リオン＝グンタは【夢】を見せるようです。　第46話

リオン＝グンタは【夢】を見せるようです。

2020年11月12日

3319 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 22:18:52 ID:TstZ82DI

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　　　　　　　　　　世界には数え切れない程の物語が存在しています。

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3320 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 22:23:27 ID:TstZ82DI: ===================================================================================================

　　例えばありふれた平和な日常を描いた物語もあれば、輝かしい青春の物語があったり

　　禁忌を破る物語もあれば、読んだ人の心を癒やす物語がこの世には星の数程生み出されているでしょう。

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3323 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 22:29:21 ID:TstZ82DI: ===================================================================================================

　　そしてそれらの物語には必ず元になったものがあります。

　　それらは大抵「実際に起きた事」をモチーフにして脚色されていく。

　　無から有を生み出すのは大変困難ですが、１を１０にするのは努力や工夫次第でいくらでもできるものですからね。

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3324 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 22:29:57 ID:Fedlmjxy: ゼロからは難しいからなぁ
3325 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 22:34:01 ID:TstZ82DI: ===================================================================================================

　　今から語るお話もまた「実際に起きた事」を一つの物語として作り変えたもの。

　　本来なら人の長い歴史の中で語られること無く、滅びたとある小国の物語。

　　その一部を今宵は語らせて頂きます。

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3326 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 22:34:33 ID:Fedlmjxy: ほほう
3327 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 22:34:55 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────┐
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3328 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 22:41:41 ID:TstZ82DI: / |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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┃　　　それは幾つもの国が立ち並ぶとある地方に存在する国でした。
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┃　　　気候は年間を通して安定、人の出入りは少なく、国民全員が顔見知りと言っても過言ではない程に閉鎖的
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┃　　　されど陰気な雰囲気など微塵も感じさせない平和な国です。
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3329 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 22:49:37 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ―-　、
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┃　　　町を行き交う人々はみな笑顔で隣人たちに挨拶を交わし、楽しげに談笑する光景は珍しくもなく
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┃　　　その時代では中々お目にかかれない絵に描いたような穏やかな国だったのは
┃
┃　　　その国の王様とお妃様がとても優しく、平和を愛する人だったからです。
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3330 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 22:54:18 ID:NHgch2r7: 優しい王様で平和なのは凄い
3331 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 22:58:52 ID:TNgcxn2G: やさしみ…
3332 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 22:59:22 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｊしｲ
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ノし': : : : /: : : : :/: :/: : { : : : /: :し':八 .ノしｲ: : : : }: :ノし': : : : /: : : : :/: :/: : { : : : /: :し':八 .ノしｲ
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┃　　　しかし悲しいことに、そんな穏やかで優しい時間は見るも無残に焼き払われてしまいます。
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3333 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:00:59 ID:Fedlmjxy: 無情！
3334 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:02:06 ID:M1SNEuAv: おぉブッダ！寝ていらっしゃるのですか！！
3335 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:04:13 ID:TstZ82DI: ;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:　| .l
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┃　　　一人の狡猾な貴族の男が自分こそが王にふさわしいと、優しい王様を暗殺してしまったのです。
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┃　　　どんなに平和な国にも狡賢い人間は生まれ、理不尽な事をしてくるもの。
┃
┃　　　貴族の男は数年も掛けてじわじわと計画を進め、ついに恐ろしい暴君になってしまいました。
┗
3336 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:05:02 ID:9oRDf/ul: 引き締めが足りませんでしたな…
3337 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:09:19 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||{}i　　　　　　　　i{}||
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　/.:/.:/.:.:./ 乍彡'､､､,,_　　　　 ,,,,,iｿﾉﾉ　　　/.:.:.:.:｀V:.:.:.:.:./ﾊﾊ/.:.:.:.:.:! 　　　ヾ.:ヽ　　　　__ ／　 i.: l:l :l: :l: /
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┃　　　そしてこの男、絵に描いたような悪人であり、王様になってからというもの贅の限りを尽くします。
┃
┃　　　弱き者から税を絞り上げ、富める者達全員にお金をばら撒くことで貴族たちの心を見事に掴んだのです。
┃
┃　　　逆らう者は問答無用で処刑。もはや以前のような優しい国は影も形もございません。
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3338 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:15:02 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___
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┃　　　暴君は昼夜を問わずに叫び続けます。
┃
┃　　　「もっと美味しいものを持って来い」「もっと高価なお酒を飲ませろ」と。
┃
┃　　　そうやって自らの欲を満たし続けたある日、暴君はこう言います。
┗
3339 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:17:40 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　 ,.　' ´　＿　　　ト　　　　　,.. -'´　　　　　`ヽ
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　　　　　　 ',　　　ヽ!　　　　　　　_　　　　　　　 /　　　 l
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　　　　　　　　`ｙ　`ｭ､._',　　 .:;u;.　　　　　 :;r,; 　 / 　　 /
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┃　　　　　　　「国中の美しい女を連れてこい」
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3340 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:18:56 ID:M1SNEuAv: あっ（察し）
3341 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:23:19 ID:TstZ82DI: / |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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丁¨¨|──ｉ|:::::|=:|====| |　_,,|＾|ｉ|;';';';';';';';爻爻⌒iii⌒ヽ爻爻淡淡
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┃　　　その日の暴君が住むお城に若く美しい女性が毎日一人また一人と連れて行かれ、
┃
┃　　　夜になると女性の泣き叫ぶ声が聞こえてきたそうです。
┃
┃　　　暴君が女性に何をしていたのかはもはや言うまでもないでしょう。
┗
3342 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:27:26 ID:M1SNEuAv: きっとアッツアツのおでん大根を……（違）
3343 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:29:14 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,..　≦ニ/ニニニ}////jニヽ_, }ﾊ/∧///ヽﾆ///}ニニニ|//,ﾊヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィ≦ニニニiニiニニニ {///.ｲ_ニニＹニﾍー､//ﾊﾉ-ィニj !ニニ}≧-{/ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 __ノニニニニニ{ニ|ニニr≧ヽ／戈ﾒ=彡_.ン´￣ }///}ﾆ}　ﾏ⌒ ､≦ﾅ_ ,.ﾊ//!
ニニニ≧､　　　　　　　　　　./ニニニニニニニニ{ニﾆ{､ﾑ∧_＿ニニﾆ{　ノ　{ .{////ﾝ}∧ ﾉ　{　〉__}/////|
ニニニニニ≧ ､　　　　　　　./ニニニニニニニニﾆ乂ニr'ﾉ´ニニ｀ヽー- へ_＞ｲ///ィﾆ≧､ニニニィﾆ////{
ニニニニニニニ≧ ､　　　　./ﾆ＞≦//≧､ニニニニニ≧＝=-- ､ニij≧:.:.:}:.:},＼////ﾑニニニニニﾆｲ////ﾑ　　　　　　　＿＿
ニニニニニニ.'////∧　　 /ﾆ//////////ﾑニニニニニニニニニニﾆ≧ヽ!:,{///ヽ///}ニニニニニ/ }/////}　　　　／　　　　ヽ
ニニニニニニ}/////∧　ﾑ.ﾉ///////////ニ≧=-ニニニニニニﾆ/´_,ｨf=-､ﾘ///∧/く＞-- ､.-―＜j///／　　　　/　　　　/　　 ',
ニニニニニニi//////ﾊ　.iﾆ!///////////´ ニニニニニニニニﾆ/ ﾉ }彡///ﾊ////,}//}　　　｀　　　ﾏ//{_　　　..ィ　　 /　/ィ / , }
ニニニニニニ}///////{　}ﾆ}//////////!:ニニニニニニニニニﾆ} }ゞﾍニ///ﾘ///ノ//乂＿　__,　　　ゞ/　￣ ´　__彡イ. /｀ヾイj/
ニニニニニ.｀Ｙ//////,∧iニV////////ﾉニニニニニニニニニニﾊ!　|　＞ ´￣　｀　＜////彡'　　　　ｲ／´ ￣　　　V .ﾊ rぇイ
ニニニニニニ}////////,}{ﾆﾆ∨/////くニニニニニニニニニニｲﾆ|　| .i　　／　ィ=-　＼_/,ﾑ　　　　　}/　　　　、　　 }/H{ Ｙ
ニニニニニニＶ///////,ﾑニﾆ}///////＼ニニニニニニニ .ィニニj从 |　∨　 ./　　　　｀ヾ|//＞､　　　　 {　　　 }　　ﾏiﾛ} ,
ニニニニニニ.ヽ//}//////}ﾆﾆ乂///////,}''＜ニニﾆ＞r''"´　∨ﾆﾆ{　 {. V　　/ __ ノ ∨ 　}}￣　　ﾏー―ﾍ　　　.ﾊ　　　!H/
ニﾆ＞-―-＜ﾆﾆ∨//////!ニニﾆ≧､////乂　　　　　 ′　　ﾉ ´￣ｰ }-|　| |z斗''　 ,_V } ﾊ　　　　 ',　　 } ゝr.イ .ﾍ　　 ∨
.／　　　 }　　＼ﾆ{//////,:} !ニニニﾆ＼/////≧.､　　　　　.／　　　　　{ﾑ!　N ﾏ歩　rぇj//　ヽ.　　　 ', 　 , 　｀　　ﾍ　　　',
′ 　　　 .ﾄ､　　ヽi//////.ﾊ}ニニニニニヽ/////ﾏ{_　　_,.／　　　　　ヾﾊ　{＼　　′ ｲｲヽ　｀ヽ　　}__ノ　　　　　　ﾊ　　 !
　　　　 iｰ|-ヽ　　　V/////ﾆ!ニニニニニニﾏ////}　　　　　　　、　　i 　 {　 }　|- 戈ｧァ'' ∨--＼　}ー '　　　　　　　　 ',.　 |
　　　i　}　j赱ﾒ.ﾏ　 !￣｀ヽ{ﾆ|',ニニニニニﾆﾉーへ.ﾍ　　　　　　　',　 J　　',　.,　|　 __ij　　　 V　　.}/　　　　　　　　　　　 }　 {_
　　　|　! ｲ /// }　 .|　　　ヾj }ヽニ/ニﾆﾆＶ　　　　　ヽ　　　　　 ',　　　　 V　ﾉ_} 乂ヽ　　　 V　乂　　　　　　　　　　　　 r≦/,}
　　　|　{　,　-､八　!　,　　ﾑヽニニニニﾆﾉ　　J　　　i　ー- ､　　　､　　　 .V {ﾛ} 　｀ヽ　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　 ‘ﾍ.ニ_ヽ
:、　　　 ! ゝノｲ/}　 ! {　　　V　ﾏﾆ＾ー=彡'| 　　　　.,　　　　}　　　ヽ　　　', .}H{ 　　...}＼.　　 ∨
　＼　　 V≧彡.ｿ　 {　､　　 ',　 ∨ニﾆく}　!　　　　　 .′　　　',　u.　　　',.　　 ', .{ﾛ}　 .:.:,ｫ　ヽ　　∨
　　＼.　ﾏ=r ^ヾヾミ=-'＼　 ',. 　Vニニ＼　　　　 /　　　　　　　　　　i　　　V.}H{≦´　　　＼　 .ﾑ-'＾^ｰｧ
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　　ヽ　　 ',　　　　',. 　　　 ',　　　',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ / /　/ /　　仲:}
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┃　　　暴君は連れてきた女性を何度も何度も犯し、その女性に飽きたらまた次の女性を犯し続けます。
┃
┃　　　そしてこの男、とても狡賢い。なんと飽きてしまった女性を自分に付き従う貴族や兵士に引き渡すではないですか。
┃
┃　　　「自分に忠誠を誓えばいい思いをさせてやる」と暴君は部下たちに餌を与えるのです。
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3344 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:37:51 ID:TstZ82DI: 　　　　／//////ニニニニニニニﾆiニニニ≧ ､
　　　/////////ニニニニヽニニニ{ ニ／ニニ/,ヽ　　　　　　|　　　　　　　　,イ￣i !
　　　i/////////ニニニニニ＼ニニ／ニニニ{//∧　　　　　|　　ヽ　　　　/j!:.:ｰ〈 ′
　　　|/////////ニニニニニニニﾆ′ニニニﾆ!//,∧　　　　 i　　　｀　　　｀¨ ヽ:.:）
　　　|/////////ニニニニニニニ:iニニニニニi////ﾊ＞--､ﾉ　　　　　 ,　ー--.i!´
　　　}/////////{ニニニニニニニ|ニニニニニニﾆ.／　　　＼　　　　{　　　 j
　　 .ハ////////i!ニニニニニニﾆ|ニニニニニﾆ　´　　　　　　　ヽ　　 !ー―､
　　///ヽ///////|ニニニニニニﾆ|ニニニニ.／　　　　　　　　　　､　 / 　　 }
　　i//////////,:ﾘニニニニニニ.人ニニﾆ／　　　　　__　　　　　　　　　　 {　/
　　|////-―-､／ニニニニニニニニニ.／　　　　　.ィヽ　　　　　　　､i.　　ヾ
　　!/////////＼ニニニニニニニニ／　　　　　.イ }　　　i　　　　 ..,,.. ヽ　　　＼ _
　　ﾏ//////////,ヽニニニニニﾆ＞　　　　,,.. イ///|　　　|　　　 .:.ゞ.:.　'　　　 .:.:.y
　　.＼//////////ﾊニニニニ／　　　　／ヽ.　∨/,:!　　　:,　　　｀　´　}　　　｀i
　　　　i＼/////////乂ニニ∠__　　　.ｲニﾆ:ﾊ　 ∨ }　　　ヽ.　　　　 .ｨ　　　　.′
　　　　|ニ＼////////////////ﾊ／ﾆニニﾆ! 　 ∨　　　　　≧=-　 ´　ヽ..__　イ
　　　　}ニニ≧=zz､//////////.i/|ﾆニニニﾆ|　.／　　　　　　　　　　 ′
　　　ノニニニニニﾆ＼//////i/|/jニﾆニﾆ.＞ ´　　　　　　　　　　　　　/_
　／ニニニニニニ＞ ⌒ﾏ/i:/,|ﾉイ-―　''´　　　　　u　　　　　　　　　／/i}
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ニニニニニﾆゝ' {/ /ニﾆi:､ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ゞ-',ー､/ﾉ
ニニニニニニニj_/ニニ::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 , 　　i′
ニニニニニニニニ/ニノ:{　　　　　　　　　 i　　　　　　　　／　　　　 :,.　　|
ニニニニニニニ／ニ,:::::::.　　　　　　　　　 ',　　　 __ 　"´ヽ　　　　　 i　　 ,
ニニニニニﾆ.／ニニ{:::::::::,　　　　　　　　　ﾏ ''"´　　　　　＼　　　 /　__　',
ニニニニﾆ／ニニ／乂:::::::,　　　　　　　 ',　　　　　　　､　　} i´ｱ.} .|
ニニニニニニﾆ／　　　￣:',.　　　　　　　　 ',　　　　　　　　　 j.ﾉ.{/ﾉ, !
ニニニニニﾆ／　　　　　　:,　　　　　　　 ',､　　　　　　　　 V　　 /ｲ/
ニニニニﾆイ　　　　　　　　　',　　　　　　　 ', ＼　　　　　　　　∨　　 ´
ニニニ＞''　　　　　　　　　　　',　　　　　　　　　 i　　＼.　　　　　　　∨
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┃　　　暴君が女性を犯す日々は止まることなく、犯されなかった女性の方が珍しくなる程の時間が経ちました。
┃
┃　　　国中の女性を犯した暴君はその欲望が満たされるどころか、「もっと、もっと美しい女を抱きたい」と叫びます。
┃
┃　　　そいてある日、暴君は兵士に一つの命令を下しました。
┗
3345 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:38:07 ID:NHgch2r7: うーんカスですね
3346 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:39:02 ID:Fedlmjxy: 屑だなぁ
3347 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:40:39 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'　 ,､　　＿　　--
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾉ:::::::;!　/
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　　　　　　　　　　　　　　 ,　´￣｀　 ,. -―┴ '",.､ヽニﾆ
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　　　　　　　　　　 {ﾊ､ _ 　　 .'ヽ　,ﾍ　　　, ' .ｲﾆ＞'"
　　　　　　　　　　　　　 j:::::::'r―‐:{.ﾉノ .ﾉ　／,ｲﾆ／　 :.
　　　　　　　　　　　　 ,:　　 { ｉ　　{´ ／,　' ,.ｲﾆ／　　 ::.
　　　　　　　　　　　　 i.ヽ _　!,.!ィﾆl_,.／／ﾆﾆ/　　　　.:::
　　　　　　　　　　　　　 _! -‐ '"ｏ.}ﾆ{_, イニニﾆ' __ 　　 .::::
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　　　　　　　 / 　､　 {j ／　::::.ヽ.'ニﾆﾆlニﾆﾆｌ.l7 ./７　:::::::
.　　　　　　　 { ﾊ､ヾ　／　　:::::::::ｉ二二ﾆlニニ!.!l .//　,.ｲ'〉:
　　　　　　　　ｊ::; -‐./　　　　::::::::ｌニニﾆﾆ!ﾆﾆl ﾘ ''ﾞ　,ｲ／:::
　　　　　　　　ヽ{　　i.ri　　　 ::::::l二二ニニニl　　　 ".:::::::::
　　　　　　 ,. -― iﾆl.lﾘ /> 　 :::::lニニニニ,./´Y⌒i　 .::::::::
.　　　　　 {　　／ .:l ﾘ/ｲ,.ｨ!　:::::!ﾆﾆニ二{ {_　ﾉ　 :ｊ＿　-―
　　　　　 -l　,.' 　 ::l　　 '"　　::::!ﾆニニニヽ!.　ヽ￣｀,--､_ ,,,,
　　　／ ::;ィil7ｨｒｌ.,ﾍ　　 _,.-=ｌニニﾆiニニヽ_'"ヽノ_　 .}7
　　 ',; ,　'ニ!!/　ヽ.{　ｰ='" 　ｌニニニlニニニニ＞､'二´o__
.　　 ll'7/.lﾆ_l　　 iﾆ｀ｰ‐ '"　ｌニニﾆﾆlニニニ',二二ニニﾆ
　　<{`-‐!_ヽ`=ニlﾆﾆニニニ,ニニニニ!二ニﾆﾆ,ニニニﾆﾆ
　　｀ー.l二二二ｌ二二iニニi二二二二lﾆi二ニニ,二二ニﾆ
　　　　ｌ二二二!ﾆﾆニｌﾆ二lニニニニﾆlﾆl二二二ニニニﾆ
.　　　ｌ二ｉﾆ二lﾆニ二lﾆニ!ﾆニ二二二ｌﾆlニニニニニニﾆ
　　　 !ﾆﾆｌﾆﾆlニニニ;ﾆﾆ,二二二ニﾆﾆ!ﾆl二二ニニニﾆﾆ
　　　ｌニニニlﾆﾆニ二二,ニニニニニニ!ﾆlニニニニニﾆﾆ
.　　 lニニニlﾆﾆニ二二iニニニニニﾆﾆ!二二ニニニニニ
　　ｌﾆ二二ｌﾆﾆ二二二lニニニニニニﾆ!ニニニニニニニ
.　　 !ﾆ二二lﾆﾆ二二二lニニニニニニニ!二二二ニニニﾆ
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┃　　　「逃げ出した前国王の妻を自分の前に連れてこい」
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┃　　　暴君は兵士たちの目の前でまだ年端もいかぬ少女の初めてを奪いながら命じます。
┃
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3348 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:46:09 ID:M1SNEuAv: 色欲・強欲・暴食・傲慢
色々とアウトっすねぇ
3349 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:46:41 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. -　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　＼＿　　　　 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐ﾆﾆ.'　　　　　　　ﾞ,‐-｀.ヽ／　＼
　　　　　　 ,. ‐　､　　　　　　　　 ,'"ｒ;;;;;;;;;;/　　　　　　　　 ';;;;;;;;;））.　　　ヽ.＿
　　　　／　　　ヽ.　　　　　　　　ト､＼;;;;;!　　　rｉ　lll　r, 　 l;;;i r'　l　　　　　ﾞ;;;;;;;)ヽ
　　 ,. 'ニ/　　　　　　' ﾆ.ヽ. 　　　　　ｒ'　ヽ l;;l　　〈i, li, .|| 〃i〉　ｌ;;ｌ l　ｌ,　lll　,, ,　l,. '"ｲl
　　l　(;;;;'　,.〈i　|| i〉.,,　';;;;} } 　　　 __ゝ'　__!_l;;!　　ヾヾ ll./'/'　　l;;!_!　.li,_ ll.〃/　l .{　 {.）
　ｒ､ヽヽヾ, l! ll l!〃　.!;;ｌ i.).＿-ニ二ヽ. { Ｏ　￣￣￣￣￣￣￣Ｏ｀/ニニﾆﾆ=-_￣!/ﾆ=-__
ィﾆ',　ｒ'"￣￣￣￣￣￣' ／ﾆニニ二二＼　　ト､　 ◯　　,.ｲ　　 ./二二ニニﾆﾆヽ仁ニニﾆヽ
ﾆ二ゝl, ° ﾄ､　Ｏ　.ノ!.／ニニニニニニ二＼　　ヽ　ー-一 .ノ　　ｲ二二二ニニニﾆ',ニニニニ',
ﾆニニﾑ　ヽ二二ノ/ニニニニニ二二二二＼　　｀ー一 ´　 ,.イ二二二二二二ニﾆi二二二ニi
ﾆニニ二ヽ､_　　　　/ニニニニニニニニニニ二＼. ＿＿_ , イ二二ニニニニニニニﾆl二二二ニl
ﾆニ二二二二二二{ﾆﾆニニニニニニニニ二二二ヽ二二二二二二二二二二二二二l二二二二l
ﾆニ二二二二二二lニニニニニニニニニ二二二二ヽ二二二二ニニニニニニニニニl二二二二l

