元禄期の江戸。
廻船問屋前田屋の跡取り息子として、現代人の記憶を持つ魂が転生します。
転生させたのは第六天魔王で、煩悩に満ちた豊かな社会を作って衆生の解脱を妨害することを使命として課された、
という数奇な始まり方をする物語です。
前田屋藤四郎と名付けられた主人公は、父・権造のもとで商売を学びながら、
医者兼蘭学者の神代先生に師事して読み書きや剣術、俳句、茶道もたしなみます。
第六天魔王の加護と品種改良の力を使い、天然痘の予防法やじゃがいも・さつまいもの栽培と料理法を広めて、
行き場をなくした子どもや老人たちを助けていきます。
世間からは金儲けに走る悪徳商人と呼ばれますが、その正体は孤児や病人を救い世の中をよくする善行の数々。
ダイスの結果や読者から寄せられるネタで展開が転がっていく、皮肉の効いたコメディです。




























