貴方は鬼龍傭兵団で頑張るようです　最終話

貴方は鬼龍傭兵団で頑張るようです

2025年5月18日

40 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 16:59:21.41 ID:t1mR2a5q: 　　　 |!　　:::|　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___
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二二二二!　　 |
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　　　　　 ∨ ,r‐ ､ ,ﾆ-ｧ'　　　　　　　　　　..::　　　|'ﾘ
　　　　　　ﾚ! ⌒ゝヽ７　 ,､-ﾆ三ﾞ'=:､　　　　 _,z=､｢
　　　　　 {/| l′〈 l彡　　　<´-tｪｧｯ `'ヽ　 ,f,,ﾆ,ﾝ/　　　　　　　　　　　まったく人生でここまで感情が
　　　　　ヾ'､ヽ､｢ ''´ ,! 　　`-,｀￣'"　'"　ﾞト¨´.::|
　　　　　　,ﾘ^＼_;　　 '､　　　　　　　　　.:　|　　 ,'　　　　　　　　　　　　乱高下したことは後にも先にもないと確信できるよ
　　　　　　ﾚリ´ |　　 ':,　　　　　　,.ｨ　 ,:　| 　./
　　　　　 ,ｨj＾`′l,　　　　　 ,.　　　　｀ -ﾆﾝ′/　　　　　　　　　　　　　なにせ船で改めて伯爵領入りした途端、ラティファ様から伝えられた衝撃の数々
　　　　 /〈ﾞ､　　い,　　　　` `''-=─---r' ﾞ /
　　　 / 　ﾞ､＼　ﾞ､＼　　.;　　　ｰ-｀二´　/
　　 /　　　ﾞ､　ヽ､＼ `ヽ､'､　　　　￣　/′
　　　　　　　＼　　`ヽ､　　ヾ､　　　　 _;'
　　　　　　　　　＼　　　｀''ｰ- ､￣￣｢ヾ'ｰ- ､_
　　　　　　　　　　l＼　　　　　　｀＞'‐-､ヽ　　 `''ｰ- ､_

　　　　　　　　　　 ,r',r〃　,. _,.. 　 .:.:..`ヽ,,
　　　　　　　　　　,ff. ,r〃r'´,..r=ﾆ三ミﾐヾ:::::ヽ
　　　　　　　.〃;'`ｰｧｧ-‐ ''"⌒｀`ヾ､ ::ヽミﾐ;､
　　　　　　　　　〃;′ （('′　　　　　　ト､:.`ヾミﾐi
　　　　　　　 l /!　　　　　　　　　　　{　ヽミミ|
　　　　　　　　　l// ｀`　､_,,　　　 _,..｀`.:.ﾄ､;ヾミﾐﾐ|　　　　　　　公爵の密偵たちが公爵の制御下に実はない
　　　　　　　　 ;N三ﾐ;､　　　 ._,z==-;;;､::ﾄ､ヾ.:ミﾐ!
　　　　　　　　　い,rﾃﾃjk , .,ｨ≦;ﾆ､二｀`' .!ﾐ/⌒ﾐ!　　　　　　　血に飢えた獣であるというもの一つだけでも目眩がし
　　　　　　　　 V　｀ ´7 ..｀ヾ `'''ﾞﾞﾞﾞ` 　.:.:!ﾐハN
　　　　　　　　　',　　/ .:;:.　　　　　U,.ｲ.:.:ﾞ' ソ〃　　　　　　　これからの王国を思えば暗澹たる気持ちしかなく
　　　　　　　　　',　 ';､.:;;;:.､　　　　 ,'.:.:.:.:.rtぐ(
　　　　　　　　　　',　,　_ _＿　　　　.:.:.:.:,'::1;;ﾉ　　　　　　　　公爵の反逆も合わせてこの国は終わったなと絶望が胸を染めるのも道理だろ？
　　　　　　　　　　　',　 `ﾆﾆﾆ¨` ,′.:.:.:./.::::i´
　　　　　　　　　　　ﾊ　　`"""´ 　.:.:.,.ｲ.:.::::::ﾄ､
　　　　　　　　　　,.ｲ{. ﾞ､　　　　, .:／ /.:::／ !::ヽ
　　　　　　　　／.:.i　`ヽゝ---‐''ﾞ´　 ,. '´　　|:::::::ヽ､､,,_ _
　　　　　　,. イ.:.:.:.:.|　　　 `ヽ､ __,. ‐'´ 　　　 |:::::::::::::ﾞ､::::.:.:.｀`
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41 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:01:59.90 ID:PruK5lgZ: 泣く子も黙る鬼龍傭兵団が可愛気あるレベルの
畜生ぶりでしたな密偵団
42 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:06:33.02 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　-‐‐‐‐‐‐- .､
　　　　　　　　　　　　　　　,.:'´　ﾞﾐ､ jﾘ{　ﾘ ,ﾉ｀ﾞヽ
　　　　　　　　　　　　　　/ ﾗ'´｀ミji 川　ﾉｨｲ_ ｨｲﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　〃ｲ´ ｀`ﾞﾞﾞﾞ(( ﾘ´´´　　｀ヾﾄﾞ;,
　　　　　　　　　　　　　〃ｲ　　　　｀　　　　　 !ﾄﾞﾐ!
　　　　　　　　　　　　　ﾚ'〃 j　　　　.. __ ..　　　;　!ﾐﾐ;i　　　　　　　公爵が勝っても負けても国は荒れ果てる
　　　　　　　　　　　　　ﾚ'〃　-‐==z､　 _.,､==-:　!ﾐﾐj
　　　　　　　　　　　　　ﾚﾊ′ .rｪzｯ;ﾝ　　ｨ:ttｪｭ　 .l K　　　　　　　そう投げやりになりかけていたところに
　　　　　　　　　　　　　{ い　　｀￣´ i　; ｀￣ ´　ﾘﾊl
　　　　　　　　　　　　　'.い'.　　　　　;　 .　　　　,.'ﾚ'ﾉ　　　　　　　伯爵家の忘れ形見である初代侯爵家当主と後になる彼が帰ってきて
　　　　　　　　　　　　｀ﾄ､.:　　　ｰ=‐'　　　 .': ｲ'
　　　　　　　　　　　　　　ﾐj.:　;　ｰ_---_‐'　,:　ﾚ'　　　　　　　　　公爵家の密偵団は大凡討ち果たしました
　　　　　　　　　　　　　　　 l ﾞ､　　｀ｰ‐‐ '　　 / i
　　　　　　　　　　　　／lヽﾞ;ヽ､　　　　　ﾉ.ｲ／ﾄ､
　　　　　　　　　　／　 l　ヽ､ `ｰ---‐' ／　 l　ヽ
　　　　　　　　　 . ィ´ 　　 |　　　＼ ____ ／　　　|　　'.｀ヽ､
　　　　 .　　　　´　,′　　　|　　　　/:::::::ヽ　　　　|　　 '.　　｀丶､
　. 　 ´ 　　　　/ 　　　ﾄ､.　　∧::::::::∧　　.／! 　　'.　　　　　｀丶､
'´　　　　　　　　/　　　　　 |　＼/　〉‐〈　ヽ／　 |　　　 l　　　　　　　｀丶
　　　　　　　 /　　　　　　|　　　　/.:.:.:::V´　　　 |　　　　 l　　　　　　　　　｀
　　　　　　　 /　　　　　|　　　/.:::::::::::'. ﾉ　　　|　　　　　l　　　　　　　　　　　:
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　　　　　　　　_,,､､､､､､､ _
　　　　　 ,ｨｲ（ ,ｨ彡三三｀ヽ､
　　　　　/,ﾊｧァ''¨""`ヽ三ﾐﾐ､＼
　　　　 V^（(　　　　 .:::ﾞiミミﾐﾐﾐﾞi
　　　　　十-､　, -‐‐- .::::ﾄミﾐﾐヾ;|　　　　王子たちの争いも自分という第三勢力が立ち
　　　　　 }=･ﾝ　.:::=･= ヽ.:ﾐﾐ/う川
　　　　〈 `7　　｀` ´ 　 ,.ﾚ',い川　　　　　バランスを取ることで内乱の抑止に成功しましたとか
　　　　　i　`""　　　U ,′ _ソ//
　　　　　　| ｰ＝‐'　　　　/.:;ｲｲ/　　　　　　そう言われても……は？そんなおためごかし信じるかと不貞腐れようとしたら
　　　　　!　￣　　 ,. ｲ.::::| /
　　　　　ﾞｰr--‐''"　,､‐''""ヽ_
　　　　　　　ﾉL__ ,､‐' , .::.'"´.::::.:.＼
　　　　 , ｲ/⌒ヽ／　. :.:.:.::.:::;:;:;;;;,.ヽ
　　　 ,.イ.:::/ｰ､／　 .:.:.:::::::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;
43 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:10:03.71 ID:mPHReSmd: まあトリさんからしたら慰めのお伽噺聞かされたようなものよね
44 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:11:12.16 ID:v8HKjR+2: マジで一貫して英雄だった
45 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:12:25.34 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼　￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／￣｀`丶_ﾉ_ﾉノ,ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　／ {　　＿　　 ''⌒ヽﾉ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {/⌒i /　　弋ｆﾝ ^Xﾉｘ-ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |{ 　 }′＼　ｰ‐‐′ 〈,ﾝ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |乂　　　　}　　　　ﾉ　Ｖ }　　　　　　　　次々と私の下に彼の出来の悪い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨^ハ　　　 _,　___ ‐‐┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉 {　＼　　′ ヽ二7　,　　　　　　　　　お伽噺を立証する知らせが怒涛の如く押し寄せてくる始末
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　ﾆ‐ _　　 -- 　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　／＼￣＼　ﾆ‐　＿__/　　　　　　　　　　いやー比喩でもなんでもなく開いた口が塞がらなかったね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__､＜二二二二二二|二ﾆ∧　　　￣＼ニ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／‐‐二二二二二二/ﾆ|ニﾆﾆ∧　　　／¨∨|
　　 ┌-ｘ　　　　　　　　　　　　　／‐‐二二二二二二ﾆ/ニ:|ﾆﾆﾆﾆ:∧__／∨//| :|＼
.　　 ‘，　ヽ　　　　　　　　　 ./ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆニ|ﾆﾆﾆﾆﾆ∧　　 ∨∧ |ニ＼
/^ヽ　‘, ___}　　　　　　　　　　＿|＿／二二二二二二/二二|二二二二|　　　|//| |二二=-　＿
{‐　}　／ ./＼,-、　　　　　　 |二二二二二ニニニﾆ/二二:∧二二二ﾆ|　　 ///Ⅵ二二|二二二＼
{　　Ｖ　 /　 /　//^ｉ　　　　　/二二二／二二ニニﾆ|二二二∧二二二:|　　|////|ニﾆﾆ|二二二二‐_
.＼　|　 | ／　//　/　　　　/￣￣￣----二二二/ﾆ:|二二二-∧二ニﾆ:| 　.|////|ニﾆﾆ|二二二二二．
　 ∨　 |　　 /　 /＼　　 /‐‐‐ーｰ二二二二二/ﾆﾆ:|二二二二∧二二 |　 |////|ﾆﾆニ|二二二ﾆ/ﾆﾆl
　　＼__　　　 /＼ |＼/‐‐‐‐ｰﾆﾆﾆﾆ二二二/ﾆ二/二二二ニｰ∧ニニl　.|////|ﾆﾆﾆ/二二ﾆﾆ/ﾆﾆﾆ|
　　　　＼＿＿＿／/ |＼--二二二二二二/ﾆﾆ／二二二二二‐∧二∧ |////|ﾆニ/二二ﾆﾆ/ﾆﾆ二|
　　　　　 |ﾆ|　　　／／ﾆﾆＶ/二二二二二∨二二二二二二二二‐∧二∧////|二/二二二ﾆ二二二|
　　　　　/ﾆ|　／／ﾆﾆﾆニ〈二二二二二/二二二二二二二二二二＼ﾆ:∧// |-/二二二二ﾆ|ニﾆニ＼
　　　　 |ニ|／／二二二ﾆﾆ∨/二二二/|二二二二二二二二ニニニﾆ＼ﾆ∨//二二二二ﾆﾆ|ニニニﾆ|
　　　　　|ニ><二二二二二二〈二二二/ .|二二二二二二二二二二二ニﾆ＼∨ニニニニニニ|ニニニﾆ|
　　　　　＼二二二二二二二ﾆ|ニニ／　 ∨二二二二二二二二二二二ニﾆﾆ辷二ニニニﾆﾆ|二ニニﾆ|
　　　　　　 |二二二二ニニニﾆ|ﾆ／　　　 ∨ニニニニニニニニニニニニﾆﾆ辷二二ニニﾆﾆ|二二二ﾆ|

　　　　　.,r'　 , ,r'　 ,〃　　　_,,..　 `ヽ,
　　　　 fﾞ、､_(（ !､〃fﾞr' ｨ;ﾆ=-≡､　ﾐ!
　　　　jﾞ`=ﾗ｀`ｰｧｧ-─''"⌒｀`ヾ:､　ﾐl
　　　 //,ｲ　　　（ (　　　　　　　　`ﾄ､ |
　　　fﾞ /iﾞ　　　　　`　　　　　　　　ﾄﾐ､ﾞ!
　　　|　/!　　　　　`ー'ﾞ　　　　 !`ヾ,）　　　　　だってラティファ様の使いとして一度会っただけの彼の口からでた出任せ
　　　∨〈　-＝=､,,_　　 _,,ｨ=＝=､　|`>ﾐ!
　　　　ﾞ>j　:-=・=-冫　f -=・=-:.　 i'ﾞ,､iﾘ　　　　　　自分は実は伯爵家の忘れ形見で
　　　.　|`!　`ｰ　'"/:　 ` ｀`　'´ﾞ　　!｢l!ﾘ
　　　　 l,{、　　　ヽ:　　,　　　　　/'r',/　　　　　　　ラティファ様の見初めた男で
　　　　ﾞ`i:､　　 ,ｨ,､　,..):､　　U./ rt'
　　　　　ﾞi,ﾞ;　 , ＿,.,＿,,,＿､　　 ,ﾄ'′　　　　　　　国が未曾有の危機に陥るのをすべて防ぎきりました……がすべて現実
　　　　　　l､　ﾞ　､＿＿,.　 ′　/.|
　　　　　　|.＼　　　　　　　　　,ｲ　|
　　　　　 .｣:　',＼　　　　　,r／/　,｣`'ﾄ､
　　　 ,､イﾞヽ､　 `‐::::::::::'"'ﾞ_,､-'"　　l　＼
　 ,,／　iﾞ　　　`'-､.,_　_,､-''" 　　　　!　　l＼,_
''"/　　 |　　　　　／ﾞﾞ＼.　　　　　　 ;'　　 !　　`''ｰ
. /　　　|:､　　　 ∧　　ヽ　　　　　,ｲ　　　|
/　　　 ! ﾞ:,　 ,r'ﾞヽ,　　,∧ 　　／/　　　 |
.　　　　 |　ヽ/　／⌒ﾞく　ヽ／　/　　　 |
46 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:17:17.06 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　-=ニ二二二二二二ニ=-
　　　　　　　　　　　　　／／／　　 -──────--ヽ
　　　　　　　　　　　　/{　/　/　／　／￣￣￣￣￣￣≧ヽ
　　　　　　　　　　　　{ ∨{ /　.厶　／　　／￣￣￣￣＼＼}
　　　　　　　　　　　　{V´￣￣￣￣￣￣＼≦ ￣￣￣ヽVハ
　　　　　　　　　　　 .lﾐ|　　　　　　　　　　　 }≦二二二ﾆ＼/
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　 .}≧=ｰ----　＼)
　　　　　　　　　　〈ﾆV　 ∠ニニ=‐-　　　乂三ニ=ｰ-　＼〉
　　　　　　　　　　　　fｯ}　 <:::rt_ﾃ‐v　　　　　　寸∨⌒V ＼}
　　　　　　　　　　 '｀7　　＼￣　　　　　　　　 }/ /ハ∨ /
　　　　　　　　　　　 .{/　　　　　　　　　　　／　　　) :/ / /　　　　　　　なんというか盛りすぎだろおいと空を見上げた私は
　　　　　　　　　〈＿　ヽ　　　　　　　 /　　　　　／乂
　　　　　　　　　　　　∨＿＿＿　7　　　　　厂￣}l∨　　　　　　　　それがまだ序曲でしかなかったとすぐ知らされる
　　　　　　　　　　　　 .}ﾏｰ一　´　　　　　　　 /　/　从{
　　　　　　　　　　　　 .|　三　　　　　　　　／　/　　 ∨　　　　　　　　　実は探し求めていたものの……最早亡くなっていると半ば諦めていた
　　　　　　　　　　　　 .|　　　　　　　　　　　 ./　　／ |
　　　　　　　　　　　　　≧=ｰ=≦///　　　 ./斗≦　　 V　　　　　　　　君が私の下に現れた上で、実は彼に助けられて彼の子を孕んでいますと……ね
　　　　　　　　　　　 .斗/　V////　　斗≦　　　　　　 .ハ
　　　　　　　　　／　/　　 V斗≦　　　　　　　/ハ／__　＼
　　￣￣￣￣￣／　 ./　／::::|　　　　　　　 /ハ | ーl/{　|
　　　　　　　／　／/　/:::::::::|　　　　　　　 | ーl:|　　|　ｰ|
　　　　　／　　/／イ:::::::::::::|　　　 /ハ　|　　||　　| 　 |
　　　　 .／　　 /　　/丁V:／|　　／| ーl　'　　||　　| 　 |
　　 .／　　　 ./　　/:::::::::|　　|　／　 | 　 |　l 　 |'　　|　　|.／〉
　／　　　　 ./　　/::::::::::::| 　 |／ .／ .| 　 |　|　　|　　' 　 .'　/
　＼＿_＿ ./ 　 /:::::::::::::/　　　／　　.| 　 | /　　': 　/　 / ./
　／　　　 / 　 /:::::::::::::/　　／　　　./　　:|'　　/　 /　 /／
47 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:18:31.94 ID:v8HKjR+2: 先生…！
48 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:20:47.95 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　 _,,斗┬┬ｰ＜
　　　　　　　＞j,,斗一==≦ﾐｲヽ
　　　　　 /)'´: : : : : : : : : : :｀寸ﾊ
　　　　　 f/: : :./: : : : : : : : : : : Wﾊ/
　　　　 j{: : : :': : : : : : }: : : : : :jｰｲ'/
　　　　 ,ｲﾘ: :ｉ/{: |: : : :,ｲ}:.V} : : ［j]: }
　　　 :{　.j: :{ｨzﾐ|: : :/ _jＬ}i: : : :}====ｧ
　　　八人ﾊゞ'乂:{ ´ぅツ!: : : ﾊ,､イ　　　　　　　　　　　　　　ふふ先生の立場だったら私も
　　　　　｀　}:八" '　　 ""ノ: : /´: : :|
.　　　　　　 }/) ｨ｡`　´　 .７: :./t⌒ヽ:V　　,ｨ≦ヽ'{　　　　　　　心臓が早鐘を打ちっぱなしでそれはもう凄いことになってましたよ
　　　　ﾄ／.:／|:.:｀≦==/: :,:'　　　 _,..　-‐V:`｀｀::{Y
　　　　 /::::::::ﾆフー=ｲﾆ,': :/　　　　|/////ﾊ:::::::::::|.|
　　　 , :::::::ﾆﾆＹ　／　/: /!　　', 　.|///// ﾊ:::::::::ﾊ!
　　　 i:::::::ｲ/}:.jィ' 　ｲ／{b　　{≦j|/////./:::::::::,'/!
　　　 |:::＞''~iﾉ　/　ﾉﾉ　}.∧　 VZ|////./:::::::::∧ i
　　　／　　ゝ.:　イ　　 !ﾆ.ﾊ　 V.|///ｱ::::::::::∧/.|
　　 /.{　　　　 /　　　 _,../ﾆﾆ.ﾊ } /,!///:::::::::::∧/.｜　　　　　　　 /
　　'ニ',""''＜ '_､+''"~　, ﾆﾆﾆﾆ};　.:|_V:::::::::::: '///.ｲ''＜.,,＿　　 .＞''"/
　 .|ﾆニ､_､‐''~{~ﾞ''＜、/ﾆﾆﾆﾆﾆ'彡'∧:::::::::::∧≦´＼ : : : : : : : : : _,､イ
　八ﾆニヽ.　人　／ﾆﾆﾆﾆﾆｲ　 V: :ヽ_／: : : : : : : )h｡: :_,,、丶`
　　 )h｡.ﾆﾆ≧彡≦＞===≦´　　 :ヽ、: : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　｀¨i¨ヽ:::ヽ　:.　　　　　　　ﾟ'+、.: : : :.＼.: : : :.∧
　　　　　 | : : ｀"∧　:.　　　　　　　　　　　｀'＜.: : : ＼: : :.∧
　　　　　 |: : :.} : : ﾊ　ヽ　　　　 ',　　　　　＞''~ヽ: : ∧＼ :/,
　　　　　 |: : :ﾊ : : /,　｀　　　　　',　　 ,g'"　　　寸∧　ヽ/,
　　　　 ,: :/　.Ｖ: :∧　　　　　　 } ,／　　　　　 V:ﾘ　　', }
　　　　 /ｲ　　 V: :.ﾊヽ　　　　＞''/ 　　　　　　 '/　　 j/
　　　　　′　　　 ): : :jQ､_,,.x≦／ '　　　　　　　　　　i　　 ′
　　　　　　　　／ｲ : , 　｀`＜ﾆニ{　　　　　　　　　　,
　　　　　　　　　 }: :′　　　｀¨¨i　　　　　　　　 ′
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {∨｀'ﾊ:.{　　_ ｨf:ﾃﾝ :. 　 ∠ｪ-　y'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !ﾍ { { !j i　　｀ｰ ´　"　}｀ﾆ´ i'　　　　　　身重の君がそうならなくて何よりさ
　　　　 iヽ　　　　　　　　　　　　　　ﾞﾙヽ_ 　ヽ　　　　　,　　 i　　,′
　　　　レ´}　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾍ i　　i　　　　　｀ｰ "､　 '　　　　　　　それを思えば私が肩代わりしたと思えて右往左往も浮かばれる
　　　 /　,ｲ_　　　　　　　　　　　　　　　/{　ヽ　　 ’ ー- =　=- ’ /
　　　/, -'==ｼ　 _　　　　　　　　 ∧/＼　＼　　 i　ｰ＝='　 , ′
　　_ﾚ　,ｨｰｲ　f　l　　　　　　　　　／: :∨/ ＼　＼　　　　 !
　 i　　´ !　ﾍ {　j,　　　　　　　 _ イﾊ: : : : :∨///＞、｀ー-- r'
　 l／￣｀r､ヽ　ヽ　　　_,. -‐": : : : '， : : : ∨//////ー-ィく | ヽ-､＿
. r'　　r ￣「　 i　 k -‐" : : : : : : : : : i: : : : : :∨///////:i:i:i:i∧: : ＼: : ｀ー. ､
. ヽｰ' /　､j　　　 !: : ヽ: : : : : : : : : : :!. : : : : : ',ヽ,/_/_/ヽ:i:i:ﾄ､ﾍ : : : ヽ: : : : : : ｀r､
　　',　　　　ヽ　　ﾘ: : : ﾊ: : : : : : : : : : l : : : : : : ∨/////.「:i:ﾊ/∧: : : :ﾊ: : : : : : :i: i
　　 {　　　　 '　　/: : : : :ハ: : : : : : : : : l: : : : : : : :∨////.|:i:i:i:∨∧ : : : ヽ: : : : : l: ﾊ
　　 ,ﾊ　　_ '　　 !: : : : : : : ',: : : : : : : : :.|: : : : : : : : ∨///i:i:i:i:i:i:∨/ト､: : : ゝ: : : : } : }
.　｢{∧､´＿　　ﾄ､-_: : : : : :i: : : : : : ＿ L_: : : : : : ィ∨//|:i:i:i:i:i:i:i//}: : ｀く_,: : ィ: : l: :j
　 j: :＜/////77} ヽ: : : : : :｣ : : : : : ヽ: :￣＝= ´ : : ∨/l:i:i:i:i:i:i:i､//!: : : : : : :,': : :j /
　/: : : : ｀＜///! ,ﾊ: : ´: : :l: : : : : : : :＼: : : : : : : : : : ∨.|:i:i:i:i:i:i:il//|: : : : : : f: : : l/
./: : : : : : : : : o｀Y: : !: ｨ￣ l: : : : : : : : : :＼ : : : : : : : : ∨j:i:i:i:i:i:i:i:∨l: : : : : : !: : : |
': : : : : : : : : :o: : j : /: : : : : :}: : : : : : : : : : : ＼: : : : : : : : ヽ!:i:i:i:i:i:i:i:i､j: : : : : :,': : : l
49 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:22:32.53 ID:mPHReSmd: 感動的な再会からの主人公君の偉業を聞かされたか
50 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:23:54.39 ID:v8HKjR+2: 主人公くんと鬼龍団長と先生、3人の数奇な出会いから全てが始まったんだ
51 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:26:55.33 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　,．'"´ﾆ二三ミミﾐヾヾjjV　`, `, ヽ
　　　　　　／　r=ﾆﾆ三ミミﾐヾ `ヾヽVﾉﾉﾉノｲｲ`ヽ
　　　　　 / ,,ィィ彡三7"´￣｀`''''ｰ-ｧｧ<ｿｿイソ;;;;;;|
　　　　　,ﾚ'´ｨｲ"´　__,′　　　　　　ﾘｿ　　｀`ヾｲ;;;;!
　　　　 /ｨィ彡ﾆ二ｦ　　 _ __　　　 '′　　　　　Njj!
　　　〈ィイ彡彡ｲ'　"´ ___　¨`　　　　　　　　 |M!
　　　　1//⌒ヾﾗ/　　　'"￣｀`ヽ､　　　　　　　 jｿ,!
　　　　,ﾘj! い､ N　　　　ｰ牙ュ-､.:;;ゞ　 ,,､z=＝zjｿ
　　　　ilN　ヾY'ﾘ　i 　　　｀二ﾆ~´　　　斤= ､｀ﾉ
　　　　ヾ>､　!　　 ;　　　　　　　　　　 1;;.ー'' 1　　　　　　娼婦に身を窶した君を救い出しのが彼でそのお腹の子
　　　　 /.::〃Y.　　 ;　　　　　　 _　,.,′,!:;;`､　,!
　　　_,/.::.ﾉﾉ`1　　　!　　　　　　`ｰ=　ｲ;:;:;:;;::/　　　　　　跡取りは侯爵の子供、確かな貴種の産まれと保証される
　　.:;:;;V　　　 !　　　　　'′､　　　｀`".::::::::/
　　;;;;;;;;,ヽ　　　､　　　　　　｀`ー---‐;;::::/　　　　　　　　明るい未来が待っている
　　;;;;;;;;;;;;;,＼　　ヽ､　　　　　`ー ‐.:.::;;::/
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　　　　　　　　　　　　／人　＞''~.: : : : : :.ヽ≧＜ヽ
　　　　　　　　　／ｨ　ア : : : : : : : : : : : : V: : :ヾﾐx
.　　　　　　　　　　 ':./　　ｱ'.: : : : : : : : : : : : : : :.V: : : :寸}
　　　　　　　　　 /: :ゝ,　/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V
.　　　　　　　　 ′(　` '.: : : : : : : : :.i: : : : : : : : : : : : : : : :.V
　　　　　　　　　i: : :.V__{: : : :i: : : : : :|:/ヽ.: : : :. :._＿ : : : : : '/
　　　　　　　　　: : :.r=vf=ｫ: :|: : ;{_ 斗 ''7ﾊ.: : : :. :ハ｀: }: : :.'/
　　　　　　　　　: : :乂j｣,ノ: : |: :/ ＼j　__　}: : : :.,ZL,,V:.:|: : : :}
　　　　　　　　　i:__＿｣[',: : : ﾊ/xぅ5芸ミ､ } : : ｲ萍}　》jﾊ: : :ｲ　　　　　　父の仇を討ってくれたのも彼ですから
　　　　　　　　　|:`''＜　ﾊ: : :.:.込乂ジ　　j／　ゞ'　ｲ: : :}: /}:
　　　　　　　　　:.: : : :. :.≧ : : 八 ;,:.:. 　　　 '　 :.:,; iﾊ: /ｨ　ﾘ　　　　　　出来過ぎも出来過ぎ
　　　　　　　　　' : : : : : i: ∧: : ∧　　　　_＿,.　　　ﾉ/,: : |　;
　　　　　　 ': : : : : : |: :.∧: : ∧｡. 　　ゝ-'　 .ィ(_: :/,: :| /　　　　　　　創作でもこれ以上の旦那様は私にとっていないでしょうね
　　　　　　　　/: : : : : : :| : Vﾊ: : :.ﾊ、≧s｡　イ　,　　ヽ: :|
　　　　　　 /: : : ｉ: : : :.|: i/ﾆﾊ: : :.ﾊﾆﾆﾆ{　　 /　　　 i: |
　　　　　　　'.: : : :i|: : : :／　｀`''V: : :.'/彡≧＜　　 i　 |: :
　　　　　　/: : : : :ﾘ＞ﾟ　　　 ∧: : :.iう　　7''＜=-ｰ､_从j一....､
　　　　　 /: : : :　´　　　ー――ﾊ: : :|=i　　　　 /:::ｧ ::::::::::::::::::::::∨
　　　　　,: : : :/　　　　　　　　　　 }: : |=.!　　　 /:::/:::／,:::::::::,,.＜::∨
　　　 /: : : ,　　　　　　　　　　ﾉ: :人ヌ,　　ｰ /:::/ /::／=ニニ｀＜
　　　 ,.: : : :i{　　　　　　　､　　/: ｲ　,ﾆニ＼　ｰ/´￣`ｰﾐ､＼ﾆﾆﾆﾆヽ
　　　∥: : :.从　　　　　　　 ',　八:.| /ﾆﾆﾆニ` ､　`ヽchoc ﾊ　ヽﾆﾆﾆﾆ∨
　　 ∥: :/ : :∧　　　　　　 '　ハ!'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼　ヾ.//fﾉ　　 ',ﾆﾆﾆﾆ'/
　　 ,: : , : : : : ∧　　　　　　 V 人ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニヽ　ﾊｲ　　　ﾆﾆﾆニ}
　 ./:／: : : : : : : :.､　　　　　 ',　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- 　 :　　　　 }ﾆﾆニﾊ
　/ｲ: : : : : : : : : : : ＼　　　　　　|　ｉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ',　 }　　　　 ,ﾆﾆﾆ/::|
./　|: : : : :./ : : : : : : : ヽ__　r≦叭　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}　.:､　　　/ﾆﾆ.ｲ:::ﾉ
　　|: : :. :/i : : : : : : : : : 乂ｰ==ﾆﾆ､|.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ'　/}≧ー　≦≠＜
　　|: : : ;　|.: : : :.|: : : : : : :.ヾ-==≦)h.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ'.ｨ(/
　　|: : : ｉ　!: : : : | : : : : : : : ﾊ:::::::::::::::::: ≧s｡ﾆﾆﾆﾆﾆイ　,.:
　　|: : : |　/,: : :.:|.: : : :. :. :./　Ｖ::::::::::::::::::::∧　　　　　　/ i
　八: : :|　/,: : : |.: : : :. :.,　　　V:::::::::::::::::::::∧　　　　　　 |
　　　ヽ:.|　 /,: : :|: : : :／　　　Ｖ::::::::::::::::::::::::', 　　 {. 　 |
　　　　 `､　∧: :|: :. '　　　　　 `､:::::::::::::::::::::::' 　　 ' 　 ;
　　　　＼∧:,ｱ　　　　　　　　　､:::::::::::::::::::::'　　　 .:{
　　　　　　　 /　　　　　　　　　 V::::::::::::::::::::',　　　　V
52 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:29:23.38 ID:mPHReSmd: 後世で盛り過ぎの創作って疑われる大英雄よ
53 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:31:19.13 ID:t1mR2a5q: 　　　　　.,r'　 , ,r'　 ,〃　　　_,,..　 `ヽ,
　　　　 fﾞ、､_(（ !､〃fﾞr' ｨ;ﾆ=-≡､　ﾐ!
　　　　jﾞ`=ﾗ｀`ｰｧｧ-─''"⌒｀`ヾ:､　ﾐl
　　　 //,ｲ　　　（ (　　　　　　　　`ﾄ､ |
　　　fﾞ /iﾞ　　　　　`　　　　　　　　ﾄﾐ､ﾞ!
　　　|　/!　　　　　`ー'ﾞ　　　　 !`ヾ,）
　　　∨〈　-＝=､,,_　　 _,,ｨ=＝=､　|`>ﾐ!　　　　　　　国を救ってくれるだけでなく
　　　　ﾞ>j　:-=・=-冫　f -=・=-:.　 i'ﾞ,､iﾘ
　　　.　|`!　`ｰ　'"/:　 ` ｀`　'´ﾞ　　!｢l!ﾘ　　　　　　　私の個人的な後悔もすべて祓って
　　　　 l,{、　　　ヽ:　　,　　　　　/'r',/
　　　　ﾞ`i:､　　 ,ｨ,､　,..):､　　U./ rt'　　　　　　　　　過去ではなく未来を純粋に思えるようしてくれたけど
　　　　　ﾞi,ﾞ;　 , ＿,.,＿,,,＿､　　 ,ﾄ'′
　　　　　　l､　ﾞ　､＿＿,.　 ′　/.|　　　　　　　　　　最初のここまでだろという天井を何度ぶち抜いたかわからないよ
　　　　　　|.＼　　　　　　　　　,ｲ　|
　　　　　 .｣:　',＼　　　　　,r／/　,｣`'ﾄ､
　　　 ,､イﾞヽ､　 `‐::::::::::'"'ﾞ_,､-'"　　l　＼
　 ,,／　iﾞ　　　`'-､.,_　_,､-''" 　　　　!　　l＼,_
''"/　　 |　　　　　／ﾞﾞ＼.　　　　　　 ;'　　 !　　`''ｰ
. /　　　|:､　　　 ∧　　ヽ　　　　　,ｲ　　　|
/　　　 ! ﾞ:,　 ,r'ﾞヽ,　　,∧ 　　／/　　　 |
.　　　　 |　ヽ/　／⌒ﾞく　ヽ／　/　　　 |
54 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:36:18.40 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　＿,,..　-‐――r― ､、
.　　　　　　　　　　 _､‐~:／∨　　}　　　}　　 /＼
　　　　　　　　／: :／}　　}＞''~￣￣~"''＜／＼
.　　　　　　　　／: : :/　 j_／: : : : : : : : : : : : : :＼／ﾊ
　　　　　　　　 /: ｢三V三'} : : ／ : : : : : : : : : : ヽ: :Ｖ　}
　　　　　　 / : 乂ﾆ《三ﾉ／: : : : : : : : : : : : : : :Vﾊ'´}
.　　　　　　 /: : : : : :/ : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : :',:ﾊム
. 　　　　 /: : : : : :/ : : :/: : : : : : : : : : : : : : : } : : : : }ﾆ}
. 　　 rー――===/: : : /: :／ : : : :_/ : : : : : : ﾊ: : : : :Π
.　　　＼　　￣)/ : : : {／ー―／/: : : : : : :/　: : } : :｜
　　　　 /:`'＜ヘ{: : : : {うぅtx、、 /: : : : : :Χ　 |: /: : : |
.　　　 /: : : :/|::::|ヽ: : : c乂ヅﾞヽ/: : :／／__ ＼|/: : :/ |　　　　　お家再興も当然のように叶って
　　／ : : : ::::|::::|::::|ヽ{ :{/:/:/:/　￣￣ｨ芯茫ｱ : : :/: :|
＿／ ,ｨ : : : :!::|::::|::::|::::| :乂　　　　　　　ゞイ｡ｲ: : ／: :./＼　　　　侯爵家の側妃という立場と合わせて
／:／: : : : : :| :l::::|::::l:::::',（⌒　　　 ′/:/:ｰ彡イ: : :／￣
:／ : : : : ／: :､::::::::::::::::::::)>｡,　　vっ　　／ : : ): :／|　　　　　　　男爵家当主という公的な立場まで得ちゃいましたよ
: : : : : ／ : : /: ＼ :::::::::::::::::::::::ヽ＿　イ: : : : /／: : |
: :｡　 ―‐　､__＿;|＼ :::::::::::::::::::::}ﾆ{: ）八: : : :ｲ{ : : : |
/ 　　　　＼__.|: : :ヽ:::::::::::::::::'ﾆ乂ｰ――‐八: : : : ､
　　　　　　　 | : : .::::::::::::::::/二二＼￣　　　ヽ: : : :}
　　　　　　　　 |: :/:::::::::::::::/￣"''＜ﾆ＼　　　　|: : 人
　　　　　　　{　　 j:/:::::::::::::::::'　　 , 　＼ﾆ＼_}、 |／: : : ､
　　 _____＿.;　　 /::::::::::::::::/　　＼{　　　＼ニ＼~''＜_ : : ＼
≦￣| 　 | ./ 　 /::::::::::::::::/　　　　ヽ　　　　＼二＼　｀ヽ : : ヽ

　　　　　　　　　 ___＿r ――‐＜＿
　　　　　　　　　　　／　　　|　　　　　 |　　＼
　　　　　　　　　　／＼　　　|_ ___＿＿,|　　 /＼
　　　　　　　　／　　 _､‐''~: : : : : ＿＿~''＜　/＼
.　　　　　　〈＼　／ : : : : : : ／ : : : : : : : ｀＼　 ∧
　　　　　　 //＼_／＼ : : : : /: : : : : : : : : : : : : ∨　|
　　　　　 .: :{二[{ニニ} : : : /: : : : : : : : : : : : : : : '/￤
　　　　　∥ ＼八__／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '/｣
　　　　 .: : : : : : : : : : : : / : : ／ |: : : : : : : : : : : : :.
　　　　　 |: : : : : : ｜: : : /: :-―‐ |: : : : : : :| : : : : : |
　　　＼￣￣￣￣|: : : /tｚzzzx､ |: : : : :／| : : : : : |
　　　　　＼＿￣ゝ.|: : : :N弋:ジ　 |: : :／_￣: : : :} : |　　　　　　　　　　　　　　あの人を導いたと思ったのに……いつの間にか
　　　　　　|: : : :＼__| : : : | 　　　 |:／　'莎ア: : // |
　　　　　　| : : : : : : | : : : |U　　　　 ,　　 /: :／:/: i|　　　　　　　　　　　　　　こっちが完膚なきまでに導かれてた
　　　　　　| : : : : : : |: : :叭　　　　　　 /／ : /: :八＿
.　　　　八 : : : : : |: : : :|　　　 ‘’ 　イ´￣＼／:::::::::::＼　　　　　　　　　　旦那様に先生と呼ばれるのはもう勘弁して欲しいです
　　　　/ :∧ : : : : |: : : :|＿__＞ｰ=ﾆ(//vａlｅn/￣￣＞ー＼
　　　 .: : : :＿ : :__/|: : : :|ニニﾆ{: : : : :＼// ｔine//／::::::::ー:::ヽ
　　／ :／　　　 ~"'|: : : :|(￣￣~ﾞ"''＜,＿＼＿__／＿,_--､:::::::::::∨/
　／: : :　　　　　　　|: : : :|＼＼　　　　　　　　 ¨~ﾞ''＜　￣ヽ:::::::::::V/
/: : : : :|　　　　　　 |: : : :|　＼＼　　￣~"''～､、　　｀` ｰ-=ﾆﾆ;;V
: : : : : :|　　　　ヽ|: : :八　　ヽﾆ}h､　　　　　ヽ　　　　｀`ヽニ}h､
: : : : : :|　　　　　　 |: :/ 　　　二二＼　　　　　　　:.　　　　　＼ﾆ＼
: : : : : :| __＿＿＿ .人(　　　　　二二二ヽ＿＿＿_　 ::.　　 __＿＿＿',ﾆﾆヽ
: : : r≦ {　　　 { 　｀ヽ　　　　　二二二二',　　　　＼}:／　　　　　　 }ニニ
: : :！　 {＿＿_{＿___j{　　　　 }二二二二! 　　　／ヽ　　　　　　二二}
: : : :ゝ≦二二二二_八: .　　　二二二ﾆﾆ|＿____／./　　＼＿＿＿_ニニ/
: : : : : : |:::::::::::::::::::::: |ヽ＼: :　 _ノニニニニﾉ　　　ｲ: :　　　　 __ノﾆﾆ./
: : : : : : |:::::::::::::::::::::: |//＼≧二二ニニニニニ==≦ゝ==ﾆﾆニ二二二≦{
55 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:37:05.93 ID:Khigzx2h: 先生は先生だし…
56 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:37:39.21 ID:JeI1VjUk: 悲しそうな顔されるぞ
57 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:41:40.77 ID:PruK5lgZ: 酒の肴にできる贅沢な悩みすっねw
先生のおかげですわ
58 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:41:56.89 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　＞-､'￣γ￢x 、
　　　　　　　　　 ,ｧ´ヽ ,.　‐=＝≦＜ﾉ`ヽ
　　　　　　　　v　､ィ(: : : : : : : : : :.V≧(ヽ、
　　　　　　 '｀ヾ/.: : :./: : : : : : : : ﾊi: :.ヾｲ!
　　　　　　乂_∥: : / : : :j: : : : : : :.}.: : :.W
　　　　　　　　 l( `jｭ :.ｲ: :j: :∧: : : : : ﾉj: : : :'!j
　　　　　　 ≧'jミ}: :i＿Ｖ　.ノ: : : :ﾍﾊ:.i : :.j!
　　　　_＿＿|ゝｲ!: : :j;/＿__ 　ヽ／ __从: : j＿＿
　　　　　｀''＜ ){￣j: : :筏茫ﾂ^　　 f芒ﾘ/: :ｲ＞''´
　　　　　　　　i≧＜: :込､　　　　　,　　ｲi : :ﾘ´　　　　　　　　　　　あの人多分ですけど
　　　　　　　　l: : :|:ﾍ: : :ヾU　　　　　　从: :.′
　　　　　　　 j: : :|: :ﾊ : : ﾊ.､　　｀´　ｲﾉ: :/{　　　　　　　　　　　　　未だに私のこと内心先生と慕ってる節があるのが
　　　　　　　　i: : :|: :!ﾊ: : :.ﾊ ≧=イー {: : : {‐ 、
　　　　　　 /: : ﾉ＞人: : :.ヽi:i:i:.j_,.　ﾊ: : :j､　 v
　　　　　　/ｧ　￣　　￣､: : :.ﾊ´　　｀｀ゝ: :V=＝ｰ-　　､、_
　　　　　ｲ:j　　　　　　　ヽ: :j　　　　　ヽ: :､　　｀　､ﾆﾆﾆ=-､
　　　／,′!　　　　 !　　　ハ!＜、｀丶、ﾘ:.ﾊ　　　　ヽﾆﾆﾆ=-ヽ
　　　　 : : : l　　　　 j 　　 ': :/ﾆﾆﾆ=- _　＼;ﾉ　　　　　 vﾆﾆ=- !
　　　　 /: : : :',　　　　_,!　　 {: :{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　 Y　　　　　ﾆﾆﾆ=
　　　 ,: : : : :.ﾊ　ｧ≦_;j　　乂jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　!　　　　　ﾆﾆ=
.　　　/: : : : : :<Vﾍ＜ｉ:ｉ:!　　　jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- j!:　　　 , ﾆ=ィ
　　 ,: : : : : : : :ヽi:i:i:i:i:iｨ:｡　　,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ノ≧＝ ≦7´
　　ｨ: : : : : : : : :.}:ヽ´:::::::::ゝ、'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ= ィ二二／　　,′
　　j: : : : : : : : :.,: : :ﾊ:::::::::::::::≧＝─ =≦´　　　　}:　　　i
　.八: : : : : : : :/: :ｲ: ﾊ::::::::::::: ﾊ　　　　　　　　 ;　　　 !
　　　ヽ.: : :. :./／ j: : :ﾊ::::::::::::: }　　　　　　　　　　, 　　 '
　　　　｀＼(´{　ﾉ: : : :}::::::::::::ﾉ　　　　　　　 /　　　'

