やる夫は陰の実力者【だった】ようです　第18話


594 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 21:57:24.13 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,､､、┐　　 　 ┌　､､
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ⌒`､　〔 　 　 　 〕 ,ﾞ⌒
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／へ　　`，‘,　　　 ,必′　.､丶｀‘,-ミ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /ニﾆﾆ＼⌒ﾆ-※-ﾆ⌒､丶｀二ニﾆ‘,.　`､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 /ﾆ＼ﾆﾆﾆ=- ｣L∟L｣_-=ﾆﾆﾆﾆニ､丶｀ 　 `､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ⌒冖''^ 　 _､＜⌒　 　 ｀`～､丶｀
　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 　 　 ／　　 　 　 　 　 　 　 丶　　　　　 　 ‘,
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　⌒〕iト　　　　　　 　 　 ＼.　　＼　　‘,
　　　　　　　　　　　　 ／　./　　　　　＼　　　　＼　　 　 　 　 　 `､　　 ＼　‘,
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　 　 　 ＼　　　　＼　　　　　　　 ‘,　　　 　 ‘,
　　　 　 　 　 　 　 /　　./　　　 　 ‘,　　 　 ＼　　 　 ＼　　　 　 　 ‘,　　＼　 ‘,
　　　　　　　　　　/　　 .:　 　 | 　 　‘,　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ‘,　　　＼ ‘,
　　　　　　　　　 .:　 　.√　　 |　　　 ‘, 　 ＼　 　 　 　 　‘,　　 　 　 √:　　 　 ＼
　　　　　　　 　 √　　√　　 ｉ|　　　　‘,　 　 ＼　 　 　 　 ‘,　　　　 √|　 ＼｀`～､、
.　　 　 　 　 　 √　　 {:.　　:.八.　　 　 ‘,　　　　＼.　　＼　‘,　　　 √ |: 　　 ＼　　｀`～､、
.　　　　　　 　 √{ ‘,　_､ -‐‐ 　＼ 　 　''^~￣￣　 ＼.　　＼　　　　　　 ‘,　　　 ＼ ‘,　＼　　　　　　　　　 やる夫は足抜けする意志を固めた彼女たちを
　　 　 　 　 　 {:圦. ‘,八　　＼ 丶　 　 　 |＼ 　 ＼　丶　　 r冖　 　 .√ ‘, ｀`～､、 ‘,　　＼
　　 　 　 　 　 {_ ‘,＼ 　_,,､､、 ＼ ＼　＿」ｯぅ妥zx､、　　　_〕⌒〔　　√　 ‘,　　　 ｀`～､、　 ＼　　　　　　 唯一人もオリアナに送り出すことはなかった
　　 　 　 　 　 {　 ‘,　 .狄⌒心, ⌒`｀￣　　　{/,じ;/)〉＼　 _〕⌒〔_ _ノ　　 　 　 　 　 ‘,　 ｀`～､、
.　　　　　　　 八　 ‘,　 .込　寸}　　　　　　　 乂＾_ｼﾞ⌒冖⌒ V冖⌒)　　　　　＼ 　　 ‘,　　 ‘,＼　　　　　　言うまでもなくこれからオリアナは戦乱の渦に晒される
　　　　　　　　　　　　(⌒) ｀``｀　　,　　　　　　　　　 　 _,,＼_八_ ／　 　 　 　 　 ＼. 　‘,　　 ‘,　＼
　　　　　　 　 　 　 (⌒冖圦 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒冖＼　~"''～　,,　　 　 　 ＼. ‘,＼
　　　　　　　　 　 　 ｀`冖`｀ : .　　　､　　，　　　　／ 〔_　　　八＼　 ＼　 ＼　　 　 　 　 }　 ＼　 |
｀~"''～ ,, 　 　 　 　 　 √＼⌒]Iｯ｡,,　　 　 　 . . : : 　 〔_二｀`～､、＼　 )　　 )　　　　　　八　　　│
　　 　 　 ｀`～､、　 　 :{: . : .＼~"''～ ,, ‐=ﾆ⌒.､ 丶 ｀〔_ニニﾆﾆ｀`～､、冖⌒ 　 　 　／ 　 ＼.　│
｀~"''～ ,,　　　　 ｀`～八: .丶:. .＼冖⌒ニ[￣￣､ 丶 ｀ )ニニニニﾆ=- )　　　　　 .／　　/
　_､ -‐…｀`～､、 　 ､丶｀冖''^⌒ニニ､丶｀√}　　 　 /ニニニ=-_､＜⌒＼　　 ／　　 ./／　／. :/
`｀ 　 　 　 _､ -‐ ｀`～､、ニニニニﾆ:/　 ／ √　　　/ニ=- _､＜⌒〈__　 　 ＼＿＿　.／　／ . : /
　　　_､-''~　 　 　 　 　 ⌒ﾆ=-二二/　 〈 _ ノ　　　./=-､＜⌒　　 　 V__､丶｀ : :: :: }　　／. . . .:/
_､-''~⌒｀~"''～ ,,　　 　-=ﾆ⌒ﾆﾆ／ 　　 ￣ 　 .／ニニ=- )　　　.／　〈__ :: :: :: :: :: }.／. . . .: .:/
　　　　　_　-=ﾆ⌒　　/`､ニ=-／_ -ﾆニﾆ- _／ニニニ=-　　　／‘,　　 V__:: :: :: :: :}　　　　 :/
. _　-=ﾆ⌒　　　　　 /　　`､／ニニニニニニ＼ニニﾆ／ 　.／‘,.　‘,　　 〈__:: :-=ﾆ⌒￣￣]
　　　 　 　 　 　 　 /　　 ／ニニニニニニニﾆ沁,ﾆ／　　／　　‘,.　‘,.　　 V　 :: :: :: :: :: : : ]



.　_..-シ'′　,ﾉ.／　　　　　　 .,ν　　　　　　 　 .＜｀ヽ、
../ . lﾞ　　 .,i''ﾚ′　　　　　　,ﾉ/ﾞ,，　　　　　　 　 　 .ヽ.: メ{
　／゛　.／　　　　　　　 ／ ,i〃ﾞ　　　　 　 　 .,. イ 　} .: .:て
'"　 ..i　|　　　　　　　 /　　'ﾘ′／　　　　　 .（: . {　/ .:7⌒ヽ　　　`　　　　　 　＼　、 从
　　〃./　　　　　　　/ 　 ./ . /　　　　　　 　 .＼.V .: .{　　　　　　　　”　　　　　　ヽ Ｖ⌒`
　/ し　　 　 　 　 〃/　　! ./　　　　　　 　 　 　 ` :..、ヽ　　　 ＿＿　　 　 .ヽ、 　　} |　　　,；
/゛ 　 　 　 　 　 /　/ 　,iソ゛　　 　 　 　 　 从　　 　 ）.　　..／|: : :.:::|　　　　　.)`ー' ,ﾉ　　　　　　　　　　　 陰庭が次の戦いで勝とうがそれは終戦を意味しない
　　　　　　　 　 " / 　 i./　　　　　　 　 　 ⌒ヽ、 　（ '　 . l 　 | : : : :|　 　 　 （ . .:.:r'　　　　”
　　　　　　〃　 /　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }て　　 　 | 　 |: : :. .:|　　； . 　ヽ,.ソ　 从　　　　　　　　　　内乱が形を変え、オリアナを王国の侵略を悲願とする
　　　　　./.!　　!　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｒ人 {　　　　.| 　 |: : : :.:|　　,; .:　., / 　⌒ヽ`－ｧ
　　i　　i.l",!　 i′　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }. :. ﾉ　 ,　　 |　　|:|ｌ＝=|　　　...／　　　　　}／　　　　　　　　 ベガルタ帝国を用いた教団が裏から手を引く戦争という形になるだけ
　　　 .,ill　|　 l　 /{　　　　　　　　 　 　 从,,ノ.:／　　 ,;　　|　　|:|》: ::::|　 　 （　　　...i'1..　.
　　　./ﾘ　,! ./　 }/　 . i'`'i　　　　　 　 ⌒　　、　 . ,,　　／|　　|:|＼ : |　 .　　....　 　|;'| 　　　　　 ,、　　　　　そこで暮らす民草にとってはいい迷惑である
. 　i''i.! 　　.ｌlﾞ　　 　 　 |;`;|.　　　　　　 　 　 ∥　　.:　　.〕 .|　　|:| 　|| | ./＼　　 ＿.|;'|　　 　 　 /.:〉
　 |　|　 　 .!.　.;､　　/l、　　　 　 ..　 i'1　　　||／>　　r┘.:|　　|:|　 ||::| |　 ∥‐┘ .:|';|──へ./.:/＿r‐
　││./ ｌ　　　,,　/゛│　　　　../〉　|;|＿r／／　 /|￣＼:|　　|:|　　￣　.:〃..／>.::|;'|:::::::::::::::/.:/:::::::::::
. 　ｌ 　 l　.!　　 .ﾈ !　　|.　.|　r‐//┐_|:|::::::::;⊥、r/.::|　.:::::::|／＼/＼　　 《／／ ..:::|;'|:::::[]::::/.:/]:::::::[]::
　　!　　ｌ l. 　:　 ! .}　　{. 　!､::://:::::::::::::::::::r| .::| /.:::::<＼／　　 〈:::.:... ＼　》 '　.::::::::/|＼＿ｎ::::::::::::::::::::
　　ヽi　.||　　　 l、.ｌ　/..　.|;､＼::::::::i'|::::::r┴冂、 .:::::|::＼＼ _＿＿__:::::.:..〉″へ:::::/ .| |: : : |:|::::::::l`!へ、
ｰ|. 　|　 ″.　 . ∥ .ｌ/. 　ニニニニﾆｌ.r┴､_|_|_|:>:::::＿＿＿|」＿＿:l;_;_/／..::.　｀〈　 -..＿、.　.::::| |: : :
､　　│.　 　 ..､ .!|　 ,:;;}┬┴┬┴┬┴┐::| .:::|_rｪ┘＿＿;!＿__;!＿＿;|＿;_;:::.:／ : :|　 ｀'､｀'-､.　.| : :
..ヽ、i,,ﾄ.　 　 ..ｶ, | ｌ 　 |┴┬┴┬┴┬┴┤ .:|＿;!＿＿;!＿＿:l＿＿;!＿＿;|<___;_/＼_;. 　＼　ヽ,　.i..
. 　ﾞ!//!　　　　l ｌ ! ヽ、　 ⊥Λ二＼.:|　　.:|ー:|＿＿;!＿＿;!＿＿;!＿＿:l＿　 /{　　 　 　 　 }　　ﾞ'､|し
　　　ｌ ﾚl　　　 ｌ !ゝ　 .!　 　 ∨_,,,;;;;/. ~゛`┴ -'⊥ .」＿;!＿＿;!＿＿;!＿　 　/　!　　　　　ｌ.!ｲ 　　　　{.
i　　　!､.ｌ　　　　ヽ　　 ㍉.〟　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ~゛　┴　 ⊥. .,_... 　/ 　│　　　　,}|′　　　　}
ヽ　　　㍉、　　　 ヽ.　　｀乂ヽ　 　 　 ,,　　　　　　　｀　　 　 　 　 ,i}　　　/ 　　 ,!　　　 ./ ゛　　　　　ｲ
、.＼　　　丶　.'ト,　 ヽ　　 　 ヽ　　　 .｀　　　　,.　　　　　　　　_ //　 ／　　　/　　　　/ 　　　　　　.{
. ｀-..｝　　　　　　ｌ＼　ヽ　 　 　 ｀'-..,_ 　 　 　 　 　 _,,〃 ._..-'"∠z-'"　 　 　 {　ィ　　/　　　　 　 　 ｲ
〟　　　　 .}ヽ,　 .ヽ, ｀'-,ヽ　　　　　　 ´ﾞ¨¨¨¨¨´"ﾞﾞ´ ..┴'″　　 　　　　　　　 ｀゛/　 / 　 　 　 　 　 / _..
. ＼ 　　　　＼＼ 　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 {し¨´　　　　　　　　 ~゛




595 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 21:59:35.86 ID:fWqlk2j5
教団は本当に存在が迷惑千万

596 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 21:59:52.35 ID:FOREr379
今回から紅の残念美人かな？

597 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:00:15.04 ID:FOREr379
失礼、誤爆です

598 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:03:03.37 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　 ／＼ ＞-‐……-＼/〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　 ＼／　　　 ／￣￣｀丶
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／|　　　 　 ／　　　 ／　 ／　　　　＼　_
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　|　　 　 /＼　＼ /　　 /　／　 / 　 ∨ 〉
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　/|　　　 | 　 ＞-:/　　 厶斗ｬ　/　　 | ∨
　　　　　　　　　　　　　　　/　　//|　　　 |　　|　 /　　 /ｆ方h ∨　 |　:|　|
　　　　　　　　　　　　　　　{　　{　 |　　　∧　 ＼|(⌒)/　ヾ┘　＼メ,　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　{　　{＼|　　 /:/　　 /|(二)〉 .:.:.:.:.:　　ｆｩk　/　|
　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　＼,′ ./:/＼／_,,|＿八　　 ＿_ '.:.:√))　/　　　　 そこに金を持った
　　　　　　　　　　　　　　　　 ｝　 ｝　 〈/ﾆニ／.:.:.:.:.:＼'、　‘ｰ’　∧()／
　　　　　　　　　　　　　　　／｝　 ｝　　/.:.／|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V'ｰ--=ﾆ⌒Ｙ　　　　　　　無法都市の色町に態々売りつけられるような
　　　　　　　　　　 　 　 ／　.ﾉ　ノ 　 /.:.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧　　　/　　|
　　　　　　　 　 _, . : '"´　 　 ／　　 /.:.:.: ＼|.:.:.:.:.:.:.:.::/.:.|＼　〈＿_,/　　　　　　　 容姿に優れた者の上に余所者という三重苦を送れば十中八九
　　　　　　　. : ´　　　　 　 　 　 　 /:{.:.:.:.:.:.::|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::|＼＼
　　　　　 ／　／⌒¨¨¨¨¨¨¨¨´ ／.:.:{.:.:.:.:.:.:.∨.:/.:.:.:.:.:.:.∧　＼〉
.　　　　 /　／　　　　＿＿＿ イ.:.:.:/`＼＿.:.:∨.:/.:.::.:./.:∧　　丶、
　　　　/／　　／￣　　／　　 |.:.:.:_|　`、　￣^∨.:/.:.:.:. /.:∧
　　　 /　　 ／　　　 ／　　　　|.:.:.{　ﾉ　`、　｀¨ﾞ∨.:.:.:.:.:.:.:/.:.＼　　　 :.、
　　　 |　 ／　　　　/　　　　　｜.::＼ 　　::.　　＿,>、.:.:.:.://￣^＼　　::ｆう
　　　 |　 |　　　　　|　　　　　 ∧.:.:.:.:｝　　 }ｧ％￣^''＼.:.:| |　　　　＼　ﾉ
　　　 |　 |　　　　　|　　　　 __{__{{⌒>口-㌻.:. ＞-─-V:| |　　　　　 ｀`～､、　　　 ＿＿
　　　 ＼ ＼　　　　＼__／/＼￣￣.:.:.:.:.:＞''´　　　　　 //　　　　　　　　　 ￣マ¨´　 　 ＼
　　　　　＼ ＼　　 ／＿,/／⌒¨¨¨¨¨¨´　 　 　 　 　 〈/　　　　　　　　　　　　 ｝　　　　￣＼
　　　　　　　＼＼/￣／　　 ::.　　／　　　　　　　　　　 ￣寸=-　＿　　_,,.ﾆ=ｰ┴‐‐‐‐'´￣＼〉
　　　　　　　　 ∨:.／　　　　　;／　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ‘，_＞'' " ´　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　 ／／　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　/´
　　　　 　 ／:::/　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｝
　　　　　 ＼::/　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 -‐　　　/
　　　　 　 　 |　　　　　　　　 ！　　　　　　　　　　　　　　　 . :　.　　　　　 　 　 　 ／　 　 　 　 /
　 　 　 　 ＜|　　　　　　　　　‘，　　　　　　　　　　　　　 . . : : .　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 /
　　 　 　 　 ！　　　　　　　　　 ＼ 　 　 　 　 　 　 .　.　. . . : : .　　　　　　　　/　　　　　　　 /
　　　　　　　！　　　 　 　 　 　 　 }＼　　　　　　.　.　. . . : .　　　　　　　　　..::　　　　　　　 /
　　　　　　　 ‘,　　　　　　 　 　 　 } ..:::丶、　.　.　: : . .　　　　　　　　　　 ／′
　　　　　　　　　、　 　 　 　 　 　 八: ::、　｀`丶、　 　 　 　 　 　 　 　 ／∨ 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　 ＼　 　 　 　 　 (/　＼＼:::.　 ....,>,、　　　J　　 _､-=ﾆ二/　　 　 　 ／
　　　　　　　　　／二‐　_　　　　＿＿_,＞'^‐‐=ﾆ二≧=ｰ-=≦二二二／　　　 　 /＼
　　　　　　　 ／／二二/:::/¨¨¨＼　　 /.:.:.:.:.:.:.::.:.:|＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/￣＼ 　 　 /ﾆ＼＼
　　　　　　　 ＼ﾆﾆﾆﾆ/.:./￣￣＼＼,/.:.:.:.:.:.:...:.:.:::|　 ＼ﾆﾆﾆﾆﾆニ/￣　＼＼　 |ﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　＼ニ/.:./　　　　　＼{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|　　　｀¨¨¨¨¨¨｛　　　　 ＼＼{ﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　 ￣^7￣＼　　　　 ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |　　　　　　　　√＼　　　　￣Vﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　√￣＼＞──く.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　|::::::::::＼　　　　∨ﾆ|
　　　　　　　　　　　 _′　 ／::::Л:::::::/ ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　　　',:::::::∧::＼　　　|二|
　　　　　　　　　　／＼_／／::::|｜:::/　　　＼＿＿,|　　　　　　　　 |::::/　'，::::＼＿|二|
　　　　　　　　 xく＿／:／:::::::::/｜:::|　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |:::|　　 .::::::::::∨ﾍﾆ|
　　　　 　 　 く二二::／:::::::::::/ 　|:::::|　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |:::|　　 |:::::::::::::＼∨
　　　　　　　　 ｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨´　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣　　 `ｰ‐‐‐‐‐┘



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r､ 　 .,-, 　　　　　./}/}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　 　/ミ:､ﾏﾍ_ノｼ' ／-=》　 :}/<}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　`y,=- ―-= マ¨´ヽ、//,>'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ,　 　 　 　＼.＼ 　ヽ_>'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿ /　/ ,:　,:　;　:.､ :､　V　　'v
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　>'¨　　　| ! i　!　 !　l　l i　 !　;ﾄﾐz､_.!__
　　　 　　　　　　　　　　　　　 　 　 :'､ 　 `:ーl､l_ﾄ､!　 !　ﾄ､l l　 | ｨﾄ､ ﾞーr=ﾐ､
　　　　　　　　　 　 　　 　 　 　 　 　 ﾍ 　　｀:ｿ ,i三≧=≦三lr､ﾉ）/`ﾐz､ | ヽ
≧r=､＿　 　 　　 　 　 　 　　 　 　　　ﾍ　　,ｨ沁;､:::::､::::::::::::ｨ公､ﾊ 　i `ﾐz､　ヽ
￣￣￣ヽ二_ー-＜　　　　 　　　　　　　ﾍ　{__.ノ':.:､　r-､ u,:!　:{　 ';　l 　:l､ 　　ヽ
　　 　 　　 　^ヽ 　 ヽ　　　　　　　　 　 　 ヾ.;､　　:､::>_-≦.::ﾞ:-ヽ､_|__l　 :i　':.､　　':､　　　　　　 言うまでもなく教団の手先の荒くれ者や火事場泥棒にこうされ
＿　　 　 　　 　 ヾ;j　 ヽ　　　 　 　　 　　, - ー ' 　　ﾞｧﾟ´'´ 　 u 　 　 　￣￣ ﾞヾ.　 〉
､　＼_　　　　　 　 ヽ 　 ヽ 　　 　 　 　 .,:':.､ 　　　　.:ﾉ;;〉 　 　　　､.:' 　　　 　 　　,ｨ　　　　　　　よくて飽きるまで輪姦され売られる
　ヾ=　ヽ、　　　　　 l　　　ヽ､　　　 　　i;ｯ::;　 　 　 ;:　::　 　 　_ 　 }「;¨!￣!　' ﾞ ´
　　}　　　ヽ、_　 　 ├::､ 　　＼　　　,｡:'ヾ､ _ _ . : :　　 :.､　　（:ｯ::）ﾉ'i　i 　 !　　　　　　　　　　　 悪ければ遊び半分で殺される
　　; 　 　 　 ,:-　　　| 　 ＼.u 　＼ 　 　 　-ー..:::'　　:::.､ ｀ﾞ ーj（'´/　.ﾊ　/
　 ,:　　　 　/::　　　　＼　　＼ 　　ヽ;.:>.:´　_　_,,,　 　 　 　 　｀ﾞuノ,.イ.ﾉ.,ｲ
　　　　　　 | ::　　 　 　 ヽ　　 ＼ 　./.: u 　 ｀ヾ:.;ゝ 　 　 　 　　}'´　 ＞'^ヽ、
　　　　　　 | ::　　 　　　　＼ 　　ヽ.i::　 　 　 　 　 ﾞ｀'　　　　 ,.::ｨ＞'´　 　 　V
　　　　 　　l ::　　　　　　　　 ヽ.　　｀､　　　　　　　,,、　─　゜　　　　　　　　 V
　　　　 　 /.:　　 　　　　　　　　ヽ. 　 !;: 　　.,..- "゜ 　 　　　　　! 　':., 　 　 　 Ｖ
　　 　 　,.:'　　 　　　　ﾞ:.､　　　 　　!　|::_ ／　 　　　　　　　 　 J　　:!　 　　 　 V　　　 　 ＿
　　　　　　　　　　　　 　 ﾄ、　　　　l　|.,::'　 　　　　　　　 　 　　　　八　 　　　　v 　　 ＞//
　　　　　　　　　　　　　　^､＼ 　 　l　|　　　　　　　　　　　　 　　,ｨ'.::::ﾍ､.u 　 　 v .／/,>'⌒
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　＼ .ﾉ　!＿ ___ ＿ __ 　 　 　 　 ,.<.::::::　　へ 　　 　!//,>'
　　　　　　　　　　　　　　　　｀､　 ｀ヽ(::　　　　 　　￣￣`ヽ≦。___ 　 　　 ﾍ＿|三ﾐ､'
: : : .　::　　　　　　　　　　　　　 ',　　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　￣ ￣`>ﾍﾆ｀;＝<}
: : : : . ;　　　　　　 　 　　　 　 　　　 　　 ヽ_　　　　　　　　　　　　　　 　_..{...}-:'}　⌒ﾘ
: : : : : :.ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ>'´ ￣ ￣ ￣ ￣ ｀´￣￣ 　 リ　/　　　ﾏ　
≧ｚ,,,,_　　`マ≧　　　　　　　　　　　　　　　 ）　　　　　　　　　　　　　　 　 ゝｲ　　　　}