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┃　　　多くの兵士はその命令を平静を装いながら、内心歓喜に打ち震え、従います。
┃
┃　　　なんせこの気前の良い王のことだ。お妃様に飽きたら自分たちが彼女を犯せるかもしれない。
┃
┃　　　そんな一縷の望みに胸を踊らせ、血眼になってお妃様を探します。
┗
3350 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:47:51 ID:Fedlmjxy: まあ、この流れだと妃は、ねぇw
3351 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:51:26 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　, '⌒ヽ　　　　　　　 , '⌒ヽ　　　　　　　　 , '⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　 _　 /. 　　 ',　_　　　　　_　 /. 　　 ',　_　　　　　　 _　 /. 　　 ',　_
　　　　　　　　　　　 { ￣￣￣￣￣ }　　　 { ￣￣￣￣￣ } 　　　　 { ￣￣￣￣￣ }
　　　　　　　　　　　　 l,.-――――-.l､　　　　l,.-――――-.l､　　　　　 l,.-――――-.l､
　　　　　　　　　　,. -=ﾆ二二二二二二ﾆ=＞､-=ﾆニニ二二ニﾆﾆ=-,. -=ﾆ二二二二二二ﾆ=＞､
.　　　　　　　　 /ﾆﾆニニニニニニニニ二二ﾑニニニ二二ニニニ/ﾆﾆニニニニニニニニ二二ﾑ
　　　　　　 /二二二二二二二二ニニニﾆﾑニ二二二二二二/二二二二二二二二ニニニﾆﾑ
　　　　　　 /ニニニニニニニニニニニニニﾑﾆﾆ二二二二ニ/ニニニニニニニニニニニニニﾑ
　　　　　　 /ニニ二二二二二二二二二二ニﾑニ二二二二ﾆ/ニニ二二二二二二二二二二ニﾑ
　　　　　　 /二二二二ニニニニニニニニ二二ﾑニ二二二ニ/二二二二ニニニニニニニニ二二ﾑ
　　　　　　 /二二二二二二二二二二二ニニﾆﾆﾑﾆ二二二ﾆ/二二二二二二二二二二二ニニﾆﾆﾑ
　　　　　 /二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆﾆﾑﾆニ二ニ/二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆﾆﾑ
　　　　　 /二二二二二二二二二二二二二ニニﾆﾑニ二ニ/二二二二二二二二二二二二二ニニﾆﾑ
　　　　　 /二二二二二二二二二二二二二ニニﾆﾆﾑﾆ二ﾆ/二二二二二二二二二二二二二ニニﾆﾆﾑ
　　　　　/二二二二二二二二二二二二二二ニニニﾑﾆニ/二二二二二二二二二二二二二二ニニニﾑ
　　　　 /二二二二二二二二二二二ニニニニニニニﾑ.ﾆ/二二二二二二二二二二二ニニニニニニニﾑ
　　　 /二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ∨二二二二二二二二二二二二二ニニニニニﾆﾑ
　　　 ,仁二二二二二二二二二二二二二二ニニニニﾆ,仁二二二二二二二二二二二二二ニニニニニﾆﾑ
.　　 ,仁二二二二二二二二二二二二二二ニニニニﾆ,仁二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾑ
　　　lニニニニニニ二二二二二二二二二二ニニニニl二二二二二二二二二二二二二ニニニニニニニニﾑ
　　 lニニニ二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆl二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾑ
.　　 lニニニニニ二二二二二二二二二二ニニニニニl二二二二二二二二二二二二二ニニニニニニニニニﾑ
.　　 !ニニニ二二二二二二二二二二二二二二ニニﾆ!ニニニニ二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆ}
.　　 !ニ二二二二二二二二二二二二二二ニニニニﾆ!ニ二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニニﾘ
.　　 lニニ二二二二二二二二二二二二二二二ニニﾆlニニ二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆア
　　＼ニ二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ＼ニ二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆﾆア
　　　　 `''マ二二二二二二二二二二二二二二ニニ-'"ﾆ.`''マ二二二二二二二二二二二二二二ニニ-'"
　　　　　　　｀",ー＝==＝-―''"⌒'ー＝＝-‐''"、-―'"⌒ﾞー―｀",ー＝==＝-―''"⌒'ー＝＝-‐''"、
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┃　　　一方、その命令を聞いて兜で隠された顔を歪ませた兵士たちもいました。
┃
┃　　　彼らは優しい前国王に忠誠を誓った兵士たちです。
┃
┃　　　実は彼らはお妃様がどこに隠れているのか知っているのでした。
┗
3352 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:51:55 ID:M1SNEuAv: 知っているのか雷電！？
3353 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:55:29 ID:TstZ82DI: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　、
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┃　　　というのもお妃様が逃げ出せたのは彼らが混乱に乗じて彼女を匿ったからです。
┃
┃　　　自分たちは敬愛する王を守れず、この悪魔のような男の暴虐の限りを止めることすらできない。
┃
┃　　　ならばせめてお妃様だけでも助けなければ王様に合わせる顔がないと嘆いたからです。
┗
3354 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/05(金) 23:56:57 ID:NHgch2r7: これこそ騎士道
3355 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/05(金) 23:59:32 ID:TstZ82DI: ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;';';';';';';';' .::.::. ′ .: : : ′　　　 : :　　/　 .: : : : : /⌒7‐‐乂_／⌒　 i:|／ i::::i=＝　／
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┃　　　その日の夜、誰もが寝静まった時間を見計らって一人の兵士が
┃
┃　　　国からさほど遠くない森の奥深くにある小さな小屋へと走っていきました。
┃
┃　　　そこは何かあった時、王族たちが身を隠すために作られた避難所です。
┗
3356 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:06:33 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬
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　　　　　　　　　　┬┴┬┴ 从　､{　ミ､{ 　ヽjヽ! ∨i|', ｉ{　　　　　　　　　｜ﾐ├┬┴┬┴
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┃　　　兵士が息を切らしながらドアを開け、小屋の中に入ると
┃
┃　　　金色の髪を腰まで伸ばした美しい女性が立っていました。
┃
┃　　　月の光が彼女の髪に反射してどこか神々しさすら感じ、兵士は思わず息を呑みます。
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3357 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:09:29 ID:nib2tN2X: メアリか
3358 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:10:55 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　 .　´.　　.　　　　　　　、丶
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┃　　　「そんなに息を切らしてどうしたのですか？」と金の髪の女性が微笑み、１杯の水を兵士に差し出しながら問う。
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┃　　　彼女こそが前国王が心から愛した女性であり、現在その身を危険にさらされている女性。
┃
┃　　　つまりはお妃様その人だった。
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3359 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:14:11 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 . ´／　　　　　／　; } 　、　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　!:　.' / .' 　ｲ; ' .′ '　ｼ从　/ﾘ :' ;　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　 .　,:ｌi　i :'__! '/ l'! / / ／　/ '　//| ' /　 .'　!
　　　　　　　　　　　　　　 ; /, !ｉ. 　　　　 l|7'/ /`ｰ-_=∠_-j '/,　 /
　　　　　　　　　　　　　 /' / !いﾍ　　　 ∨ /　　　　　｀ﾘ'/ 　/　 ′
　　　　　　　　　　　　 / / .::! ﾞﾐ　　　　　从　　　　　ノ//　/′ ′
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　　　　　　　　　　　　 '　　 , /　 '　ハ:丶　　 -- 　　／　/ ｲ∥′.
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　　　　　　　　　／　　'.::　' ／／ﾊ三三_≧Ｖj/_／／　 /ノi:＼　　′
　　　　　　　／　／.: ／／／' /;_}三三三}ﾆ／／　　/´:i:i:i:i:i:i＼′
　　　　　／　 '" .:／ ' 彡/"／}≦!ニ彡ア／ "　　 /i:i:i:i;i:ィ＝‐zﾐ:、
　　　　／　　 .::／彡'´／／....{≫ｩ､ﾆ７／´　／　/,:ィ彡i:i"´:i.i:i.ﾘ.}ﾞ､
　　　／　 ..:.:／／´ ／／.....,.イi:i:/ . '／　／　ｲ／´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:/i;ﾊ
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┃　　　兵士は差し出された水に目もくれずに叫ぶ。
┃
┃　　　「どうかここからお逃げください」「遠くないうちにここも見つかってしまいます」
┃
┃　　　その言葉を聞いたお妃様は悲しそうに目を細める。
┗
3360 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:17:05 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　／／／　　　　ヽ　､　 '.　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　/　′/　′　　　　　ﾊ　!　:　'.　.'.　゛
　　　　　　　　　　 .' '′ .'　′' ,　　　 ;　;　! .!　!　　ｉ　ハ
.　　　　　　　　　　ｉ ′　　i　.' .' 　 .:　 /　'/.'　!　|　 !　!i 　ﾊ
　　　　　　　　　　　　l !　! ｌ　l　| ｉ　 .:　/,　/ '　ﾉ　.:!　:!　ｌl　　 !
　　　　　　　　　　　 | l　|. !　l !l ｌ　 .　/, //' ／ｌ　/!　,!　!l 　　 !
　　　　　　　　　　　 |i ! ハﾞ、!ｌ !{　.: /, / ;／　 l / .! /lィ.ヽ　　 !
　　　　　　　　　　　　|'. '.{‐- ､い|! ‐.'ｩ'―-- ､....ﾚ　ﾘ.' lｰ､ } .!　l
　　　　　　　　　　　　|ﾞ､ハ　　ヾ lﾞ､｛　　　　　ﾞ ! ／　l｀}:. '/ l　 !
　　　　　　　　　　　 l　ゞΛ　　　゛｀　　　　　　 i　　 : l　'／: l　: |
　　　　　　　　　　　 |　 | ハ　ﾉ　　　　　　 l　　 : l'':´:i::: l　 : |
　　　　　　　　　　　 |　 |　丶｀ヽ　　　　　　　l　　 : !:::::::l:: l 　｜
　　　　　　　　　　　 l　 !　　 l＼　‐- 　　　. !　　 !;:::::::l: ｌ.:　 : |
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　　　　　　　　　 |　　　　 .!=‐-_､ハＶ´ _j / 　,´:::＼: .!:::　:: .!
　　　　　　　　 l　′ '　,{三三三>‐ｚ<７/　　j７:: :: ::＞.､ :: .!
　　　　　　　　 !// /　/!三三_ﾆ>‐《ﾆ'′　ｲ7:: :: :: :: :: ::＞.､
　　　　　　　　　 ;'/ /　/ ﾊ￣三／ '　/／／ﾊﾍ: :: :: :: :: ::,ィ'⌒:ヽ
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┃　　　「ついにこの日が来てしまったのですね？」お妃様は小さく呟く。
┃
┃　　　「いいえ、いいえ！まだ間に合います、貴女様だけでもどうかお逃げください！」兵士は力の限り叫ぶ。
┃
┗
3361 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:18:14 ID:6kbQapCH: （何故だろう、逆に打って出る日が来たのかと思ってしまった）
3362 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:19:34 ID:nib2tN2X: (この方は別人の可能性もあるよ)
3363 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:22:11 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　 -‐… 、
.　　　　　　　　　　　　 / ′　　ヽ
　　　　　　　　　　　　 ′　　　　　.
　　　　　　　　　　　　　′　　　　 |
　　　　　　　　　 ;　　,　/　　 |
　　　　　　　　　　　 /′/ .ｲ　　　 |
　　　　　　　　　　 /'　 / / l　　/　:!
　　　　　　　　　　/'　　'　'　ｌ　 /　 :ド:、
.　　　　　　　　 /′　 ! ｉ　 |　/ 　 :!.:.:.:,
　　　　　　　　/'　ｉ　　ｌ !　ｌ .'　　八:.:ｒ′
.　　　　　　　 {　　{　　',l 　 ',{　　 ',　ヾ
　　　　　　　、　 ',　　l　　 'l 　　 !　: ヽ
　　　　　　ヾ、　'.ヽ l　　 ',　　:　/;　',
　　　　　　　　　ヾ;　} } 　　 ! ゛　:, '/　　}'
　　　　　　　　　　 }　}'′ 　ﾘ　ノｲ　 ,　ﾉ′
　　　　　　　　　　 |, ′ 　／　彡　／ﾍ<
.　　　　　　　ノ　 . イ　／,　 .ｲ:.:.:.:.:.:ヽ
.　　　　　　／_ ィ彡'´　 ,{　{　 {:.:.:.:.:.:.:.:.';',
　　　　　／彡'ィ":.:{　／:乂ヽ､゛ｰ- ィ.:.:.:.',
　　　　　　　 /:.:.:八_(:.:.:.:.:.:￣:.:.｀:.:´.:.:.:.:.:.:',
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┃　　　「逃げてどうしろと言うのですか？あの方を失い、私が生きている理由なんてもう無いのです」
┃
┃　　　力無く、それど兵士の心には痛いくらいお妃様の絶望が伝わってきます。
┃
┃　　　兵士は言葉を詰まらせます。ここで彼女を逃さねばあの男にその身を汚される。
┃
┃　　　だがすでに彼女には生きる希望が無いのだと気づいてしまった。
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3364 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:28:31 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　 .　´.　　.　　　　　　　、丶
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　　　　　 }'::. :: :: :ﾊﾞ､ ∨ ﾄ､:: ::∨ｌ　l　l/:l　!::　./;^､:: :: :: ::∧
　　　　　　Λ:､:: :: { 　゛、゛{:: 〉､:: :Ｖ　!/:: :| : ﾞ::.//! !゛:: :: ::_:,'7
.　　　　　/' /'ヾｰ:::!　 / ゛､ ∨　l＼ﾞ､/／l {　Ｖ /;' ﾘ' }:ﾆ;:､;'/
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┃　　　かくなる上は彼女をあの方いる場所へと送ることが最善なのではないか？兵士は己の剣へと手を伸ばす。
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┃　　　お妃様はそれを見て、微笑み「ありがとうございます、〇〇◯ 」と兵士の名を口にする。
┃
┃　　　兵士は兜の下で涙を流し、剣をその手に掴み―――――
┃
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3365 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:33:14 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 |　　　そんな事は止めなさい。
　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_

