本作は、極度の不運に見舞われ続けている高校生の百地希留耶(キャルちゃん)が、
いつの間にか携帯にインストールされていた催眠アプリを見つけるところから始まる話です。
対象の意思決定と記憶に最長24時間介入できるというこのアプリを試しに使ってみたところ本物だと確信した希留耶は、
罪悪感の少ない相手として同じクラスのやる夫を選び、
食事をおごらせるなど少しずつ生活の足しにしていきます。
一方で希留耶の家庭では、「様」への絶対服従や経典の暗唱を強いられ、
成績のことで手を上げられるなど日常的に虐待を受けており、
それがアプリへの依存を強める理由にもなっています。
「かわいそうはかわいい」をテーマに、
罪悪感を抱えながらもアプリに頼っていく希留耶の姿がコミカルとシリアスの入り混じった筆致で描かれます。




