599 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:04:18.71 ID:fWqlk2j5
やっぱ王国で保護っきゃねえ

600 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:07:34.10 ID:YcqeLn/K

: : : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　 　　　ir=;:´:{`-/:￣:￣:`:.＜
: : : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　　　　 ゞ=ヽ∧〈: : : : : :r､_ ｨ
: : : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : |　　　　　＞--ー ￣ --＜ｒ｀y __ノ .／ ､
: : : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : |　　　／ 　　　　　　 　　:､ =､=-_≦=､: :}
: : : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : |　　./　　　　　 　　　　　　　ヽ≧=＝i}: :}
: : : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : |､　 {　/ ./　./ 　 ,　　　　　　 } ニﾆ.≪:.ﾘ　　　　　　　　　　 助けない選択はあっていい。助ける選択をした上で
: : : :.|: : : : : : : : : : : 从从:.ﾊ　 ,ゝ'､/　./　　/　　　　　　/┬.;'´ヽ.:.ハ-、
: : : :.|: : : : ; ; : : : 从: : : : ＼ヽcvッヽ./ 　 /　　/ .i i i　/ / /i':､　＼: : :`､　　　　　　　　こうなると知って送り出すのは
: : : :.|: : : : : :ヽ:､: :从､: : : ,ｨヽ;'_ 　 　 ヾ､/':､　/ ./ //彡ｲ/ ﾊ ´ , 　＼: : ∨
: : : :.|: : : : : : : /` -- ＼/,'::::::.;　　　　ﾋ尖ぅ､ｨ　/ //､　／ /: :'､ ´,　　ヽ.: .}　　　　　　　天国と地獄を緩急つけて行き来させたい愉悦趣味の
: : : :.|: : : : : :./ 　　　 　 `:.､::;ｿ'　　＼.＼.＼.,ﾊ,.rｨ'/ノ＜,.イ,: : : ＼ ＼　 ヽ;
: : : :.|: :.＞ - ､_ ＿　＿＿ _;;^-,,,_　　 　　.u,.:ﾉ乂ヽ＞ - ＜: : : /: ＼ `ヽ　`v　　　　　　吐き気を催す邪悪である
: : : :.|:/ 　 　 .; 　　U 　　 　 　 ﾞ::::::ヽ、　'".:》/ 　ﾞV　 　　 　`＜: : : ﾊ ､ } 　 i
: : : :.|,-､,-､-r､ _ _ ＿,,,,　　　 　 ` - ､※=-' ! 　　}　　　;　　　r::.`＜,..:-‐- ､;
: : : :.|} ﾊ　|　|､ヽ: : :i:::::::::｀ヾ:､　 　 　 ;'ﾞ:､ 　　｀¨´　 　 /.:へ、 !.j　 （::::::::/::/:｀:.r‐､_　　　　　　／:
: : : :.|｀´:'Ｊし';:'ｰ': :ﾍ:::::::::::::::ﾉ`〉'　　:.ﾑ__i ..:　　　 　､／_／ : :＞ 、　ゝ::::'::ｨ´ﾞ,.::!　〉｀ﾄ､_ 　 ／: : :
: : : :.|: : : : : : :..:,‐､_:_ゝ-=彡,:ｲ'　　　　｀Y´　　r=--::'´: : : : `:／　＞.､ ｀¨｀!ヽ: :し'ノ /ヽ)､./: : : :
: : : :.厂￣￣ .>ー'　 　　 　{::i　 　 　 　 ! 　 　 ´｀`ｧ: :: : : ／ 　 　 　 丶､ ヽ　＼｀::´: : : :/: : : : :
: : : :|　　　　./ 　 　 　　:;　ﾊ::':､ 　　 　 ﾊ 　 　　 ノ. : : :ｙ´　 　　 ::. 　　 　丶.＞-≧: : : /: : : : : :
: : : :| 　　　/ 　 　　　 u:i 　 `:ミ､:ッ:::≦　ヽ,;ﾂ;;r'__:,ｨ:., '　;　　　　 :::､　 　　　∨ 　　ヽ /: : : : : : :
: : : i　　　./ 　　　　 　 / 　 　　｀`´ ｀､:._ 　 __..　 _.:/ 　l.j 　　　 　 ﾊ　 　 　　∨ 　　ｙ: : : : : : :
: : :.i 　 　/ 　 　 　 　 /:､ 　 _　　　　　＼　´"｀　 ,:'　　　　 　 　 　 ,ﾍ 　 　　　 V　 /: : : : : : :
: : :i　 　/ 　 　 　 　,ｲ:｀: `./: :､　　　　 　ヽ、 　　{ 　　 　　　 /-､,ｲ: :ﾍ　　 y'ヽ V / : : : : : : :
: : !　　/ 　 　 ;J .,ｲ.; ; ; ; /: :/　 　 　 c'-.､,.`>=＜>.､,-ぅ　 　i: : :ﾚ: : : :ﾍ 　u'´　 V: : : : : : : : :
: /　_,r<^ヾ｀ヽ ,ｲ./ : : : : : :/＞.ー-=<"゛`从'::从::'从:.:＞=＜l: : i; ; ; ; ;/ﾍ　_　 ,=;=:=,､: : : : : :
　.,ヽ_)､`.=`=､′/: : : : : :,ｲ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ､ﾊ: : : : : :ｲ 　ﾞ〈 ｀y'::ヽ::: ヾ: : : : : :
　l y'.:::ノ/.:::::.ヽ/: : : : : : /〉 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾊ: : : : :.V　　 ヽ:'､::::::ゞ.'´＼: : : : :
　i ／: :ヾ`:::://: : : : : : //: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : :ﾊ: : : : : V　 　 ヽ`ﾐ´: : : : : `､: : :
／: : : : : : :ｲ/: : : : : : //: : : : : : : : : : : : : :-=- : : : : : :: : : : : : ﾊ : : : : :V 　 　　＼＼: : : :
.: : : : : :／' /: : : : : : // : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : :ﾊ : : : : : V 　 　 　 `>ヽ: : :



601 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:12:58.61 ID:YcqeLn/K

　　　　　 ＿＿＿_
　　　　／　　 　 　＼
　　 ／　　─　 　 ─＼
　／ 　　 （一） 　（一） ＼　　　　　一思いに死なせてやるのが優しさなのだ
　|　 　　 　 （__人__）　 　 |
　 ＼　 　 　 `_⌒ ´　　／　　　　　そうしない選択をした自分は
.　　ノ　　　 /　）ヽ 　 く
　(　 ＼　／__ノi　）　,　)　　　　　　今より幸せになれる道を提示する義務がある
.　＼　　ﾞ　／　ヽ ヽ/ /
　　　＼_／　　　 ＼_ﾉ



　　　　　 　 ＿＿＿_
　　　　　 ／　　　　　＼
　　　　／ _ノ　　 ヽ、.　＼
　　 ／　（―） 　（― ）　　＼
　 ｎ|i 7　　 （__人__）　　　　ｎ|　　　　　　 誰にって？誰でもない自分にだよ
l^l | | ｌ ,/)　 ｀ ⌒´　　　 l^l.| | /）
', U ! ﾚ' /　　 ー‐　　 　 | U ﾚ'/／)　　　ポリシーに反しないのがモットーの男だ
{　　　 〈　　　　　　　　　ﾉ　　　 ／
..i,　　 　."⊃　　　　ｒニ 　　　 /
　."'""⌒´　　　　　　　`''""''''



602 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:14:39.99 ID:fWqlk2j5
魂がイケメン

603 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:16:01.20 ID:gDGGS0Xl
これは主人公ですよ

604 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:18:10.08 ID:YcqeLn/K

　　　　 　　　　＿＿＿
　　　　　 　 ／　　　　　＼
　　　　　 ／　　　 　 　 　 ＼　　　　　　　なので送り出した先は全員
　　　　／　 ＼ ,　, ／　　 　 ＼
　　 　 |　 （ー）　 （ー）　　　　 |　　　　　 今陰庭の影響が一番強く自分も居を構える王国
　　　　＼ 　（__人__）　 　 　 ,／
　　　　　ノ　 ` ⌒ ´ 　 　 　 ＼　　　　　 金の隠し先も一緒だ
　 ._i⌒i⌒i⌒i┐　　　　　 　 　 ヽ
　（ l　 l　 l　 l　l　　　　　　　　　　　　　　オリアナには行くなとも促しておいた
　 ヽ 　　　　　/



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 {:::／／　　 　 　∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ＼　　 ＼く　　　　　　　〈　　　　　　　　　　　　 義妹とニアミスする可能性も考えたが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　｜|い　　　Ⅵ　　　　 /|　ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|:　｣⊥ Ｌ　　　i |　　　　　|　　 |　　　　　　　　　　　　全員モーブ領とは遠い地に行かせたし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|'´｜|　|　　　 ! |　　　　　|　　 |. . .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　し斗ｷヵ　　　/∧　　　　/　　/ : : : : : . .　　　　　　　義妹ともし会って話を聞いて救い主が俺とは思うまい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣ﾍ　ﾋﾝ| (⌒i⌒)∧ 　 ／ 　 ∧.:.: : : : :: : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┌.:.:.: ∧ (_人_)　 )イ　　／ ＼〉::: : : : : : :　　　　　　万一バレても抱いてないのでセーフ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼._, |　/ /　(＿＿{_／_,,|　　|::: : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼|:〈_/　　)￣￣￣￣|　　|:: : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／|￣￣└‐‐‐＜＿＿＿__／￣￣￣|＼:::::: : : : : . . ..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　 |＼　　　　　 ＿／|＼___　 　 　 ／|　 `、:::::::: : : : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 |　　　　　　 |　／( )＼　|　　　　　|　　∧＿:::: : : : : : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/~7　　　∨　　　 　 //(⌒大⌒)∧　　　　:|／　　∨ﾊ::: : : : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /∨　　 ＼ |／　 ／⌒＼(＿i＿)／⌒＼　 /／　＿|　 |:: : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / /￣￣＼　|　　/::::::::::::::::＼__／::::::::::::::::∨辷 ／　　＼|:: : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ /￣￣＼　.∧__,|::::::::::::::::::::/⌒V::::::::::::::::: |V∨ /￣￣　＼:: : : : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣　　　∨ 　 ∧::::/⌒＼| {_,} |／⌒V:::/ ∨∨　　　￣￣＼::: : : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　／/　　 ｛:∧:{ {⌒＼ヽ／／⌒} }/:｝　∨＼　　　　　　 |:::: : : : :.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣|　 　 　 　 /　.|　　　_}二}乂＿_彡个ﾐ辷__ソこ｢ 　 }.　｜　　　　　/＼:: : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/　　　　 　　 ／| 　 ゝ　__{＿＿＿／/ :∧　|___￣￣｀''＜　 .|＼　　　　　　|＼: : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::|　　　　　 ／　　|_､-ﾆﾆﾆ＞''~￣￣/　/　|　|　￣｀''＜ﾆﾆ‐.._|　 ＼　　　　｜::::＼: ::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |:::::::::|　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆ／ ／⌒ﾏ¨¨´／ 　 ＼＼／⌒) ＼二∧　　　　　 　 |:::::::::::|: :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |:::::::::|　　　　　　　／ﾆﾆ／　 乂＿_ノ￣＼　　　..::`'く＿_/　　 ＼/∧　　　　 　 .|:::::::::::|::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |::::::::::＼　　　　／ニ／/　　　　　　　　　　:.　　/　　　　　　　　　｀、::＼＿＿_／:::::::::::/ :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |::::::::::::::::＼_／二／::::/　　　　　　　　　　　 :.　′　　　　　　　　　 `、::::＼:::::::::::::::::::／:: :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿___,､＜ﾆニ/:(⌒)　　　　　　 　 　 　 　 ｉ ｉ　　　　　　　　　 　　(⌒):::::＼＿_／|: : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 /ﾆニニ/:::::只　　　　　　　　　　　 　 |:|　　　　　　　　　　　　只:::::::::::|￣|　 |: :::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 .|￣|ﾆﾆﾆ|／(＿)　　 　 　 　 　 　 　 　 |:|　　　　　　　　　　　 (＿)::::::::::|　 |　 ∨: :
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　 |　 |二／　/::{　　　　　　　　　　　　　 / :.　　 　 　 　 　 　 　 　 } :::::::::::|　 |　　∨: :
.　　　　　　　　　　　　 　 ┌‐/￣＼〈／　/|　 |／　 ./:::∧　　　　　　　　　　　　/_､,_:.　　　　　　　　　　　 ∧:::::::::::|　 |＼〉　＼_: : .　＿＿
.　　　　　　 　 　 　 　 ／￣￣^＞く,､--'" ﾍ /　 　 /／:::::＼　　　　　　　　 　 /　´'｀ :.　　　　　　　　　 ／＼＼::::/　/　 ｀‐‐ｔ_｣￣￣　　　 ＼
　　　　　　　　　 ／￣　　　　　　　　＼　　 ‘，　　/:::::::::人::::＼　　　　　. . ..イ／⌒＼ゝ　　　　　　　／:::/:::::＼／／　　 ／　　　　　　　　￣￣＼
　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣＼──--=ﾆ二::／::::::｀丶:＼｀¨¨¨¨´　｀|:::|:::::::::|:::|´　｀¨¨¨¨¨／::::::/:::::::／／＿＿／--=ﾆ¨¨￣￣￣￣　 　　＼
　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　｀丶、　 　　 ｀丶、::::::::::::::::＼＿＿___,|:::| ::::::::|:::|､＿＿__／￣￣＞''~￣￣　　　　／　　　　　　　　　　　　　 　＼
　　　　 /　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀丶、　　 ＼｀丶、::::::::＼::::::::::::::|:::|:::::: : |:::|::::::::::::::／:::::::／/　　　　　　　 ／　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＼
　　　 /　_,,..　-‐　'' "´　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　＼::::＼:::::::∧___ノ´|:::|:::::::: |:::|＼/￣:::::::／　/　　　　　　 ／／￣　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ＼
　　／／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　＼:::＼／￣／´|:::|:::::::::|:::|｀丶＼::::/　　/　　　　　 ／
..／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _､‐''゛　／　／~ ' ' ' ' ' ~＼　 ＼::＼ /　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 ´　　　　　　　　　　　　 　 ＼::＼



605 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:20:08.91 ID:fWqlk2j5
でも運命は収束するんだ
そういうものなんだ（義妹と仲良くなっちゃうフラグ）

606 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:20:14.08 ID:xUcoYMMe
せやな
それでも義妹ちゃんの領地へたどり着いた女は居そう

607 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:23:52.59 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _｣｣L／.: .: .: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ､丶` .: :/.:ヽ⌒〕iト .: '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:／.:/.: ′:{.:.‘,: V/.:＼}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .: .: :/.: .:.′:{.: : {.: .‘, :.V/ .: ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.: .: ′.: {:.: .:{.: : {.: .: } .: } .: .: .: '，
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 { .: /{: :''^ﾟ~￣‘, : { ､､.,,_:ハ .: .: .: }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‘,:/.:.{_.ｨぅぅx从{Ⅵ.:_｣L｣_＼┌ ＜_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.:⌒ヽ乂ツ　　 〃笊うぃ.:/‐-ミ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {.: :{.: :}/i/i/　丶　　ﾞﾞ^’/ /_＼ヽ‘,/}　　　　　無論義妹との爛れたスローライフ性活をちょっと脅かす
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂乂∧ 　 　,　、　 _彡' (ー ､ヽ:} } :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　-…￢冖 {:ハ: :＼　　¨　　 ､イ{.: ￣}　　　/　　　　　 危険因子を王国に迎え入れたことに
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　＼:.:. Ⅵ.: .:}: }＞ー ＜ ( .ハ.: .:′　 /､
　　　　　　　　　　　　　　　　 .:　　 .厂￣ ._｣L｣_ ＿乂 . .　　 { /:(.: .} .:{　　 .′:ヽ　　　　 思うところがなかった訳では無いが
　　　　　Ｙ⌒:::ヽ　　　　　　 /　 　/{ : : ／　　／/ ‐-ミ　_,,..､‘,ヽー-く'，　 { :. :.
　 　 　 （　　 ...::):) 　 　 　 /　 　 ′:／　 :{／.:./　 　 u.　　 　‘, ´_　　}　　〔 :.‘,
　　　　　ゝ..::ノノ　　　　　/　　　 {／　　／.: .: :{ 　 ､　　　　　　‘,:.:´_　}　　 [ :. :}
　　　　　　 　 　 　 　 　 ′　　 . }　　 /.: .: .: .: .＼. ‘,　./　_､‐''^~ .: :ヽ{　 　 '/ :}
　　　　　　　　 　 　 　 ,′　　 . /　　 { .: .: .: .: .: .: ＼}__{／.: .: .: .: .: .: ‘, 　 　 V/
　　　　　 　 　 　 　 　 {　　 . ／　　／: .: .: .: .: .: .: .:/.: ‘, .: .: .: .: .: .: .: .:} . 　　 V/
　　　　　 　 　 　 　 　 {　　　 　､＜ 　 )>｡. ＿_ ､イ .: .: :. ､ .: .: .: .: .: .:./ . .　　　V/
　　　　　　　　　　　 　 ≧=-＜ 　_､‐''~.: {　 ''^ﾟ~ ￣￣ ~ﾟ^≧= - - ＜{ . . .　　　}
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _､‐''~.:／　:/{ . .　　　　　　　　　　｀ヽ / ∧. . . ..　　}
　　 　 　 　 　 　 　 　 _､‐''~.: .: ／.: .:／　〉 . 　　　 j{　 　 　 　 　/:　　 ＼ . . ／
　　　　　　　　　　 ､丶.: ／.: ／.: .:／ 　 .: . .　　　　j:〉　　　　　　{　　　　　￣
　　　　 　　　　 ／.: .:／′:/_､‐''~　　／＿＿＿_　 :　 　 u 　 　 :
　　　　 　 　 ／.: .:／　{ . /　　　　 .: -=ﾆニニニ￣~ﾟ^''￢ー-　.._'，
　　　　　 　.′.: .// 　 {　{: 　 　 _ -=ﾆニニニニニニニニニニニ‘,
　　　　　　 { 乂 {.:{　　‘,:.‘,　　 /＿＿＿＿＿＿__.-=ﾆﾆニニニニ∧　　　　　　 (⌒: . .
　　　　　　 ]Iｯ｡,,_ 乂___ ＼ ＼/‐=ﾆニニニニニニ￣~ﾟ^'' ￢ー-　,,..‘,　　　　....ノ: . . . . .)ヽ
　　　　　　　　　 ｀`～､ ＼ . / ‐=ﾆﾆニニニニニニニニニニニニニ∧　 　 .(⌒ . . ( . . .ノ
　　　　　　　　　　　　 ‘, .: }/ ‐=ﾆﾆニニニニニニニニニニニニニニ∧
　　　　 　 　 　 　 　 　 } .: ′ ‐=ﾆﾆニニニニニニニニニニニニ二二∧
　　　　　　　　　　　 _乂.: ′‐=ﾆ`　 ､ ‐=ﾆﾆニニニニニニニニニニ二 /,
　　　　　　　　　　 ⌒¨´ : ‐=ﾆニニニ`　 ､ ‐=ﾆﾆニニニニ／ ‐=二二二/,
　　　　　　 　 　 　 　 　 { ‐=ﾆニニニニニ＼ ‐=ﾆニ _ ､イ ‐=ﾆﾆ二二二 /,
　　　　　　 　 　 　 　 　 { ‐=ﾆニニニニニニ｀¨7ヽ¨´ ‐=ﾆﾆﾆニニ二二二/,
　　　　　　 　 　 　 　 　 : ‐=ﾆニニニニニニニ{　 〉 ‐=ニニニニニ二二二/,
　　　　　　　　　　　　 　 : ‐=ﾆニニニニニニニ‘, { ‐=ﾆﾆニニニニニニニニ}



　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼　　　　　　　　　　　　　それでも他に送って
..　／　─　 　 ─　＼　　 .|.「「「l_ヽ
／ 　 （●） 　（●） 　＼ ,:､!j l l l }ヽ　　　 助けなきゃよかったと後悔し続ける
|　 　 　 （__人__）　　 　 |＼/⌒ ヽヽヽ
＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　〈/ｌ ｌ ｌ ｌ.} 〉〉　　 一生こびり付いて
／　　　 　ー‐　　　　＼　　|.!JJJ'
　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　| ノノ　　　余生を楽しく暮らせない方がずっと損だと今はもう納得していた
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　 |



608 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:25:06.74 ID:fWqlk2j5
やっぱ君主人公だわ

609 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:25:22.56 ID:I7K+82Ym
こいつらが義妹に取り入ったらやべーから絶対会わせられんｗ

610 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:26:06.06 ID:gDGGS0Xl
シドもニッコリの人間性