　　　　　　　　　　　　　　　　-=ニ二二二二二二ニ=-
　　　　　　　　　　　　　／／／　　 -──────--ヽ
　　　　　　　　　　　　/{　/　/　／　／￣￣￣￣￣￣≧ヽ
　　　　　　　　　　　　{ ∨{ /　.厶　／　　／￣￣￣￣＼＼}
　　　　　　　　　　　　{V´￣￣￣￣￣￣＼≦ ￣￣￣ヽVハ
　　　　　　　　　　　 .lﾐ|　　　　　　　　　　　 }≦二二二ﾆ＼/
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　 .}≧=ｰ----　＼)
　　　　　　　　　　〈ﾆV　 ∠ニニ=‐-　　　乂三ニ=ｰ-　＼〉
　　　　　　　　　　　　fｯ}　 <:::rt_ﾃ‐v　　　　　　寸∨⌒V ＼}
　　　　　　　　　　 '｀7　　＼￣　　　　　　　　 }/ /ハ∨ /
　　　　　　　　　　　 .{/　　　　　　　　　　　／　　　) :/ / /　　　　　　　最初の恩師は得てして特別なものさ
　　　　　　　　　〈＿　ヽ　　　　　　　 /　　　　　／乂
　　　　　　　　　　　　∨＿＿＿　7　　　　　厂￣}l∨　　　　　　　　　君がその立場を得られたからこそ今がある
　　　　　　　　　　　　 .}ﾏｰ一　´　　　　　　　 /　/　从{
　　　　　　　　　　　　 .|　三　　　　　　　　／　/　　 ∨　　　　　　　　　私からすれば幸せな惚気にしか聞こえないねぇ
　　　　　　　　　　　　 .|　　　　　　　　　　　 ./　　／ |
　　　　　　　　　　　　　≧=ｰ=≦///　　　 ./斗≦　　 V
　　　　　　　　　　　 .斗/　V////　　斗≦　　　　　　 .ハ
　　　　　　　　　／　/　　 V斗≦　　　　　　　/ハ／__　＼
　　￣￣￣￣￣／　 ./　／::::|　　　　　　　 /ハ | ーl/{　|
　　　　　　　／　／/　/:::::::::|　　　　　　　 | ーl:|　　|　ｰ|
　　　　　／　　/／イ:::::::::::::|　　　 /ハ　|　　||　　| 　 |
　　　　 .／　　 /　　/丁V:／|　　／| ーl　'　　||　　| 　 |
　　 .／　　　 ./　　/:::::::::|　　|　／　 | 　 |　l 　 |'　　|　　|.／〉
　／　　　　 ./　　/::::::::::::| 　 |／ .／ .| 　 |　|　　|　　' 　 .'　/
　＼＿_＿ ./ 　 /:::::::::::::/　　　／　　.| 　 | /　　': 　/　 / ./
　／　　　 / 　 /:::::::::::::/　　／　　　./　　:|'　　/　 /　 /／

　　　　　　　　　　　　　 ,.ｰﾊ⌒j⌒/`x＜_
　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ､＞￢冖＜／ .]:ヽ,
　　　　　　　　　　　ﾉｱ: :./: : : : :ヽ : : Ｙﾘ: : ∨
　　　　　　　　　　　ヾ': :./: |: : {: : : :V:[ﾐIﾐ] : : '/
　　　　　　　　　　 ∥: ,': : |: : :v: : :.:}: :.|i.: : : :.|
　　　　　　　　　　 /'|: :.i‐一: : :{ゝー‐: :||＿＿|_
　　　　　　　　　　　　 ;　|: :.|ｲ丐＼j^巧ｿ!: :|'~~＞'i"
　　　　　　　　　　　　 {.八:.从/:　､　/:/: |.:.:|´|: : : |
　　　　　　　　　　ゝ　ヾ: ゝ　 vフ　.从.|: |:|.: :.|
　　　　　　　　　　　　　　|: : |: :≧＜/: /ﾘ:.:|:|.: :.|　　　　　　　　　　こんな贅沢な悩みであーでもないこーでもないと
　　　　　　　　　　 _,,.. 八: :|ｰzi三/イ＜ァ⌒ヽ:
　　　　　　　　　＞''~ﾆ/　　ヾj '"´　}:ﾉ　Vﾆヽ.　 |　　　　　　　　　頭を巡らせられるのが幸せなんでしょうね
　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆ{　　　 V　　ｲ　　 }ﾆﾆﾊ　|
　　　　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆ'､　　　:{　　　　　　ﾉﾆﾆﾆ}W',
　　　　　　　叭ﾆﾆﾆﾆニ.)h､.イゝ。.,,_　-=ﾆﾆﾆﾆ从jﾊ
　　　　　　　　　)h｡.ニ＞｀＼≦イ´　~''＜ﾆﾆニｲ::::厂:＼
　　　　　　　　　　　/i´　　/　　　　　　　. ｀ｱ´::::::√＼: :＼
　　　　　　　　　_,／:.|　　 .:　　　　　　　 . :/:::::::::::√: :ﾊ≧==ー
　　　 ⊆ﾆ=＜,,.二！　　:　　　　　 . :i/j!ｧ'⌒ヾ､､-=＝::フ
　　　　 }ﾉ'"::ヽ::::::::::::ｉ　　 ',　　　　　　 . :{: {::::::::::::::::_,,:::::'"-｀ヽ
　　　　ﾚV⌒{ヌ､￣.}　　 .}　　　　　　. :ヾ、≧x'''"|::jー‐┐ﾘｲ
　　　　　　　＼_l　　 .:　　　　　　　_､‐｀、／:.｀: :ﾊ: :イ
　　　　　　　　　　＼　　　　 _､*''｀　　＼!:}: : :|＼ヽ
　　　　　　　　　　　∥ ヾﾐzｰzz=≦7′　,　　　　　､: :| : |｀＼
.　　　　　　　　 ∥　　Vﾆﾆﾆﾆ=/　／　　　　　　寸:.:j
　　　　　　　　　　 , 　＼ Vﾆﾆニ/／　　　　　　　　　 V八
　　　　　　　　 ′　　ヽ',ﾆﾆﾆ':　　　　　　　　　　 '/
　　　　　　　　ｉ　　　　　＼ﾆ/　　　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　叭　　　　　 Τ　　　　　　　　　　　　 ;
　　　　　　　 ∧　　　　 :|　　　　　　　　　　　 ′
　　　　　　　　　 ∧　　　　　 | 　　　　　　　　 /
59 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:42:36.11 ID:PruK5lgZ: そうだよ(便乗)
60 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:44:18.15 ID:mPHReSmd: 今の主人公君が居るのは先生のお陰なんだ
61 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:46:38.48 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､rｾ｢￣　　ｿ￣　＜
　　　　　　　　　　　　　　　　 xr'　,.　-‐　￢宀⇒　 .,_ '〕ｈ､
　　　　　　　　　　　　　　　　Y　 ,i : : : : : : : : : : : : : : :.＼)h､ /ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 )V／: : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ,: :Ⅵ 〉
　　　　　　　　　　　　　　　 ( ,ﾞ.: : : : : :.| : : : : : : : : : : : : : : V ;Ⅵ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ.: : : :. :. :.|l: : : : : :. :. :. :.il: : : : :.;: :V,　　　　　　　　　　　　　　　　　　【先生と主人公くんに慕われた彼女は
　　　　　　　　　　　　　　 fミk=ｫ: : : : : :|l: : : : : :. :. :. :.ll l.: : : :.{ミfﾐY
　　　　　　　　　　　　　　 'ミj､ﾐ｣:|: : |: : |l: : : : : : : : :.ﾘjl ｌ: : : : ﾄ=ｬ,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　貴種流離譚の相方としては後のこの経緯を描いた物語で
　　　　　　　　　　　　　 :|:|: :.|: : |　∧ : : : : : : : / ｌl l: : :.i: :ｉ:.:|:
　　　　　　　　　　　　＿　,,. ｣:|: :.|: :.7"⌒　、: : : :.7⌒ﾚ'l : : |: :| ｣,,.　_＿__　　　　　　　　　　　　　　一番持て囃されるポジションを得ることとなる
　　　　　　　　　｀)h､　 }:l : : z≠ぇtkミ＼: ;/斗z=≠ァ: : l　　　＞ ´
　　　　　　　　　　　　　 ` ｫ:l: :i: : :l　乂ヅ　　　　乂ツ : :.i: :.|ｫ　'´￣　ヽ,＜　　　　　　　　　　　　ラティファがずるいですとちょっと嫉妬した模様】
　　　　　　　　　　　 ..: :.|: :l.: :.:..　..:::::　　　 ..::::::ノ: :.|: :.|: :{:　　　　　 ,　　'　.
　　　　　　　　　　　　　／: : :.ｌ: :|.: :.込　　　　｀　　　　ﾌ: : |: :.|: :'/,　　　　 ,　　　 ` ､
　　　　　　　　　 ,.　,。-‐　|: :l: : :.ﾊ }h､　ゝ　 '　ィ( |: :.* :.iｰ=､/,＞　、　@　　　　ヽ
　　　　　　　　　　／ｧ　　　　ﾊ:.:|.: :. .:.ｉﾊ∧＞　＜ノ八j: : ｌ : ｧ '"ノ/,　　　'，j}　　　　　　>ｬ
　　　　　　　　　/'　.　　　　　　j: }ﾊ: : :.l .,_ ,.﨤==彡'ヽｉ: : ｌ: :(,　　　/,　　　ﾏ､　　　　　｛_,.}ヽ
　　　　　　 .:　 {　　　　　　ﾉ'　 }: : :|i／／ヽ　,ｱ＼ }ｌ.　ｌ:./ 　　ﾊ,　　　　,〕 }` ＜　　{` 〉'/`､
　　　　　　 |:　ﾊ　　　　､　　　　.: : }:ｧ'　　　　　　　i:l : l/　　　,/　};　　ノY’::::::::::::Y"ﾏ////. ，
　　　　　　｀　〉　　　 '，　＞ﾔ: : }､　　　　　　 j: : /`'＜. <　､＿　_斗":::::::::::::,::: } ﾉ////// ,
　　　　　　　　／:/y､__,､ｫイ~ﾆﾆ1: :/{ ｀`ヽ、　，'".: :/ｰ=ﾆﾆ＞､　 /￣ ‐:::::_:::::;ノ:::::j////////. ，
.　　　　　　／: :./: ∧::::/ﾆﾆﾆﾆﾆ}:./ﾆ｡　　　Y´ 　 j:./ｰ=ﾆﾆﾆﾆﾆヽ'　 / 　ﾏ:::::::::::::::,㌧､.///////}
　　　　　　／: : : / : : ∧7ﾆﾆﾆﾆﾆ j/=ｰ ,　　　.}　　ｨﾉｰ=ニ二二二ﾊ@　　　}::::::::::::/'///~"''～､、ﾉ
　　　　　,.: : : :. :./: : :./ｧ^{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ 　　；　　/ｰ=ニ二二二二}　_,,.＞-x､:::::ﾊ,//////////ヽ
　　　　ｲ.: : : :. :.,: :ｧ}::` ｰ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=ｰﾍ　　，　/ｰ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニj/::::l::{:::::j::::〉､{,////////////j
　　　,: : : :/: : : :j^i:::::,::::1､::::ﾏ二二二ニﾆ=ｰ＼人ノｰ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二/:::::/:j:::::'::/:::}ｉ////////////,ﾉ
　　　{: : :.ﾊ: :､: :{:､:::::}::::j=-､:: ､ー‐‐…‥　'' "⌒"^ '　　ー‐―…‥ ´ﾞ､::}＾{:::/::,:::://￣￣￣￣￣
　　　ゝー　⌒､(ヽ:::､i:::ﾉ　　ゝ '　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　 V:;:::::ｲ'
　　　　　　　　｀＼ `¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `´
62 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:48:17.21 ID:aZSblQDa: AAの都合で仕方ないけど、おなか冷やさないでね
63 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:49:36.63 ID:v8HKjR+2: 鬼龍団長とも合わせて救国の起点だもんなぁ
64 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:50:58.73 ID:Kl5/l9iJ: 恋のキューピッド、鬼龍！
65 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:51:38.60 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　_,,.. r―― ┬ -- ..,,_
　　　　　　　　　　　　 ,<´　　{　　　　}　　 /　　＼
　　　　　　　　　／　_､‐''"~￣￣￣~"''～､、／＼
　　　　　　　　／ヽ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼／＼
　　　　　　　　 (　／: : : :／ : : : : : : : : : ＼ : : : : :＼　 )
.　　　　　　　 ,≦/ : : : : /: : : : : : : : : : : : : : V : : : : : V≧,
　　　　　　　　 {__/ : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : V/: : : : :V__}
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.　　　　　 {ﾆ｢｢ﾆ} : /: : : : : : : : : : : : : : | : : : : :V : : {ニ|｣ﾆ}
　　　　　　　乂八.ﾉ : : : : : : : : : : : : : : : : |＼ : : : | : : 乂人.ﾉ
　　　　　　　　　|: : : : : : : : : : :{ : : : : : : : :__＿＿: :| : : : : : |
　　　　　　　　　|: | : : : | :-‐‐一 : : : : : : :/ 　 V＼|: : : : :!￣￣￣￣￣ﾉ　　　　　　　　ラティファは神を信じるようだけれど
　　　t￣￣￣￣￣| : : |: :∧/　丶: : : : :（,,.斗=≠ｧ: : : : :|＿　-=ニ￣
. 　　￣ニ=-　＿| : : |:/r=≠ミx､＼厂 ^乂'ツﾉ: :/: : :.|: :|　　　　　　　　　　　　　　　私はちょっと違うわね
　　　　　　　　　|: : |: : :/ﾊゝ乂'ゾ　　　　　　ｲ/: : : : |: :|
　　　　　　　　　|: : |: : 八∧　　　　　〈{　　　　八: : : : |: :|　　　　　　　　　　　　　　　神ではなく彼が頑張り続けてくれたから
　　　　　　　　　|: : |: : : : V∧　　　　　　，　 . ': |: : : : :.|: :|
　　　　　　　　　|: :八: : : : V: : >｡.　｀　　／|: : |: : : : 八 : ､　　　　　　　　　　　　　　私が救われたと知っているのに
　　　　　　　 ∥ : ∧: : : : ',: : : : ,|＞　イ　 :|＼|: : : /_＿＿＼
　　　　　　　 ∥: : : ∧: : : : ',_,／/乂_＿＿_,ノV. |: : /　 _／　　ヽ
　　　　　　　／￣￣　',: : : : |　./ニ二二二二∧.|: : |'"´　　　　　　 .
　　　　　　　'　　　　　　|: : : :.| /ﾆﾆ/｀¨¨¨~∨ﾆﾆ.|: : |　　　　　　　 :.
　　　　　　　　　　　　　:|: : : : |' ニ/`＼　／∨ニ|: : :'，　　　　　　　 |
　　　　　 | 　　　　 :|: : : 八二'　　　　　　 ∨=|: : : :＼､　　　}　　 |
　　　　　 |　　 {　　　/: : /ﾆﾆ/　　　　　　　　',八: : : : : :ﾉ　　 }＿＿|_＿
　　　　_＿|＿＿{　　./: :ノ'ﾆﾆ/　　　　　　　　 Vﾆー=彡　　　∨　 /　/{
　　　　 } Ｖﾊ　 ./　　（'´ /ﾆﾆ/　　　　ヽ　/　　　 ∨ﾆ∧　　　　 ',　{　/　}
　　　　 {　Ｖﾊ /　　　　./ﾆﾆ/＼　　　 V　　　／∨ﾆ∧ 　　　 ',/_/／
　　　　　＼Ｖ_{:　　　　/ﾆﾆ/.　　＼　　　 :　　／　　∨ﾆ∧　　　　 :}ニ}

　　　　　　　　　　　 _,..　-‐―――--　.,,__
　　　　　　　 _＞≦　 |　　|　　/　 /　　/　＼
　　　　　　／＼_＞''"~￣￣￣￣~"''～､／　∨/
　　　　　　/＼_／: : : ''"~￣￣: : : : : : : : : :.＼／V/
　　　　 /＿,/: :／: : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : :＼.∨
　　　　 { 　 /: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ : : {三}}三}
.　　　　｢￣,: :./: : : : : : : : : : : : : : ', : : : : ‘，: ゝ个ソ　　　　　　　　　　　　それを神の御業だなんてしたくないしさせない
.　　　乂∥: : : : : : : : : : : : : |＼ : : : : : : ｜: : : : : :.
　　　　Ｙミ|: : : : : : : : | : : : : : |　＼,＼: : : | : : : |: : :＼　　　　　　　　　　　私のためにしてくれたものを
　　　　乂)|: : : : : : : : | : : : : : |　_／)八＼从: : : |￣￣／
　　　　　 |: : : : :|: : :∧: : : : ｰ''~　 ,,xz矣ア : : : :|　／: :＼　　　　　　　　　神なんてわけのわからない存在に分け与えてたまるものですか
　　　　　 |: : : : :| ー‐=＼: : : ＼イ乂りノ }: : : : :|／＼ : : : ＼
　　　　　　.: : : : : | : {,x牟ﾐ､＼(￣　　　 .ﾉ : : : /: : : : :＼ : : : ＼
　　　　　 /: :| : : 八: ゝ乂り　　　　　　彡ｲ: : :/: : : :､ : : :＼ : : : ＼
　　　　　/: /|: : : :./)∧　　　､　　　　　ノ :／|: : : : : ＼ : : :＼ : : : ＼
　　　　 /:/　|{: : : { : : : 、　　　 ,-､　　 ⌒ﾌ'　 | : : :｜: : ＼ : : :＼ : : : ＼
　　　　〃　八 : : `､: : : :)h｡　ゝ'　　　／　　｜: : :｜: : : : ＼ : : :＼ : : : ＼
　　　（(　 /: : :＼: : :￣ノ: : : : ＞　　イ　　／| : : : :|＿＿_,,. ‐ ￣￣゜ヽ: : :＼
　　　 ` / : : : : : :￣/: : : : / : : : }､＿＿,／二| : : : :|､‐''"　　　　　　 ∨: : ＼
　　　　 /: : : : : : : : /: : : : /＿,／}ﾆ二二二二| : : : :|　　　　　　　　　 '/ : : : ＼
.　　　　/: : : : : : ／/: : : ／￣　／／￣￣＼＼: : : :人　　　　　　　　　　　 }: : : : : : :＼

　　　┌─────────────────────────────────────┐
　　　└─────────────────────────────────────┘
　　　┌───────────────┐
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66 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:53:06.01 ID:mPHReSmd: さす先生！
67 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 17:53:33.52 ID:v8HKjR+2: こりゃ人気出るわ
68 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 17:55:56.57 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　 r-､　rく~ヽ＿
　　　　　　　　　　　＿＼`ﾉ＼`ｰヽ、
　　　　　　　　　 └‐ｧ―_-- ､＿　｀～、
　　　　　　　　 , 　'´.::::::::::::::::::::::::::｀:::.、　　`　、
　　　　　 ,　'´ .／:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::_＼　　＼
.　　　　　／　　./::::::::::/::::::､:::::::::::‘，__| ﾚﾐ＼　　 !
　　　　 !　　､,'::::::::!:::!::::::::ﾊ:::::ｉ:斗:j:`ｧo<:::V　　　ｌ
　　　　　'、　　':::::::::Ｌ:L:::i::{ }イﾊﾍ:::}::{_人〉:,'
..　　　　　'，　|:i::八:ﾄ-`从ﾄ<　ｲ芯ﾐ:::::::::::::/ 　　 /
.　　　　　　'， {:!l:::::l <ﾟ芯　　　ゞｲ从::::ﾊ/ 　　 /
　　　　　　　'，ヾl::::!ﾑ　¨ 丶　　 /ノ‐彡'＼　　./　　　　　　　　　　　　　　　孤児院の出の女が見初められて
.　　　　　　 Υ V:::|ム　ｬ_ク　　ﾉ:::{｜　｀ヽ/ヽ
　　　　　　〈 /　ヾ!::::|＞｡､__ ,.イ/::::!　　　　　`7　　　　　　　　　　　　　　　淑女教育をこの時代最高の人に教われたという
　　　　　　 V　 /::::ﾘﾆﾆﾆ┤_/:::::::ﾄ、　　／＼
　　　　　／::У:::,ｲ_ﾞ寸|ﾆイ｛::::::/　Y　　/::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　正にシンデレラストーリーを体現することになっちゃった
　　　　　／::/::::{:::/　　ﾌﾆl二フl:从　 l　ｲ::::::::::::::::::::＼
　　　／　/:::::::::::{、　／~~( 　　ヾ　　　/::::::::::::::::::ﾊ＼:＼　　　　　　　　　うーん孤児院の娘達から刺されても仕方ないぐらいにはツキにツイている件
　　 //　 /::::::::::::::! /　 {　 ‘，　　､　　 /::::::::::::::::::::::::i　}::::::＼
.　　 { { 　 {:::ｉ:::::::::::!l　　 l!　　＼　 `、　.!::::::::::::j:::::::::::::!　!:::::::::‘，
.　　 { { 　 {:::!l::::::::/{　　ﾉ＼＿　＼　`、j:::::::::://::::∥/　j::::::::::::::}
　　ゝ　　ヾ:､ヾ::l　＼　ゝ　　　￣　　 ~ V／ノ:::ノ//　 /::::ﾘ:ﾉノ
　　　　　｀¨　7＿　＼__〉　　　　　　　‘，´￣　´　　￣´
　　　　　　　　　 ( ｜￣｀ー‐―――┬-､_〉
　　　　　　　　　｀}　　丶　　　　　　ヽ-'"
.　　　　　　　　 /`ｰ‐-------―=ﾆﾑ
　　　　　　　　　　/〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼
　　　　　　　 //ﾆﾆ!ﾆﾆ|ﾆニlﾆﾆ',ﾆﾆ'､ﾆﾆ＼
　　　　　　 //ﾆニｌﾆﾆjﾆﾆﾆ!ﾆﾆ',ﾆニ'､ﾆﾆﾆ＼
　　　　　　 //ﾆﾆﾆ!ﾆニ!ﾆ二lﾆニ',ﾆﾆﾆ'､ﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　　　 ∥ﾆﾆニ!ﾆニlﾆﾆﾆｌﾆ二',ﾆﾆニ'､ﾆﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　　　 {ﾆﾆﾆ二lﾆﾆﾆ!ﾆﾆﾆlﾆﾆﾆ',ﾆﾆﾆﾆ'､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
69 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:00:09.58 ID:mPHReSmd: 最高の淑女教育を受けて身に付けたからこそ愛玩や妾じゃなく
自分を救い上げてくれた人の側で働けるって見事なシンデレラストーリーなんだ
70 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:01:01.72 ID:v8HKjR+2: ラティファに認められたってブランド価値が高過ぎるんだ
71 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:01:08.62 ID:6JqOstZW: そういう事にしといた方が良いからね仕方ない
72 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:01:49.01 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::＼
.　　　　　　,.:::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::{ レ'7:..
　　　　　　 ,.::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::ノ o く::∧
.　　　　　 /::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，::::::::::ゝ':{_ﾄｲ::::∧
.　　　　 ,′/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘， ::::::::::: i::::|::::::::::.　　　　　　　　　　旦那様の寵愛で得たなんて揶揄されないよう
　　　　　i:::::′:::::::::::: i:::::: |:|{::::::|:::ｉ:::::::';:::::::i::::::|_:::::::::::::::
　　　　　|::::ｉ:::::ｉ::::::::::::|::::::!|:ﾄ､::::|:::ﾄ､:::::i::::: |::::::} Y::::ｉ::::::ｉ　　　　　　　　　　これからも腕を磨きに磨いて行く行くは
　　　　　|::::|:::::|::::::::::::|::::::!|:|}|:::::}厶＼{::ｉ:::|:::/そ}::::|::::::|
　　　　　|::::|:::::{::::::::::::|::::::!|:|ﾘ匕 ,.yfﾁ斧｢::|/ ゞ/!::::|:::::::.　　　　　　　　　侯爵家のメイド長の座を勝ち取るのが今の私の夢
　　　　　|{:::､::::::､:ﾄ､斗ミ八{　　〃弋うｿ::/　 ,{i::::::::|:::::::‘.
. 　　　　八::::ヽ::::＼ヽ{ ___　ヽ　　　 ´　´　　 Y:::::::|::::::::∧　　　　　　　　でも夢では終わらせない
　　　　　　ヽ::::＼::;:ﾍ '⌒゛　　　　　　 /　!{::::::|ヽ、:::∧
　　　　　　ヽ:／ヽ::ヽ　　、　　／} 　 /　八:::!|//＞ｘ∧
　　　　　　　　　　　　ヽ个:.. 　ｰく__ノ　　　/ :::: 八/////≧ｘ､
　　　　　　　　　　　 /|７|:::::::≧=‐‐く　　/::::::://////,＞，‘７ヽ
　　　　　　　　　　 ,　|/,|::::::::|/,|､　｀ /:::::::////＞'ｘf7＞ ´￣｀ヽ
　　　　　　　　　 i　∨|::::::::|/,| ｀ ‐　,::::::::,//／／／　　/　　　　:.
　　　　　　　　　　　 /|　 `:|::::::::|/,|＝＝,i::::::::{／／／　　.:　　　　　i

　　　　　　　　　　 , '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ､
　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::,r'｀ヽ､:::::::::::::::::::ヽ:M::::｀,
　　　　　　　　.／,r-::::::::::::::::::::::::::::ヽ､:::::::::::::＿_'､'彡:｀,
　　　　　　　 /:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀､::::::::::::>_,r ,､ヽ::::i!
　　　　　　　i!:::/:::::::i::::::::::::::::::::::::::i::::::::｀､:::::::::::　 |Wiヾ｀:::i
　　　　　　 |::::|::::::::|::::::::::::::::::::::i::::i!::i::::i::i!:::::::i::::::|::::|::::::::::l
　　　　　　 .|::::|:::::i::|::::i:::::::::::::i:::i!::::|.i:ト,:i!::|::::::|::::::r､ i!:::i::::::l　　　　　　　　　　え？裏で旦那様に指導をして貰い続けているのは卑怯？
　　 r､　 /）.|:::|::::::|::|::::i!:::i:::::::i!:| |::|ム-ヾ､|:::::i!:::/r ||:::i! ::::l
　　 | .i /./　i::|＿_|::|:::::i::::|:::::| i!,,r'.,.._,,ェﾆﾐ､:::||/< ﾉ|:::|::l:::::l　　　　　　　　　　っぱ世の中縁なのよ縁、いやー勝ち組になってしまった
ハ　{　i! .|　／,r- '!ヽ､ i!_::|:::i!..! .i!彡弋ソ|::::|　 r' ::|:::i!::',::::',
| .{　 ! ヽヽ|　.i:::::::｀i　|ヾ､｀ヽ　　　　 -ヾi!/　　i!:::|:::|l::i:ヽ:ヽ
ヽ｀''｀　　　　　ヽ '´　 ',ヽr=-､　　　　　　　　　　 |:l::::l:l:､i:::ヽヽ
　｀ヽ　　　　　　　　　 |::::ヽ　　　、　　,　'ｌ.　 ,　　.l/:::!:::l: :｀ヾ､:ヽ
　　　.＼　　　　　　　　|｀i!､:;ゝ_　　＜､_ノ　, ´　　i!:::/:::l: : : : : ｀ヾ､
.　　　　＼　　　　　　/　ヾ'i | l ¨'''i::. ､_ ,x'　　　 i:::/::::::|: : : :, r'´,r 'ヽ
　　　　　　i　　　　　/　　i　.i l,|:::::::|: :.|　　ヽ　　/:://l:::l,,r,'¨r ',´r '´~ヾ､
　　　　　 /　　　　 /　　 |　 .i i!::::::|: : :|　　　　/i::::/,r|:i!r',,r '　　　　　　 i
　　　　 ./　　　　 /　　 r!　　 i!::::::|: ト',,,,,,____/ .l::::l,r,､i!　　　　　　　　　 l
　　　　/　　　　 /　　 /　　　 |:::::::|: :|: :!/: :/,r',|::::r'´ .!　　　　　　　　　　ヽ
73 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:02:18.50 ID:RfUinAcZ: いい性格しとるｗｗｗ
74 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:04:18.75 ID:6JqOstZW: そりゃそう
運も実力の内だからね、折角持った縁を適切に利用しない理由がないもんね
75 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:05:05.31 ID:EAQVNQOV: ラティファも唸らせるメイド作法を身につけたのは間違いなく本人の才能もあるからな
76 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:06:41.63 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´.:{:.::.::.::.::.::｀丶、 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　／.::.::.::.::.::.::.::´＼.::.::くヽ｡'‐ｧ
　　　　　　　　　　　　　　 /::.::.::/::｀.::.::.::ヽ:.::.:ヽ:.::〈_ﾊ_〉
　　　　　　　　　　　　　　　　/::.::.: ,′:.|　.::.j::.}:.::.::iﾊ.::.::.ヽﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ|::.::.: |::.i:.:| .: /|: |:/|::j厶::.::.::ｉ.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　|i::.::.::.|::.i斗!-| |.:j:ﾊﾚ'⌒ﾄ::.::ﾙ:|
　　　　　　　　　　　　　　　　|ｉ::.::.::.|从八-=|/　　　 |／{_八
　　　　　　　　　 _　 /::)':)_　ハ::.:.::小〃　　　'　　 -┐ 八:::ヽ
　　　　　　 {::{. ;'::/,:'/::} {:ハ.::ｉ八{＼"　　／　　.ﾉ /.::ハ.::|／⌒¨¨´ ￣￣￣￣￣
　　　　　　　　 '::V:/:::i/::/_　⌒＼{个ｰヘ、　｀ー　　∧/.:: ﾚ《　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　 } :::-‐_: {'::ﾉ　　 |::.:| ｉ::.|::.:|｀::ｉ:: ‐r‐く. /::.::.:| ハ　 / 　 '"´　　　　　　　　　　　　【彼女は侯爵家のメイド長の座を狙う
　　　　　　　　　｛ .::::/.::::./　　　 |::.:i::ｉ::.|:: レ┴く　＿/:.::./ﾘ　　＼∨
　　　　　　　　　 ∨::::::.イ　　　　 |:.::ｉ::|::.|/　　　　i{　 {::.::.乂イ匸二入　　　　　　　　　　　　　　　この後押し寄せてきた歴戦の猛者や確かな出の子女たちを
　　　　　　　　　　　、　丶　　　 |:/j :|::.|　　　　　}!　,ゝ､{:／￣│ 　{ ＼
　　　　　　　　　　丶　　ヽ　　 |i: j/|::.|　　　＞y／_,.イ/{　　 |　　j＿＼　　　　　　　　　　　　軒並み実力で黙らせてメイド長の座に見事就いて見せた
　　　　　　　　　　　ヽ　　＼　|ｉ/　|::.|　／|::.::.{／/　{.　　　__｣_／　　`ｰ〈
　　　　　　　　　　　　　＼　　ヽ′ |::.|ｲ:|　|i:.::/　{　_｣＿_／　{　　　i　　ハ　　　　　　　　　　　尚、庶民がこんなの絶対贔屓されまくったからですわ！という揶揄にも
　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　 >:八｛ ,ﾙ〈─r'´{　　 {　　 |　　　|　｛　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_／　｀⌒　　￣|　 }　　_＿ノL.　-┴'⌒ ｰく　　　　　　　　　　その生まれから贔屓なくして勝てるわけないじゃんと気にもとめなかったという】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'＜}￣/　　/　　}　＼　＿_>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　/　　＿＿ﾚ-―￢´　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └く|-―1　　 /　　ｉ　|　　 } ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　/ J　　　　 |　　＿＿＿〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　んく|＿＿／`ｰ个{⌒´::::＼::::｝
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厂:::::::::::::::::-={::::}::::::::::::::-=ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rト::::::::::::::丶::::::{:::}=-::::::_ 彡::::｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Y::::::::::::::::::::::::＞‐ ﾍ:::::::::::::::::::::|
77 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:07:56.52 ID:mPHReSmd: これは庶民の星ですねw
78 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:08:26.07 ID:JeI1VjUk: 図太さに三男味を感じる……
79 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:08:38.58 ID:6JqOstZW: それの何が悪いだよな、少なくともその縁を引き寄せたのは彼女の運が良かったからこそだし
80 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:10:55.01 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　 γ:::::::::::::::::::::/:::::::|　ヽ::::::::::::::::ヽ:::::::::::::ハ:::::::.
.　　　　　　　　 /:::::::::::::::/::::/::: |::::|　 .|､::::::::::::j:: |::::::(⌒ oﾚｸ |
　　　　　　　　 /:::::::/:::::: |::;ｲ:::::::|::::|　 .| ヽ;|:::::ハ:|:::::::::フ　〈:::｜
　　　　　　イノ:::::|::|::::::j::| |:::::::l:ｲ!　斗‐廾:::ト､l:|:::::::::{_ハ_}:: |
　　　　　／´ﾑ ::::: |::|;::::ﾊ:|｜::/|!j　' _ﾅ__｣レ　 .l:|:::::::::::::/::::::::|
　　　　　　 /:::::::/j:|ﾊﾍ丁ヽﾄﾚﾉ　 '.ﾑ'¨之心、ﾘ'::::::::::/:::::::::ﾉ
. 　　　　 /::::::;ｲ::|:::ﾊ　｀ '二_　　　　に　:灯 /:::::::::厶､::::，
.　　　　 .:/i::::i |:::_/:|::. ,ｲ'⌒ゞ　　　 _辷ﾂ　/::::::::::んﾍ }:::,
　　　　　　i' ﾑｲ .ﾚ/:/|::::.　　　r　　　　 """/γY´ﾌ_ﾉノ:::j　　　　　　　　　　　　【彼女は後の物語で、主人公くんが
.　　　　　　　　 /:/,ｲ::::::.　　　　＿＿_　　　 /　ﾚ´_ イ|::::::|　 γ ヽ
　　　　　　 /ノ/.ﾉ::: 圦.　　く　　_ツ　　 ,　　 |¨/:::::::l::::::|　/　　　　　　　　　　自分の女として孤児院から引き上げた唯一の女性故
　　　　　　　　/' .//::::::/:::个　　　　　　　 i　　 l/:::::::: j::::::ﾚ' 　　 ’
.　　　　　　 /　//::::::/::::::::::::|:｀::....　_　　 ´　 l　　 |::::::::::/:::::/　　 /　　　　　　　　後にどこぞの貴種だったに違いないと創作でよく盛られることとなる
　　　　　　 /　ﾚ'::::::/::::::::::::::j:::::::::::::_x|　　　 l　　 !:::::::/:::::/　　 /
.　　　　　 /　厶=-ﾑ::::::::::ﾉ/‐…'´ﾆﾆ|　　　 l　　 !::::厶､/　　 /　　　　　　　　　　ただの平民が拾い上げられたというよりよほど納得できたからだろう】
　　　 _ -┴ ﾁ　 / ::::::::::/j/二二.イ´ﾉ　　_／l　　 |ノ二/ 　 ,ｲ
　　　　　　 / 　ノ::::::::::／/'二,.＜　｀　￣ｦ::::ﾉ!　　ﾔ_／　,イヽ｀ヽ
　　　　{ 　 | ／::::::::／ |/'ニ/ﾆﾆr' ￣￣｀く　ヽ　｀､_／　　 i
　　　八　 /::／:／|.／'二/二ニ＞､　　　ヽ､　 /　`　／ヽ、
　　　　　∨:/::::厶´ﾍﾊﾔ/二／二二冫､　　ノ　i　/　　.／　　 ,　}
　　　　 /イ::::/　|:　｢ﾍﾊﾂ／=＝ﾆﾆ/::::::ヽ、　ﾉ /　／　　／' 〈
. 　　 /'/:::::/　ﾊ　ヽ V厶二＞―'/:::::::::/ ./｢ヽ/ ｀ノ　　／´　　｀ヽ
...　　/./|:::::ﾊ　＿二ｺ`く｀ー‐ ´ /::::::::/ ./　! 　ｿ´__　イ
　　　/ .|::::{　／　　ノ }｀{ ｀ｰ‐…7:::::::;ｲ ./　 .l　　ハ
　　 |　.!::::ﾚ'　ー '　 /　|　　　 .|:::::::i　./　　 |　　/　{ヽ、
　　 |　ツ　　　　イ　 .|　　　　.レ´　/　　　.|　/　　ヽ　｀ー…　´
　　 |　/.　　,　イ　ﾑ'　ﾉ　　　　　　 /　　　　ヽ　　　　＼
81 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:12:14.40 ID:EAQVNQOV: 孤児として生きてきたから図太いのだ
82 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:12:23.35 ID:eIbnZxC5: 実の父親が父親面しないだろうし死んでもバレなかったろうな
83 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:15:45.45 ID:6JqOstZW: 実の父親のタンジェロも産まれてすぐに孤児院に預けたっ切り長年会った事すら無いから自分の子供としての愛情は全く持ててなかったからね
84 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:16:24.76 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　 _.,ｨ::::::::ｨ=＝=ﾐ:::::::::::＼
　　　　 _,,,＞=＝≠==＝ミj]ト-、:::::::＼
　　　 .i{;r";ィ"::::、"::::::::::::::::::ヾ〉ヾ｀::::::::::ヽ
　　　_,ゞィ"::::::r;;､;;/::ヽ::::::ヽ:::::::::::＼;.:::::::::ヽ
　　　 {/::::::/::::::::rVﾍ:::::ヽ::::::ヽ::::ヽ:::::＼;,::::::',
　　　i/::::::::,':::::::::l　　',:::::::]ト__j;;ヾ:::ヽ:::)ヾ;,:::::',
　　　/:::::i::::!:::::::::{　　 ',ィヾ;ヾ;:!ヾヾ:::)::j:::::::::::＼
　　 .{::!:::::l::::',-‐-}、　ヾィｆ斧ミ〉ヾノ::}ヾ＼:::::::＼
　　 .{:j;:::::ヾ:::ヾ::::ヾ　　　 " ゞiソ　 .}ゞヾ::::::::):::::::＼ヾ;、
　　 .ヾヾ:::::ヾ:}-_',_,,,　　　　 :;:;:;:;:;　ｲ"}:::)::}ノ{:::::::::ヾヾヾ;、
　　　　　ヾ:"}::ヾ;:;:;:　　、　　　　　/{::::!/::::::::::＼:::::::＼ヽ)}
　　　　　 /}::::｀ヾ=- 、　rァ　　／ヾ^へ};;;:::::::::::ヾ:::::::::::::ヾ:::、
　　　　　 ( ヾ:::::::::::]ト--{ヽ__／　　ヾ .};:::{ノ／ //ニ=-ゝ::ヽ:::::ヽ　
　　　　　　／;;／} !　　.| |7',　　　　 _,ﾉ!`-''" ./ /ニニニゝ:::):::::::)、
　　　　／:::::ｨニ.} !　　.| |ﾄ、_　／　 /　　　/ /ニニニニゝﾆゝ:::::}
　　　　/:::／:ｲニﾆヽ　 j　ﾄ/_)_　　　/　　　/ ./ニ}ニニニニ〉ニ〉;:!
　　　 /／(:::/ニニヽヽ_.j　｀ー〉ヽ　/　　／ノﾆﾆ i ニニニ," ﾆ/::::ヽ
　　　/(　ヾjニニﾆ',ヾﾆ!　　｀-}ト:::/　／,ィニニニ} ニニニ/ﾆｨ;;:::::::::ゝ
　　　ヾ　ィニニニニ/ﾆi　　 jイ::／_ﾆイ　.iニニニヾニニｒv"ィ )::::ヾ)ヾ)
　　　　ゞニニニニﾆ{ﾆ/　　.ﾉヾr ィ /::::{ o Vニニニ｀'''}ゞ- - イヾ:::(　ﾉﾉ
　　　　　ゞr"-⌒-＞"(__ ィ":.:.:[.:]:.:.ヽ;,,!;、　Vニﾆ/ニﾆ!::`へ　　　ヽ;,
　　　　　　ｨr⌒r≧::::｀ゞ:.:(:.:／j"ヾヾ:.:〉;:!　　Vﾆノニニ{::ノ　ヽ　　　ヽ
　　　　　 / -‐"〉;:ヾ;;;;/＼_',://;:;:;:',:.:',;:;:;:;',　o ヾニニニ!　　　　>　　　 }
　　　　 ./　　　　ヾ-ｿ i|　 /:./ヾ:;:;:;}:.:}:;:;:;:;ヽ　＼ニニニト、_／　　／
　　　　 i　　　　.／　　　〈:./　ヾヾ;j:.:jニ)==＼　　ヽニニニニiニ＜
　　　　ヽ,＿,／　　　　　ヾ　　'., ヾノ-イ:;:;:;:;:;:＼__o ｀丶､ニ/ニﾆ!:;:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　j　jハ、;:ヾヾ:;:;:;:;シ`丶、　｀ヾ、ﾆ/r＾V＾ｒ-、___
　　　　　　　　　　　　　　　　　／!/:;;:ゞゞﾐ、ゞrシ｀'''}ー-＞r-r"ソ''"￣｀ヾシｒへ
　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ //'''" __ノ^〉-f"|　 |　',　rYシ''"　＿＿,,,　　　ヾに)
　　　　　　　　　　　　　　／ };;/-ー7　　/　.j .|　＼_ゝ／-‐''"　　　　　ヾ;、　ヾ<
　　　　　　　　　　　　　／￣.j/　　 /　　 {　 j　!　　/／　　　　　　　　　 .}ー　　 jソ
　　　　　　　　　　　rシ　　　/　　 /　　　.{__/、}-'"/　　　　　　　　　　　 j　　　ﾉ=)
　　　　　　　　　　ﾉｨ,,__　　 {　　 /　__,,,,__} 　｀"|./　　　　　　　　　　　 /　　／シ
　　　　　　　　　　ヾニ7x,,,人z-xr7;;;};;;;;r"　　　 !'　　　　　　　　　　　 /__ィ;;;シ"
　　　　　　　　　　　　 ⌒ヾ/ |　　　￣⌒　　　 /- v -- 、　　　　　 /`-"⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　.i　　　　　　　　　 Y- ーー - ゞヽ、　., "
　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　　 r"Y_r--っハヾ:. _ｊヾ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　', 　　　　　 /　　　　　　　ヾ:;: /

