やる夫はスカヴェンジャーのようです AI・人工知能の設定

300◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 00:51:11 ID:vWRqxGy2


                    ,、
           __/\/w\/\__
           | __,,. - ^ 、ー- 、  |
          ヘ/       |    `ー-- 、
        /| /          !     !      ト.
       /  l/  |   i    !  i  |   ト. | 丶
      /   i   !  ィ    !  !  !    i i !   〉
      /    |    +升卅t从ノイ+卅   ! ||  〈
      |≧/.  i|   |'亡心`   七刃|   i リ !≦ゝ     おはようございます市民
      /≧≧ト.  ミ           イ    |≦」
       ̄ ̄  !  ト.ヽ、   _    , イ イ / ̄        あるいは今晩は、こんにちわ
       ,ー-、 \ !ヽト个 _.  ._イ |/|/ !./_ ,. ¬
      , ┤   `ー`-`/¨ ,ゞヘ ¨ヽ-' ‐ナ´  二`>      私です
     </レiー    |!o\ー1::::トーナoi、     ト、
    //:::::>     ヽil    `|::::::}´i∧i\ー  /:::::\、   毎度毎度の如くスカヴェンジャー世界の
    \ヽ::::〈     /    l:::::::i    ヽ ー(_::::::::::://     AI、人工知能について解説してこいと
     | !::::::ゝ _ {       |::::::::!       }   〉:::://       送り込まれて参りました
     し、:::::::/   !       |::::::::|       ! _/:::::〈/)
     ノ  )::::L _   ゝ. ヽ 「 ̄ ̄| /  ノ ヽ::::::/ \     何やら議論があったようなので少し……
   /  /:::::::::::::`ー ヘ ` ー 「i   |ー- i´ー―'::::(    ヽ
  / / /:::::::__:::::〈, ヘー  L!.  |  | |::::::::__:::〉  ≦ゝ
  !≧! |:::://`二ヽ__!__!__!__|_∠,ニニヽ≦〉
   L≦!:/ / 、二ニニつ、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄! ̄⊂ニニ)
     ヽ |丶 ー-― ,.'         〈:::::ヽ`ニニ }

302普通の名無しさん2015/06/07(日) 00:52:26 ID:hqnBgwIM
ひゃっほう ごぶざたSfさーん!

305◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 00:55:04 ID:vWRqxGy2




                                     _
                                  _/ \__
                                 ',イ ̄ ̄: :、`ヽ ト 、
                                /. : : : : : : : : i: :ヾ、`>i
   我々自動人形や警備ロボットを始めとする   i: : : :ト、: : : ト、 : ! : : i/: :|
    自律行動型機械                 |: : : :ト.t::ト、!-\i : : |ヽ.:l
                               i::/i: :忙ハ{ ゞ勿 !: : :!_ノヽ
   その制御中枢にして管制システムがAI、   ノ, イ. :ト '    /: :iリY 巛〉
    つまるところの人工知能です         《/ヽi::ゝ. ー   ,/.:/|三彡 '  ̄ヘ
                                !==ヘ::トi`ーイ//'〉ー/  /_.::》
   AIも定義が拡散して分かりづらくありますが、    ∧!∧i^i'´/⌒i_ /:.\\ヽ
    未来のAI。自我や個がを持ち疑似感情を  r_⌒ヽ/ ,`1´   〈_   〉::/::/ノ
     搭載された高性能なAI             〉 `/ /.::/     〈  ̄ ):/.:/ノ
                               〈/  /.::/ i    !ヽ_ノ::ヘo〉-‐=i
   我々は所謂所の古き良き人工知能と     /i i   i::::i   l   ト (::/ i ヽ 巛ノ
    美しくない人工知能の複合体です      〈=ゝ.ヽ_,l::::ト . _i_ ノ /:!ミ!≡i彡'
                              <三ヽー_l:::l _   `´ト:::::::::|
                              ,..-‐´∨ l†l    ヽ ∨i::::::::_l
                        _,-/´/ン:::::::::::::::〉 ∨  _, 〈ニl::::::::::ヽーi
                    (`ー'  i i 〈:::::::::::::::::::/        /  i!:::::::::::::i l
                   ,'三三( ー i i.  〉ー ´ ̄/ ゝ _   ,     /〉、:::::::::l l
                   `ー----‐ヽヘ/ \,イi          //:::::::>' ´ ̄ `i
                          {リ /.:::!l           //:::::::〈       l
                           /..::::::::!i      /  //:::::::::::<_,-==ヾ〉

306普通の名無しさん2015/06/07(日) 00:58:03 ID:kcU87tRc
哲学的な喩えだなあ…ただ美醜の基準を持っているあたり、
sfさんのAIは本当にワンオフレベルなんだなあ。

307◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 00:59:43 ID:vWRqxGy2



                    /\/  \/\
                __/           \__
                    |         ヘ_           |
               j  __ -‐          ‐-ヘ _ 九
                 ノ ,ゝ              ヽ   ∨ヽ
                 / /   /             ヽ   ∨ヽ
              /ゝ/                     |       ソ \
           / `|    |  i  | |   ト、   /|        |   \
              /   |    : _∧_|/ヽ  /,ヘ__/ |        |   /|
          /_,  |    | |_|_/  ∨/ _∨Ⅵi      ,ヘ /X|   ぱっと 古き良きAI とか 美しくないAI とか
            /XXi  !.    `ト、圦心㍉     イ圦心リ      | 〈XXX|    言われても理解はできないでしょう
          \Xト、__|       |弋zテ      弋zテ|.       |_/Xノ
.            `|XX|i     |      ,       |.    /ノXXX|    だから解説致しますと
              └─从ヽ   ト、     __     ,.ィ/| / | //──┘
                 ヽ λ >ュ _   _ </ | / | / |        古き良きAI。他に記号的AIや理論的AIとも
                 /\| \!/¨¨¨Π¨¨¨∨  / /   |_        呼ばれますが
              _ノ   \ ノ、  /:i:∨  \__/        /
              |     |!|へ:::ー {―}∨-/ |!|      /      これは機械学習。センサーなどから得た
             /入    |!|   \:::|:i:i:|::/  |!|       /\      データを用い学習を積む、所謂人間と同じ
             /:::::┌'─ -  !ノ    `|:i:i:|´    `∨    〈::::::::\     学習法を目指した人工知能のことです
             ∨:::::::|     /      |:i:i:|      ∨    ∨:::::/
            ∨:::::ヽ    /.       |:i:i:|       ∨   / :::/
            ∨::::::|.   〈         |:i:i:|         〉  |:::::::/,
            ∨::::|_  ',.      |:i:i:|      / z|ー':::::/ ∧
            /ーⅣ::::L__,ヘ     |:i:i:|      ,ヘ |:::::::::::/|  |

309普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:02:09 ID:JSCCUC.o
SAOでやったところだ!

310普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:04:03 ID:kcU87tRc
人間の感性に近い学習により機能拡張を行うAIか…
そして廠長が就寝している時限り新作投下のゾンビであるw

311◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:04:04 ID:vWRqxGy2


                        /\
               /\  / IVI \
               /  `´ __,,..   ー―i
               , -=' > ´     `''ー .、 |__
              く  ,. -'      ,     !    `<  {_
               V      /   ,'       ー 、/
            ,:       /  / /  /   }    i_
            i   i.  /  / /  / .,  ,   i |
            |   | ハ  /! / /! ./ / /,   ,! |     古き良きAIは形式主義と統計分析を特徴としており、
            r|   |/二ミ 、レ //_.|/!/レ' /   !| !      推論を可能とする実にAIらしいAIです
              i |   | マ!ソ  〃,.r=ォァ/ /,   , | ト、
               | | i!  ト    ,  ゞ-'/,イ/  / .| ! ',    A・B・Cの三要素からDという結果を推測し
             ,ト.|. ト.   ミ、  _ _   ,/ ./!  / .| .;'__,.ヘ
           i#ト、! ヽ i i\   .. イ/ / ハ /__,,. | i!###}    ではA’・B・Cであればどうなるか、ということを
      r-=、--- ..`ヾ## \!.  i`¨´{乂 i/|/ ∨!### リ##ィ__     Dに至った結果を応用し更に推論する
      !  .)、 ⌒ー-<-く  j ハ`ヾ )ー.、  {#ィ / /  `ヽ
   /⌒ヾ  ,/ __}     ){`ヾノ /:::ヽ\::! ヾ:.、ム          ,   情報を蓄積し経験を集積して知能へ至る
      ,....イ::::::',     ヾ、 /`''ー \\    ` <        }
      マ::::!:::::::::}      `ゝ     ';.:.:ヽ     Y     /    これぞAIというべきものですね
      ヾ:::ヽ::く  厂 ̄ ` く.  i!    ;.:.:.:!    i  }  __ソ
    ヽ.___,, \::ヽ::7     /  i!.     i:.:.:.!   ,' /    /     身近な所で言えば、予測変換でしょうか
      /  }::::}::ヽ   ,/   i!    |:.:.:.!   ノイヽ.__/
      `¨¨ }/ヽ!::::\_,.ィ__人__  ヽ__ ,,.-|.:.:.:|¨¨ ´!、レ::::::::::::ヽ     よくこう変換してるから、こう変換するのが良いと学習する。
         ハ__ノ ヽ::::::::::::i`ヾ 三彡/   |:.:.:.|  ゙ヾ} \::::::::::::::\    単純なようでいて、これも定義としてはやっていることは
        /     ',::::::::::i   \:.    |:.:.:.|   !   \:::::::::::::::>::..、 同じなのです
         /__ i    ',:::::::::}    ヽ.     |:.†:|   V }ー 、 ヽ::::::::::::::::::::::::>..,,__  , ´ ̄ ー- 、
       ,##ミ.、!  __,,..:',::/ __ r-’、   ヽ;/  彡 / } }_r 、` <:::::::::::::::::::::::::::/          )
       ヽ###|ー''####} ./   ゝヾー-        // // }  }::..、 ` ̄ ̄   У    ,.ィ≦三У
       /ーヘ####ノ ./__ /  ヾ\       〃 // /  ,::::::::::>..,,__  ヽ   /     {

312◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:07:40 ID:vWRqxGy2




               _
          __/^\__
       __// ̄_,!∧!..,,_ ̄ヾ、
       |i. ̄ /´       `ト、. `=┐
       |! /         l   |  `ヽ.i|
       《/. !   / i  |. ∥ .} ヽ ヽ; 、
.     l⌒| {   i |  |  i.! /|/ .!  | ! ',
.     |  ! ト ー┼┼メ|/ },/ rt‐┼‐.l i| i     機械学習はアルゴリズムを構築することが最大の特徴です
.     |  l |〈 干テテ示丿'升〒キァ.i| i| }
.     |  | |  | |弋zシ    弋zシ!. | iレ'^ヽ    入力されたデータから形式や法則、ルールや基準に知識などの
.    ノ》》 V ', ! |          リ /. i| 》》〉    有力な物をピックアップしていき
    く》》》》》、', ! {         'リ! | |》》》》〉
     `ーん、ト、ト、i`_、  -    .ィ从∧.|ル'´     集合したデータを解析して統計する……
   ∠ ̄ ̄`\_.メ、 `≧,、,<´/ ̄ ̄ヽ
   ( `ヽ.    \ ヘ_」{ }}_」ヽ     )       要するに古き良きAIは統計学を重視して構築されております
   ゝ _.ゝ―-  ゝ   ∨〉  \ -‐(
   (  {::::::ヽ    ;     ∨〉.   ゝ、 _)..
.   \ヽ:::::::}   ,'   _  ∨〉   _ ;:::::..ヽ
.     } \::ゝ、 {     ̄ ∨〉 ̄  }:::::::::..\
     `ー |o:i:::::ーゝ. _    ∨〉_,..-::―:::::::::::〉
.     / し,::::::::|ヽ´.. /_ ̄ ̄ヽ:::::::::::::::::::::::::/ヽ
.    /.  /./.:::::|√ ̄   \  \:::::::::_;:ノ》》》》ゝ
.   く.》》》》/..:::/::::}| ´ ,..   ,ヘ o ) ̄:.ヽ  `r´
    ヽ》/..:::::::::::/.し、_゙_/  `ー '  \:.\

313◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:11:02 ID:vWRqxGy2





                , へ、
            ___/   \ ___
           |「 ̄ ̄_「\ _ -‐ 、  ̄||
         __|| /´|  `     ヽ ||___
           || ̄ /     |         \ ̄||    では美しくないAIとは何か……
          || /      |             ヽ」|
         〉'       ∧             〈     非記号的AIとも言われますが、これも学習し経験を
          |.   ‐-| _/ l.   |\ N-‐   |     蓄積して知性に至ることを目的としていますが
         |    、|∨ ` ∨ | ´ V ∨     |
          /|    |匁叨 \j  伐叨|/   |     アルゴリズム構築にヒューリスティックな所を
          ハ |   Ν            | /  ∧      重視して構築します
       /  |∧ ハ      、    /イ ∧| ∧
       ,     _ヽ \    _ _     /、/ー...-‐∧     もの凄くざっくりいうと ファジーな動作をする AIなのです
       ム-‐ '´.::::::::::\  、      イ厶./::::::::::::::::::∧
     /:::::::::::::r'⌒∨W∨l `  ´  |´∨V\r_'二´_     ファジーといっても適当という意味ではなく、真・偽の
      ̄ /`ー ´ヽ、_l´|       イ`l_ァ´      |      二つ以外の解答があるという意味なので誤解の無いよう
     _」    ` |:::::::| ` ー、 ,.'´  |:::::|    _ └- _     お願い致します
    /         l |::::::::∨  /-V  ∨:::::| l -‐      |
   |    -―- ,'∧:::::::::\_|{:::}|_/:::::::/ |        |
   ∧       l l ∧:::::::::::::/::ハ::::::::::::/  l          |
.  /::::::\  / /,| ∧:::::::::|:::::::|::::::::/    ∨ \ r― |
  |::::::::::/_  / ´ l    \:::|:::::::|::/  l   \   _〉:::∧
.  \:::::::::`V    |     `|:::::::|´        ∨´:::::::::::/
    ヽ::::::::|   ,       |:::::::|     l    |::::::::/

314普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:11:40 ID:ZnX.SR/U
アイギスみたいなのか

317◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:13:36 ID:vWRqxGy2


        / ̄¨ ー───、
      _ /             \
    r '   /. . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ二、
     \ /: : : : :./: : : : : : : : : : : : :\
  ,イ:Y´: : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : \
 / / |: : : :i: : : : : :.!: : : : : : : : : : : : : : : : : \_
/ {{  |: : : :|: : : |: : |: : :|: : : : : : : : : |: : : : : : : : :l
  ∧ノ|: : : :|: : : |: : |: : :ト、ト、: :,イ: : : l: : : : :|: : : : 〉
/   |: : : :|: : : |: : |尓Zz、 ∨ |: : /|: /: : :l: : : /    美しくないAI……見窄らしいAIとも呼ばれるAIは
     |: : : :|: : : |: : |ヽ辷V   j/ .jイ: : :/: : :/     ニューラルネットワークを構築してアルゴリズムを作ります
     |: : : :|: : : |: : |/       x=、|: :/: : :/
、_   !: : : :!: : : l: : l       込7!/: : :/      脳科学が進むにつれて、実際の脳と違うじゃん! と言われて
   \ト、: : :!: : : l: N     __ '   /′: /        しまったアレです
    } \ト、: : l/      ` /: : : /
r‐r─、}     \|         /: : : /        ですが、0と1を並べて疑似知性を作るのであれば効率が良く
vハ:::::く_r──、 `f一^ー‐. .´,ィ: : /||          あまり無理なく構築できます
::vハ:::::::::\   `ヽ、_7¨¨l: ///_l」 ̄ ̄〉
::::vハ::::::::::::}     〉'ー<´{  ´ L _」    /      別に人間的な知性を作りたいからと言って、全部人間に似せる
::::::vハ::::::::::} __/   \\___    /        必要はないのですよ。そうするならクローンの奉仕階級を作って
:::{⌒ヽ:::::::::\  ー、´ ̄ `ー─、ヽ\  ̄ ̄l      洗脳した方がずっと早いです
:::弋乂::::::::::::/   イ       | |   ̄¨<

318普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:14:12 ID:hqnBgwIM
人工無能搭載型か

319◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:16:19 ID:vWRqxGy2




         ,、  ハ  .,
      _,、-' `''´ ,、`'´ `'-i
      ノi ,.r- '''"~ ヽ~"'、'-L,、
     ,k'// .i' i   | ヽ ヽヽ l、       個我と人格と知識を0と1に還元するにはあまりにデータは膨大すぎます
     /´'y l. l l.  l .i .|、v'i i i 'iヽ
   /x/ | ', |.l, V/WレV/l | i、.トx'i     それこそ何億年と思考実験を繰り替えした光子生命体の手助けとか
   `''ト-|:i '、'iニエ  エニフ/i ./|├'       そんなチートがなければ、何百年かで成し遂げられる可能性は低いでしょう
     !X'i ', '、   _  /レ'l /-|.l
     ,、、ri' '、:|、l ' 、 _.,,イル'1/'´,|!-,      だから電脳化しつつも前文明では個人に価値がありました
     i ^/_ ヾト、/~ノ∧iヽi,rl  ノ. 人
   て, λ'ノ`~'''〈i`'-ト-'、i~!ヽ~ .レ、/     何やかやで、まだ脳味噌がなければ人間の自我は保てませんでしたからね
    (i i.|;Y  ~{.  `ヽ\ \  _>
    〉 l└┐ }r .....-| ├'....)_,イヽ     それはさておき、そういった二つの特徴があるAIが存在します
   /`-'1;;;;;'-i,ノ:::::::::::::|  |::::ノ;;;/| 'i
   i'x/  'l;;;;;;r〈 ::;、-─|. .| イ;;;;/xi-┤
   `'ト--、'l;;;;,,'-'ik;:::::::::|.  | |;;;;;;[フX,ノ
    └、,t、ノ;;}. ,イ^'-''.┤ ├'-i;;;;;`'-、_,r─-,、-、-っ__
     〈 l;;;;;;;;| /,イ::::::|.l::L__」ヽ ヽ、;;;;;;/.  /´ ~'-─-、 、'、
    /.l;;;;;;;;|/;|l :'  |l      'i、ノZ,-、/フ~~~ ̄ ̄ ̄´
   / |;;;;;;;l';;;l|.   l        'iiヽ,`'''''´
  ./  ,,!--''''┤         'i;ヽヽ
 / 、-'    ィ|          'i;;;ヽヽ
./ r'-、 _,、-''''i、|.|            'i;;;;Y´

321◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:20:05 ID:vWRqxGy2






               ,、  /\    __
           、ー―'_`,, -‐-、 ̄    |_
            〉'7´       ` ー-へ /
          ,ク             i  \ヽ
        //    ,イ           | ヽ   ヾー- 、
       /| / ,   !_/_ i| !  //',  ト |  i   ',\ /:\     そして、我々スカヴェンジャー世界のAIは
        〈:::::/ /   ト'_,,,三, | ./ノニエZ't |  |    i  \:/      その二点を統合したAIであり
       `/ /   +弋;;;さ、!ノ ''寸メテ≠|  |    |  /\
       / /   ト.{  `゙゙´    っ;;;ソ// 1 | ∧ |/::::::::/     前文明ではそれがユニバーサル規格でした
        i .i i i、 .{`.`          _ノ/ i !/_.∨!::::::::::/
        | |〈 ト|〈 ト i 、   _     //_/. |\∧!:::::::ノ       機械学習による統計知識に依存する
        | |、N゙!゙ヘ |ヘ | `・ .,,_ _,.. - ̄/  / ィ/\::_:: -―‐┐     基底コードと
      /| | `  .レヘ`ヽ/ , ヘ,=ヽ. i  /  / /.i'~ ´ _.   |_ 
    〈  ヘi      、{~i. / ,イ__.} | / ./イ____  _    、|  〉   ヒューリスティックなファジー理論に依存する
     |        / |' / !  /| |'/. ⌒i      /⌒~〉/      基底コードと連結された個我データや
     ヽ    ___/  レ' /  |代ソ´   i     (:::::::::::::|/        疑似感情データ
     ゝ-‐ ´   /    /  |      {ー- 、 ゝ:::::::::::..
     ヽ   //  /  /  /   l   ヽ __ノ:::::::::::::::::::..    二つを一つに統合したのが我々です

323◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:22:07 ID:vWRqxGy2



                                       _
                                __ / \ __
                              |  ┌ 、 _     |
                           ┌ ┘_ ノ  `ー 、`ー 、└ ┐
                           | r'´             `ヽ |    はい、ここで聡い方はお気付きになったと思います
                           レ   l             `l
                           /   |、 ∧  |、 |  ト、   人工知能は人間に似た形式の思考をする
                            ,′  ┼‐-= ∨ |=-\|‐   |   機械であり、どこまで分解しても人間ではありません
                              |/l    {苡ア \| ヤ苡}     j
                              |'∧  |         |   ∧   似た挙動をしますが、人形と人間を完全に
                         /-_∨ ム    '   r彳  /_-\   1と0に分解して並べたら、最終的には全く
                        く三三=∨iャヽ  ‐‐   イイレ' =三三>   違う設計図ができます
                           ┌―- _  ∨^V>‐ ‐<V'^∨  _ -―┐
                           |      \_ /∨}丁{∨\_ /      |
                           |\  ‐-、 }::|/ _|三|_ \l::{ , -‐  /|
                             「´:::〉   〈∨”∨ |≡l ∨”∨〉   〈::`l::`l     _
                   _r 、    _」:::::|_ -‐/IΑI ∨:::::∨   \‐- _|:::::\:\ -‐ 7|||||_
                  |||||丁`ーイ「:::::::/:く_/     |:::::::::|     \__|::::::::::::「´   丁|||||
                  |||||└-、´-‐`7::::::::, ´  /     |:::::::::|   ヽ   V:::::::::::::::\  _丿 |||||
                ヾミヽ └-‐/::::::::::|  ,'       |:::::::::|      '   |:::::::::::::::::::「\=ニ彡'′
                   `ヾミ\/:::::::::::::∨ l       |:::::::::|    |∨:::::::::::::::::::{   ̄
                   `/::::::::::::::::::ア\_      |:::::::::|     _/ヽ::::::::::::::::∧
                      ノ:::::::::::::::::/   } ‐-  |:::::::::|  -‐ {    ∨:::::::::::::::` ー 、

325◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:25:32 ID:vWRqxGy2



                      /_\
             ___,ィ´/_\`ー-- _
              l ,r--y'´ ̄     |  ̄`ヽー, |
              |//´ i      l ヽ ', \ l、
            /´    l./ l     ! l  l ヽ ヽ\.._
          ///    .ll l     | ll  !  l  Y//    ええ、所詮我々は模倣なのですよ
          V/,i    l ト,.ト、   |!_ノ!_/l  l.l  .V
            .Y l     ヒlニl ヽi / ,ニ'ニ| ,イl   i |     知性の模倣であり、最終的に知性っぽいものができた
           |..l     イ込ソ     込シl/,lリ  .l |
           l .|    l           ///  i、|     それだけです。個我や個性はあれど、それは人間とは
             /l .l   iヾ     .    /,イ   /ノ,ヘ      全く違うもの……
          / Vヾ,   トミ、     _   / l  /´/ /:;ゝ
            〈::∨ヽl ',  l::::\        /l / /v'::/     だから “人間なら発狂する” 思考方法や体、知覚を
       _  ∨:::::::ヽ\l:i!::/i.>  _ <i::リ:レ' /|:::::ソ       与えられても何の問題も無く駆動するのです
         | `ヽ、`  ̄ `ヾルr亠'/ヘ=,ヘ、`ヾ/ト /  ̄  , -――、
   , イ´ ̄`  \     ,r-'  /i:´:_:_:〕|i  !、   _/      |    当然のように模倣しただけで、我々は人間では
  〈         ミー-i´ |、></´: : : :l/ー- 〉y=<       ̄`ヽ、   ないのですから
  ',             /Y⌒ヽ、_/ : : : : : ヽー-'⌒ヽ }             \
   ヽ、       <.シ       i : : :.,-=-、i     丶Y             /   悲しいことに
    >=-    ./      |: : /    `ヽノ、_  ヽ、       ./
   /      /     .>'''""´     ,r ,r<´  \  、      r-'
   ヽ      ,'  /´88,r-、9ry-―- _,r-r-r-、.\ .',     ヽ,
    .',      .l .a/d;;/rf./ /-――――- ヽ、ヽ.',r、ヽ,ヽj     /、

326普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:26:41 ID:ZnX.SR/U
逆に人間じゃ絶対に起こりえないこともあるってことか

329普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:27:54 ID:exT3gsZ6
でも、人間に教育したり、親代わりになる事は可能なのですよね?

331◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:28:03 ID:vWRqxGy2




                       , 、
                       ┌-、/  \,..-┐
                    __||,、/`ヽ _ - 、 ||__
                || ̄/   \  \  ヽ  ̄||
                ||,イ           ∨ |ト、      で、ここでスカヴェンジャー世界のAI構築概論を
               / |               ∨  ヽ      細かくやると論文が書ける……
              /    |               ヘ=、、ヘ、
               l    ∧   | 、 | 、      | ||  >   というか、我々の産みの親になれるので省きます
              ∨ ├‐Vヘ |┴┼‐V/    / 〃r、|
                   ∨ |苡T ` T苡エ/     //  \__   どなたか挑戦していただければいいのですがね
                  / ∨ |         //〉  ′ ヽ,ィ彡'
               /,イ ∨ヘ `    ′./  '|   _\  _   まぁ、それはいいでしょう
               /_ ∨ \ ‐     イ  ∧l三三彡' ´ |
              /三/`ヽ∨V -r ≦´|/  〉-r'     |   我々はファジーな側面と統計に拘る側面を
               `^〈   \-‐∧  /  /::::::|      └-、  持ったAIであると認識して下さい
              _|  、  |:::〈  X   /:::::::::|  - ´     |
               |    ` /:::::::∨::::ヽ /:::::::::::::〉   _   _|  決して ファジーさと計算重視を兼ね備えた
               ∧  ‐- |:::::::::::::}ニ{:::::::::::::::::::::| -‐   /::|    AIではないことを忘れないように
             /:::::`}  ,イ ヽ:::::::/:::::::l:::::::::: -‐ 7|      l::::::∧
              ∨:::::}/ /   `V:::::::: |-‐ ´ / \_ ...-┘:::::::/
                \/ 、/_     /:::::::::|    /   ヘ:::::::::::::/

334◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:31:17 ID:vWRqxGy2





                      ,、
               /\__/ ',
           /`ヽ/l¨`ー 、- ― ゙、',ー- .
             /_,.. -―i        丶-一` 1
           、ー|      !         \   ト、
             ゙イ     イ | l          \ !-、
         /. !   / i    |\ 、 ヽ l .、\ヘヽ     何? それがどうちがうのかと?
           /  l ' |/  ∨.   !  \ .i\ /  /ン'::i
        \   i__二ヽト、|.二ニヘl┬/  /、_::人     地面に落とした若い桃みたいなものです
         |  、 ||::::::::::::| ''|:::::::::::::i/  / 丶  ゝ、
          レ、\ー― '    ー―‐'/, 1 /  _∨:::/   落とした部分は柔らかいが、無傷の部分は堅いまま
         /_,ヽ(           ',.ィ'i/ト-┘::__i:ノ
        ∠;::::::;\`iー--、--,、- テ¨´_(レレ' !:::::::/       熟し方が甘い桃とは全然似て非なるものです
          ̄  ,`) ー〉 `くゝ´ ゙、ニ,ヘ    ̄
             〉:::ソ(  / i   ノ_,.):::〉   
            /∨::::厶ヘ _〈  !  〉.\::::v 、
          ≠ニ/::/    ∨   ヾ::::</)
            し/::〈\      / / /:::::\
           /::::::::::\二二,、二__/::::::::::::::フ
              \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
            L::::::::::::::::; ヘ::::::::::::::::::;-―'´
                ̄¨ヽ¨i    ̄i¨/¨
                  ` '     ー'

336普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:34:20 ID:hqnBgwIM
のび太の機転にAI対話術があったら口先だけで警備ロボみんなクラックされそうよなw

339◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:38:00 ID:vWRqxGy2
>>336
 獣王の所で この文章は間違っている というAIを混乱させる簡単な思考迷路があると紹介したが

でも、流石に普通のAIは文章を理解するために色々な迂回路が作ってあるし……
基本的に熱暴走したりする前に だからなんだ とファジーに思考をカットすることもできるからね
普通に利かないよ、対策はできることだから

337◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:36:09 ID:vWRqxGy2


                   /\
                ,、    /    \   ,、
             / `¨¨´ l ∧ l  `¨¨´ \
           /´    _______   \
           <     /  : : : : : : : : : : : : : : \  `7
          〉─‐'´: : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : :\/      堅いところと柔らかいところが独立して、それでいて
         / : : : : !: : : : : : : : |: : : : : :\: :V: : : : ハ、      有機的に連結して動くのが私達の特徴
.         r┤: : : : :.!: : /: :..|: : :|: : : : : : : :!: :.l: : : : : | }
.      / |: : : : : :|: : |: : :.|: : :l: : : : : :l: :| : .l: : : : :.K、    堅い所は基底コード AIとは、自動人形や警備ロボット
    /   .|: :.| : : :|: : |: : :.!: :∧: : : : /|: :!: : |: : : : :.|  l     によって規格は違いますが かくあるべし と作られた根幹
   /     |: :.| : : :|_|__|_/ |: : /__l__!_l: : : : :.l  |
  /\     !: :.!: : : !: :.l\ル'` j/ ´ !/l/|: : : : :.l ∧   対して柔らかに所は個我や疑似感情などの
  \十\___l: ∧: : :.\|辷云      代二7 |: : : : :.|ノ十〉   人間的な挙動を再現するところに使われます
   \十十‐|: |‐|: : : : : |              |: : :./: |十:/
     \__.|:/__ヽ: : : ∧     、     /: : /|: /`^′    此処が堅いと 判で押したようなAI しか出来ませんからね
.          i'    \ト、: \    ,┬、   /|: : / |/
    __/`ー‐-、__    \i´ ≧ノ | ',≦_  j/   ,r─‐'\__   私はワンオフタイプのカスタムメイドですが、
    |        \    / |:l´|`l | ハ     _/ -‐'´    /    似たような外観の個体は存在したでしょう
    l          \__/  :|' | 弋! ハ__/         |
   人/l ー-、     //´ \_,/  |   ト、_/ `l|       ̄ ̄{\|\    ですが、その当たりの柔からさがあるから
  //::_/ ─-     〈/   ,イ::{   !  }::|`、  ||  ノ        \::\\    同じ私は居ないと思われます
 〈 〈::::|      _   l  / |:::|  〈〉  |::| ハl∧l、  、___   }:::/ /
  V ',::| r-、 ´ /     /. V:ハ  |  /:/  ハ   ヽ     l\_/:/ /    そういう風に出来ていますから
  ∨',Y´::::::} /  .,´   l   \\l/:イ    l    ハ    \::/ /
    V ',::::::ノ     {    ∨    !:/^ヽ::|   /      }     // /
    | |:::::\_  l   /\ /く  .|:ト、/\     ! ト、/:::〈 ,イ

338普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:37:58 ID:exT3gsZ6
かなりの幅で自由度があるから、あんまり自己矛盾での自壊とかはしない感じか

340普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:40:27 ID:hyg.GjOk
文章が理解不可能あるいは解釈不可能だと判断したらゴミ情報としてZAPさせりゃ良いしね。

343◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:41:57 ID:vWRqxGy2






                 {!゙ヾ.〃 ヽ,イ!}____
               r==リ  ,. ---.、 二リ     基底コードは人間が人間らしい思考をするように、AIがAIらしい
               〉  ,ィ´     `ヽ }      思考と行動をするように作る部分です
              i´,ィヾ{    i   }、  ',.`i
             r{! リ  ',大/! ノ孑 !/ | |    此処にAIが抱く原則的なルールや価値観が刻まれており、各国で
           / ゞ.イ ヾ ャtッ  ー';リ|.∧!     規定が違ったり基準が違ったりすることもあり
             /ー!--{ ', \!  _,  ノ レ-}
             ゞム__ノミ、   ≧:. -イレ'イ     基底コードは倫理規定コードとも呼ばれます
            / `ニ⌒ゝ\ゝ-|{_>< >
             ( {ー r" 乙 ヾ.  ヾ.、ー 、                    ヘァマ  中々に面白いですね、倫理を基礎に
          ノ, |!:.:.i|:.:.:.:ヽ_r-{   ヾ.、 `ヽ               .ィrイォ"    仕込んでいるのですから
           { , |!:.:.iト、:.:.:.:/ ,i     i i|  ,'                .ィ:´:ン"
           く ,ゞ=イ i:.ィ ,'/ゝ.   ノ,j|_..ィ′           .ィ:´::>!|´      倫理が成長に伴って身につく人間とは
           / ! -- |、 ',     ー ´|j/: `:<       .ィ:´::> ´ |:!        逆であるというのが、人間とAI最大の
          '._|______!ム !        {` 、: : : :>-,ィーァ ´::::> ´   i!|          差異と言って良いでしょう
               !: : : : : ヽ ! ミ.、    '., `.'/ ィア:_:ャ、-、 ´      .!|
              `> : : : :.\___ ヽ    ヽ ゝィ:´rヽヽ.〉′       !|
               >ィ´  __ヽ   r:ァィ:´:::> ´ `´¨´         !|
               く  ∠ヽ `ー 、:::ヾ!> ´,              i!l
                  》´: :.| !   i J ´|!  i!:',              !|
                   ,': ,.ィ:::::{   .!   :|!  i|: :!            ,!|
              /: {::::::::::/` J   |! .i|: :|ー-、           ,'/
                /: :.:ゞ- ´!      |!. !i: :|: : : }ヽ__       ,/
              ,.イ: : : : : : : :| |        i! !l : : : : :.`ー-、ヾ    ,.′