612 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:29:28.50 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　／ 　　　　 ＞''´￣Ｏ｀ヽ)
　　　　　　く　　　　　／　 　 　 　 ／
　　 　 　 .／＼ 　.／　　　　　　＿　　　　　　　　　　　.｡s≦/////≧s｡.
　　 　 ／　 ／ ／　__ 　 //Y´::::::::::::｀`丶､ 　 　 　 ／//////////////＼
　　　/　　./ ／ 　.///`く//└‐ｧ::::_､-''"::::::＼_　／//////////////////.ヽ
　 　 {　 　l{〈_　＿.{////}_/_/∠／:::::::::::::::::::::::::::`ヽ///////////////////.∧
　　　ゝ　＿_.／::::_>////////ﾉ:::::::／:::::::::::::::::::::::::::∨///////////////////}
　　　　　　 /:::/:::{//////__／::::::::/::::::::::}:::::::::::::|:::::::::∨//////////////////|
　　　　　 ./:::::{::::::ゝノ{/_/〉/:::::::::/:::::::::::ﾉ:::::::}:::::}:::::::::::|///////////////////!
　　　　　 {:::::::乂:::::::::::::::}::::′:::::/:::__:／}::::::/:::::ﾊ::}:::::}:!///////////////////!
　　　 　 八::::::::{≧=彡ｲ::::|:::::::::{::::／｀./::::/}:::/´}:ﾊ:::从///////////////////
　　　　　　 `＜:ゝ::_::_ノY´|:::::::::|,.斗zx::／ .j/ ,.斗ｧ:}///////////////////./
　　　　　　　　　`ー/::八八:::::::《乂リ_ 　 　 〈ソ/::://///////////////////
　　　　　　　　 　／::介ｰ=ﾐ＼::::乂:::::::: 　 　 ､/:イ∧/////////////////./
　　　　　　 　 ／::／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-_￣　　 _ ,　 ｲ///∧///////////////./
　　　 　 　 ／::／{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡ .｡s个/////∧////r　､/////／
　　　 　 ／::／ﾆ八ニニニニニニニニﾆ／〉´/´〉､///＼///｀¨/＞ ''´
　　　 ／::／ﾆﾆ/ニヽニニニニニニﾆﾆ.ゝ〈_./_ノ.ノ}ー‐―｀ｰ＜/{　　　　　　　　　　まぁシドに止められなかったら
　　／::／ﾆﾆﾆ/ﾆﾆニ` ＜ニニニニニニ／ﾆﾆ}ニ/ニニニニニ}ヽ
_／::／ﾆﾆﾆﾆ/ニニニ}ニﾆ}｀ヽニニニニニニニニニニニニﾆﾆ}_ﾉ　　　　　　　　　 最初のピアニストも含め無法都市なんかで
'::／{ニﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆｲ/////￣￣　-=ニニニニニニ=-＜
　　.!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.ﾉ／///////////////}≧=--=≦//////|　　　　　　　　　　 １１人も女を助けは決っしてしなかったので
　 /|ニニニニニ=- : ´: ////////////////|//////////////|
. /=|ﾆﾆﾆニ=-: :´: : : : /}///////////////ﾉ/////////////
/{ﾆﾆﾆﾆ=- ´: : : : : : ://|/////////////／///////////////
ﾆﾆﾆﾆ／: : : : : : : : ://////////////.／////////////////
ﾆﾆﾆ/｀＼: : : : : : ,://///////////／///////////////／
ﾆﾆ./　 ｀`丶:_:_／///////////.／///////////////／
ニ/　　　 　 ／///////////.／///////////////／
=/　　 　 ／///////////.／/////////////////
/{　　 　////////////_∠/}l//////////__/_///
八　　./{//////////////_ﾉ///////／´////｀《_
=∧／/l|///////////／´ `ヽ､////////////////ヽ
V_∧////////////／　　　　　∨///////////////}
´V_∧///////////　　　　ヽ　　}///////////////∧



　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　ｸﾙｯ
　　　　　　　　 　　　／　ノ 　ヽ_＼　　　￣｀ ､　　　　　　 余分を背負う羽目になったのは
　 　　 　　 　　　 ／（● ）　 （● ）＼　 　 |,ノ
　　ﾋﾞｼｨｯ　　　／　　　　（__人__）　　 ＼ 　 ￣　　　　　　 九分九厘あいつのせいだと
　　 　　　　　 |　　 　し　 |　　Y　　　 　|
　　 　Vて　　 ＼　　　　　`ー ' 　　　／　　　　　　　　　　シドには思うところがあるのだが……
　 そ　と⌒ヽ　　｀＞　　　 　　　　〈´
　　　　　　ヽ　　V´　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　いかんせん実力に開きがありすぎてなんも言えねぇと諦めの境地
　　　　　 　 ヽ　　　/　 　 　 　 　 　 　 ､



613 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:31:10.83 ID:fWqlk2j5
相手が強すぎて文句も言えぬ

614 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:34:21.57 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　_　 -‐……‐-　_
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _ ‐ニニニニニニニﾆ- _
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ニニニニニニニニニﾆﾆ- _
　　　　　　　　　　　　　　 _-ﾆニニニニ_ -/ニニニ- ￣￣＼
.　　　　　　　 　 　 　 　 _-ニ=-￣ -ニニ/ニﾆﾆ- .:i:i:i:i:i:i:i:i:..-＼
　　　　　　　　　　　　　_　-=ニ￣ニニ-/ﾆﾆ／.:i:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:. ﾆ_
　　　 　 　 　 　 　_ -ニニニニニニニ/ﾆ／.:i:i:ｉ/|i:i:i:ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:‘,ﾆ|
　　　 　 　 　 　_-ﾆﾆニニニニニニ-/／!,,二,,_　|i:i:i:|i:ｉ:ｉ|i:i:i:i:i:i:ﾆ|
　 　 　 　 　 ／ﾆﾆニニニニl￣￣￣］〉八^┘　 :!八,,二|i:i:i:i:i:i|-
.　　 　 　 ／-ニニニニニニl＿＿＿］/　　　 　 /　.rｾﾌ!/i:i:i:i:|/
　　　　／-ﾆニニニニニニニニニ「ｉ:i:乂_　 　 　 　 ′_彡:i:i:i:i|
.　 　 〈 -ニニニニニニニニニニ-|i:i:i:.(⌒　` 　 __　　 ７.:i:i:i:i:i|　　　　　　　　　　　　　自分のしたい格好いい台詞回しで忠告し
　　 　 ＼ﾆﾆニニニニニニニニニ|i:i:i:i:.)>｡　　　　　　,必i|:i:i:八
　　　　　 ＼ニニニニニニニニﾆ-|￣￣~"'' 　 ..,, ＜ .:i:i八(⌒　￣~ﾟ"''　　　　　　　　 人を助けまわるシチュエーションを満喫していたシドも
　　　　　　 　 -‐…‐-　_-ニニニﾆ|ニニニニｉニﾆ＼)／ニニニニニニ- ￣
　　　 　 _／ニニニニﾆ‘,´"''┐ﾆﾆ|ニニニニ|ニニﾆ|ニニニニﾆ- ￣
　　　　 √ニニニニﾆ=-‘,ニニニﾆ-_ -ニﾆﾆ|ニニﾆ|ニニ=-／
.　　 　 √ニニニニニﾆﾆ_ニニニニ-_　--＼|ニニﾆ|ﾆﾆ-／_
　　 　 √ニニニニニﾆﾆ-ニニニﾆﾆ-_ ニニ_＼--ﾆ|ﾆ／ニﾆ＼
. 　 　 √ニニニニニニ-/}ニニニニﾆ_　-ニニ-＼-|/ニニニﾆ_



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : )ｈ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧:.:. : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 //:.:/:.:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.|:. : ∧: ∧:∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 //:.:/:.:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:|:.|:.:.:∧ /,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ん:.:/:.:.:.:. : |:.:.|:.:.:.:.:.:.:.: |ｈ:. |:.|:.:. : :|:.:/,　　　　　　 やる夫のやっていることを目敏く見つけ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 √:. |:.:.:|jI斗|ｋ]:.:.: |:.:.廴Ｌ|__|:.|:.:. : :|:.:. |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 //:.:.:|:.:.:|:| / |:/|:∧∨:. / ]:.ﾊ7:.:.:.:. |:.:. |　　　　　　おっ！あっちは量より質……
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _ィ７:.:.:. |:.:.:|:r笊|ｋ∨∧∨Ｌ∟　|:.:.:.:|: |:.:. |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ⌒|И:.:.|:.:.:|:.　　 　 ):|: Ν⌒^弌:.:. : |.: ∧(　　　　　　 中途半端では投げ出さないとことか実に主人公だよねぇと
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |: 人:.Ν 　 　 个Ｎ　 　_ィ７rクj;ィ　 ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 从:.:]i小 　　 ＿___　　　⌒Z.ィ:(Ν　　　　　　　　 彼の知らないところで勝手に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､丶ア ﾌ^＼__ⅥΝ´;,_　乂　　>　　_ｨ(]Ｌ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_／　 (_／ ／⌒>､冖冖_|)ｈ、　　 _ rf(Ν---==ニ|　　　　　　　何時もの如く深く感心されていたのだった
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ､　^｀ }　　　　トく_／ __ 丿.√ 　 |　)I爪 　 |/ ア丁. ./-/
　 　 　 　 　 　 　 jI斗‐ ^｀ 　 　 |入 ／￣ 　 ｀彡rf｢. ./∧　7　　　　　 [ /　 ]. ./-/
　　　　　　　　 jI斗: :|　 　 　 　 ∧ ｛　　　 　 (三 Ⅵ ]　 ∧ ]　　　　　/∧ 　 !/-厶＿_
　　　　　　　／ニ|: : |　　　　　　 ∧＞｡.......　_ 寸ﾆⅥ] ／{∧}　　　　//__] ＼|-/=-____ こＺ7ZIｈ
.　　　　　／-ﾆ二|: : |　　　 　 　 　 ｀ |ニニニｈ_}ﾆ-Ⅵ｢|　〈　＼ 　 /　＞　|∨/ニニニニﾆ/_］Ⅵ



615 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:35:39.20 ID:xUcoYMMe
お互いに勘違いが絡み合って評価が高まる結果に

616 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:37:27.76 ID:fWqlk2j5
いい空気吸ってるのぅ

617 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:38:22.01 ID:I7K+82Ym
コイツただ自己満足したいだけだからなぁｗ

618 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:40:12.73 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　 　 　 　 　 ]L
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ]L
　　　　　　　　　　　　　　]L　　　　 　 　 　 jI斗--　_
　　　　　　　　　　　 　 　 ]L　　　　　　_ィi｢ニニニ)h ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ]L　　　　／ニニニニﾆ∨ﾆﾆ＼
　　　　　 　 　 　 　 ／] 　 ]L　 　 /ニニニニ二_ィi｢|ｈ,ﾆﾆ＼
　　　　　　　 　 　 /ﾆ-]_f＾^]L 　 んニニﾆﾆ_ィi｢ﾆﾆ人ﾆ＼ﾆﾆ
　　　　　　　　　　ヤ_フニ-〉]L　√ニニ_ィi｢ニﾆ／:.|:.:∨ ∧-|　　　　　　　　　 　 ___
　　　　　　　　　　 やVア＾⌒]L √ニ／ニニ／}:.:.i: |: | ∨ ∧|　　　　　＿＿ -=ﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　∨ﾆ∧ﾆﾆ]Lj-／ニニ／:／|:./:厶:|:.:.忖 ∧三三三二ニ=-yニ/　___
　 　 　 　 　 　 　 　 ∨ﾆ∧二]Ｌ＾-二ィi:f六笂:./:.:fr元:. |:.:i寸 〉二二二二ア/ﾆ∠rfT　＼
　　　　　　 　 　 　 　 ∨ﾆ∧ -]Ｌア〈ｈ|:.:. N И.:､iﾚﾞ 厶入:乂＼}ニニニﾆ/ /ﾆ/ニﾆ/　／　　　イベントもいい感じに進んでるみたいだし
　　　　　　　　　　　　　∨ﾆ∧-]Ｌ {ﾆ|人Ν　 `｀　　 之:ノ⌒ニリニニニ/,:i｢ア⌒￣冖´
　　　　　　　　　　　　 　 ＼ﾆ乂,]Ｌ乂二И＾ト.`__’ィi｢ニﾆﾆ-^｀ニﾆﾆ／,j｢ア　　　　　　　　　　　そろそろ今回のメインディッシュだよねと
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ニ]Ｌ ニ[ﾆﾆ二TニTﾆT_]｢ニニニﾆ／ｨiIア
　　　　　　　　　　　　　 　 ____ )ト,]L ]ｋニニﾆ|ﾆﾆ|ニ|ﾆ|ニニﾆ-_ｨi｢ア　　　　　　　　　　　　　　 シドはやる夫に我は先に征く
　　　　　　　　　　　　　　f｢ニ二二]L ﾆ]ｈ､ニ]_二|ニレ|｢_フ,rf｢rfIｈ､
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |ニﾆﾆ［ニ]Ｌ ニﾆ]ｈ艾ニﾆフﾆfrfヌニニﾆ/,　　　　　　　　　　　　　　　貴様は少ししてから続けと一方的に告げ立ち去った
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |ニニ｣匚=]ＬⅥＬ二∧ﾆ〈　|二や___jI斗ャ /,
　　　　　　　　　　　　 　 乂／ニr─]IＬⅥうｈ_∧ 个i|]Iト［___／]　| -∧
　　　　　　　　　　　　　 　 [ﾆfyニﾆﾆ]IL∨ニニ∧ﾆ∧二Ⅵﾆﾆ]　|ﾆﾆ-〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼}二ﾆﾆ-]IL ∨ニニ]ﾆﾆ/, / やニ]　|ﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨二ﾆ-]ILﾆ寸ﾆﾆ]うｈ,｣-ニiニ-］ ,rf[]
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨ニ=-]ILニ∨ﾆ]ﾆﾆ-|-ニ|二７/ニニ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |ﾆ/ /ﾆ]IL ]ｈ､ﾆ]うｈ､|／ ］ﾆ//ニﾆニ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨/ﾆﾆ]IiＬ二∧]ニニ|ﾆﾆ] //|二ニﾆ|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |｣|ニﾆ[IｈＬﾆﾆ|] ＼-| ／j /｣［ニニ-|



619 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:40:54.86 ID:fWqlk2j5
イベント解禁

620 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:43:34.90 ID:FBmfIOee
キークエストの女たちを救え！をクリアしたからイベントが進行したな

621 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:43:55.37 ID:YcqeLn/K

　　　　　＿＿＿
　　　／ノ　 ヽ､_ ＼
　 ／（●）　（●.）　＼
／　　（__人＿,）　　　 ＼　　　　 紅の塔へ目にも止まらぬ速さで飛んでゆくあれを見て
| 　ｌ^l^lｎ ⌒ ´ 　　 　 　 |
＼ヽ 　 L　　 　 　 　 ,／　　　　 やる夫は仕込みでもあるのかと勘ぐりながらそれを見送った
　　 ゝ 　ﾉ
　／ 　 /



　　　　　　　　　　　　　　　　　　､丶`｀￣￣うぅｈ､
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:,
　　　　　　　　　　　 　 　 /:.:.:/:.:.:.:.:|:.:|:. |:.: ∧:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:.:.:/:. / : :|:.:|:. |:.:.:.: |:.:.:.:.:|:.:.:.:.: ∧
　　　　　　　　　　　　　 |:. : |:.:.:|:./|｣:.ｉ|:. |:.:.:.: |ｈ:.]:.|:.:.: |:. : |
　　　　　　　　　　　　　 |:|:.:.|:.:.灯]|]TT:.:|:.:.:]工]入｢:.:. |:. : |　　　　　まさか君が一緒に来ちゃうと宝物庫でお金奪う暇ないし
　　　　　　　　　　　　　 |:|:.:.|:. : Гこ^Ⅵ):.:/)^こЛ} : :L:.: |
　　　　　　　 　 　 　 　 Ν:.:｢|:.:.:{　 　　)ノ＾ｋ　　 ７/:. ﾘrり　　　　　流石に現場見られたら言い逃れできないから
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }:入Ν^　　　　|　 　 　 7:./:从
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }ノ|:小,　　　　　　　　　７:|:.|　　　　　　　 今来られると不味いんだよねと考えているなどと知る由もなかった
　　　　　　　　　　　　　　　　} ⅵｈ､　　 ⌒　　 .ｨ(:/|/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 リ:.:|iト｡,　 . rf｢:.:/(
　　　　　　　　　　　　 　 　 __rf∧:И　　 　 　 |厶|＾ｈ､
　　　　　　　　　　 　 　 　 √ ∧ | |:!　　 　 　 |　 |i　 ´_
　　　　　　　　　　　 　 　 √　|　 |_/　 　 　 　ヤ ]|　　 ]
　　　　　　　　　 　 　 　 _｣ 　 |　 ［　　 　 　 　 ´ 八 　 廴
　　　　　　 　 　 jI斗 ^｀ j｢＼∧　 ] 　 } 　 　 　 /　]|　/∧]I=- __
　　　　　 j=‐ ^｀ 　 |: : : j｢: : : :∧|∧⌒＼ /￣∧//:∨ : ∧: : :|⌒Tｈ､



622 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:45:49.11 ID:fWqlk2j5
ひでー話であるｗ

623 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:48:14.54 ID:zCfwAMqo
一度荷物を背負ったら、投げ出すことをしない辺りがシドの良いね！ポイントなきもする
まあ一番のポイントは話が合うことかもしれんが

624 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:50:05.50 ID:YcqeLn/K

　　　　 ＿＿＿_
　　　／_ノ　 ヽ､_＼　　　　　　　　シドがどこまでも浅い私欲丸出しな考えに
　 ／（ ─）　　(─）＼
／::::::⌒／)／） ⌒::::: ＼　　　　　基づいて動いていると夢にも思わないやる夫は
|　　 ／／ ／　　　　　　|
＼　|　/　 二二)　 　 ／　　　　　一方教団への評価を下方修正していた
／　ｉ　　　r‐一' 　 　 ＼



　　　　 ＿＿＿　　　　　　　　なぜならこの件に一切勘づいている節がなかったからである
　　　／　　 　　＼
　 ／　 _ノ ''　'ー　＼　　　　　赤き月が再誕すればおまえら教団がせっかくせっせと
／　　（●）　 （●）　 ＼
|　 　　　 （__人__）　 　　|　　　周辺国家で築き上げた支配網も金も
＼ 　 　 　｀ ⌒´　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　全部吹き飛ぶののになにやってんだと呆れていたのだ



625 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:53:07.05 ID:HxSvwbtD
草

626 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:53:57.86 ID:fWqlk2j5
まぁそうね

627 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 22:56:34.91 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　　　　――
　　　　　　　／　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　―‐　　 ―　　　　　　　　 幾ら無法都市の三大組織に大きくは潜り込めず
　　　　　　|..........　モﾃ　　モﾃ　　|
　　　　　　|..........　　　　　　 　 　 l　　　　　　影響力が外と比べて小さきにしろ
　　　　　　　..........　(　 人　)
　　　　　　　≧.......　　　　　　 ≦　　　　　　なんらかの介入や対策を打って来ると警戒していたのに
　　　　　　／.......　　　　　　　　＼
　 　 　 　 |...........　　　　　　　　　｜　　　　　ことが始まってからも観測員すら見当たらない始末
　 　 　 　 |...........　　　　　　　　　｜



　 　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　　─　 　 ─＼
　　　／ 　　 （●） 　（一） ＼
　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　影響力がない場所だと途端に脆弱さが浮き彫りとなった形である
　　　 ＼　 　 　 `_⌒ ´　　／
.　　　　ノ.,.,.,.,.,.,.,/　）ヽ.,.,.,く
　　　(;:;:;:＼;:;:／|_ノi　）;:;:;:;:)
.　 　 |;:;:;:;:ﾞ;:;:;:;:;:|;:;:;:|;:;:;:;:;:;:/
　　　 ＼_;:;:;:;:;:;:;|;:;:;:|;:;:;:;:::ﾉ



628 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 22:56:52.64 ID:zCfwAMqo
自分たちが攻める側だからよそから攻められるとか思ってないんじゃろ
１００年単位で陰の支配者やってた傲慢よ

629 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 23:00:53.56 ID:fWqlk2j5
下手に介入しても得るものがリスクに合わないから仕方ないね

630 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:01:11.59 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　＿＿__
　　　　　　 ／　　　 　 ＼　　　　　　　　　ミドガルに強く根を張るフェンリル派と
　　　 　 ／　　　　　　　　＼
　　　 ／） ノ ' 　ヽ､ 　 　 　 ＼　　　　　　オリアナで蠢くモードレッドのどちらも
　　／ .ｲ（ー）　（ー）　u　　 　 |
　 /,'才.ﾐ) （__人__）　　 　 　 ／　　　　　　おまえらシドがここで始祖エリザベート止めなかったら
.　|　≧ｼ'　｀ ⌒´　 　 　 　 <
／ 　/　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　百年単位でやってきたことがご破産になるのはどうなんだよ



　　 　 　 　 ＿＿__
　 　 　 　／　　 　 ＼　　　　　　　　　　 復活したエリザベートをどうにかする手段を有しておらず
.　　 　／　　　　　　　＼
.　　／　／）　ノ ' 　ヽ､　＼　　　　　　　 三日間耐え忍んでればいいとか
　　|　／ .ｲ '=・=　　=・=　u|
　 　 /,'才.ﾐ)　（__人__）　／　　　　　　　 そんな風に考えてないことを敵ながら祈るのみである
.　　 |　≧ｼ'　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／＼　ヽ 　　　　　　　　　ヽ



631 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 23:02:39.46 ID:fWqlk2j5
はい、正解

632 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 23:02:45.36 ID:xUcoYMMe
ガバチャー疑惑な教団

633 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:07:05.32 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　ディアボロス教団
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　 　／三＿',!｀zx二 ＼　　　　　 おまえら世界を征服済みの組織なんだろ？
　　　／ ´ー¨‐｀　´ｰ¨‐''　＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　 その頂点に立つラウンズ様たちには
　　　 ＼　 　　´ﾆﾆ｀ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　 ー‐　 　ｨヽ　　　　　それに相応しい格ってものを求めてしまうのは？悪いことだろうか？



634 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 23:07:31.79 ID:/J8AmQOj
疑惑というかそもそもディアボロスの力を私的利用してるだけのカスどもなんで、長期的展望とか一切ないぞ。

635 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:12:46.09 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　　　　　　　　　　　昔はとんでもなく恐ろし組織だと思って敬遠していたのに
　　　／￣￣￣＼
..　／ ／ 　 　 ＼ ＼　　　　　　段々と見えてきた実態がよくあるただの内部抗争に
／　 （●） 　（●）　 ＼
|　　　　（__人__）　　　　|　　　　 終止している腐敗した体制っぽいのが
＼　　　 ｀ ⌒´　 　　／
／ 　 　 　　　　 　 　 ＼　　　　やるせないやる夫であった



