ て心 厶ｲ /ヽ 彡′
',八 ｀¨´〃 ノ ﾉ ´ヽ ――ですよね、シロウ？
', ｀､ー ／ z≪,'¨ | ｉ| ｌ
Y⌒ ¨¨／ ／ ﾞﾞ)ﾉ', | ｉ| /
＿( く, ―匕 l} ﾉ ｉ|
／ 八 ) ﾘ) ／ ﾘ ﾘ
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/-i≦ |/Ｖ _≧- j::z´
《-j丶-‐ .:｀ --‐ i ソ
ﾍ , u.,' ……先に言われた。
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |- 416 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:12:42 ID:OhA4nYOM0
ヽ＼
-=ミヽ ｀≧ ､从 ﾄ､
＿___ ≧ ＼ ＼| ',
＞ ', .ﾄ､
/ V }
-=彡 ﾄ､ 从／
＜ r ､ _| ヽ /
`ミ. 〈 l /´ ＼ /
＼ l v __＼ ヾ.／| /
} ヽ. 弋::ﾃヽ. _ _l'
ﾉｿ l ｀¨ ｀ ｨﾗﾌ 悔いのない選択をするがいい。
／ ヽ l /
_r= '-‐==7 ミ∧ ､_ ／
/ﾆﾆﾆﾆ／ヽ. : : :ヽ ＿＿ Z_ 双方にとって、市民権を取るまでは義務。
._/='ﾆﾆ／: : : : : : : : : ; ｨ . : : : : :ヽ
./ﾆﾆニ/: : : : : : : : : : /. : : : : : : : : : ＼ そこから先は、完全な自己責任の世界だ。
／|ニ彡' | : : : : : : : :./ : : : : : : : : : : : : :ヽ
./.／ , | : : : : : : :./ . : : : : : : : : : : : : : : }
ﾚ , ｨ≦ : : : : : : : : /. : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/| ,ィll ニ{: : : : : : : : : :/. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ミ
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ― ― ﾘ| ｌ │ |
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
ヾ.ｿ、 j /／ ――肝に銘じますお、無銘さん。
ヾヘ,､ __ , イ ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ- 417 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:13:19 ID:OhA4nYOM0
,＝二ヽ
ノ ＼;
＞,, ￣￣￣＝ 、
.／´. - ヽ
／ ヾ、
/ / / / :/ / 、 ハ
.ｲ :/ :/ /ハｲ /| :| :| | j .:i
|.|:j___/l /| /|:/ l :| | | | .:|
|.':ﾍ壬弋-vﾍ:l ,{ |l ﾄ :|:}..:|
.| |'¨たじｋ ﾍ ゝtト=} 、 :lﾉ :l ……とは言ったものの、私個人の意見としては
j :|. 乂t;ﾉ .勹幵ij≧＼) :|
| :l 〃¨ t_Y;;ﾉ ´/ ::| 女の子に冒険者家業を続けさせたくはありませんね。
|. :A ' 〃〃¨ / } :|
|. :|.:丶 、 ノ-イ| : ..:|
|. :|:.:.:.:}ヽ、 ......::´ヽ .| : :j 相方のいるリンはともかくとして
／⌒｀冫 :k ´＞ ..~_ ´__:jﾍ:.:.ﾍ:.:.} .| i .:i
/ .}ヽ| ＼ /_|￣ ＞-'｀～ﾚ| :ハ 本気で出会いがありませんし、結婚が遠ざかりますよ？
/ ' ｀ ＞.::'{:.:ﾄ, ＜´ 冫 .ﾙヽ
{ ヾ / <:.:.:.j∥《.:.:.ヽ i ヽ
i / / 〉-:ｿ ヾj.:.:.:」 v .}
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u. ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ |
ﾚ!小ｌ（ ＝） （＝）从 |、|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
ヾ.ｿ、 ゝ._） j /／ フツーの生活しようと縁はないから
ヾヘ,､ __ , イ ／
r､ r､ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、 心配無用ですお（断言）。
ヽヾ 三 |:l1 .Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
＼>ヽ /|｀ ｝''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
ﾍ ノ `'ｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
/´ /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} .|
＼.ノ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿/
`|1::ー'::::::::::::､:::::__,.ィ' 」- 418 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:14:03 ID:OhA4nYOM0
-‐ '´￣￣｀ヽ､
. ／ / " ｀ヽ ヽ ＼
// , '/ u. ヽﾊ ､ヽ
〃 {_{ ／ ＼ ﾘ| ｌ i| そりゃ、一度ぐらいお嫁に行きたいって願望はありますお。
ﾚ!小ｌ （ ー） （ー）从|、i|
ﾚレ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ﾉ けどよくよく考えたら、経済的に不安だから養って欲しい以外の理由
. ＼V j （._ﾉ j /
/⌒ヽヘ,､ __, ろくすっぽ見当たらなかったんです。
ｒ ヽヽ:::::::|ヽ`ー'1ｰヽ、
| Ｖ:::::::::::∨yヽ/:::: /,1
! ノ {:::::::::::::: ヽ／::::::::: ｙ i 動機が不純だと気づいた所で、生活に困らない稼ぎを手にしたら
.|⌒`'､_:::::::::::::::::::::::::::::::: } !
{ ￣''ｰ=ﾑ::::::::::: ｨ. i 結婚に拘る理由なくなっちゃって……。
ゝ-,,,＿＿＿＿_）--,, /
＿___ _ _ __ ＿__
Ⅵ:i:i:i:／::::::Yi:i:i:i:i:ｧ::::::-:::.､::::::...._,...,ｨ--- ､_
ヽ､_/:::::::::::/i:i:i:i:/:::::::,.:'::,:::Y:::::⌒ヽi:i:i:i:i:i/
,{::::::::::;':::--'::/:::/:::/:,ﾊｨ､::::,::::::::ヽ__/:l
. /!|:::::::: |i:､:::::/:::/:::/:/ }:::|:::i:::::,::Y:: ! ……あーうん、よくある話よ。
/:i:i|:::::::: !i:i:>::ト-l､::{l:| /::::}:::}:::::}:|i:､:|
|:::::::::|-{Ⅵ|/ｲ ﾘﾄ{ /-/､/:::::/:}､_i:> 老後の不安から開放されたいがために、伴侶求めるってのは。
}:::::::::|{ヽ ､＿_, ´ /::／/::::/
;'::::::::::ﾄ､_ ￣ ､__,../ｲ:::::::::/
,::::::::::: |:::込、 u ' ,:'ｿj!:::::::/ 恋や結婚をするだけで人生安泰なんて幻想なのにね。
/:::::::::::/::::::::| ＼ rっ_,...ィ::::::{::::::::{
,':::::::::::/:::::::::{:￣: ｀: ´:{､:: |__:::|::::::::| 良かったじゃない、早めに気づけて。
. /::::::::::/:::,. . :´: : ー {ヽ:｡:_,，: : |::::::::ﾑ､
{::::::::::/'´:､: : : : : : :==ｲ＼: : : : :ヽ::::::::::::｀ヽ､
|:::::::::{: : : : ヽ: : : : : : : : :ヾ､: : : :...::ヽ､::::::ヽ::}
ヽ::::::::｀ヽ: : ::{: : : : : : : :....:::::::::::::::::::::}:|）::::::}/
/::::（::::::::ﾉ: : : Ⅵ:!: ..::::::::::::::;'::::: : : : :ﾉ:{:::::,ｲ'- 419 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:15:01 ID:OhA4nYOM0
＿___ _ _ __ ＿__
Ⅵ:i:i:i:／::::::Yi:i:i:i:i:ｧ::::::-:::.､::::::...._,...,ｨ--- ､_
ヽ､_/:::::::::::/i:i:i:i:/:::::::,.:'::,:::Y:::::⌒ヽi:i:i:i:i:i/
,{::::::::::;':::--'::/:::/:::/:,ﾊｨ､::::,::::::::ヽ__/:l
. /!|:::::::: |i:､:::::/:::/:::/:/ }:::|:::i:::::,::Y:: !
/:i:i|:::::::: !i:i:>::ト-l､::{l:| /::::}:::}:::::}:|i:､:|
|:::::::::|-{Ⅵrtｫﾐ､ﾄ{ /-/､/:::::/:}､_i:> というか、やる実は「選べる」側の人間になるのよ？
}:::::::::|{ヽ 弋こｿ｀ ｨrtｫ,/::／/::::/
;'::::::::::ﾄ､_ ﾋ(ｿ /ｲ:::::::::/ 高給取り、家系ロンダリングによる強力なコネ。
,::::::::::: |:::込、 u ' ,:'ｿj!:::::::/
/:::::::::::/::::::::| ＼ rっ_,...ィ::::::{::::::::{ 結婚相手は自動的にセンダイ都督の親戚筋へ仲間入り。
,':::::::::::/:::::::::{:￣: ｀: ´:{､:: |__:::|::::::::|
. /::::::::::/:::,. . :´: : ー {ヽ:｡:_,，: : |::::::::ﾑ､
{::::::::::/'´:､: : : : : : :==ｲ＼: : : : :ヽ::::::::::::｀ヽ､ お近づきになりたがる人間は、探せばいくらでもいるわ。
|:::::::::{: : : : ヽ: : : : : : : : :ヾ､: : : :...::ヽ､::::::ヽ::}
ヽ::::::::｀ヽ: : ::{: : : : : : : :....:::::::::::::::::::::}:|）::::::}/
/::::（::::::::ﾉ: : : Ⅵ:!: ..::::::::::::::;'::::: : : : :ﾉ:{:::::,ｲ'
／. : ／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l
ｰ=＝彡' : : : : : : : : : : : : : : : : : :､: : {＿＿r ､／ヽ
/.:／. : : : : : : ／ . : /: j!: :ヽ: : : : : : :ゝ / ′ ./￣￣ ｀
/〃 . : : : : : ／._: : イ: / |: : iﾄ: : :ヽ: : ＼｀_彡' / __ ヽ
.: :{i : : : :/: :/.:､_」≧ﾒ､'￣} : i}∧ﾍ: l: : ＼＼ {／ ﾉ
./:ヾ: : : {.:.:ｰ<´K l ｀''/_ ﾑｨ､}: : }ヽ: : :ヽ､ヽイ,{ ／
.: :/: Y: ∧:{ ´,,_ヒｊ＿ k:! 》-/ ､: : : ﾉ∧}//| ／
.: : : :丶|__ゞ=- ､､、 ､ﾋｊ {イヽ: :Y´//////ｌ ／
{////////人 ′丿ヽ､}}: |.///////!.／ 言い方を変えれば、あたしや都督さんが不利益被る相手なら
∨/////∧､_ ＞ .. ´ ＜_o.ノ 7メ///////,l }
_.∨/////∧◎二二ﾆ´､ ／////////// / 問答無用で結婚相手から弾かれるわ。
￣｀ヽ//７７ヽ─}─‐) ／///////////. /
∨////∧ ヽ ＼／////////////| / たとえ、本人になんの落ち度がなくても、ね。- 420 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:15:49 ID:OhA4nYOM0
ﾄ､ ノ .:.:.:.:.: :.:.:.|:.:.:.. ＼:.:.＼
ヽ ｀二..ィ / :.:.:.:.:.:ト､ :.,斗‐- ヽ. :.:. ヽ:.:.:ヽ
／ ｉ , :.:.:.:.:{!{ ／ヽ≧z、ノ|:.:.:.:ヽ:. :.:.:.. }:ﾄ､ }
／ ／ .:.:/ .:l_:.:;ﾑ :.:.:.:.Vヽ 〃 ' :ﾊヾ廾:.:.:. ':.:. : :.:.:ノ=| j/
/ ,〃 .:.:.:' .:.レト､＼:.:.:.:.:', ﾄJ::l〃 }:.:.: }:.:..: /.:. |
,' // .:.:.:.{ :.:.{´ ｀ ｀ ‐-`- __廴⊥__/.: ﾑ:. }ノ:.:.:. ! ま、何とかなるし何とかするわよ！
|/ { :.:.:.: '、:.:.:.ヽ ゞ=ミ |/.:.: ／ :} /≧z､_ ゝ.
, ‐ ヽ‐-､{ : :.:ﾄ、.:.:! } く _.. v┐ ､_.ノ _／..:::ノ'.::::::::::::::::7 ＼ 相手もいないのにしがらみ気にしたって
{ ヽ. レ‐┐＼{〈 ＜ } ￣}::::::::::::::::::::::::::::::::/ :.:. ヽ
／＼ '⌒ ﾚ' ,.ィ____Y 丶、 ヽ._ノ ｲ.::::::::::::::::::::::::::::_/:.:. :.:. なーんの意味もないわ！
} ヽ. { /ヽ{ ゝ. __ノ ＞､ ／,ィ:::::::::::::::::::::::::::::L. --─…
,ｨ´ ヾ l-┘ !＞､ __ ｀千≦ノ.::::::::::::::::::::::: ..::::::::::::::::::::::::
ﾉ ヽ ヽ { |:::::..＼ //￣ |:::::::::::::::::::::::::::::::／..::::::::::::::::::::::::::::
,x-=7
/´.:.:.:.Y///ﾉ=‐‐=---,
-=///.:.:.:.:.:.:ﾉふ､:.:.:.:i:.:.:.:.:.:Y,ｲ.ヽ..
｀ゝ≠:.:.:.:.:/んソ:.:.:i:.:|:.:. i:.:.:|ﾍ .:.:.:＼フ
ん/:.:.:.::.んｿ:.:.:..|:.:ﾄ从乂Ⅳ |:i:.:.ヾ:.:ヽ
,.イ.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:ミリ ﾋﾅﾐ､` ヽ.|ﾉ|:.:.|:.:}
γ´／.:.:.: l.:.:.:.:.Y .｀ 乂ｿ rｦﾊ:.ﾉノ そーそー。
{ /.:.:.:.:.:.: l.:.:.:.:∧ ﾋ'K´:.:ヽ、
ヽ、.:.:.:.:.:.廴ｭ､, .｀ l、 ｬ ｧ /,:;〉ヾ=-- 、 大事なのは「懐に潜り込んだとたん豹変する」
＼ :.:.:.:..:.:.:.:.:.:｀≧=ｭ､_ ゝ.イ彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:廴_
γ⌒ヽ、_ ／〉＼ .:.:.:.:.:.:.:／ ｀ヽ.:.:.::.:.:.:.:.:,,ｪ≦´:.:.:.;-= 、 相手を避けること！
,,／.:.:.:.:.:.:.:.:／／.:.:/:/ﾐ=７=' Y≦三ｦﾆミ＜⌒!
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.／/:.:./.:{::/:/l: :| ヽ 彡´:.ｿ ｀i:}
./;'⌒`ヾ ／ｲ.／/.:.l:.:.:|':/:::|,,zｲミ=- ｀ヽ ´ ヾ、 偉い人の身内になって、自分の格も上がったと勘違いするバカ
{' /:./ /:./|:.: |:.:.:ﾚ'´.:.:.:.r=-ミﾐ､ ＼ }
ヽ. /.:/ ,イ.:∧廴レ'.:.:.:.:.／ ,,:丶＼ ＼ 一定数存在するからね！
l:.ｲ´.:/.:.:ﾚ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ /´:.ヽ==7.＼ ｀≧- ､
,ｲ:.:.:.:.人.:.:lヽ.:.:.:.:.`ヾ= '.:.:.:.:.:.:.＜ ヽ ＼- 421 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:16:19 ID:OhA4nYOM0
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ 、／,ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ 一） （一）从 |、i| 有難い教えですが……
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
. ヽ u ゝ._） j /／ 一生心配する必要ないかと。
ヘ,､ __, イ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |
喪をこじらせすぎて、自分が恋愛や結婚対象になるとは
欠片も思っちゃいないやる実だった。- 422 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:16:59 ID:OhA4nYOM0
__
,，-‐…‐- ､ -‐' ／…‐- ､
｀¨¨⌒ヽ ∨イ⌒⌒ヽ､ ＼
,´￣￣ミ 、 } ｀丶､､
､_＿ ,メ ｀ﾆ=‐--
｀¨ア´( ∠ _＿ __ｉ i __＿乂 ＼
/ __＿ i_＿_| ﾄ、__＿___,ノ＼ ＼＼
/ ,ィ⌒´ ［-‐-| L 〉‐‐--へ ヽ ))ヽ) 卑屈になりすぎるのはやめなさい？
〈 イ , ｉｉ 乂>弌 乂Y⌒Y<ノ ＼ へ、
乂( ｌ| ＞( し}¨¨¨´ し} )く 〉 乂＼ 褒め言葉や好意を素直に受け取れないのは
Y │ ﾄﾍ 以 , 以 _ r >､ ﾄ､ )） ＼＼
, -‐‐- ､八 ﾊ {从 ＾¨´ヽ ¨¨＾´Y⌒Yﾍ )（' ＼ヽ 相手にも失礼なことよ。
, ´ ＼ ﾄ､ )' >､ Ｙ个: . ｰ_‐ ｲj乂乂＼ ｀＼ ＼､
. / ＼ ヽｰ'＿) ,ｨiｆ乂乂 ≧=‐t≦＿｣」L⊥Ｌ」 __ ＼ ＼
/ 、 `ー'´ ノ,ｨf仏ｨﾑｨｲ￣￣￣≫云了ﾑィ≫‐…‐ミ ､ 、 ヽ
弘へ )ｰ┘r‐-イ⌒Yﾑィイ⌒f´￣｀Y《 .::;ｲｲﾑィ´ -‐…‐- ヽ〉 `、
jﾄ､ ／}ルイｰ=彡｀Y ｀¨¨´)YT´《レｲｲﾑィ´ﾑｲｲﾑｲｲﾑｲﾑ ＼ :.