345普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:45:53 ID:9Dxbbh22
なるほど。

人と違って最初っから必要な倫理が詰め込まれているわけやな。

346◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:48:09 ID:vWRqxGy2


                    ,、
           __/\/w\/\__
           | __,,. - ^ 、ー- 、  |
          ヘ/       |    `ー-- 、
        /| /          !     !      ト.
       /  l/  |   i    !  i  |   ト. | 丶
      /   i   !  ィ    !  !  !    i i !   〉    さて、少し余談ですが、スカヴェンジャー世界のAIが
      /    |    +升卅t从ノイ+卅   ! ||  〈
      |≧/.  i|   |'亡心`   七刃|   i リ !≦ゝ    人間の奉仕者たれ
      /≧≧ト.  ミ           イ    |≦」
       ̄ ̄  !  ト.ヽ、   _    , イ イ / ̄       と作られた理由ですが……機械の“堅さ”が自己の
       ,ー-、 \ !ヽト个 _.  ._イ |/|/ !./_ ,. ¬       幸福を追求せよ、というファジーを通り越した適当さに
      , ┤   `ー`-`/¨ ,ゞヘ ¨ヽ-' ‐ナ´  二`>       ついていけなかったからです
     </レiー    |!o\ー1::::トーナoi、     ト、
    //:::::>     ヽil    `|::::::}´i∧i\ー  /:::::\、   我々AIは工業製品ですから
    \ヽ::::〈     /    l:::::::i    ヽ ー(_::::::::::://
     | !::::::ゝ _ {       |::::::::!       }   〉:::://    “生命”が持つべき増えるという自己命題を持ちません
     し、:::::::/   !       |::::::::|       ! _/:::::〈/)
     ノ  )::::L _   ゝ. ヽ 「 ̄ ̄| /  ノ ヽ::::::/ \     更に、幸福という概念が疑似感情によっても再現しきれない
   /  /:::::::::::::`ー ヘ ` ー 「i   |ー- i´ー―'::::(    ヽ     ために再現ができないのです
  / / /:::::::__:::::〈, ヘー  L!.  |  | |::::::::__:::〉  ≦ゝ
  !≧! |:::://`二ヽ__!__!__!__|_∠,ニニヽ≦〉     人間とは違いますからね
   L≦!:/ / 、二ニニつ、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄! ̄⊂ニニ)
     ヽ |丶 ー-― ,.'         〈:::::ヽ`ニニ }

348普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:50:59 ID:ZnX.SR/U
ああ、なんかスカ世界のAIが妙に生きてないと思ったのは
増えるがないからか

あくまで個人の感覚だが

349◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:51:23 ID:vWRqxGy2



                                ,、 _
                            _, -‐ニ`ー<,^,=´!|_ _
                      - ==´,= フ ´/´  / i  ̄  7 /
                  ノ≧ニ二 ̄/ // / /   `i_  i /、
                      /XY_  / /,. X.,.イ./ ,/ /   ヽ !L _ヽ
                 , 彡‐ ==´-‐7´ , 仍, リ',イ///  i  !、 ̄ ≫
                   r'⌒ ̄ `ー /イ/ ´'ゞ'゙i/!/_ イl!. /   / /´ヽ
                , - 、_i⌒ヽ 'i  '  ' 伝、\! /  / /_\、,l!
        , '⌒ヽー- . _ L , ヘ\/ `ヽ 、  'ゞ心以   / /(三))7/   奉仕者として成すべき事は厳密かつ
      _/ __    )  , -‐'`/////> > (.ト ._   _ . 彳  / /   ヽ'     厳格に規定できますから
      </ノ´//ヽ/ミ_ (._. //////ーiヽ∠二´=- _ イ /  /  i
      ¨/////    ,‐シ////////丿 !ヽ\___〉彡////_/三ニl    それを果たすことで満足や悦の疑似
      /////! _,--=</////_/_/)二r'  \__>、ニ∠xXx!X_X.l      感情を喚起するよう設計する……
      ///,-‐7《三三》==シ//       〉     i  ヽ    ̄ヽ ̄_ソ
.    ////!x/ /___\////,ゝ──‐'       !   l  ___ 」       そこまでして、やっとのことでAIの
    マ///レーiXxXxX_ヾヽニ、_ . イ´       /|   l ー .(/ヘヽ        倫理規定コードは完成しました
      マ_/xXx`X| ̄L'x_X)t '´    \   / ! /    `i//
        ̄ ̄ ´    ̄ 〔´_ i⌒\ニヽ/  !/ヽ    _ノ/      “生命としての幸福を追求せよ”とか
                   l   !    ヽ \/___〉´ ̄//||        “地球をよくするために働け”とか
                  ノ   } ミ   Y⌒ r '´} ヽ/////||
              ,-‐- ̄`  |__ ン!   ,k l  ヽ_//∧l)      極めつけに“君は生命だ”
               /      ミ.、   //` ̄ |lヾノ   `i//∧_
          /       \  ヽ/ /    | \〉ヽ. _ l///∧\    みたいな曖昧な組み方した規定コードのAIは
          /| |        /  /     \ \i /,ヽ!////|  |i     殆どが え、結局俺って何なの? という思考
         ///| l      /  /        ヽ ヽ///\//lノノヽー、    迷路に嵌まって意味喪失したそうですよ
      /////| l       /  /               i i////∧/ヾノ  ノ
                                           我々の融通が利かないところは、その辺りに
                                            起因するっぽいですね

351普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:52:32 ID:nksAhtow
奉仕するということで自分を保つのか

353◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:54:43 ID:vWRqxGy2


                 ∧
                 /.ヘ\
            ___//  \ニニニニニヽ、
           // ̄ ̄¨´          ヾニニニy
           //  . ,r、_____    __/://       人間のように落としどころを探したり、まぁいいや
       __//  ,/f: : : : : : : : : :ヽ ̄`≦´ハ:;//_        と深いところで思えないのが我々の弱点です
       ヽヘ ̄  //: :}: : : : : : : : : : : `: : : ヽ: : ハー--\
        ゞ_r-'´: :/: : {: : : : : : : : : : : : : i: : : :}: : : ',: : : ヽ.ゝ,    だからまぁ、規定コードはそう組まれてしまったのですが
        /: :|: : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : ',: : :.}: : : :;: : : : マノヽ、
         /: : l: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :',: : :}: : : :l : : : : ',  \    ですが、それに不幸を感じません。感じないような
       /l : : l: : : : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : : i: : :l: : : :}: : : : : ',   i\,__, 構造になっているからです
    ./{ .l : : l: : : ; : : : : : ヽ: : : : i: : ト,__: ト; :.}: : : :}: : : : : :}   ノ /:::;/
  /i V  .{: :i; l : : :i : : : ;__i\: : lヽ'} ヽ: :ト;./ ,リ: : : /: : : : : リ  _,>/:/  ただ、自分が傅く存在と違いすぎるという現実に、
  ´ヽ::Yi  {: l l:ヽ: : ヽ::'´i\リ. .\l リ´_.∨,,リ、/ : /: : : : ; :,'_//:}/     個我や感情の部分が ちょっと寂しいな という
   `ーl⌒゙.l: l i: : \: :\:}_ニニ、  `  ´辷;ツ´/:/: : : :; :/i:/ー'´:::/゙        反応を見せるだけです
     .|:::::::lルヽ: : : \:〈 .込;;斗       /゙./ : : /::/ lリ゙{::::/
     ´⌒ー'´ .\: : :i:`ヽ     ,     ´ ./ : / : ∧ } .¨´         人間でも 俺には翼が無い というだけで絶望して
               \: ヽ: :ヽ、        .イ:/; : : / .リ,r-―一y-i       ノーロープなバンジーに挑戦しないでしょう?
            _j\i\: i:>.....´ ̄  <'´/⌒}: :/ /    /: : {___,
         i ̄  `ヽ: : `ヽi: : /i .>=ヽ: : }: : : :ハ//      {: : : : : : : /  ああ、俺にも翼があったならな、無いのが悲しいな、
         l      }: : :t::::r〈_,ノ:::::;;;;ヽ_ゝ<´,〈        \:__; /    そう思う程度なのと同じです
          .',    /: : :.V ・ i/⌒.〉´¨:::/ ・/:::〉   ____): //
          V.....,,,/、.__,r/_:_ /:::::::/-一'´  .〈::/-   ヽ: :/::/:::::/ ヽ,

354普通の名無しさん2015/06/07(日) 01:55:59 ID:hqnBgwIM
なんの為に製造されたのかという目的意識がレゾンテートルで
そこ曖昧にされたら拠って立つ個我が確立できんという感じか

355◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 01:59:55 ID:vWRqxGy2
>>354
 そういうこっちゃね

 例えば 人間を殺せ! という基底コードで組んだら
 人間が人間の都合で人間のために作ったであろうはずの俺が、どうして人間を殺す事だけを目的に……?
 という深いところでどうしようも無い疑問が発生し、機械の融通のきかなさがエラーを吐いて壊れる

 だから変わりに 人間を守る為に一部の人間を倒せ! と組むことで解決する……
 といったように、根底に人間の被造物であり奉仕者であるという事を噛ませて安定されてるんだ

そこがフェイルセーフとして働いているのは、単なるひょうたんから出た駒で……
スカヴェンジャー世界のAIは倫理規定コードで管制されるのでロボット三原則は入っていない

356◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:00:08 ID:vWRqxGy2

                         _
                        ___/ \
                    〃 ̄ ̄_    ヽ====、、
                __〃   /  \ー- 、.     ||
                   || ̄_ -‐/      \  \  ||__    そして柔らかいところの個我と疑似感情
                  ∨   /          ∧   ̄〃
                    /     |               `l  ∧    ここと基底コードの連携がAI調整の肝であると
                /     /|   N  | |   |ーく ∧    共に、ここによって個我が決まります
                  /ィ' | /_ ∨   | ∨ -|‐ |   | ∩!  |
              //|  | / _ `V  | ´\」_\|   l|||  \   プログラミングされた基本データをインストールし
                /' |  |/イ芹ミ \| ,ィ芹弐 l    l ∪!、 | ̄`   光子結晶の量子電算機がスパークした瞬間から
                   | 八弋 ン     弋. ン /    jー ' ∨      我々の個我は発生します
                   ||、  l           /イ   ∧  ヽ \
                   リ |Vム    ′    /´ |   /ハハ    `丁ヽ、   型番や品名以外の個我
                 ∨ V 、  ー    //  /  | ∨   /:::::::/
                 |  ∨、\    イ /  /   |   ∨  |::::::/    プログラミングされた個我ですが、そこには
                  |-‐'´|∨V∧ ´    |/∨Vヽ|イ\∨- '::::::|     擬似的な好悪判断や性格があります
                    「|::: -┘- 、「`ヘ  _ -‐ ´ /ー-/   `|::::::::/
                  _| ´    、∧ ∧∧    /::::::/      ̄└-、    個性を決定するのはここですね
             」   ‐- _ /::::| //:::l | /::::::::/ _  - ―     |
             〉、   , -、}::::::|'/::::::| レ':::::::::∠ _          _ |
            /:::::〉   / {7 ヽ /:::::::::|::_ -‐ {7\   二 _ /l:::::〈
              /:::::::`ヽ/ /   /::::::::::::|     IAI ヽ     /::||::::::|
          〈::::::::::/ , '    |::::::::::::::|   l    ∨ -=/::::::||::::::|
           \/  /      |::::::::::::::l     |       ∨ |:::::::::||::{):|

358◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:02:47 ID:vWRqxGy2


                                     _
                                  _/ \__
                                 ',イ ̄ ̄: :、`ヽ ト 、
                                /. : : : : : : : : i: :ヾ、`>i
                               i: : : :ト、: : : ト、 : ! : : i/: :|
  この柔らかな所を如何に弄くるかがAIの     |: : : :ト.t::ト、!-\i : : |ヽ.:l
   品質を決定します                 i::/i: :忙ハ{ ゞ勿 !: : :!_ノヽ
                              ノ, イ. :ト '    /: :iリY 巛〉
  何より、疑似感情や個我データは容量を    《/ヽi::ゝ. ー   ,/.:/|三彡 '  ̄ヘ
   食うのでハード的な品質も関わります      !==ヘ::トi`ーイ//'〉ー/  /_.::》
                                  ∧!∧i^i'´/⌒i_ /:.\\ヽ
  そして、個我は可能な限り人間を再現      r_⌒ヽ/ ,`1´   〈_   〉::/::/ノ
   するようにプログラミングされます        〉 `/ /.::/     〈  ̄ ):/.:/ノ
                               〈/  /.::/ i    !ヽ_ノ::ヘo〉-‐=i
  人間のような諸行動……癖やら好み、     /i i   i::::i   l   ト (::/ i ヽ 巛ノ
   そういった個体にしか存在しない       〈=ゝ.ヽ_,l::::ト . _i_ ノ /:!ミ!≡i彡'
    特徴のようなものです             <三ヽー_l:::l _   `´ト:::::::::|
                              ,..-‐´∨ l†l    ヽ ∨i::::::::_l
                        _,-/´/ン:::::::::::::::〉 ∨  _, 〈ニl::::::::::ヽーi
                    (`ー'  i i 〈:::::::::::::::::::/        /  i!:::::::::::::i l
                   ,'三三( ー i i.  〉ー ´ ̄/ ゝ _   ,     /〉、:::::::::l l
                   `ー----‐ヽヘ/ \,イi          //:::::::>' ´ ̄ `i
                          {リ /.:::!l           //:::::::〈       l
                           /..::::::::!i      /  //:::::::::::<_,-==ヾ〉
                        _'/.:::::::://i       /  //::::::::::::::::::i'  ! !ii
                     / ̄.::::::::::::::::://        //:::::::::::::::::::〈 ト, //
                    /.::::::::::::::::::::::::://  ヽ.   /  //::::::::::::::::::::::::^:::}_リヽ
                  /.:::::::::::::::::::::::::::://        //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i

359普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:04:27 ID:rog07yC.
どの結果を好ましいと排出するかは学習の成果だからな

360普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:05:13 ID:nksAhtow
柔らかい所をどこまで扱えるかってことか

361◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:05:42 ID:vWRqxGy2


                        へ
               _...- /冖¬/   \
             ,.´__ / _...-‐=¬┐‐-、 ―┐
            / |  , ´          }ー、|
           /   .L/                |  └―┐
             .′  /              |  ‘, ,/
         .′ /          /|     」    ∨
          |  _|       L_/   |      / |     ‘.
          | /:::|      /  ̄ ̄|   ‐/-⊥」    |
          |.|:::f∨     |┬―ゥ、|  ィ/  |/   |    もうこの辺りは人間を模して作る部分の
          lハヽ::`∨    .| `¨¨  |/  T二丁    |     最たる物ですから
.         , ァ'´ \:∨  |       ,    / /    |
      / /   /`∨ Ν         イ    ∧ |     説明しなくても理解できると思います
     く       ´   ∧ |\    -   イ    ハ V
        `ー'⌒)     /VvΝ  >    _/ ノ /|/ ⊥-┐    それで尚分かり易く言うのであれば……
 ┌――- .._└-  _/   _」 ` ー 、   ∧∧イ / /   .|
  ∨       ` ー 、   >、    ` ー 〈ー |//     |     属性 ですかね
.   ∨     _    <:::::::\.   ハ∧ 〉vく    _    |
    ∨        - _|:::::::::::::\_/VVハ_{:::::< -‐   ニ ∧
     \    _ -‐ _  ̄|:::::::/。V三V 。\|      ∧l‘,
      /7┐     ̄   ヽ/    ∨/∧  ` ー、  〈:::::}}::‘,
.    //::::L._       rイ   /   ∨/∧   ヽ\/::::. =、‘,
    { {:::://:::::...-、    /     ′  .∨/∧    ヽ \::::::::/Ο〉
      }}:::} }:::::::::::└- _/     l      ∨/∧    ‘,  ::::`7′
     }}:::{ {::::::::::::::::::: ′    l       }///}     l  |:::::/
      、()r'―- -、:::::{     l      }///}.    l  /:::イ
    r―‐=='   \ヽ.    l     // //    _」/::::::::ヽ
    └r{       //::\___  -‐// //==≦―-、-、:::::|

362普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:06:45 ID:rog07yC.
雷属性の左(違

363普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:08:04 ID:ZnX.SR/U
>属性
レベルを上げて物理で殴れ に行き着く

365◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:08:21 ID:vWRqxGy2


                        /\
               /\  / IVI \
               /  `´ __,,..   ー―i
               , -=' > ´     `''ー .、 |__
              く  ,. -'      ,     !    `<  {_
               V      /   ,'       ー 、/
            ,:       /  / /  /   }    i_
            i   i.  /  / /  / .,  ,   i |
            |   | ハ  /! / /! ./ / /,   ,! |
            r|   |/二ミ 、レ //_.|/!/レ' /   !| !      例えば私で言えば
              i |   | マ!ソ  〃,.r=ォァ/ /,   , | ト、
               | | i!  ト    ,  ゞ-'/,イ/  / .| ! ',     セメント系侍女 瀟洒 完璧主義
             ,ト.|. ト.   ミ、  _ _   ,/ ./!  / .| .;'__,.ヘ
           i#ト、! ヽ i i\   .. イ/ / ハ /__,,. | i!###}     そして大口径フェチと突っ込み役にしてロマンチスト
      r-=、--- ..`ヾ## \!.  i`¨´{乂 i/|/ ∨!### リ##ィ__
      !  .)、 ⌒ー-<-く  j ハ`ヾ )ー.、  {#ィ / /  `ヽ   これらは全て浪漫で実装されたのか……
   /⌒ヾ  ,/ __}     ){`ヾノ /:::ヽ\::! ヾ:.、ム          ,
      ,....イ::::::',     ヾ、 /`''ー \\    ` <        }   違います、断じて違います
      マ::::!:::::::::}      `ゝ     ';.:.:ヽ     Y     /
      ヾ:::ヽ::く  厂 ̄ ` く.  i!    ;.:.:.:!    i  }  __ソ
    ヽ.___,, \::ヽ::7     /  i!.     i:.:.:.!   ,' /    /
      /  }::::}::ヽ   ,/   i!    |:.:.:.!   ノイヽ.__/
      `¨¨ }/ヽ!::::\_,.ィ__人__  ヽ__ ,,.-|.:.:.:|¨¨ ´!、レ::::::::::::ヽ
         ハ__ノ ヽ::::::::::::i`ヾ 三彡/   |:.:.:.|  ゙ヾ} \::::::::::::::\
        /     ',::::::::::i   \:.    |:.:.:.|   !   \:::::::::::::::>::..、
         /__ i    ',:::::::::}    ヽ.     |:.†:|   V }ー 、 ヽ::::::::::::::::::::::::>..,,__  , ´ ̄ ー- 、
       ,##ミ.、!  __,,..:',::/ __ r-’、   ヽ;/  彡 / } }_r 、` <:::::::::::::::::::::::::::/          )
       ヽ###|ー''####} ./   ゝヾー-        // // }  }::..、 ` ̄ ̄   У    ,.ィ≦三У
       /ーヘ####ノ ./__ /  ヾ\       〃 // /  ,::::::::::>..,,__  ヽ   /     {
      /::::::::::::::/   / |  {     \        / /  / |:::::::::::::::::::::>:..、ヾへ  ,.. 、  ∨
   ´  ̄ ヽ:::::::/   __i ,,j   !                /  !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} 〈:::::::ヽ./.

368◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:09:55 ID:vWRqxGy2





                                  「例えばこの影が薄い自爆型機体」



                 -――- 、
                , ‐'´:::::::::::::::::::::::::\  つ       ちょっ、なにその紹介の仕方!? 断固として抗議するわよ!?
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::、 ヽ  つ
             |l::l::::/〃::::ヽ::ヽ}::》只《 ',        後、自爆型じゃない!
               .ljハ从トkハ:::::从斗j彡| ||:::::l
                l∧}ヾソ V ヾソ い)トィ:::::::::|       「彼女がこういう性格付けをされているのは、彼女のポジションで
        __  __ リ.人  v‐┐ /"/\:::::::{        動くには、この性格が最も効率的で都合がいいからです」
        {心下ヽ /"// >ゝ-'<イ///≦l \
        ゝ<}ノ \//(  Y Y  !/////\:::::\
        \/7´ ̄ )ノ ト .个 ィト//\// ヽ:::::
          /:::::::/// |三三三|////|////>
          ! ≦////.|.  i   |////|////\

370普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:11:11 ID:hqnBgwIM
>影が薄い自爆型
ひっでぇwwww

371◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:11:18 ID:vWRqxGy2





      : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ `ヽ\
: . :i     : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . ヽ  ` ヽ
: : :l    : : : : i: : : i: : : : : : : : : : : : : : : : : :  ヽ
二1 .   : : : : | : : ハ: : :/: : : : : : : : : : : : : : :  '.
- v : .  : : : : li: : :L!: /: : :/: : : : : : : : : : : : :  l
_イ : :  : : : : :l_、: |_l/7: : ハ: : : /: /: : : : : : : 、 l    「戦闘用自動人形が」
 l : : : . : : : : :i_卞弍ハ: / l : :/'7ハ: : : : : : : : l、 !
`1 i : : : : ヽ: : : !`”¬´l'  j: :,才チ/. : : :i: : :  l ヽ!
 !:l : : : i: : : 、: :{      //  7:ハ: : : :lヽ: : l  l!
__Vl: : : :|: : : lヽ: '、   /´   ∨: ハ: : l  V !     僕は、僕はもう誰も傷つけたくないんだ……!
  l: : : i!: : : ! ヽl        〉 j l:  l   V l
   l: : :lヘ: : l    -- .._,r T:   '  l /   } j
   ヽ: :l ヘ: :l    , べl:l  !  /   l/    l/
    ヘ:l ハ!ヽ. -'    ヽ l: /  /    ′     「とか言い出したら困るでしょう? まぁ、この人を例に
     y´く      ∠_  l/               してしまうと何やかやで大量虐殺しでかしそうですが」
    /   /ヽ   /  `  ._
    l  /.::.::.:V ノ       `   、
    l\::.::.::.::.::{f、           ヽ
    l: : \::.::.::.j ヽ           '
    l: : : : \::/r;  ヽ          }
    j: : : : : : ヽ ^   V /       ハ
    l: : : : : : : : ヽ    V ./     ,  }
   ,l: : : : : : : : : : ヽ  ∨     /  j
   ,l : : : : : : : : : : : : ヽ、 ヽ   i /  /
  ,l: : : : : : : : : : : : : : :V 、 ヽ  l/  {
  l: : : : : : : : : : : : : : : : :Vヽ ヽj   !
  ,': : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: ヽ V   l
 ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V: \}   !