　　　　　　　　　　　　　　__　 -=…へ
　　　　　　　　　　　-=　　　　　　　　　､，
　　　　　　　　厂¨　({　　　　　　＼　　　ヾ＼
　　　　　　　／　　＼　　　　　　ヽ　　　　＼__
　　　　　　　/　　　　　i{　　ﾄ､　|ハ　　',　Vx＼=ｰミ
　　　　　　 ,'　/　　　ﾄ　八　 {　斗-ヤ　 }　 Vﾇ　 =ｰ　＿ノ
　　　　　　i　;　　;' ‐|-∨ 　＼ {　ｆ笊う卞　　fミｽ　　＞⌒
　　　　　　 |　　　　 rfれ丐　　　　匕ンⅣ　::　トミ )⌒___　=ｰ
　　　　　　 |　{　　| 从乂り　　､　　　 /　; 　 |　Yヌi;i;i;i;i》
　　　　　　ﾚ八　ト､　ゝ　　　　　　　 /　 {:.　人〈i;i;i;|＼ン
　　　　　　＼{ 个込　　　ｰ　 ’　(　　'＜＿　ｰルV(
　　　　　　　ﾉ　小　)≧s。　_　イ{ ＼＿＿　)Vハ
　　　　　　 (　《ii乂ゝ＿ V＿　-=トｚ≦三三)/＿
　　　　　　　　　ﾙ≪iiﾘ￣)ﾉV《¨¨:::r≦三三三三三三≧
　　　　　　　　　　　ｆ≦三∨::∧三三三三三三三三≧ミ
　　　　　　　　　　　　　 V三ﾆr父ス三三＝―　￣￣　￣￣ヽ
　　　　　　　　　／三／/i:::i＼＼::::::::ヽ　.:＾ `ト。　　／＞｡
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　　　 /三三／　　　　　 }∧:::::::::::::/ ＼:::::::::::::::::¨¨へ　　　　　／i |／
　　 /ﾆ三／　　　　　　　i::∧:::::::::/　　＼::::::::::::::::::::::::＼　　/／| |:/　　　　__　＞
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【？？？】　　　ここで死んでもあいつには会えないわよ？

　　　　　　　　　 .なんせあいつが行った所とは真逆の所に貴女堕ちるもの。

┏
┃
┃　　　剣を抜こうとした瞬間、奥から銀色の髪の女性が現れ、二人を静止させる。
┃
┗
3366 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:33:54 ID:nib2tN2X: ベルさまー！
3367 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:35:02 ID:6kbQapCH: げぇっ！？ベル★様！！
3368 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:36:54 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　 l　i　!　 .!　|　　 / .' .'　 /　/ ｲ　 /　 | ! |　 ',　 l l　.!
.　　　　　　　 l　l　|　 l　 l　　/| .! ′/l　' /|ｌ　 ′　.: :ﾘ!　 li　l ｉ　:ｌ
.　　　　　 |　l　|　.!　! !　 '　l !　 / !: /　}!　/. '　/// l　 l ! ｉ i　:{
　　　　　　　 |　ｌ　|　!　.! 　 ∟⊥ ./.⊥'..,,, j　 /　 '.ｲ/,,..}　ﾘ｣ : '　;'!
　　　　　　 |　|　l　!　 '.　: {,　　　　　 '　/　／'/　　 ! /_j　/ .' |
　　　　　 |　l　.! l　　 ! ﾞ､l　　　　　　 /,ｨ／ /　　　 i´7' / /　:!
.　　　　　 |　l!　ｌ |　　Λ､ﾞ　　　　　　 "}/ _ノ ' 　　　　 ' "'／{　.:|
　　　　　　　|　ｌ|　l }　　 :Λヽ　　　　　 ′　　　　　　　イ!:　ｌ　:l!
　　　　　　 |　|l!　!;|　　　{:::.　　　　　　　　　　　　　　　 .:l:.! 　 l　l|
　　　　　 |　|l|　.!|!　　 '::::ヽ　　　　　　　 ′　　　 ..:l ｌ l　　 ! l|
.　　　　　 |　.!:l! l|:}!　　　Ⅵ::::::>､　　　　∠>　　　　／::.} !.:i　　Ｖ!
. 　　　　 |　.!::l'::|::}: 　　 Ⅵ::{､.:|` : .　　　　　 ..ィ:::::::::::.!.!ﾞ.:　　　'...、
　　　　　　 |　l.::.::::!::|　　　　Ⅵ,l ﾞ !、　.:＞... ..＜://::::::::::::.!ｌｉﾞ､　　　ﾞ､.､
.　　　　 ,|　l..:.::::::::l　　　 Ⅵ.:､　ヽ､、 .:.:..;ィ"/≡===┴}　ﾞ､　　 '....、
　　　　　　l!_..∟＞个.　　　　Ⅵ:.:､＿_ 　ヽ /　,ｨ'＝＝=‐-∧　ﾞ､　　　 ':ﾐ、
.　　　 ,ｲ´Ａ'´.:｝:.ﾞ:| l　　　　i Ⅵ三ﾆﾆヽ-┴ｲ彡"_三三三∧　ﾞ､　　 . ﾞ::ヽ
　　　 //A'/.:.;/.:.:.:|!. !　　　ｌ. Ⅵ三三ﾆ}-＝{≦=三三三ニΛ　ﾞ､　 l　';.:.ﾞ:､
　　　//A:.:': :7:: :: :.l!　.',　　 !　Ⅵ三三/}ｌ　l ∨=､_三三三/∧..､　ﾞ、ﾘ　 ;::､:ヽ、
　　/'/A: :: ::7 : :: :: l!　ヾ.　　.|　 l三=イ=} ｌ　:　∨/ヾ≠=ﾆ,ト､∧...、 ∨' 　 !::ヾ:Λ
.　//:A:: :: :: :: :: :: ::.:l:!　',ﾞ'､　:| 　 !イ三=7 .!　',　lＶ三三_,斗=‐,Λ...､./　　l　!::<ヾ》
. //:A: :: :: :: :: :: :: :: ﾞl!　 '､ヽ::! 　ｌ三三7.! .!　 ! l|:∨ﾆ/:/ヾ､７ﾆΛ../　　ﾘ　!::.:ﾞiΛ
/';':A: :: :: :: :: :: :: :: :: |:', 　丶ヽ　　ト､=,Λ!　!　.! l|.:.:∨:/:.:.:.:.!｀､{=冫　　 /　 j::.:∧ .゛、
∨｛:､: :: :: :: :: :: :: :: /:! ﾞ、.　丶＼ l{ヾV:.:Λ l　.! ﾘ.:.:.:./:.:.:.:.:.:ｌ.:.:／　　　,/　 /:.:/　'. ', ヽ
. ヾ{､:ヾ:: :: :: :: :: :: /.:.j', ﾞ::.、.　丶＼}　＼:.Λ!　ｌ/.:.:.ｲﾞヽ:.:.:.:.:ｌ/　　　 .ノ　 ,∧ｲ　　 ! ｉ　゛.
　/｀!:ﾐ､ﾞ: :: :: ::.:_:_:ィ´::ｌﾞ.　:ヽ、　丶＼　! ＼'､ /／ !　 {.:.:.:./　　／"　,人　＼　　l } 　 }
./　i:ｌ:!.:.ﾞ'ｰ=彡'7lｉ　Ⅵﾍﾍ /　＼　丶＼　,〉:Yﾍ　 |　/:.:.:/　..,ィ'／　,／:.j !ﾞヽ:､.二彡'　ﾘ
'　 .!ｌ:!:.: :: :: ::.::7l: '､､Ⅵ:∨ _ .ノ j:`::.､､　＼｝:|:/　 .!　',:.:/ ／:;'/ ,..イ´ ＼ﾘ:.:.:.:∧　 l　 /
───────────────────────────────────────────────
┏
┃　　　「真逆、どういうことなのベル？」
┃　　　
┃　　　お妃様はキョトンとした顔で銀の髪の女性に問う。
┗
3369 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:37:50 ID:6kbQapCH: 知り合いか
3370 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:41:49 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　,,　　――
　　　　　　　　　　　　 , 　 /⌒ヽ　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　／　 / 　　＼　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　 _r― 　　　　＼　　＼
　　　　　　「r '"　　　　　　　　＼　　ヽ　 i　　　　　　i
　　　　 i| !　　　　　　　　　＼　＼　 ∨人　　　　 |
　　　　　八　　　　　　　　／　＼　＼　i 　 }
. 　　　ｉ　＼　　　＼／　　　　　ヽ⌒ヽ　人　　　　　､
. 　　　 |　 |　ヽ　 ∨ ＼／､―＝ミ　　∨　}　　　　　　　―=彡
.　　　　ｉ|　人　＼　､ヽ〃vう}　　　i 　　 i　人　　　　　　　　乂
　　　　八　､＼　＼＼＞　ソ　　 '　　　乂　 }　　　＼　　 |iノ
　　　　　　､{＼　＞ _（ }　　　　　　/　　　/　}　人_　　　＼　从
　　　　　　　　　｀¨¨´　く　　　　 /　　　/　　ﾍ乂ノx-- ミ　}／
　　　　　　　　　　　　　 } ヽィﾉ　 `　　＿_／ｸ'/:ｉＹ⌒ヽ:ｉ:ｉ:∨
　　　　　　　　　　　　ノ /　个､　　　イ⌒〃/:ｉ:ｉ=-―― ミ:＞
　　　　　　　　　　　　{ 人　 |　　ゝ "ﾍﾊ才=／ニニニニニヽ
　　　　　　　　　　 '　　 ⌒）　ハ才≦=／ニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　 ' ⌒∨　 //＼'ニニニニニニニニニi
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ハ:ｉ:ｉ∨ ニニiニニニニニﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ__,|:ｉ:ｉ|:i∨ ､ﾆ |ニニニニ== '
　　　　　　　　　　　　　　　／_/= |:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ∨ ＼!ニニニニ==|
　　　　　　　　　　　　　　 , ニニニ |:ｉ:ｉ|_彡'　　ｉ＼ニニニニ|
　　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニ|:ｉ:ｉ|_i　　　　vヽ＼ニニﾆ:|
　　　　　　　　　　　 /ニニニニ=|:ｉ:ｉ|_|　　　　＼＼＼ニﾆ|
　　　　　　　　　　　　　/ニニニニニニニ;　　　 i／＼＼＼=!
　　　　　　　　　　　　 iニニニニニニニ=, 　　　 V: ／＼＼ vヽ
　　　　　　　　　　　　　 -=ニニニニニニ=,､　　　　K　　　　―､ﾆ＼
　　　　　　　　　　　 ∨ニニニニニニﾆ_ヽ　　　i:::＼　　　／iﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　 ∨ニニニニニニニ=＼　､＼:＼／:／!ニ=|
───────────────────────────────────────────────
【ベル】　　　そのままの意味よ。

　　　　　　　　お人好しのあいつが逝くなら間違いなく空の上だろうけど、

　　　　　　　　今ここで命を捨てるって言うならアンタは間違いなく地の底へしか逝けないわ。

┏
┃　　　突如現れた銀の髪の女性―――ベルと呼ばれる女性を兵士は知っている。
┃
┃　　　何故なら彼女もまた彼らが守らねばならない存在だからだ。
┗
3371 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:42:46 ID:nib2tN2X: 凄く地位が高い人なのかな
3372 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:47:21 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――--
　　　　　　　　　　　　　　　＿／　　　　 ' ⌒ヽ　`
　　　　　　　　　　　　　　　_/／　　　　　　　　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　 /　/　　/　　　　i|
.　　　　　　　　　　 /　/　　,　 | 　　 |i　　　ｉ　i 　|i　　 |Vi
.　　　　　　　　　　　 ' 　　　　|　　　八　　　|　|　从 ,,　 } 人| ､
　　　　　　　　　　　　i i　　 i　､　 |i　＼　 l,斗t≦ミ　ハ,ｿｉ　＼
　　　　　　　　　　　　| ﾊ　八__|_＼从＼　 /,xぅ''　Y´ /{,,Y 人　　ヽ
　　　　　　　　　　　　l'　　　ヽ|x=≠ミ　ヽ/ 　乂ソ　/ ,xしミ､＼　}i
　　　　　　　　　　　　　＼､　＼乂ソ　　　　　 /　（〃/}:.＼):)　从
　　　　　　　　　　　　　　　　トー≧､　　 ' _　 ,　乂_　ー┐:. Y i／
　　　　　　　　　　　　　　　　|　 { ､　ゝ　　　` 　　／/つ人へ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　＞⌒) } ≧　 -イ／r''"/　} } 　⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨´ 　）}'人ノ／ }¨´::::::人　∨´ ≧=- ､
　　　　　　　　　　　　＿＿ｒ― ミ/ / イ /　/ヽ::::／　ヽ }　　　 ―...＼
　　　　　　　　　　　(-----　¨　　　＼ { , ／::: ／　　／ﾉ　 /:.:/:∧_:.:i
　　　　　　　　　　　ゝr―-__　　＿_∨:::: ／　　／　 ―┐{:.:.:{>∇<:.|
　　　　　　　　　　　　　｀¨ゝ---／　＿_）-彡-=彡／:.:／{:.:l八:.:.≧彡へ
　　　　　　　　　　　　　　　/　/　／　＿ヽ――:.:.:.:.／　＼:＼＿／:.:.:.ｲ
　　　　　　　　　　　　 /　　∨ ／::::::::＼＼￣￣　　　／:.:.――=彡 |
.　　　　　　　　　　　 //　　人'':::::::::::::::::ヽ:::ヽ　　＼／:.:.:.／　　／人
　　　　　　　　　　　 ,　 /　／ /　}::::::::::::―::∨:::＼_　＼:.:.＼　　　／
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┏
┃　　　何を隠そう彼女も前国王の寵愛を授かったもう一人の女性。謂わば側室だ。
┃
┃　　　本人はそんな大層なものになった覚えはないと鼻で笑っているが、
┃
┃　　　お妃様はもちろん国民からも認められている才女だった。
┗
3373 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:49:14 ID:1nve/nKu: お、おう…
3374 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:49:50 ID:6kbQapCH: 金と銀の美女二人か
3375 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:51:31 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　__　 -=…へ
　　　　　　　　　　　-=　　　　　　　　　､，
　　　　　　　　厂¨　({　　　　　　＼　　　ヾ＼
　　　　　　　／　　＼　　　　　　ヽ　　　　＼__
　　　　　　　/　　　　　i{　　ﾄ､　|ハ　　',　Vx＼=ｰミ
　　　　　　 ,'　/　　　ﾄ　八　 {　斗-ヤ　 }　 Vﾇ　 =ｰ　＿ノ
　　　　　　i　;　　;' ‐|-∨ 　＼ {　ｆ笊う卞　　fミｽ　　＞⌒
　　　　　　 |　　　　 rfれ丐　　　　匕ンⅣ　::　トミ )⌒___　=ｰ
　　　　　　 |　{　　| 从乂り　　､　　　 /　; 　 |　Yヌi;i;i;i;i》
　　　　　　ﾚ八　ト､　ゝ　　　　　　　 /　 {:.　人〈i;i;i;|＼ン
　　　　　　＼{ 个込　　　ｰ　 ’　(　　'＜＿　ｰルV(
　　　　　　　ﾉ　小　)≧s。　_　イ{ ＼＿＿　)Vハ
　　　　　　 (　《ii乂ゝ＿ V＿　-=トｚ≦三三)/＿
　　　　　　　　　ﾙ≪iiﾘ￣)ﾉV《¨¨:::r≦三三三三三三≧
　　　　　　　　　　　ｆ≦三∨::∧三三三三三三三三≧ミ
　　　　　　　　　　　　　 V三ﾆr父ス三三＝―　￣￣　￣￣ヽ
　　　　　　　　　／三／/i:::i＼＼::::::::ヽ　.:＾ `ト。　　／＞｡
　　　　　　　　　／三〈__/ j:;::Vﾊ＼〉::::::::∨　　i　　゜＜／ | 「＞｡
　　　　　　　　　／三三/::::レ::!::::V:::::::::::::::::::ﾊ　　　　　＜」 | / /＼
　　　　　　　　／三三 /::::::::::::::';:::::::::::::;;;:::::::::::::,　,'　　　　　　＼/ /:::::::::ヽ
　　　　　　／三三三八:::::::::::::::::v::::::::::::::::::::::::::v{　　　　　　　　　Y:::::::::::::j
　　　　　／三三三イ　　y::::::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::V,　　　　　　 /|::::::／人
　　　　,‘三三三, ‘　　　 ::;:::::::::::::::::!:::::::::::::::＼::::::y　　　　　 /i |／／'　＼
　　　 /三三／　　　　　 }∧:::::::::::::/ ＼:::::::::::::::::¨¨へ　　　　　／i |／
　　 /ﾆ三／　　　　　　　i::∧:::::::::/　　＼::::::::::::::::::::::::＼　　/／| |:/　　　　__　＞
　　 ‐三／　　　　　　　　 |:::::::､::::〈　　;!　 /::::::::::::::::::::::::::::＼f 天==《　__　　⌒
　　_ ／　　　　　　　 |::::::::::::::::＼　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::V ﾄ＼{　⌒
　 _　　　　　　＿=-⌒ト､/ _〉::::::::＼/::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::|.」:＼〉ｰっ
───────────────────────────────────────────────
【ベル】　　　ほーら、さっさと逃げる準備しなさいな。