_,メ乂 ｀¨¨´ ,ｲ ¨¨¨´ _」L ／ーくｨf仏ｲﾑィ´ｲﾑｲｲﾑｲｲﾑｨｲム ＼ i
‐=爻 f｢ ｀¨¨¨´｢乂 ＞'ﾞ´ ｀¨´ ｨf仏ｲイﾑｨｲｲムｲムｲｲムｨｲｲム i ＼
:.. ｜ ／!
⌒): | }ヽ∠-┴──-- ､r ､ ／|
く 〈 ≠ ,ィ rミイ ､ ヽＬ_＞‐､｣
} ヽ. ／ / / / /_, |＿_| l | | |
／ | { ｜T下｢ ヽ V!/l | |
| { 圭三ﾆ 千三込、}ﾑ |
＼ r┘ / -z }! ﾄ､ 自虐もすぎれば嫌悪の対象よ。
} ｀￢ { 厂l| ｜{
ヽーヘ{ _ -＞､ _∠i ハ | ＼ 努力するのが嫌なだけでしょ、言い訳すんな！
<／ }￣｀７Ｔブ´: : ∨ | | 丶
‐￢ / | 「: : ,ノ : : ＼| Ｌ. く って言いたくもなるわ。
r≦-‐ ￣|ｌ | | ｀ﾌ⌒{ : : : : ヽ {＿ ＼
| |l 〈 ／ j′. : |: : : : : : ∨Tー-ﾐ､ |
| (＾ｰ ､ ＼く 「: : : :｜: : : : : : :V{ j〉
| ｀7 ｢￣｀ヽｰ＜: : : : 〈 : : : : : : :｜｀
| ＿ T´〉: : : : : : : :｀: : : ;ﾉ : : : : : : : |
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ 、／,ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ＝） （＝）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
. ヽ u ゝ._） j /／
ヘ,､ __, イ／ ＼＼＼ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | ／／／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ 三 三
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1 三 耳と心が痛い耳と心が痛い！ 三
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" / 三 三
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ ／／／ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | ＼＼＼
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |- 423 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:18:23 ID:OhA4nYOM0
;;::::::::::::;;::::|;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;/;;;:::/:/;:::::/:::/ﾍソﾍ::::::::::::::::::i ヽ,
;;::::::::::::::::::|;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;/;;;::/:/;;::::/:::/ ヾ 'ソi;:::::::i::::i:::i::l ソ
;:::::::::::::::::::|;;;;;;;;;;|;;;/;;;;/;;;;/;/;;;;;;/ ::/ .|:::i::::|:::|:::|:::lノ
:::::::::::::::::::|;;;;;;;;;ｿ;/;;;/_i;;;/;/i;;;;/ .i;:i |:::|:::|::::|;::|:::l、
:::::::|::::::::::|;;;;;;;ﾐ i/ iﾗ' 了丁 iイ、 ﾘ /ｿ|:::|;;:::|;:::|::lﾍ
:::::::|;::::::::ト ヾ ' ヽ´て｀ミ卞 ,ﾉｿ/:/|;;::l;;::|:::l ソ
:::::::|;;:::::::| j . 弋了ソ.ﾉ ﾗ_´ﾗヾソl;;;ｿ/ソ やる実が男にトラウマ持っているとか
:::::::|;;;::::::| 〈 ｀￣´ 'て.ソ> ,ﾘ;;;;ｿ:/|
::::::::|;;;:::::|ヽ〉 弋ソ, ,';;;|:ﾉ;::|:::| 嫌な思い出があるなら仕方ないけどね。
:::::::::|;;;::::|ゝ , ヽ ,';;;;|::;;;:::|:::|
:::::::::|;;;;:::|;;;i ヽ. ' ,.';;;;;|::::;;:::|:::| 過ぎた自虐や、色事に対する拒絶反応は
::;;::::::|;;;;:|;;;;|. ヽ － 、 ,.';;;;;;;;|::::;;:::|:::|
::;;:::::::|;;;;|;;;| . 、 , ';;;;;;;;;;;;;|::::::::::|::| 今までの人生で色々あったって言ってるも同然だし。
::;;;;:::::::|;;|;;| 、 ., .';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::|::|
:::;;;;;:::::::|;ト= ====- ｀ t ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::|::|
;::;;;;;;:::::::Y /ﾍ ,lヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::|:::|
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u. ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ |
ﾚ!小ｌ（ ＝） （＝）从 |、|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ / 色々あったというか、何もなかったというか……
ヾ.ｿ、 ゝ._） j /／
ヾヘ,､ __ , イ ／ （いやまあ、生ゴミのような扱い受けた青春時代はあるけど）
r､ r､ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
ヽヾ 三 |:l1 .Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1 （あ、なんか胃が痛くなってきた）
＼>ヽ /|｀ ｝''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
ﾍ ノ `'ｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
/´ /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} .|
＼.ノ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿/
`|1::ー'::::::::::::､:::::__,.ィ' 」
普通に生きていても、異性と全く縁のない人間はいるんです！
声を大にして言いたいところだが、口にしたが最後。
血反吐を吐いて二度と起き上がれない気がした。- 424 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:19:17 ID:OhA4nYOM0
_, - ― 、_ , -―― - 、 , -―､
< ｀―＝、／;;;;;;;;";;;;;;";;;;￣;;∨''￣￣￣>
|;､＿ -/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;ヽr' ／l
|;;／ //;;/;;/;;/;;､;;;､;｀i;;;i;｀､;;;;｀i^ヽ;;;;;;|
K ｲ;;;;;i;;;;i;;;;i;;;i " i;;;i;;;i;;;;;i;;;;;;i ＼i
. l;;;Y l;i;;;;i;;;;i;;;;;i;;;i i;;ii;;ii;;;;i;;;;;ﾉ ､ イ;;l
|;;;;;｀‐ﾚ;;;;ii;;ii;;;;ii;;i ,､ ､ i;;i_i;i;i;ﾉi;;/;ヽﾉ;;;;;|
|;;;;;;;;;i '; i,=＝, r"ﾉ !/=＝=ｲ;､;;;;;;;;;;;;|
l;;;;;;;;;ヽ, i ハ / / ,r ┐ //i;;;;;;;;;;;;;l そういう事にしておきましょう。
. |;;;;;;;;;;;;;;;Y ｲ/ / , ／ ／ //;;|;;;;;;;;;;;;;|
. |;;;;;;;;;;;;;;;;| ' ´ t', -‐ ' フ;;;i;;;;;|;;;;;;;;;;;;;| ――――やる実に婿を宛てがう計画、
. !;;;;;;;;;;;;;-ﾄ ､ ﾆニ' l_;;;;|;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;|
ィ´: ＼;;;;;/::::○::｀::丶､ィ―― "l;l;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;i 時期尚早だって凍結しといたのは正解みたいね、お母様。
. /:::::::::::::::>┘:::::::::::::::::::::ノ｡::::::::::::::::::｀―＿＿;ヽ
/:::::::::::::::/::::○::::::::::::::／!＿＿:::::::::::::::::::i::::::::::::｀､ヽ
ｲ::::::::::::::/::::::::::::::::::::::,:l:‐ｉ ｉ----'::::::::::::::::::i::::::::::::::::i;;;;;i
/:::::::::::/::::::::::::::::::::::/;;ｉ::::| |::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::|;;;;;i
＿
-‐ '´￣￣｀ヽ､ `っ ）
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ {_r'
//, '/ u. ヽﾊ ､ ヽ o
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘl | i|
ﾚ!小ｌ.(●) (●)从|、 i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃|ﾉ /
ヽ＞ｎ‐r‐;ｧ‐＜j /／ なん…………ですと？
r〈（__,)∨__ イヽ´
{ ￣} ＜/ ヽ
｀ t─ 'ゝ‐{ }
/｀ ー┬ミ辷彡
/ i l l ｀ｰ' ヽ
〈 | | | ＼ >′- 425 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:19:57 ID:OhA4nYOM0
{{ ≪⌒≫ｯ､
八＼ __ Vﾆ=x ≫xr
＼ ｀Ｙ´「///＞ｯ、＼
, '⌒ヾ ｢ }}X⌒X//ヽ ｀､
__ ／ ｷ」l（ V/∧ j!>
((⌒_乂__＿ ´⌒｀ヽ ,へＶ//》__lL癶_
＞、 ／￣ ‐--‐ ´ __乂/￣¨｀Ｙ´
／／ ｀＞‐-‐ ﾅ７¨丁¨7弋´､ ヽ__乂 |! ああ、悪い虫が付く前に
(ｨ〈 ／ lﾒ X〔 ]i ｣「〈 X ヽ ＼ |!
（(乂( ｲ ､_7竿弌 T>孑弌 ﾍ ＼ Y i! やる実に婿も見繕ろうかって案もあったの。
） )) l| 〕{ しｨ} ヽ{ しｨ} Ⅵ､ )ソ 介
（( {ﾄ､弋 ﾋtﾘ ﾋtﾘ ノ7 Y´（( 余計な心配事を減らすためにね？
_＿｀X｛ 人｝'"¨¨｀ ､ ´¨¨｀ﾞ L入}i ）
___ ィ⌒ ≫≠=zY⌒>､ ｰｰ' , <⌒Ｙz=≠≪ ⌒ヾ__
〃⌒{｛__／ / ＼ ゝ-公 _〕>‐--<〔 イゝ-公 ／＼ ｛ ｝ ｀ヽ 害がなくて出自もハッキリしているから
{{ ___ﾌ￣ ﾍ__/, ヾ、 〔 ≧=-=≦ 〕 ／`、 ｀ヽ__乂 ｀
`ｰｱ / _＿___Z＼_「ﾆ=- -=ﾆ］Ｚ 「h､ ﾍ__＿ノ_＿_） 身近なところじゃシロウが理想的だったんだけどねー？
〃, / ,《￣]「｢入 癶z__＿__ __／ }l ≫x_ ＼
{{//{ ,《 」|「Y⌒Y〉￣￣￣￣〈Y⌒Y........._r-ミrﾐ_＿ヽ
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ 三） （三）从 |、i| 人从人从人从人从人从人从人
ﾚレ l l l ,─､ ﾉ､ﾘ |ﾉ ＜ ＞
ヽ、 '―┘ j / ＜ ちょっと待って！？ ＞
ヘ,､ __, イ ＜ ＞
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、 ヽ人从人从人从人从人从人从人ノ
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1- 426 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:20:28 ID:OhA4nYOM0
＿__/_:_:.:.:.:.:.∠_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_:_:_:.:.:.:＞- ､/:.:.:.:.:.＼＿__
ヽ::::::::::､ _::＞:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:<´::::::::､:::):.:.:.:.:.:.:ヽ::::/
＼::::::::/.: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼::::::::Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨
＞' .:.:.:.:.:.:.:.:.y､:.∧:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:`ーｧ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: }
. /::,':. .:.:.:.:.://:./ｰv-､! :.:.:|:.:.:.| :.:.:.:.:|∨|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ﾄ､
/::::|:.| :.|:.:.//:./:| |;ｲ:.:}:.:.:||:.:.:.:|/::::::| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::>
￣ｫ_|:.∧:.|从:{ﾄ| ﾘ }:/|:./ }:.;ノ}::::::::| .: :|:.:.:.i:.:.:f'´
|:.:乂､{:.|ﾃ示ﾐ､ /,ｨ/ﾃホ≧, /ｲ:::::| . |:.:.:.|:.:.:| そーそー。
|:.:.|:.ヽﾍ{､代::{ ﾄ､爿 // ',刃 :.:.:|:.:.:.|:.:.:|
|:.:.|:.:.|:Ⅵ ￣ ￣´ 冫ﾉ/:. |:.:.:.|.:.:l| シロウならわたしとお母様で御しきれるしね。
|.:.:|:.:.|:.:∧ 〈 ,､_／:.:l:.: |:.:.:.|:.:.ﾘ
|:.:.}:.:.|:.:|:.:丶 r‐ ､ ｲ:.l:l:.:.:.:.!:.:.|:.:.:.|:.:.| 変なトリガー入って鉄心エンドに驀進しなければだけど。
|:.:j:.:.:|:.:|:.:.:.:.:＼ ｀ ＜ |_:|:|:.:.:/:.:.:|:.:.:.|:.:.|
|:/ :.:.|:.:|:.:.:.:.:.:.:.:＞ｪ-‐ ´＿__ノ }|:.:/:.:.:.:|:.:.:.|:.::|､
/:.:.:.:.|:.:|:.:.:.:.:.:.:.|⌒YYｬ'´ {:./:.:.:.:/:.:.:.}:.:.|:ﾊ
. / : :.:.:.|:.:|:.:_＞‐ ' /__} } /:.:.／:.:.:.:/:.:.|:.:.l
＿＿
イ／:::::::::::::::´ー- 一ァ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜
:::::::ミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ
w::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::: :＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::: . ＼:::::::::::ﾄ
::::::::::::::::::::::〃! //＞lﾊﾉ
:::::::::::::::::::: {{>ｲ/イllll|{ 人从人从人从人从人从人从人从人
::::::::::::::::::::ﾄヽl/ :l!||||l} ＜ ＞
:::::::::::::::八! u. ﾉ ＜ さらに待って！？ ＞
ノwﾉイ .ij .く ＜ ＞
个ト イ ヽ ヽ人从人从人从人从人从人从人从ノ
{ / ｜| 〉
ヽ. ´/./ ./- 427 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:21:12 ID:OhA4nYOM0
＿__ ノ| _／l
‐‐ﾐﾒ､ ∨: : : : .ノ ﾐ=
_彡': : : : : : : : : : : : : : : : ⌒ミ=ｰ
__...-イ⌒: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣｀丶､
⌒>: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 一`
彡: : : : : : : : /: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、
___ア: : : : : : : : | ｲ: : : : : ﾉ: : : : : : : : : : : : : : ヾゝ
｀7: : : : ー､: : ／i /i /i: : : : : |: : : : : : : : : : : ヽ
ｲ: : : У v/ ﾉｲ-从 -Ⅵ／{/|: : : }: ヽ: : : : ﾄ､}
l: : : 〈〈 ） ﾘ rフ令ミ､ ﾘ |: /: : : : 〉: :: : |
ﾚ: : : 〕ヽ/ 弋7ﾊ｀" ﾉｲ i ﾊ: ／: : : /ﾘ
ﾊ: : ﾊ- U `¨ ィ≦从: N
|: i ﾊ ／/／/ 弋ｿ ハﾉヽ
./?瞼 |`¨ｲ ﾚ |
/ .l ∧ /
＿ / -= ｧ , '
／::::::::::::::｀::::::::::::::::::-= __ ／ l ＼ ／
′::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::.｀ヽ｀ヽ | ＞- 二人とも！ いくらなんでもお節介がすぎるぞ！？
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼ | ／
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀､::::::::::::::::::::::::::::ﾑ ' / だいたい種なし男を宛てがうなんてやる実が可哀想だろ！
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::ム 、 ハ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::ム`ヽ .ト
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ::::::::::::::::::::::::::へ::::＼ ‐' |::::＼
／(＿
（
, ／ '´￣￣｀ ｰ-､ (
／ 〃"｀ヽ､ ＼ヽ ´
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ
|i │ ｌ |ﾘ | |ヽ.| | |ノ}_}ハヽ
|i ｜ 从| | | | | | | | |小N
ﾘ （| ⊂⊃ ､_,､,⊂ノ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
VV j . u （_./ ,' ＜ ＞
_'Y|ﾞヽ ､ ＿ ／ ＜ トドメにさらなる衝撃の事実が！？ ＞
,r<';::::::ヽ＼／::::::-､ ＜ ＞
／ }}:::::::::::∨y/::::::::､＼ ＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶ
く´ _,ｿ:::::::::::ヽ'::::::::::::ヽ >
. /｀^7`、:::::::::::::::::::::::::|｀^|- 428 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:21:46 ID:OhA4nYOM0
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ ――――ああ、驚かせてすまない。
ﾍ::/-i≦ |/Ｖ _≧- j::z´
《-j丶-‐ .:｀ --‐ i ソ 身近な人間はみんな知っていることだ。
ﾍ , u.,'
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、 親父に助けられた時、俺は身体の下半分がぐちゃぐちゃで
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、 ひどい火傷も負っていて、それで…………
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |
, -‐ '´￣￣｀ヽ､
, ' ／" ｀ヽ ヽ ヽ, ｎﾐ/ ﾚ 7
, ' //, '/ u. ヽﾊ ＼ヽ! | /
|i 〃 {_{ _ノ ィヘ ﾘ| ヾ! {
|i | | （ ー） （ー） 从!/ / あ…………いえ…………
|i`从⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃/ /
|i从/、 /ﾉ{ l シロウさんが謝ること……ないお。
ヘ,､ __, イ 〉 ',
r､､-::::|ヽ`ー'´,1ｰ::::: l ',
／ Ｖ:::::::::∨yヽ/:::::::::::::i '
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::::::::r! ',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ !
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} l- 429 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:22:17 ID:OhA4nYOM0
, -‐ '´ ￣ ｀ ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
. / / u. ヽ ヽ ､ ヽ
/ {_{ , ｰ- リ ヽ i i. むしろこっちがゴメンナサイだお。
|l i ﾙｌ ノ （● ）从 ﾄ､ﾘ
ﾚ l ﾊ（ ●） ,､_, ⊂⊃|ノj 内容が内容だし
ｿ ﾍ⊃ ｀⌒ / /
ﾚ' ' ゝv-､_ ,.イ／ シロウさん、本当はずっと黙っていたかったハズだお？
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
_＿＿ _ゝ＝=ヘ､ ＿__
＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`´.:.:＜.
＜￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.
／￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ
／:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾゝ
￣/:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|′
!/!:.:!:.:/ﾊ:.|:.ﾄ、:.ト､:.|ヾ|ﾍ!ヽ!:.:.:.:ヾ! それこそ謝る必要はない。
∨ﾚﾍL_」ﾍ!ヾ}､,りrt≦二ﾘr‐:.!
rﾗ _＿ r＝=､ ﾚゝ ｝｝ 俺にとってはこれが普通なんだ。
!ﾍ'"￣` ソノ
ヾﾍ ′＿__ /ﾘ 今じゃ陰萎を除けば、人より頑丈な身体だしな。
＼ ｀ ｰ ´ ／
＼_＿ ／ / | 親父やキャスターさんのお陰だよ。
「::::||::| 「|￣￣￣￣|
__,,､r┤:::||┘ |:|_:_:::::::::::::￢￣`ｰ...､,,_
rー..'':::"´:::::::::＼::::|| ､ _|:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::ーｒ､
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|| |:|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::i
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||ﾍノ;;|:|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::ﾄ、- 430 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:22:49 ID:OhA4nYOM0
__ ｒ-≧x ｰ=
ゝ::::::::::::::::::::::::::ゝｨ
∠:::::::::::::::::::::::::::::::::7
ｧ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ
j/:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ
/ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::ｿ
从::::::::::::::::::::::::从 ――――上半身と下半身が泣き別れて
ｿﾄ､:::::::::::::ｨﾘ
,,ｪ≦≧ﾐｱュ そのまま死んでもおかしくない状況だった。
,'//////////ﾐｭ
ィ=//////////////ﾐ=- そう、聞いているから。
,'//////////////////////>
i///////////////////////ﾑ
i///////////////////////.ﾑ
i///7’｀ ￣￣￣ ｀ﾍ//////./ｉ
ﾏ/i i/////.》
／ ＿ ヽ
／. ／ ヽ ヽ
/ / / へ ＼ ＼
/ / へ{ /＞-―∨ ヽ } i
/ / /＞"´ ＼ l | u. |
{ / { -‐―ヽ、_| | |
|' { ﾊ , -‐ 、 ´,.-‐ 、 ヽ} }ヽ }
! .| {∧ -‐ ィ孑芯ト } iぅ.} /
. ∨{ Y孑芯 乂ソﾉ ﾘ |_ノ./
| } 乂ソ ⊂⊃ } /
| ⊂⊃ 、 u. } / /、 ！？
∨ . |.＼ tｭ ｲ/ // { {ハ
∨ |イ. ヽ イ／ ノ 从{. ∨
ィ／乂{ 7´ } 才 ∨
〃 ∧ ﾘ才 ∨
. 〃 { 才 ∨
／〃 ＞―-zィ ＿ ∨
. ／ .／ 才 ´￣ | | ＞ ＞-―-ミ
. / ／ ／才 ／. | | 才 ＞ }/
/.／ ／イ /. | |. ハ / |- 431 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:23:18 ID:OhA4nYOM0
_,,-‐‐-､
,r",r'￣`7ｰ`￣￣ `ヽ､
ﾚ´ ,r'´'´ ''`ヽ、
,f,.' ,' ,' i i ', `、 `、
f.,' ,i' i i'i ! .i, i .i
i i ,i ,i i .i i, i, .i .!
i ヽi､__,i,,!-i' i,ｰi､,,,,i､__i .i
i i ヽ! ヽ! ヽ,!` ､i`､! .! ……誇張なしの事実です。
i ; i`ｰ-‐' `ー-‐' i ; i
i ; i'､/// /// ,'i ;.! あの時――――センダイに担ぎ込まれたシロウの姿。
i ; i>ヽ、 _ ／-! ;/
i, ; !ヾ,;/`iｰ--‐i'´ヾ;,/i ./ 今でも忘れられません。
. i,_i, i;;;</ `ｰ'7k''´'`､;i;;;ﾚ,_
,r' ヽ! _>-ｰi''''iｰ-< f´ `、
! `､ヾ:.:,r'7-iヾ.:.:.`;/ i
! ', `i-"! !:.i`ｰ'/ !
i .', ,!:.:i !:.:i,./ ,!
i .',ー' ー`! ,' ,!
ヽ､__＼:.:｀¨"'ｰ､_i＼. |:l
＼￣: : : : : : : :ヾ｀＼l:ﾍ.､ i､
`=ニ二￣: : : : : : : : : : : : : : ﾍ: ヽ |:!
／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヾﾊ /
､_,,,／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾚi ／
￣ノ: : : : : : : : : : : : :!ヾ: : : : : : : : : : : : : : レ′
＜二: : : : :, ヘ: : : :;;;;ﾐ ヘ: : : : : : : : : : : /
＼: : : :（(ﾍ i彡"" ﾍ!: :;: : : : :ﾉｿ/
ゝ: : : i:し ｿ ＼, `ヾﾍ:,:／/′
∨: : 〉Ｙ 弋ftミ､､ ﾉ 職業柄耐性のある我々でも、まともに直視できなかった。
）ｿ" 7 ´｀´ ヾ´" ,,､≦"
ｿ ﾍ u. iヾｿ
__ ／ ____' , ∨ 全身に刻まれた裂傷と火傷。
//´￣￣7/::::::::∧ ー- ､_ ／
// __＿ノノ=＝二∧､､,,,､､-／´､_ 皮膚は焼けただれ腐り落ち、感染症から来る高熱は何日も続いた。
ノﾉ´￣／::::::::::::::::::::::::::::::,::'':::´::::¨"｀`ヽ.
ﾉｿ: : : //::;;;:::::::::::::::::::::::::::;':::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ 特に下半身は、言葉で言い尽くせぬほどむごい有様でな……
ノ!: : ／´""l::::::::::::::::::::::::::::;'::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ
//」'"´: : : : :.l::::::::::::::::::::::::::,:';;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::ﾍ
.- 432 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:24:00 ID:OhA4nYOM0
／. : ／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l
ｰ=＝彡' : : : : : : : : : : : : : : : : : :､: : {＿＿r ､／ヽ
/.:／. : : : : : : ／ . : /: j!: :ヽ: : : : : : :ゝ / ′ ./￣￣ ｀
/〃 . : : : : : ／._: : イ: / |: : iﾄ: : :ヽ: : ＼｀_彡' / __ ヽ 「酷い」以外に形容出来なかった。
.: :{i : : : :/: :/.:､_」≧ﾒ､'￣} : i}∧ﾍ: l: : ＼＼ {／ ﾉ
./:ヾ: : : {.:.:ｰ<´K l ｀''/_ ﾑｨ､}: : }ヽ: : :ヽ､ヽイ,{ ／ あの状況じゃうかつにヒールも使えなかったわ。
.: :/: Y: ∧:{ ´,,_ヒｊ＿ k:! 》-/ ､: : : ﾉ∧}//| ／
.: : : :丶|__ゞ=- ､､、 ､ﾋｊ {イヽ: :Y´//////ｌ ／
{////////人 ′丿ヽ､}}: |.///////!.／ 例外はあるけど、スタンダードな治癒魔法ってのは
∨/////∧､_ ＞ .. ´ ＜_o.ノ 7メ///////,l }
_.∨/////∧◎二二ﾆ´､ ／////////// / 人に元々備わってる傷を治す力を活性化して、
￣｀ヽ//７７ヽ─}─‐) ／///////////. /
∨////∧ ヽ ＼／////////////| / 怪我の回復をうながすものなの。- 433 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:24:33 ID:OhA4nYOM0
､_,ｨゝﾍr
ﾑ=＝=}
/.:.:.:.:.:..',
ｨ─/.:.:.:.:i!:.:.:.ゝ‐‐､
∠二,ｲ,:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:ヾ二ヽ でも、病に犯されている人間に治癒魔法をかけると
〃.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
-=彡イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ミ=-' ﾊﾞ ｲ ｷ ﾝ
／ {!/.:.:.:ﾉ!:.:.ミﾒ、.:.:.:.:.:.:.:三ミヽ 身体に巣食う「悪い要素」まで活性化させてしまう。
／ 厶イ j.:.:.:/ ヾ､.:.:.:.:.:ﾐ=-､
／ ／ ノイ/ ￣｀ﾞ ＼ かるいカゼだって一瞬で肺炎まで悪化する。
／ ／_＿＿ } ＼
＼ (/／ ｀ヽ / ＼
`ー‐'. } `ｰｧ' /⌒ 最後の頼りとなったのは、キャスターの薬と当時最新の医療。
i |{ ノ
| |ヽ. ＿＿＿__/´ キャスターと医師の力がなければ、シロウは今ここにいないわ。
{'二ﾞ{'ニﾞ{- 434 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:25:06 ID:OhA4nYOM0
ｲ __＿ ,.イ
,.イ／/／￣￣.:.:.:.:.:.:ノｰ ､
ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:___ノ.:.:__ノ.:.:.:.:ニ＝ｰ
|/.:.:.:.:,.イ.:.:.:/／.:／.:.:.:.:.:￣￣￣.:.:＞/
＼ヽ/／.:.:.:.:.:ﾉノ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞.:.:.:／/ ｲ
∨.:.:/ノイ! 彡── ´.:.:.:.／／:.:/ シロウは人並み外れて頑丈だった。だから生き延びた。
i／ﾍ }｝ ミ二ニ.:.:.:.:／／.:.:.:,ｲ
/ |/／厂｀ ヾ:.:.:.r－く.:.:.:.:.:.:／.:.:.j 並の人間なら、身体か頭が先に限界迎えてたろうよ。
. / ／ ∨/⌒ ヽ.:.:／/.:.: /
ヽ ,,ノ ヽ丿 丿´.:./.:.:.:/
. / __ノ.:.:.:./.:.:.:./ その後「悪い要素」を取り除いたシロウは
/ Xヽ.:./.:.:.:,.ｲ
｀ヽ | | ヽく::::::ヽ 治癒魔法で身体をつなぎ合わせたが……
｀< ￣ | | l ヽ:::::::ゝ、
', イ / ¨ l ｀く:.:.:.:.ヽ
', .. 、´ ___./───－ｭ ＼:.:.:.:.＼
￣ 」￢|::::::::::::::::::::::::::::::∧ ＼.:.:.:.:＼
| |￣|:::::::::::::／ ￣￣￣ ＞ｰ-::、:.:.:.:.:ヽ.
,| |⌒トｰ､／／ .:／ ´ ｀ヽ、:.:.:.ヽ.
, -‐ : : : : : - 、
,.イ: : : : : : : : : : : :｀:ヽ､
/ : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
l: : 〃: : : : : : : : :!/: : : : ﾉ: : :ｿ
|i //: :,i: .|: : : : :/: : : : :/_: :ノ
|i从: : {: :l : :彡（ ｀|!: :/⊂⊃
ﾚVl ,r'|/ﾚyﾉ ` |/ﾉ 丿 ――――全てが元通りとはいかなかった。
/:: :: ＞⌒ヽ_ イ
／´:: :: :: :/:: :: :ト､
く:: :: :: :: :|:/:: :: :: |､::＼ そういうこと、だおね？
r|:: :: :: |:: |!:: :: :: ::|::ヽ-,';、
∧:ヽ:: ::＼:|::: :: :: :|:: ::/:: :',
/:: :: ::＼:: ::`|:: :: :: :|:: :: ｀ヽ､!
,':: :: :: ::/ ＼:::|:: :: :: :!:ヽ:: :: :: |- 435 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:25:41 ID:OhA4nYOM0
_＿_＿__ }＼
..‐ミメ､ :.:.:.:∨ .:. ＼ ,/
_彡':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨{_
_ア.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
｀7 :.:.:.:.:.:ｉ{ | :. | :. ﾄ､:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
厶ｲ:ﾊ:.:.八{＼{＼{__＼八:.:}:.:.:.:.:.:.ヽ
}八{-V‐ ´ ,ｨ≠ミ､V :.:.:.:.: ﾄ､}
＼{ｨ'f㍉ ﾋこﾘ 》 }/.:.:.:.:.;
/} ﾋリ} ｀¨¨´ }/⌒V そんな顔しないでくれ、やる実。
ヽ. ′ ﾉ 丿
､ ー─一 __／ 俺、外傷は綺麗さっぱり無くなっているんだ。
＼ ／Ⅳ
＼ . | 見た目じゃ何も分からないよ。
|｀¨¨´ |
| / ､__
_ . -‐ ' } / ／ﾆﾆ==ー
-=ﾆ/ ／ニニニニニニﾆﾆ｀ヽ
/ニニニニニヽ -=ﾆニニニニニニニニニニi
/ニニニニ／＼ ＼ ＜ﾆ＞'ﾞ⌒＼=ニニニニニニニニ|
, -‐ : : : : : - 、
,.イ: : : : : : : : : : : :｀:ヽ､ │ /
/ : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ′／
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
/: : : : : : : : : : : : : : : : ,ハ: : .',
l: : 〃: : : : : : : : :!/: : /⌒ !: :ﾉ
|i //: :,i: .|: : : : :/: : :/(● )
|i从: : {: :l : :彡（ ｀|!/⊂⊃,
ﾚVl ,r'|/ﾚyﾉ ` |/ 丿
/:: :: ＞⌒ヽ_ イ
／´:: :: :: :/:: :: :ト､
く:: :: :: :: :|:/:: :: :: |､::＼
r|:: :: :: |:: |!:: :: :: ::|::ヽ-,';、
∧:ヽ:: ::＼:|::: :: :: :|:: ::/:: :',
/:: :: ::＼:: ::`|:: :: :: :|:: :: ｀ヽ､!