レンのその後　【1D2:1】

１　自分の村が滅ぼされた経験から戦没者に対する援助や心のケアをしようと生涯を尽くした
２　都会に憧れていた彼女は主人公くんとラティファの支援を受け服飾デザイナーとしてデビュー
85 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:17:29.43 ID:v8HKjR+2: 主人公くんの周りがマジで良い女しかいねぇ
86 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:17:41.76 ID:6JqOstZW: 自分と同じ痛みと苦しみを味わった人達の支援活動か
87 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:21:17.15 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　＞::::::::｀"￣:::::::::＜
　　　　 /^＼;::::-:／^ゝ::::ー-::::::＼
　　　　〈〈zx≧≦xzjト､-‐＝ミ、:::::ヽ
　 r-=ｨ":::::::::Y:::ヾ＜ミヾ､::::::::ヾ::::::::ヽ
　　 7::::::;;:::::/{r::::::} !::::::ヾi＼::::::::',::::::;:::ヽ
　　/:::::/::::://Mヽ大::::::::::ヽ:::ヾ::::;!::::::;:::八
　 /:::::/:::::/::{｀" ﾍ::::}:ヾ::::ヾi:::::::ゞr;､:::::::::}ヾ、
　/::::::/:::/‐-{　　 }::::!::-!―}!::::::::::}　〉:::::::}:::::＼
　i{:::::ﾊ::〈"ゲﾐ　　ｨ"ケゝ}::::!::/ｨｲ::::::::!!::ヾ::::....ー-...、
　ヾ:::{/ヾヽんｿ　　　.んｿ/::ｲ:ｨ::::i:|::::::::||::!ヾ、ー--::::__:::ー-...、
　　V::::::!:ﾊ　　.,　　　　　 /ｨ／::{:::::|!::::::::||::|　＼、　　　　￣｀ヾ、　　　　　　　私は自分が暮らしていた故郷が焼かれた経験があって
　　 {:::::ｲ:::入　､　 _　　　/イ:::i{;:::::|!::::::::ヾヽ...　＼、　　　　　　 ):)
　　ヾ::::iヾ{　}ﾄ、　　_,..ｲ{:::::{::::ヾ::::|!::::::!:::::＼ヾ=-　ヾ　　　　ヾ=イ　　　　　　　その辛さが痛いほどよくわかるのよ
　　　ヾ{　ヾ !| .＞イ;;'' .i{!::/{:::::::ヾ:|!::::::}ﾄ､::::::＼:::::≧-＼
　　　　　　　ヾ.　ヾjｨ'⌒__　ヾ::::::::|!::::::::::::＼::::::ヾ::::::::::::::ヾ　　　　　　　　　　　だから都会への憧れはあったのだけど
　　　　　　　　　　 /　ｨ=＝ミ、ヾ:}!::::::＼:::::::＼:::::::ー-........≧- 、
　　　　　　　 /／=rニニヾ:＼ヾ:::::::::::＼:::::::＼ニ=-:::::::.::::::::::ヽ
　　　　　　　　　 /ニﾆ{=ﾆ=ﾆ=.＼＼}:::＼::::::＼::::::::＼　｀ニ＝-:::::)
　　　　　　　　　/=ﾆ=i{ニ=ニ=ニ.＼ﾆヽ::::ヾ:::::::ヾー-::＼　　　ｨ::ノ
　　　　　　　　 /ﾆ=ﾆ=ヾ=ニ=ニ=ニ≧ｚヾ::::::､::::::::＼￣ヾ}!
　　　　　　　　 iニ=ニ=ハニ=ニ=ニ=ニ=}:::::::::＼::::::仆..、__
　　　　　　　　　ヾ=ニ=ニﾊ=ニ=ニ=ニ=ﾆrｽ:::::::::::::::ー::-＝ヽ
　　　　　　　　　ゞニ=ニ≧=ニ=ニ=√ﾊｨﾆ=＞::_:::::::::::::::::ﾉ)、
　　　　　　　　　　ヾニ=ニ=ﾍ√^ヽｨ _,ｨヽヌ　　 `＼￣　　＼
　　　　　　　　　　　 }=ニ=ニ=ﾆ＞-t ヾィ　　＼,,、　＼　　　＼
　　　　　　　　　　　　　!ニ=ニ=ニ=ﾆハｨ＼　丶.　　＜ﾆ=-ヽ　　　ｨﾊ、
　　　　　　　　　　　　　.}!ニ=ニ=ニ=ニ=ニ-＼　　　　＼} }≧マ///＞
　　　　　　　　　　　　　 }!ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ.＼　　　　　＼:::::::}r"　ゝ
　　　　　　　　　　　　　 .}!ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ﾆ≧ 、　　　　＼ｒ、
　　　　　　　　　　　　　　}!ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=-　　　rｲ/≧}￣｀
　　　　　　　　　　　　　　ﾊニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ/ /ニ=-∠/ｿー '"
　　　　　　　　　　　　　　{::√ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ/ /ニ=-//⌒｀　　{ )
　　　　　　　　　　　　　　 }:ヾニ=ニ=ニ=ニ=ニ=ニ=.／ｨニ=ィ /　　　＼/ ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 |ﾊ::ヾニ=ニ=ニ=ニ=ニ.／イニ=:::::::::ｲ＼　／.ノ

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　　　　　　　　　　　./::::::::::/:::／:::::／::::／へ::--ヾ＜"
　　　　　　　　　　 /:::::rﾍ/::::/::::／::::／:::::rﾍ!rj::ヽ;ヾﾇ
　　　　　　　　　　/::::/ rj:::::i(::::/{｀/ヽ:://　｀"}:::::}:::!:ヾ
　　　　　　　　 /::::::ゝゝ!ヾヾ{i灼ｓ;／ノ　　 /:::::j:::l:::::}!
　　　　　　　　,. ":::::::/:::Y:::::::::}ゞソヾ　　　ﾅミノ;;/:::/j
　r　　　　　／／::::::/:::::ハ:::::入""　　　ｨ灼ゝｲ／／ﾉ
. i{、　　／:／:::::::::/!:::::/ ヾ::::ﾉ　　　丶ゞシ":::(""
　ゞー-イ;;;::::::::::／;;{::::::{ 　＼　 ` ー　／:::::ｨヾ　　　　　　　　それよりも私は焼けてしまった各地の村の復興に携わったり
　　／::::/::::ィﾆ三ﾆゞ::::!　　ム- ー ''"ｲヾ:（｀
　／:::::::/::::ｲﾆ三三ﾆゞ::}｀丶 -‐}｀}:::::::::(、　　　　　　　　　　　　親しい誰かを失った人の心に寄り添う仕事をしたいと思ったの
:"::::::::::/::::ｲﾆ三三三ﾆ}:::!　　　　! {:::::::::}ニゝ,,_
::::::::::::/:::/lﾑ三三三ヽj}:::!、.ィへj　ヾ::::::{三三ミ}!
::::::::::::!/ﾑ/ﾆ三三三ﾆゞ::{＼:::::::/　ソ::::ヾ三三人
::::::::::::!ム"ﾆ三三三三ゝ"､＼/　／!-ー-ゝソ-ー--、
::::::::ヾ/ﾆ＼ﾆｒ'V'r'V'r'V7} }ゞ=i[]〈／　　　　ヽ　　　　ヽ
(＼::::ヾ_ニミゞr''"-￣-`{i j/:.:/／　　　　　　　',　　　　 .}｀ヽ
、ヾ:::::::＼ﾆ三ムｒv=vrYj /フ"　　　.　　　　　丶　　　 j　　',
ヾ- ｀`jﾆ三ニヾ　　　　 .{;／　　　入　　　　　ヽ　　 {　　 !
　　　 {ﾆ三三ﾆ',　　　　_{　　　　　" .:}　　　　　ヽ　　{　　 }
　　　 }ニ三ﾆ＼ﾍ　　／￣￣｀ー- .,,!,,＿　　　　＿ゞ=rVｒnj、
　　　 {ニ三三三ﾍ　　　　　　　　　　　 }Y"'"'Y〉"￣｀ー-/
　　　/!三三三ﾆ/ゞー-　,,,＿＿＿＿＿,,,ゞ!ニﾆ{7　　　　　-)
　　 /;;}三三三/　{Z、　　　　　　　　/　ヾ;ニ三ﾆス- 、___.｀ミ
　 ./ニ!三ィ'／　　ゞ)　　　　　　 ,'　　〉三三 //j　　　 7"
　/三に"ﾆィ}ー--ﾆj}　　　　　　　 /__ __./}ヾ三ﾆ!// / , /ﾉ
　}ﾆ/三ﾆシ、　　ｲｒ'　　　　　 ,{`'"'"j:::}ﾆ＼;;// /.;／ヽ
ィ{./ﾆﾆ//,　＼__.jﾐ)　　　　　　　/`'"'"Y;:;:}ニﾆ＼.''"三マ)、
.:.:!ニﾆ/ｲ ;;　　／ｼ　　　　　　 / 　　 j:;:/}ニニ}マヾ三ﾆ/ゝ
:.:.ゞﾆ/oi{　ヽ.,r'／　　　　　./!　　　/.:.{/ニニ／Yヽ三ﾆヽゝ
-''"ヾ! /|　　Yi{　　　　　　　 / .}　　ノr"`}ゞニ.{＼{　ヾ三/ゝゝ
　　 /V .{ 　ｨｿ　　　　　　／_.人.ィ';:;r｀ｲ7!.ﾆﾆ{／!　 }ミニニシゝ、
ミzｲr==zゞ≠- ,,＿＿,, ＜ `⌒　⌒　　/ﾆ三三}／}　　７ニ三三ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄニ三三＼;ゝ　,'三三三三ニ＼
88 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:26:09.23 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞'"::::;ィ=＝=;;::::＞..、
　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::＞≒z;;;;;__ゞゝjｨ-=＝、
　　　　　　　　　　　　　　　 /:::/::::／ィ'"ィ''"⌒⌒ヾ〈ニ''ヾゝ
　　　　　　　　　　　 /:::/::／::::::⌒::::,:'::::::::::-ヾrへヾア、
　　　　　　　　　　　　　　/:::::／:::::::::/::::::/::::::'":::::::r::::ヾヾゞ;、
　　　　　　　　　　　 /::::ノ::{:::::;;:/:::::/'i::::::::::::::r7ｿ;:::::::',:ヾ:ヽ
　　　　　　　　　　　　 ./:::／7:(::::!/!::＼,':::::::::::/　`''i:::::::i::ヽ:::',}
　　　　　　　　　　　　./::::(.;/:::ヾｲｨｆﾃゞi:ヾ::::::/　　 /::::::j:::::i:::ヾ、
　　　　　　　　　　　 ./:::::::ヾ:::::i::{ヾゞｿゞヾ:::ノ　-‐/-::::/:::::/:::ハ;
　　　　　　　　　　　/／::::::ヾ::::jヾ　　｀　　　　ｨｆﾃゞ:イ:::::/::::/　}!
　　　　　　i(　　　／/::::::/::／ヾ　　　　　ゞｼ. イi:／!::ノ!　ﾘ
　　　　　　ヾ≠'"　((-＝''" {/ヽ　　、　　'　　　／;j::"::j::::::{
　　　　　　ｨニ=T= { l　　　{　　＼　￣　　__＜,,ノ:::::ノ:::::::}、　　　　　　　　　　　私の彼はこの一連の事件で
　　　　　ｲニ=ニ!ハ. !　　 i　　　｀ '' "７"　　//=ニ=へ::::!;;、
　　　　　jニ=ニ={ニヽ',.　　',　 __　　／　　 /./''" ￣｀ヽゝ!;ﾊ　　　　　　　　　　　誰よりも被害を抑えた人、その人の女であると同時に
　　　　 .j=ニ=ニ.j/ニ!ヾヽ　ヾ:;:;:;ヽ,"　　 _, 'イ　　　　　ヽ;ゞ.ゝ
　　　／ﾆ!ニ=ニ/ニ/　/ヾニゞ;＜-＝ﾆ;イj / ,. .,. .,,　 /、_ｲ)ﾆゝ　　　　　　　　　この事件の被害者でもある私が復興を叫ぶことにこそ意味がある
　　イニ=',=ニ=/ニ/　/　ゝrtｆ＞'""/　 / / / / ," _ｲヾ;;;ソ;,ニ;）
　ヾニ=ﾆヾ=ﾆ/ニ/　／:.:ィr^ト:.ヽ　./　 /!ﾉヾ〈__!_jニﾍ.:.:.:.::..ヾ/ヾ;;,
　　　ヾrvxrvx/ニ/ （ィ__//　j.:.ヾヾ./　./ニ=ﾆj:::::::{=ﾆ=ﾍ.:.:.:.:.:.ｨゝヾ::,,,_)!
　　　八、_ _ _{ﾆ {　 }--ｲ!　 {.:!.:}ヾ}　 /ニ=ﾆ/:::::::::ヾr'"ヾｖｒ"ゞ"ヽ　￣
　　　ゞfxr rxrﾍﾆ',　',ヾ}.:!　 .{.:!ゞイ　 iニ=ﾆ/::::::;;:::人::ヾ.:ヾ　　　丶
　　　　 }｀　　　ﾍﾆ', o',;:{:.!＼_}.:l".:.:! o.{=ニｲ::::::/!::{　)::::}＼ゝ　　　丶
　　　　 j　　　　jヾ;ﾍ　ヾ.j;:;:;:;:{J;:;:;:;!　 !ﾆ=i{::::ノ j;ﾉ　/:::/　ヾ,　　　　ヽ
　　　　,'　　　　,'　}ﾆ!　 !;:;:;:;:;r=、;:;::{　 !ニ;{イ .　　 /／　　　ヽ　　　　/
　　　 /　　　　 !　}ニ!　ト＝i(　-)-=', oVニ＼　　　i(　　　　　　＼__...,"
　　　 ! 　　　,　 iニ｝.o!;￣ヾイ:;:;:;:;',　 Vニﾆゝ
　　　.|　　　　 |　/ニ;}　j;:;:;:;:;:;:!;:;!:;:;:;:;:',　 Vニニゞ;、
　　　.|　　　　,.イi=ニ{　 !;:;:;:;:;:;{o!;:;:;:;:;:;',　ゞニ=ニヾz、__
　　　.|　　　 /ﾆ!!ニ=!　 V;:;:;:;:;、、;:;:;:;::;ヽ　ヽニ=ニ}!ゞ　＞-　、＿
　　　j　　　　{ニ{{ニ=へ　ヾ;:;:;:;:ヽヽ;:;:;:;:;:;:＼　｀＜ニヾﾆゝ''"　　　　/ニr)、
　　　j　　　 jニヾモニへ　ヾ;:;:;:;:;＼＼;:;:;:;:;:;/＼ o＼ヾﾆ}j￣ーrイﾆノ　　rへ___,,,,r
　　 (Vｒv__rｿヾニヾニニﾆ＼o＼;:;:;:;;＼＼;:;/ky"　＼ヾjニ!　　 /ニ(　　rﾍ/.:.:../rｲ＞、
　　 .}｀;:;:;:;イ　{＼ﾆヾモニへ　＼rへ;:;:ゞゞhy、　　　＼　ﾍ、_/ニ/"　 r-/:.:.:rﾍﾉ　　　　　＞、
　　 .};:;:;:;:;:;j　ヾ:;:;:;＼ニー＝へ　　ヽ　`''j"　ヽ　　　　　ヽ　}７⌒　　　r_/::.:/-ｿ　　　　　　　　＼
　　 rへ:;:;:ｲ　　ヾ:;:;:;:;/｀ーf-　、ゝ　ゝ　　＼:..;..　＼　　ヾ/　　　　 {^ {:.:.{-ﾉ　　　　　　　　　　　＼
-‐'" ヾ=イ　　　 /＼ノ　　/　　　￣｀ヾゞ;,,,,_ ＼;...　　＼__ｲ___　　　　{ニ{:.:.!__ト--――　'''"　　　　　',
　　　　　ﾉ　　　/--ヾ　 /　＼　　　ィニ〉"　⌒ ヾ〉__／　／　　￣ニヾニニヾ　　　　　　　　　　　　ｊ
_,,　-、 ./　　　/_＿,, ゝ'"　　　＞"ニ／　　　　　ヾ__,,。"　　　　＜ニニニニﾆゝ　　　　　　　　　　 /

　　　　　　　　　／:::::::::::{!／ィ:::::::}N!:::::::ィゝ＼
　　　　　　　r/＞=‐--イツ''"￣￣ヾゞ＜'"::::::ヽ
　　　　　　　j{{::::::,ィ'":::::ヾ/::::::::::::::::::::::::::ヾ;、::::::::ヽ
　　　　 [≧=≠'"::::::::::::rヾ;;/::^ヽ:::::::ヽ:::::::ヾ:ヾ;,:::::::',
　　　　￣/::〈/::::::::::::/:::::::ゞﾍ::::::ヽ::::::::ヽ::::::ヽ::ヾ;:::::',,
　　　　　　!:::/:::::::/:::,'::::::::::!;:;::ヾ::::::ヽ::::::::ヽ::::::',::::ヾ;,:::',
　　　　　　{/::::!::::{::::::!:::::::::i/　　ヾ::::::ヾ::::::ヾ::::::',:::::}ﾄ-::',　　　　　　　　　　みんなを見捨てることになった罪滅ぼしみたいなものだけど
　　　　　　/:::::l:::::',::::::',::::::::',　　　ヾ::::::ヾ､:::}ヾ::::};::::ﾘ:::::::',
　　　　　 /;::::::',::::::',::::::',::::::::', 　　　',:-''!⌒/''/ヾ!ヾj､::::::::',　　　　　　　　　それでも救われる人が多いなら偽善も善でしょ
　　　　　 {::!:::::::',::::::',::::::',-‐:::',　　　};::ﾉｨｆｔj示〉!:::j::ヾ::::::::',
　　　　　 {/!:::::::ヾ:::ゞｨ::::ヽ::::::ヽ　　'j;"'"乂シ" j:::/::::}::::::::ヾ　　　　　　　　旦那様のノブリス・オブリージュの助けにもなれるし正に一石二鳥ね
　　　　　 {! l:::ヽ:::ヾ:::ヾｨｆｔ示ミヾ　　　　　.,.,.,.　/ｲ:::八;,::::::::ヾ
　　　　　ヾヾヾヽ:::ヾｨ" 乂シ　　　、　　　　　 "}::::ﾉ;;;;ヽ:::::::::ヽ
　　　　　　　　};トーへ＼;.,.,.,　　　　　　_,　　　/／;:;:;!:;:;:ヽ::::ヽ:＼
　　　　　　　　};:!:::::＼::::ヾ⌒　　　 r'"　.ノ　　イ:;:',:;:;:;:;',:;:;:;:ヾ:::ヽ::::＼
　　　　　　　　',;}::::::::::ヽヾ};:ト、　　｀　　　／　{、:;:',:;:;:;:',:;:;:;:;ヾ:::ヽ:::::::＼
　　　　　　　　j;:ヾ:::::::::};::::;:;j:／'Y｀''i ー '"　　 i.ヽヾー--f-,,_ヾ:::i＼::::::::＼
　　　　　　　 /:::::j;:::::::ﾉ-‐./　./'-､_.ト、　　　'"7　　　　 / ｨ=ニ::::ﾄ､ヽ:::::::::::＼
　　　　　　 ./:::／ニﾍヽ.(/　 "　/ ,7;',　　　　 /　　　　 / /ﾆ/.}::::jﾆ!::):::::::、:::::ヽ
　　　　　 /:::/ニ=ニﾍ_.j...　　　　　　}',　　　/　　　 .／ /ニ!ニi/ニﾊ(:::::::::}＼:::::ヽ
　　　　／:::::{ニ=ニ=ニj　　　　　　 / ヽ　 /　　 .／イﾆ=ﾆ{=ニ=ニV＼:ヾ　 ):::::::)
　　　／::::::::::j=ニ=ﾆヾ=j　　　　　 ./,,_　 V/　／ィ7ニ=ニ={ニ=ニ=ミ:::::＼:＼::::::/
　　./::::/i:::::::jニ=ニ=ﾆ}r、　　　,／ー-ミヾ{／ィ"　ヾ=ニ=ニ＼ニ=ニ=ゝ:::}｀ー-/
89 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:27:35.92 ID:Khigzx2h: 民衆のウケもいい
90 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:28:59.26 ID:v8HKjR+2: ボロボロの屋台骨を早急に作り直さなきゃいかんし民衆受けは大事過ぎる
91 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:29:24.03 ID:KAITPhae: それもまた立派なものだ
92 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:29:30.30 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　_,,､.......‐……―......
　　　　　　　　　 .....::::::::::::／_.　-=ﾆ二＼:::::｀`:...
　　　　　/二二ﾆﾆ=-r=ｧ=ﾆ=- ￣____::＼＼:::::::::＼
　　　　　|ﾆ|/::::__.. -={={-=-￣￣::-=ﾆ二|=|::::::::::::::::..
　　　　　|_└=-::￣::::::::::::::￣￣￣:::＼:::::::＼=-_:::::::::::.
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　　　 /=/::::::::::::/:::::: ﾄ:::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::::::
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　　 :::::::::::::::::::::::|::::::::|　　 |::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::: ',::::⌒
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　　 |:| ::::::::::::::|::::|:::::::|',. 　 |: | ::: |:::_,,､|＼"´::::|:::',:::::: |:|::|::::: ＼:＼　　　　　　　　　　　　　　【彼女の被災地に対する献身的な仕事ぶりから
　　 |:| ::::::::::::::|::::|＼_|::',__. |: |＼:|＼_;;斗rｾ⌒|＼', :: |:|/:::＼:::::＼:＼
. 　从| |:::::',: 乂:|云ムLL_:.::|　ヽァ'' 乂;;ソヽ|:::::::::::/:ﾊ::::::::::＼:::::＼:＼　　　　　　　　　　　聖女とその地方では崇められ、彼女の働きが伯爵領で
　　　八|＼{＼:::八乂;;ソ~｀＼　　　 """´　.|:: |::|/:::::::::.＼:::::: ＼::: ',:::::ヽ
　　　　　　|:::|: ＼::＞""´　　　　　　　　　　 j::::|:::::::|::::|::|＜:､ :::::: ＼}:::::::::.　　　　　　　　　根深かったラティファの悪評を消す切っ掛けとなり
　　　　　　|:::|::::::八＼　　　､　　　　　　　 /:::/:::::: ': /从　￣￣／⌒＼:|
　　　　　　|:::|:::::::::',::⌒　　　　　　,､┐ノ　 ⌒7::::::::/:/　　　　/　/二二二`､　　　　　　　　伯爵領は後世白い目で見られるのを避けられたという】
　　　　　 .从{:::|::::: ',:::::≧c｡　`　 {　.|　／　/:::::／´　　　 ./　/二二二二`､
　　　　　　八::＼ : ',(＼{　　　＞:.　イ　　/::／　　　　　 ./　/二二二二二`､
　　　　　　　　⌒{.＼',　',　　　　/, ',　',　　／ /　　　　　　 ./二二二二二二`､
　　　　　　　 /::: {ニ∧　',　　　 r‐､',／⌒7~~〉ｰ　　　　 ,　√√二二二二ニ=`､
.　　　　　　 / :::: {二=∧. ＼　　'/ .〈　　./　/　　'/　　　.| √√二二二二二ﾆﾆ`､
　　　　　　/ :::: /{二ニ=＼　＼　'/.∧　.|　 |　「 .'/　　/ /=/二二二二二二二=`､
.　　　　　/ :::: /:::jﾆﾆ=!二=＼　`.∧ ∧,ﾉ'''┘_ﾉ　 .'/／／_/二二二二二二二二ﾆ-_:.､
..　　　　/ :::: /::::√ﾆﾆ|二ﾆ| . ＼　∧　　　ヽ　　　.'/7二/二二二二二二二二二ﾆ-::::＼
　　　／| ::: / |::√ニﾆ|二ﾆ|　　 |＞仝:.　　 .}　　__r=ｱﾆ/二二二二二二二二二ニﾆ|:::::::::＼
　　　　 |:: /|...|√二ニ|二ﾆ|　.／／　介ー―＜ﾆ|/.....＼┐二二二二二二二二二=|:::::::::::::::＼
　　　　 | ::: |/i:＼ﾆﾆﾆ|二ﾆ／／　　 / :|~"''‐=ﾆ￣.............|ﾆ7-=ﾆ二二二二二二ﾆ=-::::::::::::::::::::::＼＿＿＿＿ノ
　　　　 | ::: |:八::::＼=∧=<／　　　 /　 |　　＼............... ノニ}-_-....._￣-=ﾆ二二=-￣::､:::::::::::＼:::::::::::::::::::::::／
　＿＿..| ::: |:／＼:: ',:: ∧ハ　　 .／　 :|　　 |　|ﾆ|二|二ﾆﾉ´　　- _.￣........-.._／::::::::::::: ＼ :::::::: ＼＼￣
　＼:::::八::: |　　/::＼', : ∧=ヽ／　　　 :　　 |.　＼{⌒⌒　　　　　＼＿＿/_!＼::::::::::::::::::＼ ::::::::::::::: ＼
　　　￣　＼',　 |:::::://:::::::::＼=.∥　　∥＼　j　　 | `､　　　　　　　　ヽ>＿〉|:::::::Y:::::::::::::::::: ヽ:::: ',::: |',::::＼
　　　　　　　＼ |::::::/:::::::::::::::::..∥　　∥.......ヾ　　 ',-_`､　　　　　　　 √=.j ::::: |:::::::::::::::::::::| ', :: |::::| |::|＼)
.　　　　　　从://::::::::::/::|:∥　　∥-_........|.　　 ',=-.`､　　　　　　　 .√ﾆ/|:::::: | :::::::::::::::: ﾉ　 ::::|::::| |/
　　　　　　　　　／´|::::::::/::: |.　　　｜ -_ﾆ/八.　　 ',ﾆ-_`､　　　　　 √=/=i:::::: |:::::::::::: ／　　 |/:::/
　　　　　　　／　　.|::::::::|::::::| ﾚ⌒ヽ|　 -|_{ {二⌒＼ ', -_　二ﾆ=-　_　.√ニ=/＼: |::::::::／(　　 ./／
93 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:34:05.02 ID:t1mR2a5q: 　　　　／ : : : : : : : : : : : : _､‐＼ゝ-'ﾞ_､-─‐- ＼
　　　 .' : : : : : : : : ／⌒У: :/￣_､‐''゛: : ､ヽ: : : : ｀丶、
　　 / : : : : : : : ／i:i:i:i:/ : : / ／: : : : : : : |:|: ＼: : : : : :＼
　　,′: : : : : : /i:i:i:i／′: : |/: : : : : : : : : |ﾉ: : :|', : |: : : : :ヽ､、
　　|: : : : : : : /ｉ:i／: i| : : : : : : : /: : : ∧: : : : :｜',: |: : : |､: :∨＼
　　|: : : : : : : |i:/: : : i|: |: : | : : : | : ／|⌒ : : /|:|⌒＼: : |∧: :| //)
　　 : : : : : : : |/: : : /|: |: : | : : : |: /|: | 　V:|/ |/ __|ハ : |//∨／
　　ﾊ : :｜: : :|: : : /:.:∨ :｜: : : |/　ヾ__ミ}/　　xfミx |: /|/／、
　ﾉ: |: :/: : : : : : /:.:.:.:.|: : :| : : : | ,xfア⌒　　　､　ﾞﾞﾞﾞ|/: |´ /∧　　　　ふふ、聞いてください
　': :/|:/: : : : : : /:.:.:.:.: |: : :| : : : '、　ﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　 |: : ﾄ､///|
/: /　|: : : : : : :/:.:.:.:.:.八＼|: : :＼＼　　　､　ノ　ﾉ: /|　￣´　　　　　遂にラティファ様が懐妊したそうです
: /　/: : : : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼|| : : : |｀''ー　　　　／|/:/
/　/: : : : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　||､: : : |＼ ≧=-　＿／／:/　　　　　　　　　これで来年にも私も子供を産めますよー
　/: : : : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ__乂＼: :∨:＼＿/＼　　 //
,/: : : : : : /:.:.:.:.:.:.:.:.:／´ニニ｀丶、: Vﾆ|_./￣〉〉ニ=-､
: /: : : : :/:.:.:.:.:.:.:.:.:/ニニニニニ |:＼〉: : :｝／/〕ｈ､ﾆﾆヽ
/: : : : :/:.:.:.:.:.:.:.:.:/ニニニニニニ＼＿: :〈_|//////〕ｈ､}
| : : : : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|ﾆニニニニニニﾆ∨: : :ﾉ//////／[⌒)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ'⌒⌒⌒ 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂　)　　)_ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／∨　　　　乂_ノ　　＼
　　　　　　　　　　　 /＾＼　　　　 /:::::::::∨　　　　　＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　/,,､　''"ﾟ~￣￣~ﾟ"''～､　　　　　　　∨:::::::::∨
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　_| |＿　　　 ∨　　　　　　 }::::::::::::}　　　　　　　　　　クククこれでやっと孫の顔が見られる
　　　　　　　　　　　　 /　　　　　|__::::::::::::|　　　　∨＿　　　　 }::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 |」￣　　　　＿＿〕　　　 /::::::::::::　　　　　　　　　　尽くしてきた甲斐もあるというもの
　　　　　　　　　　　　{　----　＿＿＿＿_..ｒ､::::::::::::＼　　／:::::::::::::(
　　　　／￣￣＼　　{＿／ ::::/ ∩::: 　 :::/ ∪ ﾊ::::::::::::∨::::::::::::::::::::::∨　　　　　　　　陪臣貴族にもなれたし将来は明るい！
　　　　(　　}　}　} }　　 /:::|/|::::{　∪}　　_ 乂＿ノ::--:::::::}::::::::::::::::::::::::::∨
　　　　/　乂＿ﾉﾉ　　/::::/:/:::::＞=く　　}　　＼______:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::∨
　　　/　　　/　　　　 {---/:::￣￣(＿_人＿）------::::: |::::::::::::::::::::::::::::::∨
　　　{　　　{　　　　 ∧:::::|:::_,,､　''"　ﾔ.......|　　　　　::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::∨
　　ﾔ　　＞－－－へ:::|::::::::...　　　乂_ノ　　　　　／　　￣￣＼:::::::::::::::∨
　　　＼　　　　:::::::::::::___∧::::::::::....　　　　　　　　／　　　　　　　　＼::::::::::::∨
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94 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:35:09.41 ID:KAITPhae: よかったのぅ親父猫
95 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:35:36.81 ID:v8HKjR+2: 実際よう立ち回ったわあのドブカス密偵の中で
96 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:37:43.60 ID:mPHReSmd: この父娘もよくやったよね
97 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:39:03.56 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　|＼　　 |　|/∧　 //　 |　　／ |
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　　　　　..、　　 |へ　/　 )　乂、' / |、＿.ﾉ /. . .' . . 、
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　　　　 l /|. . . . . l.／　ｌ. . . . . . . ./|. .|ｒ_斗示ミメ､ノ. . . . |￣＼ :.:.:.:.:.:.:. |
　　　　 |　|. . . . . .|. .|　　'. |＼|. . / ｊ! / / _）ｒｙハ }〉-. . . ..|　〉　}＼.:.:.:.:. ｌ
　　　　Ｙ＾Ｙ. . . . .|. .|　 xrｚｚｚ|. /　　　乂/_ノ＾ /. . . . ...| /　/ .. .＞―}　　　　　　パパは今や公爵の暴虐を内で耐え忍び
.　　　 ∧　∨. . . | 人 -ヲ⌒＾　　　　　　　: : : : /. . . . . ...|_ ／. . . . . . . .
　_　　　 ∧　∨ . ..|/ ハ'゜: : : :　　、　　　　　 /. /. . . . . |',. . . . . . . . . . .　　　　　　旦那様に惚れてすべてを託した
　{^＼　　 ∧　.∨. .乂_.＞、　　　　_。― 、　　ｌ..//. . . . ./∧. . . . . . . . . .
　＼ .`''＜.∧　＼＿/　ｒ' ヽ、　　乂......ノ　　 |/斗. . . .//. ∧. . . . . . . . .　　　　　　正義の人ですからね☆
　　　＞ｘ、｀¨　　　 /　 {{. . . ＞　、　｀¨ﾟﾞ　　／{ ./. . . //＾'＜.＼. . . . . . .
-―――’　　　/ ／　　 }}. ./{:.:.:.:.∨＞―＜　　／. . .//:.:.:.:.:.:.:.`''＜＿＿
―――ｙ　　／ /　　　　∧. . }:.:.:.:∧　　`>__ｒ＜/. . .//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`-―
　　／　}＿　　　　　／二}. /.:.:.:.:.:∧　/〈二二|. . .//.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　r＜__／￣＼＿＿/二-/∧.:.:.:.:.:.:.:.∧{:./|二二二 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　了　　　　　} /二二／　 .∧:.:.:.:.:.:.:.:.／ /二∨二＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　〈{　　　　　_/∧　　　　　　 ∧:.:.:.:／／ |二ﾆ∨二二＼`―　、＿＿＿__
　∧　　　〈＿//∧　　　　　　　|／_..、｡s/二二 ∨二二二　、二二二二二
.　 ∧　　 /　　　　　　　　|二二二|二二二 ∨二ｒへ__＞　￣￣￣￣
　／∧　 /　　　　　　　　　　　 |／￣　/＿／￣＼＿_」
　|二.∧./　＼　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　',

　　　　　, -､　 /
　　　 ∧　 ∨ /　　　　　　　 ∧　　　　　　 ∧　/
　　　 / ∧　 ∨　 __　　　　　 / ,, = - ─- ='-, ∨/
　　　 /　/　 -｀l´　 Y 　　 , '´　　　　　　　　　｀ヽ/ /
　　　　 /　　--､　l　|　　／ _ =＝＝╋＝＝=　_　∨
　　　　　{　　 - ､　Y ﾉ　 /　''´_,,二二二二二二 ,,_ヽﾞ ,
　　　　　l　　　､　}y' ∨.ｲ ,ｨ_´ /_Ｕヽ　rｮ　/_Ｕヽ｀>､　}/　　　　　　　　　　　今の職場は家族自慢が凄いからな
　　　　人　　 `-'　 ∧/::::::__二ﾆ,￣　,､　ﾆ二 ´:::::::{lヽ｀!/
　　　　　　｀ ''=- ,　　 ∧::::´　／｀-f´::::｀T´＼｀'':::::::{lﾉ}ﾉ　　　　　　　　　　ブヘヘ孫がどうたらこうたらと聞かされ続け煽られるのもこれで最後よ
　　　　　　　　　　＼　　 ’,::　　　　 ',:::::::/　　　　:::::::'y/__, -､/ /
　　　　　　　　　　　 `,...:::...:::` ,　　　　 ',::/　　　　 ::::::〃:::::::::y' ∨/　　　　　　見てろ奴ら！これから今度はこっちが嫌というほど惚気を聞かせてやる
　　　　　　　　　　　　ヽ:::::::::::::ﾑ　　　　¨　　　　／ｲ:::::::／安全〉
　　　　　　　　　　　Ｖ:::::::::::::: -= ,,＿＿,, イ ´::::::::!¨ ヽ_＞'´::}
　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::　　￣　　　　 :::::::|r __ﾉ　／
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::::　　i l l　　　　　:::r'´　 _,, イ
　　　　　　　　　　　　　　　　 Y::::::::　　　　　　　　　:乂ノ´
98 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:40:28.16 ID:NPe9bm8L: 正直こういう立ち回りが出来る部下がいるのマジでいいよね
99 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:41:14.58 ID:v8HKjR+2: 最精鋭のアルトリアすら封殺してるやべー邪教密偵集団の最中で風見鶏やれたセンスはずば抜けてるし
主人公くん達に捕まって早々に風読み切って全賭けしてるのやべぇよ親父猫
100 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:43:56.08 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　 /ﾚ' : : : : :i : ヽ : : : : : : :Rk: :i : ﾍ
　　　　　　　　　　　　 / : :/ : :j : :l } : :V : : : : :∥:..:ﾄ､:　ﾊ
　　　　　　　　　　　 .': : :j : : :|:../ﾉ : : :|V:i : : :f:.:..:..:.:V:＼1
　　　　　　　　　　 .' : : :|:､:/ ィ:': : : :jx!イ}ヽ1{:..:.:.:.:..:1:.:..:.ヽ
　　　　　　　　 i: :ｲ..:{.:/￣V!Y:.:/ }　ﾚ　`!{:..:.:..:.:..:}:.:.:.:. ﾉ　　　　　　　　　　　　　【彼女はその優れた能力で
　　　　　　　　 |: !1: :l:{　　　 ∨　 r==≠1｀¨丁フ:.:.:／ :、
.　　　　　　　　　 1:| {: ::从ァ''″,　　　 '''' | : : :|`ー'’ : : : :、　　　　　　　　　　　女性のみ付き従える場でラティファを終生支え続けた
　　　　　　　　　ヾ! i: : {'ﾊ　'''　　　　　 U |:./: :i : : :i : : : : :ﾍ
　　　　　　　　　　｀ '､ :| :入　（　>　　 .j:/: :.ﾊ : : : :、: : : :.ﾍ　　　　　　　　　　　ラティファもいつしか絆され、彼女のことを戦友として遇するようなったそうな
　　　　　　　　　　　ハ１: : ＞..､　 _,．ノ=l :/: ﾍ: : : :.、: : : : :ﾍ
　　　　　　　　　　　　　/: : :>》 : : :ﾘ:.l'＜r‐'　, j:/:: `''':: ''' :::～､: : :､:ヽ　　　　　　　　　尚、後の創作でのキャラと実際の性格が一番乖離していた嫁かもしれない】
　　　　　　　　　　 ,ィ´　 /{i{: :　:Y::ﾍｲ:.､,) Vイ:: :: :: :: :: :: :: :: ::ﾊ : :ヽ:.ヽ
　　　　　　　　　　/　/ヽ　{,入 : : ﾉ／:..:..:{ヽ丶､ : :: ::/ :: :: :: :: :: 1: : : ﾄ､:ヽ
　　　　　　　　　ﾄ､ヾゝf: : : ノ｛:..:._;,,_:.:.〉-=====xj :: :: :: :: :: :: |: :　:∧ヽヽ
　　　　　　　　〈ニｋ,_　／:/ﾆ ,r‐ァi--ｭ r…7_,rー_l:: :: :: :: :: :: . | : : : : ﾍ. ヽヽ
　　　　　　　　　`トﾐﾆィ:../　 ~ rーnィ7　　　　　 l／:: :: :: :: :: :j:､: : : : : '.　ヾ:､
　　　　　　　　／／' i :/　　　''^ /　~　　　　　／:: :: :: :: :: :: ::ﾊ:.ﾍ : : : : :i　　ヽ
　　　　　　／:/:: :{　{:j. 　　　 i 　　　　　 f :: :: :: :: :: :: :: :: :::l: :ﾍ : : : : ,　　　'､
　　　　／:　｛:: ::ﾊ１|　　　　　{ 　　 _,.｡ n-､乂 :: :: :: :: __ :: :: ::1: : :k : : : ',　　　､
　　　 , ' : : ／.V :: ::>乂,__　　　 '＞ '^　　 .|i}　　.〉: :: :: ::{__hーｧ::j: : : 1､ : : 1 　　ﾄ.
　　　/: : ／　 .{,〉::/rニ　 /丁￣　　　　 .}iL.斗<r-L::､:}:: `''ン'ﾞ : : : :l V : : i 　　 i:l
　　 :' : :/　　/:Lrく,ノ^⌒¨ﾞ{　!　　　　 .／/　　　 `　　L｛::ｉ《:. : : : : : :1 V:　:l.　　 |:}
　　.': :/　　/ : : : |　　　　　ﾟ､丶.　　_,..＜{　ﾑ_　　　　　　√''┘: : : : : : :}　i: : :1　　 .l:|
　　{:./　　 { : : : .:}　　　　ヽ＞'^i!＞x{　{:. : :丶､,_ 　 /:. : : : : : : : : : :l　.}: : :|　　ﾘ
101 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:47:45.08 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　／∨　　　　　　　　　_
　　　　　／:.:.. _∨------=　／:.:.∨
　　　　　/:.:.／　　　　　　　　　`　、:.}
　　　　　{ /　　　　十　　　　　　　∨
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　　　＜＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＞
　　　 /:.:.:.:.:.:./ || ',:.:..　　:../ || Y:.:.:.:.:.:..＼
.　　 /:.:.:.:.:.:.:.----:.　ｒｭ　 ----:.斗---:.:.}　　　　　　　　　　　　　　　【その父である彼の創作と実物の乖離も言わずもがな
　　 |:.￣￣　--　　　　　　￣　}:.:.:.:.:.:.:.:.:..}
　　 |:.:.:.:.:.:.._　--乂__人＿＿.ノ￣￣:.:.:.:..} 、　　　　　　　　　　　　　侯爵家の文官として今までの鬱憤を晴らすように
　　∧:.:.:.:.:.:.:.　　　　　　　　　　　:.:.:.:.:.:.:./:.:.＼
　　　＼:.:.:.:.:.　　　　　　　　　　:.:.:.:.:..／:.:.:.:.:.:.∨　　　　　　　　　　　元公爵家の同僚と日夜やデュエル開始の宣言を審判にさせ
　　　　　＞:.:.:..　　　　　　　　_:..、＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨
　　　　　　　/:.:.:.:.＞------:.:.:.:.:.:../:.:.:.:..／:.:.:.:.:.}　　　　　　　　　　　家族自慢のマウントバトルを繰り広げたという】
　　　　　　 |:.:.:.:.:./ﾊ:.:.:.:..　　　　 /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.|
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　　　　　　 | 　 .|　 |:.:.:.　　　　 {　　 {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.′
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　　　　　　　　　　　ﾔ:.:.:.:.、　　　　:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　ﾔ:.:.:.:.:./＞――、:.:.:.:　/ 、.:.:.:.:.＼
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102 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:47:57.75 ID:NPe9bm8L: このラティファの穏やかな生は主人公君のおかげ！（ガチ）
103 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:49:20.28 ID:v8HKjR+2: ラティファとペコとお付きの佐天が並んだ時の超上流お清楚空間ヤバそう
104 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:52:23.13 ID:HYzsqjXf: まさかこんな愉快なキャラになるとは
105 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:52:49.95 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　＞ ´ <'" ｣≦!　j￢ミゝ､` ＜
　　　　　　　　　' f≧j＞''"　￣￣　 ~"''～､ゞ//ヽ、
　　　　　　　／,ｧ7'"　jI斗ｆｾ::::::::::::::::~"''*､　 :/"1/ﾍ
　　　　　 /V､i／　,.:'"::::::::::::::::::::::::::::::::',:::::::f"ヾ　!___ ヽ
　　　　　 {　V　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::ヽ、ｧ､　 j/＼
　　　　-=:､　V'::::::::::::::i:::::::::::i::::::::::::::::::::::i::::::|::::/ゝﾊィ//// ､
　　　　)､　jﾇ`ﾐ::::::::::::::l::::::::::::',::::::::::::j:::::::l::::::!:::ﾊ　: !///////＼
. 　　 //／ゝ､j:::::!:::::::ﾊ斗::::::::,:::::::￣￣j::::::!:::::ﾍ_/､｀　、/////＼＜､､、
　　 ///!　ノ:::::::::i::::'::j__V::::::::::ﾄ::::,x忝汞ﾐxj::::::::::!:::::ヽ　＼//////////｀ﾞ'*
.　　////ゝ/ j::::::::!x≦旅㍉ー‐ 　乂vﾞジﾉﾘ::/:::::!::::::ヽ＼　` ＜/////////
.　,///// /　ﾊ:::八乂ゝﾞ "　　,　　　　　'"j:/:::::::|:::::､::::＼`''＜　 ` ＜/////
ﾞ,/.//// /　/ﾊ:::::::::､'''　　　　　　　　　　　/'::::::::j::::::::＼:::::::､::::::｀　　ヽ///
'///// /　/::::∧::::::ﾍ､　　　　(　）　　　 ,７::i::::::j:::::::::::::::::::::::＼:::::::ヽ　　V//　　　　　　　お義母様、今日までご教育ありがとうございました
//////　/:::::::::ﾊ:::::::V)h｡.　　　　　　 ..イvﾐ::j:::::ﾊ:::::::::::::::､:::::::::::ヽ:::::::Y　}//
/////　/::::::::::::/ﾍ::::::V... 　 ≧。＜,ィﾞ　j!: j::::ﾊ､､::::＞t:::ヽ:::::::::ﾊ::::::j　j///　　　　　　　これで私も貴族の淑女として
////　/:::::::::::::'　{!ﾍ:::::V..　∧::... }!　　　./... j::/　　 :j≦7ﾐ::::::j::::::::ﾊ::::' /,／
//ｲ　ﾊ::::::::::::'　_jｧzゝ::V､...:::ゝ　j!、_,..ｲ　　/'　　　/＿j!　ヽj:::::::::ﾊﾉ/"　　　　　　　　　また文官として旦那様を支える自信がつきました
ヽ .i　.!:::::::::::::::!　!V≧､ヽV　)h｡. ぐ　　,,.　,.　　　　' ⌒j'　　　j::::::::::::' {､
　ﾍ!　{:::::::::::::::|　ﾍ=-ﾍ:、`＼、　　j＜,.／　　　　.ﾑ､　j　　　ﾊ::::::::人　　￣
　ﾍ.　V:::::::ｧx!　 :j､ｧゝﾍ、　　≧xｨ'"　　　　　 /!　ヾ'　　　,:':::::::::::::::::::ﾆ=-
　　乂ﾊ::::::'{≧=ｧ　V_,.....､,,-／｣^!_V　　　　／ヾゝｲ＿,-ｧﾐﾇ:::::::::::::::::::::::::j
.　　　 j　V:(/ｉ:ｉ: '　　 `ｔ、 :.ﾉ' 　j_,｢　ゝ、 ,,..ｫ乂;ｧ':{≧会彡ﾘ､::::::::::::::::::::::':::
　　　/　 1./i:i:i:ｉ!:.　　　 `"　　　,:'　　　ゝ(、　ｨ^　 :Wi:i:i:i:ｉ:ｉ:!≧｡.::::::::::;:ｲ:::::::
.　　 j　　ﾊi:i:ｉｧ弌､　　　　　＿,ｲ:.。　　ゝ"´　　 .:!i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:!人:::::::::::::::::::::::::
　　　ゝｲ/i:i:i:ｉゝ辷ﾊ___,､.／　＞''ヽ　　　　　　　　,..j!i:i:i:i:ｉ:ｉ:,㍉､ゝ:: ≧＜:::::::
.　　　 /ｉ:ｉｧ'"ｉ:ｉ:j｀￣ヾｧﾉ　 ' 　 _ノ!:..　　　　　f'"≧ﾈi:i:i:i:i:i;i:i:i:i:i＼　　ゝ-=:::
　　　 /ｉ:ｉｲi:i:i:i:i:iゝ≧ﾐ:j'　　　, _＿j≧＜彡込ﾇ! ｲ;ﾉi:i:i:i:ｉ:ｉ:j!i:i:i:i:i:i:i:ｉV　　ゝ
.　　　'ｉ:ｉ{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ∧　　　　　,ﾉ≦､､　　　,..ィi〔i:i:i:i:i:i:ｉ:j!i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:V
.　　八ｉ:ｉVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ゝﾍ､､,.　ィ(i:i:i:i:i:i7￣￣i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉj!i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉﾊ
　　　　 "''＜i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＞''"i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ij!i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉW

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　　　／γヽ　/:::::::::::'::::::::::::::::::::::::::ﾄ､::::::::V:::ヽｲ:V　Vﾆﾆﾆ '/
　　　ｲ＿ゝｲヾ::::::::::::::{:::::::::::::::::::::｀ー―一::V:::::::::::',　ヽﾆﾆﾆ'/
　　　　　 V　 i::::::::::::::ﾊ,:::::::::::::::::::::::::i　-‐人_,,ｚ:::::::::ヽ　 ∨ﾆ{
　　　　　　ヽｲ ::::::::::／ヽ:::::::::::::::::::/,xz≦ぅﾃ'7::::::::::}=`､　寸ﾊ
　　　　　　il:::::::､:::'ヽ:{ -‐＼::::::::／‐''乂r''ソ　ﾘ:::::::::}ﾆﾆ'､　寸　　　　　　　　　　　お父様が机仕事を放りだして
　　　　　　/ ,::::::::＼_x≦抒うj／　　　　｀¨´ ./::::::::::ﾊﾆﾆ∧　 ∨
　　　　　　′ ':::::::::::::'ゝ乂''ツ　　　　　 U /::/::::/i::ニニ∧ 　 V　　　　　　　　　外回りに感けているのには頭が下がると同時に
　　　　 /　 /∧:::::::::::::ヽ　　　　｀　　　　 /ｲ:::／::,:::ﾆﾆﾆﾆﾊ　　Ｖ
　　　　 , 　 ,ﾆﾆﾆ､:::::＼::::＞　　　っ　　　 ,::イ:::::: '::::ﾆﾆﾆﾆ.ﾊ　　∨　　　　　　　　それなのに娘の私が外へ出ることをお許しください
　　　　 ,'　 /|ﾆﾆ二＼::::::≧h｡. 　　　　／ j::::::::::j{::::ﾆﾆﾆニ∧　　∨
　　　 ′ f lﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ::::::::::∧≧=ー＜彡j::::::::::j{::::ﾆﾆﾆﾆﾆ.∧　　∨
　　　 |　ﾊ.!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_、､:::::::::ﾊ::__ノ}　 .{　 j::::::::::j{､:::ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ　　 ∨
　　　 |　 f .|ﾆニ, 　￣Z{　＼::::::ﾊ　　,　 j　 ,::::::::::/　｀`＜ﾆﾆﾆﾆ.ﾊ　　 W
　　　 |　 i　ﾆﾆ/　　　Z'　　　､:::ﾊーﾊ　;　ｉ:::::::/ ー　　　 jZｱ　、}　　 i}
　　　 l　八iニ,　　　　ヾ　　　　＼:}　　　''" |:;／　　　　 ,ｨ(　　　V　／
　　　八、　ヾ ′　　 } 　＼　　_,,..　-‐'^''＜　　　　　＞''~, 　　　 ,ｲ
　　　　ヽ/　'　　＞''~　　　￣　　　　 †　　｀　ー　´　　/　　　　　′
　　　　　　 j,.　ﾟ　　　　　　　　　　　　V__　　　　　　ヾ　　　 /:ヽ
.　　　　　／　　　　　　　　　　｢-ｲ　＼　　　　　　 '/　　./:::::ﾉ
　　　　　　'　　　　　　　　　　　　 ,-〈　＼＼　ヽ　　　　　 '/7zｲ｢:::::ヽ
.　　　 /　　　　　　　　　　　　 /{　ヽ　　　/　　　　　　　 V≦ ､:::::ﾉ
　　　　j{ヽ　　　　　　　　　７　　　　 /　　　　　　　　　 Vﾘ　｢:::::ヽ
　　　　ﾄｲ'ﾍ　　　　　　　　　　　 ′　　　／　　　　　　　　 '/　､:::::ﾉ
　　　　|　V'ﾍ、　　　　　　　　｢VﾊVﾊj才　　　　　　　　　ﾉﾘ　｢:::::ヽ
.　　叭　 Vｲ｀≧ーvーvーv叭i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ﾊーvーvーvーvーセ≦　　､:::::ﾉ
106 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:53:09.63 ID:v8HKjR+2: いよいよ淫魔姉妹か
107 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:54:49.86 ID:v8HKjR+2: ってか巡り巡ってマッマが正式なマッマになってんの感慨深いっすわ
あの時よわよわクソザコメタモン精子で孕まされたのは天命だったと今なら折り合い付けられそう
108 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 18:57:25.26 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　/￣~^''ー── ､__
　　　　　　　　　　　　　 /{ / 　　 ',　＼　＼｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /￣/ .{ ｉ　　　　}　　＼　＼　丶
　　　　　　　　 /　 /　 { |　　　　}　　　　　　＼ ‘，
　　　　　　　　　　〃　　　八　　　 } 　ヽ　　　　ヽ '
　　　　　　　／/　　{　 {　＼　　∧ i　八　 }　　　ﾘ__}
　　　　　　　　　　/　　.{　 { ∧　　 /r‐从‐､ {　}　　　〉_,._》
　　　　　　　　〈　　　 1 _从＾ヽ　 { ｀¨　　ヽ{∨　　 /　　} ＼　　　　　　　　　いえいえいいのです
　　　　　　　　　八　　　∨　,, ､＼{　rf=≠ミ /　／{Y　|１::::::＼
　　　　　　　　　　　ヽﾄ､　ﾍ '´⌒　　　　　　ムイ　八}　{ ∨::::::/　　　　　　　私達が暮らすこの土地が平穏を得られたのは息子のお陰
　　　　　　　　　　｀T⌒　　　〈　　　　　 /￣￣} １　∨/
　　　　　　　　　　　　　 /　八　　　　ノ　　〈　　　〉 {　 ∧　　　　　　　　その息子の新天地へ義娘を送り出すことになんの憂いがありましょうか
　　　　　　　　　　　　　{￣｀`ヽ、　｀　　　 ,.ィ　 _彡' 圦ヽ　∧
　　　　　　　　　　　　　{＿　　　}≧　.,　　 ≦　{／　了　丶＼_丶＿__
　　　　　　　　　　　　　〈 ⌒ヽ〉:|: :.V}¨´ ∨＾{　 __彡'＿_ ／￣￣｀ヽ }
　　　　　　　　　　　　＿∠}　　　ヽノ{ ＾⌒　_ 〈'´／ }:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ
　　　　　　　　　　　 {　/:: ::｀''ｰ､__}∧＾Yy´-=ﾆ}〈　/} }:: /:: ::/:: :: :: :: :: ::‘，
　　　　　　　　　　　 У:: :: :: :)　〉::/ /_ノ/　　　/:: :: ::} }:/: ／:: :: :: :: :: :: :: ::}
　　　　　　　　　　 /:: :: :: :: 《ﾚ':: ／::＾У 　／:: :: :: :} }／:: :: :: :: :: :: :: :: ::.∧
　　　　　　　　 ,':: :: :: ::{{￣／::::/::::::}ヽ／-=≪_:: ／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :∧
　　　　　　　　／:: :: ::／{{／:::::::/::::::::::::: ＼:: :: :: 》'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ、:: }
　　　　　　／:: :: ::／::／:::::::::::/::::::::::::::::::::::ヽ::／: {: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : ＼}
　　　　　　 {ﾆﾆﾆ /:: :/::::::::::::::/::::::::::::ｉ::::::::::::::::}.:: :: {:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :∧
　　　　　　　{:: :: :: {:: ::⌒ヽ:::::/:::::::::::::::|:::::::::::::::::>:: :: ヽ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::／　 }
　　　　　　＼:: ::ヽ:: :O:: :ヽ__ﾍ＿_::人::::＿／:: ／￣つ:: :: :: :: :: :: r‐‐''ﾆﾆ-　〉

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __ ,.ィ⌒ヽ　￣｀ `ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /⌒'ｰ'´　　　｀''ー‐‐､ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　／// /　　　｀ヽ　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 / .{ｌ |　　　}　　　　 ‘，、
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　{ｌ |　　　}　　　　　 }　ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ィ　　{　i 〈ヽ　　 ∧　 i}　　　从ﾉ:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　 Wヽ≧ヽ /≦='Vﾍ　　　}　 V::::::>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　从z､　从 {　zz=　} _ノﾚ'　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'r‐ヽ＾¨　　　　¨´ /ィ彡}ﾊ　　＼＼ __　　　　　　　　　　　　　　　男爵になったこの実家の差配を商人上がりの私に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「｀ヽﾊ　｀　　　　 {￣　ﾉ__ヽ,.. -- ､　/ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ∧ __ 込、マア　　ヘﾆ=-}:: :: :: :: :: :: :ヽ　　ヽ　　　　　　　　　　　　任せることとなるのは不安もございましょうが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/:: {＿ _ノ ≧ｰ‐'' /Y 7＿ﾉ}:: :: :: :/:: :: :: :＼　人
　　　　　　　　　　　　　　　 {　/:: :: 〈｀ヽ∥:: {ヾV _／ﾃ__ﾉ∧:: :ｉ:/:: :: :: :: :: : ＼　ヽ　　　　　　　　　　誠心誠意もり立てていく所存ですので任せてくださいまし
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧/:: :: :: ::｀ヽ《::=:{〈Y＾::::〉　7:: ::〃::.|:: :: :: :: :: :: :: :: :}　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/:: :: :: :: ::/／:: ::{ {::_ﾉ:::}　/:: ::ヾ､:: /:: :: :: :: :: ::-=:: }ｨ彡}
　　　　　　　　　　　　　　〈　 {ヾ､:: :: :/::ヽ:: :: y':::::::/∨:: :: :: ::》::{:: :: ::＞''´:: :: ::/´ 　i}
　　　　　　　　　　　　　　　「ヽ.,ヽ:: ::=-:{:: :: ::／/:::::ｉ＾:::∧:: : ／:: :: ヽ、:: : :: :: :: ::〉　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　｀¨〈:: ::.:{:: ::./::/::::::/::::::::::ﾊ:: :: :: :: :: :: : ﾊ:: :: :: : :「ﾆﾆ=- 〉
　　　　　　　　　　　　　　〈　　　　 }:: : {:: /:::::::::::::i:::::::::::::}::}:: :: :: :: :: :: 1i{:: :: :: ::.|￣　　 }
　　　　　　　　　　　　　　〈ミ､＿_ }:: :八::｀'ｰ､___{:::::::::::::}ノヾ、:: :: :: ::/ l|: :: :: :: |＿ _ ノ､
　　　　　　　　　　　　　　　 }｀''ー　〈:: :: :: ｀ヽ:: ::o ｀''ー'':: :: o::|ｉ:: :: :: {　l|:: :: :: :: ヽﾆ=-　}
　　　　　　　　　　　　　　〈　　　 /:: :: :: :: ::iﾄ :: :: :: :: :: :: :: :: ||:: :: :: {｀'1:: :: :: :: :: :＼　/
　　　　　　　　　　　　　　　 {｀''ー〃:: :: :: :: :: /〈:: ::o:: :: :: :: :: :o||:: :: :: ヽ__丶:: :: :: :: :: ::＼}
　　　　　　　　　　　　　　　〈　　／:: :: :: ::: :／／:: :: ::ー=ﾆ=-:: :ヾ:: :: :: :ヽく_ ＼:: :: :: :: :: ::＼
　　　　　　　　　　　　　　　／:: :: : :: :: ／／:: :: :: o:: :: :: :: :: ::o:: ||:: :: :: : ＼ 'ｰ＼:: :: :: :: :: ::ヽ
　　　　　　　　　　 r‐ く:: :: :: :: ::／　,<: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ||:: :: :: :: :: : >　　＼:: :: :／⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　 y┐ ＼::__ノ＞''´　＼:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :||:: :: ::＞''´⌒丶、　｀「　__/ ＾ヽ
　　　　　　　　　　　　　/ └‐､＞''´　　　／　丶:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.||＞'´　　＼　　　＼レ'V{　　 }
　　　　　　　　　　　 // ノ'´ 　　　／　　　　＼:: :: :: :: :: :: ＞''´1　　　　＼　　　丶、}　_　 ‘，
　　　　　　　　　　　〈/ / ､　　　　 '　　　　　　/　丶、:＞''´　　　 i　　　　　　　丶　　　〈〈V》ヽヽ
　　　　　　　　　　＞ 'しヽ｀「~^''ー=ﾆ __　　＿＿＿ _　　　　　　　ヽ　　　＿,,.. -‐｀ヽ　　し'｀ヽﾉi　}
　　　　　　　_-ﾆﾆ- ^ {　ﾐ｀''＜　　　　　 ~^''ー─…────── ''^´　　　　　 __}　ノ　　}　し
　　　　_ -ﾆﾆ- ^　　　{　i　〈　｀''ー- .,＿_ {　　　　　　　　　　　　　　　}　　　_,.､ -‐　 _,.ｨ　　　 }
　_ -ﾆﾆ- ^　　　　　　{　l　　 {　　　　　　　　〉ー‐　　　　　　　　　　--r‐ ''^　　　　　　 }　　 /
{ {_ﾆ- ^　　　　　　　 {　l　　 {　　　　　　 {　　　　　　　 //　　　 }　　　　　　　　　/　　 /
109 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:59:14.55 ID:v8HKjR+2: 通常の親子は出来なかったけどずっと信じてくれてはいたもんなぁ
110 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 18:59:17.40 ID:Kl5/l9iJ: 聖女様ぁ……
112 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:02:12.11 ID:S25eL3B1: 伝説の始まりとなった特異点にして救世主の母。(ガチ)
113 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 19:03:30.89 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　 _,..　-‐==≠＜
　　　　　／::::::::::::::::ヽ::::::::::ヽ、
　　　　　　//:::::::::::::::::::::::V::::::V:::'/
　　　　　　::'::::::::::::::::､＿__:Ｖ:::::::::::'/
　　　　　 |:|:::::ノ:i::::::::::i八:::V::!:::::::'/
　　　　　 |:|:i:::N人i∧｣'茫》;/|:::::V}　　　　　　　　　と、とんでもない
.　　　　八从j莎　 , 　'"u}:::|i:::::::'/
　　　　　　∧::::＞ ┌'⌒,　ﾉ:::|::::::::::'/　　　　　　　　お義母様の手腕を思えば
　　　　　　　ﾊ八{:≧ｰ‐＜　|::l≦⌒ヾ'/
　　　　　　 /　{::乂＿ソ≦レイ　　 }(　　　　　　　こんな片田舎の成り上がりなんちゃって
　　　　　　Ｙjzzﾉ＼(＾　†ｧ　￣7ZZZﾊ::'/
　　　　　　j≦ヾi:i:i:＜／　　u.,'i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:V'/　　　　　　男爵家に閉じ込めてしまうことにこそ後ろめたい気持ちが
　　　　　〈　　 ji:i:i:i:i:i:)h｡.__,斗ri:i:i:i:i:i:ｉ:}::'/
　　　　　 (j-=ﾆ≦i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ([i:{　`ーｫイ(:::)
　　　　　/i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:_,..斗-‐≦ゝﾊ　　j 〉（:::)
　　　　乂i:i:i:i:iイ__jC刈＼i:i:i:i:iゝイ　　(:::)
　　　　 (:::)￣ }ニｰ介ｰﾆﾆ≧‐イ　　 (:::)
　　　　（:::)　　jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ（　　　（:::)
　　　（:::)　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ　　　 (:::)

　　　　　　　　　　　　　　　 _,.､ -─-
　　　　　　　　　　　　　　　 r‐＜_　⌒丶　　｀`ヽ
　　　　　　　　　　　　　　_,.ｨ　　　＼　　＼　　＼
　　　　　　　　　 /￣　{ ｉ　　} 　　　　＼　　ﾊ
　　　　　　　　 /　 //{ |　　}　 i } 丶　　ヽ }‐､‐ 》
　　　　　　　　　　　,:'　　{ {∧ 　圦从≧､　　　〉ｰ^'ｰ｀ヽ
　　　　　　　　 / ,ｨ　 { /　ヽ　{_／从ヽ} 　 /＾ヽ　 ∨::＼　　　　　　　　　　　いえ本当に今の立場で満足なのです私は
　　　　　　　　　　〈　　〈r从　　∨ __ ノムイ八._/　　 ∨::/
　　　　　　　　　＼{　ヽ __ ,＼{ ＾¨´　 /'´￣}丶　　＼〉　　　　　　　　　　　あの子を息子と誰憚ることなく呼べる
　　　　　　　　　　　　　从　ﾊ¨´7　　　　〈　　'´ 〉　＼　　＼- ､
　　　　　　　　　　　　 r┴ ､｀　_.､ｧ　 {__彡' }ﾄ､　＼　／　∧　　　　　　　これ以上の褒美がありましょうか
　　　　　　　　　　　　 {　　＞｀ｰ'　／〈　　 _〉､＿ _＞ ‐‐ _　∧
　　　　　　　　　　　　　 Τミh_〉} ≧r'__/V{_〃７::}}:: :/:: :: :: :: ::∨∧　　　　　　いえありません……だからお気になさらず
　　　　　　　　　　　　　　　 L_r‐ V / _y〉Ｙ _ﾆ/r' :: }}::/:: :: :: :: :: : ∨/}
　　　　　　　　　　　　　　　r⌒　ヽ＼:: /⌒y /:: :: :: }},'／:: :: :: :: :: ::∨∧
　　　　　　　　　　　　　　「＾二｀'　　 }::.{_ﾉ://:: :: __ノ/:: :: :: :: :: :: :: :: ∨∧
　　　　　　　　　　　　　〈ヶ } 　　 }ノ:/::Ｙ::⌒ヽ::./:: :: :: :: :: : :: :: :: ::∨∧
　　　　　　　　　　　　　／{└'{　　　 }∧::::::}:: :: :∥{:: ::＞'´二二=- _::.:∨ﾉ
　　　　　　　　　　　／:: ::{　人 __「⌒　〉_::∨:: /: {／:: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ} _}
　　　　　　　　　 {ﾆﾆ-「ヽ/Ｙく　__ ／:: :＼::./ :: i:: :: :: :: :: :: :: :: :: : :／ ∧
　　　　　　　　　　　ヽ:: :: 〉､＿ _ Ｙ:: :: :: :: :: ::＼:: : ＼:: :: :: :: :: :: ::.／__　　〉
　　　　　　　　　　　　〈:: ｉ:: :: :: :: :ﾊ:: :: :: :: :: :: :: ＼:: :〈:: :: :: :: :: :: 〉辷=-彡 }
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114 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:05:06.72 ID:NPe9bm8L: 本当に良かった
基本的に味方になった人をことごとく救ってる主人公である
115 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:05:56.69 ID:qT7SicEi: 芯の強い女たちから生まれた息子たちが
国の舵取りしていくのは英雄譚だわな
116 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 19:07:01.34 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　 r ‐‐､ __／⌒ヽ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　/　'´￣　　　　｀`ヽ　＼
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　　　　　　　　　　 Y__⌒ヽ、____　_r‐‐v‐''^´ y' _ノト､ﾚ'
　　　　　　　　　 | ＾^／::::{::::{:::::｀`ヽ,. ｰ''^⌒　　| 八　　　　　　　　グレイスの頑張り　　【1D100:22】　　難易度　【1D100:18】
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　　　　＿／　／　　　 /7　　　 {　　　　ヽ　　　＼ __＞‐┐
　　　　{ __　｀` /￣￣｀ヽ／_/＿ _　 / =- ─-　＞´￣　¨¨´　 }￣｀ヽ
　　　 /　　￣ {　　　　　〈'´ -‐‐　　〈 -‐‐　　　 {　　　　　　　 ∧:: :: ::‘，
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117 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:07:36.17 ID:Khigzx2h: 頑張った
118 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:08:43.33 ID:6JqOstZW: ギリギリだけど成功したか
割と此処は何とか成功したいって場面でのダイス運は主人公に似てるな
121 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:09:22.38 ID:RfUinAcZ: 必要最小限の力でエレガントに済ませた印象を受けるｗ
122 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 19:09:44.90 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽー‐‐　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣ //　　　｀''ー‐‐ ＼ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／ //　　　　}　＼　　＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 /　/ { ｉ　　　 }　　ヽ　　 ‘,∧
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　'　 {i　 { |　　　　　　 }　　　 V∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　　 {　八　ヽ　　　∧ {　　　　　　　　 }　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　　　　{ /ﾚ｀ヽ〕　　 /ニニア乂　　　从._}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　从　　∧斥ぅﾐﾄヽ　 y　斗‐‐汽ｧ}　　　　/　__》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丶、代vり_　＼{　　芍り､ /　　 ,.ｨ Y＾ |＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　__/　 7　´¨　 / 　　 ´¨¨ ｀ムィ'´　{う〉　|::::::＼　　　　　　　それに私の中にはお腹にもう子供もおりますのよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ ⌒ヽ {　　　〈　　　　　　　　 /／＿∨　 |:::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈￣｀　圦　　　　＿ _　　　 r ''´￣　　 }　　 ∨::/　　　　　　　ふふっ、これで他に行けと言われても困ります
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{＿ _　込、　ヽ _ ノ　　　 {　　　　　 } 　　 V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {r‐‐｀ヽ__}: ＼　　　　　　 { __ ,.､ -=ﾆ{ 　 ∨∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {i　　　　〉: : :丶 __　 ≦　 >''´ 　　 }:|　　 ∨∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　__＿/⌒ヽ　　 }:/: ﾄ､ }　　 __ 　_{ 　　 __ノ::|　　　∨∧ ＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　／:: :: :: :: ｀ヽ　从:: ::∧　〉　　　 /　 __:ﾉ≧x __,.､ -''´￣｀`ヽ∧
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　　　　　　　　　　　　　　　　 Lｲｰ八:::{ﾊ::＼＿_　.イ:::::/:::::|ﾆニ∨ﾊ　　　　　　　えっ……？えぇぇぇっ！？！！？？！？
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　　　　　　　　　　　　　／　　　｀≧ ＜ヽ,xイ†イ　ノ::ィ /　　　Vﾆﾆ}ｲ　　　　　　　お父様のとの間の子供がっ！？？！？！？
　　　　 ,　～＜. 　　 ′　　　　　 rｧｰ､　≧＜ー=/　/ｉ　　　　'/イ{
　　　／, ,　　　 V＜ {　　　　　　　ｒ‘_・(｣　　　　 ~''＜'､:|、　　　}::jバ
　　アイz/　ﾉ　　.}ﾆﾆﾊ　　　　　 .:'　　　　　　　 /ｨｨ!≧= 彡jゝﾐﾊ
　　{叭ﾆゝィ≠==≦zz∧:. 　　　　 ′　　　　　 ./　: |ﾆﾆﾆﾆﾆV{:バ
　　｀ゝV!'"´　　　　　￣二ﾆ=-≠≦乂:.. 　　　　 /: : :人ﾆﾆﾆﾆﾆWiﾐﾊ
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　　　 {i,.-‐=ﾆﾆ .,,_　　　　　　　　　　　　 t=イ　ヽ、　　ノイﾆﾆﾆニ}乂tﾊ
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　　　　　　　　 /〃jﾆﾆﾆﾆ￣~"二ﾆﾆﾆ=＝イﾆ/}ﾊ　　　　　　　　ﾌ::::::ノ
　　　　　　　　 ,/ /./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ//jハ　　　　　　　ー''"
123 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:10:36.78 ID:qT7SicEi: おお…！
124 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:10:37.91 ID:v8HKjR+2: 過去を振り切った！本当によかった
125 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:11:35.64 ID:S25eL3B1: メリュ子とラビアンのパッパと救世主の母(聖母メンタル)との間に生まれた子だ、きっとすげー奴に育つに違いない。
126 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 19:15:17.31 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. -‐‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　/⌒ヽｰ‐ ､　＼
　　　　　　　　　　　厂 {i　　　＼　＼　ヽ
　　　　　　　　　　　　　 / 　 {l　　 }　ヽ　ヽ __}
　　　　　　　　　　__ 　／/　八ヾ И从ァ } 　ﾘ_ 》､
　　　　　　　　r'^､　ヽ　 {　　≦从 {rf符灯　/_） ∨::＼
　　　　　　_/ ､ _〉〉て〉八､;代茫ヽ{｀ ¨　ﾑｲ⌒}ﾄ､∨ヽ/
　　　　　　{V{　_ノ ,.ｨ　　　　}八}　〈 `　　 {　 __∧　ヽ:::ﾉ
　　　　　　y ｀'∧ノ　　　　　{ _込、ｰ '´　「^__ }八　＼_
　　　　 /::｀''ー〉　　　　　〉__ }i＞r‐''´ r'_ノr‐‐‐ ､ノ∧　　　　　　　　　えぇですから貴方達姉妹の子をこちらへ
　　　　　ｉ:: :: :: :: |　　r─‐ ''´:〉__ 〉У{Y__/ｨ:／:: :: :: :: ヽ　〉
　　　　　|:: :: :: :: |　 _{:: :: ヾ:: :: ::V:/(_ノ /:／=-_:: :: :: :: ::}'^∧　　　　　　　　送り出す必要はありません
　　　　　|:: :: :: r‐^⌒ヽ:: :: :}}:／,ィ´:::Ｙ/:: {:: :: :: ヽ:: :: :: /　　〉
　　　　　|:: :: :: L._　 ∧} __::/／::::::::::y':: ／:: :: :: :: :: :: :/　__彡}　　　　　　　　家に縛られる必要はもうないのです
　　　　　|:: :: :: ::八く/￣:: :ヽ::::::::7:::::}／:: :: :: :: :: :: ::.:/{¨´　　〉
　　　　　乂_,.､-‐　《:: :: :: :: ::￣￣￣:: :: :: ::／￣テ´:.{ __.､-く　　　　　　　　侯爵家で育て母子の絆をそのまま深めてくださいな
　　　　　　　　　　　丶、_:: :: :: :: :: :: : :: ／:: :: ::/ｰ‐''´{　　　ヽ
　　　　　　　　　　　 / ｀Ｔ''ー─…‐''´}:: :: :: / {: : : : 〈辷=- '' }
　　　　　　　　　〈ヽ _:{:: :o:: :: ::o:: :}}:: :: :/: : 〉ー‐‐}ﾆ-　　〉
　　　　　　　　　　 /＼__〉:: :: :: :: :: :: }}:: ::〈: : / {: : : ﾉヽ　_彡'
　　　　　　　　　 {　>'/:: ::o:: :: ::o:: :}}:: :: :丶:ノ乂__ノく云彡}
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　　　　　　　　／　∥::|::::::::i／乂∧:::::::::::| '"V:ヅ "|:::::::::::::|::V∧ 　ﾉV　　　　　　　　　　　　あのお父様を……その気にさせるとは
　　　　　　　　ｲ⌒ヾ7:::|::::::::}ﾊ,ｘ尖ミヽ::／　　 :.:.:.:.: |:::/::::::j}:::::V∧彡' ∨
　　　　　　　ｧ'"　.:{::::',:::::;坏 V:ゾ　　　､　　　 u. j/::::_j;人=＝≠＝-　_　　　　　　　　　　　旦那様と一緒で……本当底が知れませんね……お母様は
　　　　　　叭　　.八::ﾊ::::从 :.:.:.:.:　　　　　　　　_､‐''゛　　　　 ', 　　　 ´＜
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　　　　　　､: : : : : : : : :／{　　i|　　　　　　　 ’　　　　　　　　'/ 　 Vﾆヽ=彡'ニヽ、
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　　　　　　　　　ｱﾆVﾆﾆニ/　 .i|　　　　　　　　 :.　　　　　　　　 '/　　､ﾆﾆﾆi}ﾆﾆﾆﾆﾆ}
　　　　　　　　 /ﾆニＶﾆﾆ/　　.i{.　　　　　　　　　}:　　　　　　 V　　ヽﾆﾆﾘﾆﾆﾆﾆV
127 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:16:24.10 ID:xmY7x8p0: 愛、感じるんでしたよね
128 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:17:02.53 ID:6JqOstZW: そりゃある意味この人が産みの母だったからこそ今の主人公が在る様なもんだし
129 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 19:17:23.43 ID:t1mR2a5q: 夕飯なので一旦終了

主人公くんはそうとは知らずその自らの行いだけで

実の母をトラウマから解き放つことすなら成し遂げました

本当なんなんだこいつ
130 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:18:55.49 ID:S25eL3B1: 譜代様からすりゃすっごいまともな理想の女性像を体現したような存在だしね。
お家とお国を救った救世主の母ならなおさらだろうし。
132 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 19:20:03.12 ID:b+/ZXSuO: 英雄譚なんだ
144 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:04:24.32 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐━‐-　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／⌒ヽ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/￣￣　　ヽ }＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　　 / {　　　i }　ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 _{　/　　　 ∧ 　 //　　 }　ヽ⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　《 ^/　　　　/≦h ／从八　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　 /::}从　　 {/rf笊ﾐﾄ　/ 斗k}　 /
　　　　　　　　　　　　　〈::/　八_〈代v匁　从{ vﾂムｲ
　　　　　　　　　　　　　　 /　/　/　了｀¨¨　　〉¨´/__ ﾊ
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グレイスは主人公くんの出自を？　【1D2:2】

１　終生を通して誰に打ち明けることもなく人生を終えた
２　旦那となった騎士には打ち明けた模様
145 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:07:22.19 ID:6JqOstZW: 流石に旦那となる義父騎士にはちゃんと伝えておく必要が在ると思ったか
146 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:09:03.57 ID:t1mR2a5q: .　　　　　　　　　　　 ‐-
.　　　　　　　　　　..::´　　　　丶
　　　　　　　　／::: ::.　　　　　＼
　　　　　　　 ':::::.　.:::
.　　　　　 /::::::　 .::::　　　　　　　　　ヽ
　　　　 -‐　￣ヽ.::::::__　〈7ﾊ　　ｒ､
_ -　´　 ._　　 }　l::〈/ハ　ﾏ∧.　 !/,! 　 ,
＿--､ ,'　.）　 .ｌ　ｌ::::: ﾏ,∧.　ﾏﾊ.　 !/l　;, .!
ニニニ＼　　 l　.!:::::::. ヾ∧.　ﾏ,!　.l/l　ｌ'〉.!　_　-‐ 、　　　　　……そうか義息子の血の由来はおまえなのだなグレイス
ニ二二二ヽ　l　.ｌ:::::::::.　ヾ'､.　V　l'/ //　!;;;;;;;;;;;;:　!
二ﾆ＝-＿_,.ゝ---―　 ''"　￣￣￣　" ‐┴ ､;;;;;' /
ニニ三三/ .{ 〇ー―‐　　''　　￣￣　　 - ､＼'
二二二二＼.＼　　　　　　　　＿　　　　,.　.　ヽ.ヽ､_,...,_
＝＝=ﾆ二二＼｀　､　　　　　　`　､.ヽ　 {　　ヽ　〈ニニﾆヽ
　　　　ヽ　＼　＞　｀　、　　　　､　､ヽ　　.ﾉ ,.ｲiニニニ}
　　　　　 ', ｏ　＼　　＞　_`　 _　　　、ヽ　￣　.j .! !ニニﾆ{、
　　　　　 }ー、　＼　　　＞　_　　_.ヽ　　ー‐ ' ﾉ　!ニニニj
　　　　　 /　　　ｰ　＼　　　　＞　_‐-　_￣ ´.／/Vニ-‐'、
　　　　 ,　　　　　　　￣＼　　　　　＼　､＿ ,.ｲ　ヽ　　　,

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''"ﾟ~￣~ﾟ,ｨ＾丶､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／￣￣　　i} ﾊ丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　/　　 /　{ 　 .l}　i 　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _{__ 从　　Ｎ W1　/　/И　　}⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《_､__〈 {　 {从≦ヽ　 /≧i}　} 〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::{　( 八　代vり　从{ vﾘ7ﾚ'/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈:::/ ﾊ7 __ ヽ　｀¨ 　　〉¨´{_ノ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 У/　{i｀''ｰ了　　､_ _,　,ｨ　 }　　　　　　　　　　あら信じますの私の言葉を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/ /　 ∧ ___/ ≧　.,　_,ｨ〈__彡∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ヽ__　 / ∧ __ }＾Ｙ⌒Ｙ＾７ハ__/ ∧＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／:: :: ｀''ー‐{ __ヽ-__ /_ /::ヾ__/＞':: :: : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //:: :: :: :: :: :}:: :∥:: {　{O::7 }:: ::》:: :i :: :: :: :: ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {/:: :: :: :: :: :/:: :: 〉'´:{　〉:〈 /::＼:: : ∨:: :: :: : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:: :: :: :: :: :/:: :: :《:: :: :У:::i:::ヽ:: /:: :: ::{:: :: :: :: :: : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニ- _:: ::./:: :: :: :: ヽ/:::::::::|:::::::V:: :: :: ::∨:: : : -ニニ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　丶:: :: :: :: :: ~{:: :: :: :: :: //::::::::::::::::::i:〉:: :: :: :: }'^~:: :: :: : /
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {＼:: :: :: :: {:: :: :: :: :: ヽ::::::{:::::::::::」::ヾ :: :: : }:: :: :: : ／
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.　　　　　 ,.へ
.　　　　／:::　＼
.　　　 '.::::::::　　　ヽ
　　　'.::::::::::::　　　　､
　 _/.::::::::::::::　　　　　　, ＿　　　　　　　　　　　　　　　騎士　【1D100:62】
´ｒ::l ::::::::::::::: ｒ┐.__　　 ,― ｀ヽ
､＼ :::::::::ﾏﾞ, |/,! l/ﾘ ,、, '＞'._ｲ　　　　　　　　　　　　　１ほど驚き　５０ほど半信半疑　１００ほど納得
､＼.ヽ::ﾏ',.ﾏ, l/!.ｌ'/.//.i　ｒ'".{ )-‐､-‐- ＿
.}.　ヽﾞ;:.ヾ､ﾏ.ｌ,l l/./'./.! .l.　 `'!ニニニニニ＝=-､
ヽ_　}　!::.` ヽ' ! '　'　　l ,.! -､/ﾆﾆ{二二ニニニニ
r ‐,`ｰ-　..,, ＿＿,. -‐'"　ゝｨlニﾆ',二二ニニニﾆ
l、´　ﾄ､　　 r'""ヽ　　,.ｲ　 /ニニ}ニニニニニﾆ
147 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:09:30.32 ID:gKaX4Uq8: うぬぅ、まあ半信半疑か
148 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:10:02.39 ID:4nJOTCaT: 半信半疑だが納得に傾く程度
149 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:10:37.48 ID:6JqOstZW: 半信半疑だけど少なくともグレイスが嘘を言ってるとも思えないって感じかな
151 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:13:49.75 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. -　、
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　＼＿
.　　　　　　　　　　　　 -‐ﾆﾆ.'　　　　　　　ﾞ,‐-｀.ヽ
　　　　　　　　　　　 ,'"ｒ;;;;;;;;;;/　　　　　　　　 ';;;;;;;;;））
　　　　　　　　　　　ト､＼;;;;;!　　　rｉ　lll　r, 　 l;;;i r'　l　　　　　　　　　　　　　　　鵜呑みにはできん
　　　　　　　　　　　ｒ'　ヽ l;;l　　〈i, li, .|| 〃i〉　ｌ;;ｌ l　 l
　　　　　　　　　　__ゝ'　__!_l;;!　　ヾヾ ll./'/'　　l;;!_!　.l‐-__　　　　　　　　　　　　があり得ない話しではないとは思っている
　　　　　　＿-ニ二ヽ. { Ｏ　￣￣￣￣￣￣￣Ｏ｀/ニニﾆﾆ=-_
　　　／ﾆニニ二二＼　　ト､　 ◯　　,.ｲ　　 ./二二ニニﾆﾆヽ　　　　　　　義息子が何故使用人に
.　　／ニニニニニニ二＼　　ヽ　ー-一 .ノ　　ｲ二二二ニニニﾆ',
　　/ニニニニニ二二二二＼　　｀ー一 ´　 ,.イ二二二二二二ニﾆi　　　　　　預けられていたかもそれで一応の説明がつくからな
.　/ニニニニニニニニニニ二＼. ＿＿_ , イ二二ニニニニニニニﾆl
　{ﾆﾆニニニニニニニニ二二二ヽ二二二二二二二二二二二二二l
　lニニニニニニニニニ二二二二ヽ二二二二ニニニニニニニニニl