　　　　　　　　.追手がいつ来るかも分からないんでしょう？

　　　　　　　　　　　　　・　・　・　・　・　・　・　・　・
　　　　　　　　大丈夫、時間は稼いであげるから
3376 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:52:39 ID:1nve/nKu: 普通なら悲劇的な別れ、なんだけど…ｗ
3377 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 00:53:05 ID:6kbQapCH: 別に、アレを倒してしまっても（ｒｙ
3378 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 00:55:16 ID:HkeEWQ7e: 　　 ⅰ 　　 :.　　丶丶　 :.　Ｖ
　　 ⅰ　　､}　　　:.　:. 　 :.　∨
　　 ⅰ 　　　ﾄ､　 :. 　:.　:.　 :.:.　:.
　　￤　　ⅰ丶　:. 　 .　　:.∨Λ
　　 .　　　　　　 ∨ :.　 :.　　:} ∨ ﾔ
　　　ⅱ　　 ′　　∨:. 　:.　　}　i　 l
　　.　ﾘ　 /　　　　 Ⅵ!　　　 }　l　 |∨
　　// 　/,'=--- ―‐}l　　　　}　l　 |
　 '/′.ｲ/_　　　　　 }! ′ 　 ′j　ﾘ　∨
　/　〃　　　　　　 7/　　/　 ; 〃
'/ ﾚ　　　　　　〃 .:　ｲ　/Λ　　　∨
　　　　　　　　　／ ' ／ﾘ　/' 　丶
　　　　　　　　彡　／/／ :./　＼　＼　　　､
　　　　　　　　〃 /　　　:.　　　丶　＼　　＼
　　　　　　　　　　　Λ 　　 :.　　　　＼
　　　　　　　　　　 / 　　　　:.　　　　＼
　　　　　　　ｲ　ⅰ　　　 :.　　　　　　＼　　　　＼
― 　　　　／:ⅰ　:　　　　 :.　　　 :.　　＼　　　　＼
　　　　　　　　　:. ｌ　ⅰ 　　　 :.　　　 :. 　　丶
　　　ィ"　　　:. |　￤　　　　 :.　　　　 :.　　　 :. 　　　　:.
-＜　{　　　　　:. ｉ　ⅰ　　　　　 :.　　　　 :.　　　　 :.　　　　 :.
　　／￣￣ 7　:. ｌ　！　　　　　 :.　　　　 :. 　　　 :. 　　　 :.
　〃　　　 { 　:. !　ⅰ　　　　　 :.　　　　 :.　　　　 :. 　　　 .
───────────────────────────────────────────────
┏
┃　　　「何を言っているの、ベル？」　再びお妃様はベルに問う。
┃
┃　　　先程の事もきちんと答えてくれていないのにすぐに話題を変えるのが彼女の悪い癖だとお妃様は眉をひそめる。
┃
┃　　　それに時間を稼ぐとはどういうことなのか？
┗
3379 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:02:09 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　 /　　 /　　　　　　　{i　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　　　 ',
.　　　　　 /　　 /　　　　　　　　ヾ　　　　　　　　 }　　　 ,　　 |　!　　　 ',
.　　　　 ,′　 ,′　　　　/　　　　　　　　　 }　　 |　　　　｝　　|　i　　､　',
. 　　　 ,′ 　 {　　　　 ,′　　{　　　　　　 ,ﾊ _,.斗ｬ '7　/　　　　i　 !　　′
.　　　　ｲ /{　　{　　 {　　{　　　八{　　　 r/7｢厶r‐ぅ-ﾐ/　　 ,′ !　i　　､ }
　　　　　/,ﾊ　　　　 , 　 -─-_-ﾐ八　　 /ﾘ　'ﾟ {ﾄ　ﾉﾘ ”ﾉ}　 /　　 !　ﾍ　　＼
　　　　｛｛　',　 i　　 ' 　ヽﾝ'7¨ﾞ`'ﾄ　＼从' 　　弋;r少　从/ 　　 ! 　）　　丶、
　　　　　　　 '.　i　　 {＼lﾊ{弋 rzﾘ　　　　　　　 ´　　　　イ　　　　}　,ハ　　　　ヽ
　　　　　　　　ヽi 　 l八　ﾍ　 ' ¨´　　,　　　　　　　　　　ﾉ　　,′ }｀ヽ　〉　＼　 ',
　　　　　　　　　ヽ　＼`ト　、　　　｀　　　　　　　／　／　八　i　）　　　＼}
　　　　　　　　　　从　ノ　,ﾊ　　　　　 <´_￣′ 　／　　　　　 .ｲ　｀Y　）　｀ヽ　　ヽ
.　　　　　　　丿／　　　　ﾄ .　　　　　　　　〈　　　_,ノ=イ　乂　 { 人　　　〉　　）
　　　　　　｛／　　　丿　|l　 .._　　　　　_,. :ﾍ　　＼___｣厶ﾊr=小､─-ト、, jノ
　　　　　　　　〈(　　　（／　　〈j　　,＞ r‐ ´　＿_＼＿___　　　}ﾚ'　ﾄ､｀¨´　ﾘ｛し
　　　　　　　＼　　　 `ー┐　ヽ　（　　|厂￣　　　　　丿 __ノ`ー┘)`ｰ-‐'′乂
　　　　　　　　　 `ー-ｧ　 /｢￣＼─- /　　　　　　　　く　厶 -‐　"´￣｀丶、´
　　　　　　　　　　川/ 　 /八　　　ヽ /　　　_,l二ニ彡'　＼　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 jＫ　_,厶 -‐> rヒ{丁＼＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　厶‐'＼　／／　/介､　＼　｀丶、　　　　-─‐　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　／　　　／／　　ｲ│|　|＼　丶、　｝ヽ　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　/　　　　｛ﾚ'゛　／〃│ｌ　ｌ　＼　　｀¨ /　　　　　ヽ　　　　　　　　　 |
　　　　　 /　　　　　＼／／　ﾉ│ |ヽ　　`ｰ--く　　　　　　　＼　　　　　　　 |
───────────────────────────────────────────────
【ベル】　　　どうもこうもないでしょう？

　　　　　　　　.私がアンタの代わりにあのアンポンタンの所に行くって言ってるの。

　　　　　　　　.一応私だってお妃なんだから、目的は果たされるもの。

┏
┃　　　ベルの返答にお妃様と兵士は驚愕してしまい、二人はすごい剣幕で猛反論します。
┃
┃　　　つまり、彼女は自分の身を犠牲にお妃様を逃がすと言っているのです。
┃
┗
3380 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 01:05:04 ID:nib2tN2X: ベル様も好きだったのかな(前国王
3381 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:09:04 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ―　　　-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　　　　　　　　　　　＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／,　　／　　　_　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ｲ　／　 , イ　　　／´　　、　　　　＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿///_/ｲﾆ-　,ｨ　　／　　　　ヽ　　ヽ　＼⌒
　　　　　　　　　　　　　　（、／ノ≧¨￣ィ'¨ ／ﾉ　　/　　　/　　　|　　.ハヽﾏ，
　　　　　　　　　　／_⌒≧＝―-,ｲﾚﾉノ ,.ｲ　 /　　　,ｲ　　　i!ﾊ　k　 l! ' iハ!
　　　　　　　　　　　 /´ ､_）ノrzv┐,ｨ∠/´ ..ノ/　 ./　./　.ハ　ﾉ!　ﾘ .} ハ　i .ﾊ! .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　〉,ｨ¨>瓦≦イl　　ノ　 ./ ,ィ′/　ﾉｲ i! /　ﾉ'z-} ﾉｲ/
　　　　　　　　　　　　　っ'/´ノZ;;;;;〉、ﾉ　,ｲ　ﾉﾊ/ i!-/=― - ﾘ′,.xイ/ｲ八
　　　　　　　　　　　　 ⌒≧´)⌒´ﾒ.=ｲ／　 ,ｨ ,ん　 !斗示抃　　 ikz刈 / ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　 - ’ｯ' ｲ川ｲ　,λk'ー-i 、　.之ソ　　　,　　　从　ヽ!
　　　　　　　　　　　　　　 (´　ノｲ´ﾒ´,z .ﾘﾉ从N｡_>､　　　 _. -ｧ　.ｲ　 ,ﾊ! ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　＞＝≦　ノ' 　〈:::::::::::::≧s。_｀　.＜（’⌒り.ﾉ′
　　　　　　　　　　　　　　　　 {　≧、　　、　ヾ＼::ー=-ｲ､ﾊ　ﾏ　ヽ　ノ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　八　 .人　　＼. 　＼＼:::::::::::} i! /　　 iﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　メ　　＼.　　｀.＜　ヽ.＼:::::ﾘ / 　　 !::::
　　　　　　　　　　　　　　　　ん、　　　ゝ、＿　 ≧ー-Yik’ ノ'　　ﾏ:::',
　　　　　　　　　　　　　　人::ﾑ　　　　　　　　￣_,.≧≠≦-、＿　二ﾍ
　　　　　　　　　　　　　 /＞ﾘ:::i!　　　　　　　　ノソノｲ.ﾄﾞ,.、 _　｀ーミﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　 _/≦,ｲ:::/　　　　 _ ,.ｨ彡'　〈〈/ﾊヽ>〉､≧.、_　　ﾞヽ
　　　　　　　　　　　　　ノーイ::メ'　　＿ｚ:::_:彡'"´　　 /i¨´.｀¨´ r＜⌒ﾏ:，＜ﾑ
　　　　　　　　　　　 ,ｲ_⌒_￣＿　ｨ'>::::!´　　　　　　 /:::〉ー＝¨´ ﾊ.　　ﾏ',　}.＼s
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【ベル】　　　それ以外にこの頑固者を逃がす手があるの？

　　　　　　　　.このまま逃げてもいずれは捕まって二人共慰み者になるだけ。

　　　　　　　　.それならどっちか一人を救う方法を選ぶのが合理的でしょう？

　　　　　　　　ということでほら、そこのアンタ。アンタが私を城まで連れていきなさい。

┏
┃　　　あの暴君に怪しまれないようするために彼がベルを見つけ、捉えたということにする。
┃
┃　　　ベルの提案に納得できない二人は何度も考え直すように説得する。
┃
┗
3382 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:12:17 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――--
　　　　　　　　　　　　　　　＿／　　　　 ' ⌒ヽ　`
　　　　　　　　　　　　　　　_/／　　　　　　　　　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　 /　/　　/　　　　i|
.　　　　　　　　　　 /　/　　,　 | 　　 |i　　　ｉ　i 　|i　　 |Vi
.　　　　　　　　　　　 ' 　　　　|　　　八　　　|　|　从 ,,　 } 人| ､
　　　　　　　　　　　　i i　　 i　､　 |i　＼　 l,斗t≦ミ　ハ,ｿｉ　＼
　　　　　　　　　　　　| ﾊ　八__|_＼从＼　 /,xぅ''　Y´ /{,,Y 人　　ヽ
　　　　　　　　　　　　l'　　　ヽ|x=≠ミ　ヽ/ 　乂ソ　/ ,xしミ､＼　}i
　　　　　　　　　　　　　＼､　＼乂ソ　　　　　 /　（〃/}:.＼):)　从
　　　　　　　　　　　　　　　　トー≧､　　 ' _　 ,　乂_　ー┐:. Y i／
　　　　　　　　　　　　　　　　|　 { ､　ゝ　　　` 　　／/つ人へ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　＞⌒) } ≧　 -イ／r''"/　} } 　⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨´ 　）}'人ノ／ }¨´::::::人　∨´ ≧=- ､
　　　　　　　　　　　　＿＿ｒ― ミ/ / イ /　/ヽ::::／　ヽ }　　　 ―...＼
　　　　　　　　　　　(-----　¨　　　＼ { , ／::: ／　　／ﾉ　 /:.:/:∧_:.:i
　　　　　　　　　　　ゝr―-__　　＿_∨:::: ／　　／　 ―┐{:.:.:{>∇<:.|
　　　　　　　　　　　　　｀¨ゝ---／　＿_）-彡-=彡／:.:／{:.:l八:.:.≧彡へ
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.　　　　　　　　　　　 //　　人'':::::::::::::::::ヽ:::ヽ　　＼／:.:.:.／　　／人
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【ベル】　　　いいから逃げなさい。そしてどこか遠くで幸せになりなさい。

　　　　　　　　.・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・
　　　　　　　　お腹にいるその子と一緒にね

　　　　　　　　.あいつもそれを願っているはずだもの。
3383 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:15:44 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ...　　... _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　´ -　　　　　｀　､
　　　　　　　　　　　　　　／／　　　,　/　i } 　、　＼
　　　　　　　　　　　　　 / , '　　／ｲ //　j'′ 　i '. 　ヽ
　　　　　　　　　　　　 .' / /　,/ /　/,/　/　!i 　 |',l　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　ｌ .' /　/.'/' , .' .'　'　/}l|　 ,j .! ｉ　.　i
　　　　　　　　　　　　ｌ { .!　/ l' '/'l　' /, /　!}__/_| ! }　|　|
　　　　　　　　　　　 | ,ｌｌ　{-{‐,'-|.,!///＜´j/ｭ,_l /l　;ｌ　!
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　 l{ {　ﾞ{:　ﾞ.::ゞ_:::::::}ﾞ7７´:::::}ゞ〈／.:.:.／,.:'／ :.:.:.:.:.:.:/ 　Ⅵ　　、

───────────────────────────────────────────────
┏
┃　　　ベルの言葉を聞いてお妃様は目を見開き、呆然とします。
┃
┃　　　そう、彼女のお腹の中には新しい命が芽生えていたのです。
┃
┃　　　お妃様と前国王の愛の結晶である命が。
┗
3384 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:20:46 ID:HkeEWQ7e: 　　 ./
　　 /{　　　　　　　　-――-
　　 ,　、　　__／　　　　　　　　　’'
　　入. ＼,　　/ 　　　　　　　　＼
　　　｀＞＼　　　　　　　　＼　　＼.　　＼
　　　/ ／　　　　　　　＼　　＼　　ヽ
　　./, '　　　　　　　＼　　ヽ　　　　　',
　　{/　　　 {　　＼　　　　　＼
　 ./　　{__./,　　　　＼＿　　　ﾑ　　　|　|　　 i
　//　　i　{｀ヽ　{　　´.}＼　　＼ﾑ　　 } /、.　.|
. ,.,'i.　 ∧ iｨ=ミヾ＼ﾑｨ升≠ミx ﾑ　｀ヽ　}..!　|
. ﾚ ,　 { ﾊ《 } (_　　　｀ h　 (_ ´ }ヾ} ヽ iノ.八..|
　.八　i /'　乂ﾉ　　　　.乂__ノ ./　/　　Y　}　＼
＿ノヽ}.圦　　 ,　　　　　　／/　/ゝ　　!.ノ==,｀ヽ｀ヽ
￣八　{　　　、、　_,　　 (　 {／《::::::::[::]:::::::《　 }、 .}
　　　　｀｀ヽ }　＼＿.　イ　＼(＿ゞ=/{　}ヽ='_.ノ　}/
　　　　　ノ'ﾞ　}/ゝ- ＼::￣::::/　ヽ　ゝ'=- 、ﾉ、　 'ﾞ
　　　　　　　　　　　 /< ::´／　　　／／￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 ./ ./／　　　　/　/　__∧__ヾ',
　　　　　　　　　ノ　 {'　　　　　 ,　 ,　,'ヽ< >/ } i
　　　　　　　　　 }　 z　　　　　.八.圦ゞ ´∨｀ﾉ.ﾉ、
　　　　　　　　 ./　xﾞ　　　　　　　.＼＞=---='__ゝ》
　　　　　　　　 {／X、＼　　　　-‐‐=ﾆ三￣　　　｀ゝ.
　　　　　　　.／/ / {ヽ.　＼　　>:::::::＼＿＿＞::::::::::ノ　＞=-----------、__ノ
　　　　　　 <__/ /i　i　}　/::::＼:::／＞s。::::::::::。s＜　　　　　　　r=.、}:ﾉ　　}=-二
　　　＿　 '’ / / .|　|__i´::::::/　.＼　　／:::／´　　　　　　　　　八:::ﾘ /::)　/ー=
　　　｀ヽ　 ./　, .八--=＜ ´　　　.＼:::::／　　　　　　　　　　　 ∨/ ´ Y二｀ヽ
───────────────────────────────────────────────
【ベル】　　　アンタが死んだらその子も一緒に死ぬ。

