舞台は「型月っぽい世界」であって型月そのものではないと断られたうえで語られる、
五世紀末のガリア地方です。
西ローマが滅び、各地に難民や蛮族があふれる混乱の時代に、一つの魔術師一族が暗躍を始めます。
港湾都市ボルドーの交易商一族アラウダエ、愛称チンクは、
困っている者を放っておけない正義のヒーローを装い、その信頼と神格化によって根源に至ろうと企みます。
初代は魔獣退治で刻印を得て一族を興しますが、
押し寄せる難民の対応に追われるうちに武装難民を率いる魔術師に敗れ、一族は滅ぼされてしまいます。
生き延びた娘が産んだ子が三代目として家を継ぎ、
ランスロットらの血を取り込みながらボルドーを取り戻していきます。
各代の当主にどんな試練を与えるかを読者の投票で決めていく安価形式のダイス企画で、
軽妙な掛け合いと歴史考証を行き来しながら世代を重ねていく作品です。






