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　｀丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.::::::　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/::::::　　　　　 Vニ＝‐､
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.- ''"/::::::::　 _　　　　　V　　）.),
　　　　　　　　　　　　　　　,' (　　.l::::::::::r､.!.|.　,-, 　　V.／／ ',
　　　　　　　　　　　　　　 l　＞.ｉ !:::ﾏ', V!l l. ///〉　.l .i'"　　 !__
　　　　　　　　　　　　　 __|.０　　l.|:::::.V',.V!.l////＿_l_.l 　　／二ニ=-＿　　　　　　　　　　　　聞いた話ではフィーナ様という王母の夫である
　　　　　　　　　＿-ﾆﾆ二＞-,.-‐ ''''￣ ,' ⌒ヽ￣　　, ､ヽニニニニニニニ=-._
.　　　　　　　 /ﾆﾆニニニニ〈Ｏ　ト､__乂__ノ __ノl　ゝ' ,.ｲ二二ニニニニニﾆﾆヽ　　　　　　　国王も暗愚も暗愚らしいからな
　　　　　　　 /ﾆニニニニニニ＼　ヽ、￣￣＿.ノ　.／二ニニニニニニニニニ{
　　　　　　　 ,ニニニニニニニニ',＞　_￣￣　　,. イニニニニニニニニニニニﾆ!　　　　　　賊と愚王の血でも優れた母の血は汚せないということ
　　　　　 lﾆニニニニニニニニVﾆﾆニニニニニヽ二二二ニニニニニニニニl
　　　　　　　lﾆﾆニニニニニニニニVﾆニニニニニ二＼二二二二二ニニニニニl　　　　　　先例に習えばそうなるな
.　　　　　　 lﾆニニニニ|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|二二二＼二二ニニニニニニﾆﾆl
　　　　　　 lﾆニ二二二|　　　　　　　　　 |二二二ニ＼二ニニニニニニニﾆl
.　　　　　ｌニニニニニ|　　　　　　　　　 |二二二二ニニニニニニニニニニl
　　　　　 lニ二二二二|　　　　　　　　　 |､二ニニニニニニニニニニニニニl
.　　　　 lﾆﾆニニ二二|　　　　　　　　　,.!-､_ﾏニニニニニニニニニニニニﾆl
　　　　　 lﾆﾆ二二二二|　　　　　　　　　／　_,!_', ヽ二ニニニニニニニニニニﾆﾆl
.　　　　　ｌﾆニニニニニ| 　　　　　　　ゝィ"　! }!.　ﾏ-､ニニニニニニニニニニﾆ|
. 　　　 lﾆニニ二二二|　　　　　　　　　ゝ-一'i jl　　li￣ヾ＜二ニニニニニニニﾆ|
　　　　 lニニニニニニ|　　　　　　　　ゝ--‐ｨ/ 　 lｊ　　∨ﾆ"＜二二二二ニﾆﾆ|
.　　　　 lニニニニ二二|＿＿＿＿＿＿＿__.ゝヽ,ノ　　ノ'　　　 V二二二ニニニニニﾆ|
152 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:14:15.58 ID:NPe9bm8L: グレイスが親なのは納得してるが父親が賊なのにはって感じか？
153 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:14:35.52 ID:b+/ZXSuO: 確かに先例があるなｗｗｗ
156 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:16:25.66 ID:S25eL3B1: あの禿王、やっぱ辺境でも暗愚として有名なのか。
157 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:19:12.37 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　r─v´ ￣￣￣｀`丶、
　　　　　　　　　　　　　　_/　　＼ー´ ￣￣｀ヽ　＼
　　　　　　　　　　　/￣/{　ｉ　　　　　　｀ヽ　　　＼　＼
　　　　　　　　　 ,'　　　{　|　　　　}　　＼＼　　ヽ　ヽ
　　　　　　　 /　//　{　|　　　　}　　　ヽ　　　　',　‘，
　　　　　　　　　/　// 　 ',　､　　 }　　　　　 ',　　　 }_r‐､
　　　　　　／ィ　 {　　　＼　　 ∧∨ 八i　 } 　　ﾘ _,__》､　　　　　　　　　　　　　比較が畏れ多いのですけれど
　　　　　　 /　　 /八　_ ヽ　　 /从≧｀ヽ}　　　∧i{　 {::::＼
　　　　　　　　/　　　 {≦ﾆ＼〕　　∨　 _,,...k　 }　　 / { ヽ　i::::::::::＼　　　　　　　　　　ま、息子のしたことを思えば
　　　　　　　　{　　　　Ｗ　　__ヽ　〈ｨ' ⌒¨｀/　／　八/　 V:::::::::/
　　　　　　　　丶、　ﾍ x,.' ⌒ 从ヽ＼　　ムイ　　/／〉　 ∨::/　　　　　　　　　　　フィーナ様と比較されても息子という点に関しては
　　　　　　　　｀'＜ _ ヽ　　　 7　　　　 /_＞'´　　}　　 ∨＼
　　　　　　　　　　　__八ﾊ⌒　　丶　　　　　 {　　　　 } 　　 ∨:::＼　　　　　　　　私の勝ちですわね
　　　　　　　　　 {ﾄ｀'' 沁　　　 r‐　ア　　〉＿ _,.彡〉　　　　丶:/
　　　　　　　　　 {i　　　込、　　｀¨ ´　　／ >‐‐'^´　} ＼　　　＼＿_
　　　　　　　　　　　丶、 ___ }: :≧ 　　　／　　{　　　　ﾉ丶 :＼　　　　＞ヽ
　　　　　　　　　　　　} ｀¨¨ヽ: : : : :}≧ｰ }　 __,.ｨ{＿ _彡丶r‐‐､r‐‐､- '´_ ノ人
　　　　　　　　　　　ヽ、＿}: : __//: : : :}ﾆﾆ彡/　　__}__/__ ノ γ´ｰ‐､　　　丶
　　　　　　　　　　　　__/｀¨ 〈V 乙＿_ノ/￣　　 V´ /　/　辷_ソ:: :: :: :: ＼　　ヽ
　　　　　　　　　　　/　 >‐‐､} __ﾉー､　　　,. -─r'　ソ __ﾉ:: :: :: :: :: :: :: :: :丶 /　∧
　　　　　　　 / ／::r┘:: :ﾊ　　　　　　 r'⌒v'　　　ﾉ:: ::/:: :: :: :: :: :: :: :: :: }_彡　}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -─-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. --'⌒ヽ＿_｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／∥　　　ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／ィ´ /　/{{ 　 }　 ',　ヽﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈 { 　ﾊ {　ヽ /从　}　 }_ﾘ》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　从 ∨ヽ从 ∨_≧∨　 }ノ{＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ヽ,{｀z.,_ ヽ{.,__　W _ノ　i{::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {⌒ }　〈　　｀¨´ムｨ}ﾉ　 {ヽ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ー込、､　_, 　「⌒7　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /∧__〕_丶_ ,.. ≦{ __ }丶　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒'ｰ'::y∧Ｙ⌒７i{__ ﾉ＼＼ __∨
　　　　　　　　　　　　　　　／:: :: {/《:: :{ {^Ｙ::/^7 ｰ''ー‐‐＜　ヽ　　　　　　　それとこれでどうこうする気は欠片もありませんわ
　　　　　　　　　　　　／:: :: ::／{{´:: :{/ｰ':/ ./:: :》/:: :: :: :: :Ｙ __ 〉
　　　　　　　　　　　　　 {::｀''ｰ /:: :: ヽ／:/::〈／:: :／ ==-:: :: : } ¨´ }　　　　　　　旦那様との間に子供を授かったので
　　　　　　　　　　　　　　∧:: :: :{:: :: ／::::/::::::::ヽ::/:: :: :: :: :: :: ｀ヽｰ''´}
　　　　　　　　　　　　　〈　 {:: : {:: :: }::::::::__r‐y__}_ヽ:: ::⌒:: :: :: :: :}__彡　　　　　　これが第一子では実はないとただ単に夫にだけは事実を
　　　　　　　　　　　　　 / /｀''＜:: :: :V´　　｀ヽヽ:: :: :: :: : ::}:: :: ::/　〈
　　　　　　　　　　　〈 /　　　　~^'' 7　ノー┴─┐:: :: ／}⌒ 　　〉　　　　　　伝えておこうと思った次第です
　　　　　　　　　　　　　y'　　　　　　し' 　　　　 |〕／_彡〉ー‐‐''´}
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　 |i} 　　 } ¨¨´ 　 }
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 |l}ﾆﾆ- /辷 --彡〉
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　 |∧　　}｀''ー ''´/
　　　　　　　　{三三ﾆ-　 _　　　　　　　　　　　 |l:∧__/　　＿ }
　　　　　　　　　￣/~^'' ｰ=三三三ﾆー─=三三三」:: :_}__〉く ⌒ヽ、
　　　　　　　　　く⌒/　/　　ヽ、:: :: ー‐__,.＞''´ヽ　　 1ﾉ圦ー　ノ
　　　　　　　／V　 /　　 /　｀¨¨´i　　　',　　 1　　 }　｀''ー''´
　　　　　　　 { 7/　 ,'　　　/　　　　　| 　　 i　　 |　　 1
　　　　　　 У　/　　　/　　　　 }　　　 }　　.i　　 i}
　　　　　　　　 {　　　　 /　　　　　　　　　 }　　 }　　 }
　　　　　　　　 {　　　　　　　　　　 /　　　 } 　　　 /
　　　　　　　　 {　　　　 i　　　　　 / 　　　　　 i　/
158 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:20:57.59 ID:WrHoIdDJ: 古参はわりと知っている事実だろうから必要なら口止めしないとダメだしね
まあもうすでに監視は入っているんだけど
160 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:24:40.38 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　´￣｀　、
　　　　　　　　　　／　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　 '　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　/
　　　　　　＿　-―――――--　､　　　　ヽ
　　　　　 i´― 　￣￣￣￣￣｀ヽ　!.　　　〈l､
　　　　　 l　　 _　　　　 _　　　 l　l　　〈ﾄ､ヾ!
　　　　　{}　（　）　　　（　）　　 l　|　　　ヾｌ、'!
.　　　　　!　　 ´　　　　 ´　　　　|　|　　〈|!　ヾ i　　　　　　　　　　　　　ならついでにグレイス
　　　　　l ＿＿＿_　　　　　　　 |　l　　ヾ、ﾞl.!
　　　 __-二二二二二ニ=‐-＿　 l,.――--　　 ⊥ ＿__　　　　　　　　　おまえの出自はただの商家に
　／ニニニニ=-―ニニニ二二/ ,' ,.-.､￣　　　　―‐- }
／ニニニニニニニニ二二二二{ .{入__ﾉ　　　　　　　　 'ヽ　　　　　　　産まれた才女で済むのか済まされないのか
ニニニニニニニニニ＞''"ﾆニニ＞、､　　　　　ﾄ､　　.! .}
ニニニニニニニニ´ニニニニニ二二＞､　､　　ヽ.`　 _Y　　　　　　　この席だけ問わせて貰うがどうだ？
ﾆニニニニニ／ﾆﾆニニニニニ二二/ニ/=＞、　ヽ　_　}
ニニニニニニニニニニニニニニニ'ﾆﾆ'ニニニ＞､　　__!
ニニニニ/ニニニニニニニニニニ'二/二二二二二＞-ｨ
ニニニ,.ｲﾆﾆニニニニニニニニニニ/ﾆﾆ二二二ニ二二}、
ニニニニニニニニニニニニニニニ'ニニニニニニニ二ﾊヽ
ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニ二二二二二!ﾆ',
ﾆニニニニニニニニニニニニ二二／ﾆﾆニニニ/ﾆﾆニニ!ﾆ.}
ﾆﾆニニニニニニニニニニ二二／ニニニニニ,.'ﾆニ/ﾆニ!ﾆﾉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ _　　 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.．　'´ ⌒ヽ __／⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／　　／　　　　 }__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　／　　 /　 .{　　　 } }⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 / 　／　　　　/　　 {　　　∥　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　__/_,.､/　　　　　　 /　　 ∥　}　　∧
　　　　　　　　　　　　　　_,.ィ´::〈´　 {　/　　 /　/__/八　 ∥ / 　 }　丶
　　　　　　　　　　　　　く:::::::::／}⌒ ﾚ〈　　　 {ﾚ'从ｰ≧ 　 /　/∧　}　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　ヽ:/::::/ 　 {　ﾍ　　灯竺ﾐ　从　{ﾉ从　/　　〉
　　　　　　　　　　　　 /::::/　　 ∨/ ｀'' ､ﾑ Vり　　　ヽf筏芹〉　　／
　　　　　　　　　　　　　　/::::/　　/　{｀丶ヽ {⌒　　　　ゞｰ　ムィ´
　　　　　　　　　　　　　ヽ/　　/ 　 }　｀''ーヽ　　　　　〉　　/ __ }
　　　　　　　　　　　　　_／　／／〈__　　　 }　　 r‐　　　 /´　　〉　　　　　…………………
　　　　　　　　　　　 ∧ __ ／／　 . :{ミh｀''ｰ〉　　　ｰ'　 ,.ィ　_彡7
　　　　　　　　　 /　/＾ヽ、　　. : : :yｰ‐r‐ _} ヽ、 __,.ィ/　{ﾆ=-　}
　　　　　　　　　　/　/　　　｀''ｰ辷ミー‐〈⌒ヽ　/: : :// 　ﾄ __ ノ
　　　　　　　 r'ﾐ__〈　　　｀'ｰく‐､乙 -､_辷＾ヽ_{辷ヽ　　ｨ´_ /
　　　　　　　　/八_/＾ヽ、　　　 /⌒'ｰ'⌒ 乙ミ､辷⌒ヽ＾ヽ、⌒
　　　　　 /　　/　　　｀'ー=/ ／　　｀`ヽ　　乙r‐､ﾉ ⌒ヽ^ヽ
　　　　　　 {　　〈　　　　　　// ヽ　　　　　＼　　乙_ﾐ- _ ノ_
　　　　　　 {｀ﾞ'ｰ〉､　 _　　 { i　　　　　　　　ヽ　　　　乙ｨ⌒》
　　　　　 /　丶{　ヽニ=-_{　　　　　　　　　　 ‘， / 　　　＼
　　　　〈　　　{　　　｀¨¨〈　　　　＼　　　　　＼i{　　　　　　　＼
　　　　〈丶、〈　　　　　 ∧　　　　　丶　　　　＼　　　　　　　ヽ
　　　　　 }　　｀〉､　ｰ- .,__∧　　　　　　　　　　　＼　　　　　　 |
　　　　 /　　　{　｀ニ=‐‐ 〉ﾊ丶　　　　　　　｀'＜_　　　＼　　　　 _ﾄ､_
　　　　　ヽ、　　{　　｀¨¨¨ } ∧　＼　　　　　　　　　｀''ー‐ ＼＿_ /__Vノ⌒ヽ
　　　　　「　｀''ーヽ、　　　　:}　∧　　＼　　　　　　　　　　　　　　く_へ　｀ヽ、__〉‐､

さて　【1D2:1】

１　そのように考えて貰って結構ですわ
２　王国に嘗て滅ぼされた国は高貴なる者として扱われた血筋だそうですが今となっては詮無いことですわ
161 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:26:16.66 ID:6JqOstZW: 取り敢えず厄ネタは無かった
162 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:27:08.58 ID:HYzsqjXf: 主人公共々野生のなんとやら
164 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:28:23.06 ID:S25eL3B1: うーん、王国は特殊な資質を持つ女性に恵まれているのかもしれない。
165 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:29:00.68 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.．''"ﾟ~￣~ﾟ^''　.,__,.､‐､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／⌒'ー‐‐''´　　＼__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／　　　　／　　　　ヽ‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　／　　　　/／　　 |　　　 l } ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 /　　　　 '　　　　　 |　　　 l }　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _{　　 /　　　　　/　　/八ノ/　　　∥ } 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《 ⌒⌒ﾚﾊ　　 /　／从‐‐ ､　　 /　/ 　 }⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ }⌒'ｰ ∧ {　　 {／斗=-⌒ヽ≧ ／i　/　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　／ /:::}　　 {＾八　　 {　´,妁ぅ｀ヽ　从 ≦V　 / /
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:/::::/ /　　∨ 　＼　ゝ ´ゞ'-　　　 {ｶ灯／ﾚ'　　　　　　そのように考えて貰って結構ですわ
　　　　　　　　　　　　　　 /::::/ /　　「ヽ、八 { ⌒ 　　　　　 v /′
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:/ / 　　 } 　｀''ｰ┐　　　　　　　　　〉　　　　　　　　　　そしてだからこそ断言できます
　　　　　　　　　　　　　　　r‐‐／／　　　〈　　　　　}　　　 r‐　ｧ　 /＾}　_,.rv┐
　　　　　　　　　　　　　　 / /＾V／　／: : {⌒ヽ、__}丶　　｀¨　 ,ｲ　 } |r‐‐iｌ}}　　　　　　息子は血に依らずことを成したのだと
　　　　　　　　　　　 / /　　＼／: : : :.∧　　｀¨}　　 ≧　 _／ __,.彡 |´￣|}}
　　　　　　　　　　　　 / /　／￣￣｀`ヽ/:: :ヽ __　_〉V⌒ヽ/7}　　 _ﾉ　 | 　 :|}}
　　　　　　　　　　入{　 /:: :: :: :: :: :: :: Ｙ::} }:{　｀ヽ　　　 |i /ミhァ i＿_ | 　 :|}}
　　　　　　　　　　 /辷 >/ : : :: :: :: :: :: :: }:: } }::｀ヽﾘﾆ- __ |l〉}::〈 /´:: :: : | 　 :|}}
　　　　　　　　　 ∧ /ヽ,' :: :: :: :: :: :: :: :: :}:: } }:: :: ::∧　〈:::/⌒l:: ::ヾ:: :: :: | 　 :|}}
　　　　　　　 /　/　/:: :: :: :: :: :: ::＼ :: }:: L__-:: :: ∧　V　　i}＼:: :》 : : | 　 :|}}
　　　　　　　　　〈　/　/:: :: :: :: :: :: :: :: ::.＼∨/:: ::／ :: ∧ ∨ _ﾉ}:: ::＼:: ::.:| 　 :|}}ヽ
　　　　　　　 V　 {i:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.＼:: << :: :: :: ::∨/::::::::｀ヽ::}i:: 「|＿_:|}}:: :}　__
　　　　　　　 /八ヽ{l:: :: ::＞ ‐ﾆﾆﾆ-＜:: :: ‘，:: :＼:: :: ::y':::::::::::::',:::＼::{ |::::::::|＞''´ _ノ
　　　　　　　　/　 /＼ヽ≦:: :: :: :: :: :: :: :: ::≧:: }:: :: :: :丶:/:::::::::::::::: }:::::::: 〉|＞''´　イ
　　　　　 /　 /ヽ　　＼:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: /:: :: :: :: ::/::/::::::::::::::::}:::::::::{　　／ノ
　　　　　　 /　 /　　＼　　ヽ:: :: :: :: :: :: :: :: /: :: : :: :: ::{::::{:::::::::::::::::ﾊ:::::::/　　　　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''"ﾟ~￣~ﾟ^ 丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　＞ ⌒ヽ＿ゝ __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 ,.ィ ´　　　　　　　　 ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/　　／　　　　　／　／　　　　}＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ィ{＾ヽ_ / ／　　　　 /　 /　　　　　∧　∧
　　　　　　　　　　　　　　　／::／ヽ__//　　　　　　　　/　　　　　l }　i}　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　{:／:/　　　V　　/　　/ /　/　/　　　 l }　l}　　丶
　　　　　　　　　　　　　　／:::::/　　　　{∧　　　ﾚ ‐‐､ ∧　　　 /　 ∥ 　ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　/::::::::/　　/　Ｙ7 ∧{　　/竺ﾐk≦_ }　　／　 /　}　 }　⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　ヽ::／　／　　V　　ヽ　代ﾋり斥 W　/从ｱ7/　/ 　 i　　　　　　　　　　　　育てもしなかった私は
　　　　　　　　　　　　　　／　／　　　 {｀''ｰ‐ {从´ ¨　　　 ∨符灯ノ　/ 　 /
　　　　　　　　　　_＿／　／　　　　　〈　　　〉　　　　　　 ´¨/　／ィレ'　　　　　　　　　　　　　分相応に心の内でのみ
　　　　　　　　　/　 y＾ィ ´　　　　　／: {ヽ、 __}　　　　　　〉　/イ }´
　　　　　　 /　ヽ{ ｀丶＞'' ￣｀`ヽ「ヽ、　￣〉　　丶、_　 ,ィー‐ 〉　　　　　　　　　　　　　　　　あの子を義息子ではなく息子と呼ぶに留めます
　　　　　　　 /　　/八／:: :: :: :: :: :: ::＼::{｀¨¨Y ≫ ､,. -v´　⌒⌒⌒⌒⌒＾≧x
　　　　　　 {　 .// /:: :: :: :: :: :: :: ::＼::}::｀ヽ _)＞''´　　i}　　i}　　　　 |　　/　　｀`ヽ、　　　　　　　あの子は自分ですべて掴み取ったんですもの
　　　　　　 ∧ r〈 _:{:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::＼ : :／ヽ　　寸 i}　　l}　　　 |　 / 　 /　｀`ヽ＼
　　　　　 {　 {　ヽ1:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::｀`ヽ　　＼　寸　　l}　　|　　|　　　 /　　　　　ヽ
　　　　　 {　/　　 {::i:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ＼　丶　‘， 1　　|　　|　　　　　　／ ∧
　　　　 /　〈　　 V:: :: :: :: :: :＞ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ }　　　　　　　　　　 /　　　　／　　 ∧
　　　　　 {iﾄ､/｀''ー= |:: :: :: ::／／:: :: :: :: :: :: :: :: :}　　　　　　　． ……　．　　／　　　.∧
　　　　　 {l｀ {　ﾆ=--{:: :: ／／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: }＼　　　　_,. -‐fTTT ‐ ､　　　　　　　　 ∧
　　　　　 { 　{　　　　{::／／:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: /::{:::＼　／ミヽ州州州/7＼　　　　　　　_ - '
　　　　〉=ﾄ､　　 V /:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::/ : {::::::i::＼丶ヽﾐ ( ＼i 州/≦ﾊ　　　＞''´
　　　　　 {｀'〈　辷ﾆ=-｀''＜:: :: :: :: :: :: :: : :: :: :: 〉 : {::::::l::::::く丶、ﾐヽ　＼　　ニ=-''⌒
　　　　　 {　 {　　　　　　　} ヽ:: :: :: :: :: : :: :: :: :∨:: :⌒''ー,ィ丶＼　}　　}ｱ⌒
　　　　　 {　 {　　　＿_　:} .∧:: :: :: :: :: :: :: :: : ∨:: :: ::O:{ / ハ　ヽ　　.}:: }
　　　　〉=ﾄ､　＿＿ _彡}｀''∧:: :: :: :: :: :: :: :: : ∨ :: :: : {　 {　　　　　 ∧::ヽ
　　　　　 {　 i　｀¨¨¨¨´ 　 } 　 ∧:: :: :: :: :: :: :: :: : ∨:: :: :: ＼ヽ　　　　/　〉::}
166 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:30:08.49 ID:6JqOstZW: 血ではなく己の力で勝ち取った証明よな
167 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:32:21.04 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ __,. ‐ ､　　　　　　　　　　【彼女は机仕事を放りだした当主に代わって
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　〃ｌ　ｉ}ー､
　　　　　　　　　　　　　　　　／/　　 /　 i{ 　 |}ﾄ　＼　　　　　　新興の男爵家のみならず
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　从　 /　八　 / }i 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /＾＾〈　 {从｀ヽV　/≧ 〉　ヾ＼　　　伯爵領の内政すら切り盛りしてみせた
　　　　　　　　　　　　　　　　／《,.yY＾/＼灯莎ﾐ ∨r斥从　 /
　　　　　　　　　　　　　く:::::/:/　ヽ{r‐､{ 　 ┘　　 vﾘム''^´　　　　　王子たちはこれに伯爵領には人材が埋まりすぎだろと慄いたという】
　　　　　　　　　　　　　　　 У:/　　 {　　〉　　_　 ′ {∧
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ/／　　{｀ヽﾄ､　 (_ｿ　 , ｲ__ }
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　/∧__ﾉ　丶 _,. ィ { ⌒}∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　　 _,.. - /⌒ ＞‐‐､__/ヽ{＾Y＾⌒7ヽ {二/-- ､　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐‐''^´ノ
　　　　　　　 ,.z≦　〉ﾆﾆ∧／:: :: ::/::/:: :/〉⌒y''´/:: :}}:: :: :: :: : ＼　　　　　　　　　　　／　_Lヶ〉
　　　　　≦ﾆ〈_,. -=ﾆﾆﾆ ∧:: :: : /::〈／ {_{_ノ/　/ヽ::.}}:: :: :: :: :: :: ::｀`ヽ　　　　　　　　 _／∟　 _つﾉ
　　　　 ∨ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=∧::／:: 《::／:::／::}／:: :: :＼{:: :: :: :: :://:: :: ‘，　　　　／::丶　くｰ''⌒
　　　　　 ∨ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=∧:: :: ／:::::::/::::::ﾊ :: :: ::／ {:: :: :: ::.//:: :: :: ::.＼　　／:: :: :: :: :>┘
　　　　　　∨_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=∧ く::::::::::/::::::::::::}:: ／:: :: :ヽ-=彡':: :: ::/:: :: :: ::ヽ／:: :: :: :: :／
　　　　　　/ フ‐┐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∧:: ｀ヽ＿_ノ ⌒:: :: :: :: :: :: /-- ､＿__:: :: :: :: ::/{:: :: :: :: ／
　　　　　ヽ/／ﾉ┐ﾆﾆﾆﾆﾆ= ∧:: o:: :: :: ::o| |:: :: :: :: ::.:/〈￣￣　}　｀''＜:: :: :: :: ::.／
　　　　　　＼_ ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=∧ :: :: :: :: :: | |:: :: :: :: :/__ {r‐‐ 辷　　　　｀''ー‐''´
　　　　　　　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉o:: :: :: ::o| |:: :: :: ::/ﾆく〉 ‐‐‐ }
　　　　　　　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆ=- ⌒〉:: : :: :: :: ::| |:: :: :: :{　　 }＿＿ }
　　　　　　　　　｀¨¨¨ ＼__/{　/ : :o:: :: :: :o| |:: :: :: ::＼_ノ >　　/
　　　　　　　　　　　 └⌒/:: :: :: :: :: :: ::.| |:: :: :: :: :: :丶　⌒
　　　　　　　　　　　　　／＼:: :: :: :: :: :: | |:＞''´ ￣｀ヽ‘，
　　　　　　　　　　　　　　 /　 /　＼:: :: :: ＞''´ 　　ヽ　　 ∧
　　　　　　　　　　　 /　 /　　/　｀¨ ´　 |　　　　 ',　　 ∧
　　　　　　　　　　　　 /　 /　　/　　　　　 |　　　　　 i　　 ∧
　　　　　　　　　　　 ,　　　　 ,'　　　　　 |　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　ｉ　　　 /　　　　　　　 |　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　| 　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　|　　|　　　　　　　 |　　　　　　　　　　 }
168 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:34:22.96 ID:S25eL3B1: 本来実家で発揮されるはずだった能力がここでようやく発揮されたのね。
169 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:36:54.24 ID:uZytDgcp: グレイスの父親の情緒もぐしゃぐしゃになってそう
自分らを叩きのめした事件が起きたせいで国が内戦から救われ、間接的に自分らも戦果を被らずに済んだ
170 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:37:40.65 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆニニニニ二二二＞'"´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.ｲﾆニニニニニニニ＞'"　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｲニニニニニニニ,. '" 　　　 ;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.'ﾆニニニニニニ／　　　　　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . ､　　　　/ニニニニニニ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' 　ヽ　　/ﾆﾆニニニ二／_　-―＝=‐-　 _　 j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　ヽ./ﾆニニニニ／イ　　　　　＞ '"　｀　　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ、_ !　ｒｉｆ!r, _|‐､ニニニ／ ./　　　　　／　　　　　　丶
　　　　　　　　　　＿＿＿ l　　l.ヾﾏ !lﾚ/.ｌｒ .!ﾆ／∠,.ィ､ _　　　./　　　　　　　／　＼
　　　　　　　 _-ﾆﾆニ二二＞ｒ―-　＿＿ l,-､'ﾆﾆ,.ｲｊ;:;:{;:;:;:;＞ｰ'- ＿　　　　　　／　　　ヽ
　　　　　　 __-ﾆニ-―――-＝＼　､-o-ｧ　, ｨ=／,.イ;:;:;:;:;:;､:;:;:;ィ'"　　＞-　.＿./　　　　　　 j　　　　　　　　　【伯爵家筆頭騎士であった彼は
　　　　＿‐ﾆ,ィ,._　　　　', 　 ./　＞ `　 .＿,.イ-イヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:イ　　　　　　　　　　｀ヽ＝=ー ''"
. ＿‐ﾆﾆ／　{;:;:;:;:ヽ. 　 ,. イ;/　　　　＞　　　＼　i:;:;:;:;: ＜　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　　　　　　　　　　伯爵家先々代の忘れ形見を守り抜き
ニニ-, '　　　ヽ;:;:;＞",. ＜＿　-――- ＞、　　ヽ!'.l　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィ>_　ri ri
-‐'"/　　　　　 V'"　; ￣　　　　　　　　　＼　　ヽ'　　　　　　　　　　　　　 ,.イ／　!.! l｣ l｣　　　　　　　タンジェロも支え付けたことが正統に評価され騎士爵から
.　 /　　　　　　　 }　　i　　　　＿,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, ＼.　ヽ　　　　　　　　　　　　　／'"　　　 |.|
.／　　　　　　 , イ　　 ;＿　-‐ ￣　　　　　　　　　　ヽ　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.!　　　　　　　　　　男爵の位を任じられるに至る】
　　　　 , ＜　／　　 ;　　　　　　　　　　　　　　　　　 ', .!ｰ┐ 　　　　　　　　 /　　　　ﾘ
＿　-‐ ､j　　　　　 j　　　　　　　 _,,.　-――-　　､　 V___,'　　　　　　　　 , '
!　_,..　.､ j　　/　　　 ,　　　 _,　-　￣　　　　　　 ,.-＝'/ヽ 7　　　　　　　　　　 =/--/l__
i'"　⌒ヽ, ﾍ　　　 ./＼￣｀"''' ｰ-　.＿＿_,　- '" 　　,ｲ;:;:;:ヽ　　　　　　　　　　　/ ７/￣´
i‐-､./／ィｊ　　　 ,ｲ;:;:;:;:;:＼　　　　　　　　　　 /;:;:;:;:;:;:;:;ヽ　　　　／　　〃
l_.{._,{//　＼　　/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ、　　　　　　　　　　ｲ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:、　 _.　　　　　 ′
ヽ_ヽ! l 、　　＼':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:',. 　　 , ⌒ヽ　　./:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:､'"　　　　 .〃〃__
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　　　　　　　　　　　　　　 l　＼::l 　ﾏi　!.| l.7 　 ,-‐,.イl
　　　　　　　　　　　　　　　　(.)　ヽ',ﾏ,.V! lﾘ l//> l i'　　.{.)
　　　　　　　　　＿.-―=ﾆjｰ―┴'---'-'ﾞ--'--┴'―､.j二ﾆ=―-　＿　　　　　　　　　　　　　　【王子の奸策で主人公と引き離され
　　　　　　　　／ニニニニニ､Ｏ　ﾄ､　　Ｏ　　,ｲ　ｏ.ｊニニニニニニニ＼
.　　　　　 /ﾆﾆニ二二二二＼.　＼ゝ＿_ ／ノ　　,.ｲ二ニニニニニニﾆﾆヽ　　　　　　　　　　　伯爵領を回す大黒柱が失われ机仕事に立ち返るのを迫られかけるも
　　　　　　 /／ニニニニニニニ＞、　ー一 '"　／二二二二ニニニニニﾆﾆ､
.　　　　　／ﾆﾆニニニニニニニ二V＞ー---‐＜ニニニニニニニニニニニﾆﾆ､　　　　　　　　　嫁入りしたグレイスによりそれを回避
　　　　,ｲニニニニニニ二／ﾆニニ∨二二ニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ､
　　　,ｲニニニニ二二二ｲニニニニl∨二二二ニニニニニニニニニニニニニニヽ　　　　　　　最後まで生涯現場を貫いて人生謳歌した今作最大の勝ち組】
.　 ,ｲﾆﾆニニニニニニｲﾆニニニニl　∨ニニニニニニニニニﾆ＼ニニニニニニニ,
. ,ｲニニニニ二二二ｲﾆﾆニニニニ! 　ヽ二ニニニニニニニニニﾆ＼二ニニニニニ,
/ニニニニ二二二ｲﾆニニニ二二ｌｏ　　ヽ二二二ニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ,
ﾆニニニ二二二ｲﾆﾆニニニニ二ﾄ､　　　ヽ二二二ニニニニニニニニニニニニニニ,
ニニニニニ二ｲﾆニニニ二二二l.　＼.　　　＼二二二ニニニニニニニニニニニニﾆﾆ,
ニニニニニニニニニ二二二二ｌ　　　＼ｏ.　　＼二二二ニニニニニニニニニニニニﾆ,
ﾆﾆニニニ/ニニニニニニニニl　￣￣￣＼　　　＼二ニニニニニニニニニニニニニニ,
ﾆニニ二/ﾆﾆニニニニニニニl　　　　　＞.､ｏ　l＼二二ニニニニニニニニニニﾆﾆ＼
ニ二二/ﾆニニニニニニニニl　　　　　　　　　　＞-!.　＼二二二二ニニニニニニニニニヽ
ニニニニニニニニニニニ二l`- ＿　　　　　　＿　-‐',　　＼ニニニニニニニニニニニニニ',
二二/ニニニニニニ二二二l　　　￣￣￣　　　　　 ,　,　'" ＼二二ニニニニニニニニニニl
ﾆニ/ﾆﾆニニニニニニ二二l.　　　　 _　　　　　　 ,〈　　　＼二二ニニニニニニニニニl
二/ﾆニニニニニニニ二二l､　　　（　）　　　　／;.ﾊ.　　　　　＼二ニニニニニニニニニl
=/ニニニニニニニニニニl;.;.＼　　　｀´　　　　　,ｲ;.;.;.;.;ﾊ　　　　　＼ニニニニニニニニニl
/ニニニニニニニ二二二l;.;.;.;.;.;ヽ.　　　　　　／;.;.;.;.;.;.;.;.ﾊ　　　　　　　＼二二二二ニニニﾆl
ﾆﾆニニニニニニニ二二l;.;.;.;.;.;.;.;.＞　＿_ ,..イ;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ﾊ　　　　　　 lヽ　＼ニニニニニニニl
ニニニニニニニ二二二ｌ;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ﾊ　　　　　__l　',　　＼二ニニニニニl
ニニニニニニニニニニｌ;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.ﾊ　 ,　'"　ヽ jー- 、＼二ニニニニl
171 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:39:07.34 ID:6JqOstZW: 何だかんだで一番良い空気を吸ったのは間違いなくこの人だよね
172 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:39:25.79 ID:Kl5/l9iJ: 騎士を超えた騎士
屋敷の門を開けっ！完全なる御当主の出陣だっ！！
173 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:42:44.41 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､+''"~ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ=-＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''~≦￣￣￣ ´''＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ、
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ)≦,..　-‐―=ﾆ二　　　｀ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 _,/ア'"::::::::／::::::::::::::::::::::｀`ヽ、 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
　　　　　　　　　　　 j /::::::::::::::ｱ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨／´{ﾆﾆﾆﾆﾆニ∨
　　　　　　　　　　　　 /ｲ:::::::::::::: ' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, ⌒ｙ-ｨｰ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆV
　　　　　　　　　　　 i/::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ､､ゝｲ　ｲﾆﾆﾆﾆﾆニ'/
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　　　　　　　　　　　　　 '::::::::::::: '::::::::::::::::::::::::::::::::: ハ::::::::::::::: ', ﾆV ∧ﾆﾆﾆニニ'/
　　　　　　　　　　　 /.|:::::,':::::::|:::::{:::{::::::::::::::::::::::/‐-::::::',::::::::::'::ニv ∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ'/
　　　　　　　　　　　　　'　|:::::i:::::八､:从{::::::::::::/::／　　}::i:::|::::::::: '::二V　ﾊﾆﾆﾆﾆニ|
　　　　　　　　　　　　/　 ,:::: |:::::Ｖ荐ミx:::j::::ノイ_,,..ニ.ﾉｲﾚ{:::::::::::}::ニﾊ　 ',ﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　　　　 / 　/.{::::::::从　Ｖり￣　　＾巧芯ぅミx:::::::::::}:::ニ.ﾊ　　Vﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　 , 　 /叭::人:::乂,;:.:.:　　　　乂＾シ　ﾉ'::::::::::,:::::ﾆﾆﾊ　　∨ﾆﾆﾆ|　　　　　　【彼女はグレイスに鍛えられたことと
　　　　　　　 /　 / lニ',::::::＼ゝ　　　' 　　　.:.:.:.;,／ :::::::::: ,:::::'ﾆﾆﾆ',　　 Vﾆニ|
　　　　　　　　　 /　 /　.|ニ∧ﾄ:::::}h､　　、_ 　　ｰ= イ:::::::::::/::/:ﾆﾆﾆﾆ　　　Wニ|　　　　　　修道院暮らしで得た宗教的知識と人脈から
　　　　　　　　 , 　 /　　ﾆﾆﾆ.ヾ{:::＼::..､　　　　　　 ..イ:::::::::/::/:::ﾆﾆﾆﾆ}　　　}ﾆﾆ'
　　　　　　 j　　{　　lﾆﾆﾆ/　V:::::::|ｱ` ｰ ==≦ -‐/:::::::::/／::::ﾆﾆﾆﾆ,　　　,ニ/　　　　　　　王国各地の教会を訪れ復興に携わり
　　　　　　　 ⌒´ 　 /.ﾆﾆ,　　 ,Ｖ:::::|　, 　 }　　　 , :::::::::ｲヽ、::ﾆﾆニ/　　/ﾆ/!
　　　　　　　　　ｨﾆﾆﾆ′　ｲ∧:::|　 V、　　 /::::／　　　、ニｲ　　./ﾆニ|　　　　　　　失墜していた教会の権威の回復に尽力
　　　　　　　　　 j／⌒{　　ﾉ}　ﾊ:|　　　　　　/:／≦ _＿＿_　｀''＜ーィﾆﾆニ|
　　　　　　　　　　　　　　／ﾊ／＾} 　｀　　　／´￣　　　　　　 _,ｧ≦=ヽﾆﾆニ'　　　　　　　世が再び荒れること無きよう努めた】
　　　　　　　　　　　ｧ,.＞''~　　ヾ≦ー一==ヽ　　　　　　　　　ｧXｿ'´　　　｡ﾆﾆ/
　　　　　　　_,.　　　　　　　　　　　　　 †　　＼　　　　　　ｧX'´　　　　　 }ニ′
　　　　　　　ｧ／　　　　　　　　　　　.;/ 　　　　 '､　　＞ ´ 　　　　　 ,イ
　　　　　　/f/　　　　　　　　　　　 :／　　　　　　｀¨´　　　 /　　　　　　/
　　　　　 '{ｲj　　　　　　　　　 ,.::'゜　　　　　　　　　　　　　 i./　　　　　　 'ﾉ
　　　　 / j>j　　　　　　　 , ′　　　　　　　　　　　 l'　　　　　 :/:ﾊ
　　　　,　 { ;{　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　 ,{、　　　　 ,ﾟ::::::}
　　　 {　八ﾊ　　　　　　　.:　　　　　　　　　　　　　　　　　ｿ≦苳≠ｰｲﾊ:::ﾊ
　　　　゜　∧∧　　　　　 ,'　　　　　　　　　　　　　　　ノ(≧＜zzzzz≦:::::j
　　　　 ',　　ヾ^ヽ、　　 .:　　　　　　　　　　　　　 _,,.イァi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{::::ﾊ
　　　　　､　　＼⌒ヽ＜　　　　　　　　　　　　_,,.イ´＞''~j!i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:W::j
　　　　　、　　　｀≧s｡、｀"' ｰ､_,,..斗ｰtｧ''"´ゝ。ｬﾔ　　ﾊi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ}::ﾊ
　　　　　 }h｡　　　-=}c i~^ ''ー--一== ≦"´　　　　　/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:八:j
　　　　　　　ｰ=ﾆ,,j.c.i二　　　　　　　　　　　 ..ｲ:､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／:::::ﾊ
　　　　　　　　　∧.／小ヾ、　　　　　　　　 ..イ{i:i:i:ｉ≧i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:"{　λ::::j
　　　　　　　　　ﾊ`/∧ヽｲ)h｡.　　　　　｡s≦ﾆ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／　 {::::::ﾊ
174 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:45:19.88 ID:uZytDgcp: 過度にエロい事を除けば特に欠点のないラビアン
175 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:46:10.38 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　＞≦ﾆﾆニニニ''＜
　　　　　　／／ _,,..-‐====::::＜、＼
　　　　　　　 / /ヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::/'V=V
　　　　　＜fQ,フ:::::::::::::::::::::::::::::≪ＱフﾞV
　　　　　 |=ﾊｲ::::i,.::斗{::::::::::::}‐-､:∨Vﾊj　　　　　　　　　　　　　　【尚、教会は主人公くんを生きている内に聖人認定
　　　　　 |/ ｨ|:::::|V仁乂:::::::ﾊ二j:::::::::Vヽ
　　　　　　　,　,ﾆ|:::::伏rツ　＼:{ぅヅ》:::::::|ﾊ ∨　　　　　　　　　　　　　宗教的権威として民衆から広く人気を得るという
　　　　　 / /ﾆ(!ヽ:乂:::.　　 ' 　 .::ﾉ::::::: |ﾆ＼＼
　　　　　／ /ﾆニヽ::::＞　､　ﾌ　７:::::::ｉ:|ﾆﾆv＼＼　　　　　　　　　　ラティファにも出来ない立ち位置を確保する立役者と彼女はなった】
　　　　,　／ iﾆﾆﾆ.∧:::)h｡　＿ ..イ:i::::::/ｰｬ｡､.V　ヽ＼
　　　 /　{　 jﾆﾆﾆﾆ.ﾉV::∧￣「ﾘｫ|::::,ｲ .{Z 　ヾヽ jノ
　　　ー''　/ﾆ／　Z{　V::::}＜.　　ｨj::/ 　 V{_　　 >≦､、
　　　　　　乂'　　 Z!＿V::}-≦ †='{:{￣￣＾゜`ヾi:i:i:i:i:i:i:)x、
　　　　／ZZZミア'"　)ｲ　　ヽV　　　　　　_,)寸≦ｲi:i:i｀`＜　　　　　,.､
　　　　 ji:i:i:i:i:i:i:i:i:/　　　　　　　　 :.　,..斗ィ≦～⌒Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧>ー　／
　　　　　〉≦⌒ミｲﾏウアｰzｵｺコ≧ｧ彡'"　　 ',　　',　Wi:i:i:i:i:iｧア　'　　 (
　　　　 'i:i:i:i:i:i:i:i:i{￣,　￣,￣￣￣≧oｲ　',　　 ',　　i 八:i:i:i:ｉｨｲ　　､ｰ '" ＼
　　　　 {i:i:i:i:i:i:i:ｉ叭.　',　　 ,　　',　　 }io{.　ｉ　　 j.　 j/ ￣¨ヾてﾊ　　}　/　　､＼
　　　　/i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉﾊ　 ,　　 ', 　 ', 　 j,o乂.ﾉ__,.､斗イ:::V　　　｀⌒＼　、 v＼＼.＼
　{ヽ､人ｬ=ヘi:i:i:i:i{　)h｡,____　,,,.､丶≦ﾊﾏ]ﾆﾆﾆﾆﾆiゝ:::::Ｙ　　　　　　ヽ＼.＼＼＞'
　ヽ、　＼ｰﾐZ7ﾘ. （:::::jヽﾆﾆﾆﾆﾆゝｲ{j {ﾆﾆﾆﾆニ乂､:::::V　　　　 ∧｣＼j＞'
　　《ﾊ　ｰ　ヽV≫ (:::::ｲﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ从りﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヾ:::::Ｙ
　　　'j　　` ヽ　V　(:::::ｲ　 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ` ＜
　　　,　/ｉ　ﾄ　､ {　（::::ｲ　 '{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆj≦￣≧x､
. 　 /／ .!　|.i　Vヽ(::::ｲ　ハﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｲ√⌒￢=ﾐV
　　　　　i.ノﾊ_ﾉVj(::::ｲ ./i {ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ{/　　　　 V
　　　　　　　　ア::::jｲﾍV{ミ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'　　　　　　　'⌒ヽ
　　　　　　　ｨ:::::ノj{≦⌒⌒ヾ',ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　　　　　　　　　}　　　`''＜_
　　　　　　八ｲ {　j　　　　　｀`¨¨¨¨"＜ﾆイ　　　　　　　　　 /　　　〉　　 j
　　　　　　　　　　　人ｲ　　　　　　　　　　 `､　　　　　　　 ,'　　　 {≧＜ソ
　　　　　　　　　　叭　　　　　　　　　　､　　　　　　 ′　　 '
　　　　　　　　 γ⌒ヽﾍ　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　 {　　　　′
　　　　　　　　ﾉ　　　｀` ～-―ー　　、　　　　 V　　　　　 `　　 ./
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176 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:48:37.93 ID:NPe9bm8L: パイプオルガンがあるすごい教会あったら主人公君やばそう
177 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:50:14.52 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　 †
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　　　　':::::::::',:::::::::::::::::::::::V::::::::＞s｡、　` ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨
　　　　::::::::::::＼:::: ＼:::::::::V:::::::::::＼ﾆヽ、　＼ﾆﾆﾆﾆニニ.Ｖ
　　　 |::::::::|::::::::_＿,.斗:::::::',::::::::::::::::＼ﾆ＼　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.V　　　　　　　　　　　　身分の上下なく人は言うでしょう
　　　 |::::::::|:::::::::{　＼ﾊjヽ:::}:::::::::::::i:::::|ヽニ＼　　` ＜ﾆﾆﾆﾆ∨
　　　叭::::::::',:::::::i乂ヽ_,ノﾒソ:::::::::::: |::::l/ ヽﾆﾆ`＜　　　` ＜ニV　　　　　　　　　　　王にも成れたろうに
　　　ゝ ::∧:::::＼ゝ)／ﾉイ;::::::: /:::∧ 　＼ﾆﾆﾆ｀"''＜　　 ` ＜
　　　　　　＞＼⌒ﾉ　　　／⌒ヾ::::::∧／　ヽﾆﾆﾆﾆニ＼　　　＼　　　　　　　　それに一切固執することなく世の平穏を願い
　　　　　　　　　 )＼　　　　　　　}::::::::::} 　　　ヽﾆﾆﾆﾆニヽ　　／V
　　　　　　　 /::::::::ヽ､-　　　　':::::::::::;　,:′　_＿_＼ﾆﾆﾆﾆﾆ)イﾆニV　　　　　　その力をただ乱を鎮め、その後慰撫に努めたあの方こそ天の遣いであると
　　　　　　 ,:::::::::::r‐ﾐ)h｡.ィ(　|:::::::: / /　ｨフ'⌒^⌒ヾﾐ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}
　　　　　　　 /::::::::｢｀ヽ┘￣＼ .|::::::::/"´ /7 　　　　寸,ﾆﾆﾆﾆﾆニj
　　　　　　　 ,::::::::;/―=ｲ　　　 /::::::/　　/'′　　　　　　 }ﾘﾆﾆﾆﾆニｲ
　　　　　　 {::::::ハー‐┘,,ｨ≦/::::: /　／j!　　　　　　　 ;ｨﾆﾆﾆﾆﾆ,/
　　　　　　　∧:/　ゝｨ゛/i:i:i:ｉ:/:: ／!ィ　:j|　　　　　　　　 ∥ー―==ﾉ
　　　　　　ヽ ,,｡　-‐}i:i:i:i/／ｉ:ｉ/　　ﾉ|、　　　　　　 /　{ヽ:::::::::ﾉ
　　　　　　／　　　　)i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ{ 　 .:ﾊﾐ≧s｡..,,_ 　＿/　 j､::::::::::ｲ
　　　　　　　,　　　　　 . :}i:i:i:i:i:i:i:i:i:{　 .:ji:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ≦　 λ｀:::::::ﾉ
178 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:53:03.54 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　 .　''" ￣￣￣ "''　､
　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　 __..ィﾞ:ヽ　　　　　　　　　　　 'ｔ‐z
　　　}｀ j: : :|　　　　　　　　　　　　 } ,:{
　　ｊﾍ.,ﾊ : :|　　　　　　　　　　　　 /_/ﾘ
　　 {_ ヽｊ :_;L-=弌x 　　ｔ====-､　辷_(
　　 }＾V: :_;j-‐ta‐ｧ:i　 ,::r‐ta-､_　}ア＾i
　　 | h.: :i　　　 ..::　｜　　　　　｀/^ |
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　　　Ｌ|..::､: : : ／＾ｰ､_,:‐'ﾞ＼　　／| r'
　　　 |...::ｉ: : iﾞ‘'ー=＝=一'’ 　′ |┘
　　　 |...::|: : | 　 `ｰ━‐'ﾞ　　 i 　 |
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_／ニﾆ|　　　` ､`ー----‐' _,.　'ﾞ　 |二ﾆ＼__
二ニニ|　　　　　＞──＜　　　　 |二二ﾆﾆ
二ニニ|＼　　 Λ: : : : : : Λ　　 /|二二ﾆﾆ