　　　　　　　　.だから何が何でも生き延びて、その子を立派に育てなさい。

　　　　　　　　.それが母親になったアンタの義務よ。

┏
┃　　　その一言を皮切りにお妃様はその場にうずくまり、涙を流しました。
┃
┃　　　愛する者を失ったと思っていたお妃様には、まだ希望が確かに残っていたのです。
┃
┗
3385 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 01:21:44 ID:nib2tN2X: ベル様いい人や
3386 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:24:15 ID:HkeEWQ7e: / |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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|:く　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧: : |::∨
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::|ｼ;';';';';';';ﾞ;'|: : :∩　　　　|ﾐﾐﾐ爻爻淡淡淡ソ⌒⌒i淡淡淡淡淡淡
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／＼|──|_像 ´|ｱ⌒Ｖｉ|'⌒爻爻爻彡';';';';';';';'乂爻爻炎炎淡淡
丁¨¨|──ｉ|:::::|=:|====| |　_,,|＾|ｉ|;';';';';';';';爻爻⌒iii⌒ヽ爻爻淡淡
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┃　　　翌朝、暴君が住まうお城に前国王の側室が見つかったという話があっという間に広まり、
┃
┃　　　お妃様を捜索していた兵士たち全員が王に汚される艶姿を期待して城に戻っていきました。
┃
┃　　　その間にお妃様が遠くへ逃げていることなど夢にも思わずに。
┗
3387 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:32:40 ID:HkeEWQ7e: 　,､‐'"´￣｀ヽ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-‐- ､
´　,r'"｀`ｰ- Y　　＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　r'"´　,,､-､｀`ヽ　　　 ,r'ﾞ´￣￣｀`ヽ,
. ,!´　　　　　レ'´　　,､-'´ヽ, -‐- ､　　　　　　　　　　　 },r'ﾞ´　　　｀ヾ　,!.　　/´￣｀ヾ　　　ヽ
/　＝=　斤/　　　 /　　　_,i　　　ﾞ｀ヽ､　　　　　　　　　i!　-‐､ ,ｨﾆ､　i ,ｲ　 /　　　　 `､　　　ﾞi
　､　　,:; ,」,/　　　　ヽ　　　,ヽ　　　　　,!　　　　　　　　ヾ　'ﾞ~`,　　　 ,!ｲj　 !,ｨ=-　　　 V､　　 l
　　 , ､　 ,〉　　 ,r､　/　　,ｨｪY､-‐''"´V　　　　　　　　　　｀､　」 - ヽ｀`j　/ ;:.´　　　　　ｿ　　,!
ヽ､ '　￣Λゞ-─‐- ､　　　　ﾘ -‐､　ｿ　　　　　　　　　　　ヽ,' ｰ-‐ ,!　/ﾄ､,､ゝ､　　　　Yゞｲ
`, ｀ヽ､‐'ﾌ´　　　　　　ヽ　ｰ{　'"´:;V!ﾄ､　　　　　　　　　　　｀､　　　 //　!＼丁｀,　　　,i　 ,人
..:ヽ ,ィ｀7　　　　　　　　 `,　/　　 ,:;;;:;!　,!　　　　　　　　　　, ィ´ゝ-‐'´/　 !.;.;.;｀i　　　　/　,ィ／ヽ
.:.:.:i＼ヽ〉　　　　　　　iﾉ　`､ '´　 i　〉　　　　　　　 ,､‐'/.;.;,! ｀ゝ＜´　 ,!.;.;.;.;.;｀`ー, -‐'´: : : : : ｀､
.:.:.:.:＼,! i　　　　　　　　 ,ｲｲヽ　｀､　 !人　　　　　,､‐'´.;.;/.;.;.;.;ﾄ､/} ,/｀ー/／.;.;.;.;.;.;./: : : : : : : : : : : `､
＼.:.:.:.:i /　　　　　　　　/　! l　ゝ- ゝｲヽ　｀ヽ､　 /.;.;.;.;.;.;.;.;＼ /i　/^i　　 / ￣!.;.;.;.;./: : : : : : : : : : : : : ,i
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┏
┃　　　玉座の前には暴君に従う貴族が下卑た笑顔を浮かべ、談笑をしています。
┃
┃　　　やれ「昨日の娘は最高だった」「夫の前で妻を犯すのは格別だ」「子供を犯すのも存外楽しい」
┃
┃　　　などと語り合う内容は平和だった頃とはかけ離れたものです。
┗
3388 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 01:33:16 ID:1nve/nKu: 普通なら悲壮感塗れなんだけど…ｗｗｗ
3389 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 01:38:16 ID:nib2tN2X: 民は兎も角、支配層は綺麗にしなきゃ！
3390 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:42:52 ID:HkeEWQ7e: エエ|//l 77＼　＼夫l夫l夫l天l天天_天天|天|夫|夫|夫／　／77|//|エエ
　エ .|//|'７７７＼　＼夫|天|天|_ｨ≦　≧ｭ_|天|天|夫／　／7777|//|　エ
エエ|//l ＼7777＼　＼／´ヾ.　ﾏ、　./　,r'｀iヽ、／　／７７７／|//|エエ
　エ .|//lxxx＼7777＼ ,`＜..┌┐∨___/.┌┐..＞'､..／7777／Xｘ|//|　エ
エエ|//|'XXXx＼＿/´ ＞ / |.| |´　　　｀| |.|∨.＜´ﾍ＿_／'XXX,|//|エエ
　エ .|//|XXXXxl工 {____ . /: :|.| | 　　　　| |.|:∧＿＿} 工!'XXXX,|//|　エ
エエ|//|XXXXx|エエ｜　|::, :|.| | 　　　　| |.l:、:|　｜エエ|XXXXx|//|エエ
　エ .|//|XXXXx|エエ｜　|::%:|.| | 　　　　| |.l::%:|　｜エエ|XXXXx|//|　エ
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　エ .|//lx ､.λｨ;|エエ｜　|:　:|.| | 　　　　| |.l:　:|　｜エエl;､λ.ｨ x|//|　エ
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┃　　　前国王の側室と言えば銀の髪が美しい美女。整った容姿に加えて少しばかり小生意気な性格。
┃
┃　　　そんな女性を犯せるかもしれないという期待にその場にいる全員が息を呑み、ベルの登場を待っています。
┃
┃　　　すると部屋の扉が大きな音を立てて開いていき―――
┗
3391 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:46:51 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿_
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.　　　　　　　　ﾉ　ｲ八　　 { r竿竿ミ　',　/ r竿竿ミ }　 /　 ./| .ﾄ　　　　　　（　 ..:.: :　　....: :　. . 　　 ,.
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　　　　　　　　{ , ｲ　八　　　＼{ ／／／／／／／／|／　　 }　　 {　　　　　　 {{_,}}　 `'''＾ー､　　　_／
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　　　　　　　　　　 `ｙ　`ｭ､._',　　 .:;u;.　　　く!　 :;r,; 　 / 　　 / 〈《》
　　　　　　　　　 ,イ　　　　　` ‐-　＿　 ,ｨ {{　　　　　 /　　　 / _,ﾘ
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　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　ヽ　　　／　　　　　　　!
　　　　　　　　　　　　｜　　　　　　　 ', .//　　　　　　　　i
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┃　　　身に纏うものは無く、犬のように首輪を嵌められた全裸の女性が歩いてきます。
┃
┃　　　その女性は言うまでもなく、前国王の側室、ベルでした。
┃
┗
3392 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:53:11 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　,ｨ-　､-―--―‐- ､
　　　　　　　　　 /　　　｀　　　　　　´￣ヽ
　　　　　　　　　 , /　　　　　　　　　　　　　　､}
　　　　　　　 //　　　　　　､　 l　　　､ヽ
　　　　　　　　 /,r!　/　　 ,　　 l　　＼:.|　　　　 ', ',
　　　　　　〃!l　{　 : : {　: : :|　　　＼_: l　　　} l
　　　　　　　,ｲ/j,l　:|　 : :.|--l-ﾊ-'　 : ､!:_,_:ト- 　:lﾘ　　　＿
　　　　 /￣{/イ:!　 | : . :l,ィ≧､ l:{ . :/:/!/_/: .　l: ,-‐‐': : : : _ヽ
　　　r:.ｰﾊ--＜!　ヽ:､:.{弋z)j　 VI/ｲ心 /: : /:/r､-､__-_'´
　　　/ｰ:.:/_}: {: :､　　＼! ／/／/／/／lｲ: /l/ {ﾊヽゝ}/!
　　　{/イ}´ } :.〉: :｀ヽ､　　ヽ　　 _ '_　　 ,':.!´:/ｲヽﾊ/ヽ/ヽ
　　　　 ,._.,-- 'l: ＞:r- ':}: : /､　　　 ,.イ:}:.／: ,.イ:} ＼////!
　　／/l∧　　ゞj　 !_ーイ!　｀ｰ＜!: }:/ﾊ: ^ヽ/ｲ　　 }:_-/}==
.　 {ﾉ!//l//　　　＿＿／_　 ,......＿｀ー '⌒ヽ､　　　　 }/:/}:!
　// {///　　,　´　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　l:,//∧
　∨/-:{　　 , 　 ,　　　　,　　　　　　　　,.:　　　　ヽ　　}///,∧
.　 }/:.ヽ!　　{　r;:.　　　　　 .:r;:.　　　　/　-､　　　　＼ l:.:＼//{
　　､///l!　 l {｀´ 　　 ,　　｀´　　 ,..:'　　/ ＼　　　　｀!//＼∧
　　 }///il　,　､:::....　　　　　::::::::.,.ィ　　 /　　＼　　 {//:.:/＼!
　　 |///∧!　 }　　　　　　　　　　　　 /　　　　　｀ヽ　/!､:.:////}
　　∨/:.:∧　 ! ,　　　　　､　　　 /　　　　　　　　｀丶､{////l
　　　}∨//∧. }'　　　　　　　ヽ　　 ,　　　　　　　　　　　｀ヽ_//
　　　ヽ/:.∨/}/!　　　　　　　　　　　 {
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　　　　　 ,　　　　 i}　　　　　　　　　　､
　　　　　　　,　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　l　　　　　　　　　　　　ヽ
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┃　　　ベルの裸体は芸術的と言っても過言ではありませんでした。
┃　　　
┃　　　スラリとした手足、簡単に折れてしまいそうな華奢な身体。
┃　　　
┃　　　そして成長中の少女を思わせるような小ぶりの胸に貴族たちも兵士たちも目を離せません。
┗
3393 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 01:55:40 ID:EEi8A79Q: エロイ
3394 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 01:56:41 ID:1nve/nKu: さて、頭を切り替えてガチ陵辱として楽しむとしよう
3395 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 01:57:14 ID:6kbQapCH: 形としては読み手がナレーションしてるんだろうが、何となくこの場の誰かが熱心にリポートしてるような図に見えなくもない
3396 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 01:58:49 ID:HkeEWQ7e: ;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:　| .l
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┃　　　欲望にまみれた薄汚い笑みを隠そうともせず暴君は笑いながらベルに語りかけます。
┃
┃　　　「ご機嫌麗しゅう前国王の側室「ベール＝ゼファー」。」「早速だが私は君をこの場で犯す。」
┃
┃　　　「君が私の物になる瞬間を皆に見ていて欲しいのでね」
┃
┗
3397 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 02:02:42 ID:EEi8A79Q: ようも、この程度で玉座を手に入れられたもんやわ。

悪魔と契約してたとか言われても納得するレベル。
3398 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:07:03 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　´￣￣￣＞=￢=ミ
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　　　　　　　　　　　　　人∧ /l/_/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |

───────────────────────────────────────────────
【ベル】　　好きにしなさい。だけど私の心は前国王のもの。

　　　　　　　アンタのような性根の腐った外道にどうこうできるほど安くはないわ。

　　　　　　　もちろんこの場にいる全員にも同じことを言えるけどね。

┏
┃　　　ベルは恐るべき暴君を前にしても一歩も引かず、啖呵を切ってみせます。
┃
┃　　　その小さな身体を守るものは何一つ無くても彼女の凛とした姿は賞賛に値すると
┃
┃　　　その場の男たちは密かに思います。
┗
3399 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:10:18 ID:HkeEWQ7e: 三三三二二ﾆﾆ===---　..._ｒ､.ｨ--x-ｙ- ,.ィ-ｒ.ｒ‐fヽ
三三三三三三三三三三三≧.､ヽ} ヽヾ |ﾆゝ! 〉 .|ﾉﾆ[二二{::{三三ﾉ::＼, -=- .
　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　 .| ,r.､ゝ_ｲつ￣｀ー'_.ｒ.､二 ¨´　　　　 ‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　.|' ::::::::　｀　　　 ´　　　ヽ　　　　　　}
　　　　　　　　　　　　　　八　　　 !　　　　　　　　　　 }'
　　　　　　　　　　　　　　　　／　.ヽ　　　＼_ .　　　　､　　　　　 /　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　／　　　 / 〉. 　　＼　　　　　　ー　　 /　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　 .′　　　/,.‘　＼　　＼　　　　　　　　/　　　　 /
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　　　　　　　　　八 .　イ　　　　 ,　　＼　　　　 .≧=.､イ　　　／
　　　　　　　　　　　　＞‘　　　　　 }ｿ　　　　＼　　　　 l}　　　／
　　　　　　　　　　， ´　　　　　　　 ′　　　　＼　　　　　／
　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　.／
　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 `ｰ一
　　　　 .‘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {
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　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :
　　　 /　　　　　　ヽ
　　 ./　　　　　　　 .}　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　/　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　 |
　 ,′　　　　　　　　弋　 /　　　　／　　　　　　 .|
　,′　　　　　　　　ゝ'{､＿_. イ
..,′　　　　　　　　　　　}.八/　　　　　　　　　　　 ,′
,′　　　　　　　　　　 .|　/　　　　　　　　　　　　 ,′
　　　　　　　　　　　　　 |/　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　,′　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　,′ 　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　 ,′　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　 ,′　　　　　　　　 .‘
　　　　　　　　　　　,′　　　　　　　　　 /

　　＿ , -－／￣￣￣＼　　＿　 _　　＿__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ ‐ - - 、
　∠_　ヽ　 /　　, =､　, =､ V´ 　У　V._　　ヽ. 　 , - ─ - 、/￣＞ ─ ､　　　　　＿.＿_, ─‐ 、　 /　　 _　　 _ ヽ´ ￣｀У. ｀v‐-､ .／￣｀　、
´　　ヽ .Ⅵ　　､　　　　　, |　　〈　　|´¨｀, =､　|　/　　　　__ .ヽ , -- ､　　} ＿_　 /　 /　/ _　 ,=､ヽ｜　　"¨ﾞ　´¨｀ |ヽ __∠＿＿',　 l/　　 , =､　ヽ
　　　｜ | |　　　ヾ ‐- '´/ | .／￣ヽ| |`‐ィ　 / ∧　　　 '"¨　 .〉 '｀ '｀| ／　＿. ヾ　.}　 | "¨ﾞ　,　　} }　　､＿＿_,ｲ |／　　　　　＼{　　 l　　, =､./
　　　 /　'　ヽ　　　ゝ-‐'　,'/　　＿__ヽニ´.ノ { l　ヽ　　ヾ - ‐{ ､.`='/　／　　＼∨/　 ' , `ﾆィ´ /　ゝ､　` - ‐ ´/ , - ､　 , -､　　　ヽ　 |` ､__, ./
　　／　　_ /　　　､　＿／　／　　　ヽ　/　　＞´　＼　￣ﾌ　￣.／! ,=､ ,=、 |｜| 　　〉‐-　く　　｜　　　　　{　'⌒`　　⌒ﾞ　　.　 }ヽ ` ‐ ´/
　´　　／　　　　　　＼.. 　.,ｲ　　 __.　　V 　／　　　〈　￣「　　　/　　| ﾄ､__,， /.､V　／　　　　ヽ／　　　　　｜､　　　　　,　　　　,'　 ` -＜
　　 /　　　　　'　　　 ',　ゝ!　､"¨｀,.=､|　 ,'　　　　 }　　 }　　　|.　　 ` `ﾆ´／.　ヽ'´　　　　／　　　　　　　｜|` - ─‐'/　　　/　　　　　ヽ
　　 {　　　　　　　　　|／ヽ　ﾞ､`‐イ /　｜　　　　　{　　/　　　｜　　　　　　　　　　',　　　／　　　　　　　　 , -| ヽ＿＿ノ　　.／　　　　　　　}
　　｜　　　　　　　　　｜　　＼　￣メ　　｜　　　　　　　{　　　｜　　　　　　　　　　｜　　 /　　　　　　　　　/　　ヽ　　　　　／　　　　　　　　｜

───────────────────────────────────────────────
┏
┃　　　ですが、彼女のその勇ましい態度は周囲に裸体を晒しているこの状況では強がりにしか見えず
┃
┃　　　彼らのドス黒い欲望を煽る事になっていることにベルは気付いていたのでしょうか？
┃
┗
3400 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 02:12:31 ID:6kbQapCH: （いたんじゃないかなぁ……）