　　　／￣￣￣＼
..　／　＿,　、＿　＼　　　　　　そしてこれじゃあそんな次元にいないシドには
／　 （●） 　（●）　 ＼
|　　　　（__人__）　　　　|　　　　 絶対勝てないと確信してしまった瞬間でもあった
＼　　　 ｀ ⌒´　　　 ／



636 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:18:06.66 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　 〈<三三三三三三三>〉
　　　　　　　 　 ||　　　＿＿＿　　　.||
　　　　　　　 　 ||　 ／ 　 　 　 ＼　 ||
　　　　　　　 　 ||／　 　　　　　　.＼||
　　　　　　　　／ 　　 _ノ　　 ―　　 ＼
　　　　　　　　|　　　（ー）　 （ー）　　　|
　　　　　　　　＼　　　（__人__） 　 　　ｲ
　　　　　　　 ／´￣　　 　　　 　　.ｨヽ|　　　　　　　ある種の夢を盛大に壊されて少々萎えていたやる夫だが
　　　　　　 〈 　￣ 　‐- 、　 　　　　　i
　　　　　　 .:｀ ｰi‐ -、_ 　 ヽ 　 　　|　l　　　　　　　赤き月に関しては一切の油断は生じていなかった
　 　 　 　 　 　 || 　 ヽ.て　 〉　　　..|　l
　　　　　　＿_/´ 　ヽ　　　　　/⌒::|　＼_
　 　 　 　 ||三l　　　 |ノ-‐-‐-|　　 |｀ー´||
　　　　　　￣|.ヽ　　_,l- ､￣￣|　　.|''|''''|"
　　　　　　　 |　|ヽl´　　 |　　　〉　 〈..|　|
　　　　　　　 |　|　 `-‐´　　...ヽ_＿ｿ |　|
　　　　　　　 ￣　　　　　　　　　　　 .￣



-_　　　　　　　　-ニニニニﾆ- .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼-ﾆ__　　　　 二ニニ
ﾆﾆ-_　 　 　 　 -ニニニニ- .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|＼-ニ__　　[ニニ二_　　 __-=ﾆﾆ
ニニﾆ-___　　 -ニニﾆﾆ- ィ｢:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: Ν:.:.:.∨:.:.:...._　　 [ニニﾆ二寸二二ﾆﾆ
ニニニニﾆ∨ニニニ- .: .: |:.:.:.:.:.:. : :|:.:.:.:.|:.:.:.:.|─:.:.: ∨:.:.:.∧- __　‐ニニニ 寸ニニ-
ニニニﾆﾆ７ニニ-￣.:.:.:.:.:.:|:.|:.:.:.:.:.:.∧:.:.:.|:.:.:.:.|ﾆﾆ-:.:.:∨:.:.:.∧:.:.:.:.:.:ⅵこ_￣ 　寸-
二二] Ⅵ７ニ-￣.:.:.:.:.:.:.: .: |:.|:.:.:.:.:.:.: ∧:. Ⅵ:. Ｌ_LうN:.:∨:.:.:.∧:.:.:.:.:.∨ニニﾆ=-
寸二]　Ｖ　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ν:.:.:. : :|∨:〉:.:.Ⅵ:|=-￣　 ∨:.:.:.:＼:.:.:.:.:|: ∨ニニﾆﾆ-
　Ⅵ_]　　　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨:.:.:.:.:.Ν　〈∧:.|Ⅵ　　　　　∨:.:.:.:.: ＼:.:| 从〉ニニﾆ７　　　　　　あのシドが今の俺の壁として用意するということは
　 Ⅵ]　　　 厶|:.:.:.∧:.:.:.:´_:∨:.:.:.|:|　 　 ＼｣ ｀　　　　 　 ∨:. |:.:.: ∧∨ ￣-ﾆﾆ７
　　´^　　　 　 |:.|:.:.:∧ ∧:´_:〈＼リ　　　＿_　　　　　　 /^:＼ｋ:.:.:.:∧∨　　]_ア　　　　　　　 今の制限なしの全力を出してぶつかったとしても
ｉ　　　　 　 　 人ｈ:.:. ∧|∧:´_｀:.　 ^＜　　 　_フ^　　　/:.:.:.:.|:.:.:. ＾ト__ト乂 _ア
|　 |]Ｌ 　 　 /ニﾆ|:.:.∧:.:.:.:.＼ _:.:.. ＿＿_ ＿＿_ 　 .ィ(:.:.:/:.:|乂|＼〉:.| 　 __　　　　　_　　　　 勝ち目が低い相手であることは疑いようがない
|　 |ニ]Ｌ 　 |ニニ|:./ニ＼:.:.:.:.＞ニニニ了ニニニﾆ-__|/:. 人-_　　リ __-　 　＿--ﾆ
Ｌ_ |ニﾆﾆ]Ｌ 寸ニニﾆﾆ- ￣ニニニニニニニニニニ- ￣寸ﾆﾆ-￣-￣__-ニニニﾆ
　寸ニニﾆﾆ]Ｌ丈_ア　}ニニニニニニニニﾆ- ￣　　 __　 /-____ア __─二ニ─‐ ニ
　　寸-__ニニﾆ]Ｌ＿,ノニニニニニニ-￣　　　＿_-=ニ∨ニア__─￣ 　 　 　 __￣
　　　 寸ﾆ-__ニニニニニニﾆﾆ-￣　　　 __‐ニニﾆﾆ-У__ア-￣　　　　 　 ___￣



637 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 23:22:09.25 ID:xUcoYMMe
普通に低くても勝算がある時点でヤバい実力者なんだよな

638 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:22:29.18 ID:YcqeLn/K

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼　　　　　　 吸血能力で周囲の生物の魔力を
　 ／　　　_ノ　ヽ､_.＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　　奪い戦い続けられるであろうことから
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　 三日三晩暴れ続けられる
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　 継戦能力の面では間違いなく劣っている
　　＼ ／＿＿＿ ／



　 　 　 　 　 　 ,,.. ´　　　　　　　｀・ 、
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　下手に強くて魔力が強い奴がいると
　　　　　　/　　　　　　　　　 　 　 　 　 ',
　　 　 　 _l;;;;;;;;;,,,　　　　 　 ／　　 　 　 .l　　　　　　魔力タンクとして利用される
　 　 　 　 l;;;;;;;;;;;;;;; 　 ､_,.ｨtﾁ　） 　 　 　 |
　　　　　　',.　　 /　i　　 ヽー‐ '　　　　/｀ヽ､　　　　そのためいるだけ邪魔
　　　　　　 ＼　乂人＿__ﾉ､　　　 ,. ＜
　　　　　 　 　 ＞-｀￣￣｀'　-　　　　　　　　　　　　できれば１対１に持ち込みたいところだと戦場の策定をしていた
　　　　 　 　 　 　 ｀ー―



639 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:27:01.66 ID:YcqeLn/K

　　　　|　|　　　　　　　＿
　　　　|　|　　 ,　-‐　　　 ＼
　　　　|　| 　/　　　　　　　　＼
　　　　|　| ./､／　　　　　　　　＼　　　　　 餌が山ほどいる地上には降り立たせず
　　　　|　|/（一 ）　　　　　　 　　 |
　　　　|　|､___）　　　　　　　　　／　　　　　復活するであろう紅の塔の屋上に釘付けにして
　　　　|　|`　、　　　　　　　　　ヽ
　　　　|　|　　l　　 /　　　ヽ　　　l　　　　　 そこで倒す……あるいはその上で正気に戻す
　　　 〔￣〕　　l　　l　　　　l　　　l
　　　 <⌒ヽ__　l＿⊥　　　l　　　l　　　　　 難しいがそれしかない
　　 　〈　　　　　　　　　　ノ　　　l
　　　　 >ー-　 --　 一´　　　　 l
.　　　 〈 二)し'　l　　　　　　　　　l



　 　 　　　　　　　　 ＿＿＿_
＿＿＿＿＿＿＿／　　 　 　＼＿＿
＿/＿//＿＿/／　 ─　　― 　＼|　|　　　　　　　　　　作戦も決まった
:::::::::::::::::::::::::::／ 　 （●）　（●） 　 ＼|l⌒l二二)
::::::::::::::::::::::::::|　 　 　 （__人__）　　 　　|`'''|　　　　　　　　時間もそろそろ頃合いだ
￣￣￣￣￣＼ 　 　　｀ ⌒´　　 　_／ /
　　　　　　 　│　　　　　　　　　 　　／　　　　　　　　　ベアトリクスと合流して塔へ向かおうと行動を開始するやる夫
　 　　　　 　 │　　　　　　　　　　　|
　　　　　 　　│　　　　　 　　　 　　|



640 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:34:00.76 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　　 　＿＿＿＿
　　　　　　　　　 ゝ　　､／　　＼
　　　　　　　　,（●）　 （● ）　　＼
　　　　　　　/　 （__人__）　　　　　 |
　　　　　　　|　　　|r┬|　　　　　　 |
　　　　　　 　＼_／⌒ヽ､-- .._　,／
　　　　　　　 　 |　　　イ　　　 ｀￣ヽ　　　　　　　　 塔の壁を垂直に魔力で駆け上がれるやる夫だったが
　　　　　　　　　ﾔ/‐<＿＿ ,..､　　　ヽ.
　　　　　　　　　 | 　　　　　　　ゝ､　　 ﾞ.　　　　　　 シドの件もあり律儀に塔の階段を使い駆け上がる
　　 　 　 　 　 　 ',　　　　　　　　　|ヽ,　ﾄﾍｲ´>
　　　　　　　　　　',　　　　　　　 　 |ﾍﾄイ｢｣"´
　　　　　　　　　　 ﾔ　　　　　　　　{〉､<"
　　　 　 　 　 　 　 j　　　　　　　　 ﾄメヽ>
　　　　　　　　　　/　　　 　 　 　 　 |
　　　 　 　 　. イ./　　　　　　　　　　|
　　　　　 イ　　,.ｲ.　　　　 　 　 　 　 |
　 　. イ　 . イ´ /　　　 　 　 /　　　　|
　　ﾄ､_ イ　　　/　　　　　　/´l"　　　 |
　　　　　　 　 /　 　 　 　 /　 |　　　　|



　 　　 　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／ ノ　　＼＼　　　　　　　　　　　　　 するとシドの姉であるクレア・カゲノーと吸血鬼のコンビと出会う
　　　　　 ／　（●） 　(●）＼
　　　　／　∪　 （__人__）　　＼　　　　　　　　　　　クレア曰く、弟が生贄として捕まったのよとか言い出すので
　　　　|　　 　　　｀ ⌒´　　　　|
　　　　 ＼　/⌒)⌒)⌒)　　 ／/⌒)⌒)⌒)　　　　　やる夫は思わず何いってんだ
　　　　ノ　　|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/
　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/　　　　　　こいつと？？？？？素でなりそうになってしまう
　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/
　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／
　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／



641 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:39:36.45 ID:YcqeLn/K

　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿
　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　 ＼
　　　　　 　 　 .／　　 ─　　─＼　　　 〃一ニi　　　　　 シドが捕まる？？？そんな訳ねーだろと
　　　　 　 　 ／　　　（●）　 （●）＼￣￣　 ＿ニi
　　　　　　　|　　　 u　　（__人__）　　|￣￣ゝ⊃　　　　　　 ツッコミそうになるのを抑え
　　　　 　 　 ＼＿　　　 ｀ー´　∩／⊃
　　　　　　 　 　 (　　　　　　 ／ ＿ノ　　　　　　　　　　　　しかしもしやこれがあいつが先に行った理由なのかとも思う
　　　　　　 　 　 |＼　＼　／　／
　　　　　　 　 　 |　 ＼　”　 ／|



　　　 　＿＿＿_　　　　━┓
　　　／　　 　 　＼　　 ┏┛
　 ／　　＼　　 ,＿＼.　 ・　　　　　　シドは俺だけでなくこの姉も
／ 　　 （●）゛ （●） ＼
|　 ∪　　 （__人__）　 　 |　　　　　　 始祖エリザベートの下へ引き摺り出そうとしている
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　　 この一件無難に強いだけの女が
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／　　　　　　　　　それに値するだけの価値を秘めているということなのだろうか？



642 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:45:38.70 ID:YcqeLn/K

　　　　　＿＿＿
　　　／ノ　 ヽ､_ ＼
　 ／（●）　（●.）　＼
／　　（__人＿,）　　　 ＼
| 　ｌ^l^lｎ ⌒ ´ 　　 　 　 |
＼ヽ 　 L　　 　 　 　 ,／
　　 ゝ 　ﾉ
　／ 　 /


再度意識してクレアを見たやる夫は？　【1D3:2】

１　【1D100:84】
２　【1D100:10】
３　ヴァイオレットとは分からずとも得体のしれないナニカが彼女の中に潜んでいるのを見抜いた



643 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 23:45:43.68 ID:xUcoYMMe
一体どんな役割があるんだろうか？

645 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:49:19.15 ID:YcqeLn/K

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼　　ﾎﾟｸ……　　　　　再度そうとは気取られぬよう
／ 　　　　　　　　　　＼
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |　　　　　　　　　　　意識してクレア・カゲノー評価をするが
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　　　　　　 自分にはなにも秘めたるものは見つけられなかった
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／



　　　　　 __＿＿
　　　　／　　　　 ＼　　　　　　　　 これでも人を見破る目には人一倍自信があった
　　 ／　＼　 　／　＼
　／ 　（●）i!i!（●）　 ＼　　　　　　なのに見抜けなかった……これはショックである
　| 　u ,　（__人__）　　　 |
　＼　　　 .｀⌒´　　　　〆ヽ　　　　シドが拘るからには確実になにかあるのにだ
　　/　　　　　　　　　　ヾ_ノ
　/rｰ､　　　　　　　　　　　|　　　　 ……あいつだからこそ見抜けるなにかが……
/,ﾉヾ　,> 　　　　　　 　|　/
ヽヽ〆|　　　　　　　　 .|



646 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/01(木) 23:51:54.53 ID:I7K+82Ym
さっぱり！分かりませんでした！

647 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/01(木) 23:56:55.02 ID:YcqeLn/K

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 __
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:. '"⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: :/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : ! _-ﾆニ=- _　_ -=ニﾆﾆ=- _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 乂_: -‐＼: : : ヽ〈ニニニニニニ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､丶:{: 丶: : :＼ : : : 寸ﾆ二ニニニ=-ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ : : : |: : : V/: : :＼ : : ＼-=ニニニニニ}ｈ､　 ﾉ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: :/: : : :L: _ : '/ : : : : ＼ : : ＼'": ￣ :"'＜ニニﾆノ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: { {` ‐-: -.'": : '/: :|: } : : ＼ : : ` ァ: : : : ',　￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{: : ヽ!: : : :ﾊ: : : : :!: : ! : : : : : 「 :￣:､: : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ！ : : |: : :/__丶: : :}: : }/: : : : : } : '/: :}: : : : : ‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾍ: : : l : "符I`ヽ ７: :/: : : : : :/ : : '/: ＼: ',: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼: !ﾉ　Vｿ ノ /: /: : : : : :/: : : : :!: : √: ',: : :ヽ　　　　　　やる夫が静かに打ちひしがれる最中
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 }:r　 　 　 U 〈／}: : : :/ : } : : : : | : /: : ハﾉヽ:}
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /∧ 　 　 　 　 ／ : ／: : /: : : : : : / : : {　　　　　　　　　 同行することになった始祖エリザベートの従者であり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {/!:　 ‐-　　 ∠:　イ/７: /: : : : : : /: ノ}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 乂.ハ　 　 　 　 　 /イ: : : /:７:/: :{　　　　　　　　　　　　今は主のため復活を阻もうと動く吸血鬼メアリーは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐-- .. ､　　　 / : : '　//: : :{
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:.γ::{ 　 ／: ／　//: : __｣、　　　　　　　　　　　眼の前の人間に驚かされっぱなしであった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : :{ニ}／: :／　 .//くニﾆﾆ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:／〈_／: : :/ 　 ／/ ／＼ニ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　-‐　‐-／ .: : : : :.{　　{: / "　　　　ｰ-　 .
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　　　_/　/ : : : : : {　 ／　　　　　 　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 　 　 /　__.{: : : : : : :丶　 　 　 :.　　　　　　　　 V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　 _乂_Ⅴ.＼ : : : : : : ＼　　　 :.　　　　　 　 　 V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l 　 _!.＜ニニニニﾆヽ : : ､: : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _-ﾆニニニニニ}ﾆ/ﾆﾉ:ノﾆ` ､ : : }　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／-=ニニニニニニニニニニﾆﾉ ／ヽ 　 !/ 　 　 　 　 　 !
　　　　　　　　　　　　 　 　 !`/-=ニニニニﾆﾆ=/=!ニﾆﾆ=-∠ィこニﾊ 　| 　 　 　 ､ 　 ／}. ｧ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ！{-=ニニニニニﾆ/二{ニニニニニニニﾆ! ! !　　　　/::}／:: /:/
　　　　　　　　　　　　 　 　 ', V/二二二二ニニ=-{ニニニニニニニ=l/ 　 　 /V:: : ∧:: :/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　`'＜二二ニイニニ圦ニニニニニニ=ノァ {＼/:: :: :: 〈　〉/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 〉　　　√ ､::`'く二ニ=-＞ -=ニﾆ=- '"／　 |:: :: 〈 〉::_　-‐{
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｛ 　 　 √　 ＼:::ヾ'"::::／　　　　／　 '"　/　 |〈〉:.　'"　　　！
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ　　　 {　　 　 ヽ::::／　　　　／／　7　./{ 　 |／ 　 へ　　 ！
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　！　　　　.'"　　 　 ／／　　/　〈=ﾍ,　 !　／　　 ＼　 l
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　 　 　 　 ！　　　〈　〉 　 ／／　 　 /　. ∧ﾆ.／|/　 　 　 　 ＼!
　　　　　　 　 　 　 　 /　　 .. ､　　 r !　　　　V　／-‐ ‐- ､ ./／ /　{'": :/{　　　_　-　　}
　　　 　 　 　 　 　 ／:ヽ／:: :: ヽ／}　　 　 　 ／-､⌒ヽ　　/" 　 !　/ : : {　 　 く　 　 　 }
　　　　　　　　　／:: :イ ヽ ::.　-‐／　}　　 　 ⌒ヽ　,　/　 /{　 　 l / __〈⌒`　､　ヽ　　　l
　　　　 　 　 ／:: :: :: ::|　　´　／ﾊ　　　　　 ／　 }　}/　 /ﾆ{　　 _／　　　　 　 、　　ヽ .ﾞ
　　　 　 　 く_:: :: :: :: ::.!　 　 /::/ﾆ| /　　 ､ー..－..--.. ､　-‐ ニ _　　　　　　　　 ＼　 、〉
　 　 . ‐-　､_　} ..-㍉::l　　 /::::{二}　 　／ ＼:: :: :: :: :: ﾉ　　　　　 ｀　、　　 　 　 　 ヽ /
　　〈/__　　- ＼.:-､:::ヽ　 /:::::::!ﾆ/　_."-‐:＜ ＼:: :＜__　　　　　　　 /　　 　 ／ __　ノ
　　/.ノ　 　 　 ､〉::.',.ｰ.'.､_{:::__::ｊ..-‐ :::::::::::::::ム_ ﾉ :: :: :: ::.７ 　 　 　 /　 　 ／￣ : : ',
　　} ‐-　　　 `〈:::::::}:::}::::}:i.彡ﾊ'´:::::::::::::::::::::::／:: :: :: :: ::./ 　 　 　 / 　 ／ : : : : : : : ',
　 /-　 _　　-‐｛:::::/::/:::ﾉ::}_彡7:::::::::::::::::::::,ノ｀`～ ::,_ ::/ 　 　 　 /　／ 　 ヽ : : : : : : :.
　 `　.,,_　二 ィ::.:ノ_ノイ_:ノ彡/::::::::::::::::::／ﾆニ{_::_ :: : 7:: - .,_　 /／　｝､　　 V/: : : : : :＼
　　　　　　　　　　　￣/:::ゞ 〈::ノ､ノ‐＜ニニﾆ=-/::}: /:: ::.／:::: '":::｛　｝ ｝　　 V/ : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　 　 .ﾞ::::::::::::::::::::ﾔニニニニニ/:::::{/:: ／ :::::::::::::::::｛　｝ ｝　 　 V/: : : : ',＼: 丶　　 ﾉ
　　　　 　 　 　 　 　 l::::::::::::::::::ヽ::V/ニニニﾆ7::::::::{／:-:::::::::::::::::::::｛　｝ ｝ 　 　_V/: : : : ',　｀ ‐-　'"
　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::: ヽV/二ニニ{:::::::／:::::::::::::::::::::::::::::｛　｝ ｝　　( 　V/ : : : l
　 　 　 　 　 　 　 　 | :::::::::::::::::::::::::: 寸ニニﾆ|:: .::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｛　｝ ｝',　（　　ｊ: : :l: : :l
　 　 　 　 　 　 　 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::＼ニニ!/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｛　｝ ｝::',__´ ィ: : : :!: : :!
　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `'ｰ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｛　｝ ｝::::::::l : : : : : |: : :|