王様が国をあんなに滅ぼそうとしていた理由　【1D2:1】

１　嘗て王子として婚約していた隣国の姫が王国に併呑される過程で惨い死に方をしたのを恨んでのこと
２　メリュジーヌと同じで強度の不感症、自分には理解できないのに皆がありがたるそれを壊してみたくなった。王は人の心が分からない
180 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:54:53.21 ID:4YFbfBu4: まだ人の心はあったのか
181 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:54:55.07 ID:Kl5/l9iJ: ぜったいあの暗殺集団だろｗｗ
184 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:57:38.65 ID:EAQVNQOV: ◆哀しき過去…
185 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 21:57:59.17 ID:t1mR2a5q: .　_..-シ'′　,ﾉ.／　　　　　　 .,ν　　　　　　　 .＜｀ヽ、
../ . lﾞ　　 .,i''ﾚ′　　　　　　,ﾉ/ﾞ,，　　　　　　　　 .ヽ.: メ{
　／゛　.／　　　　　　　／ ,i〃ﾞ　　　　　　 .,. イ　} .: .:て
'"　 ..i　|　　　　　　　 /　　'ﾘ′／　　　　　 .（: . {　/ .:7⌒ヽ　　　`　　　　　　＼　、从
　　〃./　　　　　　　/ 　 ./ . /　　　　　　　 .＼.V .: .{　　　　　　　　”　　　　　　ヽＶ⌒`
　/ し　　　　　〃/　　! ./　　　　　　　　　 ` :..、ヽ　　　＿＿　　　 .ヽ、　　} |　　　,；
/゛　　　　　 /　/ 　,iソ゛　　　　　　从　　　）.　　..／|: : :.:::|　　　　　.)`ー' ,ﾉ
　　　　　　　　 " / 　 i./　　　　　　　　 ⌒ヽ、　（ '　 . l 　 | : : : :|　　　（ . .:.:r'　　　　”
　　　　　　〃　 /　　　　　　　　　　　　　　 }て　　　 | 　 |: : :. .:|　　； . 　ヽ,.ソ　从
　　　　　./.!　　!　　　　　　　　　　　　　　ｒ人 {　　　　.| 　 |: : : :.:|　　,; .:　., / 　⌒ヽ`－ｧ
　　i　　i.l",!　 i′　　　　　　　　　　　　 }. :. ﾉ　 ,　　 |　　|:|ｌ＝=|　　　...／　　　　　}／
　　　 .,ill　|　 l　 /{　　　　　　　　　　从,,ノ.:／　　 ,;　　|　　|:|》: ::::|　　（　　　...i'1..　.
　　　./ﾘ　,! ./　 }/　 . i'`'i　　　　　　 ⌒　　、　 . ,,　　／|　　|:|＼ : |　 .　　....　　|;'| 　　　　　 ,、
. 　i''i.! 　　.ｌlﾞ　　　　 |;`;|.　　　　　　　　 ∥　　.:　　.〕 .|　　|:| 　|| | ./＼　　＿.|;'|　　　　 /.:〉
　 |　|　　 .!.　.;､　　/l、　　　　 ..　 i'1　　　||／>　　r┘.:|　　|:|　 ||::| |　 ∥‐┘ .:|';|──へ./.:/＿r‐
　││./ ｌ　　　,,　/゛│　　　　../〉　|;|＿r／／　 /|￣＼:|　　|:|　　￣　.:〃..／>.::|;'|:::::::::::::::/.:/:::::::::::
. 　ｌ　 l　.!　　 .ﾈ !　　|.　.|　r‐//┐_|:|::::::::;⊥、r/.::|　.:::::::|／＼/＼　　《／／ ..:::|;'|:::::[]::::/.:/]:::::::[]::
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..ヽ、i,,ﾄ.　　 ..ｶ, | ｌ　 |┴┬┴┬┴┬┴┤ .:|＿;!＿＿;!＿＿:l＿＿;!＿＿;|<___;_/＼_;. 　＼　ヽ,　.i..
. 　ﾞ!//!　　　　l ｌ ! ヽ、　 ⊥Λ二＼.:|　　.:|ー:|＿＿;!＿＿;!＿＿;!＿＿:l＿　 /{　　　　　 }　　ﾞ'､|し
　　　ｌﾚl　　　ｌ !ゝ　 .!　　 ∨_,,,;;;;/. ~゛`┴ -'⊥ .」＿;!＿＿;!＿＿;!＿　　/　!　　　　　ｌ.!ｲ　　　　{.
i　　　!､.ｌ　　　　ヽ　　㍉.〟　　　　　　　　　　　 ~゛　┴　 ⊥. .,_... 　/ 　│　　　　,}|′　　　　}
ヽ　　　㍉、　　　ヽ.　　｀乂ヽ　　　 ,,　　　　　　　｀　　　　　 ,i}　　　/ 　　 ,!　　　 ./ ゛　　　　　ｲ
、.＼　　　丶　.'ト,　ヽ　　　ヽ　　　 .｀　　　　,.　　　　　　　　_ //　／　　　/　　　　/ 　　　　　　.{
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〟　　　　 .}ヽ,　 .ヽ, ｀'-,ヽ　　　　　　 ´ﾞ¨¨¨¨¨´"ﾞﾞ´ ..┴'″　　　　　　　　　｀゛/　 / 　　　　　 / _..
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　　　　　　　　　　 / , -'"⌒ゝ-l ゝ′ )ゝ─''￣￣'‐-､　　　　　　 /ニニニニﾆ丶　　　　　【まだ彼が王子であった頃
　　　　　　　　　　 !　　　 , - ､::.､　　.: 　　 r─-､ヽ　　　　　　　 /ニニニニニニl
　　　　　　　　　　〉　 ‐'´-・-ゝｌﾆ　 ,,,　　_ゝ・---ゝ､　　　　　　　ｉニニニニニﾆﾆl　　　　　　彼には隣国の姫、婚約者がいた……
　　　　　　　　　　　 '⌒ゝ-''' /　　　　　　　ヽ--''' ￣　　　　　 lニニニニニﾆﾆl
　　　　　　　　　 /　　 u　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lニ／ヽニニﾆ/　　　　　　しかし王国にとってそれは併呑するための方便でしかなく
　　　　　　　　〈　　　　　 i　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　 /　l=//´　lニﾆﾆ/
　　　　　　　　　､　　　　,ゝ　　　＿　ﾉ＼　　　　　　　　　　 / 　 !/ i! 　ｌニﾆ/　　　　　　　時くれば侵攻を開始、姫は併呑される過程で惨い死に方をするに至る】
　　　　　　　　　　ﾄ､　　　　｀‐　´ 　　　丶　　　　　　　　/　　　 )　)　ｌニ/
　　　　　　　　　　, ヽ　　　　　　__　　　　　　　　､　　　　　/　　　 /／　ノ─ヽ
　　　　　　　　　　l　　　　 ,　--　　　---　　-､　　ヽ　　　 l　　　 r'　／　　　ﾉ＼
　　　　　　　　　　l　　　ゝ--　---　--　　-' 　　 !　　　 l　　　 l､_/　　／lニﾆ＼
　　　　　　　　　　l　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　 l　　　ｌ　　　／／/ニﾆﾆ
　　　　　　 _,.．-'''l　　　　　￣　￣　　　　　　　　　　　　l　　　 '　／／ /ニニニ
＿_,..．-'''"ニニ／l　　 !　　　　　　　　　　　　　 / 　　　　 /／／　/ニニニニ
ニニニニニ／／∧　　l　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　／／　 /ニニニニニ
186 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 21:58:15.85 ID:NPe9bm8L: かろうじて人の心
187 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:01:02.05 ID:4YFbfBu4: 方便でしかなかったって言ってるから、最初からそういう方針で、密偵どもは関わってないっぽいな
189 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:01:48.28 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　ヽﾐ;'''"´ﾆ二三三! : .:. :　　　｀`丶､
　　　　　　　　ﾉﾉﾆ二三三三三{ : .:. :. 　　　　　　`ヽ
　　　　　　　 ,ﾊﾆ二三三三三ｦ: .: .:.:. 　　　　　　　　ﾞ､
　　　　　　,ﾊヾミﾐ,r'⌒ヾ云ｦ:. :. :. :. 　　　　　　　 ',
　　　　　　 ,ﾊミミﾐ/　　　lヲ´. :. :. :.:.:.:. ‐-､､,,,, 　　　　!
　　　　〈　ミﾐﾐ!　〈〈. :.: .: .: .: .:. 　　 :. .:.｀`ヾミ;､,, 　　1
　　　　　　 V ミﾐﾐﾞ､　い.::.:;.　　　　｀`ヾrﾃ式㍊'′,,､1
　　　　　　　V.:.ミｼ入_/.:.:.:..:'、　　　　　￣´.:.;;　 ,成ｼ′
　　　　　　`y''"´.:.:/.:.:.:.:.:..:;i 　　　　　 ...:.:.:;:;　 i::Y　　　　　　　【彼女さえいれば玉座もなにも要らないと心底から思っていた彼は
　　　　　　　 /.;;;;;.:..:;′.:.:.:.:.:.;:　､　　 ,,,,,,. ィ´,,, .:;, _,」 !
　　　　　./;:;;;;;;;.:.::;..:.:.:.:.:.:.:.:　　';. '" ･-､､,,.　｀`' 了/　　　　　　　　王国そのものを恨みは刻一刻と拡大し王国そのものにまで肥大する】
　　　　　／.:::. ｀`ヽ､';:.:.:.:.:.:.:.:.　　l.　　　　｀` ＜ /
　　 __／.:;:;;;;;;:.`丶､　`ヽ､:.:.:.:. 　 |　　　ｰ,.;;;;;'　 /
　.:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:.､　　ヽ､:.:.:::;:,　　　　　 /
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　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.､　　 /⌒ヽ〈
　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:.ヽ　/.:.:.:.:.:.:い

　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　 "´￣￣￣｀　:　､
.　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　＿_____/　　　　　　　　　　　　　　　 ‘，＿_
　　　　　　　　　　　＼　　{　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨ ノ
　　　　　　　　　　　　　}　人　　　　　　　　　　　　　　　　 / /}
　　　　　　　　　　　　 /ｈ人}　　　　　　　　　　　　 /ノ.ﾉ}
　　　　　　　　　　　　 { 人__} ｘ======ｧ　　 r──‐ ､　{___ノ}
　　　　　　　　　　　　 {⌒V/　　-=rzケ　　 / モtzｘ__,　　V⌒}　　　　　　　　王様がこうなったのはこの国の自業自得
　　　　　　　　　　　　 { 人　　　　　　　　 {　　　　　　 /{ }
　　　　　　　　　　　　∧ （}　　　　　　{　 }　　　　　　　 })ﾉ./　　　　　　　　だからそれで滅びるのもまた仕方のないことだと思う
　　　　　　　　　　　 }　{＼　　　／(_...____..._)＼　　／}//
.　　　　　　　　　　　　　ｰ{　‘　　/ t＿___　＿__x　　 ,　　}_}　　　　　　　　　私がそう決めた
.　　　　　　　　　　　　　 { 　} 　　　　｀¨¨¨¨¨´ 　　 } 　 }
　　　　　　　　　　　　　 /{ 　{ 　　　　ー‐一　　　　 } 　 }
　　　　　　　　　　　　　/={＼､ ∧　　　　　　　 /　ﾉ／ﾄ､
.　　　　　　　　　　　　/二{　＼/∧　　　　　　　/　／　 |ﾆ＼
　　　　　　　　　　　 /ﾆニ{　　　＼　'ｰ──‐一'／　　　 .|ﾆﾆ=＼
. 　 -‐=ニ二三三三三三{　　　　｀＞-----＜　　　　　 |三三三二ﾆ=‐-　.
三三三三三三三三三三ﾄ､　　　 / 　　　 }､　　　 }三三三三三三三二ﾆ=‐- .
三三三三三三三三三三{∧　　　 ∧ 　　　 }∧　　 / }三三三三三三三三三三三
三三三三三三三三三三{/∧　　//∧　　　　}/∧　 ///三三三三三三三三三三三
ﾆ三三三三三三三三三人/∧／　　 .∨⌒∨//.∧///三三三三三三三三三三三=
190 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:02:52.53 ID:ZK66nqsa: 戦がフィーナ様の実家主導とかだったら確かに同情はする
それはそれとしてクソだが
192 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:05:20.14 ID:6JqOstZW: 王座なんて欲しくもなかったんだな本当は
193 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:06:06.93 ID:uZytDgcp: 子供やフィーナとの不仲の理由も納得やな
先代への反抗のつもりで反絶対王政派と仲良くしてたら、気づくと王になっていたと
195 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:07:26.24 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､‐''゛;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　｛;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;｛`''＜;.;.;.;.;.;.;.;.;.／ ./;.;〉};｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;｛: .　　__　- 　_　 /≦ ヽ;,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂;.;.;.;.;.;.;.;.;.｛: . ／;.;.≧s｡. _　〈_ソ.: ﾉ;,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂;.__;.;.;.;.;｛: /⌒ ｨ赱ｱ¨´ 　ヽ_　);.;,　　　　　　　　メリュジーヌ、軍に骨を埋める気はないか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ {　ヾ;.;.{: 　　ー-=彡　r　"　))､);!;,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､‐''゛/∧ヽ　 ',;.;':, .　　　　 _ -,,ゝ--";.;.;ヾ;.;,　　　　　　　おまえならば世界を穫れるかもしれんぞ
　　　　　　　　　　　　　 _､‐''゛:::::::{ {::: ∧ ＼ ',;.;.＼　　　／;.＞'ﾞ´_タ　};.;.;}
　　　　　　　　　　　　　　 _､‐''゛ {::::::::::::::∧∨::::＼､｀':,;.;.;.＼,,／;.;/ー''" _,,,,,ノ;.;.;.}､
　　　　　　　　　　　／::::::::: { {::::::::::::::: ∧∨:::::::＼` ＼;.;.;.;.;.;.;.;.廴,,,,,ノ;.;.;.;.;.;.／=∨
　　　　　　　　／:::::::::::::::::＼､::::::::::::::::＼､::::::::::`　_ `''＜;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.／ﾆ }ﾆ ',
　　　　　　　　　／_:::::::::::::::::::::::::::＼､＿:::::::::::＼､:::::::::::⌒i i::|｀ｰ----‐ ´ﾆ二｜ﾆ ,
　　　　　　／≧s｡`''＜:::::::::::::::::::::≧s｡`''＜:::::＼｀ｰ‐ ´ノ: | | |7/／::::| |二二|二=,
　　　　　／`''＜:::::::≧s｡`''＜:::::::::::::::::::::≧s｡`''＜　＼ :::::: | | |/::::::::::::| |二二|二ﾆ,
　　　 _／:::::::≧s｡`''＜::::::＼　＼::::::::::::::::::::::::::::~"''～､、∨::/ .V{::::::::::::::| |二二|二ﾆ∨
　 _､‐''゛≧s｡`''＜:::::＼　＼::: :＼　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ:, ∨ 人 }:::::::::::::| |二二;二二＼

　　　　　　　　　　　　 ''"~~/￣￣~"　、
　　　　　　　　／　／￣￣＼: . ＼＼
　　　　　　　　　 //ｉ: .　　　‘, ＼: . ＼
.　　　　　　　　 / . .://.:|: .i:　　　‘,　∧:. .　　‘,
　　　　　　　　 / /　 /＼　|: . 　ｉ :|:└ﾍ: . ‘,　‘,
　　　　　　/ /ｉ　.:i￣:|　|: .ｉ　.:| :|_､‐''"~..:‘,　‘,
.　　　　　　　/ /.:|　.:|-‐…‐-|　.:| :|:_ 斗-ミ: ‘,　‘,
. 　　　　 / /　:|　斗fぅう㍉ :ノﾉ´ヒ:リ:/　.:|＼　　　　　　　　　　　　オフレッサー悪いけど興味ないね
　　　／/ / i　:|　圦:∨ツ　 .::　　　^｀/　} :|∧＼
　　／　 / : | 八　＼＼　　 _｀　，　 ⌒ .:} :|/∧　　　　　　　　　　　僕はお嫁さんをしているのがいいのさ
　／　／|:..八　＼〈沁、　　　　　ｨ/ /} :|: /∧＼
／／／ /:|/　＼＼￣＼ﾆ=-　-‐く{:/ /^} :|: . /∧. ＼　　　　　　　　獣から人に戻れた幸運を手放す気はないよ
／　.:′:/..:|　..:/／￣ﾆ-_　＼「::〔厄〕:::イ| ノ..:|: ｉ: ./∧ ‘,＼
　　 {:　/　 |　//　 . :‘,:::::: ＼ Υ／＼ | |:|⌒ ﾉ: |: . ./∧ ‘,
　　 {//　.八 {/　 . . .:‘, :::::::: ）:|ﾆ- _.:八. 乂　-くノ: . .　}　　.:}　/
rヘ┐rヘ{: .　L-ヘ　. .:}:::: ／ﾉ: :　＼i>＼⌒＼ﾆ┐. :}:.}　ｉ: }:/-
|ﾆ- _ |　 }＼/￣　. . . .:〉⌒ '′　　　 ::.　｀丶､ニ|:l .:}:.}　 |:./ﾆﾆ
ニニニ- _　}-へ . . . :/: .∨: : : . . . .　 ::.　　　　Υ￣┐ -ヘニニ
ニニニニﾆ- _　 }. :／'，.八: : : : : : : : :ﾉ:::. . . . . 八「r⌒Υﾆ∨/
￣∨ニニニ/∧ヘ{: /∧／{ﾆ=‐-　く　 ]I=- ＜ }八厄ﾉ:|ヘ ∨/
二-∨ニニニ/∧__〉:/　{:::└ ''"~￣＼v／￣＼/L匸彡ﾉ: : ∨〉
￣＼∨ニニニ/∧ /　/ﾔ::::::／::::┌__} 「:::::::::/「＼-=^｀: : : : ∨〉
￣＼-∨ニニニニ}:　〈　} ／::::::::::::::::┐r　〕:,ﾟ「＼/＼:.. : : : : :.∨
二/∧-∨￣￣＼ｉ}_　-=ﾆ￣:.:.:.:.┌__//:::::::,ﾟ「 ./-/∧: : : : : : :∨
二-/∧-＼￣＼/Υ￣￣＼:::::::::::: ┐r　〕:,ﾟ厂/-二/∧: : : : : : :
二二- 〉￣￣|　:|　|／:::::::::::‘,::::┌__//:::: /＼/二ﾆﾆ/∧: : : : : :
二二 /ニニﾆ|　:|　|::::::::::::::::: ‘,::::::┐r┘/::::::::＼ニﾆﾆ/∧: : : : :
ニニ/二ニ-/|　:|　|::::::::::::::::/|∧:: // ／::::::::::::: ∨ﾆﾆ-/∧ : : : :
ニ-/二ニ-/ 　 / .八 ::::::: / :|/∧_/::::::‘,::::::::::::::::∨ﾆﾆ-/∧ : : :
ニ/二ニ-/ 　 / ./:::::::::::::/　 |:::::::/:::::::::::‘,::::::::::::::::∨ﾆﾆ-/∧: : :
197 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:10:58.31 ID:FgYfVSAk: 人に成り上がったメリュジーヌは使い勝手の良い戦力に見えるようだ
198 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:11:51.31 ID:S25eL3B1: でた、ドスケベメスガキドラゴン！
199 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:13:56.06 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐　　　‐-　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､-　　　　　 ´'
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 `､
　　　　　　　　　　　　 ,:_　　　　　　　　　 `,　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　/こ＼　　　　　　　　 ‘,
　　　　　　　　　　　 /　,:￣　　　　　　　　 ‘,
　　　　　　　/ 　 / 　 ./　/{　:　　　　　　　　　　　＜ﾆ〕
　　　　　 .′　.′　 ′,　{ _{　　　　　　　　　,　＾｝　　　.
　　　　　 .:　　　　 _､-‐宀‐-ミ､ { 　　 :　　 /_　/ .:　　　 :.　.
　　　　　　　　　　　　 _{､..,,_ﾚ'}八｀:.　　 }宀‐- ミ'/ﾉ}　 l: 　:.　i
　　　　　　　　.:　　:汽f^らぅ恣､ヽ､　.:　ﾉﾉ／/´'-　 ;　　:　l
. 　　　　　 {　　 . .{　ゞ"' ^' 　　ヽ/ ,ｨ抒恣ﾐk､ﾉ　.′
　　　　 , 　 {　　　. .乂 :.:.:.:.　　　,:.　　└^vヅノｨ　 /　　　　　　　　　　　　　　　（僕の傭兵団も侯爵家でそれぞれ
　　　　｝ ′ ！　　 .{⌒ 　　　　　　 .:.:.:.: ／ﾉ　' 　　　 {
　　　　 }.:　　 .:　　　乂_　　ｰ‐-　　　　　／イ /　 :.　　{　　　　　　　　　　　騎士としてお抱えして貰えて無事解散
　　　 ,:　　八　　　込　　　　　　　 ´ 　　／⌒}/　　 }　　 {
. 　　 /　　　_-:.　　　〔ﾉ)>_　　　　　　 /　ﾆ-/　　 ; _　　{　　　 __　　　　　　　元々皆行き場がなくて燻ってただけだから
　　 /　　　/_-∧　　i 〔-⌒]h｡,__ ,,..､､cぉ〔′ﾆ_ ′ 　 /ニ=--=ニニ
. 　 / 　 . ..た-'/∧　 l: 〔'　r宀ｱ⌒Ⅵ=┐　{-ﾆノ　　 /ニニニ=-￢冖　　　　　　　立場を得て身分相応になろうと頑張ってる……いい傾向だ）
　 /　　. . た-ニ/∧　l　}_,ﾉ..,,_]､＿ﾉ＿,,.L_ {／　　／ニ-／_､-￢冖
　'＿　,,ノた-ニニ/ﾊ :　;''"~￣＿＿　￣／　_､-ニ-｛_- ／
ﾆニニニ{　-ﾆニ]_､-} }/-ニニニニニ-,　／ニニニﾉ/. .
-宀￣ .〕　-ﾆア-ニ｝たニ二二二ﾆﾆ/／ニ}ニニ／[. .　　　　　　_ -ニ
. . 　　 .〕　-ｱ r ､_ノ:たニニニニニﾆ′{ニ-}_､‐.::::::l[＿,,..､､-=ニニニ
. .　　 . .〕　-′L　ヽ'ニニニニニﾆﾆ｛　乂-^ﾍ::::::::///　／ニニニ-￣
zzz┐Tﾉイ:｛-_⌒＼(ニニニニニ-　_ ＞ '⌒>_]_／/ }　/ニニ-￣厂[
ニ- } }_//〕::Ⅵニ-＿)〉-ニ-　 _　-ﾆ/ _､-ﾆ{-_　／　{ └-ニ/_／ニ-_
ヽ_ノノ//_ﾉ_-Ⅵこt_／ﾆ-__-=ニニﾆL(ﾆﾆ∧　T　_-;ニニ=-　　￣ -ニ
￢V-｛ {／_--Ⅵニニニニニニニニニニ/ ∧ :{ _-/ニニ∧ -ニニ-_
､-_＼{　_-ニ '^ﾍ-ニニニニニニニニニニ/ ∧{／::-／_-{∧ -ニニニ
^ヽニ｛_- ／ニ「込-ニニニニニニニ-￣＿　_-｝:::::::{ ｛こ｛ {こ_ -ニニ
　　V└ヘ-ニ { ＼＼-ニニニニ-￣／￣_[　「~"''- _､丶｛ {こ-＼-ニ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､-‐… '^"~￣~"''～､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､-　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .／　　　　/　　　　｀ヽ...　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .／　　./　|　 |　　　　',　‘，　　　　　　.‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./ 　./　/...:::|　 | 　　 |　 |:.　 _､　　',　　　　‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 ./､ /　　　　　　| |　_,,-=三，　 ',　　　　.‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.:　 ./三=- _　　　　　.:|:　　￣|￣.‘　　',.　　', 　 ‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .: 　 .|''"”|￣　　　　　　|　|　|　|　| .|　　 |　　 ',.　　‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　|　　| 　 |: 　　　　 |　|　|　|　|./　　.:|　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　| 二＞ー-',　..:|　-一＜二 /.| 　 . |　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　|　|　| | ‘，.', ..:|　.:|　/ ／／　| 　 . | 　　.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|_ 　 |　| |:.　.､ ',...|　/__／　　　　　..|.ミ　 |　　　　　　　ただ僕が仕込んだ息子に関しては軍を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　| .|..,,r笊苳ミ､＼ | / ,r笊苳ミ､ .| 　.|...|　.|..:.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　| ‘，　　　　　　　　　　　　　.| _| |...|_ノ_...|　　　　　　　息子が志望したらそっちに送り出すのは吝かじゃない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　|‘，　　　　　　　　　　　　　.|　./　.::..|　.|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　| |‘，..　　　‘_ ､ -‐ ァ　　 .|../　/|　|　.|　|　　　　　次代に期待して首を長くして待ってたたらいいんじゃないかな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|　| | |‘，　　ﾏ ::::::::::::::ノ　　 .....::|/　/..|　|　.|　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./|　|　',.| | | ＼　　￣￣　　 .._､- ^＾|　/　.|　|　.|　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/./...:|　 }| | | | |.≧ｓ｡　　。ｓ≦＿,,／../.|.....|　|　.|　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　././..../|　|.'，..| | | | | ┌― v''"＾_､.;/ . /　|.....|＿ . |　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　..::　|　..| |　|　'，!_!_!_!_,,､|: : んﾊ: : : :/.／　./　.:|:::::: =-..,,,_|_
　　　　　　　　　　　　　　／　 .|　..| |　|　 ‘，: ／／＼乂ソ _､-(/ / ./　/..|::::::::::::::::::／
　　　　　　　　　　　　　／　　　八八|　| .|_....‘｡／　　／￣', ', . / / ./ ../ ./::::::::::: ／_､-
　　　　　　　　　　　／　　　／　: ＼.ヽ.| .|_)　 .}､―――-.､ｰ ''"　／／　/ｧぅうハ:i:i:i:i:i:i
　　　　　　　　　／　　　／　 /　/ ＼　ヽ_,,,ノ. ｀''～- ,,_　ヽニ二.ノ__／.ん{薔}.）}:i:i:i:i:i:
　　　　　　　　／　　　／　　 ./　/: : : :)_ノ　　　　　..::: ／￣~"''～ー- ,,,_{＞fヽ､,ｿ:i:i:i:i:i
　　　　　　　／　　　／／／./　 |: : ／　　　　　　.::::／　　　　　　　 .‘， .寸i{ノ>':i:i:i:i:i:i:i
　　　　　　..:　　　　/.／／　 .:　　|／　　　　　　　　/　　　　　　　　　　.|../ _|:i:i‘，:i:i:i:i:i:i:
　　　　 .::　　　/　／／／　　.:|　　　　　　　 /　　　　　　　　　　|/　 |:i:i:i:‘，i:i:i:i:i:i
　　　　　/　　　 ./　ィ辷辷(_辷､ .|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八.. ..|:i:i:i:i:i:`*｡,:i:i:
　　　／　　　／r<辷: : : : : : : : }人　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : ／|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}:i:i
200 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:17:57.70 ID:t1mR2a5q: 　:.|　　:|　　| : |ヘ　　　 |　　　.:|　　　　 .:| 　 .／ヘ /,
　:.|　　:|　　| : |ﾆﾆ＼　 .:|　　　::|　　　　 ::| .／ﾆﾆﾆ〉./,
　:.|　　:|　　| : |￣-= 〉 : |　　　::|　　　　 ::|└⌒￣　 /,
　:.|　　:|　　| : | :l　　　　:|　　　::|　　　　 ::| 　 /　/　　 /,
　:.|　　:|　　 | : |八.:　　　:|　　　::|　　　 '"~￣~"''　　　 /,
　:.|　　:|　　 |　 _ -―…―　　　:| 　　 ./:　 ,､ぃ/　　　 /,
　:.|　　:|　､丶｀　八　＼ . ＼　 :|　　 /　,ｨ笊ミk㍉}　　　/,
　:.|　　:ｉ　　 |　　..x竓芹羔ミx＼.:|　//イr沁::|　)}　 |　　　/,　　　　　　　【メリュジーヌ、彼女は事件後の公式記録は驚くほど少ない
　:.|　　　　..::_ｯぅ^: 灯i}:: }　　　丶'＾　 ;:{ﾚﾘ:ﾞ　′　| 　　./,
　:.|　　　..⌒〈^. {:::{しﾘ: :;　　　　　　　 Vrツノ　　　|　　　 /,　　　　　　　主人公の嫁としては皆の子供の子育てを尊び平和を愛し
　:.|　　　　 |　 .乂辷::ノ ''^　　　　　　}　/;/;/;/;　　　　　 /,
　:.|　　　　 |/;/;/;¨¨´ 　　　　　　 ′　　　　八　　　./,　　　　　　　子どもたちからもよく慕われとされる】
　八　　　 |　　　　　　　　 . ..―┐　　　　 :}　　　 ./,
./　　　　　:|＼　　　　　　〈: : : : : :У　　　ｲ　 ,ﾞ　　　./,
　.:|:　　　　::|　　　　　　　　ー‐ '’　　／ /　 ,:ﾞ　　　 ./,
　::|:　　　　::|L＿　〕ｈ｡　　　　　　　　／.:　/　 ,:ﾞ　　　　 ./,
　.:|:　　　　::|―――― .]Iｯ｡,,_ 　　イ　/　/　 / /　　　　 /,
　.:|:　　　　八⌒/,::.(⌒rヘ.::/,―┐/　/　/　 / /　　　　　/,
　.:|　　　 /∧__/, LУL丿.:/,::.::.|｀~"''～ ,,　.:/ 　 /　　　/,＿＿＿
／^ 　　　 /∧ー――　イ⌒＼.::＼.::.::.::.::. / 　 /　　　　/,. ::://.:/
.::.::}　　V/.　 /∧ ＼/''^~￣￣＼＼.::.::.::.::.: / 　 / 　　人/,.://.:/ヘ
＼八　.V/ 　 /∧ /＼￣￣＼　丶　＿彡　 ./　　／八 /,_:／　　＼
＼＼　　V/ 　 /∧/.: :＼　　＼／￣ ./　 /　／/ /　　/,　　　　　　＼
201 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:19:50.27 ID:6JqOstZW: そりゃ公式記録に残し辛い何かをやってたのでは？
202 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:22:56.42 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,､､､､､､､､､,,
　　　　　　　　　　　　　　　＞''~´ 　／　　　　｀`～､、
　　　　　　　　　　　 ,　´ ／　　／　　/
　　　　　　　　　／　／/ｱ　　　　 |　　厶　　　　　　 `　､
.　　　　　　　　　　／　＞‐/　　､、 '， ∠ｉ:ｉﾑ
　　　　　　　　　 /　/　/´/　　　 /l　 `'＜,,＿_￣'，　　　　　　　　　　　　　　　〈/ ﾉ7
　　　　　　　 /　/　/∠|　 |l 　 | |.　　　/＼　　 '，　　　　　　　　 '，　　　　　　厶乂
　　　　　　　　　　　　／ヵｘＶ |l 　 | | 厂／| 　＼　 ', 　　　　　　 '，　　　　小ミ
　　　　　　　 ' 　／ √　　Ｖﾊ　 |ｨzzx ､/　/ /　ヽ. |　　|　　　　　　　　　　　 ‐|,､‐､
.　　　　　　　　 ,　　　　　　　　 '，､{::::::㍉､/ /　　　 |　　|　　　　　　　　,　　　　　/|　,ノ
　　　　　　 | |　　　 _.　　　　 ',{ ⌒｀`''う》､ /　　 |　　　　　　　　　 ′　　　　{　　}　　　　　　　【産まれてからずっと主人を
　　　　　　 | |　　　廴>　　　　　　　　　/　/　　 /|　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ
　　　　　　 | |　　ゝ　　　　　　　　　 /　/　　 /＾|　　　 |　　　　　　　　　 ┼ ヽヽ　　　　　護りながら駆けてきたその行いと
　　　　　　 | |　　　　　　　　　　　　　⌒/　　 /_ノ|　　　 |　　　　　　　| 　　　 │￣
　　　　　　 | ト .　　　　　　　　　　　 ,　　　 /: : : |　　　 |　　　　　　　|　　　　　￣　　　　　　戦後一切の戦場から足を洗って家庭に専念したことから
　　　　　　 |　　: :＞､　　　　　　　／　　 /.: : : :.|　　　 |　　　　　　　|
　　　　　　 ,　 ∨ : : : : Ｙzzzzzzzz/　/　　/.: : : : :.|　　　 |　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　後の創作のキャラとしては戦いたくないのに
　　　　　　　/.　　 ∨: : : :|￣|￣〕‐‐|　/{ 　 /.: : .: :. :,　　　　|　　　　　　　|
　　　　　 / .|　ヽ＼: : :|＿|彡ﾆﾆｌ| .{ﾆ＼: : : : : : :/　　　 .八　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　戦わざるを得なかった人と信じられたという】
.　　　　 / /.|　　 :＼＼{ニニニﾆ人ヾニ≧=-　/　　　／　＼
　　　　 / /　| ＿　-=ﾆ＞''´ }''寸ニニ) )ニﾆﾆ二{　　／￣＼＼＼
.　　　 / / 　｢ﾆニ＞'|´　.／　　 `マ/ /ニﾆ＞''´{ ／|　　　　|.　＼＼
　　　 / /.　　 |ニｱ　 | ／　　　　'，　`マﾆ／　　/＿_＼＿／. 　　＼＼
.　　　{ :{＿＿ |ﾆ/　　 /　　　　　　 '，　　ヾ＼＿/⌒ヽ　　　/　　| 　　＼＼
.　　　乂＿　／ﾏ　 /　／　　　　　 '，　}　∨＼~ ‐ _ 〉 , イ､　　|　　　　　＼＼
　　　　　　／　　 .ﾏ.:{　/ ´　　　　　　', ﾉ　Ｖ.　＼　／　　ハ　　　　　　　　＼＼
. 　　　 /　　　　　ﾏ,　　　　＿＿＿}＿　　'/ ＼＼　　/＿}＿＿＿＿　　　　＼＼
　　　　〈　　　　　　ﾏﾑ　乂／　　／ニﾆ}　　}.　　＼／へ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:} 　　',/ ＼
　　　　　 '，　　　八ﾏﾑ／　＿／ニﾆﾆ∧　∧　ヽ／i:i:i:i:i:ｉ:＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ乂　　'/ /
.　　　　 }》、　　　 ,ｨﾏマxニニニニ二二∨ﾆ} ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}　　 ∨
203 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:23:17.03 ID:S25eL3B1: まぁ愛を知る前は父親から頼まれた汚れ仕事を担当していたから仕方がない。
204 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:27:17.18 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　.　　゛￣　　　　｀`　、
　　　　　　　／　　　　　　_　　　　_　＼ / /
　　　　　　　　　　／　／　　　　　　＼ヽ/ /
　　　　　 /　　　.　　 /　　　　　　　　　ヽ. ∨/
　　　　　,′　　/　 ./　　　　　　　　　　　i　', /
　　　　 ,′　　,′ .ム　　　 /　　　',　 i　/!　i
　　　　,′　　,′ ./ﾞ宀　　 ′　　　　 .|ｨﾆ|　 !　　　　　　　　人の心が分かれた
　　　　　 , - 」　　i‐.|i―i .T　　　､ }　.}￣　.||
　　　　　 {f> }　 _」z」L_ h |　　　 /`ト/L　　ﾞ.!　　　　　　　　愛を知れた知らせてくれた
　　　 |　乂 .|　　^乂tテ㍉　　/,xzｫ=ｧL　 ,' |
　　　 |　　　｀|　　 |:/:/:　　ヽ/''.vツ ./　　,　|　　　　　　　　あの人が戦いを望まない
　　　　　　 .八　　.!　　　　　 '　:/:/:./ﾞ　　 .|
　　　,′　 /　|　　| ＼　ﾔ: :ｧ　 .／_|　　,′ |　　　　　　　　なら僕が戦いに身を投じる意味は一切ない
　　　　　,ｲ_..ィ!　八ﾐx丶＿´.ィ:.:￣:.l　 /_　　/ /
　 / r ￣＼:.:.:|　/:.:.:.:マ(⌒)ｿ:.:.::.:.:.:.i　/!　＼.∨ /
. /　|　　　　ヾl ,':.:.:.:.::.r」ニィx:.:.:.:.:.:|　{,'　　 i　∨ /
/　　〉　　　　 jf:.:.:.:.／/　ﾍ　{￣冖丶ﾔ　　丶 ∨ /
　　 i ／　　　ﾔ:／　,　i　　ヽv　　　ﾏﾆﾊ、　　ヽ.∨　/
　＝ﾞ―′

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　｀''～､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.　　　 /￣　　　＼　　　 '，　　　　　＿
.　　　 /::∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /i＞ / /　　　　　　}＜ﾑ　 ∨　',　　　　　　　ヾ::h､
　　　　 |:::::::∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/ /　/ /　/　　　　 /　　ハ　 ∨　,　　　　　　　ﾏ:::ﾑ　　　　　　　　　　宝の持ち腐れ？宝なんて持ち腐れする
　　　　 |:::::::::::ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/ /　/斗-‐　　`ｰ／＿／　 '，　, 　　　　　　　 {:::::::l.　　,ｨ
　　　　ヽ:::::::::|　　　　　　　　_,　　　　　 _ -~/ 　　／ /__/　|　／/ ／⌒''＜.'， ′ '/　　 })h､　　　 }::::人,／::}　　　　　　　選択肢を選べる余裕があるなら
　　＿　　}:::::::::＼　　　　 ,ィ(::/､丶⌒''ー''´ 　　　　 ,ｨ笊竿ミx|／　,ｨ笊竿ミx/.　',　|　 '/　　∨::ヘ＿ノ:::::::::/:::::::}
　　ヽ::::＼!::::::::::::::＞‐＜:::::::::/　　　　　／　 /　　ﾊヾヒツ　　　　　　ヒツノ^ヽ　 | 　Ｖ.　　∨:::::::::::::＜￣ヽ::/Ｙ　　　　　　選んでもいいんだよ
　　　ヽ:::::::):::::::::/::::::::::::::／´｢二=‐　　　　/　　./ 　 / :.} ´:/:/:. <ｌ　 :/:/:/:/:｀ │　}　|　　 ∨　　＼:::::::::Y:::::＼::::::V
　　　　 ∨^Ｙ::: ,:::::::::::::::lﾆ=‐＜二＼ニ=-.{　　 {　　 {:.圦　　　 v ―┐ 　 .:/:/:./　　 /＿　　＼　　＼:::::}::::::::＿＞:〉　　　　　　旦那様のお陰で今は平和だもん
　　　　　{ :: }:::::{::::::::::::::/ニニ-.＼二＼ニﾆ＞‐ ＼.　＼ヽ、　　 _ ノ　　　__／　／／ﾆﾆ|＿＿＿＿　ハ::::＜__ノ::::ﾉ
　　　, -~＼｣‐､:::::::::::::/ニニニ=-|￣:::::ヽニニニニ＼　ヽ::::h、　　　 /´ ＿＿／ニニニニﾆ二-／./ ﾍ:::::::::::`ソ
　／　　　.:ゝ__〕:::::／ニニ二二-|:::::::::::::::∨ニニﾆ二:'，　Ｙノ::::≧≦:::/　/ﾆﾆ.／ﾆﾆｘ=ミニﾆﾆ-.／ﾆ./ニﾆ≧=≦ﾍ
. /　／~￣￣￣＼ニニニニニ-|::::::::::::::::::∨ニﾆﾆ:／} 　 }／￣￣＼{　 {ﾆ／ﾆﾆア　　　)ﾆ-.／::::|-/ﾆﾆ二二二‐∧
/／　　　　　　 .∨ニニ二‐／:::::::::::::::::::::}ニニ:/ﾆ./　 /ニニニ二∧　∨ニﾆ圦＿, イﾆ／:::::::: |ニニニニニ二‐∧
/　　　　　　　／｀''＜＞''´　￣￣￣￣人ﾆﾆ/ﾆ./_／ﾆニ二二二二＼∨＼ニニﾆ-／ :::::::::::: |ニニﾆﾆ二二二‐/
　　　　　　　　／　　　　／　　　　　／ : : : : |＝《ニニニニニニﾆ二二》ﾆﾆ＼ニ／:::::::::::::::::::::∨ニニ二二二‐/
　　　　　／　　　　／　　　　　／.: : : :. :. :.|-ニ＼二二二二二ﾆﾆ／ニニニニ＼イ⌒''＜:::::::＼ニニ二二-/
205 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:28:14.48 ID:v2U0KC4Z: それ以上に愛を知ってからの八面六臂の大活躍で多少の汚名なんて消し飛んでいるのが大きいわな
206 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:34:25.62 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　＼´"''～ .,_
　　　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::＼＿＿＿
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　　　 /::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::: |::::::::::|::::::::|::|⌒
　　／:::::::| ::::::::::::: |:::::| :::::::::::::::::: |＼:::|:::::::::|::::::::::|::::::人|
　 ⌒|:::::: | ::::::::::::: |:::∧:::::|:::::::::::::| 　)ヘ;:::: |::::::::::|⌒|
　　 /::::::::| ::::::::::::/|/　＼|:::::::::::/＿／__＼|::::::::::|丿|＼
　／⌒＼|:::::::::|/　⌒＼　|::::::／ィ^扞了　|/|::::::[／　 |
　　　　 |:::::::::|　¶￣扞ミ|／　　　乂ン　　|::::::|　　 /
　／￣￣|へ、|＼＼ヒツ　　　　　￣　　厶イ　 /￣￣＼
‐{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ﾆ∧　￣　 [〉　　　　　　／／　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|二∧　　　　　ァ　／／　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼　　　　　　　　　　王は俺でいいんだなリューセ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ニ⌒＞_　＇　　　／／　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ﾆニニ二二＞―＜／　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ﾆニニニニ|　　　　＼　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.└─―┬へ|　　　　＿) 　 | :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
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　　　　　　　　　　 i}＼ﾆ丶、　　　　　　 ′　　 '; : : : : : : :_i!
　　　　　　　　　　　 {i,/_`＜ﾆ＞｡,_ 　 ,,.．,,zzzzzzｭ､＞-‐=ﾆ三i}　　　　　　あぁ譲るとも
　　　　　　　　　　　　　/任王ミ≦ミ三7'ニニニニﾆﾆｉ|三ﾆ-‐ｯ='-､
　　　　　　　　　　　　　i!　_;;zzzﾐkﾏ｀''{{ニニニニニﾆｉ| 　 |:./,<ﾞﾏi i　　　　　王位を真に得られそうな奴が捨てたのに
　　　　　　　　　 i|､"´::.....｀':}　　ﾏニニニニニ'/ 　 |:.| ヾ!j j !
　　　　　　　　　　　 i| ｀`''ｰ-　' 　　｀ﾞ'‐=.,ﾆﾆ才<　　 |:.|/;ｿﾞ//　　　　　俺が捨てなきゃセシリアに馬鹿にされる
　　　　　　　　　　　　 il　"" 　 ,′　 .:::､　　 ""＼ニ＼　!:{彡'"/
　　　　　　　　　　　 i!　　　ﾞﾐュ_'　.ﾉ　　　　　＼ニ＼{,,．''´
　　　　　　　　　　ﾟ，　 't:､__ｰ_＿___　__,,、　　　`'＜;/
　　　　　　　　　　　　　　　':､　｀ﾐｰ---‐''",.ﾞ'"'　　　／:|!
　　　　　　　　　　　　　　l}＼　　~￣｀¨´｀　　　 ,..:'ﾞ　 :|!
　　　　　　　　　　　　 i|:::;;.ヽ　　　　　　　　,..イ;:'　 ..　!
　　　　　　　　　　　　 ,,.，i!::::;;;:. ＞｡.,,＿,,.｡＜.::;;::'　 ,.::::　|!､
　　　　　　　　 ,.． ''" (　(!::::::;;;:::::i:::::::::::::::;　 ,.':: 　 ,':::: ,,.ﾉ　｀7´ﾞ;ｰ．.,
　　　　　 ,,.．‐'"　　　　 ^､＼::::;;;:::ゝ　　'　 ,.'::::_,,.．‐''" ,,.　''"/ .:/　　　｀ヽ,_
　 _,,.．‐'"　　　　　　　　ゝ　｀""'''''──''''"´,,.．‐''"´　　 ./ .:/ 　　　 .:/ .:〉．.,,_