（コレが彼女の「目覚める」きっかけだったなら話は別だが）
3401 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 02:17:32 ID:1nve/nKu: うん、実態抜きで第三者視点で読まれるからいいなこれ
3402 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:17:50 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' 　　 , 　´／｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ /　／　.／　,￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' / r／　／ / /　　　|! ‘ .-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　,|／ ! 　/　 / /　　　 i!　　Y
　　　　　　　　　　　　　　　 /　i'/　　|　//＼ /　,イ　ヽ　　|
　　　　　　　　　　　　　　 i!_　_/　　}､　　∨'｀抃､'､/ //　ｨ　 /　|
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ´　 r-､./ヽ､｀ヽ::ヽ'´ヽ //／/／/　!
　　　　　　　　　　　　　　　{/,ィ´ }_/¨｀_二`-　〉:::: 　芹､/' ／/ /
　　　　　　　　　　　　　　　　 i　,{_,／　　｀Y´ヽ､　'u`イ- ｲ /.,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　i(／　　　　　 }､ _＿ ,イ　|　 {ヽ'　|ヽ
　　　　　　　　　　　　／　　　　／　ヽｒ-､/ﾉ!　 i 　＞'´ 　〉
　　　　　　　　　　　　　　／　　　／､　　　 Y､/_＼|　,'　{ r-一､'´
　　　　　　　　　　　　／　　　.／　　　　　　ヽ､! }　ヽ -}ｰ-ヽ
　　　　　　　　　　　/　　　.／ }､　　　　　　　　ヽi､　 |
　　　　　　　　　　 /　　　,'　　 i　ヽ　　　　　　　　 }　　!
　　　　　　　　　 /　　 /　　 ! |　　　　　　　　　ｲ　　:!
　　　　　　　　 /　　 /　　　 | | 　　　　　 ´　| 　　!
　　　　　　　　　/　　 /　　　 i !　　　　　　　「´,'　　 |
　　　　　　 /　　 /　　　　 / '　　　　　　　　}/ 　　 !
　　　　　　,'　　 /　　　　 /　　　　　　　　/ヽ　　 /

──────────────────────────────────────────
┏
┃　　　「そうか、だが私にそう言った女は皆すぐに泣いて許しを請いた、君はどれほど耐えられる？」
┃
┃　　　ベルは首輪に繋がれた鎖を引っ張られ、無理矢理暴君の前に立たされる。
┃
┃　　　舐め回すようないやらしい視線にベルはキッと睨み返す。
┗
3403 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:23:30 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　人_人_
　　　　　　　 )　ノ　て
　　　　　　く　＼　（　　　　　　　　　　　　　　 . -‐―- ､
　　　　　　　 | 　う　|　　　　 }　　　　　　　　　 '′　　　　　丶、
　　　　　　　 | 　つ　|　　　ノ　　　　　　／　　　u　　　　　　＼
　　　　　　　. ）││ |　＜　　　　厶-‐　´ 　　　　　　　　　＼
　　　　　　/ ノ　・ .・（　　　￣｀　 ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
.　　　　　/ ￣｀v-√
　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　、　　 /　　 __
.　　　/　　　　　）　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ(　＼　/　　´. : :::＞ .
　　　(｀ヽ _ .＞ "　　　　　　　　 ,　　　　　　＼　＼　　　 /　　　｀
.　　 !＼Ｙ.::,　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　:　　ヽ）） ,'
　　　i　 /｀　　　　　　　　　　　　　　　 .:ｒ:;:.　　　 }　　　 V　′　く＞　　ｎ　_＿_
　　　l .ｲ＿　　　　　　　　　 {　　　　　ﾞﾟ ′　　 ,'　　　　V　　　ｎﾊ　　　| |└‐ｔ,ﾉ　 (⌒'⌒）
　　　/ ´　　_）　　　 ∠. 　　 ,ゝ､　　　　　　　　 /⌒　　　 :.　（八U八）　Ｕにつ　　　＼／
　　八__ ｘく　　　　ノ　/　　　＼　｀ヽ. ＿＿　ノ　　　　　　＼
　 ,′　　 { ｀ー ´　 /⌒>　　　丶.　　　　　　　　 ,　　　　　　　＼
　,　　（（　ゝ-- ―‐ ' ／　　　　　　＞――　　"´
　　　　 {` ー― ＜　　　　ｒ‐一'"　_　.　-‐ 　＿＿＿
　　　　　　｀7T　=‐-､）　　　￣￣` ー―一'"´　　　 |　｀丶、
──────────────────────────────────────────
┏
┃　　　ベルに睨まれた暴君はお返しとばかりにベルの小ぶりな乳房へと無遠慮に触れる。
┃
┃　　　大きさは大したことはないが、形といい柔らかさといい、これまで抱いた女の中でも上位に上がる感触だと
┃
┃　　　暴君は密かにほくそ笑む。
┗
3404 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 02:26:05 ID:EEi8A79Q: ベル様が誘惑してるように見えるな＞囮的に
3405 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:30:39 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　　 -‐…／　ヽ__
　　　　＿,　´　　　　　､　ヽ｀＼_人人/／
　　　 /／　　　　　　　　＼　　　　 ) 　　＞
...　　／'　　　　　　　　　　':　＜　.ン.　＞
　　/ ｲ　　　 l ヽ､　 l　　 i　　 'ハ　 <　ン　 (
.　　 , l　　　 :|　　＼jー-:j-l　　 !　! )　 .ッ　＞
..　　ｌ |　| 　 l,イ､　　:!ⅵ示ミ　 !　! <　　　　( : : ヽ
..　　| |　',　´VIi沁　ﾊl 乂yう′:/　／＾^YY^ヾi :_:ﾉ
..　　| | : ヽ: :c乂ﾉ∨／/／,ｲ l/　　ﾉ≧=‐- 　　＼
..　　i:ﾉ: : ハ从／/´ __　　:{　/　／⌒≧･･･‐- ミﾉ
..　　(　 ( / : ハ　　 ∨ {)　:y'　. (ｨi⌒＞‐＜: : :／
　　ヽ( {:／{: :/〕iト｡ _ . .(,～≦ji／　　　__＼　　,.､
　　　　 ){ 　v'゛￣ `'＜＼:. :.＞´_:_: 　　　￣￣ﾞﾞ"ヽ‐┐
　　　　　 {　。　　　　　　　　´ r;､｀`丶､　　　　r─-∟|
　　　　　 !　　　　　　　　　ゞ'　　　　ヽ　　　`ーｧ､;;;ヽ
　|ニニﾆニﾆﾊ　　　　　 i　　　　　　　　 : : : : :r─'‐ェ77ﾊ
　|ニニニニニ}　　　　 i　　　　　　　　　　: :　　}-──;;;;;;;;}＼
　|ニニニニニﾊ　　　　.i　　　　　　　　　　　　　￣￣／_ノニﾆ＞s｡
　{ニニニニﾆﾆﾊ　　　　 i 　　 u　　　　　　　　　　￣ﾏニニニニ
　{ニニニニニニ　　　 iヘ､　　　　,　'´　　　　　　　:.　　 'ニニニニ

──────────────────────────────────────────
【ベル】　くうっ………！い、イタッ……！！

┏
┃　　　胸を愛撫していると、ベルの顔が苦悶を浮かべ、痛みを感じているようだった。
┃
┃　　　それに対して暴君は「ははは、なんだ胸に触れられて痛みを感じるか？」と笑い、続けざまに
┃
┃　　　「前国王とは寝ていないのか？それとも彼は女の扱いも知らぬ不能であったか？」とあざ笑う。
┃
┃　　　暴君の嘲笑を聞いた貴族や兵士達もつられ、部屋中に大きく笑い声が響き渡る。
┗
3406 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:37:36 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　 ―――--

.　　　　　　＿／　　　　 ' ⌒ヽ　`
.　　　　　　 _/／　　　　　　　　　　　＼　＼＿＿
.　　　　／／　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'´　/　｀',
. 　　 /　/　　/　　　　i|　　　　　　　　　　 !.　/｀し　ｌ
　　 /　/　　,　 | 　　 |i　　　ｉ　i 　|i　　 | ! 　／〃ｌ
　　　 ' 　　　　|　　　八　　　|　|　从 ,,　 } ｌ　＼　ｌ
.　　　 i i　　 i　､　 |i　＼　 l,斗t≦ミ　　l　　　つ　ｌ
.　　　 | ﾊ　八__|_＼从＼　 /,x＿__Y´ /{,, ＼　：　 /
.　　　 l'　　　ヽ|　,,,,,＿.uヽ/ 　乂ソ　/ ,xし￣￣　}i
.　　　　＼､　＼込ソ　　　::::::::: /　（〃/}:.＼):)　从
.　　　　　　　トー≧､::::::: '　_　　 :乂_　ー┐:. Y i／
.　　　　　　　 |　 { ､　ゝ.u.　　-=ﾂ／/つ人へ＼
.　　　　　　　 |　　＞⌒ﾞ, 　┴　 / ／r''"/　} } ）⌒ヽ
.　　　　　　　｀¨´ 　） /　　　　｀ ´ﾟフ.イ‘ ー- '､
　　　　　　　　　　 i　　　　ヽ　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　　　　　　 ‘. 　　　 ‘.　　 i　　　　　　‘
　　　　　　　　　 ,ヽ　　　　 ‘.　　| 　 /　　　! ‘
　　　　　　　　　 r.':　‘.　　　　ヽ.　, 　 |　　　.'　‘
　　　　　　　　　 i　 u ‘.　　　　　∨　　i　　 /´　‘.､
　　　　　　　　　ヽ.'　　‘.　　　　　ヽ i　:.　 /　　　∨

──────────────────────────────────────────
【ベル】　ッ！　アンタなんかに、あの人の何が分かるのよ！

┏
┃　　　前国王を侮辱されたベルは忌々しげに暴君を睨むが
┃
┃　　　しかし暴君はそんなベルの怒りも涼風のように受け止め、
┃
┃　　　「おお、怖い怖い。今にも首を絞められてしまいそうだ！」と心にもないことを口にしてベルを煽る。
┃
┗
3407 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:44:55 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐==‐　‐…‐-　ミ: 　＼
　　　　　　　　　　　　　／　　｀　　　　　 ⌒＼:　＼
　　　　　　　　　　　　　　 , /　　　　　　　　　　　　　　､ﾄ､　　＼　　　人_人_
　　　　　　　　　　　　 //　　　　　　､　 l　　　､ハ　　　ヽ　 )７　ト.て
　　　　　　　　　　　　　..//　/ 　　,　　 ! 　＼ |　　　 ∨≧=‐　j　く .{__ノ　（
　　　　　　　　　　　〃!l　{　 : : {　: : :|　　　＼ : l　　　} l　　　 ′　| 七_　 {
....　　ハ￣7　　　　　.,ｲ/j l : ! 　 : |斗七! : . .:.: ﾒ:_:_jト- 　:lﾘ　＿ ,　　 |.(乂） |
....　/　　　 ∨　 ./￣i_/イ !　! : : .抖=≦ﾑ . /i/jハノ　 l: ≧･･･=ミ　　| 　あ　|
....　{　　　　Ｙ　/--<=!:/ノ　:<:.:c.:乂沙 : VIv≧=ｧう　/:/　　　 ′)　）││ |
..　　＼　　　.} /‐‐:/ }y'{＼.　.　＼!／／/／／/／lｲ: /l/　　　′　ノ　・ .・（
....　　　Y　　 {.{/イ}　{⌒y: ＼　ノヽ　　　 r:‐‐ｧ　, j/ /　　　　　　　￣｀v-√
....　　　,　　 }　　　　／: : : ハ: : : : }iト｡., ` ｊ:' , イ}:j／　　　　 ′
　　　　　　　i.　　　　´⌒> / : j:_:_:_:ﾉｌi:ﾍ : :u|:.:./　　　ﾉ(__ :　 {
　　　 ,:　　　i　　　　　　´:＞''´￣￣　　＼／　ｷｭッ♥( |　 i
　　　,' 　　 i　　⌒＞''　´　 u 　　　｀　　　 γ )r ､(｀　　 ;
　　 ,'　　　　}＞''´　　　　　　､　　　　　　　　　′　rヽ)＼Ｙ__ ′
　　,　　　／　　　　　　　_,,...,,_＼　　　ﾉ(__ 　　　　}　ヽ〉ヽi |
　　{　　　　　_,,.　-=≦　　　　　 }ｲｷｭッ♥(　　　　ﾉ　　　　/
　　≧==≦　　　　　　　　　　」圦 )r ､(｀ .:　　　 {　　　　/ .,′
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ{ 　ゝ}　},ノ　　　　ﾏ　　　{　,′
　　　　　　　　　　　　　弋__　　　　}　　　　　､∨.　　∨
　　　　　　　　　　　　　／　　_,ノ´　　　　　｀∨　　ﾑ
　　　　　　　　　　　　／　　　/　　　　　　　　 ',　　　ﾑ
　　　　　　　　　　　　　／　　　 , '　　　ゝ-　　　　　i　　　ﾑ
　　　　　　　　　　　　／　　　　,:　　　　　　　　　　　 i　　　 .ﾑ
　　　　　　　　　　／　　　　 /　　　　　　　　　　　 i　　　　ﾑ

──────────────────────────────────────────
【ベル】　ハアアアアアアッ！？

┏
┃　　　「だが痛みを感じるのはいささか可哀想だ。不甲斐ない前国王に変わって私が君を開発してやろう」
┃
┃　　　「何、安心したまえ。私はこう見えてもう何人も女を抱いてきたからな！」と暴君は自慢するかのように高笑い、
┃
┃　　　ベルの乳首を摘み、グリグリと弄る。
┃
┗
3408 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:49:12 ID:HkeEWQ7e: 　　　　ヽ.,　 i　　　　　　　　　　　　　　　／＼
.　　　　 ',　 l　　　　　　　　　　　　　／　/7[[l＼
.　　　　 ',　l　　　　　　　　　　　　　| 　 //_　　　(
　　　　　　',. !　　　　_ ,,... ...,, _　 f⌒⌒)/_∧し7 　（
.　　　　　　乂　　'´,,. - ‐_,‐,_　｀＼／　　　「l「l/7 (
.　　　　　　 ''''｀'' ｰ- ､,.'´" '' ｀ヽ.　　＼＿___∠/／
.　　　　　　　　　 ,ﾑ.、　　ｿ''⌒:::ｰ:;'::.｀;
　　　　　　　　 ,ｨ' ..__,)　／　　 :.::　.:ﾞ:.:〈
　　　　　　　　　ゝ、_,,　'　　　　　 : :.:.:.:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　ﾞ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾞ　 ',　　　 ,⊆ 乙00
　　　　　　　　 ι　　　　　＿_　　　ノ､　 !　　　 `７⊂′
　　　　　　　　　　　 ,.ィ,´-－､｀ ''ー'~ヽﾞi　,!　i　　 `‐┘
　　　　　　　　　　ゝ､＿,.　　　 ,.'　,! ,!　,!　　　 ,勹
　　　　　　　　　　　　　　　｀¨ ''‐;.､ ',,ンﾞ ,'　,.'　　くく
. 　　　　 ,r='' ﾆ.ヽ､　　　　　　　ノ　,/　 ,.' ,. '　　　　＼）
.　　　　 _ゝ,_　 ,!　｀ｰ - =　- ''"　 ;/　　　　　　　 r--､
.　　　　,γ'‐- .　｀ヽ､　　 ,;　　　　__,／　　/　　　　　　　　己ﾉ
　　　　 ''ｰ-.ィ_　　　｀ ''''－'''"~　ﾉ　　　/　、　　　　　 (⌒⌒)
.　　　　　　　｀ヽ､,,''_　　　　ノ'"ヽ　 ∠ -‐ﾍ、　　　＼／
　　　　　　　　　　　　￣::ﾌ~　、 ,!　　 ─‐
　　　　　　　　　　　　　 ,. イ　　,／　 ───
.　　　　　　　　　　　ｨ'ｨ'　）..イ　　 / 　 ‐┐
　　　　　　　　　　 .:ゝ-'´　 :.:.!　　 /　、￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ　∠ -‐ﾍ、
　　　　　　　　　 .　　　　　　　　l　　 ─‐
.　　　　　　　　 l　　　　　　　　l　───
.　　　　　　　　　ﾉ　　　　　　　　l　　　‐┐
　　　　　　　 ι　　　　　　　　 !　　￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'