,':: :: :: ::/ ＼:::|:: :: :: :!:ヽ:: :: :: |.- 436 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:26:25 ID:OhA4nYOM0
_＿_＿__ }＼
..‐ミメ､ :.:.:.:∨ .:. ＼ ,/
_彡':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨{_
_ア.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘，
｀7 :.:.:.:.:.:ｉ{ | :. | :. ﾄ､:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
厶ｲ:ﾊ:.:.八{＼{＼{__＼八:.:}:.:.:.:.:.:.ヽ
}八{-V‐ ´ V :.:.:.:.: ﾄ､} シェリルを治してくれたコクブンの彼の事、覚えているか？
＼{ ____ x===ミ }/.:.:.:.:.;
/}"￣`} }/⌒V 俺、アルトから話を聞いて会いに行ったんだ。
ヽ. ′ ﾉ 丿
､ ー─一 __／ 治療をお願いするためにさ。
＼ ／Ⅳ
＼ . |
|｀¨¨´ | 彼は、大粒の涙をこぼしながら術を施してくれたよ。
| / ､__
_ . -‐ ' } / ／ﾆﾆ==ー
-=ﾆ/ ／ニニニニニニﾆﾆ｀ヽ
/ニニニニニヽ -=ﾆニニニニニニニニニニi
/ニニニニ／＼ ＼ ＜ﾆ＞'ﾞ⌒＼=ニニニニニニニニ|- 437 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:26:56 ID:OhA4nYOM0
ノ| _／l
-= ヽ': : : :..ノ｀ -= 彡
／: : : : : : : : : : : : : ; ; : : ﾐ= 、
7: : : : : : :; : ; ; : ; : : : : : : ; ;.-=≧
/: ; ; :.::. :./:./: : :.ﾉ: :ﾉ: :|: ; l: ヽ:.:.∨
'7; : ; ; : :.:.|:/ｲ／从〈 :/:|/: }: : :.〉:.ﾃ
|; ; ; : : ;.: ' :ﾘ' ｨ´:令ｭﾄr|: :ﾊ: :ノ /ﾘ
ﾚ; ;／ ヽ, :/ ヽ弋7 |:/ ﾉ从リ でも、ダメだった。
ﾊ∧ ∨ ｀ 〈叨
ﾊ: :ヽ ゝ 見た目は完治しても中身は役立たずのままさ。
|／. ハ ´ -
/ i: ヽ / 彼には謝られたよ。力になれず申し訳なかったって。
＞-=≦ .,、 オ l ≧ =- '
マ/ム l /
ヽ ﾏ/ﾑ / ／ヽ、 ――彼は悪くないのにな。
| ﾏ/ﾑ. l ｲ |/lヽ
| ﾏ/ﾄ ヽ |/| ヽ 今じゃ俺は、もともとこういう身体だったと思っているよ。
レ ﾏ/ヽ`ｰ ヽ -.ﾉ ﾉ ﾊ
／ ` ＜ﾐ≧彡彳´ ハ
／ .|- 438 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:27:21 ID:OhA4nYOM0
| ｲ | l l ＼＼
| / い.i l | ./ ヽヽ
ﾚ /＿_ V∧ ヽ ﾉ ! ./. ′ ) )
| / -- V∧ ', V .i / イ ′ ,'ノ
i kr─ テ示ﾍK不.', V ﾊ ./ ／ .′
| ﾄ,っら些zノヽ', ヽ:! ∨ ,′, ./ イ/ .′
.'; | ´´ ｀｀ ヽﾘ ∨ / ∨ /レ' ./ ′
∧ l ∨ ｖ′ / ′
.ハ .l ′ﾚ' ' ′ ……そんな言い方をしてはいけません、シロウ。
｀='; | j ｲ .′
/:: .| ´ ／ .| ′ あなたが巻き込まれた状況は、あまりにも特異だった。
./: :;: | _, ／ ! ′
.: : : ; .|､ ´￣ イ .! ′
: : : : i | ＞ ´ | .′ 元々、などと――――
ﾞ::::＼| .|::::::::::::::}＞ ___ ´::｛ .l :′- 439 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:27:51 ID:OhA4nYOM0
／::/::::::::::／::::::::::::::::::::ヽ ト::::::::＼::::::ヽ:::ヽ
／:::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::ヽ_:ヽ
￣/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::ﾄ:ヽ::::｝::::::::::::::不､＼
/::::::::::::::::::!::::::::l }::::::::ﾄ::::ﾊ ハ }::::::::｝:::::::∧＼}
∠｛::::::::l::::::::iﾄ::::::::iﾄ::::∧::.}::ﾘ V从リ:＼|:丿:}＼}
ll l ﾄ ﾊ !＼{_〉 iﾘ ﾘ乂 彡气 ﾘ ｀`ﾐ:::ﾉ:::/｀ 悪い、セイバー。
ﾘl::::从zⅤ￣丁=- ィ壬笊ヽ .ﾊ:::Y
ﾚ‐Y ,ｨｆ'芹≧ 乂ツ. ﾘｒ .}
{ .ﾑ 弋ツ ..l ￣ ./ あんな状況に陥ったからこそ
ヽ . ', ￣ j .ﾄノ
ヽﾑ 什 俺は多くの人の手によって助けられた。
ﾚﾘ'､ ｬ ￣｀ｱ ｨﾘ
.ヘ ｀-== ' ﾄ 、 ちゃんと分かっているよ。
／//.f .丶 , ' !≧ｭ,、、
,, z≦//／ 7 ', － ﾄ ＞zﾐｭ_
,,ェ≦/z≦ V ﾑ ＞z≧ｭ
.l´//≦ V ', / X ＞//ﾐｭ
,, z八/ﾑ .ﾑ ./ ﾑ ﾑ/八、、
rェ彡////.ﾑ/ﾑ .ﾑ ゞ / ﾑ ﾑ/ﾑ////≧ｭ、_
///////////.ﾑ/ﾑ ...ト ﾑ ﾑ/ﾑ//////////ﾐｭ
《/////////////ﾑ/ﾑ ,, z＜ﾑ ｀ ｀ヽ ''' ´ ﾑ＞ ﾑ/ﾑ////////////∧- 440 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:28:22 ID:OhA4nYOM0
, '´ 「￣｀` ⌒ヽ
／ ヽ ヽ
〃 ／⌒ヽ ヽ ヽ
. / / ／ ヽ ヽ '
/ / ,ｲ ヽ }
イ./ f斗-‐ '´ ｀ゞ‐-.| ヽ l
| | |/ -‐ ' ' ‐＼j ｉ ヽ }
{ | { ィﾔ芯 芯ミｧ-} .l 从
. ',乂 ゝ乂_ク 乂_クｿ / }/人{
. ヽ ､⊂⊃ ⊂⊃イ}/
圦 _ _＿ _ / ノﾘ
! ＞ .￣ イ"´! …………。
ヽ⌒}ィ}＞ - ＜{イ ゞ/
＿___}:} } } } }! {＿
,／ ⌒ ＜ } } } } }! ＞― 、
{ {ﾄ､ / //＾ ＜.＼＼ _ ／ ∧
{ _〕=-／.／ :ﾄ､ ヾ } ､ i} i} }
／ ／ ／ .ノ >､ Ⅵ i} i} }
ヽ///////ヽ/:::::::::::::::::::::::::_:::,､:::::::::::::::::::::::::ヽ///／:|
＼//////::::::::::::::::,:::::::::lミ､ｲ､::::::､:::'，:::::::::ﾑ/＼::::|
'＞､//::/:::::::::::/:::::::: | ﾏ::::|::::|::::|:::|:::::{///＼
}／/ｲ::l:::::{::::: |::: |!::: | |::::}::::}|:::|!::!:::::|//ｨTﾑ
. ,ｨ/// |: |:::: !::::::|ﾏ:|Ⅵ:| |::/ｨ7 }:ﾘ-|:::ｲ_//::::{::::.
/>ｰ､/ {:::| :: |::-ﾘ-::|-ﾏ{ }ｲ,ｨて㍉､}:/ﾘ,::::::::::ﾑ:::::､
|:{/∧{ﾏ: |::{ ｨ斥㍉ 之z ｿ/ｲｨ }:::::::::::::ﾊ:::::＼ 何があったの？ って顔、してるわね。
}:::::::::::::{从､ 弋zソ ¨´ ﾑ /::::::::::::::::ﾑ::::::: ＼
j!::::::::::::::ト､ ﾑ , /-':::::::::::::::::::::::}ヽ::::::::::::. ――――シロウ。
,::::::::::::::::|:::::ゞﾊ _ ｲ!:::j::::::::::::::::::::::;':.:.:.ヽ::::::::::.
,::::::::::::::::::!:::::::::::::ヽ、 ´ ／:.:{Ⅵ::::::::::::::::::::/:.:.:.:.:.:.，:::::::i
. j::::::::::::::::::|:::::::::::/´:.ヽ＞ _ ..::'／:.://:::::::::::::::::::,.:':.:.:.:.:.:.:.:}:::::::: !
{:::::_ ::::::::: |::::::: /:.:.:.|＼:.:.:.:.─:.´:.:.:.:.,.:'::::::::::::::::／:.:.:.:.:.:.:.:.:.,'::::::::/- 441 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:28:57 ID:OhA4nYOM0
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/≧i、|/Ｖ _ゝ-≦::z´
《-i ゞ少:｀ {心ﾘ i ソ
ﾍ , ,'
＼. - - ,ｲ …………。
ト - .イ !、
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |
./::::::;;;;;;;) ::... .... {i;l;;;i::::::::::: |
/:::::::::;;;;λ ::.. . ヾ.!;;i::::::::::: |
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/-i≦ |/Ｖ _≧- j::z´
《-j丶-‐ .:｀ --‐ i ソ 俺の住んでいた村は、正体不明のモンスターに襲われた。
ﾍ , ,'
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、 村人も、救援に当たった冒険者も、親父も。
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、 今は誰一人として生きていない。
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |
./::::::;;;;;;;) ::... .... {i;l;;;i::::::::::: |
/:::::::::;;;;λ ::.. . ヾ.!;;i::::::::::: |- 442 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:29:30 ID:OhA4nYOM0
ﾆ二三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二ﾆ
ﾆ二三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二ﾆ
三三三二ニ＝-― ¨￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣¨ ―-＝ニ二三三三
俺は、最後の生き残りなんだ。
三三三二ニ＝―- ＿＿＿＿＿ ＿＿__＿＿ -―＝ニ二三三三
ﾆ二三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二ﾆ
ﾆ二三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二ﾆ- 443 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 00:29:31 ID:tY5OO/BA0
- >種無し
あっ… - 444 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 00:29:53 ID:1iWn8TJY0
- ヘビィだな……が、障害云々はちょっと人を選ぶ話題というのはわかった。
- 445 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:30:11 ID:OhA4nYOM0
――キャスターさんの治療について
．＜: : : : : : : : : : : : :.ヘ、
rイ´: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.ヽ
,.ｲﾉ: :､ : : 丶: : : : : :､: : ヽ : : : : : ﾍ
_ﾉ.､: : : : : :丶 : : ヘ : : : ヾ､.:.ﾍ: : : : : :ﾍ
＞y、ヽ : : : : : ヘ､: : ＼ミ､ﾐYl ,.イ.: : ､: :ﾍ 私がシロウに行っていた投薬や注射は、
/イ l: :!＼ﾍヘ: ,z＜＼＞ 丶ﾐ,イ '/: ヘ: :＼ﾍ
/ .l :.!: l､ ＼X｀ ＜: : :＼ﾐ＞＼ /､ﾍ,: : ヘ: ＞.､ 身体を成長させるための治療よ。
,' l:ﾉ!: l:.ヘ ィzｰヤ`＜ 丶ヾﾝ､Vミﾘヵ: : : : : : :＞ｭ､
__ l!N:N:.:.:.:ﾍ ﾊ:ﾘ' V＞:〆 ヾv:ゝz'ﾘｭ､ : : : : : : :＞ｭ、 現代医学で例えるなら、男性ホルモン補充療法ね。
. //^! .l! .ヽV:.:.:ﾉ ´ .＼: :.｀＼ . ヾ､ゝz'ﾘｭ: : : : : : : : :,.．イ
,ｭ､＿ //;:;:l! .l .V:ヽ、 ,ｲ､ : : 丶 .V:ゝz'ﾘｭ: : :,．＜／//
. /:.:.,.ｭ/ /´≧z= -- ー一ｫ.｀' ／＿ ＼: : :＼ ,.ﾊ､ゝｭ＜ ＞"///// 薬を作れるのが私だけだったり
,. イ/:.:ｲ!.{ ﾉ:.:.:.:,.イ;;;＞ｭ_￣_´ｌN: ﾍ ＞´,. イl!ヘ .`＜: :＞ｿ ,ｲ´＞"///////
l:.:.:.:{!:.:.:ﾍ.:l./z二´;;;;;、ヾz ー‐ '.|ｌ: ＼ ﾍ〈7l{//l!イ{､zzz彡ヘﾗミz､」!///////// 半永久的な投薬は不要だったりと
,':.:.:.入＿ ＼ゝz＞､;;;;lヽ;;;ﾏ////ﾘ;//ヘ ヘ///ｌ! .! ﾉ_ .//＞ヽミゝー//////
/,.イ ー ､:.:.:.:ｰ＝シ{;;;ﾑ ﾍ;;}_/////////;ヘ ＞zl!ｰ＜＞ーｲイ／///｀＼////// 現実の治療とは別物。
,.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}!､:.:.:.:.:.:/入!:.:＼´;///////////;/;＞ﾍ⌒Y⌒,ｲ ,／////////:＼////
. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.ｭ､＞イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼込､////////////ﾍ!_〈〉ｲ, イ///////////////// あくまでもふわっと設定だから、ね？
. ゝ ＿:.:.:.:.イｲ＿,. -─…´¨｀ ー丶｀＞＜////// Yγ´ﾚヘヽ/////////////////
￣￣ ＼///////////＼//;｀＞＜/ rﾄl;;;;;;;;;;;;;;;} !/////////////////
＼///////////7 ､//////:ﾍ入_;;;;;_ン'7////////////////
! !
：++--- ● ● ●
i i- 446 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:30:59 ID:OhA4nYOM0
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ＼::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ :::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::...... ....::::::| |::::::::::::.. ...: ::::::::
:. .::::::::........ . .::::::::::::::::::: | ........... ..:::::
:::: :::::::::... . .... .. . ヽ / . . . ... ..::::: . .. .
＼ ／
－ー
∧ ∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（ ﾟДﾟ） 目＜ 夜だぞゴルァ！
/ | || ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
TTTTTTTT|TTTTT
￣￣￣￣￣￣￣￣|
|
|- 447 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:31:35 ID:OhA4nYOM0
,‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／ ヾ ＼
// ﾊ, ' / ヽ､ ヽ
〃/ ｿ ,/, , ｌ i|
ﾚ! ノ ｌﾉ/ 从 ﾉ 、 i|
( ｿ ﾉ ノ＼ ﾘ ﾘ |ﾉ ――あんな話の流れになるとは、思いもしなかったお。
ヽ、 iﾉ ｌﾉ / 从j /
ゝ .__ . -‐/イ ヾﾉ
_,r‐;_,.ィ厂´ヽ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ シロウさんが背負っていたもの……
_,. -┴'´ ﾊ. |:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
_／´／ /| !:!＿＿＿:.:.:.:.:.:.:ﾍ やる実が考えているより、ずっとずっと重たかったお。
. /´ ／| └―┬―-¨二二ﾑ
｜ ／ / ＼.:.:／ ∧ ﾍ- 448 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:32:14 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
. ／／ / i ＼ } >
./, " / i .| ／ ﾚﾍ、
|/ , ヽ i .| |、 / } ノ
′ i .l i .ﾊ. ∧.i .| l / |' ﾞ;
| .| i .| ／! }/ }ﾊ .|,ﾉ / ./" キリツグは言っていました。
| .i .| ﾄ 1. ,ﾑ斗:ｒ7 } | / ./ :ヽ
. i l .| 「＼ .ﾊ/ Ｖツ ':/ .| / /|: : : :i ﾓ ﾉ
. 八ハ ト |'芯＼{ ´ ハ | ﾊ /: :| : : : l 「あんな恐ろしい存在、今生で二度と出逢わないだろう」と。
. { `:.ハ .ﾄ.}７ }/| .j ｙ: _,;|: : : :」
| ヾ. :,ヽ / } ｊ ／／ﾞ,:-イ~
ｌ |＼ _ -, ｲ .,／／: : : ヽ:.} _.. -=
. ｌ .|. ､ ´ ／ﾉ ／／: : : : : : :’-==: : : : : : :
丶 i `ｰ ' >" .／: : : : : : : : : ; : : : : : : : : : :
丶 ， .《 〈: : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : :
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 449 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:32:47 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
ヽ､__＼:.:｀¨"'ｰ､_i＼. |:l
＼￣: : : : : : : :ヾ｀＼l:ﾍ.､ i､
`=ニ二￣: : : : : : : : : : : : : : ﾍ: ヽ |:!