　　　　　　　　　　　　　　　＿
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　　　　　　　　　 {::{::::::::::ｌ{:::{::::∧ノ{::::::::::ﾄ::fi--∨::::::八:＼
　　　　　　　　　 {::{::::::::::ｌ{:┼/'"乂}:::}:::::}::八::::::!:::::::{::::}￣　　　　　　　　まったく呆れたほどの親馬鹿と
　　　　　　　　　 {::{::::::::::ｌ{/l/　　八}::/{/ 　＼{ﾟ｡::::}:::’
　　　　　　　　厶{:::: :::::l{,,r=≠ミ　 ∨　 '"¨¨` .ﾊ/}/　　　　　　　　　　馬鹿義息子だぜ
　　　　　　　　　　　八ﾄ:.＼ｌ〉　　　　　　　　　　　 _,ﾉ
　　　　　　　　　　　人:〉-＼　　　　　 !　　　　从　　　　　　　　　　　　だがお陰で争いなく王位につける
　　　　　　　　　　　 }ﾍ、:::ｉ:.... 　 ⊂　つ　　.〈ｉ{
　　　　　　　　　　　　　　＼|＼}::... 　　　／　　　　　　　　　　　　　　　純粋に感謝するぜおまえたちに
　　　　　　　　　　　-=ニ二二二}::::::::＞…く{二二二二ﾆ=┐
　　　　　　　　　　 {￣　¨¨¨¨¨¨¨ﾞ}､::::::::::::::::从ニ厂￣￣　｜
　　　　　　　 _}＿￣￣￣::i　{∧｀¨¨¨´　 ∨　/￣￣::人_
　　　　　　　／＿＿｀¨¨‐=ﾆ=} 八_.＼　　,.:‐/　/ﾆ=‐:/´　 /_＼
　　　　　 ,′＿＿＿　　―‐＞'⌒ヽ.＿_／ﾞ'＜＿__/　　./＿＿
　　　　　　｡＿＿＿＿＿　‐=ﾄ､:::::}:／＿＼,},／＿/　　./＿＿__}
　　　　　 {＿＿＿＿＿＿＿__,}￣}ｌ/￣}∧　∨__/　　./__________}
　　　　　 {＿　／＿＿＿＿＿厂 {ｊ＼_ｊ}::∧ 人/　　 /＿_}＼___,}
　　　　　　 /__／＿＿＿＿＿__,厂 :{ ／⌒ヽｊ∨/　　 /＿＿＼.＼}
207 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:36:29.18 ID:lrfT7/8C: お前ら父親に似てないな（褒め言葉）
208 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:37:48.87 ID:S25eL3B1: あの王は終始暗愚の皮を被った怨念の怪物だったからなぁ。
209 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:38:51.41 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,..　　　 ..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : :｀`丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : ‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'､: : ,ｰ- ．;_: : : : : : : :i: :.‘,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i＜＞｡,　　｀ﾞﾞﾞ'''''''''''''''|!ｰ; :!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: :/,,`'＜＞｡,　　　　　!　 }|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r=､:i' '' ''＝=ミ＜＞｡,,r====､!　　　　　　クク、だが今は王家が玉座に就いたが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾞ{ｨ'i:!　:: k赱テ｀゛::`'｛{ﾆﾆﾆニ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼､|　｀ｰ-二　　'　 i:ゞﾆﾆニﾉ　　　　　　次代はどうなるかわからないぞ
　　　　 r‐､　＿_　　　　　　　　　　　__,．''二ﾐ;.　　　　　　'´_ .,j! ｀ヽニ}
　　　　　ヽ ,∨｀'__｀）-､　　　　　　／ ,ｨﾁ´￣i!i,　　　r＿__｀ｰ='′　/ﾞ´　　　　　　　ライバルは強いからな
　　　　　 } /　／　ﾞ'ﾉ-､　　 _,fﾞ　〈ii′ ゝ/　}h､　　｀ﾞﾆニﾆﾞ'　./ﾐヽ、
.　　　　｛_,:' ´　　,／　 /-､''´　ヽ,_　｀ｰ-､、＼::iiｉ}h､　　 ""´,.ィ:::::::＼＼
.　　　　　 ‘，< ,;　ﾞ′ _,/　｀j!　　　　＞｡,_　　＼＼:::i:iii≧zzz'ﾁiii{ﾉ:::::::::::)　)
　　　　　　 ‘，:`: . '..,_ ´ ;, /　､　　　　　＞｡,_　｀ﾞ＼:::i:i:i:i:iiiiiア..::::::_／　'ﾞ〉
.　　　　　　　r}!: : : : : : :':':ﾞﾉ　　 :、　　　　　　　　＞｡,_,ﾐh､_∠,､-‐''´＿,.．ｨ
　　　　　　　ヾ;､: : : : : ／ヽ、　｀:、　　　　　　　 //ミｉ{＿|.|-‐''´ﾞ　　＼
　　　　　　 /:{､　｀￣´　.,,/　i、　｀:、　　　　　　 //　 }ﾞ|'l　|.| 　　　　　 ‘，

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィ'/_ z　,＿
　　　　　　　　　　　　　　 ,＞―″::´::::::::::::::::￣ﾆ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラ"´:::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 /::/::::::,::::::{:::ｊi::::::::::},::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　 /::∥:::::ii:／!/ !ｉ:::::::}:ﾄ,:::}:ﾍ:::f=ゝ
　　　　　　　　　　　 ∠,,:::{::::::／. ￣｀ﾘ!::::/ﾘ-ミ,::::}:ﾍ
　　　　　　　　　　　　　 /::r{::::!} ｬt-ｪ;`'ﾍ;/ ‐- ｿ'VI::ﾑ
　　　　　　　　　　　　　ﾚﾍＶ::!　└'　　　　けﾞi. /::::ﾊ,|　　　　　　　　知ってるよ
　　　　　　　　　　　　　　 |ゞﾍ!　　　　､　｀　/ﾞ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　 Wﾞ心_　 !` ‐ｭ　　 ,"　　　　　　　　　　　　息子まではなんとかするが
　　　　　　　　　　　　　　 _, -'ﾞ二´-t. }＼.｀¨´　.イ ._
　　　　　　　　　　　ﾍﾆ´: : : : ::}. ! 　 ` '7＿__/ ,ﾐ7　　　　　　　　　　　孫の代は乗っ取られてもそりゃ俺のせいじゃねぇ
　　　　　　　　　　　　／￣: :￣`‐-､'､'､__. 　 j､;ll!V /:/
　　　　　　　　　　　/: : : : : : :;,;,;,; : : : 匕='ゞ､_ ,Ｚｔ',"::k　　　　　　　　　　　後のことは後の連中に任す！
　　　　　　　 /: ; _,, -‐'¨ﾞﾞ: : : : : : ヘ=≦_ヽ､,ィ゛:: ｀へ
　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : /./ ヽ､ラヽﾍ: : : : ﾍ
　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : :/ / 　 <´> ゝヽ: : : :ﾍ
　　　　　　∧: : : : : : : : : : : : : : : : : ::/ /　　　个　ﾍ.ヽ: : : ﾊ
　　　　 /": : : : : : : : : : : : : : : : : :／./ 　　　　　ゝヽ: : :ﾊ
　　　　/ニ二ヽ､__: : : : : : : : : : ／／　　　　　　　＼＼: ﾊ
.　　 /　　__ゝ`＞､｀_` ‐‐‐＜´ｨ´　　　　　　　　　 | ＼＼ﾊ
.　　ヽ　　￣　＼　　￣￣ ´|　　　　　　　　　　　 | 　ﾍﾍ!
210 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:43:16.02 ID:t1mR2a5q: 　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/|: : : : : :|/|　　　　　　　　 |/|: : : : : :|　　　　　|　 |: : |
　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/|: : : :　 |/| 　　｜　　　　　|/|: : : :　 |　　　　　|　 | : :|
　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/|: : : :　 |/| 　　 ┼　　　　　|/|: : : :　 |　　　　　|　 |: : |
　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/|: : 　　 |/| 　　｜　　　　　|/|: : 　　 |　　　　　|　 | : :|
　　　　 | ヽ |＿|_,;,.:. -‐'':::|　　 |/|: : 　　 |/|　　　山　　　　 |/|: : 　　 |　‐- ...,,,_|＿|／|
　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/|: : 　　 |/|　　／><＼　　　 |/|: : 　　 |　　　　　|　 |: : |
　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/|　　　 |　／／　 .＼＼　 |/|　　　|　　　　　|　 | : :|
　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/| 　　　 ∠エエエエエｴヽ　|/|　　　 |　　　　　|　 |: : |
　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/|　　　 |_;;l|　　　　 |_;;l|　|/|　　　 |　　　　　|　 | : :|
　　　　 |　　|　 |: : : : : : : :|　　 |/|　　　 |_;;l|＿＿＿＿|_;;l|　|/|　　　 |　　　　　|　 |: : |
　　　　 |　　|　 |: :∧ :∧ :|　　 |/| ／＼　|_;;l|＿＿＿＿|_;;l|　|/| ／＼.:|　　, 〈〉:..|　 | : :|　　　　　　　　　　【険悪と言ってもまったく過言でなかった王子たちは
　　　　 | ヽ |＿|_,;| ||-| ||::|　　 |／　　　　|_;;l|＿＿＿＿|_;;l|　|／　　ﾞ:|‐ /(_,||ィ:|＿|／|
　　　　 |　　|　 |: :|_||: |_||::|　　　　　　 |_;;l|＿＿＿＿|_;;l|　　　　　 |　|.┌|ﾄ( |　 | : :|　　　　　　　　　　主人公の台頭で手を取り合う余地が生まれ
　　　　 |　　|　 |: : ||: : ||: :|　　　　　　 |_;;l|＿＿＿＿|_;;l|　　　　　 |　＼|:|| . |　 |: : |
　　　　 |　　|　 |: : ||: : ||: :|　　　　　　 |_;;l|＿＿＿＿|_;;l|　　　　　 | rrｰ､|| . |　 | : :|　　　　　　　　　　ラティファの認めた男と腹を割って話し合い
　　　　 |　　| 　|: : ||: : ||: :|　　　　　　 /_::/|　:+:　:+:　 |!_;;;!　　　　　 | ﾄ|-:|:|| : |　 |: : |
￣￣￣￣|　　| 　|: : ||: : ||: :|￣￣￣￣￣.| ::l| :|　:+:　:+:　 |:| ::lｌ:.. ￣￣￣| | |:::|:|| : |　 | : :|￣￣￣　　　　　　野心のなさを知るとラティファと主人公の二人により
────|　　|　 |: : ||: : ||: :|─────:| ::l|/|　:+:　:+:　 |;| ::l|::───‐| ヽV::[| : |　 |: : |───
￣￣￣￣＼ |＿|_,;,:.: -‐'''" ￣￣￣￣ /ｴ７|/'⌒⌒⌒⌒:|:|エ|￣￣￣￣゛'' ‐-: ..;_|＿|／￣￣￣　　　　　　徐々に蟠りが溶けていたという】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〔三〕ｲ　　´　　´　 :|〔三〕... ... .. .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　|/|三三三三三|:| 　|:::::::::::::::::::::.::....................
　　　　　　　　　　　　　　　　　　〔三〕/　　　　　　ﾞ〔三〕::::::::::: :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　/, ' , ' , ' , ' , ' , ' , ' , |　 |:
　￣￣￣／￣￣￣￣￣/￣￣￣ /　/' , ' , ' , ' , ' , ' , ' , ' , |　 |:￣￣￣|￣￣￣￣￣￣l￣￣￣
───┬─────┬───f　-f '-, ' , '-, ' -, ' -, ' -, '|－|───┬─────‐:r───
　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ /　７ '",""' ,"' ,"' ", . '" ,"T"　|:￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　＼　　　　　　　＼ _,,,... -‐'/　 /, ' , ' , ' , ' , ' , ' , ' , ' , ' | 　 |:　_,,,... -‐'''"~　　　　　　　　＼
　　　　＼　_,,,... -‐'''"~　　　 ./　 /' , ' , ' , ' , ' , ' , ' , ' , ' , '.:| 　 |:　　　＼　　　　　　　　　_,,,... -‐'''"~
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211 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:48:02.24 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｬ――z　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐ｰ,!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　／　　　　　　　　　　　　 r‐ｰ1 　ｌﾞ　 lﾞ
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ｌ!　i i! |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r'.二ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　 |｜ i　|
| ｉ　|　ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、　　　　　　　　　　　　　ｌ!　i i! |
ｉ|　ｌ　ｉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ._Ｈﾞｆﾞﾆ、|　　　　　　　　　　　　　　 | ｉ　|　ｌ
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ｌ!　i i! |　く、　{./　 //　├(⌒ヽ　　　　　　　　|　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 {　-!　l _｣_ﾉ‐′/　　　 .|｜ i　|
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ｉ|　ｌ　i　　　　 | 　:　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　 | ｉ　|　ｌ
|｜ i　|　　　　 / 　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ|　ｌ　ｉ
ｌ!　i i! |　　　 /　　　　　　ヽ...}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |｜ i　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　∧　 ./I　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戦そのものは国から消えても
　　　　　　　　　　　　　 _ -=￣　 ~^　∧./|:] f[-={ |　/
　　　　　　　　　　　　 //　　　　}＼x]{_:/ /}/. ∨彡:/l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　侯爵家に対する羨望を支える誉れは
　　　　　　　　　　　　乂＼:}＼rf}X-( ,:'-=-:ミ -=-ヽ/
　　　　　　　　　　　　　￣∧ﾐ＼}:>:<ﾟo｡｡_ -==＜x Y｡｡　　　　　　ヽ　　＿＿　　　　　　　　我が騎士団で在り続けねばならない
　　　　　　　　　　　　　　　Xf>X/｡ﾟ ',ヽ'>≧tf｡.ﾟ，ﾟﾟx}∨ﾟ8｡　　　　　)／／￣ヽ)
　　　　　　　　　　　　　　　(-/‘/.l{＼XﾄX莎" } |!＼Y　‘， i!　　　_-^ ／　　　 l,'　　　　　　　旦那様とラティファ様の栄光を支え続けるのは我々だ
.　　　　　　　　　　　　　　｡ﾟ{/∥l‘,:莎l`~~￣　}/}＼＼_' ,.乂　_ -^_-^＿ _　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　 i! 乂{∧仏~ヽ __,　 .ﾉ,'y[ゝ-= =-─ ＜￣￣￣ヽ､
　　　　　　　　　　　　　_,,入　ﾉ/ ﾐf }h｡　"　.／Y ￣ヽ　.＼　 ^ =- ..,,＿＿丿＿.. -==-
　　　　　　　　　　　　Y"~~ﾟo｡{_＞=..二　辷 }~^l　　　　∨　　>彡),,...,,,_ =- ..,, ,,_　　　　: : ＼
　　　　　　　　　　　　ゝ-=三7ソ∠　　>＼ヽ　　　　　 ∧ﾉ∨　 ,'　　　~ -r,　 ~ =- _　　: : : ＼
　　　　　　　 _ ＿＿ >_"xf　|"　　 .／: : :.∧　 -､　　 ∥'　　　　　　,. '　-=＼　　　):l　　　: : : : ＼
　　　　 _-=三:＞-∨ _＞.厶',　　/　／:~'^l:＼　　〉{∨' ,'　　　　, 'ノ v　ヽ　~^ｿ　 /　　　. : : : : :,'/
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212 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:50:02.66 ID:yPidxYeT: やっぱタイプが違うから反り合いこそ悪いほうだけど、本来はやり合うほど仲悪いわけじゃないよな
揃って敬愛してた母親が謀殺されたのと父親がアレだからで、母が健在ならその元で話し合って今みたいな程度に笑い合えたんだろう
213 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:50:37.00 ID:t1mR2a5q: ;;;;;;;;;;;:;:;:;:;;:;::::::::.:.:.:. :: :: : . . :.ﾞ:,. . .　 . . .:.: :: : : :: .: .: .: :: :: : : ,:ﾞ　.　. . . . . . .,:.　. . :. . . . . : : .: .:.:.::;:;爻ﾐ
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:: :. .. .. .: :: :. .::,''".: : : :∧//} i{. . . 　　ｰ"''"´　　　 : . : : : : : : . . . : : .: .: .: .:.:.:.:.:.:.;ﾞ.:.::^:;:.:.:爻爻茨恣ﾐ
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二ﾆ==＝こ':';r''゛二ア:':':,二二二ア:':,こ{ぅ^(';';';';';)"''～､j{ヾYﾞ＝ミｈ､"ﾞﾞ゛"ﾞ"(:;;;;)ﾞﾞヾﾉY,,.{jjｌﾚァァァvｧ
二}{＝＝===}{====ｧｰ‐'ｧ￣￣┌ー'xx{x{xｯｯ{==＝芯ﾐﾐﾐ≪〃''ﾞ"ﾞ´.: .: .: .: .: .}{,.､x}{;;㌻'゛. :: .::.ﾞ :. :.':;
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王国の行く末　【1D2:1】

１　王家を侯爵家が支え孫の代もちゃんと続いている
２　主人公くんの孫の代で子孫が王国の王として玉座に就くこととなる
214 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:52:05.98 ID:yPidxYeT: おー
王家が崩れたり主人公の子孫が野心持つことはなかったか
216 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:52:53.01 ID:NPe9bm8L: よしよし
余計な争いはなくていい
217 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:52:59.19 ID:b+/ZXSuO: すっごい健全過ぎて主人公君とラティファの家はこれ王家忠臣の大臣家みたいになりそう
218 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 22:56:18.92 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 +
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧　　　　　　　　　　　　　　　　　【少し先の話となるが侯爵家は野心なく王家を支え続け
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[]]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／_＼　　　　　　　　　　　　　　　　王家が最も信頼する家として孫の代でも変わらずある
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　ﾚ┴<|　∧
　　　　　　　　　　　〈〉　　　　　　　　　　 (__)<＿_＿>(__,)　　　　　　　　　　　　　主人公の薫陶は侯爵家に連綿と息づいていた
　　　　　　　　　　　-ﾐ　　　　　　　　　　__|　|ﾞ|⊥⊥ｉ|　| :|＿
　　　　　　　　　　/=ﾐ[　　　　　　　　　 i|V: :| ﾚ'⌒ヽ|　| :|:V|　　i　　　　　　　　　故彼の伝説は後世でも薄れるどころか大陸中に響き渡るに至る】
　　　　　　　　　 /=ミ[ｨ　　_　　　　　　 i| ∨|_| : ◯ :|　|＾|/ |　 /＼
　　　　　　　,/'＾V//　 7[　　　　　　 i|.:.:| |.:| ｉ＾ｉｉ＾ｉ|　| :| : | ./　　＼　　　n＿
　　　　　　 /V'⌒V:/〉 ./_[　　　　　　/|.:.:| l: |_|_,||,_||　| :| : |/ 　 i　　＼　 |冂|i
.　　　　 _,/:/.:.:.:.///〉/ﾆ:[　　　　__|_癶| |_,|＿＿_|__[∧| |＿_/‘,＿___＼|凵||　　　　　　　　　 +
. 　　　 //:/.:.:.:.///:|/:::::::}　　　　　|￣lV| |＿（＿）＿[∨| |／/___V＼____,|＾ｉ＾|￣￣￣￣￣￣￣＼
..　　　　//:/.:.:.:.///:〈￣￣￣￣￣..:|∨|:.:| | γ⌒ヽ　 | | :| |／〈＿〉＼　　:|＾ｉ＾|　　∧　　 ∧　　 .∧＼
　　　 //:/'⌒V//.:.:/ ,ｉ　 ,ｉ　ｉ　ｉ　 |: : ∧｜ |/⌒Ｖ|.:.:| |＾| |＞＜＞＜＼__|＾ｉ＾|＿..|:∧＿_|:∧＿_|:∧
.　　　//:/─ ///.:.:〈.:/|‐‐i|‐ｉ|─|ー|: : |:::| |.:.:|:| 　 |:|.:.:| | :| |:ＹＹ´｀ＹＹ＾ヽⅥ＾ｉ＾|.:.:. :|::::|.:.:.:.:|::::|.:.:.:.:|::::|
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219 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:57:56.94 ID:WwVRFpzL: 本当にこういうイベント外さなくてすげぇわ
220 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 22:59:34.58 ID:yPidxYeT: せやな次代の王家として覇を唱えるより話として美しいわ
221 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:02:39.86 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　 }{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}{
　　　　　　　　　 ,fｌ}､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆｌ}
.　　　　　　　　　ｌ［ｌｌ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌｌ］ｌ
　　　　　　　　ノニ乂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾆ乂
　　　　　　　, ' ´: : : : : : : ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, : ': : : : : : : ｀ヽ
.　　　　　 / ｌ」］: : : : : : ［ｌ」ヽ.　　　　　　　　　　ｒｚ　　　　　　　　　　　　 / ｌ」］: : : : : : ［ｌ」: ',
.　　　　ﾉｌ」］:［ｌ」］: : ［ｌ」］:［ｌ」ｆｌ.　　　　　　／.: : : ＼　　　　　　　ｆｌ　　{ｌ］: ［ｌ」］: ［ｌ」］: ［ｌ」ｌ
　　　　　､-＝＝＝＝＝＝＝, 」ｌ.　　　　　／: :. :. :. :. : ＼　　　　　　　」ｌ　ｒ'‐＝＝＝＝＝＝＝　　　　　　【歴史家たちは口を揃え王国が没落する最後にして最大の機会を
　　　　　 |ｌ」|　|ｌ」|　　|ｌ」|　ｌｌ」|_ｌｌ」|ｒ, ｒ, ｒ＿／: : : ｌ」: : : l」.:. : ＼＿ｒ,__ｒ,___ｒ, |__|ノ |」|　|ｌ」|　 |ｌ」|　 |ｌ」||
　　　　　 |ｒ..|　|ｒ..|　　|ｒ..|　|....|ｒ,: : ｒ, : :ｒ,: : ::|￣ｒｚ￣ｒｚ￣ｒｚ￣ｌ: : : :ｒ, : :ｒ,: : : ｒ, ノ_.　 |ｒ..|　 |ｒ..|　 |ｒ..|| 、　　　　　彼が止めなければ周辺諸国すべてを巻き込んだ
　　　　　 ||」|　||」|　　|ｌ」|　||」|'＝'＝'＝'＝ |.　 ‐.　＝＝　‐.　 l＝＝＝＝＝ '' ｌ　l」 . |ｌ」|　 |ｌ」|　 |ｌ」|| ｌ
　　　　　 |ｒ..|　|ｒ..|　　|ｒ..|　|ｒ..|ＥｌＥｌＥｌＥｌ..|　|Eｌ |　 |E|　 |Eｌ . | Eｌ　Eｌ　 Eｌ　El|　ｒ.　 |ｒ..|　 |ｒ..|　 |ｒ..|| |　　　　　文明後退レベルの地獄が大陸に吹き荒れたであろうと】
　　　　　 ||」|　||」|　　||」|　||」|ｒｚｒｚｒｚ. ｒｚ. !　ｒｚ. !　T T　ｒｚ.　| ｒｚ　ｒｚ　ｒｚ. ｒｚ!　!」l. |ｌ」|　 |ｌ」|　 |ｌ」|| |
　　　　　 |￣￣￣￣￣￣ ’' ｌﾆ__ﾆ__ﾆ__ﾆ__l.　ﾆ　!,ｒェェｚ､,ﾆ.　 !_ﾆ___ﾆ____ﾆ__ﾆ.!....ノ￣￣￣￣￣￣｀| |
　　　　　 |」　「」　　　「」　「」|￣￣￣￣￣　ｒｚ　 | ｒｚｚ |　ｒｚ　ｆｌ　　ｆｌｌ　　　　 | 「ｌ　「ｌ　　「ｌ　「ｌ| |
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　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　　　　　　 .:　‘,
　　　　　　　　　　　　　　 /:: :.　　　　　　　　　　　　　 .:::　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【もしそうなっていれば遅れた我らは大陸の外から
　　　　　　　　　　　　 /:: : :ﾞ:,　　　　　　　　　　　 ..::::　　 ′
　　　　　　　　　　 /::: : : : ﾞ:,　　　　　　　　　　 .::::::　　　 ′　　　　　　　　　　　　　　　　　　訪れた帝国主義に屈して植民地化され
　　　　　　　　　　　　 /::: : : : : : ﾞ:,　　　　　　　　　/__/＿＿＿‘,
　　　　　　　　　　　　 |'´￣￣￣｀|　　／＼　　 |　 |凵凵凵Ｌ|ｰ-- 、　　　　　　　　　　　　　　　今の繁栄は絶対になかったとも】
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ｘＸＸＸxｘ;/:::::::::::::::::_､xX爻爻爻ﾚﾙﾙﾙ,､,､,､|: |: : : |: ::::| :|: | ┌‐┘　　└┐｀Ｙ￣”丁¨¨"''＜二二二""冖冖￢…─‐---
ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;/,､,､,､,,､;ﾐ;ﾐ;ﾐ;Ⅵ比比刈比比比批;|批紕ﾐ;ﾐ: :| :|: |　|: |　　　 |￣丁￣￣￣~:|;:ﾐ:ヾＹ:::::::::::::Ｙ´￣￣¨¨丁¨""　'''
ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ヾ;:ﾐ:ヾ;ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐⅥ比比比刈比比紕豼豼紕:ｉ:ｉ:ミ　|: |　|: |　　　 |:::::::::|　　　　 |ヾ;:ﾐ:ﾞ|￣￣~ |￣￣￣￣￣|;';';';';'
ﾞ;ﾞ;ﾞ;,ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;爻Ⅵ此比比批豼貅貅貅豼豼刈ili:i:}Ｘ|: |　|: |　　　 |:::::::::|　　　　 |～ミ_|ﾆ::::::::ﾆ|ﾆ　　　　　ニ|;';';';';'
,､ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐﾐ爻爻狄刈此豼貅貅豼豼豼ﾋ此ﾋ紕刈i:i:ｿミﾐ:|　|: |　　　 |:::::::::|　　　　 |　　 |ﾆ::::::::ﾆ|ﾆ　　...::::::::ニ|Ｘｘ;';';
ヾ;:ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;狄狄淡刈愀貅豼豼豼ﾋ比比此批紕紕狄ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:ﾐ;ｘ,　　|:::::::::|　　 .....:::: |　　 |ﾆ::::::::ﾆ|ﾆ　::::::::::::: ニ|爻;爻;
ヾ;ﾐ:ﾐ;ﾐ;ﾐ狄淡慫戀刈愀貅豼ﾋ北此此l比l批紕豼ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ヾ;:ﾐヾ_Ξ二ミ|:::::::::|　..:::::::::::::: |　　.::|ﾆ::::::: ﾆ|ﾆ::::::::::::::::::二|´"'ｰ-
ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ狄淡慫戀戀刈愀貅豼比批批此比批批ｘＸ爻ｘ￣丁￣::::::::::::::::|:::::::::|::::::::::::::::::__|　. : :|ﾆ :::::: ﾆ|ﾆ::::::::::::::::::二|.:.:.:.:.:
ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;狄淡戀欒欒刈愀貅貅絲貅豼紕豼貅愀ﾐ爻爻ﾐ:::::|::::::::::::::::ｘＸ爻爻Ｘｘ-‐: : ´: : ＼ .::|ﾆ::::::::::ﾆ|ﾆ::::::::::::::::::二|.:.:.:.:
222 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:08:12.56 ID:gKaX4Uq8: そこまで申すか………
223 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:08:28.67 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　 /　､　　　　　　　　　　 /､
　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　＞''"´￣￣￣　　ミ､〈　〉
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　　　　　　　　　　　　　 |　i　　斗-.＼-　　|　　,ｨf笊~ア､＿｀''＜i ｿ
　　　　　　　　　　　　　 |　| 　 _,.ｨf笊ミ､　 |　　　ゞツ｜　 i　}￣{ソ
　　　　　　　　　　　　　 |　| 　ヾ　乂ソ＼{　　　　 |　　|ノ／{／{／{,.ィ＿＿　　　　　　　　　　【アルトリア、彼女は侯爵家の武として終生を捧げ
　　　　　　　､＿　- ⌒ﾍ. ﾄ､　 |ヽ.　　　 i　　　　　　 |　　|　　　　　　　　　＜⌒
　　　　　　　／　　　　　ﾍ{　＼{　ゝ　　　　　_　　　 |　　|　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　生涯に渡って後進の育成に励んだ
　　　　　 ∠　　　　　　　 |　　　　i＞　 ´　　　ｨ |　　|　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　ﾉ　　　　　　　　　 | i 　　 |　　＞＿＜__「 |　　|　　　　　　　　　　　　「　　　　　　　　彼女の功績は高く、侯爵家騎士団が孫の代でも
　　　＿／　　　　　　　　 | | 　　 |　　　「-　r--|　|　　|　　　　　　　　　　　　乂__,
　　　 ⌒/´　　　　　　　　 | |　　　 |　　　|: :| |: : :| /| 　 |V　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　侯爵家子息たちが道に迷いし時は叱咤し正しく導いたとされる】
　　　　./　／　　　　　　 | |　　　 |_..＞:へ:} }: : :/イ　　V　　　　　　　　　　＼
　　　 ./イ　　　　　　　　　　//　　　i |: : : : :／､: : : : メ　　　 i
　　　　　j　　 /　　　　　　 /ｲ　　　 | |＞'' ´　　＼: : :｝ |　　　}　　　　　　　　　　　､　 {
　　　　　j从乂　　,.イ　　　　|　　 /j/　　　　　＼从|　　　}　　　　　　　　　　　＼　､
　　　　__/　　 j／　/　＞''"j　／　　　　　　　　　＼|　 /./　　　　　　　　　　　从{⌒
　　 ./　/　　　 /＞''"´　　 /イ　　　　　｀　''"´　　　　 }／}/乂乂ﾊ　　　　　　/}/　　＼
　　/　/　__,　"´　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　ヽ＼: : :|ﾄ .ﾍ从∧乂/　　　　　＼
　　／ .ィfへ　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　／: :寸､: :{ ∨
　　／: : //: :＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : ＼ヽ　∨　　　　　ヽ
　　: : : : //: : : : ｀:-._　　　　　 /　　　　　　 _..-: ~´､: : : : : : : : :.ヽﾏ_∨　　　　　　＼
　　: : : :i　: : : : : : : : :≧=-..._　　.:　　__　-=:''': : : : : :ヽヽ: : : : : : : : ∧V:∨
　　: : : :| |: : : : : : : : : : : : : : : ＼{/´: : : : : : : : : : : : : : ', V: : : : : : : :.∧V:∨
　　: : : :| |: : : :＜⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : :／⌒＞: : '　,: : : : : : : : : i i: : ＼
　　: : : :| |: : : : : : ＼　ーｧ: : : : : : : : : ィー'　／: : : : : : | i:.: : : : : : : : :| |: : :/|＼
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　　　　　≧=--　　　　.--=≦　　|　　　≧=--　＿＿＿＿　-=≦　 }　　／./|　　:i
　　　　　　　　{＼　　 |　＼＼　　|　　　　／　　　　　　　　　　　　　 }／　 / .|　　 |
224 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:13:41.99 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　ﾊ　　＿＿　　／|
　　　　　　　　　　 /:i:i|≦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
　　　　　　　　　..:i/:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ｰ-　＿＿
　　　　　　　／:i:/:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i＞──--:i:i:i:i:i:i:i:／
　　　　　　 {:i:i:i:i{:i:i:i:i:i{:i:i:i:ii／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＜
　　　　　　乂:i:i:i＞─ー　7三≧≦ｰ-＜:i:i:i:i:i:i:i寸才
　　　　　 ./:i:i:i>　　　　　　)三/7イハ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイ
　　　　　厶ｲ/　　　　　ｲ7⌒/ﾆ==圦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iiﾊ
　ー‐=彡:i:i:|　＿　　　　　イ三艾三ﾑ:i:i:i:i}:i:i:i:i:i人＿
　　 .`¨¨Ti:i:i|´￣　　　　　　￣￣＼ /ﾊ:i:i:从:i:i:i:i彡´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伯爵家当主としての振る舞いは堅苦しいにもほどがある
　　　　　{:i:八　＿　　　　　　＿　　　}:i:i:}=寸:i:iﾊ
　　　　／:i:iﾑイ艾㍉　　　　才::㍉　　从/厶 V＼}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今度鬼龍傭兵団でも連れて
　　　才≧{l ﾑ乂ツ　　　　乂ツ　　/イ )Y/ 人
　　　　　　人iﾊ　￣　く _　　　￣　／彡 ⌒／¨¨ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　隣国の外征に出るとするか
　　　　　　　　人　　　　　　　,　　　　　＾T^乂
　　　　　　　　｢| ＼　｀￣　　　　／　|※|__-=ﾆ二三三三三三三三三三三ﾆ=─　　　　　　他人の荒れている庭なら多少の粗相は許される
　　　　　　　　|i|　　　　　　　　＜　　　|个|￣￣|￣￣|￣l￣￣|￣|￣|￣.|　　|　￣||
　　　　　　　　|i|　　　 ≧≦-=≦ニﾆ |⌒|ｰ-.　|　　 |　￣l＿|_|　　 |　 .|　　|　　 |
　　　　　　　　|｣　　　Vﾑニニニニニ .|＿|　　＼　　 .|　　　 .|.　　　|　 .|　　|　＿_|
　　　　　　　　　　　／Vﾑニニニニニ／＿_.／⌒＼二二丁.　|.　　　|.斗|≦ |ニニ.|
　　　　　　　ｲﾆ/　/ニ/ニニニﾆﾆ/:i:i:i:i:／　　　　＼::ニ|ニ..|.ｰ=ニlﾆﾆ|ﾆﾆ|ニﾆﾆ|
　　　　　　　./ﾆ7　/ﾆ| ◯ニニﾆﾆ./:i:i:i:i:/　　　／:iﾑﾆ艾ニﾆ|ニﾆﾆ|ﾆﾆ|ﾆﾆ|ニﾆﾆ|
　　　　　 ./ﾆ7　/二|ニニニﾆﾆ/:i:i:i:ii:/　　／V:i:i:i:ﾑニ|ニﾆ|ニﾆﾆ|ﾆﾆ|ﾆﾆ|斗　´|
　　　　　 .─/　/ニ/ニニニニ/:i:i:i:i:i/　　 /　　∨:i:i:iﾑ .lニﾆ|ﾆﾆ=‐l￣ |.　 |.　　 |
　　　　　　|　l　/ニ/ニニニニ/￣￣/　　／.＿＿_|:i:i:i:i:ﾑ|　　.|.　　 | 　 |.　 |.　　 |
　　　　　　|　|./ニ/ニニニニ/　　 ./　／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|￣￣ ∨　.|.　　 | 　 |.　 |.　＿|
　　　　　　|__/ニ/ ◯ニニﾆ/　　 /.／l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　　　 V　.|.　　 | 斗|.≦|ニﾆﾆ|
　　　　　ニ/ニ/ニニニニ./　　　{/　 |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　　　　 V .|斗:≦|ﾆﾆ|ﾆﾆ|ニﾆﾆ|