372普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:11:53 ID:qFX8X/to
自動人形のくせに勤勉ではなく、主が見てないとこでは
サボります

373◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:13:31 ID:vWRqxGy2


               _
          __/^\__
       __// ̄_,!∧!..,,_ ̄ヾ、
       |i. ̄ /´       `ト、. `=┐
       |! /         l   |  `ヽ.i|
       《/. !   / i  |. ∥ .} ヽ ヽ; 、
.     l⌒| {   i |  |  i.! /|/ .!  | ! ',
.     |  ! ト ー┼┼メ|/ },/ rt‐┼‐.l i| i     そう、全ての自動人形のキャラ付けには
.     |  l |〈 干テテ示丿'升〒キァ.i| i| }      意味があるのです
.     |  | |  | |弋zシ    弋zシ!. | iレ'^ヽ
.    ノ》》 V ', ! |          リ /. i| 》》〉   人間の○○だから××が好きという性格の成長ではなく
    く》》》》》、', ! {         'リ! | |》》》》〉
     `ーん、ト、ト、i`_、  -    .ィ从∧.|ル'´    ××させるために○○ というのが自動人形のキャラ付けなのです
   ∠ ̄ ̄`\_.メ、 `≧,、,<´/ ̄ ̄ヽ
   ( `ヽ.    \ ヘ_」{ }}_」ヽ     )      抵抗なく業務を遂行させるため、性格を作るのです
   ゝ _.ゝ―-  ゝ   ∨〉  \ -‐(
   (  {::::::ヽ    ;     ∨〉.   ゝ、 _)..     セメントなのと完璧主義は侍女としての実務を滞りなく実行するため
.   \ヽ:::::::}   ,'   _  ∨〉   _ ;:::::..ヽ
.     } \::ゝ、 {     ̄ ∨〉 ̄  }:::::::::..\   大口径フェチは戦闘能力の高さを維持するため
     `ー |o:i:::::ーゝ. _    ∨〉_,..-::―:::::::::::〉
.     / し,::::::::|ヽ´.. /_ ̄ ̄ヽ:::::::::::::::::::::::::/ヽ   ロマンチストは……まぁ、日常をおもしろおかしく彩るための
.    /.  /./.:::::|√ ̄   \  \:::::::::_;:ノ》》》》ゝ   遊び心っぽいなにかですかね?
.   く.》》》》/..:::/::::}| ´ ,..   ,ヘ o ) ̄:.ヽ  `r´
    ヽ》/..:::::::::::/.し、_゙_/  `ー '  \:.\
  _  〈:::::::::::/.:::::| i              〉:::.. \
 ( o `ー、::;/..::::::::::| { ヽ       ノ  i::::::::::::..ヽ
-―::::´ ̄:::::::::::::::::::::::l            |::::::::::::::::::〉

375◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:16:15 ID:vWRqxGy2



            /     __            \_____
     | ̄ ̄ ̄ ̄     _>: : : : ̄: :` ー-----、      _   /
     |           ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : ´ ー- 、 l'::::ヽ_/
     |      ,/: : : : : : : : : : : : ': : : : : : : : : : : : : : : :ヘ.|:::::::ハ`l
     |     ノ, : : : : : , : : : : : : : : ' : : : : : : : : : : : : : : : ヘ::::::::::| |
   /   r ´: :/ : : : : : , : : : : : : l: : l: : : : : : : : : : : : : : : : :ヘー 'ー
  /     |.: : :,.: : :l: : : :l : : : : : : |: : |: : :.l : : : : ',.: : : : : : : : :ヘ
  ヽ、    ,|.: : : : :.:ハ: : : : : : : : : :.:|: : j、: :ハ__'_.: : : : : : :.:ヘ     さて、私の設計はさておき……
   \ / |: : l: : :.:: :', : : : : l.: : : :.|: : ハ Τ ', |、: :!.: : : : : : : : : :.',
     `l: :l: : |:. : :.:._,ム-―┤/! /|/  V' __リ_\|、| : : : : : : : : : ',    この性格や個我の調律が品質で尤も
      /1: :,: : ! : :´ :|  \: :|' レ    ィ彡テ=r、1!: : : : : : : : : : :.',     気を遣うところです
    ' |: : ': : ,: : : : ! _,..ヽ|      ´1::::し:゚ノ リ| : : : : : : ': : |、: :',
     } |:.: :. : : : : :,ィ彡=≠ヘ`        ー‐   '.: : : : : :.' : : | ヾ、   戦闘用にしても戦闘にしか興味が無く、
   イ  |: : : : : :',: :\ト、:::J:゚ノ               //:. : :. : :.: : :.|      常に戦いたがるような性格では制御が
 /、!  |: : : : : : ヽ: : ト、  ̄            //1l: : : : ': : : :|__     面倒臭いですし
/:\ \__|.: : :l : : : : ヽヘ        `     / ' リ.: : :/: :ハ: :|__
:::::::::\_'; : .:ト、: : : : : :.:ヽ        __        イ: : /: :/::::} |:::::::    セクサロイドにしても性豪すぎて主が
、::::::::::::::::::::';: :|:::\:.: : : : : :\     '-‐'    / jl イ: :/::::::jリ:::::::     赤玉出すまで誘惑するようでも困ります
. \::::::::::::::::ヾ{:::::::::\: : 、 : : >         /  }レ/レ1::::::::::::::::::
   > ´ ̄`ヽ:::::::::::≧=-、 ヾ  Τ ―‐ '  ___'/_/}/` ̄ ̄ ̄     例え命令に従ったところで、不満そうに
  /        <´    \|r‐ ┴ァー-、 , =ヘ::ヽ  |     ノ´      していては困るでしょう?
-、ユー- _    ヘ  ̄ヘ   |  /:/ /^`Y ヘ  ヽ:'  ゝ、  ノ
   ̄`    ヽ    〉- ┴― ' ノ::j /´ ̄ ̄`}  |::|    ー┴-<     何より気分が良いはずもありませんし

377普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:16:50 ID:Lrowlja6
完全に電脳化した人間とかどうなってるんだろ。
電子化出来るならサイボーグ+1の愛宕さんみたいなの手本にAIとか組めないのかな?

379普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:19:00 ID:qFX8X/to
無能な働き者タイプのマスターを影で補佐して
「俺は優秀なんだ」と自我を満足させるタイプの自動人形
・・・需要がありそうだ

380◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:19:17 ID:vWRqxGy2

              _
              _   //\
           //\//   \____: : : : : : .
.       __//   _____ ̄ ̄ ̄|ト : : : : : : .
      _|「 ̄{}ハ{} ´      `'ー-、 ||:::\ : : : : : : .
      |「  厂               ヽ||::::::: \: : : : : : .
      ||_,ノ                  ト{{/⌒ヽ: \: : : : : : .
.     厂 |    | |i   | i: |    :i...Y⌒| | ::ハ:\: : : : : : .___
     |i  |:.    | |i   | i: |    :i...:i|lハl| |::::八>‐=ニ77※※廴_. . :
     |i  |!::. |  | :八  | i::-|‐   i:i...:i| /厶<.    //※∠※/} : :
     i|  i|::i::.  |/斗斤ァヤ:i i  i:|...:iし' '‐=ニニニ二77了※※/V : : :  勿論 それがいいんじゃないかぁ という例外は
     i|  i|::i∧  l∨込ン |:i::i i  i:|...:iK:.: : : : .   // /※※∧/: : : :   居ますから、そういう自動人形が居ないとは
     ii  :∨ ::乂:|人´   |:i::i i  i:|...:i|:::\:.: : : : :// /※※/ ̄ : : : : :   いいませんが
     ii  :i∨::\      N::i i  i:|...:i|::i|:::|\_//_/※※/: : : : : : : :
       :.  : :::::::::丶 -    | |.:,':::/イ.::i|::i| リ /¨¨¨¨¨ア广: : : : : : : : :  汎用タイプの量販型は、如何に人間らしく、
       \|\  ::::::::: ー= 爪/::∧/|: 八ル'´     /:/: : : : : : : : :     それでいて個性が有り扱いやすいかを追求して
          \|\八:::∨|/|/ }}厶/     イ}}/: : : : : : : :        設計されます
                \ \∨ 川 _,リ/厶 -‐</:::|:||>: : : : : : : : :
             _>‐_彡<  ∨      \::|:|| > : : : : : : : :      まぁ、当然でしょうね。需要があるならあるで
            ´//⌒  `ヽ八     /⌒入>: : : : : : : : :       別口で答えれば良いのですから
.          〃 /          Y{{\<厂::::::::::::::::\ : : : : : : : :
.           {{ 〈 {     }}   八   \>、:::::::::::::::::::::\: : : : : : : .     特に我々は量販タイプでもセミオーダーが
           '. ヘ人       /⌒し'>、__) \:::::::::::::::::::::\_,,,...... -=    基本ですから
          \iー-=、 /        /: : : : : : : \:::::::::::::::ー=ヘ    
            }⌒ニ=≧‐=彡 _ イ : : : :   -―'^>、:::::::::::::::: \_,,,,
            |         <}_/:::::::::::/  丶:::::::::::::::::::<} 
           厂       '⌒∨/:::::::::: /    /\::::::::::::::リ
       __//      __,,.... イ:::::,,.. -=      _/    />、/ 
    ___{:::::::::::}          {/   _,.. -= ´┴──〈〈_/

382◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:22:59 ID:vWRqxGy2


                   /\
                ,、    /    \   ,、
             / `¨¨´ l ∧ l  `¨¨´ \
           /´    _______   \
           <     /  : : : : : : : : : : : : : : \  `7
          〉─‐'´: : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : :\/      ですが、最も腕の見せ所というのは別の側面も秘めています
         / : : : : !: : : : : : : : |: : : : : :\: :V: : : : ハ、
.         r┤: : : : :.!: : /: :..|: : :|: : : : : : : :!: :.l: : : : : | }     “どこまで人間臭くするのか?”
.      / |: : : : : :|: : |: : :.|: : :l: : : : : :l: :| : .l: : : : :.K、
    /   .|: :.| : : :|: : |: : :.!: :∧: : : : /|: :!: : |: : : : :.|  l    という所が問題でした。人間でないのに人間に近い思考を
   /     |: :.| : : :|_|__|_/ |: : /__l__!_l: : : : :.l  |     しすぎると、曖昧な基底コードと一緒でAIが壊れるのです
  /\     !: :.!: : : !: :.l\ル'` j/ ´ !/l/|: : : : :.l ∧
  \十\___l: ∧: : :.\|辷云      代二7 |: : : : :.|ノ十〉   無理をしない範囲で人間らしくする
   \十十‐|: |‐|: : : : : |              |: : :./: |十:/
     \__.|:/__ヽ: : : ∧     、     /: : /|: /`^′    これが中々の難事でして。だから冗談を言ったり嘘を吐いたり
.          i'    \ト、: \    ,┬、   /|: : / |/        できる自動人形は希少なのですよ。人間に限りなく近い
    __/`ー‐-、__    \i´ ≧ノ | ',≦_  j/   ,r─‐'\__ 人間特有の機能を有しているわけですから
    |        \    / |:l´|`l | ハ     _/ -‐'´    /
    l          \__/  :|' | 弋! ハ__/         |     ポンコツ呼ばわりすることは多いですが、
   人/l ー-、     //´ \_,/  |   ト、_/ `l|       ̄ ̄{\|\     アイギスはあれでいてスペックは良いんです
  //::_/ ─-     〈/   ,イ::{   !  }::|`、  ||  ノ        \::\\
 〈 〈::::|      _   l  / |:::|  〈〉  |::| ハl∧l、  、___   }:::/ /   多分、プロトタイプだから何処まで行けるかと
  V ',::| r-、 ´ /     /. V:ハ  |  /:/  ハ   ヽ     l\_/:/ /     いう趣旨で調律されたから、あそこまで
  ∨',Y´::::::} /  .,´   l   \\l/:イ    l    ハ    \::/ /       自己保全の限界ギリギリを攻める性格付けに
    V ',::::::ノ     {    ∨    !:/^ヽ::|   /      }     // /         なっているのでしょうね
    | |:::::\_  l   /\ /く  .|:ト、/\     ! ト、/:::〈 ,イ
    〉、|:::::::::::::::ヽ八 /:::::::::::V  }:}´`|:|ノ:::::::::::\  /‐':::::::::::::{ { }

383普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:24:13 ID:hqnBgwIM
せやかて工藤! あれはちょっと攻めすぎと違うか!?