／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヾﾊ /
､_,,,／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾚi ／
￣ノ: : : : : : : : : : : : :!ヾ: : : : : : : : : : : : : : レ′
＜二: : : : :, ヘ: : : :;;;;ﾐ ヘ: : : : : : : : : : : /
＼: : : :（(ﾍ i彡"" ﾍ!: :;: : : : :ﾉｿ/
ゝ: : : i:し ｿ ＼, `ヾﾍ:,:／/′
∨: : 〉Ｙ 弋ftミ､､ ﾉ
）ｿ" 7 ´｀´ ヾ´" ,,､≦" 「それ」と戦った者達は、存命中口々に語っていた。
ｿ ﾍ u. iヾｿ
__ ／ ____' , ∨ あまりに異質であったと。
//´￣￣7/::::::::∧ ー- ､_ ／
// __＿ノノ=＝二∧､､,,,､､-／´､_
ノﾉ´￣／::::::::::::::::::::::::::::::,::'':::´::::¨"｀`ヽ. 「それ」はただひたすらにヒトを襲う。
ﾉｿ: : : //::;;;:::::::::::::::::::::::::::;':::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
ノ!: : ／´""l::::::::::::::::::::::::::::;'::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾍ 明確な意思を持って、人間を殺していたと――……
//」'"´: : : : :.l::::::::::::::::::::::::::,:';;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::ﾍ
. /／: : : : : :／;;;::::::::::::::::::::::,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､_
i/: : : : :／´::::::::;;;;:::::::::::::::;:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 450 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:33:21 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
､_,ｨゝﾍr
ﾑ=＝=}
/.:.:.:.:.:..', 「あいつ」に傷つけられた者は例外なく奇病に冒されたわ。
ｨ─/.:.:.:.:i!:.:.:.ゝ‐‐､
∠二,ｲ,:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:ヾ二ヽ 子を望めぬ身体となり、じわじわと病魔に冒され死に至る。
〃.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
-=彡イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ミ=-' 進行を遅らせても、完治の手立ては終ぞ見つからなかった。
／ {!/.:.:.:ﾉ!:.:.ミﾒ、.:.:.:.:.:.:.:三ミヽ
／ 厶イ j.:.:.:/ ヾ､.:.:.:.:.:ﾐ=-､
／ ／ ノイ/ ￣｀ﾞ ＼
／ ／_＿＿ } ＼ 「種絶の呪い」「短命の呪い」を持つ化け物。
＼ (/／ ｀ヽ / ＼
`ー‐'. } `ｰｧ' /⌒ 「あいつ」が生物災害に指定されたのは当然の流れだったの。
i |{ ノ
| |ヽ. ＿＿＿__/´
{'二ﾞ{'ニﾞ{
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 451 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:34:02 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
__＿
_. : : ´. . : : : :二ﾆ=ｭr‐v-‐-､_
, ´フ マ: : :ヽ: : : ＼￣ハ: ＼7 ｀＞
／: :／. : : :＼: : :｝: : ＜＼/ }::: . Ｖ⌒フ
/ : : :｛ . : :＼: : :＼j: :｝: : ＼___{:: : : ﾄ､__）
{: : : :{ﾄ､: :＼ ヽ: : :Ｖ: :／:j/: ::{:: : : |: .i| 当時最強と謳われたモンク、
{::i|: ｛ｉ ＼ﾍ＼z}ト､: }ﾊ}ﾐノ::／{:!: : :|: .:i|
{::i|: ハ ィﾒテぅxr｝ｿ ﾁ=ミ彡ｲ|: : |: .:i| 孫悟空さんですら病に勝てなかった。
{人:仆ﾐ ´ ゞﾟ''＾ ｲち )::::八:i:|: :ハ
|! {ﾈゞ) rイ::// ::}:|:/{/∧
く ..:::｛/// ::/V/ |/: :ﾊ 真のお父さん――ベジータさんは彼をライバル視していてね。
' =‐ V/ ::｛:ｲ,' : |//: :}
ヽ｀ ィ ノ ..::人|: : ://: :人 悟空さんが亡くなられた時の落胆ぶりは、
ｰ= i｢ﾊ_ ＿彡＜≠j）／: : （ : : :,
ﾉ≧ _=ミく⌒j／/: : |: ヽ: :.∨ 見ているこっちが辛くなるほどだった。
ｸ ､） ＼{: :{: : : |: : ∨
, ｲ ／ ヾ: : : :{: {: . / ∧
（ ｛jｨ " ∧＼|: ト､ / /: :ヽ
乂| ｝ ′∨/＼:V 〈: : : : :,
／ ｝ ｝ v / }〉:/∨ |＼＼: :,
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 452 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 00:34:18 ID:7uRZaQ5k0
- 屍を越えていくのか
- 453 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:34:44 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
､
＿_ｰ-=＝＝‐ｰｰ''""`ヽ､___ iヽ、 ､
＼;;;`ｰ--＞;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;i;;;;;ヽ ;｝
＜二ニゝ;;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;∨i ,
＼ヾ=＝＜￣`;;｀￣＞､;;;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;;;;;;;i/i
ヾﾍ;￣￣`::::ヾ:::::::::::::::::＼;＼;;;;;;｝;;;;;;;;;;;;;;;;ﾚ ベジータさんはブルマさんの力を借りて立ち直り、
!::::ﾍヘ::::::::/ `7;ヘ､::::::::::::::::ヽﾉ;ﾚノ／ノ;i
!;ヾ;;ヾ＼;/ /;/ `ゝ､::::::::::iｿ:::::::::::::ｿﾉ その後は夫婦そろって、悟空さんの奥方と
!;;ヘ＞" !;! // ＼;/ﾍ"ヾ:::::/′
:i ゞY ｰ-､,_|! !;i i;:〉 !;;i′ 残された三人の子供のケアに全力を注いだ。
人｛ ___.,,,,≧ｔｒｭ､_i;! _,i/,,､ﾉ!;!
_,､＝クﾄし、 ｀ゼﾂﾞ¨` ?礒 ≦ｆｾｭ7 i/ ﾄ ﾗ ﾝ ｸ ｽ
.三ソ'ｌ:.:.:.:!! :i i /__＿ _ 息子二人は独立し、娘は今度ベジータさんの子供と結婚する。
.二.:.:.:i.:.:.:.||八 i / `ヽ:.:.:.｀＞....、
ヽ_∧.:.:!.:.:.:.:.､ﾍ ''′ ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.ヽ:.:.＞.、 「これで肩の荷が下りた」
,_:.:.:∧.:.:ヽ.:.:.:.:.:.ﾍ ´ ￣ ﾞ ／⌒i:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:i
｀'┤:i.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.ヽ ´ ／ｿ.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:! ――――そう、真に言ったらしい。
.:.:.:.:i :ﾄ;;;;;;;;;;;;;;ヽヘ二｀ｰ-..タ∧;;;;;;;;ﾉ:.:.:.:.:.:.:.ﾉ:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.i!
:'ｰ､_i ヽ;;;;;;;;;;;;／ﾞ＼i i／ヘ;;;;;;;;;;入。:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:ノ:.:.:.:.:.:.:.i!
:.:.:/:.:/ヾヽ;;;;;;!;;;;;;;;ヽ /;;;;;;ｿ,-'"_ノ;;;o`:´:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:/:.!
:.:/:.:/;;;;;;;`;ｰ-..､ ヽ;;! !/ ,--ｰ";;;;;;;;;;;〉､:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.!、
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 454 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:35:39 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
__ ｒ-≧x ｰ=
ゝ::::::::::::::::::::::::::ゝｨ
∠:::::::::::::::::::::::::::::::::7
ｧ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ
j/:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ
/ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::ｿ
从::::::::::::::::::::::::从 治療に当たった人達の苦悩も計り知れなかった。
ｿﾄ､:::::::::::::ｨﾘ
,,ｪ≦≧ﾐｱュ
,'//////////ﾐｭ 『生存した俺を、貴重な被験体として扱ってないと言い切れるのか』
ィ=//////////////ﾐ=-
,'//////////////////////> 『死にゆく人間を無理やり生き延びさせているんじゃないか』
i///////////////////////ﾑ
i///////////////////////.ﾑ 『もう一度同じ状況に陥った時、患者と向き合えるのか』
i///7’｀ ￣￣￣ ｀ﾍ//////./ｉ
ﾏ/i i/////.》
ﾐ/.i i//////i キャスターさんは、今でも答えが出せないと言ってたよ。
.i///.i .i//////i
i////i i//////i ――残された人間にも、大きな爪痕を残した生物災害だったんだ。
i////∨ , ; .ィ/////.ｌ
i////彡 ,., ゝ////》
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 455 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:36:48 ID:OhA4nYOM0
,‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／ ヾ ＼
// ﾊ, ' / ヽ､ ヽ （多くの命を奪い、人生を狂わせた生物災害）
〃/ ｿ ,/, , ｌ i|
ﾚ! ノ ｌﾉ/ 从 ﾉ 、 i| （――最期は、孫悟空さんの力で木っ端微塵に吹き飛ばされた）
( ｿ ﾉ ノ＼ ﾘ ﾘ |ﾉ
ヽ、 iﾉ ｌﾉ / 从j /
ゝ .__ . -‐/イ ヾﾉ （その後、救出されたシロウさんは、センダイであらゆる治療を施された）
_,r‐;_,.ィ厂´ヽ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
_,. -┴'´ ﾊ. |:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ. （生物災害に襲われ、負傷してなお、奇跡的に生き延びた人間だから）
_／´／ /| !:!＿＿＿:.:.:.:.:.:.:ﾍ
. /´ ／| └―┬―-¨二二ﾑ
｜ ／ / ＼.:.:／ ∧ ﾍ- 456 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:37:20 ID:OhA4nYOM0
,‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／ ヾ ＼
// ﾊ, ' / ヽ､ ヽ
〃/ ｿ ,/, , ｌ i|
ﾚ! ノ ｌﾉ/ 从 ﾉ 、 i| （怪我の状態、体内に入り込んだ毒素、医師たちの診療記録）
( ｿ ﾉ ノ＼ ﾘ ﾘ |ﾉ
ヽ、 iﾉ ｌﾉ / 从j / （シロウさんが生き延びるほど、多くの情報を得られる）
ゝ .__ . -‐/イ ヾﾉ
_,r‐;_,.ィ厂´ヽ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
_,. -┴'´ ﾊ. |:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ. （生物災害への対抗策を、罹患者から見つけ出す）
_／´／ /| !:!＿＿＿:.:.:.:.:.:.:ﾍ
. /´ ／| └―┬―-¨二二ﾑ （それが、政庁やギルドの意向だったと、リナさんは教えてくれた）
｜ ／ / ＼.:.:／ ∧ ﾍ- 457 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:38:07 ID:OhA4nYOM0
,‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／ ヾ ＼
// ﾊ, ' / ヽ､ ヽ
〃/ ｿ ,/, , ｌ i|
ﾚ! ノ ｌﾉ/ 从 ﾉ 、 i|
( ｿ ﾉ ノ＼ ﾘ ﾘ |ﾉ （ぼろぼろの身体で、過酷な治療を続け）
ヽ、 iﾉ ｌﾉ / 从j /
ゝ .__ . -‐/イ ヾﾉ （やっと動けるようになった矢先、助けてくれた人たちは次々と病に倒れ）
_,r‐;_,.ィ厂´ヽ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
_,. -┴'´ ﾊ. |:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ. ｷﾘﾂｸﾞ
_／´／ /| !:!＿＿＿:.:.:.:.:.:.:ﾍ （その中にはお父さんもいて――）
. /´ ／| └―┬―-¨二二ﾑ
｜ ／ / ＼.:.:／ ∧ ﾍ- 458 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:38:41 ID:OhA4nYOM0
,‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／ ヾ ＼
// ﾊ, ' / ヽ､ ヽ
〃/ ｿ ,/, , ｌ i| （――――最後の生き残り）
ﾚ! ノ ｌﾉ/ 从 ﾉ 、 i|
( ｿ ﾉ ノ＼ ﾘ ﾘ |ﾉ
ヽ、 iﾉ ｌﾉ / 从j /
ゝ .__ . -‐/イ ヾﾉ （どんな気持ちで、シロウさんは口にしたんだお）
_,r‐;_,.ィ厂´ヽ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
_,. -┴'´ ﾊ. |:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
_／´／ /| !:!＿＿＿:.:.:.:.:.:.:ﾍ
. /´ ／| └―┬―-¨二二ﾑ
｜ ／ / ＼.:.:／ ∧ ﾍ- 459 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:39:19 ID:OhA4nYOM0
,‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／ ヾ ＼
// ﾊ, ' / ヽ､ ヽ
〃/ ｿ ,/, , ｌ i|
ﾚ! ノ ｌﾉ/ 从 ﾉ 、 i|
( ｿ ﾉ ノ＼ ﾘ ﾘ |ﾉ （……それに）
ヽ、 iﾉ ｌﾉ / 从j /
ゝ .__ . -‐/イ ヾﾉ
_,r‐;_,.ィ厂´ヽ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
_,. -┴'´ ﾊ. |:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
_／´／ /| !:!＿＿＿:.:.:.:.:.:.:ﾍ
. /´ ／| └―┬―-¨二二ﾑ
｜ ／ / ＼.:.:／ ∧ ﾍ
,‐ '´￣￣｀ヽ､ _､
／ ヾ ＼
// ﾊ, ' / ヽ､ ヽ
〃/ ｿ ,/, , ｌ i|
ﾚ! ノ ｌﾉ/ 从 ﾉ 、 i|
( ｿ ﾉ ノ＼ ﾘ ﾘ |ﾉ （シロウさんの…………あの言葉）
ヽ、 iﾉ ｌﾉ / 从j /
ゝ .__ . -‐/イ ヾﾉ
_,r‐;_,.ィ厂´ヽ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
_,. -┴'´ ﾊ. |:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.
_／´／ /| !:!＿＿＿:.:.:.:.:.:.:ﾍ
. /´ ／| └―┬―-¨二二ﾑ
｜ ／ / ＼.:.:／ ∧ ﾍ- 460 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:39:52 ID:OhA4nYOM0
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━
,_..;.:.:.:.:.:￣:.:.:.:｀:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､, _
＿_.....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:=-
｀ ｰｧ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ミ
ｰ=彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ
_ノ:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.` 、
. ｀/:.:.:.:.:.:i:.:.ﾊ:.:.,ｲ.:/:.:ﾊ:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.て
|:.,:.:.:ｨ´}/ }/ .l/_!ム斗ﾍ;.::.:.:.:.:.:.:.从:.:ﾄ ――――もう１０年も経つんだ。
. j/ :.ﾘ! ／ｨf≦斧㍉ｲ;:.:.:,_ -､:.:.:.:.ﾘ
j/ l,ミ､ ヽ ﾄzﾘ ,/j／/〈} }:.:.ゝ 陰萎を気にしてなんか、いない。
ﾏj〉 ¨ 〉ﾉ/ヾ｀
∨ r' ﾘ{ 俺は、この身体と生きていくんだから。
ヽ , -‐ 从｀
＼ ／ ヽ
. ｀ _ ..::::: ,' ,〉ﾆﾃﾑ､
｀ ヾ /, ィﾆニﾑｲ: : : ﾍ
__∧ ｨﾆﾆﾆｧ'.´: : : : : : ; ｲヽ-.== ｭ_ ＿
_/:.∧l_ ,人=ニﾑ: : : : : :／. : : : : : : : : ／. : : ヽ
ィ. : ヽ/ﾒ､_ _ノヽﾆﾆ}-‐ : : : : : : : : : : : :／. : : : : : :ﾑ
r. . ´: : : : : : ﾒ､ ,ｨ≦「: : : : : : : : : : : : : : :/. : : : : : : : : : :i
━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━
━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━- 461 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:40:24 ID:OhA4nYOM0
, '´ 「￣｀` ⌒ヽ
／ ヽ ヽ
〃 ／⌒ヽ ヽ ヽ
. / / ／ ヽ ヽ '
/ / ,ｲ ヽ }
イ./ f斗-―- -ゞ‐-.| ヽ l
| | |/ -― ―＼j ｉ ヽ }
{ | { ィﾔ芯 芯ミｧ-} .l 从 （シロウさんはああ言ってたけど）
. ',乂 ゝ乂_ソ 乂_ソｿ / }/人{
. ヽ ､⊂⊃ , ⊂⊃イ}/ （気にしていない、なんて――――嘘だお）
圦 ./ ノﾘ
! ＞ ￣ イ"´!
ヽ⌒}ィ}＞ - ＜{イ ゞ/
＿___}:} } } } }! {＿ （じゃなきゃ、シェリルさんを治療した彼の元に赴いて）
,／ ⌒ ＜ } } } } }! ＞― 、
{ {ﾄ､ / //＾ ＜.＼＼ _ ／ ∧ （身体を治してくれと頼んだり、しない）
{ _〕=-／.／ :ﾄ､ ヾ } ､ i} i} }
／ ／ ／ .ノ >､ Ⅵ i} i} }
／ ／ ／ ／.／} 〕i、 ﾉ ＾ V i} ..}
:{ ./ / ／ / } :} {ト＜ }i V .i} .}
八:{ i{ ./ { } :} 八 }i }i }: i} {
}ﾄ､.j{ i{ .∧ i} :} .∧ }i ／ ﾑ .Ⅵ- 462 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:40:56 ID:OhA4nYOM0
, '´ 「￣｀` ⌒ヽ
／ ヽ ヽ
〃 ／⌒ヽ ヽ ヽ
. / / ／ ヽ ヽ '
/ / ,ｲ ヽ }
イ./ f斗-‐ '´ ｀ゞ‐-.| ヽ l
| | |/ -‐ ' ' ‐＼j ｉ ヽ }
{ | { ィﾔ芯 芯ミｧ-} .l 从 （けど、キャスターさんやコクブンの彼ですら）
. ',乂 ゝ乂_ク 乂_クｿ / }/人{
. ヽ ､⊂⊃ , ⊂⊃イ}/ （シロウさんの身体を完全には治せなかった）
圦 _ _＿ _ / ノﾘ
! ＞ .￣ イ"´!
ヽ⌒}ィ}＞ - ＜{イ ゞ/
＿___}:} } } } }! {＿ （……残された人間にも）
,／ ⌒ ＜ } } } } }! ＞― 、
{ {ﾄ､ / //＾ ＜.＼＼ _ ／ ∧ （大きな爪痕を残した、生物災害――――）
{ _〕=-／.／ :ﾄ､ ヾ } ､ i} i} }
／ ／ ／ .ノ >､ Ⅵ i} i} }
／ ／ ／ ／.／} 〕i、 ﾉ ＾ V i} ..}
:{ ./ / ／ / } :} {ト＜ }i V .i} .}
八:{ i{ ./ { } :} 八 }i }i }: i} }
}ﾄ､.j{ i{ .∧ i} :} .∧ }i ／ ﾑ .Ⅵ- 463 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:41:27 ID:OhA4nYOM0
, '´ 「￣｀` ⌒ヽ
／ ヽ ヽ
〃 ／⌒ヽ ヽ ヽ
. / / ／ ヽ ヽ '
/ / ,ｲ ヽ }
イ./ f斗-‐ '´ ｀ゞ‐-.| ヽ l
| | |/ -‐ ' ' ‐＼j ｉ ヽ }
{ | { ィﾔ芯 芯ミｧ-} .l 从
. ',乂 ゝ乂_ク 乂_クｿ / }/人{
. ヽ ､⊂⊃ , ⊂⊃イ}/ （黒こげになって、燃え尽きたのは――――）
圦 _ _＿ _ / ノﾘ
! ＞ .￣ イ"´!