　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿＿＿＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＿
　　　　　　　　　　　　　　（＿_)::::::::::::::::::＼:::::::::::::::＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::| ｜
　　　　　　　　　　＼＿＿／:::／￣￣＼::::::::::::::::::::)::::::::::::|_人
　　　　　　　　　　　　　＼:::::::／::::::::::::::::／￣￣￣￣￣＼/::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　 |／::::::::::::::::／　　　　　　　　　厂＼::::::::::|
　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　⌒て∧::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::/　／￣￣　　　　￣＼)∧::::::::::::＼＿,
　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::|／　＿＿　　　　　　＿＿＼|::::::::::::::::::／
　　　　　　　／￣￣|::::::|::::::::|　　＿＿　　　　　＿＿　　|::::::::::::／　　　　　　　よしそうと決めたら予定を組むぞ
　　　　　　　　　　　　　 /:::::∧::::::|　／⌒⌒゛　　　　ﾞ⌒⌒＼ |:::::::::::|
　　　　　　　　　　　 _／::::::/⌒＼|　　　　　　　　{　　　　　　 |⌒ﾏ:::＼_　　　　　　鬼龍も喜んで協力するに違いない
　　　　　　　　　　　￣￣￣| ｛　　＼　　　　　　＾｀　　　　　　 |　　|￣￣
　　　　　　　　　　　　　人＼）　　　　┌────┐　　　｜　 |
　　　　　　　　　　／⌒ﾞ＼＿〕　　　＼￣￣￣~゛　　　人_,ノ
　　　　　　　　　　　　　　　 }　|＼　　　＼＿_／　　／⌒{＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 |￣| Lﾉ|＼　　　　―　　　／　　|￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |旦|　　| 　　　_＿＿_／{＿＿_|旦|
.　　　　　　　　　　／￣￣|＿|―┴────┬─┐ 　 /|＿|
　　　　　／￣￣＼／　　　　　'⌒＼＿　　　　　 │〇│　/＼＿＿_
.　　　／　　　　　　￣￣￣＼　　　　　＼　　　 │　 │ 　　＼　＼
　／　　　　　　　　　　　　　 | 　　　　　　　｜　｜　　　　　＼　＼
225 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:16:09.75 ID:EAQVNQOV: 鬼龍傭兵団の有効活用
226 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:19:35.34 ID:t1mR2a5q: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽楽|
|楽楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽楽楽楽楽楽楽ﾉ{ｉ楽楽楽|
|楽楽楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽楽楽楽楽iｱ::::|=====ミ|
|楽楽楽楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽楽楽ア:::::::/:::::/::::::::::|
|楽楽楽楽楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽楽{::::::::::{::::::{::::::::::::|　　　　　　【タンジェロ、彼は侯爵家の後押しもあり
|楽ｌ楽楽楽l楽楽楽l楽楽楽楽楽楽ア::::::／￣￣￣￣|
|楽楽l楽l楽楽ｌ楽楽楽楽ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ"ﾞ"7:::／U　　　　　　｜　　　　　正式に伯爵家当主の座に就いたが
|楽l楽l楽楽ｌ楽楽楽楽″　　 __＿/::/＼＿　　　　 |
|楽楽l楽l楽楽ｌ楽楽楽g。　'⌒＼_/二二、　　＼＿,|　　　　　　就いたら就いたで戦場ではしなくていい
|楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽g。　　　ｲ　ｔぅ　　　　 ―|
|楽楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽g｡　/ |　===　　　　　　tう|　　　　　　気苦労も多く……生涯勉強は終わらなんと零していたという】
|楽l楽楽l楽楽楽ｌ楽楽楽楽楽g{　|　　　〈 ,　　　 ==|
|楽楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽楽込,」　　　ｔ‐ｭ　　　 |
|楽楽楽l楽楽楽l楽楽楽ｌ楽楽楽人　　　　　　　 |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　 {::::::{:::::／:::::/::／::::::::::::::／::::::::::::::::::::＼
　　　　　　人::::{::::{_,.､-'─一 -　::;;_　　-──::::::::::ヽ
　　　　　　 /:::::::ヽ／　　　　　　　　/;;;;;;｀ヽ‐-::::､::::::::::`:.ー一ァ
.　　　　　//::::::::,　　　　　　　　　　 7;;;;;;;;;;;;;:＼::ヽ::::::::::::::r　 ´
　　　　　{/:／:/　　　　　　　　　／;;f`7;;;;;;;;:/‘，:}:::::::::::::}
　-‐::::≦:::::::::::'　　__,,..,,_　　　　　};／__};;;;r､;;Lｲ}:::::＼:::::::≧s､、__,
　　　｀丶_;;::::::| '"　　　　　　　　　　　　｀`丶;;;;;;}::::}::::::::::::::::::::::::イ　　　　　　【時折ストレスが限界まで溜まると
　　　　　}::::::/|　　　　　　　　　　　　　　　　　　}::/::ト:::::r''"
　　　　 /:::/:: |　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::/::::::::乂　　　　　　　　　ストレス発散に隣国の敵対派閥を
　　／::::: イﾊ　z=≠ミ　　　　　 z==ﾐx　　 /:::::/::::::::::「⌒
　　　　　　/{「　　　　　　　　　　　　　　　／:::::/ヽ:::::::::{､　　　　　　　　　　荒らし回るという畜生行為に精を出す癖が抜けなかった】
.　　　　 /圦小　　　　　/　　　　　　ｰ=彡イ::/jﾉ j｀ー--
　　　　　　　 |',　　　　 `　　　　　　　　　／　<::{
　　　　　　　 ┃　　　ﾏニ　　 =ｧ　　　　丶イ
　　　　　　　 ┃/ヽ　　ヽ　　 ' 　　イ、ｌ宙l
　　　　　　　 ┃rく｀ﾄ　　　　　　＜　ｌｲ} |光|
　　　　　　　 ┃{ﾆミｈ､　`ー　´ 　 ,.｡z≦} |木|
227 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:23:28.28 ID:EAQVNQOV: 戦時でしか頼りにならない男
228 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:24:30.05 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー77--
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ "r-{(ヾ7ｿ''）＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 -(マ==亠亠ソ＾ﾉ-、＜
　　　　　　　　　　　　　　　　／／　ゞ'7　 /　　　 'ヾマ/ｭ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　/ /　／　/　 ,'　　　　　 ',　`,ゝヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　 / / , "　 /　 /　　　　　 ! !　 ', ヽヽ',　 ,
　　　　　　　　　　　　　 / //　　V　 /　,'　　　　 ' l　　i　`,　i}　 i
　　　　　　　　　　　　　　 V　　V　 /　 !　　　　　i .i　　.i　 ',　!　 |
　　　　　　　　　　　　/　 /N　　.!　_j,--i、　　　 / リ　　.i　 .i　!　 |
　　　　　　　　　　　 ,'　 ,'　!/!　 !イ7　V 丶　ｨ/''"7ヽ/!ﾘ　 ,'　i}　 i　　　　　　　　　　　　　　　旦那様、今私が心からの笑顔で
　　　　　　　　　　　/　/　 j　', .j. ヾi　　　　"　　 "　i/リ　/　 .i!　 ,
　　　　　　　　　　イ7 7　　!　ヾi _ｨ＝ミ　　　　 _,,,_　ク/ 　　　ヾ　　　　　　　　　　　　　　貴方の赤子を腕に抱えられるのは
　　　　　　　　／ｸｲ'{　　.i　 }とつ　　　　　　　"⌒ヽっ　　ハ　　ﾄ、
　　　　　　／"　/ 7 .i　　 ',　∧o　　　　 ' 　　　 |!イi　　 /　!　　 ',ヾ;,,　　　　　　　　　　　すべて受け止めてくれた眼の前の方がいるから
　　　　／"　　/ .i{　i　　　', .i∧。　　　、　,　　　　j/ｨ　　/　.八　八　ヾ;,,
　　　 ;;"　　 .／　 .!{.八　　　ﾍi　＞　　　　　　　　 J/　　/　 /　.}!　　ヽ　ヾ;,,　　　　　　　　　誰知らずとも私はそれを決して忘れません
　　,;"　　.／　　　 !! 　ヽ　　ヾ/ j .i ＞　　＜"i　ﾚ　ｲ　ｲヾ .ﾘ　　　，　.ヾ;,,
　　,;'　　，　　　ｲ　　　ヽ　　ヽ_,,,j　　　　 i ﾉ / ／　イ{!　 X　　　　　　　　ヾ)
　　i　　，　　　　／_,,,-ーtt-ゝ、　ゞ　　　　　ヾ-7...::::／ !ー-、＼　　　　＼　,;'
　　　／　　　／　/　　　(　　＼　}ー-、　_,,,-ー{::::／　ﾉ　　　ヽ　＼　　　　ヾ
　　/　　　　/　　 {　　　　iゝ　　ヾﾉ　　.(0)　　　ゞ　／ /　　　　 }　　＼　　　　ヽ
　 /　　　　ｲ　　　!　　　　.!!ゞ　　ヾ、＼　　／ (_／　ｲ　　　　　!、　　　ヽ　　　ハ
　.i　　　／7　　　 !　　　、.!!、＼　ﾉ　　　†　　　(　／/ /　　　 ! ヾ　　　 ',　　　 i}
　 !　　/　/　　　　!　　　.ヽ}iゝ　　ゝ　　　　　　　ｲ　_ﾉ /　　　 j
229 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:25:17.42 ID:NPe9bm8L: ホント大事なところは外さなかったな主人公
230 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:27:25.10 ID:ZDCLBjTo: 巨乳（じゃないヒロインもいる）ファンタジー
231 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:28:44.37 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　ィ"ゝ}{ィ"ヽ、＿＿＿
　　　　　　　　　　ィ"( r "}{｀ゝ.）-､　　　　｀　＜
　　　　　　　　　r"（,,,__ゝ=ff=＜,,,__ﾉヽ、　　　　　　＼
　　　　　　　　ィ''"￣/￣￣￣ヽ｀ヾノ-）　　ヽ　　　＼
　　　　　　／　　　/　　　　　　 ',　　　｀ヽ　　;:!;.　　　　ヽ
　　　　　／　　　　/ /　　　　　　i;　　 ',　ヽ　 !;,　　　',　ヽ
　　　　 / /　　　 / /　　　　　　 .};;.　　',　　',　j;;.　　　 ',　　',
　　　　,'　i　　　 ,'　;;;　　　　　　 ;};;;　　 ',　　', .i;;　　　　!　　 ',
　　　 ,'　 l　　 .l i　i;;;　　　　　　ﾊ;;　　　',　　',;j; !　　　 }　 !　!　　　　　　　　　　　　　【ラティファ、彼女は主人公にあらゆる意味で救われ
　　　 {.!　l　 l ハ;;; !;;　　　　　 /ﾘﾘ !　　.};;　 .Y/　　　 ,j;.　!　}
　　　 {ﾊ　、 {;;　}ィ"ヾ　　　　/,,_j　! i;,　 .j;;　　/　　　　 };.　ヾ.}　　　　　　　　　　　　　最後には誰にも晒すつもりが生涯なかった
　　　 {{ヾ;,　 {;;'"{ヾ　ヾ　　／　j/｀.!＼　/i;　 ./　　　　 ;j;　　ヾ
　　　 ` ヾ;.　ヾ　ｨ__.- ヾ／　　-　/　j_;ヾj;.} ./　　　　　ﾘ;、　　ヽ　　　　　　　　　　　心からの素を引き出されるに至り
　　　　/　ヾ＼} ｨ≠ミ、　　　ｨ=≠ミっ/"}/　　　　　 /;;　　　　ヽ
　　　 /{　/　　',o　',　　　　　　　　　i 　 .／/　　　　 ./;;;　　＼　　ヽ　　　　　　　　　ラティファはこれまで感情を制御してきた分
　　 //! /　　 .},　 i　｀　　　　　　　 !　-／　　　./　/);;;.　　　＼　ヽ
　　 / .;{.,'　　　ト、し　 r-っ　　　.j　 /　　　／　/ j{;;　　　　　＼　ヽ　　　　　　　　彼の前でだけはよく笑いよく泣いた人としての生活を得たという】
　　/　 {:{　　　 ;! ;:＼　　　　　ﾉ)　 /　　／　／　八　　　　　　} ＼ヽ
　 /　　{{　　　ヽ{::/　]ト、　　　 _,, .ｰ/　／　／　_ノ,,,,_.ゝ、ﾉ　　　.}　　ヽヽ
_ /ｨ　　i　ヽ　　ヽr=≠=ミ'''"ﾍ　　 /.／　ィ　ィ"　　　　　＼　　＼　　））
.//.{　　ヽ　＼　　＼　//　`ーﾍ　./" .／　　/　　　　　　　　ヽ　　　＼ / /
./ 八　　ヽ　＼　　ヾ/　　　　ﾉ i{.／　.／/　　　　　　　　　ヽ　　　　＼
i{　　＼＿}　　"⌒ヽﾉ{　　 i　　／　／　/　　　　　　　　　　　',＼　　　　ヽ
ヾ　　/　　＼　　　ﾉ{,!　　 `○（　／　　/　　　　　　　　　　　　V: ＼　　　　＼
ヾヽ .{　　　　}＼　 Y {.{　　　　　ィ　　　 /　　　　　　　　　　　　 V:　丶　　　　＼
232 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:33:00.86 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　 ,r.''.三三ﾆヽ
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　　　　　　　　　 `'.　.',ﾐ三三三三三三三三三三ミl　 `　､ニ三ﾐ＼

主人公くんの音楽家としての知名度　【1D3:3】

１　音楽家としての知名度は偉業に比べたら高くない
２　その時代を代表する作曲家の一人として数えられている
３　現代でも作曲家として神の申し子と言われる大天才
233 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:34:41.48 ID:t1mR2a5q: やはり神の御使いなんだ
234 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:34:55.50 ID:yPidxYeT: なんやこれ
235 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:35:00.19 ID:gKaX4Uq8: 想い人と結ばれたモーツァルトみてぇだなオイ
237 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:36:11.72 ID:uZytDgcp: アウグストゥスの知性とモーツァルトの才能を併せ持つ
248 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:40:47.07 ID:t1mR2a5q: 　　　 |　|:|　　　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　 |　|:|　　　 |¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨l丁¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ﾞ~| |
　　　 |　|:|　　　 |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
　　　 |　|:|　　　 |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
　　　 |　|:|　　　 |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三:::::::::::::::::::::::: ::: | |
　　　／　.|:|　　　 |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |
　／／|　|:|　　　 |: : : : : : : : : : : | |::三三三三三三三三三三三::::::::::::::::::::::::: :: | |
／／　 |　|:|　　　 |: : : : : : : : : : : | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::┌──‐ ┐: ::::ﾛﾛ::: :| |
／　／／｜　／￣／￣￣￣￣￣￣￣￣￣`ヽ======|.: .: .: .: .: |=======┘
　／／　　| .／::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ|　　　　 |＿匚]＿|
／／　　／:::::::::／::::::::::::::::::::: _､+''"｢￣￣￣￣:::: | 　　　　　　| |　　　　　　　　　　　　　　　　【主人公の名前は小学生でもまず知っている
／　　　癶￣￣￣￣￣￣￣::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　匚］
　　　／ニ}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::: :: :::::::ノ）￣￣￣￣￣| |￣￣￣￣￣￣　　　　　　　なぜなら歴史を習う前に小学校の音楽室に必ず
　　／-- '′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､-─=二二㌃　　　　　　　　 | |
　　|＿＿＿＿＿＿＿_,,ノ|｀¨¨¨´　　　　　｜::ｉ|　　　　　　　　　 |_|　　　　　　　　　　　　　　　　彼の自画像が置かれているからだ】
／＿＿xへ￣￣イ了|'´|:::|　　　　　　　 |::: |　　　　　　　｡s≦へ≧s｡
　| |￣| |／ﾞ|￣:|.｜:|::|　匚]　　　　　　　　　|::::|　　　　　　　｀¨´ 　　｀¨´
　| |￣| | 　 |:::: l　|:::|::|　(__)　　　　　　　　　匚］
　| |　 | |　　|:::::|　|／＾>　　　　　　　　　　　 (__)
　|_|　 |_|,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　/〉￣￣.:／　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　／　　　　.....:.:.:.:.:.:.:.:/￣⌒７´￣ヽ.:/7.:.:.:.:.:／　　.／　　　　........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　／　　.....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ＝= / =＝=//7.:.:.:／|　　／　 .....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
..／＿ｒ─ー─‐ｰ┐＿┌───ー┐く/,,／　| | ／_┌────‐┐＿┌──‐
　 | |¨|/￣￣￣..ヽ|¨Π |/￣￣￣..ヽ|￣| |　　| |　　|..| /￣￣￣..ヽ |¨Π:| /￣￣
　 | |‐|| |¨¨¨¨¨¨| ||‐' 'ｰ|| |￣￣￣| ||‐‐| |　　| |　 └| | |￣￣￣| | |‐' '‐| | |￣￣

│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　_」L...
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　,ｺ lﾆn
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││.〈<ｌﾜ/)）
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥｜│　｀`'´ ´
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　_」L...
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　,ｺ lﾆn　　　　　　　　【歴史化たちは本当にこいつの功績か？と
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││.〈<ｌﾜ/)）
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥｜│　｀`'´ ´　　　　　　　　長い間議論が交わされるがどう調べても
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　_」L...
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥｜│　,ｺ lﾆn　　　　　　　　どの手紙誰の手紙にも主人公の音楽家としての
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││.〈<ｌﾜ/)）
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　｀`'´ ´　　　　　　　　比類なき才能を褒め称える文面ばかり
│|∥┃│┃┃∥┃│┃∥││　_」L...
│|∥││┃┃∥┃│┃∥││　,ｺ lﾆn　　　　　　　　粗を探そうとした者は皆心折れたという】
│| 　　││┃∥┃│┃∥││.〈<ｌﾜ/)）
｜　 `巛 . │┃∥│││∥││　｀`'´ ´
│| 　/ /　│││　 ││∥││　_」L...
│ 　|　|　　　　　＿＿　│││　,ｺ lﾆn
│　,{三}　　,r''7_　├┬ ''　　││.〈<ｌﾜ/)）
│ ﾐﾐミJ‐''" / 　ヽ,|　|. 　　 ││　｀`'´ ´
│ ﾐ'粗) L「l／ト､　__ﾉ __ 　　　|　　 /7
│ 　ヽ==r┴‐ﾍ　`Y'" >､＼　　│　〈〈
│ 　 `ーヽ　　＼_／　　`′　│　　.〉〉
│| 　　＼＼　　　　　 │││　〈〈
│|│　　　ヽ,彡　││││││　　.〉〉
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249 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:40:59.89 ID:6IpkQaMv: と言うか間接的に大陸全体の植民地化の阻止の起点だから神が遣わした抑止力の類扱いされそう
250 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:41:21.09 ID:etc9fLkL: 世に平穏を齎すために神が遣わした子だな
254 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:44:29.32 ID:b+/ZXSuO: 歌劇から鬼龍傭兵団とどんちゃんする民謡まで遍くジャンル網羅してそう
255 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:46:51.42 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r―--､
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　　　　　　　　　　　ｒく￣ヽ＿_ 　　　　　＿＿　　〈__°　) ﾉ､　　　　　 {:::{:::::::::::ノン::::::::三ﾐ
　　　　　　　　　　 _ｆ・ﾚｸ /‐┐￣}　　　　　ﾚ冖{_:＼　r‐'__ノ￣/＼　　　　У 二二 }:::==―::::::
.　　　　　 ,ノ⌒＼　　勹ノ｀ﾉ°ｈ___ﾉ　　　　　r'__ﾟ　__):::}　￣）／∠三ﾆﾆ=ｚ_/／__　　仁:::::::::::::::::::
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　　ノ b 〈ｎ└＿　⌒ﾚ'{｀Ｔヽ｢ _ﾉ::::)__}_} }　|⌒ {＿__ノ{ {　}}　} }_)____}　 /　{ー‐(　　　 ┴'　　　 }
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　 └く／／／　　　　/ ∧／{_＼| ／　　　／／　 /￣／　　／ /}＿_／　 /　　　|￣}
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　　　　　　　　　　　　　　　 ti
　　　　　　　　　　 _Y尖尖,Y¨¨¨¨'''＜
　　　　　　　　　　　　_,(仝人仝⌒)ヽ　　　` ､
　　　　　　　　　　　/(＞''/⌒￣　　｀ヽ　　ヽ　ヽ
　　　　　　　　 ,／ /./　　 ',　 ',　　', '，　 ',　 V
　　　　　　　 / 　 ' .l 　　ｌ　 .|.　　'，',　　 ',　 ',
　　　　　　　 ,'　　.l　l　　　 }　｣∟｣_ }　l　 l　l 　 ,
.　　　　　　　　ｌ　　 |　,ィ从　l　从　| ﾊ　ｌ　 |l. l 　 l　　　　　　　　　　　　旦那様見てください
.　　　　　　　 |.　　 Vﾊﾊ　ゝｿ /　ｨzzxⅥ　八.　　 l
　　　　　　　　　从　 .W ,ｨzz　　　　::::::::: ﾉｲ/　ﾊ㍉　l　　　　　　　　　　　　私の夫に相応しいか見に来た彼らのあの顔を
　　　　　　　　　 /}ゝ､_ 〃　　 '　　　　　ｲ /　/　V＼lヽ
　　　　　　 /.ｲ　　 T｀　　ｰ　'　　　 / /　　八､:.＼',　　　　　　　　　　演奏を見て魂が抜けていますよふふっ
　　　　　　　　/'　//　　)h､　　　　　　ィ /　,ィ{: : }}: : : ＼
.　　　　　　 / 　 { ﾊ　　`''＜＞｡　_ イ　∥ /　　Ｙ∥: : ',＼ヽ　　　　　　　もう私の夫だなんて記号で彼らは絶対呼べません
　　　　　／　,ｲ廴＞､､　　｀ヽィ　　　　`Y /　./=ミ: : : ',　ヽヽ
　　　　　/'　,ｲ　: : /｀''～(｀ヽ　〉‐‐､　ｧ‐.乂　/ 〉　 ∨:.:',. 　ﾏ',
　　　　 /{ /　 /: : ′　　　く｀ヽ〉＼ ◎ ／< , イ.〉　　 !: : V　ﾊ.}
　　　 {./　,ｲ: : : :{　　　　〈｀ヽ.〉　 ╋　　〈　.イ〉　　厂: :ヽ/ /
.　　　　/　/ l: : : :ﾊ　　　　(薔イ)､､　　　 ,ィ'"(薔）　　 ' : : : : ヽ
　　　　l　,'　 |: :,ｲ: :',　　　 |｣　　　　｀ヾ''´　〈/ |　　　|: : : : : : }
　　　 |　|　／: : :.ﾊハﾊハ　　　　　　V　　　　ハﾊハ/{: : : :ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿|＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 vr､| r-､＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲﾊｩｲ| ンﾉ｀ヽ,､≧s ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　／(>　ィ-――-　く　)ヽ　　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　 .,:'　／　　/　　 :　ヽ　　ヽ{　　　 ': ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　,:／　.,　 /　　　.:　'; ';　　　ヽ　　　,　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　//　　/　 /　　　 :　　　:　　　　:　';　 ';　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 /,:　　 '　 :ﾊ　　　 .:　　:　:　　　: :　 ;　　;　　:,
　　　　　　　　　　　　　,:　/　ﾊl : ,ｨ‐-:　　.:　 :　‐ ト､　; ;　　　l .|　　 ;
　　　　　　　　　　　　　:　:　:　l∧:　';ﾊ　　;　,:　l.,:　!　ヽ !　　;　; !　!　|
　　　　　　　　　　　　 ,:　:　 l ､l　ｧュx ヽ/ｲﾉ　 'テ辷ｲ ; '　　!　';　 l　l
　　　　　　　　　　　　:'　 lﾊﾍ　 l ::ﾘ::ﾘ　　　　　l ::ﾘ:: !ヽｲ　 :　 :　　 .l　　　　　　　そう遠くない内に私が旦那様の妻と呼ばれてしまうやも
　　　　　　　　　　　 / ;' /　トﾍ弋乂　　　　　弋_乂　 :/　 ! ハl　　 l.
　　　　　　　　　　　//;　　:　';.!　///　 '　　　　 ///　ノ l　 : /　';　　.l :
　　　　　　　　　　// //　　:　 l､　　　　　　　　　　　　　'　 /　　ﾊ　': ! ':
　　　　　　　　　/ｲ' //l　　ﾊ　 :､　　　｀ ‐ '　　　　　　:'　/　　 /　; ':ﾊ .;
　　　　　　　　/　/ /　':　　　ヽ :, ヽ、　　　　　　　 , イ／　　ノ　 l';　ﾊ　:,
　　　　　　　/　 //{ !　＼　　ヽ　　' ト､　　_　- ´ l :／　　／!　　: : ';ﾊ.　:,
　　　　　　/!　 //ハヽ　;　ヽ､　ヽ　}　: l　　　　　j /　／　{　ｌ　 ! !ﾊ! ヾ　':
　　　　　 :' !　/　/　＼≧､　 ) ヽ､　ヽイ　　　　　　!／　　　}　l ノﾊﾍ.!　ヽ. ':
　　　　　 ! !,ノ　/　　 /　 ;　＞､　　ヽ!o8o　　　　　{　　　ノ　／　　'; ﾍ　　ヽ';
　　　　　ゝ　 /　　　 ,　:'　　　ゝ､　　)　。‐ﾟ　〇‐ﾟ´} ／／)`　ト .､　': ﾊ　　ﾄ､
　　　　 ./　 ./ ;　　 /　　　　　V　ヽ'　　ﾟo　　　 oﾟ ( ／　ｲ!　　　　': ﾍヽ　ﾉ .';
　　　　,: / // .!　　:　　　　　　ﾉト､ }　　　　ﾟ'll'ﾟ　　 Y　　ノ!　　　　　! ﾍ　ﾍ　ﾊ
　　　　!' /　!　.;!　 .:　　　　　　 )≧-ノ､　　　¨ll¨　　 `二ト吝{　　　　 ;　':ﾍ　V /
　　　 : /:　 :　　V　';　　　　　 //ﾍﾊﾍ　｀ヽ､　　　,ィ　　/ﾉﾉィ　　　　 ;　　ﾊ　 V
　　　' .! !　　:／　ハ　　　　　l ト'　ヽ´　　　ト´　　　　ヽ <ｿ　　　　:'　　ﾊ　　l
　　　! !　' ／　　/　 ';　　　　 .l　　　　　　　　　　　　　　　　!　　　　!　　　　ﾊﾉ
　　　'; .V　　　/,:　　ﾄ　ハハ j　　　　　　　　 ;　　　　　　　l´V　V´l　';　　 .ﾊ
256 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:49:12.32 ID:D8uoigqJ: 王国の至宝夫妻
257 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:49:34.13 ID:HeGkbqqb: 初期ステ凡才が良くもここまで化けたものよｗ
258 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:50:00.32 ID:NPe9bm8L: 主人公君に曲を書いてもらえるか家に呼んで演奏してもらえるか
そういうことがとんでもなく価値が出るという一種の力だよこれは
260 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:53:50.57 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　,r ''　'' '´ヽ、
　　　　　　　　 ,'　　　　　　 `ｰ.-ｰ､
　　　　　　　　 ,'U　　　　　 _.,､_　　　｀'' .ｰ､
　　　　　　　　　　〔　　　　　ﾉ　　.L _　　　　ヽ
　　　　　　　　 _,ノ　　　　　 ,´_,,．-‐ｰ-.ゝ.　　　.,ｨ
　　　　 .,．-‐.''"　　　　　　　　　　　　　 ,.r"
　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　 , r'"　　　　　　　俺なんかまたやっちゃいました？
　　　.,'　　　　　　　　　　　　　　　　　／
.　　./　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　　　　　　　　　じゃ済まされないんだろうなこれ
.　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　,'　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
..,'　　　　,　　　　　　　　　　　　　 |
.i　　　 /.',　　　　　　　　　　　 |
i 　　 .,'　 .',　　　　　　　　　　　　　 l
!　　　 l　　 l　　　　　　　　　　　　　　 i
.!　　 .l . 　 ',　　　　　　　　　　　 i

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 s≦　二≧　､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　:'´　　　-‐　　　´　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　　　　　　　､　　､　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　　　 /　　　　　　　　ヽ　ヽ　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,:　 /　　:　　 :　　　､　　ヽ ';　 :.　' ';
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:　　　　.;　　　　　:ﾊ　ヽ　　':ト､　;. ,: '!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;　　 ;　　;l　l　　;.　ﾄ /｀ヽ､　:l　l ﾄ:　:　　　　　　　　　こんなメシア誰も放っておきません
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;　　 ;　 .ﾊ　 ':　ﾍ　,ｲ　_　､　ヽ!ひﾉノ:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .;　　　l　;　l､　ヾ　ﾍ .斥ﾊ　　　戎 l　: ;!　　　　　　　　悔しいだろうが仕方ないんです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,'　l　　l ,:　lﾊ　＼丶`処丈　　　 ,//'; !ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;　 .;　 .:,'　/　ｌﾍ　ヾ　ト､.///　 _,　ﾉヽ､;ヽ､　　　　　　　観念して最後まで私の手を隣で引いて歩いてください
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,:　　 .;　,:　./　ｌヽﾍ　　｀ヽ､　　｀　／ﾄｿヽ;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ;./ .,:　　,:　 }:ヽ　＿ﾉト―'　jイ_　ﾉﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／,:　　　 / .,:　　 ,:＞ ´　　　　ヽハ､; ヽ　フハ':ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _, :'　 ,:'　　　 / ,:　＞´　　　　　　　,lノﾉ､　/　　イヾﾊ:,
　　　　　　　　　　　　　　　,　:' ／　/　　　 ,:　, ィ　　　　　　　,ィ　ｲ＜__ノ Vフｲ　 '; ヽ
　　　　　　　　　　　　　／／　／;　 .,＞'"´　　　　　　_: イ!￣　　)　― 〉　ヾﾉ!　 !　ヽ
　　　　　　　　　　　　　;　 /　 .,:'　.;　 !　　　　､　_,,　≦　　! ':　　　ヽ＜l´:　ｿ､´　　!　　ヽ、
261 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/13(火) 23:57:30.90 ID:t1mR2a5q: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　 ,r.''"　　~"ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　　　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　i　 U 　　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　　　.}　　　　　　　　　　　　　【主人公くん、彼は楽聖としての名も恣にし
　　　　　　　　　　　　 `、.　　　　　.j
　　　　　　　　　　　　　　　　　j　　　　　,.'　　　　　　　　　　　　　　彼を神と崇める者まで現れる始末
　　　　　　　　＿　 _, , .ｲ　　　　　.L
　　　　　　　　 ,.'´　 .￣　　　　　　　　　 `　､　　　　　　　　　　　宗教を起こす気はさらさらない彼は
　　　　　　 ,.'　　　　　　　　　　　　　　　 `　､
　　　　　　 r ''　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !、　　　　　　　聖人指定を受け既存の宗教と摩擦を起こさないことに努めた】
　　　　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `、
.　.　..／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `、
　 ,r'　　　　 ,_‐''"',　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',
.,r'　　　　　　　~"'`'　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
ゝ　_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　` .､
　　　 ~"'' ｰ'"~""'',.｢ヽ　　　　　　　　　　　　　　　 i ､　　　　＼
　　　　　　　　　 `'.　.',　　　　　　　　　　　　　 l　 `　､　　　＼
262 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:57:58.41 ID:NPe9bm8L: 絶対あの王子の娘たちの前でも演奏しただろ
それだけでもう完堕ちですわ
264 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:58:27.96 ID:HeGkbqqb: それで聖人指定かｗ
265 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/13(火) 23:58:37.81 ID:D8uoigqJ: そのバランス感覚こそ推される理由
266 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/14(水) 00:01:35.81 ID:aohFvpXm: 　　　:.:.:::.:::.:::.::.::(
.. 　　　 :::.:::.::.::ヽ
:::::....　　　　　 :::::::::`'''‐‐--''''つ
.:.:.:.:.:.:....　　　　　　::::.:::.:::.::(´
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　　　　　　　　　　　　　 : : : : :::.. :::: : : : :..

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　／三三ﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ./ニ三三三ﾆ`、
　　　　　　　　　　　　　　　　 {ﾆ三三三三ﾆﾉ　　　　　　　　　　　　　　　商家の使用人の息子が伯爵の縁者になって
　　　　　　　　　　　　　 ',ニ三三三ﾐ/
　　　　　　　　　　　　　 ',ﾆ三三三.ﾉ　　　　　　f.i　　　　　　　　　　初代侯爵家当主になったかと思えば
　　　　　　　　　　　　　 _.,/ニ三三ﾐ/　　　　　　　l k^ｎ,､
　　　　　　　　　　_ ,,．-‐ ''三三三三ニ`-　．,,._　　　 lニニ〈　　　　　　　聖人指定とか過去の自分に言ってみても
　　　　　　　／三三三三三三三三三三三ミ`､.　　＼ﾆミ{
　　　　　 ,fﾆﾆ三三三三三三三三三三三三ニ＼　　',三三~l　　　　　頭湧いてるとしか思われない（確信）
　　　　　.／三三三三三三三三三三三三三三三三＼_|ニ三ﾐ|
. 　　／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三.',
　　,r'ニ三三ニ,.r''､ニ三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆl
. ,r'三三三.,.r.'.　　.`､ﾐ三三三三三三三三三三ミl ~''.‐ ,,三三三.|
〈ﾆ三三ﾐヽ.　　　　　.',三三三三三三三三三三ミl.　　　 ~''.‐.,,_ﾉ
. `､三三三',　　　　　.',ニ三三三三三三三三三ﾐ|.
　　ヽニ三ﾆ`、　　　 .i三三三三三三三三三三ﾐi
　　　ヽニ三ﾐ＼　　　ｌ三三三三三三三三三三ミi
267 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:02:27.67 ID:aRTiuU3f: はじまりは鬼龍と愉快な猿軍団
家出る時も強姦しなかったしもうこの時点でターニングポイントっていう
268 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:03:44.76 ID:iZy9BBMV: ぶっちゃけすぐに破滅すると思ってましたｗ
まさかこんなに成り上がるとはスゲーよ君はｗ
269 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:03:49.82 ID:N2qUGTbG: 唯一のわからせ相手がラティファなのもいろんな意味で持ってるなあｗ
273 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/14(水) 00:06:15.88 ID:aohFvpXm: 　　　　　　　　　　　　　　　　　_　　---　　__
　　　　　　　　　　　　　 _ -ﾆ |lⅱ！ // ///ﾆ- _
　　　　　　　　　　　 _-〕ｉⅱ！ⅱ！ⅱ！ⅱ！〔彡,
　　　　　　　　　 _-弋〕ⅱ！ⅱ！ⅱ！ⅱ！〔彡ﾍ
　　　　　　　　　　 /=ｧ⌒～ ---　　-‐ﾆ￣　　ハ＜'
　　　　　　　　　　 |/〔　　　　　　　　　　　　　｜ }- _',
　　　　　　　　　　 | / |　　　　　　　　　　　　 ⅰ ∨　|　　　　　　　ククク鬼龍傭兵団を救ってくれるとは思ってたが
　　　　　　　　　　 |{　j ‐￢冖　　　　　￣｀｀冖 }　∨ |
　　　　　　　　　　_」､　　　　　　 }　{　　　　　　ﾉ　 V／ヽ　　　　　俺様もここまで事態が大きくなるとは夢にも思わなんだ
　　　　　　　｛ﾍ| ,,.>＜迄ｯ‐ｧﾉ　 `＜迄アく⌒　 { /ﾉ/
　　　　　　　　　　: :|⌒　　｀``｀　} - _ 　｀｀　　ヽ　 |(┐{
　　　　　　　　　　{ハ　　￣￣￣ﾉ　　、￣￣￣　　　| )　,
　　　　　　　　＼',　　　　// 　　　 `､　　　　　 |_／
　　　　　　　　　　 l　　／ └ .,,＿,,. ┘　＼　　　 ' |
　　　　　　　　　　 |', 　(┌‐t‐ -----_‐ｧ￢ )　　/　|
　　　　　　　　　　 |∧　　 `､二二二ノ　　　　/ 　 |
　　　　　　　　　　 |　＼　　　　　　　　　　　／　　 .| _
　　　　　　 _　-ﾆﾆ|　　　＼　　　　　　／　　　 |ニﾆ- _
　　　　　 _ -ﾆニニﾆ- _　　　 `　..,,____,,.　イ　　　　 _ -ニニニﾆ- _

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　／ニニニニ>、
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ7^ｰ‐‐‐‐‐‐'ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　ったく出来すぎた息子を持つと
　　　　　　　　　　　　 |=/
　　　　　　　　　　　　　　 V　 __＿ } _j＿_}｜　　　　　　　　　　　　　　　　親も釣られて苦労するってのがよーくわかったぜ
　　　　　　　　　　　　　　l^l 　 `ﾟ='ﾌハﾟ='ﾞ　|
　　　　　　　　　　　　　乂　　ノ｛____ハ　ﾊ　　　　　　　　　　　　　　　　もう付き合いきれねーからこれでおさらばだ
　　　　　　　　　　　 ´￣/>､ < ｰ==='　 /{￣　｀　、
　　　　　　　／　　　　 ∧　＼＿＿_／ハ　　　　＼　　　　　　　　　　
　　　　　 ´￣＼___＿__/　〉、__　　　　　/＿＿_＿／￣￣＼
　　／　　　　＼V´ ￣￣￣＼　　ノ´￣￣`マ´　　　　　ヽ
　　/　　　　　　　　、　　　　　　　V´　　　　　　＼
　 .′　　　　　　　　ハ　　　　　　　 |　　　　　　　　　ヽ　　　　 }
　 {　　　　　　　　/　 }／　　　　 |　　　　　　　　　　V 　　　　∧
　 ∨　　　　　 / ／　　　　　 |　　　　　　　　　　}　　　／
274 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:07:53.71 ID:POrsyU9s: 鬼龍ちゃん…
275 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:08:28.45 ID:N2qUGTbG: 最初に救ったといっても過言ではないお方
276 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:09:02.77 ID:DWr/KM4H: 団長………
278 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/14(水) 00:10:41.33 ID:aohFvpXm: 　　　　　　　　＿
　　　　 ,.-''"三ﾆ.＼
　　　　.r'三三三三ミ`,
　　　　.ヽ三三三三三|
　　　　　 ',ニ三三三ﾐ,'
　　　　　　',三三三ミ,'
　　　　　 .'､_三三ミ`、_
.　　　　　._,,.-┘ﾆ三三三ミ..､　　　　　　　　　 ,､
　　 ,r.''"三三三三三三三三ミ''.-､　　　　　 _　f;!..l;L!i　　　　　団長っ！
　　.lﾆ三三三三三三三三三三三l,　　　　ヾ,.j;;ﾚミ'ﾉ
　　lﾆ三三三三三三三三三三三ﾐ',　　　　ζ三,.r"
　 .lニ三三三三三三三三三三三ニi 　 γ'三r"
　 lﾆ三三三三三三三三三三三三ﾆ`､.ｨ.三ミヽ
　.!ﾆ三三三三三三三三三三/､ﾆ三三三三.／
　!ﾆ三三三三三三三三三ﾐノ.　.＼三三三./
. lニ三三三三三三三三ニ,'　　　＼ﾆミ/
.,'ﾆ三三三三三三三三三〈　　　　　｀.´
,'.三三三三三三三三三三`、

　　　　　　　　　　　　　＞ ´/////////＜
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　　　　　　　　　　　　　　/ﾍ　////////////////＼
　　　　　　　　　　　　　./ﾍ`　　`　､ ////////////∧
　　　　　　　　　 __/　.,　　　　　　`ー---===/// l　　　　　　　　もう平気だ……鬼龍傭兵団は俺が支えられる
　　　　　　　　　　　/ / ,　　　` 　､　　　　　　　, l=≦ l
　　　　　　　　　　 l.rl　　r===､、/ .,　´　　'　　,..l=≦ l　　　　　　　　尻はもう自分で拭ける
　　　　　　　　 L/　ヽヽo_.ノ l　/,===､、　 ,　.f三:/
　　　　　　　＿＿__/　　　`ー―-､ヽ_o＿ヽ　　/´ヽ　　　　　　　　　俺様の成りたかった自分に成れた
　　,,;=≦三三三三l　　　,-　r´　/,,`ー--- 　 ./r､}/
-=≦三三三三三/l　　 lヽ `i__,､ノ､　　　　　/ノ../､　　　　　　　　　　逃げずに立ち向かってたおまえを見てたら……柄にもなく看過されちまったせいだぜ
::=三三三三三三l .l　　 ` ､　` ､___.ヽ.　　　/ ` ´三≧､
三三三三三三三l ﾍ　　　ヽ　`ー´　　　／l　 l三三三:＞､
三三三三三三三ﾍ　＼　　　　　　　　＜　/　/三三三三=:ヽ
三三三三三三三=ﾍ　＞――‐＜　　 ./　/三三三三三三
三三三三三三三三:＼　　ヽ　　　　　　./.／三三三三三三三
三三三三三三三三三:＞ー------―＜三三三三三三三三
279 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:13:49.55 ID:B/XJPVTk: 団長・・・！
280 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/14(水) 00:15:29.16 ID:aohFvpXm: 　　　　　　　　＿
　　　　　　／三三"ヽ
　　　　 /三三三三ﾐ`､
　　　　 .lニ三三三三ﾐ〉
　　　　 ',ニ三三三ﾐ/　_,-‐、
　　　　 ',ﾆ三三三.,' i´三ミ｀h
　　　　_, ,/ニ三三.ノ　.'､ﾆ三ミ.l
. ,.r ''三三三三三.i､　 r'三ミ／　　　　　　　あんたはっ！誰がなんと言おうと
i三三三三三三三ミYニ三ﾆ{
',ﾆ三三三三三三三三三ﾆ/　　　　　　　　　俺の親父だっ！鬼龍っっ！！
..',三三三三三三三三三ﾐ,'
　`、三三三三三三三三〈
　 .`､三三三三三三三三.',
　　　',三三三三三三三三.i
　　　 .',.三三三三三三三ミi
　　　 i.ニ三三三三三三三',　 .,r､ヘ､
　　　 ,'ニ三三三三三三三ﾆ',,r'ﾆ三ﾐﾉ
　　 ,'.ニ三三三三三三三三三ﾆ-.'

　　　＞iiiillll||||||||||||||||lllli＜
　／iiiiilllllllllllllllllllllllllllllllllliiiiiiii＼
　　 ´￣`ー――――´￣
　　　　＿　　　l ||　l __
　　´　　　　`　| l l /　　　　`
　　　＿_　　l　l　l　＿__
　　／ re ヽツ＿_ゞ/ re ヽ
　　二二二／　　＼二二二　　　　　　　　あぁこれで俺様
　　　　　　 /..::.....::..ﾍ
　　　　　..::ヽｲi:::::iﾍ/ ヽ　　　　　　　　　　　心置きなく子離れできる
　　　,　　　,　､l:::::l,　､
　　〈ー≦二T二T二T≧‐〉　　　　　　　　おまえも親離れの時間だぜ
　　　　　```````´´´´´´
　;　　　ヽー´￣￣ヽー´　　　　　　　　　　達者でな！俺には出来すぎた息子だったぜ！
ﾍ ;　　　　　　　　　　　　　　;
...ﾍ;　　　　　　　　　　 ;
　...＼　　　　　　　　　　　／
　l. 　 `ー―――――‐ ´　　l
　 l　　 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
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　　 l　　:::::::::::::l::::::::::l:::::::::::::::l
　　　l　　:::::::::::L:::::::」:::::::::::::l
ヽ　　 l　　::::::::::::::Y::::::::::::::::l　　／
三二ニニニニニニニニニ二三
三三三三三三三三三三三三三
281 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/14(水) 00:18:09.35 ID:aohFvpXm: 　　　(⌒ 、　　　　.. .　... :. .:.:.:.: .: .... ..:.:.:.:..　　　　　　　.:.:.:.. ..　 ..　.... .:.:.:...
　（　　　ヽ⌒ヽ、　　　　　　　　　　　　／　　　/ .. .:.:.:..: .:.:.:.. ....:.:...
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　　　　　　　　　　｀ヽ　　　　／　|´　　　　　　 , へ
　　,　⌒ヽ . .. :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:. .　|___／　　　　/ . ... .. 　 | 　 |　　.. .... .. .:.:.:.
　（　　　　' 　　　　　　　／　　　　　 ./　　　　　ヽノ
　ゝ　　｀ヽ　　　　　／　.... .:.:.:.:.:...　/ .:.:.:..:.:. ..　　　|　.　......　　.. .
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､-…‐ミ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r｀ヽ:ヽ:::ヽﾊ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,′　　∨　　　　　　;:　　　丶}　　　　　　　　貴方は鬼龍傭兵団で頑張るようです　Fin
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /{　　 { ://　　　　　　　　､　　ハ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /{　　／ /　　　　　　　ヽ:::j ､＼　＼_
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282 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:18:42.82 ID:BwkY+5gX: 傭兵弾で頑張り終わったんだな……
完結乙
283 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:18:56.26 ID:aRTiuU3f: 完結乙
鬼龍で始まり鬼龍で終わる…
285 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:19:32.69 ID:rIl4TYwF: 完結乙
魂と絆の親子なんだ
292 ： ◆jrSCTgwVlSEh ： 2025/05/14(水) 00:22:29.13 ID:aohFvpXm: えー完走した感想ですが

SENKAしようと言うコンセプトなのに

一切SENKAに携われない主人公くんにはびっくりです

チートにもほどがあるおまえがナンバーワンだ
293 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:25:29.15 ID:/A9om5WE: 王道の貴種流離譚でやんした
298 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:31:20.29 ID:iZy9BBMV: 完結乙
いい最後だった
299 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:37:45.35 ID:LAUq/FWH: 完結乙でしたー
303 ：隔壁内の名無しさん： 2025/05/14(水) 00:48:47.19 ID:tAEGt/1i: 完結乙
滅亡フラグマシマシの国を一般人が救うには、これくらいの器量や天運がいるという良い見本

星間の性譚

匿名より:

2025年5月18日 10:29

完結乙
色んな人間に都合がよすぎて創作とか複数人説を疑われても一次資料で否定されるだろうヤベーやつ

4

返信
匿名より:

2025年5月18日 12:20

完結おめでとうございます、この人のオリで1番好きかもしれん

4

返信
匿名より:

2025年5月18日 16:26

とても清々しい終わり方で楽しかったです。
ここぞというタイミングでダイスを外さないのは本当にすごかったな……

4

返信
匿名より:

2025年5月18日 21:23

>主人公くん、彼は楽聖としての名も恣にし彼を神と崇める者まで現れる始末
主人公くん「ラティファの夫、楽聖です…。」
後世の歴史家「あっ…(察し)」

3

返信
匿名より:

2025年6月1日 23:50

話の最初の設定からは想像つかない着地で完走したな

1

返信

ダンジョン黎明記　第2話

匿名（6月22日 18:21）

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匿名（6月22日 13:40）匿名（6月22日 12:35）

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スレ本棚管理人（6月22日 11:20）匿名（6月22日 02:16）スレ本棚管理人（6月20日 20:23）

最低でも8股しないと世界が闇に包まれるできる夫の恋愛事情　第13話

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やる夫の冒険者学校・闇鍋アトリエ仕立て　第71話

匿名（6月22日 10:30）

濁る田沼の水に現代人三人ほど放り込んでみた　第1話

匿名（6月22日 06:44）

魔法戦姫サマーカラーとスケベ体育教師やる夫　第10話

匿名（6月22日 06:30）匿名（6月22日 03:17）匿名（6月22日 02:17）匿名（6月22日 00:22）匿名（6月21日 23:45）匿名（6月21日 22:00）匿名（6月21日 21:31）匿名（6月21日 21:19）匿名（6月21日 20:34）

魔法戦姫サマーカラーとスケベ体育教師やる夫　第9話

匿名（6月22日 04:43）匿名（6月22日 02:10）匿名（6月21日 15:22）匿名（6月21日 09:01）スレ本棚管理人（6月20日 20:22）匿名（6月20日 18:49）

マナー講師

匿名（6月21日 23:13）

ダンジョンもきついけど探索者はもっときついっスね　第10話

匿名（6月21日 21:17）

ダンジョンもきついけど探索者はもっときついっスね　第9話

匿名（6月21日 21:15）

ダンジョンもきついけど探索者はもっときついっスね　第8話

匿名（6月21日 21:10）

ダンジョンもきついけど探索者はもっときついっスね　第6話

匿名（6月21日 20:54）

濁る田沼の水に現代人三人ほど放り込んでみた　第2話

匿名（6月21日 20:06）

やる夫の異世界侵略記　後日譚73

匿名（6月21日 18:05）

やる夫の異世界侵略記　後日譚72

匿名（6月21日 17:58）

やる夫の異世界侵略記　第20話

匿名（6月21日 17:42）

真・女神転生オタクくんサマナー　～世界滅亡パパ活計画を阻止せよ！～　第977話　魔王城RTA　３-２

匿名（6月21日 17:40）

やる夫スレ本棚でまとめて欲しい作品アンケート（6月）

匿名（6月21日 16:04）匿名（6月21日 16:00）

やる夫は運命の十人を見つけるようです　第37話

匿名（6月21日 13:37）

マジチンEP3　第13話

匿名（6月21日 12:40）

×××日後に絶対に不幸になるやらない夫改めのか夫

匿名（6月21日 11:56）

やる夫は運命の十人を見つけるようです　第35話

匿名（6月21日 10:23）

やるやらでっきーの異世界冒険者もの・闇鍋あんこ仕立て　第46話

匿名（6月21日 08:11）

異世界で無双出来ると思ったのに何か釈然としない　第1話

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それゆけダージ凛　第64話

匿名（6月21日 07:29）

やる夫は運命の十人を見つけるようです　第36話

匿名（6月21日 06:01）

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貴方は鬼龍傭兵団で頑張るようです　最終話

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