──────────────────────────────────────────
┏
┃　　　それから時間を掛けてまだ快楽を感じるほど男に慣れていないベルの乳房をじっくりと揉んでいく。
┃
┃　　　女を食い散らかしたことだけはあるのか次第にベルの反応は「女」に近づいていき
┃
┃　　　ついにはベルの口から甘い声が漏れ出る。
┗
3409 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 02:58:12 ID:HkeEWQ7e: 　　　　 l、
　＿＿| V　　　　　　　　　　　　ﾄ､_人_,.イ
　＼　　　　　　　　　　 ―――--　　く　　う .7
.　＜　　　　＿／　　　　 ' ⌒ヽ　`　|. 七_　|
. ／　　　 _/／　　　　　　　　　　　＼ | (乂）|
. '一 7 ／／　　　　　　　　　　　 |. 　つ.|
.　　 /　/　　/　　　　i|　　　　　　　）. │　|
　　 /　/　　,　 | 　　 |i　　　ｉ　i 　|i　ノ.　・　（
　　　 ' 　　　　|　　　八　　　|　|　从￣｀v-√
.　　　i i　　 i　､　 |i　＼　 l`'≧ﾄ､ヽ　ハ,ｿｉ　＼
.　　　| ﾊ　八__|_／从＼　 /,x====ミ /{,,Y 人　　ヽ
.　　　l'　　　ヽ| u. ＿　ヽ/ 　乂ソ　/ ,xしミ､＼　}i
.　　　＿＿_ ､　＼ｨ==ﾐ　　 ::::::::: /　（〃/}:.＼):)　从
　　 ,'´ 七　｀',ー≧､::::::::: ' 　_ ､　乂_..　-　､..ﾞY i／
　　 !　(乂）　ｌ { ､　ゝ　　ﾏ　　）u.／　　　　＼　　　　ﾌﾞﾙｯ♡
　　ｌ　　あ　.ｌ　＞⌒) } ≧　 -イ{　　　　　　　ヽ.
　　 l　　つ　ｌ ´ 　）}'人ノ　　　｀ヽ.､　　　　　　　｀＜
　　＼　 ♥ /　　　　　　　　　　　　}　　 __　　　　　　　｀＜
　　　　￣￣　　　　　　　　　　　ノ .i　　ヽ､　　　　　　　　　　ー--
　　　　　　　　　　　　　　　　 {. ヽ|　　　　　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 :.　 .r::. 　　　　ヽ ≧　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾘ　　　　　　　　　 V　　　　≧　__
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　ゞ､　　.,: '"　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i＼　　　　　　　　　　　　乂

──────────────────────────────────────────
┏
┃　　　「おや、今とてもいい声を出してくれなかったかね？」暴君はニヤニヤと笑いベルに問いかける。
┃
┃　　　それに対してベルはブンブンと力強く頭を振って否定するが、暴君は大声を上げて二人を見守る男たちに声をかける。
┃
┃　　　「君たちは彼女の口から甘ったるい雌の声が聞こえなかったか？」と
┃
┃　　　その瞬間、彼らは一斉に「ええ、確かに聞こえました！」と声高々に叫ぶ。
┗
3410 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 03:04:06 ID:1nve/nKu: うむ
3411 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:06:54 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　 _　　　　　　　 /　　　＼／ ‐匕_＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 /　　　　　（乂） |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧__ﾉ　　　　　っ　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　：　　|
　　　　　　　　　 -‐…／　ヽ__　　　　　　　ん　　　　：　　|
　　　　＿,　´　　　　　､　ヽ｀ヽ　　　　　　　　　　＿__ノ
　　　 /／　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　っ　　 |
...　　／'　　　　　　　　　　': 　　ハ　　　　 _：　 _ 　|
　　/ ｲ　　　 l ヽ､　 l　　 i　　 'ハ　人＼　 (　`´　） i
.　　 , l　　　 :|　　＼jー-:j-l　　 !　! ＼　〕iト＼＼／ノ
..　　ｌ |　| 　 l,イ､　　:!ⅵ示ミ　 !　! 　＼ : : : : ー　´
..　　| |　',　´VIi沁　ﾊl 乂yう′:/ ハ _　　 `'＜i :_:ﾉ
..　　| | : ヽ: :c乂ﾉ∨／/／,ｲ l/　　ﾉ≧=‐- 　　＼
..　　i:ﾉ: : ハ从／/´ __　　:{　/　／⌒≧･･･‐- ミﾉ
..　　(　 ( / : ハ　　 ∨j{)　:y'　. (ｨi⌒＞‐＜: : :／
　　ヽ( {:／{: :/〕iト｡ _u . .(,～≦ji／　　　__＼　　,.､
　　　　 ){ 　v'゛￣ `'＜＼:. :.＞´_:_: 　　　￣￣ﾞﾞ"ヽ‐┐ ））
　　　　　 {　。　　　　　　　　´ r;､｀`丶､　　　　r─-∟|　ﾑﾆｭﾑﾆｭ
　　　　　 !　　　　　　　　　ゞ'　　　　ヽ　　　`ーｧ､;;;ヽ　　
　|ニニﾆニﾆﾊ　　　　　 i　　　　　　　　 : : : : :r─'‐ェ77ﾊ
　|ニニニニニ}　　　　 i　　　　　　　　　　: :　　}-──;;;;;;;;}＼
　|ニニニニニﾊ　　　　.i　　　　　　　　　　　　　￣￣／_ノニﾆ＞s｡
　{ニニニニﾆﾆﾊ　　　　 i 　　 u　　　　　　　　　　￣ﾏニニニニ
　{ニニニニニニ　　　 iヘ､　　　　,　'´　　　　　　　:.　　 'ニニニニ
　{ニニニニニニ',　　　　 iニﾆ＞x.'´　　　　　　　　　　:.　　ﾏニニニ
　Yニニニニ斗=ﾑ　　　　.iニニニ〉　　　u 　　　　　　　 }､ニニニ
──────────────────────────────────────────
【ベル】　う、嘘………そんなの嘘よ！　私、私はアンタでなんか………ッ！

┏
┃　　　自分が憎き相手の手によって感じた。その事実にベルは言葉を詰まらせ、ハッキリと否定することができなかった。
┃
┃　　　そのことがベルが快楽を感じ始めた動かぬ証拠であると暴君は確信する。
┃
┃　　　この小生意気な女は徐々に堕ち始めていると―――
┃
┗
3412 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 03:11:57 ID:1nve/nKu: 暴君もちょっとのめり込みはじめてる？
3413 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:16:21 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　-‐──--　､　　　　　　　　人_人_
　　　　　　　　　　　　　　　＞　　　　　　　＞''"￣',　　　　　 )　ノ　て
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　 ',、　　　く　＼　（
　　　　人_人_　　　┌┴　　　　　　　　　　　　　 ',',　　　　 | 　う　|
　　　 )７　ト.て　　 {　　　　　　　i',　　　　　　　　 ',∨　　　 | 　つ　|
　　　く .{__ノ　（　　 }　　　　　 ', ',　　　i　 ∧　　　 i ∨　　）││ |
　　　　 | 七_　 {　　 {　　 ',　　　　|　ゝﾟ｡.　ﾄ, ﾊﾊ_ } 　 }　}　　ノ　・ .・（
　　　　 |.(乂） |　　 {　　 ',.　　　 iﾟ｡　､乂{}う≧‐-} 　 } ､}:　￣｀v-√　　　　　　 .／
　　　　 | 　あ　|　　从..　　',　i从斗イ'　　 }拆辷ァcﾊノ!!/ ゝ、__ 　　　　　　／
　　　　）││ |　　　 } ＼ . ﾍc汽芒う` ＼,'::｀¨::´::/ ｱ　,'　）､　｀ヽ.　　　　　／
　　　ノ　・ .・（　　 ,ｲ　 ,:ヘ _〕iト¨´::/: 　，　 /::/::/　 i,.イi}､ヽ　　 }　　　／
　　　￣｀v-√　 ,ｨ" （ /:::::',. 　 ', /::/:u　 _ _　　　,ｲ　 j:.:.j ',:.:.ヽ} 　,'　　／
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　　　　　　　　　　　　　　ﾉ Vﾊ⌒つ　　　　　　.　´: : :
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　　　　　　　　　　　　　｀　 : . 　　　 {lし
　　　　　　　　　　し　　　　　: .　　　 u
　　　　　　　　　　　　　　　　　: :、. .　　　　. . ./
──────────────────────────────────────────

┏
┃　　　暴君はすかさずベルの乳房から手を離し、今度は両足を掴むと左右に開いた。
┃
┃　　　両足の間には彼女のすみれの花弁のような肉ビラが顔を覗かせ、そこはしっとりと濡れているのを
┃
┃　　　確認して暴君はまるで演説をするかのように部屋全体に通る大声で喋り始める。
┃
┗
3414 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:24:19 ID:HkeEWQ7e: 　　　人_人_
　　　 )　ノ　て　　　　　　　 ───　／ヽ
　　く　＼　（　　　 /￣　　　　　　　　　　　‘，＼
　　　 | 　う　|　　 . : :　　／　　　　　　　 ‘，ヽ　　　　　　　 /　　　　　 /
　　　 | 　つ　| ／　　　　　　　 ||　　　　　　 ∨　　　　　　　　　　　　 /
　　　）││ |　　　 /　　　　　　 }　||　 .}　　｜　　 ∨　　　　 /　　　　　 /
.　　ノ　・ .・（　　 / 　 ./|　 .! 　八从 .∧/|　 |　　　 } ＼人_人从／　　　　 /
　　￣｀v-√　　　　 ._.斗‐/! /　 ''　‐-　.ﾉ　｜　　.}:ﾉ＼）七　（
　／　　　 .{　　 !　　　　　　|/　ｘ≠ミ　./ ／　　/ !.: : ＜　(乂） .＞
　{ ／⌒￣ | .|　/{　　.|ｘ≠ミ／／／／／イ　　　　 |＼: : ）　　つ（　　　 /
.八{　.|￣￣∨∨ ∨ヽ|ゝ／／ '　　u./　　＿_.／　|＼＜　　|　　＞　　/
.　　　＼: : : ＿_}　　 {圦　　∨　) 　',　　(＿ {: : : : }＼/ ）　・　（　　 /
　　　＿}　 / ／　　.ノ : : ＼　　　　_,,.＼＿　} ヽ　〈 .:./／⌒Y⌒｀＼ /
　　∠ ＿／ .{　 (⌒ ＞-＜｀＞-　　　 u.ﾉｲ : : 〉／ '　　　　　　　　/　　 ,⊆ 乙00
　　　　　　＼＼/　　　｀`～､ﾉ　　　　 {__　⌒　,'　　　　　　　　　 `７⊂′
.　　　　　　　　￣/　u　　　　　　　　　￣　,'　　　　　　　　　　　 `‐┘
,⊆ 乙00　　　　　　　　ﾄ　,'　　　　　　　　 Y　　　　　　　　/　　　　　　 ,勹
`７⊂′　　　　 ,'　　　　　 {　 ::rｫ::　　 .:. 　　 ::rｫ　　　　　　 /　　　　　　くく
　 `‐┘　　　　　　　　　　 }　ヽ　　　 ...:::::...　 __/　　　　　　　　　　　＼）
　　 ,勹　　　　　　　　 /: : : :　 ""´　　　　／　　　／　 /　　　　　　　　 r--､
　くく　　　　　　　　　　∧: : : :　　　　　／　　　　 / 　 , '⌒｀　､　　　　　　己ﾉ
　　＼）　　　　　　　　 ', : : :　　　　／　　　　　　／　　　　　　　 (⌒⌒)
　　　 r--､　　ﾉ　　　 /　　 } : : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　＼／
　　　己ﾉ　 / 　 : : .〈　　　. : : : ／　　　　　　　　 / ＼　　　　　＼
.　 (⌒⌒)　 ,'　　　　　} 　ﾉ: :. 　u 　　　　　　　 / 　. . ',　　　　　　　＼
　　＼／　 ,　　　　　/ 　／　　　　　　　　　　　　　/　　. . . .　　　　　i　　　＼
　　　　　　　　＼__ ／　　　　　　　　　　　　　　　　 . . . .ヽ　　　 U
　　　　　　{　　　　　　￣￣ )　　　　　　　　　　 /　　　. . . . .＼　　　　　　　 `､
　　　　　　|　　　　／￣￣　　　　　　　　　 /　　　　　. . . . ..| ＼
　　　　　　|　　./|｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . . .∧
　　　　　 / .〈〈｜|　　　 i　　　　　　　　　／　　　　　 . . /: :‘，　　＼
　　　　 {　ハ | し　　　し　　　　　　　　　　　　 r── --─‘，　　　＼　　　　　 ∨
.　　　　 /し　ゝ　　　　　　　　　／　　　　　　　￣｀ヽ　　　 }　　　　　　　　　 ∨
.　　　 ':　　　|il| li|i|　　　　　　　／|　　　　　　　　　ノ　　　　ﾉ　　　　　　∧　　　　　∨
　　　　{: .　　 |il| ｀´　　　　　　　　 . : : {　　　　ij　　 __／／　　／　　　　　　 ∧
　　　　 : : .　ヾﾐ≡ｼ　　　　　　／: }: :.}　　　　　　　ゝ‐ァ　／／　　　　　　　　　　 }　　　　　＼
　　　八: : : .　 ,Jiv-　　　　　ｲu　ﾉ: ,'　　　　　　　／／／　　　　　　　　 /　　　　　　　＼
　　　　　　　: : : .ヾ|il⌒))　u : : {:.／／: 〕　　　　　　　⌒￣　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　ヽ
　　　　　＼.: : : ¨o : : : : : : : : }i : : :ι: : . .　　　　　. : :/　　　　　　　　　　八　　　＼_　､　　＼ヽ
　　　　　　　　　ｰ　 o:　＿_,,...,,_:u : : : : : : : : : : : : : : : ／　　　　　　　　　　　　　　＼＿＞-､⌒ヽ__丿〉､
　　　　　　　　　　　 o　　　　　｀`～､、: : : : : : : :＞''"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣し　/　〉
　　　　　　　　　　 : ♥　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し'　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し
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┏
┃　　　「見たまえ諸君！この女、あろうことか夫を殺した男の手で女の花園を濡らしているぞ！！」
┃
┃　　　「しかもまだ直接触れてもいないのにだ！ははは、この女はとんだ淫乱だとは思わないかね！？」
┃
┃　　　暴君の熱の込められた言葉に耐えられないかのようにベルは瞳を強く閉ざす。
┃
┗
3415 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:30:50 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､_人_,.イ　　　　　　　 ,.， -‐=ﾆ二ス__
　　　　　　　　　　　く　　う .7　 ,.， -=ニア　　　　　　｀丶
　　　　　　　　　　　　 |. 七_　|　ニ二ア´　　　　　　　　　　　:._
　　　　　　　　　　　　 | (乂）| ‐―ｧ〃　　　　　　　　　　　　　｀ヽ　人_人_
　　　　 |/////////////.ﾞ |. 　つ.|　／{/ 　／..:／⌒　　　　　　　　　 : ) .七_.て
　　　　 |////////////　）. │　| {__/　／ ...:∧ ,,__..　　____________,彡　　く .(乂）（
＼＿＿＿|///////////ノノ.　・　（ __,ノl　i| .....:/___　　＼＿:.¨¨¨¨¨´　　　　　| 　あ　|
　＼　　 j/////////〈_=- ￣｀v-√　　ﾉ八 .:/ (__,心X　.::　　　　　.　　　　 | 　つ　|　／
　　　` 　 {////////,//......（／／⌒辷彡　 Ⅴ ゞ_ツ丿冫.:.　　〈 . :::　　　　）││ |　 //
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┏
┃　　　今、自分は愛する男にしか見せてはならない所を憎い相手に見られている。
┃
┃　　　しかも見ているのは暴君のみではない。周囲の人間全員の視線が自分の股間に集まっている。
┃
┃　　　悔しさと羞恥心、そして意図せずに感じてしまった快楽でベルの心はぐちゃぐちゃに乱れてしまっていました。
┗
3416 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:39:57 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿_
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.　　　　　　　　ﾉ　ｲ八　　 { 　　　　　',　/　　　　 }　 /　 ./| .ﾄ
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　　　　　　　　{ , ｲ　八　　　＼{ ／／／／／／／／|／　　 }　　 {
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　　　　　　　　　ら　　　　　　　　　　　　￣　 ―-r' ´ 　　　/
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┏
┃　　　その時ベルの心は折れかけていました。
┃
┃　　　暴君の慰み者になることは覚悟していましたが、まさかこのように多くの男に体の隅々まで晒すとは思わなかったのでしょう。
┃
┃　　　しかし現実は彼女の想像をあっさりと飛び越え、精神的苦痛を与えます。
┗
3417 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 03:40:27 ID:1nve/nKu: そうなのかー…？
3418 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:43:14 ID:HkeEWQ7e: ;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:　| .l
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┃　　　多くの女性の心を砕いている暴君はその一瞬を見逃しません。
┃
┃　　　「さあ、許しを請え。そして私の物になると今ここで宣言するのだ。そうしたら今日はここまでにしてやる」
┃
┃　　　瞳を閉じて、肩を震わせるベルに暴君は甘い誘惑を持ちかけます。
┃
┗
3419 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:48:25 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　-‐──--　､
　　　　　　　　　　　　　　　＞　　　　　　　＞''"￣',
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　 ',、
　　　　　　　　　　　┌┴　　　　　　　　　　　　　 ',',
　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　i',　　　　　　　　 ',∨
　　　　　　　　　　　 }　　　　　 ', ',　　　i　 ∧　　　 i ∨
　　　　　　.　　　　　{　　 ',　　　　|　ゝﾟ｡.　ﾄ, ﾊﾊ_ } 　 }　}
　　　　　　　　　　 {　　 ',.　　　 iﾟ｡　､乂{}う≧‐-} 　 } ､}:　　　　　　　　　　　　 .／
　　　　　　.　　　　从..　　',　i从斗イ'　　 }拆辷ァcﾊノ!!/ ゝ、__ 　　　　　　／
　　　　　　　　　　　 } ＼ . ﾍc汽芒う` ＼,'::｀¨::´::/ ｱ　,'　）､　｀ヽ.　　　　　／
　　　　　　.　　　　　,ｲ　 ,:ヘ _〕iト¨´::/: 　，　 /::/::/　 i,.イi}､ヽ　　 }　　　／
　　　　　　　　　 ,ｨ" （ /:::::',. 　 ', /::/:u　 _ _　　　,ｲ　 j:.:.j ',:.:.ヽ} 　,'　　／
　　　　　　　　从　　＼ ,__ 　_:ic､ ___　　　 _ ／ノ＿/ :__:.:」,ｲ´.}ヽ{
　　　　　　　　　　）人i" _ jゞ'゛　　　｀⌒　　 " ' ‐-=: 　ヾj:.､ｲ...／ ‘
　　　　　　　　　　　　　⌒{　　'゛　　　　　: :　　　　　｀　､ }　ヽ '. ‘
　　　　　　　　　　　　　／´　　　　　 :: 　　　　　　　_:_:_ヽ:_//
＜　　　　　　　　　　　,　　　. . . . . . . : ,:ィ　　　　　　　´　￣　７　　　　　Ｊ
　｀　､　　　　__ ｡o*''/.　 ´　　　　｀¨:´　　　　　　　　　 /
　　　｀　.´￣￣＞ ´ ＿__　　　　　　　　　　　　　 .イ
　　　　　　＜⌒'<⌒⌒＼＼⌒> : -‐ ´ ⌒　ー :‐=≦/
　　　　　　　　　｀　､　>"　　ヽ　ヽ : r:,　　　　　　　／
　　　　　　　　｀＜_>､　j{ 　j{ /ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　⌒´⌒Yi:{uL _
　　　　　　　　　　　　　　ﾉ Vﾊ⌒つ　　　　　　.　´: : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (u　:Vl}　　　　　／
　　　　　　　　　｀　. _　　　　　　 Ⅵヽ　　　　/
　　　　　　　　　　　　　｀　 : . 　　　 {lし
　　　　　　　　　　し　　　　　: .　　　 u
　　　　　　　　　　　　　　　　　: :、. .　　　　. . ./
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┏
┃　　　今すぐにでも逃げ出したいベルにその言葉は深く突き刺さりました。
┃
┃　　　ただ一言「男のものになる」そう言うだけでこの地獄のような状況から抜け出せる。
┃
┃　　　普通に考えれば理不尽、しかし今のベルには魅力的な提案にベルは――――
┃
┗
3420 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:52:20 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　|　　ハッ、死んでもお断りよ
　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_