ヽ⌒}ィ}＞ - ＜{イ ゞ/
＿___}:} } } } }! {＿
,／ ⌒ ＜ } } } } }! ＞― 、
{ {ﾄ､ / //＾ ＜.＼＼ _ ／ ∧
{ _〕=-／.／ :ﾄ､ ヾ } ､ i} i} }
／ ／ ／ .ノ >､ Ⅵ i} i} }
／ ／ ／ ／.／} 〕i、 ﾉ ＾ V i} ..}
:{ ./ / ／ / } :} {ト＜ }i V .i} .}
八:{ i{ ./ { } :} 八 }i }i }: i} }
}ﾄ､.j{ i{ .∧ i} :} .∧ }i ／ ﾑ .Ⅵ- 464 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:41:58 ID:OhA4nYOM0
, '´ 「￣｀` ⌒ヽ
／ ヽ ヽ
〃 ／⌒ヽ ヽ ヽ
. / / ／ ヽ ヽ '
/ / ,ｲ ヽ }
イ./ f斗-‐ '´ ｀ゞ‐-.| ヽ l
| | |/ -‐ ' ' ‐＼j ｉ ヽ }
{ | ﾘz=＝ァ ォ＝=ミ } .l 从
. ',乂 ゝ .ｿ / }/人{
. ヽ ､⊂⊃ , ⊂⊃イ}/
圦 _ _＿ _ / ノﾘ
! ＞ .￣ イ"´!
ヽ⌒}ィ}＞ - ＜{イ ゞ/
＿___}:} } } } }! {＿
,／ ⌒ ＜ } } } } }! ＞― 、
{ {ﾄ､ / //＾ ＜.＼＼ _ ／ ∧
{ _〕=-／.／ :ﾄ､ ヾ } ､ i} i} }
／ ／ ／ .ノ >､ Ⅵ i} i}
／ ／ ／ ／.／} 〕i、 ﾉ ＾ V i} ..
:{ ./ / ／ / } :} {ト＜ }i V .i} .
八:{ i{ ./ { } :} 八 }i }i }: i}
}ﾄ､.j{ i{ .∧ i} :} .∧ }i ／ ﾑ .Ⅵ- 465 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:42:23 ID:OhA4nYOM0
┌───────────────┐
│ │
│ ┌─────────┐ │
└──┼─────────┼──┘
│ ┌─────┐ │
└─┼─────┼─┘
└─────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
□- 466 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:42:48 ID:OhA4nYOM0
――その日はやって来た
＿__ , -─‐v‐- 、
／::::::::::>'::::::::::::::::::::::::::::＼r‐ ､
＼＿_/::::{:::::j:l:!´¨丁ﾊ:::::::}::::::::>
l／:::}::::ﾅメ､ﾊ !≦}::l:::トイ
|:::::::ﾊ::{代:ｿ ﾋ以}ｲ:/!-「
|::::l::::ｆヘ ' ﾊ::::|:::|
|::::|::::｀ｰ､ ｀￣ /ｲ::/::::!
|::::|:::::!:::/::ト､＿, イ:::/:::::::::| 上々ね。
|::/:::::ﾊ(::::「￣￣￣7:::::::::::ﾊ
/´:::::/:::{::ノ: : : : ／:::::::::::ノ: : '.
/::::,ｨ´: : __/__: : :(::::::::,.ィ´: : : : :ﾍ
ノ::::/: i/: : :/: : : : : :)::::( : |: : : : : : : :}
／::::::ﾉ: f: : : /: : : : :イ:::::ﾄヽ:l: : : : : : : : ＼ ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾝ
(::::::::/: : :| : : : i: : : : : :):::/: : : :＞ 、 : : : : : ＼
＼/ : : : }: : :l |: : : :／´ : : : :/:::::::::＼: : : : : : :＼
リンはＬＶ３になった！
生命７０ 気合２８０＋７５
ちから（str） ７ 技能一覧（パッシブ） ギフト一覧
すばやさ（agi） ４ 魔法知識 ＬＶ３ アベレージ・ワン
かしこさ(int) ２５＋３ 魔力増進 ＬＶ３ 転換
きようさ(dex) ４ 気合補正 ＬＶ３ 天才
たいりょく(vit) ７ 赤心少林拳 LV３
補助職業 その他 技能一覧（アクティブ）
錬金術師 ＬＶ３ 読み書き ブレスＬＶ３ （ステータス補正） 消費気合６
鍛冶師 LV３ 計算 スタンボルトLV３ 対象の動きを止める 効果時間中 消費気合５
調理師 LV３ 会計 ガンドLV３ 攻撃力小 対象のステータス下降 威力中 消費気合５
基礎学力 フォースエンチャントＬＶ２ 強化魔法効果小 消費気合４
new！ コールビームLV1 極太ビームを発射する 女王ビーム！ 気合消費７- 467 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:43:41 ID:OhA4nYOM0
ﾄ､
Z弋ミヾﾍヾヽ,,
辷彡 彡ﾈ〉ヾヾ〉ﾊ爪
. / -=ﾆ 彡'ﾅヽ､/｀ヾ《ﾊ
人ﾆ三彡 込ﾂ ヽ Yヽ
Y ,ﾐYヽ :::..ｲﾂ |
廴ﾐゝ､ ､＿__ ｨ
ヾミZ:::.. /
j'' ::::::::::......... j
_____/ |:::::::::::r-／
ｲ ヽ | Yミヽ､＿＿,,,--一-､ もっと速くなってもいいのか？
＼ .小 ﾊヾミ三三ミﾐ､
〉､ー- >-ゝ＞ ミ二ミミﾐ､
ﾍ:::::::...........:::Y ﾊヽヾ〉
ﾍ:::::::::::|:::::::| |丿
ﾍ::::::::::::::::| | ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾝ
＼::::::::::| /
ランサーはＬＶ３になった！
生命１１０＋７５ 気合１１０+７５
ちから（str） １３ 技能一覧（パッシブ） ギフト一覧
すばやさ（agi） ２０ 武器扱いＬＶ３ 防具扱いＬＶ３ 矢よけの加護（飛び道具に対する防御力増）
かしこさ(int) ８+３ 生命補正ＬＶ３ 気合補正LV３ サバイバー（瀕死の状態でも行動可能）
きようさ(dex) １１ 魔法知識ＬＶ３
たいりょく(vit) １１
補助職業 その他 技能一覧（アクティブ）
クラフトマン LV３ 読み書き バーサク（攻撃力上昇、スタミナ消費増） 気合消費５
細工師 LV３ 釣り new！槍術・初の槌 ダメージ+麻痺 気合消費５
投擲 new！槍術・中つ槍 突進技 気合消費５- 468 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 00:44:38 ID:MhxX0BQs0
- 速いだけじゃリンを満足させられないぞ！（最低だ
- 469 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:44:49 ID:OhA4nYOM0
|::ﾚ'::::::::::':::::::::::::::::::::::::::｀丶､,＿__
_,､!:::::::;r':／⌒::::::::::::::::::::`ヽ､:::ﾆ=-
ｰ=ﾆ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ;::::::::::::::::::::::::::::ヽ､_
/::;:::::::::::::::::;::::;::::::::､:::::::､:::､::::::::::::::::::<´
ﾉ:ｲ:::l:::!:::ﾄ::::::､;:丶::::ヽ｀ヾ'､ ,`i:::f^ヽ:､:ヽ
ｰ'" !::ﾉ::ﾄ､:!＼:ヽヾ､｀`ヾ,.ｨ≦､ !;:!ﾉ〉）'i｀ヾ
,...__ ﾉイ:::ヾ`ﾗﾃ=-;､ -'〃ﾍ;;;ﾘ' ﾚ_/::|
,」、､ﾆヽ Vﾊﾍヽゞシ｀ ｰ ''´ /!:/'
| { ヽ（＼ ' ゝヽ｀"´ l / |'′ これでまた、戦える。
/' ﾉ | ｝ l ＼ ` ＿_ / |
,{ ﾄ,...、 ゞ | 丶､´ ‐ ／ l
l rヾ-f / ｀ヽ- ＼,..-.､＿＿ __
ヾヾr｛ / __ ノヽ / ／:::::::::::::;::::':::::｀ヽ
ヾYﾍヽ ,ゝ-､ ＿,.. -'ﾆ-'´ ﾉ ノ-,. -':::::::::::::／::::::::::::::::::
ヽ ヽ /:::::::::::ヽ:::::::(´ ｀丶 ,..:‐':::::::;:::-':::／::::::::::::::::::::::::: ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾝ
＼/::::::::::::::::::＼:::＼_,. ‐':::::;:- '" く::/:::::::::::::;::::::::::::::::::
シロウはLV３になった！
生命１４０＋７５ 気合１５０＋７５
ちから（str） １２ 技能一覧（パッシブ） ギフト一覧
すばやさ（agi） １２ 武器扱いＬＶ３ 防具扱いＬＶ３ 成長補正ＬＶ５
かしこさ(int) １２＋３ 生命補正ＬＶ３ 気合補正ＬＶ３ 運命
きようさ(dex) １４ 魔法知識ＬＶ３ ？？？？
たいりょく(vit) １４
補助職業 その他 技能一覧（アクティブ）
調理師ＬＶ４ 読み書き 計算 強化LV３ 攻撃力上昇（効果中） 気合消費１０
家事師LV４ 会計 節約 サーチＬＶ２ 周囲の敵を把握できる 範囲中 気合消費８
鍛冶師LV３ new！投影- 470 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:45:25 ID:OhA4nYOM0
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u. ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ ／ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ー） （ー）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/
ヽ、 ゝ._） j /／ 知ってた。
／）,､ ヘ,､ __, イ／
{ ｀ } ｒヽiヽ__ ',1ｰｒヽ、
＼ , ＼' ノ:::VyＶ':／｀ヽ）
｀ヽ ＼::::::::::／ /
{:ヽ ＼／ ／
ゝ:::＼ ' ｲ:l ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾝ
`ヽ::::`-:rf'"::::{、
やる実はLV３になった！
生命４０ 気合４０
ちから（str） ４ 技能一覧（パッシブ） ギフト一覧
すばやさ（agi）.. ４ 集中力 来世から本気出す（転生ボーナスもりもり）
かしこさ(int). ４
きようさ(dex)..... ４
たいりょく(vit)... ４
補助職業 その他 技能一覧（アクティブ）
芸術（絵） LV３ 読み書き 計算 ピュリフィケーション 液体を真水に浄化する 気合消費１
家事 LV３ 基礎学力 センス・メタル 鉱脈を発見 気合消費２
調理師 LV３ トリビア プリザーベイション 腐敗防止 気合消費２- 471 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:46:00 ID:OhA4nYOM0
,. . . -. . ,
ゝ-､=,.ｨ／: :_,＿: : : ,｀-､..,ゝ
/: :/´: /／: : : : : ヘ/ﾐ: : : : :､＼
l: : :〉=〈/:./:/:l: : :ﾄ<´｀＼ヾ:､: :ヾ:＼
.: : :i: : : |: l､: ∧ﾍ:ヾヽ ﾍ: ﾄl: :ヾi: :.＼
/: : :ﾍ: : :l从｀ヾ＿ ﾐ｀ ／|ﾉﾉ､ﾉ人ヽヽ: ｀: ＜、
/: : : : :.i､人;ﾐ､ｲ乞ﾑヾ ´ /: : : : ､＿: : : : : : :｀
/: : : : : :|: : 〈ゞ、 ﾟ'ｰ゛ , ´⌒'.!: : : : ､ヾ､: : : : : : : : : これで市民権の凍結解除！
/: : : : : :..|: : |: ｀ﾍ , - ､ 八: : : : :ゝ: : : :-----:
／: /:i｀Y: : |从:|:ﾍﾐ､|ヽ ヽ ノ ＜: : : : : : : : : : : : : : :ﾍ: : 予定通り、三ヶ月で成し遂げたわ！
／: : 〃: :', ',::ﾉ': :ﾍ: : 从= ＞_＜: : : :l: : : :､-､｀ : : ､: : : ヾ､:
／: : ／/: : :∧ ∨: :／ ｀ヾ＼ |:_:_:､ヽ: : : : : : : r==､､ /: ヾ
／: :／/:/: : ／: i l: :l , ､ ﾍ ｀゛゛´ ＞ ､ヾ: : ､; ; ; ; ))ﾍ: :
/: :／: /:/: ／:_:,= l､ V / / ＿､ ﾍ ､ ｀＞､ヾ｀: ､((-: :｀
/／/: :./: :／:´/ノ ヘﾚ /／ | __,....::-ﾍ､.._....｀::.. ':.＞ : : ＜
､ッ､
＿.≠=―Z~::::::ｖ/ｊ,､
＞:::::＿Σ::ヽ:::::::/::::|
／::::::::::::::::::::::::: ｒｗ､:::::=､
Ｚ::::::::::::::ｆ7/￣!/ i=彡
`Ｖ:::::::: !{:ｉ ＝=彡 -ァ!