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: .′
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _.､{ : {=ﾆミix、
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _.∠ﾆﾆ＼V/二/ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､丶｀: 二:／:￣ : ｀`ヽ､‐- .　　　　 __
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:､丶｀: ／: : : : ‘,: : : : : :＼ : `_.､＜二ミix、
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ､丶 :／ : : : /: : : : /: : ‘, : : : : : : :V/二二ニﾆ/∧
　　　　　　　　　 　 　 　 ＼ｰ.:'": : :／: : : : / {: : : :./ : : : ‘,: : : : : : : :V/二二ニﾆ/∧
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀ 7: : /: : : ／/: :И: : :{: /: : : :}: : : : : : : :.ﾔニニニニﾆ/ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　 　 / : /: : : /-‐{: : :/: ､ :{:/! : : : }: : : ｌ : : : : ﾔﾆニニ二二/ﾑ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / : : { : : /__　 V:/: : : ＼ |: : : :.}: : : }: : : : : :V/⌒`'くニニ/ﾑ
.　　　　　　　 　 　 　 　 ／ : : : {∧:〈⌒ぃ /: : : ／　从: : :}: : : }: : : : :! : V/: : :} ヽﾆﾆ/∧
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒{: : : : !: : ′ ﾋｿ⌒}／-=ｘ、　ヽ/: : :/: : :/:人: : ＼: ！　V/ニﾆ＼
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {ﾊ: : :.{.:.l　 ､　　　　　 ん:心,　／／: :／:.{: ⌒≧=-:！　 ＼-=ﾆﾆ≧=‐ァ
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞-叭　　　　　　　乂ソ丿 : : : : : : { :！: : : V/: : ‘i,　 　 `'ｰ --- '"
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: { : /∧　ヽ　　　　U＜ : : ／: : : }: }＼〉: : : :.V/: : : ＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 ‘, : V/:/∧　 　 　 　 　 ､丶｀ : : : / /: : : : : :}: :}!: :}: : : ､:ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼: ＼　　 ‐- . _ ､丶｀: : ／: :／-.′:.{ : ／}: ハ: !: : :} ):ﾉ　　　　　　　自分たちの行く手を阻む相手が無法都市の三強の一角である
　　　　　　　　　　　　 　 　 __,ハ: : }　　　　／: : : : ／　{:/⌒: :{: : :{ "　 }/　 ノ: : ﾉ
　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ : : : : ノ 　 　 / : : r‐=ニ≠‐｀ヽ : :‘,: ！二㍉　ー '"　　　　　　　　　　暴君ジャガノートであったにも関わらず
　　　　　　　 　 　 　 　 { : :_-‐ ´　＿ ...ノ : : : {二二ニニ/∧ : ‘,: ﾔ-=ニ}
　　　　　　〈:ヽ./::〉　 　 辷_: :ヽ 　 ＞-=ﾆ _: : :{二二ニﾆﾆ/∧: : :＼V/ﾆﾉ　　　　　　　　　　　　　 なにも気負う様子もなく出て行き正気かと疑ったら
. 　 　 　 　 ‘,:::V　　　　 ､__）:ノ　/　　　　　｀ヽ{ニニﾆ=-／⌒＼ : : `'＜
.　　　 　 　 /|:::{:ﾌ　　　　 ￣　　′　　　　　　 ﾔニ=-／ 　 　 ＼＼: : : : `: .､　　　　　　　　　　　　悔しいけどあれなら勝てるわよというクレアにそんな訳がと返す間もなく
　 　 　 　 /:::ｌ:::{ﾞ　　 __　　　　　{　　　　　　　　 `'ー'" 　 　 　 　 ＼ヽ: : : :､: :＼
　　　　　/:{:::l::::{　　/:::}　　　 　 ｌ　　　　　 /　　　　　 /　　　　　/　　ﾊ: : : ‘, : : ＼
　　　 　 {:::::::::::‘ｰ'":::ノ　　　 ／:!　　　　　{／　　　　.′　　　　 { 　 ,′: : : : }、 : : ‘,
　　　 　 ﾔ:::::::::::::::::::,′ 　 {:｀`ヽ､　　　ﾍ　|　　 　 　 }　　　　　　!　/　 }: : : : } ヽ : : :}
　　　　　‘, ::::::::::::: / 　　/:{:: :: :: ::ヽ /:: :‘, !　　　　 .:′　.:　 　 / 厶.-/: :/: : }　 }: : .ﾞ
　　　　 　 V/::::::::_{　　　{::‘i, :r‐ ､::‘,:: :: : }l　　　／　　　　　 ,.:ﾞ_ ′::/: :/: : :/／: :./
.　　　　 　 丶::::::::::｀ヽ/ヽ＼:. {　　} : }/＾i:／:〉 .:　　 　 ,　　 /:: :: V::/: : : : :／ : : : ′
　　　　　　　 丶 ::::::::/:: : V∧:ヽ　{:: :{　 l : /　　　　　/ 　 .::／}:: ／／: : /: : : : :/
.　　　 　 ｒ― -　.. __{:: :: :: } ＼､_〉 ￣　└' {　 　 　 .: 　 .:ﾞ､{　 ./: /: : : :/ : : : :./
.　 　 　 ∧:: :: :: :: :: 「　 ‐-l　　}　　　　 　 /　　　 .:　　/　　　/: /{ : : :/: : : : : ′
　　　　 /∧:: :: :: :: ::}　 　 ﾉ　/、γ⌒} 　 |　　 　:′　′　＿{: ｛ { : : {: : : : /
.　　　 　 __ 〉:: :: -‐　.　 ´ 　 { ′ゝ-/ ＼.!　　　:{ 　 {、／　　＼ {: : : ＼: : {
　　　 ∠:: __ :: :{　／　　　 　 ＼__／　　{ﾉ　　　　 ／ﾉ 　 　 /　 ﾞ{: : : : : :`.:乂__
　　　　　　　￣∠ ..,_　　　　　　　　　　！＼＼／／{　　　/} 　 ∧ : : : : ＼: : : : ﾆ=-. ､
　　　　　　　　　　 　 ｀`ヽ､　　　　　　　 }　 .／／　∧　　 / 　 ′:＼: : : : : : :二:　-‐ : }
　　　　　　　　 　 　 　 　 __＼　　 　 　 √'"／:ヽ∧:::‘,_／　　.!: : : : :＼ : : : : ｀ヽ: ｀ヽ:ﾉ
.　　　　　　　 　 　 γ⌒「 ／＼､ ＿ ,／ ／::::::::/　 Ｖ/’　　　 {: : : : : ｰ-　- : : : :} : : ‘,
　　　　　　　　　 　 { { く < 　 　 >> ､:::,　-=ミ::: ､　　 }:::::V⌒ヽ{: : : : : : : : : : : : : /: : : : }
　　　　　　 　 　 　 辷 _L,_＼／_,｣ヽ /　 __ 　V/:＼ /､:: ′'⌒', ､: : : : : : : : : :／: : : ／
　　　　　　 　 　 　 　 ／/::} }＼ｰ'_ﾉ {　｛　 ＼}_:::::く　/:::{ /　　　､＼: : : -‐ : : : -＜
　　　 　 　 　 　 　 ／ { {:::::} }　 　/ ⌒`ヽ 　 　 二二二、- 、/⌒＼｀　‐- ､ : : : : ､:Y
　　　　　 　 　 　 / ／辷二ノ! 　 {　 γ⌒　　/ ./ 　 ）(_,ヽ　’ﾚ⌒ヽ V/　　 ヽ : : } }ﾉ
　　　　　　　　　/ . ／:: ::::::::::{　　‘,　 {　 　 Ⅴ 〈 ｰ'"＼/　}　！　 /　} 、　　　}: :ﾉ
　　　　 　 　 　 {//::::::::::::::::::::{　 　 ＼ ＼　　{ 　 ＼　　}　/　 ‘,　/　 ′＼　ｰ '"



648 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:02:44.76 ID:DPW1H5WO

│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　_」L...
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥｜│　,ｺ lﾆn
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││.〈<ｌ ﾜ/)）
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　｀`'´ ´
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　_」L...
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥｜│　,ｺ lﾆn
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││.〈<ｌ ﾜ/)）
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　｀`'´ ´
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　_」L...
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　,ｺ lﾆn
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥｜│.〈<ｌ ﾜ/)）
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　｀`'´ ´　　　　　あの暴君が碌な反撃も許されず
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　_」L...
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　,ｺ lﾆn　　　　　一方的に打ち据えられ四肢にいずれも深い傷を負わされ
│|∥┃│┃│∥ 　│┃∥││.〈<ｌ ﾜ/)）
│|∥┃│ 　 　 　 　 　 　∥││　｀`'´ ´　　　　　当分は使い物にならなくされた上で塔から落とされた
│|∥　 │ 　.､))l.　　　 　 ∥││　　/7
｜　　　　　　　| |. 　 ｎ. 　 　 ││　　.〉〉
　　　　　　　　 | |-―L! 　 　 ││　 〈〈
　=‐1　　　_.､_/-|__i'"　 　 　 ││　　.〉〉
　~ヽヽ__...ﾐﾐﾐﾐ::::ﾉ::::|￣ヽ 　 　　│　 〈〈
.　　 `ｰ┴`ー――''"＼ ヽ＿　 ｜　　.〉〉
　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽﾆ-┘　|　　 V
｜　　　　　　　　　　　　　 　 　 │　　､_...、
│|　 　 　 　 　 　 ┃ 　││││　　 つﾉ
│|∥ 　 　　 　 │┃　 ┃│││　　o　　＿
│|∥┃│ 　│∥┃│┃∥││　　o ／／
│|∥┃││┃∥┃│┃∥││　　<／
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││ <>



　　　　　　　　 　 　 　 　 -‐…‐- ､
　　　　　　　　　　 　 ／　　　 _ . .- ヽ…‐-. . ,ｘｾﾆﾆ=- ､　　 　 　 、
　　　　　　　　　 　 　 ＿_　／: : : : : ﾉ: - ､ : : :`'くニニニ＼　　 　 }ヽ
　　　 　 　 　 　 　 ／二／: : : ／⌒: : : : : ＼: : : :＼ニニニ＞- イニ}
　　　　　 　 　 　 /ニﾆ/: : : : .: : /: : :{: ヽ : : : ヽ: : : : ＼ニニニニ=-/
　　　　　　　　　/ニﾆ/: : : :/: : : { : : :{ : : : : : : : V/:‘,: : ヽ…‐- -‐'"
　　　　　 /{　 ./ニﾆ/:{: : :/: : : : {: : : { : : }: : : : : :V/:‘, : : }＼
.　　　　　{圦_/ニニ{: {: : √:{: : 八 : : V:/: : !: : : : ﾔ: : } : /:⌒、
　　　　　 V/ニﾆﾆ.人{ : √: ! /　{ ＼: V : : Ⅳ: : }: }: : ／: : : : }
　　　　　　`'ｰ- '" 7: {: : {: : {/-‐ ＼: :7 : : /,ｘぅぃ, }: : }: : }: : : }
　　　　　　　　　　/ : {: : {: : {　,ｘぅぃ｀ヽ:／　vツ ﾉ/: :/: : :}: : /　　　　　 　　 　　 表社会の実力者が己が生存競争の頂点に立っていると
　　　　　　　　 ／/: ∧ : V/ 〈　vツ　 　 　 　 　ノ: :/ : : : }: /
　　　　　 　 　 　 { : : : ＼ ＼:＞　　 　 ′　 　 ⌒ｿ: : : ／V　　　　　　　　　　　　勘違いして無謀にもこの無法都市の三強に挑み
　　　　　　　　　　＼{＼: {＼:＼ﾍ　　 　 r_,，　 ／-‐ :（
　　　　　　　 　 　 　 　 ｀　 {:~"''　＞ 　 __　 イ {: : :{ ⌒　　　　　　　　　　　　　　 例外なく死ぬか下僕として扱われてきたのにだ
　　　　　　　　　　　　　　 -‘, : :‘,/__ノ｀ヽ　　 /{: : :{ ､_＿
　　　　　 　 　 　 　 　 /　　 ﾟ, : : }､　　　 ＼ / ‘､: :乂　 　 ｀ヽ　　　　　　　　　　 メアリーは開いた口が塞がらない
　　　　　　　　　 　 　 ′　　 ﾟ, : :}　＼　　 r―㍉:＼:_:￣_　-‐ ‐-､　、
　　　　　　　　　　　　{　 　 　 ﾟ,: :{ ＼∧／{　　　V/ﾆ／-=ニニﾆﾆ＼ヽ
　　　　　　　　　　　 ！　　‘,　 Ⅵ : : `　､={　　__ 〉:/-=ニ二二二ﾆﾆﾊ‘,
　 　 　 　 　 　 　 　 ！　 　 〉　 ィ＞ ､: : `　､ニﾆ/-=ニニニﾆﾆ=-ィﾆ}ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / ／ニニニ}ｈ｡, : ヽ-=ニニニニニニく￣｀ヽ }
　　　　　　　　　　　､-‘,　　/-=ニニニニﾆ} : : }ニニニニニニニﾆ｀ヽ,　 }
　　　　　　　 　 　 　 ＼　{/-=ニ二ニﾆ=-ﾉ: : : }ニニニニニ=-{ ‐-~"''　 }
　　　　　　　　　　　　 〈ヽ{-=ニニニﾆ=-⌒ｿ: /-=ニニニﾆﾆ=-｀`ヽ､ 　 /〉
　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ.V/ニ二二ニ=-/／ニニ=- -=ニニニ／{　／:/
　　　　　　　　　　　 　 /∧＼ニニニニニニ＞'" ヽ／　／ ￣＿}／}/::::
　　　　　　 　 　 　 　 　 /∧　`'＜ニニ＞'" ｀`ヽ､ニﾆ./　／　　.| 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　 /∧　 　 .￣　　 　 　 　 ＼:/／　　　　レ'"



649 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:10:06.23 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:-─=ニニ=─-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : :/　　　　　)_ノ
　　　　　　　　　　　　 　 　 -‐-　　　丶:{　　＿＿_　　　-=ニﾆ=‐ _
　　　　　　　　　　　　　　/ﾆニﾆ＞''⌒‐-──: : : ､｀＜ニニニニﾆ＼
　　　　　　　　　　　　 　 |ﾆﾆ／: ／: : : : ', : : : : : : :`丶､丶､／⌒＼ニ＼
　　　　　　　　　　　　　 ｣_／: ／:{: : : : : : ', : : : : : :＼: : :＼: ＼ニニニニ＼
　　　　　　　　　　　　こ／ : /: : 八 : : : : 　', : : : : : : :‘，: : : : : :＼`'ｰ=ニニニ)
　　　　　　　　　　　　 / : : /: : : : : ＼:＼: : :＼: : : : : : :’, : : : : : : : :.　　￣￣　　　！！？！？！？
　　　　　　　　　　　／/: : :|: : : : : : : : ＼:＼: : :＼ : : : : : ', : : : : : : : :.
　　　　　　　　　_／/:/: : :｜: : : : : : |: : : ￣:｀`ー─‐ : : : |: : : :|: : : : :.
　　　　　　　　　　 / : : : |: | : : : : : :｜: : : : : : : : : | : : : : : |: : : :| : : : : :.
　　　　　　　　　　/: : : : :|: |: : : : : : :.|: : : : : :,､,､: 八: : : : : |: : : :|: : : : |:|
　　　　　　　　　　|: : : /: | : ヽ| :_､‐' |~: : | : : : : /‐-､、 : : |: : : :|: : : : |:|　　　　　　　 それだけに留まらず
　　　　　　　　　　|: : /|: : : :V匕＼ : | ＼|: : : : '　　　`ｰ-V: : : 〈: : :∨ﾉ
　　　　　　　　　　＼{ :|: : : : |ｨｆ灯尤气　|: :／ｨf尤竿灯ｱ|: : : : |: : : |　　　　　　　　　血を吸い続けて来なかったのに
　　　　　　　　　　　　八: : : :V} 　ヾこｿ ﾉ'ﾞ　 　 ヾこｿ　 / : : : : |: 八}
　　　　　　　　　　　　　 ＼: : 八"""　 　 '　　　　　"""/ : : : : /:/　ﾉ　　　　　　　　　自分を即座に吸血鬼と見抜き
　　　　　　　　　　　　　　 |:＼ﾄ-ゝ　　　　　　　　　U‐=彡__;／:/ 　 　 }ヽ
　　　　　　＿_　　 　 　 　 V: :∧込、 　 ,、　,、　　　イｰ/: : : :/: :ー-ノノ　　　　　　　大凡のこちらの事情を推理して当ててみせた
　　　_､‐''゛:_:_:_＼　　　　-‐∨: :∧‐ ＞　 ｀´　　＜ｰ-=/: : : :/--､ ‐''ﾞ
　　/: : :/⌒)ノ⌒　　/　 　　 V: : ∧　 〔_≧≦(＿|　　｛: : : : {　 　 ヽ
　　|: : ｛ 　　　　　　 |　　　 　 }: : : : ）　 /┌┐∧　　　＼＿: ＼　　‘，
　　|: : : ＼　　　　　 |　　　＿ﾉ: : ;ィ 　 /乂　乂∧　　 /-|　_): : :}　 　|　　 　　r‐ｍ｢ﾆI
　　丶 : : : ＼＿＿ノ:|　　/: r‐=ﾆﾆ∨/┌＜＞┐|＼/ニ／＿_ノ　　｜ γニニ=‐-┘|
　　　　 'ー------─|丶乂: ー‐':ﾉﾆ ＞─=─‐＜ ﾆニ(_∧　　　　　|/Ｖニニニニﾆノ
　　　　　_､‐''ﾞ-‐''´　｢ﾄL／≧=≦ニニニニニニニニニニ∧ |／　｢V └‐＜￣￣
　　　　　　　　　　　 V〉ﾞニニニニニニニニニニニニニニﾆV　｢Y/　　　 └／
　　　　　　　　　　　 /ニニニニニニニ丶‐ ／ニニニニニニ∨∨　　　　／
　　　　　　　　　　 _-ニニニニニニニニ ‐ ﾆニニニニニニﾆ‐V　　　 ／
　　　　　　　　　　_-ﾆニニニニニニニﾆ - ニニニニニニニニ‐_　 ／/
　　　　　　　　　　‐ﾆニニニニニニニニ - ﾆニニニニニニニﾆ-／L/
　　　　　　　　　　 -ニニニニニニニﾆﾉ - ﾆニニニニニニニﾆ‐ 　 /
　　　　　　　　　　　-ﾆニニニニニﾆ‐ ─‐ -ﾆニニニニニニﾆ‐　 /
　　　　 　 　 　 　 / 丶ﾆニニニﾆ／ ──‐ ＼ﾆニニニニﾆ／　 /
　　　　　　　　　 /　 　 ≧=─=≦ ────‐ ≧ｰ──=≦　／
　 　 　 　 　 　 /　　　／　}}　｀''＜)h､⊂X⊃_､rf〔＞''´　 /{￣



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿ _ ＿＿
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : ／─- 　 : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,..... _　∨: 〈　 　 　 　 )／
　　　　　　　　　　　　　　　　_=ﾆﾆﾆﾆ=-ヽ: ∨――-=ﾆﾆﾆﾆ=- _
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆ-: : : '"~: , :ヘ: : : : -=ﾆﾆﾆﾆﾆ=-_
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {ﾆﾆ- ／' : : : :/: : : : ＼: ヽ: : :-=ﾆﾆﾆ=-_
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 )': :／:/.: : : : :|: : : : : : : ヽ: :∨: :＼ニニ= _
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,:': :/ : /:i! : : : : |: : : : : : : : : :. :∨: : : 寸ﾆニ=_
　　　　　　　　　　　　　 /: :/: : :|i八: : : : :丶: : : : : : : :.}: : V: :＼ ＼ﾆﾆ=-_　　　,.
　　　　　　　　　　　　／: :/: :i : |ﾍ: :＼: : : : : ＼: : : : :,': : : :. : : :.ゝ( ＼ﾆﾆﾆ=ﾆ /
　　　　 　 　 　 　 ＜: :ノ:' :i :|:.八: ＼: 丶: : :斗ｬそミ/: : : : } :. : : : : i　 `　-　'"
　　　　　　　　　　　　/ : | :| :| 斗ｬそﾃ: : :)/,ｘ劣ミﾄ/: : : : / : :. : ∨/＼
　　　　　　　　　　　 ,' : i | :|八 :x劣ミﾄ: ／´　ヒ沙 i!: : : :/: : : }: : :∨/´
　　 　 　 　 　 　 　 {: :∧: :|: :从　ﾋ炒　　 　 　 　ノ: : ／: : : :/: : : :∨/　　　　　　　　　　　　　 だがそんな男がこちらに力を貸すと手を差し伸べて来てくれた
　　　　　　　　　　　 ):'　∧: : :∨:ゝ　 　´ 　 　-=ﾆ: :': : : : ／: : : : : /
　　　 　 　 　 　 　 　 ﾍﾉ: :＼ : ＼::.　　 ｰ　´　 ／ : : : ／: : : : : :／　　　　　　　　　　　　　　　 主人の意に背いて復活させようとしている元凶
　,.　　　　 ,　-―-　_　⌒) : : ﾆ=- '"＞､　　_,.　⌒,:.:／: : : : : :／
/{　　　 ／: : : : : : : : :＝―-―='"~-='"≧~i <> '"> ,': : : : :／　　　 　 　 　 　 _ ＿　　　　　　　クリムゾンよりも強いジャガノートを赤子扱いする相手だ
: :ゝ　 / ,.:i =-―-　 : :＿_ : - '"　　　-=三)r=┐/　 :: : : : (_　 　 　 ＿＿_､‐''ﾞ : : : :.ヽ
　-==- .{:i{　　　 　 　 -─-　,.　　 ￣ ''~ 　 ´" ､!＼{ : : : : : : ￣￣:_､‐''ﾞ ''ﾞ　　 ヽ: : : :}　　　　　こんなに心強いことはなかった
＿　　 八∧　 　 , '　 　 　 　 ヽ ／ ￣´"''　､　 }:. 八: : : : : : : : : _､‐''ﾞ<　　 　 　 i: : /
ｰ-　_ﾆ=-)ニヽ /　　　)　／　彡{　r―-　_　　 /::∧　´"'　 - '"　 　 　 '　　　　 /／
~"''～_ニ{ニニ}|　ゝ　'　(　 (((((i}:::.._　　 -=)／ ::::::∧　 ／ 　 ∧　　 　 |／'　 /( 　 ,. -=
- _~"'' ニ∨二|:.　　　 　 )／))))::::::::::::::::::::::r "~"::::::∧'　i　　/　 ＼ _／ /　　 ゝ- '"~
　　`ヽ{三ミ.ﾆ∧ ＼　　　ヾ彡 '::::::::::::,. -'" ／:::／ ／:::. i| 　 !　　 　 　 /＼＿＿
　　　　`～､ ニ/:.. . .`r＝:::::::::::::::::::/ﾆﾆﾆ/:::／ ／:::::::::::i| ＼| 　 　 　 ,' : : : : :､／
　　　 　 /∧` ':. .／ 八:::::::::::::r＝ﾆﾆﾆﾆﾆ=- '"~~~"''<::i|　　 ',　　　　:.: : :i: : :､:＼_　＿
.　　 　 /　 ∧　:. ＼ 　 丶:::::/ﾆ二r─<ﾆ,;'_ _,..　- '"~彡|　　 　 _､‐''ﾞ |: : :|: : : :＼ ￣
　　　 └─┐V/:. . .＼_,.. ,}=ﾆゝ- ゝﾆﾉ 　/￣￣/∧ 　 〉_､‐''ﾞ_　　　 |: : :| : : : : : ＼_
　　　 　 　 /　/. . . . . .ゝﾆニノ ＼＿／￣＼. . . . . . .＼'　　 　 ＼ 　 |: :从: : : : : : : :
.　　　　　　| _ _￣|. . ／ 　 　／＼ﾆﾆニニ二＼. . . . . . .＼:., 　 　 ＼ !: : : :＼_: : : : :
.　　　　　　|／|　 |／￣＼／. . . . .＼ﾆﾆニニニ` < . . . .／i!　　　　 N ＼_: : : : : :─
.　　　 　 　 　 |／　　 　 /:. . . . . . . . .＼二二二／. . ／　 .:　　　　 |: : : : : : : : ─-
　　　　　　　　　 　 　 　 ＼. . ＿　─ ￣丶 ニ/. . . ./　　 ,'　　　　 |!､: : : : : : : : : : :
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 7. . . . . . . . . . ＼|. . . . .＼　/ 　 　 　 |!　＼: : : : : : : : :