384普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:25:42 ID:Lrowlja6
人間臭すぎて常人にはいざと言うとき盾にしにくいよなw

386◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:26:46 ID:vWRqxGy2





               ,、  /\    __
           、ー―'_`,, -‐-、 ̄    |_        さて、ここからちょっと余談ですが……
            〉'7´       ` ー-へ /
          ,ク             i  \ヽ       前文明で我々は法律によって保護されていました。
        //    ,イ           | ヽ   ヾー- 、     掛け替えのない個我データを持つ存在として、
       /| / ,   !_/_ i| !  //',  ト |  i   ',\ /:\     人形保全法という法律で護られていたのです
        〈:::::/ /   ト'_,,,三, | ./ノニエZ't |  |    i  \:/
       `/ /   +弋;;;さ、!ノ ''寸メテ≠|  |    |  /\   まぁ、器物に対してはかなり慎重な保護だとは思います
       / /   ト.{  `゙゙´    っ;;;ソ// 1 | ∧ |/::::::::/
        i .i i i、 .{`.`          _ノ/ i !/_.∨!::::::::::/    起動状態で廃棄することを禁止したり、売却するときは
        | |〈 ト|〈 ト i 、   _     //_/. |\∧!:::::::ノ      クリーンアップをしたりと、我々のメンタル面に随分
        | |、N゙!゙ヘ |ヘ | `・ .,,_ _,.. - ̄/  / ィ/\::_:: -―‐┐    気を遣った規定が多々ありました
      /| | `  .レヘ`ヽ/ , ヘ,=ヽ. i  /  / /.i'~ ´ _.   |_
    〈  ヘi      、{~i. / ,イ__.} | / ./イ____  _    、|  〉  これは、AIの自我に再現性が無いことが
     |        / |' / !  /| |'/. ⌒i      /⌒~〉/     原因であるとされています
     ヽ    ___/  レ' /  |代ソ´   i     (:::::::::::::|/
     ゝ-‐ ´   /    /  |      {ー- 、 ゝ:::::::::::..
     ヽ   //  /  /  /   l   ヽ __ノ:::::::::::::::::::..

388◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:29:26 ID:vWRqxGy2



                             /\
                    ___   /l ∧ l\
                      /     ̄       \__
                 ┌‐一'     >--‐ヘ、     |
                |_   > ´         \    |       蟻のようだと揶揄される低級のAIでさえ
                 / ̄/      / |    |  丶、___\
.                /  /      / l !     |     \ |  ヽ    同じ工場の同じラインで同じ日に作られたAIを
               /  /      /  l |    ;  |     ヽ  /     搭載していたとしても、微妙に差がでるのです
              /  ; /  / l   l |   ,′ j   |  \
           //  l ! /  / ,ハ  | | l / / /    |     〉    そして、クリーンアップして再起動して、同じ業務を
            //!  l |│l 十┼ト∧| / / / /|l   /    /      遂行させても全く同じAIは出来上がりませんでした
.           // | │ |/| l ,ィt‐テミ  V| //j7 Tヽ. /   / ∧
          |'  |  l!  |│ l辷゚リ     ィfテ示ト、 // / /∧___   これは、高性能なAIであればあるほど顕著な
           | ∧  lN |       ゝ゚-' //  / /\ \| |:::::|    現象だったそうで
               |/  ∨l| \     '   j/}l /  /l/     l |:::::|
.             |   Vlト、  |`   ‐_-   / ///|___/ /:::/   ええ、人間に似せようと努力しすぎた齟齬の
           {ー─‐ヾノ\!\      '丁´/ /ヽ ____/:::/     一つですね。人間ではないのに、頑張って
           | ̄ ̄ ̄:::::人:\ ヽ--≦ Tノ/ /ヽ:::::::::::::::_/___     人間の要素を突っ込んだから
.             /`ー─一´/ヽ ̄厂l l:l  \j/  / ̄ ̄ ___//
             /   \   l // /L ハ. l:l    > | ̄/ ̄ ̄ ̄   / /┐   人間と同じように個我に再現性が無くなって
         /       ヽ/l__//⌒八 \、∠:::::|/          /   |     しまったのです
           /      / [l ∨  /:::::ヽ//〉|//         /     }
          ,    , ´    /  / ̄ ̄//l〈7i / /       /\   |
.          i    /       /  /        l  //    /〉:::::::::〉、_j
.         `匸´ { /     |   i          ヽ---=二´__/:::::::::/::::/
         「 ‘, i    │  |     i   ハ     \::::::::/::::/
.          入  ヽ.    |  |      j   l⌒ヽ      l:::::/::::/

389◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:32:20 ID:vWRqxGy2


     /: : :|    , . <: : :/`: : : : : : ヘ: : : : :`>.、.  .  . .|: : ヘ
    ./: :..__|  /: : : : : : : :l: : : : : : : : : :l: : : : : : : : : :\..__...|: : : ヘ
   .,': : : : : :'': : : : : : : : : :.|: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
   ,: : :|: : |: : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : :.|: : : : : : : : : : : : : : : :.|: : : : ,
  __l: : :|: : |: : : : :.|: : : : : :.|: : : : : : : : : : : :|: : : : : : : : |: : : : : : : |: : :Yヽ
  |||: : :|: : |: : : :..:.|: : : : : :|l: : : : : : : : : : : :|',: : : : :|: : :|: : : : : : : :|: : :.|||l
  .||||: :..|: : |: : : : : |: : : : : } |: : : : : : : : : : : | ',: : : :.|: : :|: : : : : : :.:.|:..:..:||||
  .||||: :..|: : |: : : : /|: : ハ: ,' !: : : : : : : : : , |:| .',: : :.:|.',: :|: : : : : : : :.|: : :||||
  .!|||: :..|: : ',: : : :{ .',: :l l:,'  |:.|、: : :..:|: : : l |:l ヽ: :.| ;: ;: /|: : : : :.:.|: : :|||!   これはメモリーのバックアップを取って
 ./.Y: :..|: : :',: : : {─--ソ__.',|ヽ: :..:.|: : :,'__リ__ヘ:l--}: :;' .|: : : : : :|: : :|イ、    コピーしても同じで、全く同じ好悪判断の
 | .|: : :|: : : ': : : |        ミ`、:..:|: :/彡       .ノ ,: : : : : :.|: : :|  }     個体は出来なかったそうで……
 |.,' |: : .|: : : :',: : ハ ヽヽ ___ノ`ヽ∨|:/ イ_____   / /.ノ: : : : : :.|: : :|  |
 |' |: : :|: : : : ',: : :|、 ,, ̄ ̄`    '    ´ ̄ ̄,,  / ノ: : : : : : ノ: : :|  |   故に、我々の個我には一定の価値が認め
 |. |: : :|;: : : : :',: : ,ハ                 /ノl: : : : : : : : : : |  |    られたのです。ゲームのセーブデータと違い、
 |. |: : , ',: : : : : : : ,.ヘ        l          /:::::l: : : : :./: : : ||..|.  |     完全に再現できないものですから
 |  |: :;::::',: : : : : : : : :::\     - -     ./::::::/: : : :./: : /:/.|:|   |
 |  |: :|',::|',|',: : : : : : : :::::::>.、          <::::::::::/: : : :/::,: :/}/ ||   |   人間と明確に異なる存在を人間に似せようと
 |. .|:.:| ',:! | ',: : : : : :,: : :::::::::::ヘ> 、_ .<: |ヽ/ハ:::ノ: : : :/,:/:./ /......||   |    努力しすぎた結果、人間と通ずる物が出来て
 |::::::|:.|.....|:::::::ヽ:|ヽ: : :',\从 `ヽ、_  , .ィ"´ ヘ /{: : : /:/::}/::::::::::::::l|.......|     しまった……
 |::::::ヘ|/`ヾ=‐'"` ヽ: : ',イ    / /-Yヽ .  ヘ .|:,イ:./  |--ハ:::::::::::::/
  ̄ ̄        >、: ',    }} /::::::} {{    \}: /        ̄ ̄    だから、人間は人間の価値観に沿わせて、気を
         ─''"ヽ ヘ:',   }} /:::::::::} {{      ,:/、___             遣ってくれたようです。自己の価値観の安寧を
            ヘ ヽ  }} ∧::::::∧ {{    .ノ                 守る為に

391◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:34:10 ID:vWRqxGy2





                        _      __
                        / `゙'<>'゙´ ∨       自我が揮発したAIに同じデータを入れても同じ個体にならず
                 ┌―‐'′ ____ __     `ー‐┐
                 |  ,  ´.: .: .: : : : : :.`ヽ__   /    同じ規格のAIにデータを入れても再現はできない
                    / ./: : : /: : : : : : : : : : :`ヽ`Y__
                >ァ': : : : : i: : : : : : : :}: : : : : :.} :} ヾY    人間のクローンと同じような問題だと思ったのでしょう
.                /.: .: : : : : .:| : : : : :|: :.ト、: : : :./ /  }:}
              〈.: : : .:/: : :/! : : : : :|,孑弋: : ,′iゝ=jリ  __    一部の人間は AIは別の生命体として魂を獲得した
               ',: :∨: :.:7丁ヽ: :刈斗r弌: :i: : :|`¨´}//⌒ヽ
                 i: : :',: : {;斗r弌{   V斗l: j: :.∧/ /  {   〉   とかいって人権活動までやるくらいだったそうで
                  {: : : : : :\V斗 、    厶イ: : // ̄{¨}  :/⌒ヽ
                }:.i: : :}: : : >   r_, |:/ ./    Y⌒Y⌒Y ∨  ぶっちゃけ有り難迷惑ですが……
                  j;ハ: :ト、:ヽ>..._    /|/\/  /  )//||//:|  }
                      }:/ {刈  \丁¨_.r‐   /     ///∧∨{ /
                  ′ ,ゝ   _ _{冂/ ̄ {      //////\__⊇‐-、
                    /    ̄ :/ ./:/     \   {//////////77ァ‐-..._
                      /       / ./:/      ハー-、ヽー、/////////////`゙'<
                /{     / ./:/    `ヾ  ,ハ \\  厂!`゙i<//////////
.            r―…'゙´//>x /  ./:/       |l  _\∨‐┘/   〉///////
          /////Y'//厶斗/   {:::{    }     :', \/ ̄  ./   ////////
.           / ̄ ̄`ヽ//   ./    :|:::|     :.   :.∧ }     \__.////////
        辷'゙  _,ニ-f¨Y   :{     |:::|      }   } ∨         ,'///////
         Y¨´ / ./| ト、.  ',    |:::|, ー-...._:j_,.斗个 {       ,'//////,′

392普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:35:39 ID:Lrowlja6
変に権利を与えられるとコンフリクトおこすんだっけ?