ヽ:::ｒ-ｉ -‐す ~ ﾄﾍ 射程外から弓と槍と宝石でボコってりゃ
Y| { ` 丶 人ﾊ
_,={_スﾆH ｔ- -ァ/￣ ﾉヽ 事故なんて起きようがねーわな。
／::::,イ Y'i」Y ≧t- ' ／ i
/::::::?亳 | ∧ 入 ヽ ∧
∧::,ｲ ＼￣７∧ ∧. ∨ .∧
ｉ:::/ .| x└‐∧/ .〉 ∨ .ﾍ
|:/ ｲ ヽ ヾ. 〉 ヽ￣､
i} ハ ／､ .ﾊ ヽ }
/ └‐ｔ‐'´ ヽ. ／ 丶 ｝ |
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ 、／,ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ 一） （一）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ / （バブリーズ戦法そのまんまだお）
. ヽ u ゝ._） j /／
ヘ,､ __, イ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |- 472 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 00:47:14 ID:mq9Fkcfo0
- 金！それは大いなる力！
・・・ってバブリーズ懐かしいなｗ - 473 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:47:32 ID:OhA4nYOM0
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、:i :: ::: ﾉ
ﾍ::/-=ト |/Ｖ _,止-::::z´
《-i ゞ少:｀ {心ﾘ i ソ みんな揃ってCランク、か――
ﾍ , ,'
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ / だおね。
ヽ、 j /／
ヘ,､ __, イ ／ これで――――
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ- 474 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:48:18 ID:OhA4nYOM0
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ＼ ／ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ/ これで次の狩場に行けるってことだおね！
ヽ、 ゝ._） j /／
ヘ,､ __, イ/／
,ｒ--'⌒)::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
ﾉ /｀Y´ﾄ､-､ yヽ/::::::::::／,1
', ﾞ 〈 l l 〉／::::::::::: r" 〈
. ∧ __ ＿_
/ ＼_ ,.ｨ'"´￣｀l´ヾ¨`ヽ-､ ／ ／
. { ヽ.／/.// l l rv､.｜ l i ､ヾ /
. 人 /: i:. !l:. ｌ:,!:|｀´}:.j_!:ｌ:ｌ:|.:ｌ:!.:∨'∧
l: /＼!:: lｰl匕｢ﾊ{ ﾉノﾉﾌ廾1:!.:::}く:i.::',
|/ 人::.ｲ三三` '三三ﾐｲ}､ﾉ、＼j ヒャッハー！
|＼ ,{Υ ﾘ }､ ヽノ|
|:. l:Υﾊ.と⊃┌──―┐⊂つ'i: Υｌ :| 新鮮なババコンガが待ってるわ―！
|:. |: i::| l::ﾄ､ ヽ.＿＿_.ノ ,.ｲ!:! !:: j.:j:!:|
|:: {: i::| l::l.:介ｧ-,､..＿ ,..ィ介jﾘ:i::l:...ｌ::ｌ:l | 素材はわたしのためにある！
ヽ:.ヾ :! !:{::j:j;/´入_八_ﾉ厂∨::j::l. :{ :{ﾊl
}:: } :l_レ'´ ￣＞个个く￣｀`ヾ､:. ）:）::）
／／_/＼ 〈 ,.辷j､ 〉 ／∨/,.ｲ
（::.（: （/ j ∨:l|Ｏ|l∨ { ∨i::|- 475 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:48:48 ID:OhA4nYOM0
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/-i≦ |/Ｖ _≧- j::z´
《-j丶-‐ .:｀ --‐ i ソ …………やる実も行くんだよ、な。
ﾍ , u.,'
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |
／i､,,-ーフ,､__
iヽ／i/::::／∠_::::::::::::::｀＞__
|::ヽ:/:／／/::::::／::＞::::::::::::ゝ
|ヾ::V:::/:,彡ｿﾊﾍ;;;;;::::￣´＼:ト
γ升/`"ﾍL,,＿__ﾍ /｀二ニ:::＼
!/≧ `"''i斤┬,ｒ､ く;;:::ニ＿＼::＞
ゞt) ' ､_ﾋ;j ′ ミ::::::::::::＼
タ u ﾐ>＝-::ﾍ一
〈 ヽ γ´ヾラﾍ 今までどれだけ話し合いしたと思ってんだ？
', _＿ ソノ/::/
', ヾニ二二｀) ∧≦／ いいかげん腹をくくれっつーの。
i′ ´ l:l::::|
|:lヽ __ l:l:l:::|
L! i _.,､ｰl !」ゞ、
＿＿ ｲt､,,,､､i´: : : : : : : : :＞ｰ-､_ ＿
／´: : : ／￣＞ｰ--､,,､ｰ'´:.| i丁厂ﾍ__;, : : : :／: : : : :!√ヽ:｀:＼
/',: : : : : i: : : : i: : : : /: : : :,､／Υｿγ⌒ヽﾍ／: : : : ／: : : : : :,ヘ :＼- 476 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:49:29 ID:OhA4nYOM0
ヽ///:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:ﾄ/////ﾉ:.:.:.:/:.:.:.:/:.:./:.:.:.:.:.:/l.ﾍ:.:.:.:.:.:.:.::.:ヽ.-='//丿
. ヾ/l:.:.:.:.:.:/: /:.:.:.:ゝ=≧':.:.:.:.:./:.:.:.:/:.:./:.:.::/:./、 ,, l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ////
ゝ|:|:.:.:./:.:/:.:.:.://///≧ｭ:/:.:.:.:/:.:./:.:.:./:./ |:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:ヽ/ソ
.///|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.://////／.:l:.i:.:./l:.:/l:.:.:/l:.f |:i:.:.:|:.:.:.:i:.:.:.:ヽ'
///.|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:ん////ﾉﾄ:./|:.|夭爻刈/､|.:| |:|:.:.:|:.:.:.:|:.:.i:.:.}
んｿ.|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.ん∨':.:.| ﾘ从-ﾃ=ミﾘi!刄`ｰ ﾉﾘ:.:.:|:.:.:.:|:.:.}:.:.}ヽ、
｀´|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.:.:.|!ミ.ヾ|. 〈 んﾊiJ ﾐ｀ ヾ| ,ﾒ=ﾃ从!:.:.ﾉ:.ﾉ:.:.:|='
ﾉ:|!:.:.:|.:.:|!:.:.:.:.: トﾐ 乂ﾐ ﾇ ﾉ/ ノ沙 ､ソノ.:.ｲ´l:.ﾉ やりたい事が出来た。そのためには上を目指さなくちゃいけない。
.{:.:| :.:.:|:.:.:|! .:.:.:.:| ヽ ￣ {ﾘiﾘ/.::.／:.| ｿ
/:.:!|:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.:.|-〈 ヽ ヾ_' .:.:..:.:.:.ﾉ 理由としては十分でしょ。
./:.:.:.:|.:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.:| ! / l:.:|:.:.:.l
:.:.:.:.,ｲ:.:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.ﾄ-ﾑ ﾑ:.|:.:.ﾉ
:.:.:/:!|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|!.:.:.|!:.:.:|ヽ ' -｀ ..:|:.:.:|:.:| それとも何？
:./:.:.!|:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ミｭ.|!.:.:| ヽ .::.:.:.:|:.:.:.|:.|
:.:.:.:.:!|:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.ム}.:.} ..::.:.:.ﾄ.:.:|.:.:.:.|ﾉ あんたさんざん無銘さんやセイバーさんの説得無視して
.:.:.:.:.!|:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:ムﾉ＿ ミｭ、 ,.::.:.:.:.:.:.|.:.:.|.:.:.:.||
廴.:.:.ヽ. .:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.ム ￣ ｀ヽr'.¨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.ヾ:.:.:.∨ 強くなるため冒険者になったのに、
. ｀ ヾ、ミｪ､.:.:.:.:.:.:.:＼:.ヽ Y.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ.:.:.:ヾ:.:.∨
ヾ、.:.:.ヾ:.:.:.:.:.:.:.＼.:ヽ. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.: Y:.:∨ 似たような理由のやる実はダメとかダブスタするわけ？
ヾ.:.:.:.:.Y:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.} 人＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ|:.:.:.:}
}:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.| ￣￣￣ ヽ:.:.:.:.|
┌───────────────────┐
│ダブスタ＝ダブルスタンダード。 .│
│ ......│
│自分に都合の良い二枚舌な態度のこと。 │
└───────────────────┘- 477 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:50:23 ID:OhA4nYOM0
_ , -‐=‐-..、_!＼_
＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト｀ヽ,_.i
_／..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾙイ
＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿ぇ.:.:.:.:.:.:.:.:./
ラ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾇ┘ .f::/ヾ^>,:ﾑ'
ヾ.:.:.:.:.:.:.:.::, へﾏ .j,へ ﾘ |
l.:.:.:.:.:,'.::ん' 7‐=二ﾒ、l
ゞ.:.:.:.:人り ﾄ;:ｦ´ γ 無理を通したのが仇になったな。
>、.:,ｨfｦ , ￣ 丶,
_,イ＞イ l l 弋ｯ‐- .、 / 危なっかしい挑戦やらかすのは
＞´ .l iﾉ ＼ ｀ - '／
rﾑ ト、 / シロウに限った話じゃなかったわけだ。
}二＝＝=‐┴┐￣
ノ::::::::::::::::::,:∈ゞl|
ﾐ≡＝=--.、::::::::::::卞, これからも「やる実が無茶をしないよう」きっちり見張っておけよ？
ﾉ:::::::::::::/∧
イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／:::::::ヽ}::::::::::::::::ヽ _,
7::::::::::::::::/:イハ/／|/ハ::::::::::::::::::::::::::::イ
/ｲ:::::::::::::/' ー - 、 ﾍ}/ハ:::::::::::::::::＞
!::::::::::::::! ,.<ﾋヵ _ﾑ..、_, _＼:::::<
N7 !ﾊ:::! ﾋﾟ:ｿ ` 7-'´ /:::ﾍ!
{ くﾍ! ｀¨¨´ ﾋｻ >ﾊハ!
. ':.、_j u. ¨´ /
. ﾍ:::ﾄ ′ /
. ∧! 、 ´￣ - 、 `
| ＼ イ む…………ランサー。
＿| .＼_ _, '’
_＿ ,.< /| 「 その言い方、なんか引っかかるぞ
イ=- 、ニニニニニヽ |
/ニニニニ 、ニニニニﾆ＼ i＞...、
. /ニニニニニニ＼ニニニニニ .、 ',>.、
ニニニニニニニニヽニニニニニﾆ>.、 ',ニ=-...
|ニニニニニニニニニニニニニ 7'’｀ <℡.、 ﾉニニニﾆ>.
|ニニニニニニニニニ{ニニニニ' ` <ﾆ>'’｀ヽニﾆ}ﾆ- 478 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:51:00 ID:OhA4nYOM0
,/.'´￣￣｀ ｰ- 、
／ 〃" ｀ヽ､ ＼ヽ
/ / ﾊ/ ＼ﾊﾍﾍ みんな、無茶言ってすまんお。
|i │ ｌ |ﾘ ＼ k-､ }_}ハヽ
|i｜从 （ ー） ヽヽヽl小N でも色々考えた結果、どうしても冒険者を続けたかったんだお。
（| ⊂⊃ ､_,､_r-'､ヽヽ-､
V j u ｀ ヽ ',
ヘ,､ __, イ ＼ ', 今はまだ言えないけど、やる実のやりたい事は
r<';::::::ヽ /y/､l } i
ζ }}:::::::::::ヽ':::::::::ヽ l .| さらに上を目指さなきゃ出来ないから……たぶん。
く´ _,ｿ':::::::::::::::::::::::::::::::} j l
,x-=7
/´.:.:.:.Y///ﾉ=‐‐=---,
-=///.:.:.:.:.:.:ﾉふ､:.:.:.:i:.:.:.:.:.:Y,ｲ.ヽ..
｀ゝ≠:.:.:.:.:/んソ:.:.:i:.:|:.:. i:.:.:|ﾍ .:.:.:＼フ
ん/:.:.:.::.んｿ:.:.:..|:.:ﾄ从乂Ⅳ |:i:.:.ヾ:.:ヽ 今はって言うなら、いずれ分かる事でしょ？
,.イ.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:ミリ ﾋﾅﾐ､` ヽ.|ﾉ|:.:.|:.:}
γ´／.:.:.: l.:.:.:.:.Y .｀ 乂ｿ rｦﾊ:.ﾉノ なら無理して聞き出す必要はないわ。
{ /.:.:.:.:.:.: l.:.:.:.:∧ ﾋ'K´:.:ヽ、
ヽ、.:.:.:.:.:.廴ｭ､, .｀ l、 ｬ ｧ /,:;〉ヾ=-- 、
＼ :.:.:.:..:.:.:.:.:.:｀≧=ｭ､_ ゝ.イ彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:廴__,,rz 嫌がらせや悪意が動機じゃなければ
γ⌒ヽ、_ ／〉＼ .:.:.:.:.:.:.:／ ｀ヽ.:.:.::.:.:.:.:.:,,ｪ≦´:.:.:.;-= 、:.:.:.:.）
,,／.:.:.:.:.:.:.:.:／／.:.:/:/ﾐ=７=' Y≦三ｦﾆミ＜⌒! ヾ.:.:} それで十分よ。
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.／/:.:./.:{::/:/l: :| ヽ 彡´:.ｿ ｀i:} ）:廴
./;'⌒`ヾ ／ｲ.／/.:.l:.:.:|':/:::|,,zｲミ=- ｀ヽ ´ ヾ、 ｀ヾ=-
{' /:./ /:./|:.: |:.:.:ﾚ'´.:.:.:.r=-ミﾐ､ ＼ }
ヽ. /.:/ ,イ.:∧廴レ'.:.:.:.:.／ ,,:丶＼ ＼
l:.ｲ´.:/.:.:ﾚ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ /´:.ヽ==7.＼ ｀≧- ､- 479 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:52:11 ID:OhA4nYOM0
､, ／i_,､-ゝ､＿__
ヾ∨:::/:::::／:::／∠__
|:i::::/:::::/::::::/:::／::::::｀:＞-
_|il:/:::::/::::::/／::::::::二ニﾆゝ､
／ゞ"''ﾍﾃ"ヽｰ-､､::::::::::::::＼:::::ヘ
〃 / |:i |i ﾉ_＿__::::::::::ヾ＜::＼
i __ }ヾ==ﾒｰ､_il ﾐ:::::::｀ヘ_＿:::::＼::ゝ
_,､-'´ / ゝｔrｯ ミ_:::::::::::::::::::::／::／
rn､′ ／ " "′ ミ::___ニ＝"´;;:／
rn;;;´;;;i ｌ ､ ゝ こ｝::::::／/_ 現実問題として、この徒党
_,､-''ﾞﾍヽ;;;;;;! ! 冫 ヽ､＿ ι ルﾉ彡"／´
_,､-''ﾞ::::::::::::::ﾍヽ;;;;;ヾヽ_ ヽ ｀`ヽ こソミ〈'"′ いまさら外部のヤツは入れられねーぞ。
_,､-''ﾞ:::::::::::::::::::::::__:::::ﾍヽ／`′ ｰ-ﾉ / i i￣:l ﾍ
_,､-''ﾞ´::::::::::::::::::::::,､-''ﾞ::＜ﾆ〃'ﾞ ` ､_ - "´ .／___| |:-∧ ﾍ やる実には雑務任せっきりだしよ。
／:::::::::::::::::::::::::,､-''ﾞ::::::_,､-'ﾞ´ /￣>-l￣´ ｀' 〉,久
/::::::::::::::::::::::;､-''ﾞ::::::::,､-'ﾞ ／ ﾍ〕∃､___,,,､､､､=＝!:::::'.,
｛:::::::::::::::::::::://´:::::::／::::Y Y"￣｀｀"''ｰ--､､＜ﾆ〈::::::／〔￣∟_ヘ､. ￣ 〉l::::::::', 矢と宝石代だけで毎回大赤字のはずなのに
ヾ＿＿＿//:::::::／:::::::::::ﾍﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼>/;;;;;;;￣｀＼ ＼ ＼／:::';::::::::::'.,
`"'ｰ=＝＞:､__,,,､--ー ソ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::ｿ:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀＼.:.:.＼::::::';:::::::::::', 全員の貯金がプラスになって行くんだぜ？
｀"''ｰ-､;;´￣￣::´｀"''"'ｰ-､_::::::::::::::::::::/:.:.:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀＼入:::::';:::::::::::',.
｀"'ｰ-､_:::::::::::::::::::::｀"'ｰ-､_;;;;il:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト､:::';:::::::::::',. どーゆー錬金術だよ。
｀"'ｰ-､_::::::::::::::::::::::::`li:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人 ヘ:';:::::::::::',
.:.:.:.:.:.:.:.､.:.:.:.:､.:.:.､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､.＼
.:.:.:.:.:.:.:.:λ.:.:.:ﾊ.:.:.:ﾒ:.:.:.:.:.:.:.::.:ﾒ:.:.:.:.,ｨ:.::.:.:.ﾍ＼',
.:.:.:.:.ﾄ､/ ',.:./ ',:.:.i ':,:.:.:.:.:.:./ l:.::./ .i:.:.:.:.:.:ﾊ
.:.:.:.::|し＿_V-＝ヽ|＝',:.:.:, ' |.:/ .!:λ.:.,､!
.:.:.:.ij V .ﾚ.゛￣!ﾅ.j.:ﾉ
.:.:.| .-‐=======≧ ≦＝=- / そーだね。
.γ⌒v. 三三三三三 三三三 {
i i⌒.〉 i 現物支給や物々交換が主だから
,八.廴 }
｀ - ヽ u , 支出って生活費ぐらいだし……
ヽ ⊂⊃ ／
＞ - , <
／;;;;;;;;;;;;;;;弋 ﾞ `.-, < 正直なとこ、金銭感覚マヒしかけてるよ。
／;;;;;;;;;;;;;;;／＼＼_ノ／ヽ;;へ
〃;;;;;;;;;;;;;;;／ ＼／ ',;;;;;;;ヽ- 480 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:53:26 ID:OhA4nYOM0
＿___ _ _ __ ＿__
Ⅵ:i:i:i:／::::::Yi:i:i:i:i:ｧ::::::-:::.､::::::...._,...,ｨ--- ､_
ヽ､_/:::::::::::/i:i:i:i:/:::::::,.:'::,:::Y:::::⌒ヽi:i:i:i:i:i/
,{::::::::::;':::--'::/:::/:::/:,ﾊｨ､::::,::::::::ヽ__/:l
. /!|:::::::: |i:､:::::/:::/:::/:/ }:::|:::i:::::,::Y:: !