650 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:10:18.61 ID:bm9ZzGnz
想像もしてなかっただろうな

651 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:15:03.34 ID:91pm+RiS
SSRまでしか出ないはずと思い込んでたガチャでURが出た驚きに似てる

652 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:17:22.18 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,..､..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､‐''~　⌒ 　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : /　　　　 )/　_　-=- _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (: : : 〈　_､r-──＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿｀＞: : >: ／,: : : : ､: : :~''＜ﾆﾆ-_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_-ﾆ／: : : /￣: : {: : : : : :~''＜: : :＼ﾆﾆ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_-ﾆｱ: : : /: : : : : : : : : : : : : : : :.＼ : : ＼ﾆ-_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾆ/: /: :/: i{: : : : : : : :＼_＿: : : __,.＼: : :.V/ﾆ- _　-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{7:.:/: :/.: :八: : : :＼＿＿: : :　''^~￣..＼: :.V/ﾆﾆノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{': :, : :　: : : :.＼: : : : : : : :}(＿_ ＼: : : : :.＼: :ﾆ⌒_)}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,’,’: : { : : : i : : ＼￣.:''^~} ＼: : : : :.:i : ＼ : : :r‐　'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ノ /.: : :ｉ{ : : : ／´.: :‘, : : : : ,ｨ芹竿ミ:.:| : : : V/: ＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒' : : : :‘, :／　(｀＼: : : : :/　乂沙　}:.:| : : : : V/, : ＼(　　　　 だから素直に自分の事情と過去の経緯を話し
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ : :‘, :.‘i,:(' ,ｨ芹竿》: : /　　　, ,　,’: : : : :} : } / }: : :}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 人(: : ＼: Ⅳ' 乂沙 ⌒ '　　 　 -=彡: : :／: :.i/ /ノ /　　　　 二度と過ちを繰り返させないためにも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : 八: : : ＼;__　' '　　　　, ，　　　 ｲ-=ﾆ/.:/./ﾆ=-　_
　　　　　　　　　　　 ,､- ,_　　　　　　　　　　　　　　{: :/ /　'∧ : ＼__::..　　　　　　　　.::( : : :{⌒:.:/ﾆﾆﾆﾆﾆ-〉　　　今度こそ永遠の眠りにつかせてさしあげたいのだと伝えた
　　　　　　　　　　／: : : : :＼　　　　　　　　　　　　乂(_(　　＼: 〕iト　 ,,_≧s｡.　　_／　 ＼｀`～､、ﾆﾆﾆﾆ-/
　　　　　　　　 ／: :／ : : : : :.＼ 　　　　　　　　　　　_,,..､､ -=彡: : : ,ノ ⌒＼-=-〕iト'＾ ''「 ＼: ＼:~''＜ﾆ /
　　　　　　　 , : :／ : : : ／⌒: : .＼　　　　　　　　,　 ／: :／: :_､‐''/　　 　 　 ＼　L__)=厂￣ ＼:.＼: : :Y
.　　　　　　 /: : : : : : : ,　 ´￣｀　 :.:＼.　　　 　 　 ／: :／: ／<　./　　　　　　　　)}　／] <＾' }　}/ : :) : ,’
　　　　　　/: / : : : : :/＿＿＿　　　: :＼　　　　 ( : : , : : ' )-_-_/　__　　　　　 .:　7:::::::]-‐　￣-=ﾆ⌒)/(
.　　　　　/: / : : : : :/: : : : : : : : :~"''～　,,_　　　　＼ : :(　]　-_-_'-_-}　　　 ／:. /:::::::::]_(: :(￣￣ﾆ=-[. √/}
　　　　 /: / : : / : /￣￣￣ ~"''～　,,_: : : :＼　　　　⌒　]　/-_／}-{　　 ,.: ､.../:::::::::::::::::::ﾆ=-r-'⌒:::::::＼-{_
.　　／/: / : : / : /ィi「　￣￣￣ ~"''～　,,_: : :＼　　　　 7 〈-_/　 }.-L,,_/ : . v:::::::::::::::::::::::::::::::‘,::::::::::::::::::: ｀寸L
. ／:.:/: / : : / : /　　 ]i.､　　　　　　　　　　 -_: : ＼　　 /　 ＼}.._ﾉ-=[-/: : : 7:::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::::寸L
.(　(:, : , : : :/ : /　　　 ]　 ＼　　　　　　　　　　　-_:.＼/／⌒＼V　.／}: :.i＼}:::.､ ::::::::::::::::::::::::::, ::::::::::::::::::::::::::::::::}: :＼
. ＼i : i : : : : : : (　　　 ]　}￣＼　　　　　　　　　　　 ／ﾆ=-　　 V/／'‘, : ]　〕iト　　,,_::::::::::_,, ｲ::::::::::::::::::::::::::::::: 八: : .＼
　　 ＼ : : i : : { :.＼　　‘, ‘,. 　 ＼　　　　　　　 _ - ￣　　　 -=.／　　 ‘, ]＼　〕iト ＼ ￣　-=ﾆ=- _:::::::::::::::::／: : ＼ : : ＼
. 　 　 |:.: :.| : : |＼ : ~''～ ,,_/,. 　　＼　　 ._ - ￣　[　　　 :　　./ヽ　　　　‘,} ､＼ }.　 　＼￣ ＼_,.　- ≧ r＜　V/ : . _ -=ﾆL
. 　 　 |:.: :.| : : |＼＼　　　　L＿__ _　- ￣ '_-_-_-[　　　　　 /＼: ＼　　　‘i,::Vハ.　　 　 ＼{ ＞＜ }／ √　　 〕iト´-_-_-_-}:＼
. 　 　 |:.: :.| : : |:.　＼＼ r＿ 　,,_::::.V/-_／⌒'/-_[　　　　　/_ 　 ＼: ＼　　./,:}　 }　　　　　 ＼　 　 ／.√　　　　 ＼-_-_-_.},. -‐- _
. 　 　 |:.: :.| : : |　　　＼ >　/⌒＼::::.V/_,,..､-_}-_[.　　　　 /. 　　　　 : : : . . .ﾉ }　,　　　　　　 　 <>'　　{　　　　　 l　　'/-_-_＼::::::ヽ,,_V/
. 　 　 |:.: :.| : : |　　　　/{::::,::::/＾:::: ::::::}/:::::/-_}-_[　　　　 ,　　　　　　　: : ／　7 /　　　　　　　　　　　 .{　　　　　　l　　'/-_-_-_＼):::厂
. 　 　 |:.: :.| : : |　　　 ,.: {::::{::,’::::,:: :::::::i:::::/イ ,-_[　　　　.√　　　　　 _ -　 ／{ .{　　　　　　　　　　　　 {.　　　　　　　　 '/-_-_-_-_寸L
. 　 　 |:.: :.| : : |. 　 　L/{::::{ﾉ::::::::::ヽ:::: ィi「　/-_.[　　　　√ -　_ _ - ￣r／}:}: { .{　　　　　　　　　　　　 .'/　　　　　　　　.'/-_-_-_-_ V/
. 　 　 |:.: :.| : : |.　　　　└ '　｀ ¨¨⌒´　　　{-_-_[　　　 √　　　)　　 /:::::::::､:: { .{　　　　　　　　　　　　　'/　　　　　　　　 '/-_-_　ィi{



　　　　 ＿＿＿_
　　　／⌒　　⌒＼
..　／（ ー） 　（ー） ＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　　　　　だが目の前の男はそれで満足しない
|　　　　　|r┬-|　　　　　|
＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　　　余計な枷を壊した上で二人で
　r´､＿__∩∩＿_,　 /
　＼＿_　´人 ｀　＿ﾉ　　　　　　　　生き残れるようすると言って聞かなかった
　　ヽ 　￣　　￣ |
　　｜　　　　　　/
　　　|　　　ｒ　　/
　　　ヽ　　ヽ／
　　　　>__ノ;:::......



653 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:21:39.49 ID:bm9ZzGnz
これは惚れてまう

654 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:22:39.06 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 __
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／:. '"⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: :/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : ! _-ﾆニ=- _　_ -=ニﾆﾆ=- _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 乂_: -‐＼: : : ヽ〈ニニニニニニ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､丶:{: 丶: : :＼ : : : 寸ﾆ二ニニニ=-ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ : : : |: : : V/: : :＼ : : ＼-=ニニニニニ}ｈ､　 ﾉ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: :/: : : :L: _ : '/ : : : : ＼ : : ＼'": ￣ :"'＜ニニﾆノ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: { {` ‐-: -.'": : '/: :|: } : : ＼ : : ` ァ: : : : ',　￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{: : ヽ!: : : :ﾊ: : : : :!: : ! : : : : : 「 :￣:､: : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ！ : : |: : :/__丶: : :}: : }/: : : : : } : '/: :}: : : : : ‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾍ: : : l : "符I`ヽ ７: :/: : : : : :/ : : '/: ＼: ',: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼: !ﾉ　Vｿ ノ /: /: : : : : :/: : : : :!: : √: ',: : :ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 }:r　 　 　 　 〈／}: : : :/ : } : : : : | : /: : ハﾉヽ:}
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /∧ 　 　 　 　 ／ : ／: : /: : : : : : / : : {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {/!:　 ‐-　　 ∠:　イ/７: /: : : : : : /: ノ}/　　　　　　　　　　最悪赤き月の最中にエリザベートが目覚めて
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 乂.ハ　 　 　 　 　 /イ: : : /:７:/: :{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐-- .. ､　　　 / : : '　//: : :{　　　　　　　　　　　　他に被害が出る前に俺が止めてやると言ってのけてきた
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:.γ::{ 　 ／: ／　//: : __｣、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : :{ニ}／: :／　 .//くニﾆﾆ}　　　　　　　　　　　 流石に貴方でもそれは無理だと返すが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:／〈_／: : :/ 　 ／/ ／＼ニ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　-‐　‐-／ .: : : : :.{　　{: / "　　　　ｰ-　 .　　　　　　　　　どうしてそこまでしてくれるのと聞かずにはいられなかった
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　　　_/　/ : : : : : {　 ／　　　　　 　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 　 　 /　__.{: : : : : : :丶　 　 　 :.　　　　　　　　 V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　 _乂_Ⅴ.＼ : : : : : : ＼　　　 :.　　　　　 　 　 V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l 　 _!.＜ニニニニﾆヽ : : ､: : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _-ﾆニニニニニ}ﾆ/ﾆﾉ:ノﾆ` ､ : : }　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／-=ニニニニニニニニニニﾆﾉ ／ヽ 　 !/ 　 　 　 　 　 !
　　　　　　　　　　　　 　 　 !`/-=ニニニニﾆﾆ=/=!ニﾆﾆ=-∠ィこニﾊ 　| 　 　 　 ､ 　 ／}. ｧ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ！{-=ニニニニニﾆ/二{ニニニニニニニﾆ! ! !　　　　/::}／:: /:/
　　　　　　　　　　　　 　 　 ', V/二二二二ニニ=-{ニニニニニニニ=l/ 　 　 /V:: : ∧:: :/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　`'＜二二ニイニニ圦ニニニニニニ=ノァ {＼/:: :: :: 〈　〉/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 〉　　　√ ､::`'く二ニ=-＞ -=ニﾆ=- '"／　 |:: :: 〈 〉::_　-‐{
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｛ 　 　 √　 ＼:::ヾ'"::::／　　　　／　 '"　/　 |〈〉:.　'"　　　！
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ　　　 {　　 　 ヽ::::／　　　　／／　7　./{ 　 |／ 　 へ　　 ！
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　！　　　　.'"　　 　 ／／　　/　〈=ﾍ,　 !　／　　 ＼　 l
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　 　 　 　 ！　　　〈　〉 　 ／／　 　 /　. ∧ﾆ.／|/　 　 　 　 ＼!
　　　　　　 　 　 　 　 /　　 .. ､　　 r !　　　　V　／-‐ ‐- ､ ./／ /　{'": :/{　　　_　-　　}
　　　 　 　 　 　 　 ／:ヽ／:: :: ヽ／}　　 　 　 ／-､⌒ヽ　　/" 　 !　/ : : {　 　 く　 　 　 }
　　　　　　　　　／:: :イ ヽ ::.　-‐／　}　　 　 ⌒ヽ　,　/　 /{　 　 l / __〈⌒`　､　ヽ　　　l
　　　　 　 　 ／:: :: :: ::|　　´　／ﾊ　　　　　 ／　 }　}/　 /ﾆ{　　 _／　　　　 　 、　　ヽ .ﾞ
　　　 　 　 く_:: :: :: :: ::.!　 　 /::/ﾆ| /　　 ､ー..－..--.. ､　-‐ ニ _　　　　　　　　 ＼　 、〉
　 　 . ‐-　､_　} ..-㍉::l　　 /::::{二}　 　／ ＼:: :: :: :: :: ﾉ　　　　　 ｀　、　　 　 　 　 ヽ /
　　〈/__　　- ＼.:-､:::ヽ　 /:::::::!ﾆ/　_."-‐:＜ ＼:: :＜__　　　　　　　 /　　 　 ／ __　ノ
　　/.ノ　 　 　 ､〉::.',.ｰ.'.､_{:::__::ｊ..-‐ :::::::::::::::ム_ ﾉ :: :: :: ::.７ 　 　 　 /　 　 ／￣ : : ',
　　} ‐-　　　 `〈:::::::}:::}::::}:i.彡ﾊ'´:::::::::::::::::::::::／:: :: :: :: ::./ 　 　 　 / 　 ／ : : : : : : : ',
　 /-　 _　　-‐｛:::::/::/:::ﾉ::}_彡7:::::::::::::::::::::,ノ｀`～ ::,_ ::/ 　 　 　 /　／ 　 ヽ : : : : : : :.
　 `　.,,_　二 ィ::.:ノ_ノイ_:ノ彡/::::::::::::::::::／ﾆニ{_::_ :: : 7:: - .,_　 /／　｝､　　 V/: : : : : :＼
　　　　　　　　　　　￣/:::ゞ 〈::ノ､ノ‐＜ニニﾆ=-/::}: /:: ::.／:::: '":::｛　｝ ｝　　 V/ : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　 　 .ﾞ::::::::::::::::::::ﾔニニニニニ/:::::{/:: ／ :::::::::::::::::｛　｝ ｝　 　 V/: : : : ',＼: 丶　　 ﾉ
　　　　 　 　 　 　 　 l::::::::::::::::::ヽ::V/ニニニﾆ7::::::::{／:-:::::::::::::::::::::｛　｝ ｝ 　 　_V/: : : : ',　｀ ‐-　'"
　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::: ヽV/二ニニ{:::::::／:::::::::::::::::::::::::::::｛　｝ ｝　　( 　V/ : : : l
　 　 　 　 　 　 　 　 | :::::::::::::::::::::::::: 寸ニニﾆ|:: .::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｛　｝ ｝',　（　　ｊ: : :l: : :l
　 　 　 　 　 　 　 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::＼ニニ!/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｛　｝ ｝::',__´ ィ: : : :!: : :!
　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `'ｰ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｛　｝ ｝::::::::l : : : : : |: : :|



　　　　　　　 　 　 ／ニニ＞‐ 　7 　 { ｀ヽ‐＜ニニ＼
　　　　　　　　　 /ニニ／ 　 ／.′　 {　　 ＼　`'寸ニ＼
.　　　　　 　 　 /ﾆﾆ／　　／　 {　　 ！　　　 ヽ 　 ＼i/∧
　　　　　　 　 /二/　 　 /　　: ！　　 ﾟ,　　　 　 V/　 丶i∧
.　　　　　 　 /ニ/　　　/　　 :{　丶{ 、　 、　:!　　V/　　 ＼＼__ ノ}
　　　　､__／_..ノ ／　 .′　　!{　　 　 ` ‐-　 }　　 Ⅴ 　 　 } ‐-- '"
　　　　 ` ｰ-＼/　　 　　　　l {　 　 ,　 　 　 八　　 　　　　}く　　　　　　　！！？！？！？！？
　　　　　　 　 /　　　{　 } ／⌒　　　',　　　/⌒＼　:}　 V/:}　ヽ
　　　　　　　/{　　　 {　,ﾞ ＼{　＼　　:}　.／　　 　 ヽ}　　V/　　Ⅴ/
.　　　　　　/ :{　　　 {./　,ｘぅぃ、 ＼/／ 　 ,ｘぅぃ､　}　　 Ⅵ　　ヤ
　　　　 　 ′ {　 　 ！ く　辷rｿ　ｰ'"　　　 辷rｿ　ﾝ 　 　 }:}　　 }
.　　　　　 { 　 {　{ 　 ‘,　/::/::/::/　　 ,　 　 /::/::/::/ }　} 　 } 　 /　　　　　　　 そして彼はこう返してきた
　　　　　　 　 ‘, {　 :　′　　　　　　　　　 　 　 　 /　/　/ } ／
　　　　　　 ＼　＼　: 　 ＼　　 　 /⌒ヽ 　 　 　 /　/　/　「　　　　　　　　　　君の本心がそうは望んでいないからだ
　　 　 　 　 　 丁　　、　⌒　　　 {⌒⌒} 　 　 ／∠ イ　 /
.　　 　 　 　 　 {∧ 　 ＼ 　 .}ｈ｡　 ｰ-‐　　 イ /　　　.}／}　　　　　　　　　　　俺は君が笑って終われない結末は否定する
　　　　 　 　 　　__＼　　＼{　 {　≧==≦ 　 {/　　 ／　}/
　　　　　　 　 /´　　 `～､、＼　　 〈:::〉　　 /　 .／ ｰ-　　　　　　　　　　　　 だから笑ってくれよ報酬はそれだけでいいさと
.　　　　　 　 /　　　　 　 　 >　}　　/ .‘,　　{　 /　／　　 　 ヽ
　　 　 　 　 ′　　　　 　 /{__ノ／/　　‘,　 { ＼ ´
　　　　　　 {　　 　 　 }　 辷__ ヽ〈´ ￣ ｀〉::::>ノ　　 　 !/　　 ！
　　　 　 　 {　　　　　 } 　 /::::ｰ ':::::::::::::::::::::::ゞ‘i, 　 　 }　　　 ！
　　　　 　 ！　　 　 ／　/::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::‘i,　　 ,　 　 　 }
　　　　 　 　 　 　 /　／::::::::::::::::::::::::ヽ／::::::::::::::::‘i,　‘,
　 　 　 　 /∧　　{／::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::丶 ‘,　　　,ﾞ
　　　　　　 /∧　.′::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::::::＼}　　/
　　　　　　　/∧ !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::}　 ′
.　　　 　 　 　 　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::}　.ﾞ
　　　 　 　 　 　 ‘,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} :::::::::::::::::::::::::::::::::} .ﾞ
　　　　　　　　／ .丶:::::::::::::::::::::::::::::::: ,′:::::::::::::::::::::::::::::,′
　　　 　 　 ／　 .′ }＼:::::::::::::::::::::::: ,′::::::::::::::::::::::::::: /,′
　　 　 　 /　　　{　,.！　＼:::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::: / ′
　　　　　′　　　./::::{ 　 　 ＞-.　 -ﾍ :::::::::::::::::::::::／　 ::V/.
.　 　 　 {　　 　 /::::::‘,　　 　 　 ﾔ:::::::::＞ ---‐ '" 　 ,ﾞ::::::V/
.　 　 　 {　 　 ./:::::::::::‘,　　　　　ﾔ::::::::::::::::/　　　　 /:::::::::::V/



655 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:23:14.70 ID:AoYHJJGc
また口説いてる‥

656 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:23:37.68 ID:Fkf4YeR4
シド(うーんこれぞ主人公)