　　　　　　　　　　　　　　 _＿_
　　　　　　　　 __＿＞''"　　　　｀`～､、＿　/
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ ∨
　　　　　　　　 /　/　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 /
　　　　　　　　　 /　　　　　　　 }　　　　　　　 ∨ /
　　　　　　 /|　/　　　　　　　ﾉ　 |　　　　　　 ∨ /
　　　　　 /　 ,'　　　　 |　　 }　／　　i　　　 }:　　　　 ∨
.　　　　　 |　　　　　∧　ハ　　　 | ﾊ　∧ |　　 } 　 } W
.　　　　　{ 　 |.:{　　　|/‐-∨..,,_',　　 /}/_.∨-‐!　　,'　　 .}
　　　　ﾉ　ｲ八　　 { ,x====ミ ',　/ x====ミ }　 /　 ./| .ﾄ
.　　　.／／|{　　＼ ‘，乂zリ　 ∨　乂z:リ /　/　／ :!/ .}
.　　　{ , ｲ　八　　　＼{ ／／／／／／／／|／　　 }　　 {
　　八{ ∨　＼＿　　', u　　　 '　　　 ⌒}　　|＼ :} ＼ .}
.　　　　 {　　　/＿}　　}＼　　∨:::::フ　u.／| 　 {　 }ﾉ､　)ｲ
.　　　　 ∨}　/{　＿／　　＞ ij__　＜　　ヽ　{＼　} ∨
.　　　　　　 {∨八{　　　　　　　　　　　 )ノ　 }ノ } ｀､
　　　　　　.|　　　　　　　　"'''- 、　_,.-'''"´　　　　　　　　|
　＼　　　 { 　　 y,.　　 ..　　　　　 ,.　　　　 l　　　　 l
　　＼　　l　　 /　　　　　ヽ　　　　 /　　　　ヽ　　 |
　　　　V　 {.　　{　.r;　　　　　　　　　　;　　　 :ゞ'　}.　　　|
,　　　　 V .|　从　　　　　 ..:　　　　　　　　　　　　从　　 |
　　 l　　 ∨!. 　个　　　　 ′　　　　 :..　　　 , ｲ　　 .|
　　 {　/　 ∨　　.| 　 ,.:　　　　　　　　　　、　　 |　　　 |
　　 ∨　u　∨ 　 !　　　　　 ,　　　　ヽ.　　　 |　　　 |
　　　 ',　　 .∨　 V　　　／　　　　　　丶　　！　　　.|
　　　 l. 　　 ∨ /　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　 .|　　＞
　　　 !　　　　∨　　　　　　　　　　　　　　！　　 .| .／
　　　 .l　　　　　　　　　　　　　 ;　　　　　　　　 l　　　／
　　　..′　　　　　　　　　　　　　 .l!　　　　　　 V ／
　　　′　　　　　　、　　　　　　　l;i　　　　　　　　／
　　 ′　　　　　　　、　　　　　　 l　　　　　　　 ,l ′　　　ι
. 　/ 　　　　　　、　　　　　　　　　　　 /
　/　　　　　　　　　、　　　　　　　　 /
../　　　　　　　　　　　、　　　　　　　　　　 ,′
　　　　　　　　　　　　、　　　　　　　　 ,′,. っ

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【ベル】　　言ったでしょう？私の心は前国王のもの。彼以外になびくとでも思ったの？

　　　　　　　それにアンタのような性根の腐った外道にどうこうできるほど安くはないって事をもう忘れたのかしら？
3421 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 03:56:27 ID:1nve/nKu: これは執着するわ、こいつの性格的院
3422 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 03:57:24 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ---
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ . : ア　　　　ミ:ｘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　〃〃 .: l　'　　ヽハ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　/′ '　!　i　　' 　 ′
　　　　　　　　　　　　　 '　ｲ　　　　　　　l　　 , l　′
　　　　　　　　　　　　　　 i / |　 !　　　　　　　　　! ｜
　　　　　　　　　　　　ｌ/　|　　　　　　　 l !　:.
　　　　　　　　　　　　　　　 /　 l　 !　　　　　:!　　￤　: '
　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 l　　　　　;　′　　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　j!　i　　　　　,　′　　　′!
　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 :j{　　ｉ　　　　/　　 ′ ′
　　　　　　　　　　 /　　:j{　　 !　　 //　　 /　/　/
　　　　　　　　　　 /　　 j{ 　 !　　　//　　 '　/　/ l
　　　　　　　　　　　　　 ,/　　.:j{ 　 l　l 　//　　　　 ′/|　!´丶
　　　　　　　　　／/　　 :j{　　　 l　　　　／　/｜｜':ｉ:i:i:､
　　　　　　　／:i:i/　　 :j{　　 !　l/　　　　　　　　;　:!i:i:':i:i:ｉ:＼
　　　　　　　 /:i:i:i:i/　　 j{　　 i　/　　.／　　ｲ　　　 ;:i:i:ｉ:':i:i:i:i:Λ
　　　　　　〈:i:i:i:i/　　／　　　　　／　／　　　′.′:ｉ:ｉ|:ｉ:i:/:i:ｉ〉
.　　　　　　　＼/　／ .j{　　 /　.／　／ ′　　/　/:i:i:i:i:i|:i:/:／
　　　　　　　　　 /／　 j{　　.:/ ／　／,: / 　　./　/:i:i:i:i:i:i|:ｉ;i〈
.　　　　　　　／　　　j{　　.:／　　／／./ 　　 /　/‐:┬--ｉ/:iΛ
　　　　　　　　／　　　　j{ 　／　　／／　/ 　　 ./　/{:i:i:Λ:i:i:i:ｉ:i:i:Λ
　　　　　／　　　 .j{ ／　　／／　 ./　　　 ./　/ {i:Ⅳ　Ⅵi;{:ｉ:i:i:Λ
.　　　　　〃　　　　 .:／　　／／　　./　　　 /　/　{ｉⅣ 　 ∨i;}:ｉ:ｉ:i:Λ
.　　　　/　　　　　 .／　／／　　 /　　　 ′/'　｛i:〈,　　 ∨:i:i:i:i:i:Λ
───────────────────────────────────────────────
┏
┃　　　それはベルの精一杯の強がり。
┃
┃　　　そして王様が愛したもう一人の女性の為の虚勢。
┃
┃　　　何よりもまだ生まれてもいない王様の子供の未来の為に………
┃
┗
3423 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 04:03:51 ID:HkeEWQ7e: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．<´　　　　　｀＞，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ヽ"　　　　　　　　　　 "＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'.　　　　　　 /{　´　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.　　　　　　　 {. 乂　　　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　 , 　,′ ﾄ、＼.　　　　 ',､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　　　　 /　/ ,　 | 　＼＼　　　　　} ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.　　　　　-i┼ﾄ､|　│　从‐}┼',-　　　}　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　　　ｲｨ===ﾐﾍゝ.ﾊ　,ｨ===ﾏ}　　∧　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.Ⅵ.　　从,.乂り　ﾍﾙ' 　乂り,,ﾉ ./ ∧/.　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／ﾞ,'乂ハ八 :::::::::　　ｌ:　　 :::::::::从/ ∧ﾉ　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {/／／ ∧、. 　仆､　 _＿__　u. ／. 　 ∧ﾉ　　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　乂　乂/　〉＼_ 　 }.　ヽ　　ソ　{ 　　（Yヽ `ー=ﾐ,＼__ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　厂) 　) 　 ,____) 　}ih｡　￣　　,人　　 `ーn　ﾐｖ^ヽ）
　　　　 r ､　　　　　　　　　　　　　　￣廴ムィ＞＿ノ>.r‐!｀ー　 ´|ヽﾞﾊ`ーvム从ノﾉ　(
　　　　　 !　ヽ　　　　　　　　　　　　　　／￣. 　　冫 |　　　　　! |ー´ 　￣＼　　　　　　　　　　　　　　　 / }
　　　　＼　｀ー､　　　　　＿/ｪ二二_￣ ⊃. 　　　 `ミ＞0＜ﾆlく.　　　　　＼＿___　　　　　　　　　 __ ノ　i
　＿＿＿＿＞　　ゝー─.≦...　＼　　　￣　　　　　　《__八__》　　　　　　　　　　　＼.　　　　　　／　　　/
( ＿＿＿　　　　　　　　　　　 }＼　　　　　　　　 / /| {: :} |.　　　　　　　　　／⌒ヾ　　＞-─ー{　　　ノー―――-､
　　　　ノ　　＼　　　　ﾉー=,,　　　,'　＼　　　　　　　　 /_/__l_{: :}.」　　　　　　　　　　 /　　／￣　　　　ﾉ　　　　　ｒ‐‐―― '
　　／　／i　　｀　／／/　.≧―'―---＼　　　　　／∨|..: : : :. :.ﾑ.　　　　　　　 /　　　{　　　　　　　　　　　ノ　ヽ
　　/　／　/　ﾊ　「.i／.　　　　 / 　　　　　 iー―--'.　　　ヽ.: : : :ﾑ　＼＿＿＿＿/ー＜　V....　_ ,,..-‐'' "´＼__. 　　､　＼
.　 {／　 /　/　!　!/.　　　　　 /　　　　　 /.　八　　　　　　ノ', : /.　　　　　八　　　￣￣￣',　　　　　　 i 　r ､　＼　＼
.　　　　 /.／　｜ | 　　　　　 /　　　　　 /　　　 ',ゝ　　　彡　∨　＞　　　イ..　　　＼　　　　　　＼　　　　 !　|　＼　＼._)
　　　　　　／ゝ'　　　　　　 /　　　　　／.　　　　 ',　　　　　　　　　　,'　 l　　　＼　　　　＼　　　　ゝ'　　　ヽ._ﾉ
───────────────────────────────────────────────
【ベル】　　さあ、いくらでも辱めなさいよ下半身丸出しの王様！

　　　　　　　言っておくけど国中の誰よりも私は手強いわよ？

┏
┃　　　ベルは勢いを止めること無く暴君を挑発します。
┃
┃　　　この男の注目を自分だけに向けることこそが彼女の戦いなのです。
┃
┗
3424 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 04:07:57 ID:HkeEWQ7e: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　　　l
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┃　　　そんなベルを見て暴君は口の端を大きく吊り上げ、心を踊らせました。
┃
┃　　　「ああ、これは是が非でもこの女が無様にひざまずく姿を見たい」と―――
┃
┃　　　彼と彼女の戦いはここから始まったのです
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【つ　づ　く】
3425 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2018/01/06(土) 04:08:45 ID:HkeEWQ7e: ツヅキ　アシタ（モウキョウ）　オヒルカラ

オヤスミ　
3427 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 04:47:54 ID:EEi8A79Q: お休みなさい。

これは報いを受けさせたくなる良い悪役。(殺意ギラギラ)
やはり、凌辱エロはきらりと光る気高さとか愛情が混じると品が出て引き込まれる。(心臓を抑えつつ)
3428 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 14:39:15 ID:R7c8SmHt: ベルが負けるところが想像できない…ｗ
3429 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 14:40:35 ID:vLdrdMa7: 何て言うか、登場人物視点じゃなくて語り手視点なのが怪しいんだよなw
3430 ：名無しさん＠狐板： 2018/01/06(土) 15:01:12 ID:nib2tN2X: まあベル様の策略だとしても、多分実際に感じてはいるだろうし、男達の欲望で汚されていくというのは、かなり興奮する

異世界NTR 国王に目を付けられた恋人が側室としてハーレムに加えられてしまう話

770円

因習村近親ハーレム　（下）

匿名（6月29日 13:42）

俺たちシンジがゲンドウを支える……ある意味“最強”だ　第3話

匿名（6月29日 13:36）

因習村近親ハーレム（中）

匿名（6月29日 13:34）

異世界探索RPGタカリクエスト　第2話

匿名（6月29日 13:17）

『短命種のオスは仕方ないですね』でいつでもおまんこ貸してくれる長命種の村　第3話

匿名（6月29日 13:09）匿名（6月29日 08:55）

やる夫スレ本棚でまとめて欲しい作品アンケート

匿名（6月29日 11:38）匿名（6月29日 09:54）匿名（6月28日 12:47）匿名（6月28日 12:23）

鬼畜ＶＲゲームで、好き放題監禁陵辱　後編

匿名（6月29日 11:02）

真・女神転生オタクくんサマナー　～世界滅亡パパ活計画を阻止せよ！～　第621話　ウェルカムスクール？　後半

匿名（6月29日 10:18）

異世界探索RPGタカリクエスト　第1話

匿名（6月29日 09:05）

やる夫はWBに乗ってしまったようです　第19話

匿名（6月29日 06:23）

彼女たちは謎の洋館に閉じ込められたようです　第23話

匿名（6月28日 22:57）

枯れた大地のルーンファクトリー　第1話

匿名（6月28日 22:44）

やらない夫はカードゲームアニメのライバルになるようです　第12話

匿名（6月28日 22:27）匿名（6月28日 17:27）

胡蝶之邪神　第2話

匿名（6月28日 22:03）匿名（6月28日 17:06）匿名（6月28日 15:29）

俺たちシンジがゲンドウを支える……ある意味“最強”だ　第2話

匿名（6月28日 20:27）匿名（6月28日 19:17）匿名（6月28日 19:06）匿名（6月28日 16:33）匿名（6月28日 16:17）匿名（6月28日 15:24）匿名（6月28日 14:57）

やる夫達は傭兵から成りあがった英雄なようです　前編

匿名（6月28日 20:07）

やる夫は私立メガテン学園を生きて卒業したいようです　最終話

匿名（6月28日 19:53）

バイコーンオーバーロード　第40話

匿名（6月28日 19:34）

やる夫は生き残りたいようです　第28話

匿名（6月28日 19:13）

ひとりTSしたホシノちゃんは、配信に紛れてヘッドショット系ロリと呼ばれるそうです　第131話　生えていたもの、生えていないもの

匿名（6月28日 18:25）

星の茨木帝国物語　第15話

匿名（6月28日 17:45）

手垢がつきまくったクラス転移もの　第3話

匿名（6月28日 15:01）匿名（6月28日 14:09）匿名（6月28日 13:59）匿名（6月28日 13:02）匿名（6月28日 12:17）

やる夫は私立メガテン学園を生きて卒業したいようです　第44話

匿名（6月28日 14:44）

異世界やる夫さん　第9話

匿名（6月28日 14:22）

やる夫の北海道カオス立志伝　第28話その1

匿名（6月28日 13:31）

やる夫は私立メガテン学園を生きて卒業したいようです　第33話

匿名（6月28日 13:29）

異世界やる夫さん　第8話

匿名（6月28日 13:08）

真・女神転生オタクくんサマナー　～世界滅亡パパ活計画を阻止せよ！～　第619話　彼岸花の畔４

匿名（6月28日 13:05）

異世界やる夫さん　第7話

匿名（6月28日 13:01）

異世界やる夫さん　第6話

匿名（6月28日 12:52）

異世界やる夫さん　第5話

匿名（6月28日 12:31）

気を付けよう！対魔忍！

匿名（6月28日 12:05）

便姫（べんき）姫

匿名（6月28日 12:00）

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