/:i:i|:::::::: !i:i:>::ト-l､::{l:| /::::}:::}:::::}:|i:､:|
|:::::::::|-{Ⅵ|/ｲ ﾘﾄ{ /-/､/:::::/:}､_i:>
}:::::::::|{ヽ ､＿_, ´ /::／/::::/ シロウ……戦いには適さないやる実を
;'::::::::::ﾄ､_ ￣ ､__,../ｲ:::::::::/
,::::::::::: |:::込、 u ' ,:'ｿj!:::::::/ これからもモンスターと戦わせるのは忍びないって気持ち、
/:::::::::::/::::::::| ＼ rっ_,...ィ::::::{::::::::{
,':::::::::::/:::::::::{:￣: ｀: ´:{､:: |__:::|::::::::| 分かるっちゃ分かるわよ。
. /::::::::::/:::,. . :´: : ー {ヽ:｡:_,，: : |::::::::ﾑ､
{::::::::::/'´:､: : : : : : :==ｲ＼: : : : :ヽ::::::::::::｀ヽ､
|:::::::::{: : : : ヽ: : : : : : : : :ヾ､: : : :...::ヽ､::::::ヽ::} けどね。やる実からの提供品全部ストップされてみなさい。
ヽ::::::::｀ヽ: : ::{: : : : : : : :....:::::::::::::::::::::}:|）::::::}/
/::::（::::::::ﾉ: : : Ⅵ:!: ..::::::::::::::;'::::: : : : :ﾉ:{:::::,ｲ' ババコンガで屍の山築いてもマイナス収支だってありえるわ。
. {::::::::::Y´: : : : : }/: ::::::::: : : /: : : : : : {: :|Y{ ﾘ
ヽ:::::: |: : : : : :,ﾊ: : : : : : : : : : : : : : : |: |:::::::{ あんたが使ってる弓の矢じり、何製だっけ？
ヽ::::|: : : : : {::::ヽ: : : : : : : : : : : : ::::|: |ヽ::::ヽ
ィ ＿＿
. ＿ / ´ ／-ｧ
. ＞⌒ヾ ￣＼
/ .人 ヾ
.. '/（＿） |＼|＼ ∧}ヽ }
. {/} |ヽ!寸￢ ヾ´￣ Yｿ
{ N 三三三 三三 {
f^ヽ } 玄翁鋼と、プニキ用には魔塊鋼…………です。
ヽﾍ △ ノ
＞ｧzz--ｧｧ-＜ あれくらい威力ないと、脳天かち割れないし。
. /:::／⌒＼∧:ヽ
{:::/ .l::::|
|:::{ .}:::|
しZ≧zzzzzzｲし
{::::::::>―r'::::::{
}-ｧ/. {:::::; }、
f气ﾉ 乂匕）
￣- 481 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:54:19 ID:OhA4nYOM0
／Ｚ=ﾆ乙--ｚ
ｒｖ小:::::::::::::::::::: :ﾌ＿_
,､へ|:::::::::／:::Ｚ:::::::::::::::::::::¨フ
/ｨ,ﾆ＞ア:::::::::: :::::::二::::::::::::`ｚ
//／ |::乃::::::: ::::::7:::::::::Z::::::~7
〃/ ＼_ |:｝|:｝}:::::::―-:::::::::::::＿乙
ｒ一'" ｀ト- ｊﾉ ｊﾉ {:::::二ﾆ::::::｀:::::::::::＜
| ｀` ,彡:::::::::::::￣:::::／:::/ その玄翁鋼と魔塊鋼、素材はなんだ？
| マ¨ﾊ:::::::::::ノ:::::::::::フ
つ ｊﾍ＾ }::::::::::::::::::::::::< 鍛冶師の技能持ってんなら分かるだろ？
ｉ ι ｡,＿ノ:::::::::::::::::::＜´
`丶､ ,ｲ V:::::＞一'"´¨
｀Y ｉ」 V了
＿＞〈| i Vヨ-､
ｒ＝' У 入 / ∨} }ｖ、
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ':::-‐::::::::::::::::::｀ﾆ=‐ ,
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ_ ´
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:;ゝ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ::::::::::::::::ヽ::l,
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ::::::::::::::::}
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::!:::ﾄ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;rィ )::/:;ィ|::/ 玉鋼に花崗岩に魔法石、その他薬品もろもろ――
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ｨ/ /,ｨ'/'',r'/'
:!::;:::::::::;;:::::::::;::::::;ィ' }! |/ ' / ……あっ（察し）
'Vl;ｨ〃/／' "´ `'′ /
/ ノ
/ ,. '´
-.､ { / ､_／
:::::::`ヽ.､ '〈
‐-､:::::::::::`:ｰ-､
|::::::::::::::::::::::｀ヽ､_
l:::::::::::::::::::::::::::::::::｀::‐:..､
半数以上の素材が、やる実からブルマに提供され
巡り巡って加工された鉱物だった。- 482 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:55:12 ID:OhA4nYOM0
_ ＿＿ _
く〃 ,､,､ ヽス
Rﾚ从|""|从!R.|
| (|─‐ ─‐|)│
|ｌ人 ヮ uノ| i!| ……お金だけの問題じゃないって、分かった？
ﾉj |::フﾞ千弋::| 八
巛小f レっ! |小 》〉
"7├‐'´ｰ┤7 "
|┬r┬.|
|_|_|__|_j|
├| |┤
__ ｒ-≧x ｰ=
ゝ::::::::::::::::::::::::::ゝｨ
∠:::::::::::::::::::::::::::::::::7
ｧ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ
j/:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ
/ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::ｿ 残弾気にせず無双できるって、素晴らしいね（震え声）
从::::::::::::::::::::::::从
ｿﾄ､:::::::::::::ｨﾘ
,,ｪ≦≧ﾐｱュ
,'//////////ﾐｭ
ィ=//////////////ﾐ=-
,'//////////////////////>
i///////////////////////ﾑ
i///////////////////////.ﾑ
i///7’｀ ￣￣￣ ｀ﾍ//////./ｉ
ﾏ/i i/////.》
ﾐ/.i i//////i- 483 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:55:53 ID:OhA4nYOM0
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u. ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ー ー ﾘ| ｌ │ |
ﾚ!小ｌ（ ＝） （＝）从 |、|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ / いやいや、やりませんお？
ヾ.ｿ、 ゝ._） j /／
ヾヘ,､ __ , イ ／ そんな夢見の悪くなること。
r､ r､ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
ヽヾ 三 |:l1 .Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
＼>ヽ /|｀ ｝''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
ﾍ ノ `'ｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
/´ /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} .|
＼.ノ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿/
`|1::ー'::::::::::::､:::::__,.ィ' 」
. ,ri .,ri
＿__ ,r.<;;;;i_,,,,,,,,_i`.､_ ./;;;;!
`､;;;/;'::::::::r:､!:::`´'i;;;;;;;/`ｰi､
. /:i;':;;::::::::!'''i:;;;;;;;;r､i;/;i;:::::::::i
/:::::`'7ヾ'´ ヾ'`´ ﾑ-;:!::::::::i,
. /::::::::7'''''''''′'''''''''′ k.,!i;:::::::::'i, そんなの分かってるわよ。
/::::::::::;ﾄ､ '' ,r'''´:::i;::::::::::'i
/::::::::::;/ 〆`!ｰ;rﾆ''''''´i::::::::::::i::::::::::::`、 ただね、もうちょいずる賢くなりなさいって言ってるの。
,!::::::::;/ .,r'''´:メ:.:.:.:.;.':`､::::::::`､:::::::::::;!
`7::;/ <:.:<;!:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.i;:::::::;/ヾ､:::/ 世の中、誠心誠意相手と向き合うだけじゃ
. r'´:::;! _>-､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'iヾ;!ヽ ,r':.:`､
. `'7;/ ￣'7ヽ､:.;,;,r'´`､,;,i ´ ￣7;r` どーにもならない事はごまんとあるわ。
'´ /;':::;':`':.:';.:.:';.:.V! '´
`7-=,r‐‐i-=;!''''’ 現にシロウもぐらついてるでしょ？
!:::;/ i;::::!
しﾞ し'- 484 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:56:32 ID:OhA4nYOM0
}｀:....
＜:.:.:.:.:.￣:.:.:.:.:｀:.:.:.:.:.:`:..､/|
＿_ .......:｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ｌ
｀ ｰｧ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ
ｰ=彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ}
. ／:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
//:.:.:.:/:.:.: ｉ{:.:.:.: l: /:. ﾊ N､:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:｀ ｰ
l :.:イｉ{:./}八 : /l/ }厶斗 ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:､:. ……ぐらつくどころか、完敗だよ。
j/ j八{ }/､.: ｨ'¨斧㍉ /:.:.:.:.:.:.:.:l ヽ
f=ミ､ 弋zﾀ ／7 :.:. -､: | わかった、俺もこれ以上はとやかく言わない。
弋:} j／/〈} }ヽ
. く u. 〉ﾉ/
ヽ ／ ｀ヽ l‐ r' これからも頼むぞ、やる実。
＼ ￣￣ . ´ |
ヽ . ´ / | __
｀¨Ｔ Ｌ／::::｀ｰ───:.......
＿＿＿ ...:ﾆ} ／ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::ヽ
....:´:::::::::::::::::::::∠ ＿__／:::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::ﾄ､
. ／::::::::::::::::::::::::: :/ ヽ ´ ...:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. l::::::::::::::::::::::::: イ:{ .....:´::／ ｀ ､:::::::::::::|:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
. |:::::::::::; - '" ';::`:::::´; - '" ＼:::::::l::::: /: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :＼
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ u. ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ⌒ ⌒ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（＝） （＝） 从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
ヽ、 ゝ._） j /／ あはははは……
__...ｒｒ‐｀i - i´‐ｒｒ-､
/｀´｀Y´:.:.:.// {､ ,} i !!:.:ヽ こちらこそよろしくだお、シロウさん。
(´ }i:.:.:.| i |'⌒Y .ﾉﾉ|:.:j.:.:＼
｀i |／.:|o｀ニ{ ,'ﾆﾆ´o !ヽ.:.ﾉ:.:.＼
. | ,'.:.:.:.:.:￣ヽ＞＜ﾉ￣￣:.:.:.Ｙ.:.:.:.:/｀ヽ
. | .{.:.::::::::::::.:.:.:.Ｙ＾Ｙ.:.:.:::::::::.:.:.:.!:.:.:, ' /ヽ.
. | ヽ::::::::::::::::::ﾉ !:::::::::::::::::::人´ ／ /
! j>､::::::／ .!::::::::::::ｒ ´ ｀ﾞ/ ,′
ヽ / }:.i:.＼ ノ.:.:::ｉ:.:.:.!. / /
. ｀¨ .／:.ﾉ:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:.〉:.:.i / , '- 485 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:57:47 ID:OhA4nYOM0
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/≧i、|/Ｖ _ゝ-≦::z´
《-i ゞ少:｀ {心ﾘ i ソ
ﾍ , ,' ……ただ、最後にもう一度だけ聞かせてもらう。
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ― ー ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、i|
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
ヽ、 j /／
ヘ,､ __, イ ／ ――はい？
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |- 486 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:58:21 ID:OhA4nYOM0
_ , --.ー.｀γ^‐- 、
∠:::::: ﾞ;:; 丶 :::: ｀ヽ
/:::／:::i:i ::; :: ::: :: ゝ
κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j
レ′:::::! ::! ﾐ;;、::i : ::: ﾉ
ﾍ::/-i≦ |/Ｖ _≧- j::z´ それは、命の危険に晒されない
《-j丶-‐ .:｀ --‐ i ソ
ﾍ , ,' おだやかな日々と引き換えにしてでも
＼. - - ,ｲ
ト - .イ !、 やり遂げたいことなのか？
ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、
_ , -‐ﾍ 、__ /__, ／:::::::::::: ＞、
√::::::::::::;:／ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
./::∧:::;／ ﾞ丶 ^ ＼::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |
-‐ '´￣￣｀ヽ､
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼
//, '/ ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ ／ ＼ ﾘ| ｌ │ i|
ﾚ!小ｌ（ ●） （●）从 |、i| うん。
ﾚ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ /
. ヽ ゝ._） j /／ これはやる実のワガママ。達成できるかも定かじゃない。
ヘ,､ __, イ／
ｒ ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ｰ:::::ヽ、
{ Ｖ:::::::::∨yヽ/::::::::::／,1 よしんば達成できた所で
|ノ''::"::::::::::ヽ／::::::::::: r" /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ｙ ゝ 誰にも、なんの得も無いかもしれないお。
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |
ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿/ ――――けど
`|1::ー'::::::::::::､:::::__,.ィ' 」"- 487 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 00:59:10 ID:OhA4nYOM0
, '´ 「￣｀` ⌒ヽ
／ ヽ ヽ
〃 ／⌒ヽ ヽ ヽ
. / / ／ ヽ ヽ '
/ / ,ｲ ヽ }
イ./ f斗-―- -ゞ‐-.| ヽ l
| | |/ -― ―＼j ｉ ヽ }
{ | ﾘz=＝ァ ォ＝=ミ } .l 从
. ',乂 ゝ .ｿ / }/人{
. ヽ ､⊂⊃ , ⊂⊃イ}/
圦 ､___,､ __, / ノﾘ
! ＞ ヽ ノ イ"´! 最初からあきらめてしまったなら、きっと必ず後悔する。
ヽ⌒}ィ}＞ - ＜ { ゞ/=-､
_＿＿_ﾉ::::}::::}::::／::::/:::::::',:::＼ それだけは、絶対嫌なんだお。
／:::::::::::::::::＿＿イ::::::::/:::::::::::';::::::}
＞- == ミ､＞ァ:::７::::::::::}:＼::::'::::::::|::::::}:::::i
,＞.:／::::／::／:／:／:::::/::::::::::::;::::::::ﾄ.::::::::::::ー--､
.／;:::/::::::;::::::::/:::;::::::/:::::::::′::::::::::;::::::::::!::V::::::{::::{::::::{
/:::/:::'::::::::{:::::::;:::::i::::::{::::::::;:::::::::::::::/::::::::::;:::::}:::::::i:::::!::::::,
i:::::;::::{:::::::::!::::::!:::::i!:::::!:::::::i:::::::::::::::':::::::::::'::::::ﾊ::::::';::::';:::::',
';::::{:::::';:::::::';::::::;::::ﾊ:::::',:::::!::::::::::::/:::::::::/::::ｲ::::ﾊ:::::',::::',:::::,
ヽ::､:::::::､:::::ヽ::::ｲ:::ヽ:::､:::!:::::::::/::::::／イ:::::/ ,:::{:::::{:::::'
≧=--::=≦::::-=ﾅ::≧= ---=≦::/::::::/ }::::,:::::';::::,}
――それはターニングポイント。
stay night
運命の夜だった。
／|＿＿＿＿＿＿＿＿＿ _ _
〈 To BE CONTINUED…//// |
＼|￣￣￣￣￣￣￣￣~ ~ ￣- 488 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 01:00:05 ID:OhA4nYOM0
＿ ＿
／::::::::::｀ヽ_ - ‐ -=ﾆ:::::::::ヽ.
/:::::::::::::, r ´ ｀ヽ::::i
,'::::::::::, ´ ,-､ /ヽ.
i:::::／ /:::::::＼ 〈:::,-ヽ
ヽ/ /:::::::О::/ _｀ヾｌ 本日はここまで。
i i::::::::::::::/ r´::::｀i ',
ｌ ',::::::::::/ ゝ::::ノ i 冒険者を続ける動機付けの回でした。
', ヽ:::::{ i
/ヽ ヽ' ／ 理由はAUO風に言えば「察せよ」ですね。
／::::::::｀ヽ､_ ｰ──---┬'
/::::::::::::::::::::::ｌ /:::::::::ｌ 次回はふたたび討伐回に突入です。
. i::::::::::::::::::::::::ｌ i:::::::::::ｌ
ｌ::::::::::::::::::::::::ｌ l:::::::::::ｌ- 489 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 01:02:11 ID:tY5OO/BA0
- 乙っしたー
- 490 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 01:05:27 ID:0s40UU6k0
- 乙でした Tバックはいて冒険者生活に励むやる実に幸あれｗ
- 497 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 09:44:27 ID:zipYl2jQ0
- 乙っした
真面目な展開なんだけど、どうしても士郎の陰嚢発言で妙な笑みがこぼれてしまう - 498 ： スネア ◆UUcp66tYgQ ： 2014/12/23(火) 10:06:05 ID:OhA4nYOM0
- >>497
シロウくんの名誉のために言わせてください。
陰嚢（いんのう）じゃないです、陰萎（いんい）です！
ぱっと見分かりづらいですが！
.:.:.:.:.:.:.:.､.:.:.:.:､.:.:.､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､.＼
.:.:.:.:.:.:.:.:λ.:.:.:ﾊ.:.:.:ﾒ:.:.:.:.:.:.:.::.:ﾒ:.:.:.:.,ｨ:.::.:.:.ﾍ＼',
.:.:.:.:.ﾄ､/ ',.:./ ',:.:.i ':,:.:.:.:.:.:./ l:.::./ .i:.:.:.:.:.:ﾊ
.:.:.:.::|し＿_V-＝ヽ|＝',:.:.:, ' |.:/ .!:λ.:.,､!
.:.:.:.ij V .ﾚ.゛￣!ﾅ.j.:ﾉ
.:.:.| .-‐=======≧ u. ≦＝=- /
.γ⌒v. 三三三三三 三三三 {
i i⌒.〉 i イ●ポやEDと同じ意味です、はい。
,八.廴 ／／／ ／／／ }
｀ - ヽ ｕ , 慣れない言葉使ったばかりに……
ヽ ⊂⊃ ／
＞ - , <
／;;;;;;;;;;;;;;;弋 ﾞ `.-, <
／;;;;;;;;;;;;;;;／＼＼_ノ／ヽ;;へ
〃;;;;;;;;;;;;;;;／ ＼／ ',;;;;;;;ヽ
､ッ､
＿.≠=―Z~::::::ｖ/ｊ,､
＞:::::＿Σ::ヽ:::::::/::::|
／::::::::::::::::::::::::: ｒｗ､:::::=､
Ｚ::::::::::::::ｆ7/￣!/ i=彡
`Ｖ:::::::: !{:ｉ ＝=彡 -ァ! あのシーンで「俺は不能だ！ 勃起不全だ！」って言ったら
ヽ:::ｒ-ｉ -‐す ~ ﾄﾍ
Y| { ` u 丶 人ﾊ どーにも空気がしまらないんで
_,={_スﾆH ｔ- -ァ/￣ ﾉヽ
／::::,イ Y'i」Y ≧t- ' ／ i ネット辞典でわざわざ類義語検索したんだわ。
/::::::?亳 | ∧ 入 ヽ ∧
∧::,ｲ ＼￣７∧ ∧. ∨ .∧
ｉ:::/ .| x└‐∧/ .〉 ∨ .ﾍ 男子の尊厳関連の単語は、ストレートすぎるとギャグ
|:/ ｲ ヽ ヾ. 〉 ヽ￣､
i} ハ ／､ .ﾊ ヽ } ぼかしすぎると卑猥になって、扱い難しいわな。
/ └‐ｔ‐'´ ヽ. ／ 丶 ｝ | - 499 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 10:07:49 ID:cbpXf.7U0
- 単に「機能不全」で良かった気がする
- 500 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 10:09:31 ID:cgZGna0w0
- （俺も「いんのう」だと思ってた・・・）
- 502 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 10:20:12 ID:zipYl2jQ0
- おぅ、これは失礼しました(平伏)
- 504 ： 名無しの読者さん ： 2014/12/23(火) 11:06:46 ID:R2itTXnY0
- あれ、タマ無しって事じゃなかったのかｗ
息子の嫁とインポのお義父様770円
コメント