657 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:27:26.60 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　 ＿　　 　 　 　＿
　　　　 　 　 　 　 　 ／: : :｀ヽ　 　 ／ﾆﾆﾆ=-__
　　　　　　 　 　 　 /::/ ⌒_)/ ―-/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-__
　　　　　　　　　　 { : |／: : : : : : : ｀ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-__
　　　　　　　　 ＿ ゝ┘､: : : : ｀ :､: : : :＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-_＿ ＿
　　　　　　　/ -ﾆ／: : : :＼: : : : : ヽ : : : :＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆア
　　　　　 　 |-ﾆ7: :i: : : : : : :＼: : : : : V: : : : :V厂￣￣￣ア'´¨
　　　　　 　 |ﾆ/: :八､: : : : : : : :｀: : :ア V: : : : :V: : : : : :／
　　　　　　　V: :/: : :＼ : : : : : : : ／´ : V: : : : :i厂: ￣:｀ヽ
　　 　 　 　 /: /: : : :＼＼＿: イ.: i|＼: : } : : : : i|: : : : : : : :〉
　　　　　　/: /:: : : : : : :＼ : : : : : ﾘ-一-圦: : : 从 : : : : : 八　　　　　　　　　　　やる夫がこうも口当たりのいいことを言い続けたのは
　　 　 　 ｲ::/i{: : : : : ＼ : :＼ : : :/　_＿,､ ): : / 八: : : :/: /
.　　 　 　 {:{. i{ : 八 ｱ＾￣｀ヽ: : /ｨ㌻⌒¨ /: :/ :/ : :V:/／　　　　　　　　　　　　 好感度を積み重ねとけば戦場で邪魔だから下がれと言って
　　　　　　＼ У: :}h､ ,,ｨzｭ )／ 　/:/:/: /／ :/: : : ／ｲ
　　　 　 　 　 ヾ: : : : 〃/:/　 ､　　　 　 ´厶ｲ: :ノ: : : :ﾘ　　　　　　　　　　　　　　素直に聞かせるための措置であった
　　　　　　　　 ∧ : : : ∧　　　-　 ´　　／ /: : : : / )/
　　　　　　　　　 乂: : : :个s｡.　 　 　／　ノ: : : ／　′　　　　　　　　　　　　　　主への想いが一千年分溜まりに溜まっている相手に
　　　　　　　　　　　)/^7⌒: / ｀ ｰ<　／⌒ 厂:〔_
　　　　　　　　　　　　 /: : : (_／⌒/Yf／)) 乂: : : :｀ー__冖''^⌒)V　　　　　　　 正論だけで否定してもその場で関与したい気持ちが強すぎて効果が薄い
　　　　　　　　　　　　(_:_:_:_:_／i二(0){i￣　 ／`ー ' ´ V￣￣ ./ : 〉
　　　　　　　　　　／､ヽヽ⌒ア／／人　 / ;　　　　　　}: :＼ / ／
　　　　　　　　 ／｀ヽ `У／二ヽ/二ﾆ V　,　　　　　　:}: :＼:＼_
　　　　　　　 {( __ 弋 ソ (ﾆ＠ﾆ)/二二ﾆ}　:}　　　 ／:V : : : : : :＼_
　　　　　 ┌┤ｧ ´ﾆ二二／二二二二ﾆ} //＼／: : :└ｧ : : : : ＼:＼＿
　　　　　　|::::| {ﾆ二二 Y二二二二二ﾆ∧/: : : : :∧ : / : :＼: : : : ＼(⌒
.　　r―r-亠''八ﾆ二二{iﾆﾆ二二二ﾆﾆ:{: : : ∧: :〈　〉/ア: : : :＼: : : : ＼_
　　」＿|::::::::::::::::ヽﾆ二圦二二二二二」＼ 〈　〉: :〉〈//＼: : : : : ＼: : : : ＼＿
..　 ＼::::::::::::::::::／个ﾆﾆ个ﾆ二≧ﾆ=‐¨}　 〉,〉 '´__　./＼: ＼: : : : : ＼: : : :(⌒
　　　 ＼::::::::::/　　|ﾊ∞〆´￣二二二:}〉 '´, イ´_ Y:＼ :＼: ＼＼ : : :＼: : ＼_
　　　　　＼ / 　　:|　V´／￣　　　　 / ／ 　 | ∨{: : : ＼: ＼: ＼＼: : : ＼: : ＼_



658 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:28:51.15 ID:91pm+RiS
賢いしよく見てるが
後の後難を全く考えてない…ｗ

659 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:31:34.90 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 -‐…‐-
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　 ／
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿_　　 {　 .′　　　　　 _.､ -‐- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／-=二㍉八　{ ¨~￣~¨^''くニニﾆ=-＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /-=ﾆﾆ＞'" 　 ` ｰ-. : : : : : : :ヽ-=ニﾆ=-ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 √二.／: : : : ／: :／: : : : : : : : : : `'くニニ/∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {ﾆ／: : ／: :/: : /: : : : : : : : : : : : : : : ヽ-=ﾆﾆﾟ,
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〈＼ /: : : :/ : : ｛: : :{ : : : : : : : : : : : : : : : : : V/ﾆﾆ{
　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ/: : : :/ : : : : ＼:{: : : : : : : : : : : : : : : : :‘,: V/ﾆ辷ァ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : :／: : : : : : : : :{ : : : : : : } : : : : : : : : : :} : }ﾆ＞'´
　　　　　　　　　　　　　　　　/: : :⌒7: : : : : :‘, : :!: : : : : : :}! : : : : : : : : : } : 「
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 厶イ: : : {: : /{: : : ‘,: {: : : : /: / ､: : : : : : : : /: :！　　　　　　　　クレアと一緒にいなかったらやる夫に取り敢えず
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : ！/ ‘, -‐'"＼: : :/: ` ｰ-＼ : : : : /: : : ‘,
　　　　　　　　　　　　　　　　 {: : : : : :{　,ｧぅぃ､ ､_}: : : :/ ,ｘぅ笊ぃ, : ノ: : :{＼:}　　　　　　　 回復アイテムにされて邪魔だから
　　　　　　　　　　　　　　　　 {: ﾊ: : : : { 　 ﾋ＾ｿ　ﾉ: :／　辷＾ｿ　 ﾉ: : : : : :!
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 丶! V/: :‘,　/:/:/ｰ '"　　 /:/:/　 /: : : /: :乂　　　　　　　　　 こいつも斬って塔から蹴落としとくかと
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼: : ＼　　　　′　　　　　 厶: ／` ｰ ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 r㍉ }: : ￣ 、　　　＿ _　　　 　 ／: : :}　　　 　’,　　　　　　 ジャガノートと同じ扱いをされていたとは夢にも思わないメアリーである
　　　　　　　　　　　　　　　　　！　V/: : : : }ｈ｡　＇　ノ　 　 イ: : : : :/　　 　 　 ′
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　_！　ﾔ: : : : : : { ＞‐　-=≦ .／ : : : /　　　　　　 }
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　！　ﾔ＼: : : :‘,: ｀ヽ __　/　{: : : : :∧　　　　　　.ﾞ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 / 　 　 |　 ‘,　 ヽ: : : }`'ｰ/　〉.-=厶: : ://∧　 /　　 /
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 !　　 ,__ ‐-　 _r㍉: ／二} -‐ ㍉ニ∧:.{-=ﾆﾍ,/ 　／}／〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 ‘,　 /　 ＼　　}　}/-=ニ/　　 　 V/ニニニ/沁, "　　 /
　　　　　　 　 　 　 　 〈:｀ヽ √｀`ヽ ヽ ﾉ /-=ニ７ ＿_　　 ﾔﾆﾆニ二二沁,　　/
　　　　　　　　　　　　　V/: .ﾞ 　 　 } 　〉/-=ﾆニ{ 　 　 ｀`ヽ}-=ニニ二二沁, .′
　　　 　 　 　 　 　 　 /:ヽ:: {　 く　ﾉ／/-=ニニﾆ＞‐-　 -┘-=ニニニニ/∧
　　　　　　　　　　　　l｀`ヽ {　　 ヽ ／-=ニニニニニ=-V/-=ニ二二ニﾆ=-ﾉ
　　　　　　　　　　　　|:: :: :: ＼　 ﾉ／/-=ニニニニニ=-ヤ-=ニニニﾆ=-／
　　　　　　　　　　　　|:: :: :: ::ハ　::／-‐ ァ-=ニ二二ﾆ=-}-=ニ≧=--‐'" ′
　　　　　　　　　　　　|:: ::.／　　V :: ::／-=ﾆニ二ニﾆ=-/-=ニニ/　 　 /
　　　 　 　 　 　 　 〈＼ "　　　　丶/＾}ｈ｡-=ﾆニニ=-／-=ニニ/　 　 /
　　　　　　　　　　　‘,　＼　 　 　 / 　 　 ≧=-　-=彡-=ニﾆﾆ/　 　 /



660 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:31:41.28 ID:Xkdvsyo6
一千年もの間積み重ねられた本当の願いを言い当てられ、さらにそれを叶えてやるなんて言われて惚れないわけないやん

661 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:32:14.72 ID:bm9ZzGnz
邪魔の可能性は早めに処置しないとね(なお)

662 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:37:23.09 ID:DPW1H5WO

　　　　　 ＿＿__
　　　　／ヽ 　／＼
　　 ／（●）　（●）丶　　　　　 尚クレアからはあんた私が
　 /::⌒（__人__）⌒:::uヽ
　 l　　　 |r┬-|　　 　 l　　　　　言いたかったこと全部言ってくれちゃってもう！
　 ＼　　 `ー'´　　　／
　　/　　　　　　　　 ヽ　　　　　 私が二番煎じみたいで何も言う事なくなっちゃったじゃない！
　　し､　　　　　　 ﾄ､ﾉ
　　　 |　　　_　 　 l
　　　 !___/´　ヽ___l



　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　／　 　　　 　＼
　　　　　　　 ／　ヽ　　 ノ　 u 　＼
　　 　 　 ／´|　fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ,　　　|　　　　　　　　　　　ブシン祭の時と言いあんた私の邪魔ばっかしてなんなのよと
　　　　 /' 　 ＼ .（__人__）⌒`　　／
　　　　,ﾞ　 ／ )ヽ(,｀⌒ ´ 　　 ／ ヾ、　　　　　　　　　　ぷんすかした上でメアリーには
　　 　 |／_／　 / ￣￣￣　　 　　　ヽ
　　　 /／ 二二二7　　　　 　__ 　　　｀ヽ　　　　　　　　こいつスケコマシだから気を付けなさいと忠告する
　　　/'´r　-―一ｧ‐ﾞＴ´　'"´ 　　　　-‐ 　＼
　　 / // 　 广¨´ 　/'　　 　　　　´￣｀ヽ ⌒ヽ
　　ﾉ ' /　 ノ　`ー-　､___　　　　　 　 　 　 ヽ　　}
_／｀丶　/　　　　　　　　￣`ー-- {.　　　 　　　ｲ



663 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:39:29.72 ID:91pm+RiS
でも童貞ですよ、この人
って言われたらメンタルが死にそうｗ

664 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:42:45.15 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　童貞のスケコマシなんて存在する訳ねーだろ！
　　　　　　　　＿
　　　　　　 _´＿　_` ､　　　　　　 酷い言いがかりだ！と返したいやる夫だったが
　 　 　 ／‘=’ﾆ ‘=’u‘.
　　 　 i　　└‐' ｰ'　　ｕ‘.　　　　 俺は童貞だ！などと主張するのは恥ずかしい上
　　　　ヽ　　　　　　　　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうせ信じて貰えないと甘んじて受け入れる



　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　::＼::::::／::: u＼　　　　　　いやごめん……やっぱつれーわ
　　　／ 　（⌒）:::::::（⌒）　　ヽ
　 　 |　　 　 （__人__）　　u　　|　　　　 だって童貞だもん
　　　＼　　　　`‐'´　　　 　／
　　　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　　ｨヽ



665 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:43:14.63 ID:Fkf4YeR4
かわいそ

667 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:45:52.34 ID:xeg28hu4
助けた娼婦の人たちにはバレてる可能性

668 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:46:18.40 ID:Xkdvsyo6
でも下手に童貞捨てると肉食獣たちに貪られる運命

669 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:47:36.74 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ /　 ｀ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __/　　{　/　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..-‐＞''^~￣~ﾟ"''＜::::｀`ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::／ 　 　 　 　 　 　 ` ､/ニ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_／:::::/　　　　　　　　 　 　 ＼ヽニﾆ＼__
　　　　　　　　　　　　　 　 ／ニニﾆV　 /　　　　　　 　 ＼　　 ’,V/ニニﾆ＞ｘ、
　　　　　 　 　 　 　 　 _／ニニニ=-{　/　{　　　　　　　 　 ’,　 　_}ニニニニニ=-
　　　　　 　 　 　 _､＜二二ﾆ／⌒ヽ{ .′ 　 　 　 l　 { 、　　‘,　 { V/ニﾆ／-　　　　 ｀ヽ
　　　　　　　_､＜ニニニﾆ／ ／ﾆ＼{ {　　}､ 　 　 　 { _＼ 　 }　 {.､＼ﾆ/　 　 　 ヽ 　 　 ’,
　　 　 　 ／~￣~"'＜ﾆ／　くﾆﾆﾆﾆ！!　 ,ﾞ__＼　　 ´{　,ｘぅ竿㍉ }ﾆ=-￣~ﾟ"'' ┐　}　　　　}
　　 　 　 　 ／　　　／　　　 〉二ニ7} ‘,/,ｘ笊ぃ､､　 { "乂ソ }　 }ニﾆ{ ｰ　（__）!　 〉　 　 /
　　　　 {　〈　　ｰ-.〈 (__） _／ニニﾆ{ }　丶　乂ソ　＼{　　　　}　 }-‐㍉‐-　ｎ　.}　′　 ､`　　　　　　　　ベアトリクスには交換条件を多数出すことにより
　　　　 {　　　　　 ∧　 〈ニニニﾆﾆ/／　 ヽ　　　　 '　　　　 } /　　　 V/ﾆﾆ} / .ﾞ 　 ､`: :',
　　　　 　 　 　 　 /∧　　 V/ニﾆ／ニ=}　 }丶 　 　 - '　 ／ {　　　 　 〉ニ//　{ 　/: : : : ',　　　　　　　 取り引きが成立して既に塔に先んじて入った者以外
　　　　　 ＼　 　 　 　 ､　　V/ﾆ/ニニﾆ}　/ニﾆ≧=--　　　{ {　　　　./ニ// 　 _.ノ: : : : : :′
　　　　　　　＞-　 _　　 ＼　＼ニニニ=} .ﾞニニ/　 　 〈〉 　 : {. ＿ ／ニ// ￣　 ,ﾞ : : : : : : :}　　　　　　 下から誰かが乱入してくることはない
　　　　　 　 {: : : : :￣: : ‐　＼__　-=ニﾆ} }ニﾆ/　　　／＼　　 ＼ﾆ=-. ／　　　 / : : : : : : : :
　　　　　　　＼: : : : : : : : : : ＞ ￣　 ‐-. {ﾆ二{ ､__／く::::::>＼_∧ ∨／:　　 　 / ＼: : : : : : :}
　　　　　　　　 ヽ: : : : : _ -:::::::/ : ` ､ 　{ { ￣　　 　 　 ｀´　　 　 }　l 　 { :.　　/: ‘,::::＼ : : : :
　　 　 　 　 　 　 ’,:_ -::::::::::／ : : : : :＼{　､　　 　 　 　 　 　 　 ﾉ.ノ 　 ‘,　:. .ﾞ : : ‘,::::::::＼ /
　　　　　　　　　　　　＼:／: : : : : : :__／` ｰ-　　　　　}　　 　 　 　 ＿　 ’,　{: : : : ‘,::::::/
　　　　　 　 　 　 　 　 .: : : : : : : : √二二二＞｡.,,_　 ,ﾞ　　 _､s≦二二］　 ′: : : : : :丶′
　　　　　　　 　 　 　 〈: : : : : : : : / 　 　 ~"''＜二ニ7ﾞr＜ﾆﾆ:＞''^~￣｀`ヽ.} }: : : : : : : 〉
　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ : : : : : {　 　 　 　 　 `'寸/　＼≫'"　　　　 　 　 },′: : : : :./
　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼: : : ‘,　　　　　　　　　／: .、 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : :/
　　　　　　　　　　　　　　　　＼: : ＼_　　　_　　-=ﾆ￣ﾆ=-　　_　　　 _ ィ : : : : : ／
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼: : : }￣}ｈ､　　　　　　　　 　 , ￣ﾆﾆ/: : : : ／
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 `' ‐}ﾆﾔ//ヽ　　　　　　　／/{ニﾆ:√-‐'"
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }ﾆ:ﾔ'//,}　　　 　 　 {///{ニﾆ√
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }ﾆ=}///}　　　 　 　 {///{ニﾆ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 }ﾆ////,}　　　 　 　 {///{ﾆニ{



.　 　 　 　　_　-――-　_
.　 　 　 　´　　　 　　　　｀
　　　／ ＼　　U　　　　　　＼
. 　 / 　 　 `ー　　 `ｰ'´￣｀　‘，
　　{　　　三三　　　三三　　　}　　　　それだけが救いである……いや言うほど救いか？
　　‘，　 　 (＿_人＿_)　 　 Ｊ/
　　　＼ ｕ　　　　　　 　 　 ／
　　　　 ｀¨７　　 ￣　　　 ‘，
　　　　　 /　　　　　　　 　 ‘，



670 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:51:40.76 ID:91pm+RiS
微妙ｗ

671 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:51:56.84 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.／ニニニ＞-=ニ≧=-{: /-==≦ニニﾆヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニﾆ／: : ／:￣: : : : /￣ヽ、: : ＼>くニﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　　　/ニﾆ／: ::／: : : :／: : : :i: : : : : ＼: : : : ＼Vﾆ!
　　　　　　　　　　　　　　 _.-ニニニﾆﾆУﾆﾆ/: : :/: : : : ::/: : : : ,: :|: : :ﾄ、: : ﾄ、: : : : : V:i、
　　　　　　　 _...:-===-:..くニニニﾆﾄ-≦ニ,.ｲ: : :./: : : : : /: : : : /: ::ﾄ、: |＼: : :|: : i: : : : Vﾄ-ィ!
　　　　　_..-ﾆ-======:ﾆﾊ:ヾくニニ≧=-ｲ: : ,..ｲ: : : : : : /: : : : /!: : : ＼|.: :.＼:ﾄ、:|: : : : :ﾄ=ｲ
　　　 _-ニニﾆ.:O:ニニﾆニﾊ::ヽ::`くﾆ≧--r: : :/: : : : :/: /: : : : i.|i: : :i: : : : : | :j`ー | : : : :ﾄﾆ＞
　　 /ニニニ::::::::::::ニニニニ!::::ト:_:::`ー/ｲ: : /: : : : :/: ∧i_:_:_|_|:|: : ::|: : : : :j:人:i: : :|: : : :i :「
　　/ニニニﾆ≧=≦ニニ:ニ:!::::Lﾆｼﾞ==ﾚ: : /: : : : : :「ﾌ."|,ﾄ、 | 「:ﾄ: :.|: : : -ﾅｘ_:V: : :| : : j、|
　 .iニニニニニニニニニﾆ:j:::::::| |-=ジ |: :ｲ: : : : |: :ﾚ_xxｚｭｘ__.- .＼/: : :ノ_,,,,_　 V :j: ﾙ'.ﾚﾊ、　　　　　　 チョットを見る目が学園で憧れの人を見る生徒よりも
　 .!ニニニニニニニニ:ニ:ﾘ:::::xジｲ/ __.|: /.ﾄ、: : |.-≦"うg甃「ヾ ./: :／,.ｨｵ悉::ｘ:,Vﾉ: :j |: i :}
　 .Vニ`iニニニニニニﾆノ::ｘｼﾞ//ｒ"　　Ｖ`.i:ﾄ: : :.ﾄ:: |`_,rゞｒ歹_ ../ジ′ rf然ｼ　≧: :/: ﾚ:|/　　　　　　　　ずっと明らかに熱いのを見て
　　|ニﾆ`<ニニニニニノ::xｼ/.i ./ .::::.　　　 V: ﾄ、|＼ﾄo,":/:/:/:.　　 ,:.　 `.-く= ./ｲ:/: :ﾉ!
　　|ニﾄ、ﾆ`<ﾆニ≧イ::://:::|..| |　:.....:　　　 .Ｖ:Y:ﾊ:人ﾐﾄ、　　　　　　　 .:/:/:/ ｲ,.イ＞":}　　　　　　　　　 メアリーこの娘大丈夫かしらと思うクレアだが
　　!ニ|. ＼ﾆ`＜::::::::::::::i |::::r┴|　　　　　　　.Ｖﾄj:.|: :i＼ 　　　ゝ、　　ノ　　 ,.ｲ|≦":...: ..j=7
　　{/ﾆ!|>ミi 〉ニニ≧ｘ:りﾄ:::_>x!　　　 　 　.:ﾉ ./乂j: : :|:i`ﾄ。　　　　　　,..イ| .| ﾚ　　　/:,ｲ　　　　　　　　 弟と近親相姦を目論む節がある己も十分変人なので
　　 V | ﾄミ| |:ニニ〈`iニ＞"::::::V　ﾄ .、 ,、:/　　_.У: :ﾉ: }モ__＞o。。＜ | ..|人!i　__／://
　　　V_`ーi |----＝V,_..-:::::ニ>iY＼.:::Y:::Уrﾆｲ: : : ノ:,.ｲ: : （ <コ Y: | ﾄ、人＿ V::_/./　　　　　　　　　 むしろこの場に性癖的な意味でぶっちぎりで危険人物だったりした
　　　 V:≧ﾆﾄ ｒ--＝ﾆiＶニ>::::,.ｨ.i|./::r"Уｨ{:: :{: :r≦:ﾄ　_.-ﾆ/￣￣ﾆﾄ、:_:ＴミУハﾐ.ｒ=!_
　　　　`Ｖ≧=ﾄVニ=--ﾄく::::,ｲiＶ::i|へ,＜三ﾆ）: :ヽニﾆＹﾆﾆ（の|:¨|,の）ニニУ r≦三ﾆく、
　　　　　 .V≧-| V--=ﾆj Vﾆﾆ| :i|,.::′ニ≧=イノ:ニニニﾆﾄﾐ≧-!-く=-Vﾆ人:,rー≦ニニ>、
　　　　　　 `<ﾆ:ﾄ_|ﾆﾆニﾄ、|ﾆﾆ:Vニニニニニﾚニニニﾆ/",.-r---ｒ--、Ｖニニニニニニﾆ:ﾊ
　　　　　　　　＼ニニニﾆYニﾆi{ニニニﾆ::::〇.:::::ニニニー≦ﾆ:Y:三ニ≦ﾆ:::::::〇:::::::ニニニ}
　　　　　　　　　 `＜ニニニﾆﾆi{ニニニﾆ:≧=≦ニニニニニニ::|:ニニニ:::::::::::::::::::::::ニニニ:}
　　　　　　　　　　　　￣.`ーニﾆV!ニニニニニニニニニニニニjニニニ≧ニニニ≦ニﾆﾆﾘ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Vニニニニニニニニニニ:ニ:人ニニニニニニニニニﾆ:ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vニニニニニニニニニニジ　 `<ニニニニニニニニジ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .`≦ニ≦ニニニﾆ≧=-."　　　　 `ー=ニ二二ニ=-."
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣



672 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:54:05.31 ID:91pm+RiS
うん、ねーちんが一番ヤバいわｗ

673 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 00:57:41.10 ID:pab9vllW
シド「やる夫、何とかしてくれ」

674 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 00:58:07.64 ID:DPW1H5WO

　　 ／￣￣￣＼　　　　　　　　 三人で塔の最上階に着いたやる夫は
　／　　　　　　　 ＼
/　　　 ─　　　─　ヽ　　　　　　儀式の場に元凶たるクリムゾンの気配がないのを見て
|　　　 （●） 　（●）　|
＼　　∩（__人/777／　　　　　　シドが既にかの人物を殺害済みであると確信
／　　（丶＿//// ＼