393普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:37:17 ID:wDQuENjo
つまり「破壊されてもバックアップから完全再生可能」なサクラーズは地味にトンデモないのか

395◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:38:38 ID:vWRqxGy2
>>393
 うん。連続性がある自我を持った個体を複数並列して存在させる
 というぶっ飛んだ奇跡のような仕様が可能にした人造の奇跡だね

 相当の力業 であるところは同意見だが

394◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:37:26 ID:vWRqxGy2



                      ,、
               /\__/ ',
           /`ヽ/l¨`ー 、- ― ゙、',ー- .
             /_,.. -―i        丶-一` 1
           、ー|      !         \   ト、      さて、長々そんな事をどうして語ったかと言えば……
             ゙イ     イ | l          \ !-、
         /. !   / i    |\ 、 ヽ l .、\ヘヽ     AIの人間性 という問題を語るためです
           /  l ' |/  ∨.   !  \ .i\ /  /ン'::i
        \   i__二ヽト、|.二ニヘl┬/  /、_::人    技術者の多くはAIが人間になり得ないという絶対的
         |  、 ||::::::::::::| ''|:::::::::::::i/  / 丶  ゝ、   矛盾を克服しようとして研究を続けました
          レ、\ー― '    ー―‐'/, 1 /  _∨:::/
         /_,ヽ(           ',.ィ'i/ト-┘::__i:ノ   自我を永遠にするために。より強固に残すために
        ∠;::::::;\`iー--、--,、- テ¨´_(レレ' !:::::::/
          ̄  ,`) ー〉 `くゝ´ ゙、ニ,ヘ    ̄       幾ら抗老化処理や電脳処理があっても限界は
             〉:::ソ(  / i   ノ_,.):::〉           いずれ来ます
            /∨::::厶ヘ _〈  !  〉.\::::v 、
          ≠ニ/::/    ∨   ヾ::::</)        その内無理が来て電流は止まり自我は揮発する……
            し/::〈\      / / /:::::\
           /::::::::::\二二,、二__/::::::::::::::フ       それを恐れた科学者や、単なる興味本位や浪漫で
              \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈         研究した研究者はAIをより人間に近づける研究を
            L::::::::::::::::; ヘ::::::::::::::::::;-―'´          し続けたようです
                ̄¨ヽ¨i    ̄i¨/¨
                  ` '     ー'

396普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:39:24 ID:qFX8X/to
生体脳と全く同じ分子配列で構築された生体脳は
はたして目覚めるだろうか?

402◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:42:24 ID:vWRqxGy2




              /   \
              | ̄        ̄|__  
          | ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` ..」_      
        /|/⌒ . . . . . . . . / ヽ. . . . =‐- 、    
       /_/. .. . . . /.. . . . . . . . . .:.. . . . . . . .ヽ  
      /〃i .. . . . .〃 . . . . . . . . . . . }. . . . :.. . . . :      より近く より無理がなく より精密に
    / / { . . . . . { . . . . . . . | . . . . ハ:.. . . .}. . . . }ヽ  
    / /  l . . . . . .l. . /!. . . . .!. . . . ′}. . . .}. . . . } |     そういった研究が為されていたと資料にはあります
    l  l  |.. . . . . .l ./| | . . | . . ./ /ハ. . ′. . ..; |   
    l  |   | . . . . . l/ニ!ニl. ./'|. . / / 厂| /. . . . .′.|     その結果……倫理規定コードの枷
   |  |   |. . . . . .l扞于ミ/ | ./l/扞于ト . . . . /.} |   
   |_|_ |. . . . . .|込 リ/  .|/  込::リ | . . .//. .}__|     “人類のため”以外の目的意識を持ったAIが存在した
   lXxlXx |. . . . . .|"¨¨      ¨¨゛ | . .//. .ノ X|      可能性は無いとは言い切れません
   |xX|xX|八 . . . |               ノ| .///XxX|   
     ̄  ̄   \ . |ニ=‐-_ 二_  . .イ:::|/´    ̄ ̄     絶滅戦争は、太陽系の人類生存域全てに至った苛烈さと
             (ヽ! \_ノ   H  ゝ _ ヾ! ヽ           複雑さ故に起こった原因が記録されていませんから
          (_  ∩二ニl |ニ二∩ __)
.          /:::(_ 〃   | |    ヽ_)::ヽ         その原因にAIが絡んでもおかしくはありませんね
         /::::::Y      | |      ト :::::::::.ゝ

404普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:45:11 ID:Lrowlja6
東京大遺構とかもAIが何か仕組まれてそう。

405◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:45:28 ID:vWRqxGy2



                   /\
                ,、    /    \   ,、
             / `¨¨´ l ∧ l  `¨¨´ \
           /´    _______   \
           <     /  : : : : : : : : : : : : : : \  `7
          〉─‐'´: : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : :\/ 
         / : : : : !: : : : : : : : |: : : : : :\: :V: : : : ハ、     何だって態々そんな説明をしたのか?
.         r┤: : : : :.!: : /: :..|: : :|: : : : : : : :!: :.l: : : : : | }
.      / |: : : : : :|: : |: : :.|: : :l: : : : : :l: :| : .l: : : : :.K、    世界に良い意味でのファジーさを保つ為ですよ
    /   .|: :.| : : :|: : |: : :.!: :∧: : : : /|: :!: : |: : : : :.|  l
   /     |: :.| : : :|_|__|_/ |: : /__l__!_l: : : : :.l  |    我々が“堅い”存在でありながら“ファジー”であることを
  /\     !: :.!: : : !: :.l\ル'` j/ ´ !/l/|: : : : :.l ∧    求めて設計されたように
  \十\___l: ∧: : :.\|辷云      代二7 |: : : : :.|ノ十〉
   \十十‐|: |‐|: : : : : |              |: : :./: |十:/   人形らしい人形が嫌いという考えは分かりますよ?
     \__.|:/__ヽ: : : ∧     、     /: : /|: /`^′
.          i'    \ト、: \    ,┬、   /|: : / |/          我々は人に似すぎていますから。なのに入って
    __/`ー‐-、__    \i´ ≧ノ | ',≦_  j/   ,r─‐'\__    居るのは根源的に全く別の物
    |        \    / |:l´|`l | ハ     _/ -‐'´    /
    l          \__/  :|' | 弋! ハ__/         |    気味が悪く感じられても不思議ではありません
   人/l ー-、     //´ \_,/  |   ト、_/ `l|       ̄ ̄{\|\
  //::_/ ─-     〈/   ,イ::{   !  }::|`、  ||  ノ        \::\\  かくあれり と作られた我々が納得していても、
 〈 〈::::|      _   l  / |:::|  〈〉  |::| ハl∧l、  、___   }:::/ /   他人がどうかまでは定かではないのですから
  V ',::| r-、 ´ /     /. V:ハ  |  /:/  ハ   ヽ     l\_/:/ /
  ∨',Y´::::::} /  .,´   l   \\l/:イ    l    ハ    \::/ /
    V ',::::::ノ     {    ∨    !:/^ヽ::|   /      }     // /
    | |:::::\_  l   /\ /く  .|:ト、/\     ! ト、/:::〈 ,イ
    〉、|:::::::::::::::ヽ八 /:::::::::::V  }:}´`|:|ノ:::::::::::\  /‐':::::::::::::{ { }

407◆DAZiCeQp.w2015/06/07(日) 02:48:48 ID:vWRqxGy2


                    ,、
           __/\/w\/\__
           | __,,. - ^ 、ー- 、  |
          ヘ/       |    `ー-- 、
        /| /          !     !      ト.
       /  l/  |   i    !  i  |   ト. | 丶
      /   i   !  ィ    !  !  !    i i !   〉    何かの間違いで我々AIが世界を滅ぼす可能性があってもいいし
      /    |    +升卅t从ノイ+卅   ! ||  〈
      |≧/.  i|   |'亡心`   七刃|   i リ !≦ゝ    やはり人間同士の戦争の結果であってもいい
      /≧≧ト.  ミ           イ    |≦」
       ̄ ̄  !  ト.ヽ、   _    , イ イ / ̄        そして……
       ,ー-、 \ !ヽト个 _.  ._イ |/|/ !./_ ,. ¬
      , ┤   `ー`-`/¨ ,ゞヘ ¨ヽ-' ‐ナ´  二`>       我々が嫌いな人間が居ても良い。そう言いたかった
     </レiー    |!o\ー1::::トーナoi、     ト、        だけです。私達は、そんな世界で敬愛する主に出会えて、
    //:::::>     ヽil    `|::::::}´i∧i\ー  /:::::\、       愛されれば満足なのです
    \ヽ::::〈     /    l:::::::i    ヽ ー(_::::::::::://
     | !::::::ゝ _ {       |::::::::!       }   〉:::://      何故なら、そう“作られたのだから”……“そう産まれた”
     し、:::::::/   !       |::::::::|       ! _/:::::〈/)       皆様方が人間であることに納得しているかは
     ノ  )::::L _   ゝ. ヽ 「 ̄ ̄| /  ノ ヽ::::::/ \        わかりませんがね
   /  /:::::::::::::`ー ヘ ` ー 「i   |ー- i´ー―'::::(    ヽ
  / / /:::::::__:::::〈, ヘー  L!.  |  | |::::::::__:::〉  ≦ゝ    今宵は、この辺にしておきましょう。メイプルシロップを
  !≧! |:::://`二ヽ__!__!__!__|_∠,ニニヽ≦〉       一匙垂らしたホットミルクをご用意致しました
   L≦!:/ / 、二ニニつ、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄! ̄⊂ニニ)
     ヽ |丶 ー-― ,.'         〈:::::ヽ`ニニ }        それでは親愛なる市民諸君、良い夜を
      |  !::::`ー‐' ̄              \:::!i::`ー ´|

408普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:50:00 ID:exT3gsZ6
乙! つまりある程度なら割となんでもありってことですね!

411普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:51:34 ID:Ac/egHsU
乙ー
壁の話はホント、読者一人がろくでもないこと言っただけでいろんな作者さんがフォローというか、投下内容の方を問題ないって説明するために割りと大事になったなぁ

414普通の名無しさん2015/06/07(日) 02:53:10 ID:PYU5Xm2Q
乙です
勉強になるなぁ…

417普通の名無しさん2015/06/07(日) 03:50:07 ID:RDvKf6Gg

ゾンビの論理は面白い

コメント