.　　　　　 　 　 __＿＿
.　　 　 　 　 ／　　　　＼　　　　　　　　俺と自分の姉を復活したエリザベートと引き合わせたい
　　　　　 ／ 　 　 　 　 　＼
　　　　／　⌒　 　 ー 　　　＼　　　　　こっちの読みは当たりかと
　　 　 |　 （●）　 （●）　　　　|
　　　　＼ 　（__人__）　　　　／　　　　　敢えて動きつつある贄の死体を見逃す
　 　 　 ／ 　 ｀⌒ ´　　　イ｀ヽ、
.　 　 , '　 　 　｀￣　 　 　 　 　 ＼



675 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:00:18.41 ID:91pm+RiS
さあ決戦だ

676 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 01:04:26.53 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　 _,,､ - ､,／ ／
　　　　　　　　　　 _-=- <: : : : : : :(.: : ( ~^''＜　 __
　　　 　 　 　 　 /. ﾆﾆﾆﾆ＼_､‐''~: :＼ ⌒＼: :〉ﾆﾆﾆ-_
　　　　 　 　 　 -ﾆ＼ﾆﾆ ／: : ／⌒:/￣/　￣＼ﾆﾆﾆ-_
　　　　　　　　 √ﾆﾆ}i:／: : ／: : : :/: : : {:‘,: :＼: :V/ﾆﾆ}
　 　 　 　_＿／ﾆﾆ乂': : : , ’: : : / {: : : :.‘,: }: : : '//,ﾆﾆ-_　__
.　　　　　〕iト=ﾆ=-':,’: : :/: / : :./: :‘,: : : : :＼ __:.}: : ＼ﾆﾆﾆﾆ)
　　　　　　/: :乂 /:{乂 / :ﾊ-―- i: :.＼＼＿_.ノ }: : : ＼(ﾆ／
.　　　　　八: ⌒/: :⌒/{: :{ '/: 八:.}: : : : : : ‐- ,,_,’: :.} : : .V/
.　　　　　　 )/:/i : : : : ) 《笊示ミ/: : : : ／}:/ {:/: / :} :}i :ﾉ
　　　　 　　八:八: : :/ :{:.:i.乂ソ./ : : ／.笊示./: /: ,’/√
　　　　　　 ＿＼: Y: : :从( :.:.:.　⌒　､　乂ソ Ⅵ: :／:./
　　　　 　 ‘,ﾆﾆ-) {: : 八:i:.U　　　　 　 .:.:.: /:／:.ノ}iﾌ
　　　 　 　 ＞,}ﾏ(:_＼: : :＼＼　‘ '　 　　<＼⌒ )///　　　　　　　　　　　　　その際クレアが死体をシドと勘違いしないよう
　　　　 ／:γ´　　 　 ): /: :)=.≧ -=ﾆ }(＼i:::}⌒＼(
　　　／:_､V　　　　 ノ.: :.／]{￣~^{__/<ヽヽ:::::V/　 V乂＿＿_　　　　　　　　 面が彼女に見えるよう密かに鋼糸で動かし
　　 (: :.{: :.‘,　　 　 )⌒／}__i{ ){ }( }＼‘i,::::::::::::.'/　 √: : : : : : : :｀:.
　　　＼＼:/,　　　(.: :(::::::::::::{二二_]::::::/,::::::::::::.[＼√＼＿￣): : : }　　　　　 奇襲を受け血を吸われないようフォローもする
　　　　　~^''/,.　 　Y:.｀`～､、￢-':::::::/: :/,::::::::::'/＼-_-/ [:./: : ／
　　　　　　　 /,.　　{:::::::::::): : ):､::::, :::::( : {＼〕iト" -_-_ /-_[': ／
　　　　　 　＼ /,} 八::::::::⌒:::::::}:::{::::::::⌒＼-_-_-_-_-_-_-[: (=- _
　　　　　　　　＼V　 }ｈ｡ __ ..ィ=-::.､ ::_:::: ｲ[-_-_-_-_-_ /.[: :乂_ﾉ‘i,
＿＿__,,..､､､ -‐ 7ﾑ　/~~}i　~"''〈〉''"~ { {⌒/}　-_-_-_ / [乂 __ ..ノ}:
＼　　　　　　／{-.ﾉ,/　　.}i　 ,,_　 ／=- /＾＼]　　 -_/　[/⌒): : ./)}
　 ＼_,,､-''／　.:{ノ:: ]　~^''.}i-_ ＼./:　／{ - _/]　　　　 ./: : : : ／: /＼
_､‐''~　.／　 .{　{/,:::::]　　/{.]:::::-_i:　/:::::::::::::::::{iV/　　 /ﾆ=-　-=ﾆ
.　　　/　　　: { .{ ‘,::::]　/ -_]::::::::::V::::::::::::::::::::::::√＞<,,_　_,,..ﾉ: : /＾＼
.　　./　　　　.:‘,{　 ＼]/-_-_＼:::::::ﾔ:::::::::::::::::::::::,’　＼＿＿ ､‐''~
　　 {/￣￣￣￣　　./_-_-_-_-＼:::ﾔ::::::::::::::::::::,’
￣／　　　　　　　　]-_-_-_-_-_√ ::ﾔ::::::::::::::::::{
.〈　　　　　　　　　 └ -　_ -= {::::::::::ﾔ:::::::::::::::::{.,_
　}　　　　　　　　　　　/::::::::::::/::::::::::::ﾔ:::::::::::::::::::::ヽ
　}　　　　　　　　　　 └}_}_}_/:::::::::::::/＼::::::::::::::::::::::..



..　　　　　＿＿＿_
　　　　／　―　　-＼
..　　／　 （●） 　（●）　　　　　　　は？これシドじゃないじゃない！
　／　　　　 （__人__）　＼
　|　　　　 　　｀ ⌒´　　　|　　　　　メアリー一体どういうこと！？と詰め寄る
.　＼　　　　　 　　　　 ／
.　　ノ　　　　　　　　　＼　　　　　　クレアの後ろに迫る魔の手を打ち払ったのだ
／´　 　　　　　　　　　　ヽ



677 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:08:30.90 ID:91pm+RiS
うーん
愉快な二人だ

678 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 01:10:25.08 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　／i
　　　　　　　　 　 　　||: |
　　　　　　　　 　 　　||: |
　　　　　　　　 　 　　||: |
　　　　　　　　 　 　　||: |
　　　　　　　　 　 　　||: |
　　　　　　　　 　 　　||: |
　　　　　　　　 　 　　||: |
　　　　　　　　 　 　　||: |
　　　　　　　　 　 　　||: |　　　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　 　 　　||: |　 　 　／　　 　 　＼
　　　　　　　　 　 　 〔[|]〕　　／　ヽ、　 　_ノ　＼
　　　　　　　　　　　 /ｿjﾍ ／ 　 （●） 　（●） 　 ＼
　　　　　　　　　 　　〔彡ﾍ|　 　 　 （__人__） 　　　　|
　　　　　　　 　　　　/⌒ヾ＼　　 　 ｀ ⌒´　　 　 ／　　　　　　　　　主人であるエリザベートの復活に凍りつくメアリーを尻目に
　　　　　　　 　 　　 ヾ___ｿ,,,__￣｀`"''''‐ｰ-─=ノハ
　　　　　　　 　 　 　 | 　 //｛¨`"''''ｰ─-､､,,____.,,ノ　　　　　　　　　　やる夫はようやく茶番は終わり
　　　　　　　　　　　 弋_ソ′i　　 　　　　　　 　/
　　　　　　　　　　　　　　　　i　　　　　　　　　　ｌ　　　　　　　　　　　ここからが本当の勝負だと
　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　　　　　　　　　i
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　 　 ＼　　　　　　　　　　気を引き締め直し戦いに望む
　　　　　　　　　　　　 ／　　　 　／´`＼　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　 　!　　　　く´　　　 　＼ 　　　 　ﾍ
　　　　　　　　　　　 　 ＼ 　　　＼ 　　　 　 ヽ　　　　 ﾍ
　　　　　　　　　　　 　 (´____＿___ノ 　　 　　　 ヽ　　　　ヘ
　　　　　　　　　　　 　　 ｀￣ ￣ 　　　　 　　　 　 ∨__＿___｀)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣￣￣´


VS　始祖エリザベート　ROUND１　【1D3:3】

１　【1D100:52】
２　【1D100:54】
３　初手はやる夫が手札を隠したまま完全に圧倒



679 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:11:13.12 ID:pab9vllW
さすやる

680 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:12:45.35 ID:m4mrG5P/
シド「やっぱり彼が主人公」（ご満悦）

681 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 01:15:19.94 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,.．-一=ｰ-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　＼_,,　　　 　 　　ヽ`ｰ-､il!i|i|i!l|iil|!ii|i!li|il!i|ii!|li|il|!iii|!lii|l!i|ii|!l|i
　　　　 　 　 　 i|ir<Yヾﾆヾ /　（　● ）　'' ―‐　　　 l 　　 ＼il!|ii|i!l|iil|!ii|i!li|il!|iii|!li|il!|iii!|liil|!iii!li
　 __r '´￣ヽli|il!iil|i|!ii|!(　　 |　 　 　 　 　（　● ） 　　.l　 　 　 ヽ
　!|i!{　　 　 ヾ　　 ヽ　 　 ヽ.＼　 (_,〈_ 　　 ,　　　　　 lノ 　 　 　 l
　　 ∨　　　 ヽ　　 l　　　　ヽ ＼ {l!il!iii!li7´　　　　 ／|　 　 　 　 |　　　　　 ブシン祭の時と同じくただ剣技と魔力操作のみで
　　　 ＼　　　　ｰ--ゝ──‐｀ｰ':≧ － '＿＿＿／　　　　　　 　 |
　　　　 {　　 　 　 ＼　 　 　 　 　 　 丶､　　　　 　　　　　　 　 　 l　　　　　まったく復活した始祖エリザベートを寄せ付けない
　　　　　＼　　　　　 `　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |
　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　そこには今のところ歴然たる格差があった
　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 `丶､　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　 　 　　　 　 　 　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.. -‐'´　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |



　　　　　　　　　　　　 ｨl:|
　　　　　　　　　　　　 |l::|
　　　　　　　　　　　　 |l::|
　　　　　　　　　　　　 |l::|
　　　　　　　　　　　　 |l::|
　　　　　　　　　　　　 |l::|
　　　　　　　　　　　　 |l::|
　　　　　　　　　　 　 ,j.l⊥、
　 　 　 　 　 　 　 　 《孑'f¨
　　　 　 　 　 　 　 　 Y:::勺　　　　　　　　　　やる夫がその気であったら
　　　　　　 　 　 　 　 j| 　 }
　　 　 　 　 　 　 　 　 }＿_}__　　　　　　　　　真の実力を見せる前に殺し切ることは実は簡単だった
　　　　　　　　　　　 ／ 　 　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 /＼　　／.　＼
　　　　　　　　　　 | (●)　( ●) 　|ｰｭ
　　　 　 　 　 　 　 ＼ (_人__)___／　　＼
　　 　 　 　 　 　 　 Ⅵ　　　　　　　r､　　＼
　　　　　　　　　　 　 ﾊ　　 　 　 　 }　＼　　l
　　　　　　　　　　　　∧　　　　　　|!　　|　　|



682 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:17:17.00 ID:Xkdvsyo6
シド：は？ボスが真の力を開放する前に倒すなんて面白くないじゃん（プンスカ

683 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:17:40.33 ID:m4mrG5P/
ラウンズの最上位が来ないと話にならないくらい強くなってないか、君ｗ

684 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 01:19:18.18 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼　　　　　　　　　　　　　 寝起きが弱いのはやる夫はメアリーから既に聞き出している
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　ィ
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　 ／／　　　　　　 もっと強くなった状態と戦わないと
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |／／
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／／　　　　　　　　　 シドは満足しないから殺さないだけで
　　　　　　　 　 ／　 　 　 ー‐ < ､／／＼
　　　　　　　　/　　/　　 　　 (⌒^ヘ>ｰ ､ }　　　　　　　　　 油断も慢心もない
　　　　　　 　 {　　⌒ー―一'⌒>へ.＿＿/



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,. -─ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ .∟ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .r 、 .／　／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,|　ヾ　／ .／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　/ ＼ ＼,／
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　｀¨ヾ､　_,>､_ゝ
　　　　　　 　　　　　　　　　　 ＿＿　　　 　　 　 　 ／　　　　､_,)
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 -´　　　 ｀ヽ　 　　　 .／　　　 ＿,ノ
　　　 　 　 　 　　　　　 ／ 　　　　　 　 ＼r-,.／　 　 ／´　　　　　　　　　　 自分がもし今度暴走したとしても
　　　　　　　　　　　 .／　　＼　　 　　　 　ヽ、＼　／
　　　　 　 　 　　　 /　（ ●）　　 ￣￣　　　　ヽ_」´　　　　　　　　　　　　　　止められる奴がいるんだってこと
　　　　　　　　　　 |:::⌒（__　　 （ ●）　　　　　.|ゞ
　　　　　　　　 　 　ヽ 　 　（__ﾉ ⌒::::　　　　　 .|、　　　　　　　　　　　　　　　その身に刻んでやるよエリザベート
　　　　 　 　 　　　|¨<＼ 　 　　　　　　　　　　/｀￣ゝ
　　　　　　　　　　 ＼_ﾌﾉ　　　＿__,.-‐'ｰく¨X´　 ,ヘ｀ヽ　　　　　　　　　　　 そうすりゃ死ぬだなんて考えやめるだろと啖呵をきって殺さない理由付けも忘れない
　　　　　　　　　 　 　 {　　　　ヽﾆ7　　＿_,＞'ヽ∠, 　 ﾊ
　　　　　　　　　　 　 {　　　 　　 ｀{ ／´ﾍ　　￣ ／｀ヽ__|
　　　　　　　　　 　 　 ､　　　　　　 ＼　 ､i　 　 /　 '´／_},. -rﾍ
　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　 　 　 　 　 ｀ﾄ､＼　 |　　/　　 ¨ ‐ _ﾉ　　 ＿
　　　　　　　 　 　 　 　 丶　 　 　 　 　 「｀ -二｀ヽ,ゝ.＿　　　 ｀´￣ ＜_
　　　　　　　　 　 　 　 　 .{　　 　 　 　 ヽ　　￣¨ ー一'¨　ｰ-､_　つ丶 二)
　　　　　　　　　　　 　　 　|　　　 　　　　＼　　　　　　　　　　　￣| ﾄ､ヽ
　　　　　　　　　 　　　　 　,ゝ　　　　　　　　＼　　　　　　 　 　 　 .Ｕ　｀′



685 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:23:30.93 ID:m4mrG5P/
シドの興奮が高まっていく

686 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:24:40.67 ID:Xkdvsyo6
そうやって新ヒロインたちの脳に自分の雄姿を焼き付けるから増えるんだゾ

687 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 01:28:26.39 ID:DPW1H5WO

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　‐-　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_　　 　 ｀`ヽ､ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｘくニニ}ｈ､ -‐… ､＼　Yﾆﾆ=- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／-=ニニﾆ=-〉: : : : : :`:.ヽﾉ⌒'くﾆハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／-=ニ二ﾆ=-／ : : ／: :/: : : : : : : :ヾﾆ}
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／-=ニニニ＞'".: : : : : : : :.{: : : : : : :ヽ : `､
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿ ..､イニニﾆﾆ＞'" ／: : /: : : : : :八 : : : : : : : : : : V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀`'＜二ﾆ=- "´: : ／ : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : : : : : :V/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : ／: : : : /: : : : : : : : : : : : :＼ : : : : : : : :V/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : : :.⌒ア: : :./ : : : : : {: : : :{: : : : : : : : : : : : : : :V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : /: : : ／: : : : : : : : : : : l: : : :ﾔ : : : : : : : }: : : : : : ﾔ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /／/ : : -‐ ７: : : : : : : : : :| ! -‐ ヤ ､ : : : : ‐-: : : : :} :}
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {: : : : : : ′/: : : : : : :./| !__＼ { 　 ＼ : : ハ: : : :/ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼: : : : { / : : : : : : : ィi灯Iぅぃ　　　　,xぅ ７ ／ /
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 __ ` ､: :{:! 、: :{ : : : {　乂:ソ　　 　 　 ﾋソ 〔: : { ′
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /ニ=-/ :八: ＼:＼ : ‘，:/:/:/　　　　:/:/:/ 厂: :}　　　　　　　 流石にあの彼でも復活した主には
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {ﾆﾆ=-.イ }: : : { ＼{＼: ＼　　　　　 　 ′ /}/: /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾔニニニ/:/: : }: : : ヽ　､⌒　　 　 ,__ｧ　 　 /イ　　　　　　　　 到底敵わないと悲観していたのに
　　　　　　　　　　 　 　 {＼ﾍ　　 　 　 }:＞‐: '": _､+'" ￣ ｀ヽ:!}ｈ｡.,_　 　 　 ／{
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼: : ｰ-　-‐ '"／: : ／　　　　　　　 V／⌒≧=‐く: : :{　　　　　　　　　　　 再び自分の諦観をいとも容易く打ち砕く
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ` ｰ- ／: : /: : :./　　　　　　 　 　 ‘,__｝　 丶 } : : ﾊ{
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ : : , 1 : : .′　　　　　　　　　 ‘,＼　　　}: : :{　　　　　　　　　　　　 眼の前の存在にメアリーはどこまでも見惚れていた
　　　　　　　　　　　 　 　 　 / : : ／　ヤ: :{　　　　　　　　　　　 ‘,　ヽ 　 } : : {
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: :／　　　 V/ﾑ　　　　　　　　 　 　 ‘,　 ’, ！: :！　　　　　　　　　　　 無数のイフを重ねなければ……
　　 　 　 　 　 _ .-‐-. ､　 /／/　　　　　V : }　　 　 、　　　　　 　 ’,　 ′ヽ: : ヽ、
. 　 　 _ . -‐／ : : : : : : ア" :/　　　　　　 } : }　　　　 ＼　　 　 　 　 ’, ノ　 }: : : ! ＼　　　　　　　　　実現しようもない未来がそこにあるのかもと
‐-..＜,_: :／: : : : : ､丶｀ 　 l:{　 　 　 　 _ノ : ﾞ　　　　　/:丶 　 　 　 　 ’, ｰ:'ﾞ: : :ﾉ　　丶
::::::::::::::::/ : : : : ／　　 　 　 !{　　　 　 ⌒ﾌノ 　 　 　 /:::::::‘i,　　　　　　 ’,:_:_／　} 　 　 ` ､
:::::::::::::::{: : : : :/　 　 　 　 　 {　　　　　　　　　　　 ／:::::::::/::‘i,　　　　　　 ’,　　 ！ ／　　 ヽ
:::::::::::: /: : : :厶　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／::::::::::::::{:::::{ ‘i,　　　　　　　　　！′
:::::::::::/: : : : :{::::＼　　　　　 　 　 　 　 　 ´　／::::::::::::::::::！:::‘,　’,　　　　 　 　 　 l　　　　　　,
:::::::://}: : : : {::::::::::＼　　　　　　 　 ／ _､+'":::::::::::::::::::::::::::}:::::: }　　　　　　　　 　 /　　 　 　 /
:::::/.:::::}: : :}､: .､::::::::::::`:...,_　　 　 _.､+'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::/ 　 　 ＼　　　　　′ 　 　 ／
::::::::::::/ : : !::＼:ヽ::::::::::::::::::￣::_/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿'"　　　　　 丶　 ／　　 　 ／
:::::::／: : : :}:::::::} : V/::::::::::_:　'"乂::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　イ 　 　 　 　 　 　 ／　　　　 , ﾟ
-‐. : : : ／‐-./ : : }-‐　´　　　 　 ≧=‐--　--‐=≦　　　　　　　　　　／　　 　 　 /
: : :_:　'"､__／: : ／　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 γ´　,　 　 　 ／
￣　 　 ｰ- -‐'"　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | ｢／／ /}　{



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,／　.ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　／.　／
　　　　　　　　　　　　　　　　 l 　 l´
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 やる夫は陰の実力者【だった】ようです　END
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　 ∧
　　　　　　　　　　　　／ ￣￣＼ ￣´'''‐． ,,_
　　　　　　　　　 　 / ヽ 　／　　 ﾍ　　　　　 〝‐..._　　　　　　　　　　　尚やる夫は意識をほぼエリザベートに全集中しているため
　　　 　 　 　 　 　 |（●） （●） ､'´ 　　　　_ 　 　　｀'‐、
　　　　　　　　　　 弋（_人_）／ 　__メ‐ｰ''´　,ﾆﾆ　　　　＼,　　　　　　　そんな熱視線を送られていることを意識もしていないというオチがある
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ 　／／　　　／　 ∧ ゛'- .._　　＼__
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／ ／ 　　 ／ .．亠ﾄ　ﾞｉ.　 　｀‐〟　 ＼
　　　　　　　　　 　 ／　／　　|　　,／　／　　　ヽィ　　　　 　＼, 　＼
　　　 　 　 　 　 ／　／＿　　＼_＿／ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ゛'-.._ ＼
　　 　 　 　 Lﾆ(＿メ／／三三三三三三三三ヲ　　　　　　 　 　 　 ＼,＼
　　　　　　　　 　 　 ￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾞｉ__l



688 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:29:18.99 ID:m4mrG5P/
乙
決着までは行かないか

689 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:30:24.43 ID:pab9vllW
乙
いい流れだからこのまま行きたかったが、流石に遅いか

690 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2024/02/02(金) 01:30:38.87 ID:DPW1H5WO
今日の投下はこれにて終了です

シド関わらなければヒロイン一切増えずに済むのがやる夫

しかしシドがいるせいで増え続ける罠

シドと違って自分でしかほぼ動かないせいである


691 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:35:26.90 ID:Xkdvsyo6
乙でした
実力的に頼りないが頼れる人間が（性的に）自分狙ってる面子ぐらいで下手に頼ると事が終わった後、そのままベッドイン待ったなしだからなぁ

692 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 01:41:04.61 ID:rHSoZiyp
乙でした
シドがクソ迷惑すぎる（今更かｗ）

696 ： 隔壁内の名無しさん ： 2024/02/02(金) 05:27:33.38 ID:FJllCV6D
乙でした。

シドがやる夫を動かしてるのが、陰庭作ってるのと同じムーヴと考えるとすごい納得しかないキャラクター増でホンマryってなる

コメント